JP3022320U - 魚釣用リールのスプールの糸止め装置 - Google Patents
魚釣用リールのスプールの糸止め装置Info
- Publication number
- JP3022320U JP3022320U JP1995010105U JP1010595U JP3022320U JP 3022320 U JP3022320 U JP 3022320U JP 1995010105 U JP1995010105 U JP 1995010105U JP 1010595 U JP1010595 U JP 1010595U JP 3022320 U JP3022320 U JP 3022320U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing line
- locking
- spool
- winding
- cylindrical portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 魚釣用スピニングリールのスプールに捲着す
る釣糸の捲き始め部及び捲き終り部の双方を簡易な構成
により係止してスプール捲着胴部における釣糸の捲着保
持を確実にする。 【解決手段】 スプール１の捲着同部２の後部に形成さ
れた大径の円筒部３の外周面に釣糸係止部５′を有する
釣糸係止部材５を配置するに際して、その取付片５″を
円筒部３の前端面内側に当接して係止ピン６で挟着して
抜け止め固定し、該係止ピン６には係止軸６′を後方に
突設すると共に係止ピン６近傍の円筒部３の前端面には
糸通孔７を穿設し、釣糸８の捲き始め部は係止軸６′
に、捲き終り部は釣糸係止部５′に係止して釣糸の解れ
及び絡みを防止する。
る釣糸の捲き始め部及び捲き終り部の双方を簡易な構成
により係止してスプール捲着胴部における釣糸の捲着保
持を確実にする。 【解決手段】 スプール１の捲着同部２の後部に形成さ
れた大径の円筒部３の外周面に釣糸係止部５′を有する
釣糸係止部材５を配置するに際して、その取付片５″を
円筒部３の前端面内側に当接して係止ピン６で挟着して
抜け止め固定し、該係止ピン６には係止軸６′を後方に
突設すると共に係止ピン６近傍の円筒部３の前端面には
糸通孔７を穿設し、釣糸８の捲き始め部は係止軸６′
に、捲き終り部は釣糸係止部５′に係止して釣糸の解れ
及び絡みを防止する。
Description
【０００１】
本考案は魚釣用スピニングリールにおけるスプールの糸止め装置の改良に関す るものである。
【０００２】
魚釣用スピニングリールのスプールにおいて、捲着される釣糸の捲き始め部を 係止する方式として実開平１−７９９７４号公報が、また釣糸の捲き終り部を係 止する方式として実開昭６３−８６７６２号公報が夫々知られている。
【０００３】
しかしながら従来の方式は釣糸の捲き始め部又は捲き終り部の何れか一方だけ を係止するだけであるため、前者の場合は捲き終り部を、後者の場合は捲き始め 部を夫々スプールに結着その他の手段で係止して解れ又は絡みを防止する必要が あってスプールにおける釣糸を確実に捲着状態に保持することが面倒であり、ま たスプールにこれらの係止部を別々に形成することはその構成が複雑となりコス トが増加すると共に魚釣り操作中の釣糸も纒絡し易くなってリール操作に支障を 来す等の問題点がある。
【０００４】 本考案はこれらの現状に鑑み、釣糸の捲き終り部の係止部材のスプールへの取 付手段を利用して釣糸の捲き始め部も同時にかつ簡易に係止するようにして、ス プールにおける釣糸の捲着保持を確実にするようにした魚釣用リールのスプール の釣糸の糸止め装置を提供することを目的とするものである。
【０００５】
本考案は前記目的を達成するために、スプールの釣糸捲着胴部の後部に形成し た大径の円筒部の外周部に配置する釣糸係止部を有する釣糸係止部材の取付片を 円筒部の前端面に内側に当接して後方に係止軸を突設した係止ピンで抜け止め固 着すると共に該係止ピンの近傍における円筒部の前端面には糸通孔を貫通穿設し たことを特徴とするものである。
【０００６】 前記係止ピンによる釣糸係止部材の抜け止め固着手段としては、スプールの円 筒部前端面に対して係止ピンを螺着又は圧入或は接着して釣糸係止部材を挟着固 定するのが好ましく、また釣糸係止部材は金属片、合成樹脂片等で形成してその 弾性作用を利用して釣糸を挟着係止するのが好適である。
【０００７】
本考案の実施の形態を実施例の図面について説明すると、スピニングリールの スプール１の釣糸捲着胴部２の後部には大径の円筒部３が一体に形成され、該円 筒部３の外周部に設けられた凹部４には後部に釣糸係止部５′を有する合成樹脂 からなる釣糸係止部材５が嵌合配置されると共にその取付片５″は円筒部３の透 孔３′を介してその前端面内側に当接して後方に係止軸６′を突設しかつ円筒部 ３の前端部に螺着された係止ピン６によって挟着固着されており、更に前記係止 ピン６の近傍における円筒部３の前端面には糸通孔７が貫通穿設されている。
【０００８】 従って釣糸８はその捲き始め部を係止ピン６の係止軸６′に係止し糸通孔７を 挿通して釣糸捲着胴部２に捲着し、その捲き終り部は釣糸係止部材５の釣糸係止 部５′に挟着仮止め係止して釣糸８を釣糸捲着胴部２に確実に捲着保持してその 解れ及び絡みを防止するものである。
【０００９】
本考案は釣糸の捲き終り部を係止する釣糸係止部材を固着する係止ピンに設け た係止軸を利用して釣糸の捲き始め部も同時に係止固定するようにしたので、釣 糸の捲き始め部及び捲き終り部の何れをも係止してスプール捲着胴における釣糸 の捲着保持作用を円滑かつ確実に行い、スプールにおける釣糸の解れ又は絡みを 防止できると共にその構成も極めて簡易となりそのコストを節減することができ る。
【図１】本考案の一部切欠正面図。
【図２】同要部の平面図。
【図３】図２Ａ−Ａ線断面図。
【図４】同要部の斜視図。
【図５】図２Ｂ−Ｂ線断面図。
１ スプール ２ 釣糸捲着胴部 ３ 円筒部 ５ 釣糸係止部材 ５′ 釣糸係止部 ５″ 取付片 ６ 係止ピン ６′ 係止軸 ７ 糸通孔
Claims (1)
- 【請求項１】 スプールの釣糸捲着胴部の後部に形成し
た大径の円筒部の外周部に配置する釣糸係止部を有する
釣糸係止部材の取付片を円筒部の前端面に内側に当接し
て後方に係止軸を突設した係止ピンで抜け止め固着する
と共に該係止ピンの近傍における円筒部の前端面には糸
通孔を貫通穿設したことを特徴とする魚釣用リールのス
プールの糸止め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995010105U JP3022320U (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 魚釣用リールのスプールの糸止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995010105U JP3022320U (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 魚釣用リールのスプールの糸止め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3022320U true JP3022320U (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=43157632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1995010105U Expired - Lifetime JP3022320U (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 魚釣用リールのスプールの糸止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3022320U (ja) |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP1995010105U patent/JP3022320U/ja not_active Expired - Lifetime
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