JP3021720U - 清拭具 - Google Patents
清拭具Info
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- JP3021720U JP3021720U JP1995009575U JP957595U JP3021720U JP 3021720 U JP3021720 U JP 3021720U JP 1995009575 U JP1995009575 U JP 1995009575U JP 957595 U JP957595 U JP 957595U JP 3021720 U JP3021720 U JP 3021720U
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- JP
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- abrasive
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な操作で研磨材の表面を新たなものに変
更可能で、且つ、研磨材の両面を無駄無く使用すること
のできる清拭具を提供することを目的とする。 【解決手段】 円筒形状を成す巻き取りローラ、送り出
しローラに長帯状の研磨材をそれぞれ同一方向に巻取ら
せ、この状態で露出した研磨材にてワックスの拭き取り
作業等を行う。そして、汚れた場合には各ローラを反対
方向に回転させることにより、新しい面を露出させる。
これにより、容易に新たな研磨材を露出させることがで
き、更に、研磨材の表面、裏面をともに使用することが
できる。
更可能で、且つ、研磨材の両面を無駄無く使用すること
のできる清拭具を提供することを目的とする。 【解決手段】 円筒形状を成す巻き取りローラ、送り出
しローラに長帯状の研磨材をそれぞれ同一方向に巻取ら
せ、この状態で露出した研磨材にてワックスの拭き取り
作業等を行う。そして、汚れた場合には各ローラを反対
方向に回転させることにより、新しい面を露出させる。
これにより、容易に新たな研磨材を露出させることがで
き、更に、研磨材の表面、裏面をともに使用することが
できる。
Description
【0001】
本考案は、自動車の車体にワックスをかけた後の拭き取りや、屋内のフローリ ングを清掃するとき等に用いる清拭具に関する。
【0002】
例えば、自動車にワックスを塗布した後これを拭き取る際には、布や不織布、 紙等の研磨材が巻き付けられた清拭具が多く用いられる。従来において、このよ うな清拭具はウレタンフォーム等の軟質材にて形成された把持体に研磨材を巻き 付け、該研磨体が汚れたり傷が付いた場合には、これを適宜張り替えて使用して いた。
【0003】
しかしながら、このような従来における清拭具においては、研磨材が汚れたり 、損傷するとその都度研磨材を張り替える作業を行わなければならないので、多 くの手間がかかる。また、本来表面、裏面共に使用できる研磨材を一方の面のみ 使用して破棄することが多いので、無駄が多いという欠点があった。 この考案はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その 目的とするところは、簡単な操作で研磨材の表面を新たなものに変更可能で、且 つ、研磨材の両面を無駄無く使用することのできる清拭具を提供することにある 。
【0004】
上記目的を達成するため、本願考案は、断面形状が円形、楕円形又は多角形の 柱体にて形成される送り出しローラ、及び巻き取りローラと、前記送り出しロー ラ、巻き取りローラの各側面を互いに接触させる接触手段と、前記送り出しロー ラに旋回され、前記送り出しローラと巻き取りローラとを互いに逆方向に回転さ せることにより、送り出しローラと同一の方向で巻き取りローラ側へ巻き返され る長帯状の清拭シートと、を有することが特徴である。 また、請求項2では、前記送り出しローラ及び巻き取りローラの両端面に係止 されるアームをそれぞれ配置し、該アームに支持用の取っ手を接続したことを特 徴とする。 更に、請求項3では、前記巻き取りローラの回転軸部に回転レバーを取り付け 、該回転レバーは、回転軸を一方の方向に回転させたときに前記巻き取りローラ と連動して回転し、他方の方向に回転させたときには連動して回転しないことを 特徴とする。
【0005】 上述の如く構成された本考案によれば、送り出しローラに清拭シートを巻いた 状態で送り出しローラと巻き取りローラとの各側面を接触させ、各ローラを互い に逆回転させながら、各ローラで同一方向に巻き返されるように送り出しローラ 側から巻き取りローラ側へ清拭シートを送り出す。すると、各ローラの側面部に 清拭シートの研磨面が露出するので、この研磨面を用いて拭き取り等の清拭作業 を行うことができるようになり、この面が汚れた場合には巻き取りローラを例え ば90度回転させることにより汚れた研磨面は巻き取りローラに巻き取られ、新 しい研磨面が露出する。また、巻き取りローラによる研磨面と送り出しローラに よる研磨面とはそれぞれ清拭シートの表、裏が異なるので、清拭シートの両面を 無駄無く使用することができるようになる。 また、各ローラの両端面を係止するアーム及びアーム支持用の取っ手を取り付 ければ、フローリング等の床面を清掃する際に有用であり、更に、巻き取りロー ラの回転軸を回転させるレバーを設ければ、回転操作が極めて容易となる。
【0006】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係る清拭 具の第1実施形態の構成を示す説明図である。同図に示すように、この清拭具は ウレタンフォーム等の軟質材にて形成された円筒状をなす送り出しローラ1、巻 き取りローラ2を有しており、各ローラ1,2の両端部1a,2aには回転軸と なる突起3,4が形成されている。そして、各ローラ1,2にはそれぞれ巻取り 方向が同一となるように長帯状の清拭シートとしての研磨材5が連続して巻取ら れている。即ち、研磨材5は、図2の模式図に示すように、送り出しローラ1と 巻き取りローラ2との接合部にてS字をなすように配置される。 また、図1に示すように、各ローラ1,2の突起部3,4間は接触手段として のゴム輪6を8の字状にして連繋されており(実際には端部1a,2aの反対側 の面も同様に連繋されている)、この弾性力により送り出しローラ1と巻き取り ローラ2のそれぞれの側面どうしが圧着して接触するようになっている。そして 、各ローラ1,2は、それぞれの側面を接触させた状態で、使用者が片手で把持 できる程度の大きさとされている。
【0007】 次に、第1実施形態の作用について説明する。送り出しローラ1、及び巻き取 りローラ2に上記の如く研磨材5を巻き付けた状態で、該研磨材5により例えば 自動車のワックスを拭き取ることができる。即ち、各ローラ1,2はそれぞれウ レタン等の軟質材にて構成されているので、両ローラ1,2の側面を拭き取り対 象となる部位に接触させると、図3に示すように、ウレタンの可撓性によりこの 接触部位にて面接触することとなり、この面が使用面5aとなる。 そして、この使用面が汚れた場合には送り出しローラ1、及び巻き取りローラ 2をそれぞれ反対の方向、即ち、図2に示す矢印の方向に回転させる。すると、 送り出しローラ1から送り出された研磨材5は巻き取りローラ2に巻取られ、こ れにより、新たな部分が使用面に露出することになる。従って、使用者はこの部 分を用いて再度ワックスの拭き取り等の作業を行うことができるようなる。
【0008】 このようにして、本実施形態によれば、送り出しローラ1,巻き取りローラ2 を逐次回転させることにより研磨材5の表面が汚れた場合においても容易に新し い面を露出させることができるので、研磨材5を張り替える等の煩わしい作業を 省略することができる。また、図2から明かなように、送り出しローラ1にて外 側の面となっている研磨材5は巻き取りローラ2においては、内側となっている 。つまり、送り出しローラ1による拭き取り面と巻き取りローラ2による拭き取 り面とでは表裏が反対となっているので、研磨材5の表裏の両面を使用すること ができ、無駄無く研磨材5を使用することができるようになる。なお、各ローラ 1,2の回転に伴い、ゴム輪6もまた回転するので各ローラ1,2間を圧着する 力は常時作用し、送り出しローラ1と巻き取りローラ2とが分離することはない 。 更に、図3に示した使用面5aとは反対となる面を使用面5bとし、例えば、 汚れの多いワックスの拭き取りを使用面5aにて行い、使用面5bを用いて汚れ の少ない磨き作業を行うこともできる。これは、各ローラ1,2の回転方向から 、新たな研磨材5はまず使用面5bに露出し、その後、使用面5a側に送り出さ れるからであり、この方法を用いれば、研磨材5をより一層有効に利用すること ができる。
【0009】 図4は、本考案の第2実施形態を示す構成図である。同図に示すように、この 清拭具は、前記した第1実施形態に記載したものとほぼ同様であるが、ゴム輪6 を取り付ける位置が異なっている。即ち、この実施形態では送り出しローラ1、 及び巻き取りローラ2の内径部軸方向に該各ローラ1,2と同心円状に貫通孔7 ,8が穿設されており、この貫通孔7,8を通るようにリング状のゴム輪6が張 設されている。 そして、このような構成においても前記した第1実施形態と同様に拭き取り面 を容易に新しい面にすることができ、また、研磨材5の表裏の両面を無駄無く使 用することができる。
【0010】 図5は、本考案の第3実施形態を示す構成図である。図示のように、この清拭 具は送り出しローラ11、及び巻き取りローラ12のそれぞれの断面形状が正方 形とされており、各ローラ11,12の端面には回転軸となる突起13,14が 形成され、この突起13,14にゴム輪6が引っ掛けられて各ローラ11,12 が接合されている。その他の構成は前記した第1実施形態と同様である。そして 、このような構成においても、前記した第1、第2実施形態と同様に各ローラ1 1、12を回転させることにより新たな拭き取り面を容易に取り出すことができ 、また、研磨材5の両面を無駄無く使用することができるようになる。
【0011】 図6は、本考案の第4実施形態を示す構成図であり、同図に示すようにこの実 施形態は、三角形状の2枚のプレート33a,33bを有しており、各プレート 33a,33bの2つのコーナー部にはそれぞれ送り出しローラ32の回転軸3 6と巻き取りローラ31の回転軸35とが枢支されている。この際、各回転軸3 5,36とプレート33a,33bとは一定の摩擦力を有しており、回転が規制 されている。また、プレート33a,33bの残りの1コーナ部には、支持棒3 7が各回転軸35,36と平行に軸支されており、この支持棒37には回動自在 のリンク38を介して取っ手24が接続されている。取っ手24は、図では簡単 のため上部を省略しているが、実際には使用者が容易に取り扱うことのできる程 度の長さを有している。
【0012】 プレート33bは、回転軸35,36、及び支持棒37から取り外すことがで き、該プレート33bを取り外して送り出しローラ32及び巻き取りローラ31 を着脱することができるようになっている。また、巻き取りローラ31の回転軸 35のプレート33a側には一方の方向に傾斜した溝を持つギヤ40が軸支され ており、更にこの回転軸35にはレバー34が取り付けられている。このレバー 34にはギヤ40の溝と係合して一方の方向への回転を阻止するための係止片3 9が取り付けられている。
【0013】 次に、このように構成された第4実施形態の動作について説明する。まず、プ レート33bを取り外し、回転軸35,36に巻き取りローラ31、送り出しロ ーラ32を取り付け、更に、送り出しローラ32に巻かれている研磨材5を引っ 張って、巻き取りローラ31に巻きつける。この際の巻き付け方法は前述した図 2に示した方法と同様であり、送り出しローラ32の巻き付け方向と同一方向と する。 そして、この状態で露出した研磨材5の面を利用して、例えばフローリングの 清掃等を行い、露出した研磨面が汚れると、レバーを34を約90度回転させる 。これにより、係止片39がギヤ40の溝と噛み合って、巻き取りローラ31の 回転軸35を回転させて研磨材5を巻き取り、新しい研磨面を露出させる。その 後、レバー34を元の位置に戻す際には、係止片34とギヤ40の溝との係合が 解除されるので回転軸35は逆方向には回転しない。
【0014】 このようにして、第5実施形態では、レバー34を回転させるという簡単な操 作で研磨材5の新しい面を露出することができるので、操作が簡単であると共に 、直接巻き取りローラ31、送り出しローラ32を手で触れることはなく、清潔 である。また、本実施形態の如くの清拭具を使用して例えばフローリング等の清 掃をすると、巻き取りローラ31と送り出しローラ32との間の隙間部分にゴミ や埃等が蓄積され、これらのゴミや埃は研磨材5を巻き取ることにより、巻き取 りローラ側に巻き付いて送り出されるので、単に床面を磨くのみならずゴミや埃 の除去も容易に行うことができる。 更に、支持棒37と取っ手24とは回動自在のリンク38を介して結合されて いるので、取っ手の角度を任意とすることができ、この点においても操作が容易 となる。
【0015】
以上説明したように、本考案によれば、巻き取りローラ及び送り出しローラを それぞれ回転させるという簡単な作業で、使用後の汚れた研磨材を巻取り、新た な研磨材を露出させることができるので、取扱いが著しく容易となる。また、研 磨材の裏面、表面を使用するので研磨材を無駄無く有効に利用することができる という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案が適用された清拭具の第1実施形態の
構成を示す説明図。
構成を示す説明図。
【図2】 研磨材の巻取りの様子を示す説明図。
【図3】 第1実施形態に係る清拭具の使用面の例を示
す説明図。
す説明図。
【図4】 本考案の第2実施形態の構成を示す説明図。
【図5】 本考案の第3実施形態の構成を示す説明図。
【図6】 本考案の第4実施形態の構成を示す説明図。
1,32 送り出しローラ 2,31 巻き取りローラ 3,4 突起 5 研磨材 6 ゴム輪 7,8 貫通孔 33a,33b プレート 34 レバー 35,36 回転軸 39 係止片 40 ギヤ
Claims (3)
- 【請求項1】 断面形状が円形、楕円形又は多角形の柱
体にて形成される送り出しローラ、及び巻き取りローラ
と、 前記送り出しローラ、巻き取りローラの各側面を互いに
接触させる接触手段と、 前記送り出しローラに旋回され、前記送り出しローラと
巻き取りローラとを互いに逆方向に回転させることによ
り、送り出しローラと同一の方向で巻き取りローラ側へ
巻き返される長帯状の清拭シートと、を有することを特
徴とする清拭具。 - 【請求項2】 前記送り出しローラ及び巻き取りローラ
の両端面に係止されるアームをそれぞれ配置し、該アー
ムに支持用の取っ手を接続したことを特徴とする請求項
1記載の清拭具。 - 【請求項3】 前記巻き取りローラの回転軸部に回転レ
バーを取り付け、該回転レバーは、回転軸を一方の方向
に回転させたときに前記巻き取りローラと連動して回転
し、他方の方向に回転させたときには連動して回転しな
いことを特徴とする請求項2記載の清拭具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009575U JP3021720U (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 清拭具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009575U JP3021720U (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 清拭具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3021720U true JP3021720U (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=43157047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995009575U Expired - Lifetime JP3021720U (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 清拭具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3021720U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1075923A (ja) * | 1996-09-02 | 1998-03-24 | M N Eng Kk | シートモップ用ロールシート |
JP2010227502A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Daio Paper Corp | 清掃用具 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP1995009575U patent/JP3021720U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1075923A (ja) * | 1996-09-02 | 1998-03-24 | M N Eng Kk | シートモップ用ロールシート |
JP2010227502A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Daio Paper Corp | 清掃用具 |
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