JP6721772B1 - 清掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡便な構成でありながら、清掃操作は容易で軽快に実行出来、清掃作業中に粘着テープローラーと巻取ローラーとの間に架け渡される粘着テープが常時たるむことなく均斉に巻取ローラーに巻き取られる清掃装置を提供する。【解決手段】 粘着テープローラーから引き出された粘着テープを第2の補助支持管に搭載された粘着テープ巻取管に巻き取るに際し、第2の補助支持管と第2の支軸部7の間に配置されたコイルスプリングにより、粘着テープ巻取管に所望の回転方向に回転バイアス力が付加される様に構成されている清掃装置。【選択図】図 1

Description

本発明は、 清掃装置に関すものであり、特に詳しくは、粘着テープを装着したロールを使用し、当該粘着テープの粘着面で芥、塵、塵挨等を吸着しながら清掃作業を実行する清掃装置に関するものである。
従来から粘着テープを利用して、当該粘着テープの粘着面で毛くず、糸くず、髪の毛、犬や猫等の毛、その他塵、芥、塵挨等を吸着しながら清掃作業を実行する清掃装置は知られている。
当初の当該粘着テープを利用した清掃装置は、当該粘着テープを一つだけ装着した構造のものであり、係る構造からなる当該清掃装置の場合には、当該粘着テープを360度、前後に2〜3回転させると当該粘着テープの全周にゴミが吸着されてしまい、当該塵埃等を更に吸着させる為の新たな面が少なくなりさらに、回転させると殆ど吸着力がなくなっていた。
その為、当該従来例に於いては、上記粘着テープに粘着力効果がなくなった場合には、当該粘着面を当該粘着テープに設けられている切剥がし用のミシン目に沿って切り離すしか手段がなかった。
然しながら、上記記載の従来例においては、再度新たな吸着面を必要とし、その為に、当該ゴミ付着の吸着面をミシン線に沿って切離していたが、当該ミシン目に沿ってゴミの付着したテープを切り離す操作は、簡易ではなく非常に面倒であり、かつ、不衛生的でもあった。
例えば、前記記載の粘着テープ使用時に、ゴミ等が付着していない新しい粘着面を設けるには、付着している面をミシン糸に沿って除去するが、その際、一枚剥がすことが理想的であるが、当該重なり合っている粘着テープを時々2〜3枚同時に剥がしてしまう様な場合があったり、その操作が非常に面倒で有り、かつ不衛生で有り、いらいら感が発生したり、時間の無駄でもあった。
更に、従来例に於いては、先端部ローラーに粘着テープを、及び後部ローラーに巻取り用紙管を挿入装着して清掃操作を実行する際中に、当該先端部及び当該後部ローター全体か歪んだりすると、確実に後部紙管に、当該塵埃が付着している巻取ローラーを確実かつ正確に巻き取る事が出来なくなるという問題が多発していた。
係る従来の清掃装置を改良する方法として例えば、特開2014−236890号公報(特許文献1)や公開実用平成1−118768号公報(特許文献2)等に開示されている清掃装置が知られている。
係る清掃装置では、当該粘着テープローラを使用する他に、当該粘着テープローラから引き出される粘着テープを逐次巻き取る為の巻取ローラーを設け、当該巻取ローラーを当該粘着テープローラーと直接的の当接させ、当該粘着テープローラーの回転力を利用して当該巻取ローラーを当該粘着テープローラーの回転方向と異なる方向に回転させることにより、当該粘着テープローラーから引き出されて当該塵埃が付着している粘着テープを当該巻取ローラーに巻き取らせるように構成された清掃装置が提案されている。
係る清掃装置では、塵埃を吸着させた当該粘着テープの粘着面が当該巻取ローラーに於いて、当該当該粘着テープの塵埃を吸着させた粘着面が、内側となるように当該巻取ローラーに巻き取られることから、当該巻取ローラーの表面には、塵埃等が付着していない当該粘着テープの面が外周面を形成しているため、取り扱い上、衛生的であると同時に当該粘着テープに複数個のミシン目を入れる必要もなく、当該粘着テープを頻繁に切り離す操作も不要であるという利点があるが、その一方で、当該巻取ローラーを常時、適宜の弾圧部材を使用して、当該巻取ローラーを当該粘着テープローラーに押圧当接させておく必要がある事から、機構的に複雑となり、コスト高となると同時に当該各ローラーの当該清掃装置への取付操作や取外し交差が複雑で不便であると共に、当ギア清掃装置の操作に当たって、移動摩擦抵抗が高くなり、操作にかなりの力を加えなければならないという欠点があった。
その後、係る技術的欠点を改良する為に、特開2009−28228号公報(特許文献3)或いは特開平7−227375号公報(特許文献4)等が提案されている。
当該各公知例に於いては、前記した公知技術の問題点を解消する為に、粘着テープローラーと当該粘着テープローラーから引き出されて当該塵埃が付着している粘着テープを巻き取る巻取ローラーとを適宜の間隔を開けて相互に平行となる状態で配置し、且つ当該粘着テープローラーの回転運動を適宜の動力伝達手段、例えば、ベルト或いは歯車列機構等を使用して、当該巻取ローラーに伝達して、当該巻取ローラーを回転させるように構成したものである。
係る公知例では、確かに、当該清掃装置を適宜の被清掃面上を前後に繰り返し摺動させながら徐々に前方に移動して行くような清掃作業を繰り返し実行するに際して、当該清掃装置を移動させる際の動作抵抗は少なくて済むという利点があるが、装置や機構の複雑さによるコスト高騰と言う問題が発生する方か、当該粘着テープローラーの直径が変化するにつれて、当該粘着テープローラーの回転数と当該巻取ローラーの回転数との固定された比率が、当該粘着テープローラーから引き出される粘着テープの長さと当該巻取ローラーに於ける巻き取り長さとの間に不一致状態が発生し、その結果、当該粘着テープローラーから引き出される粘着テープが、当該粘着テープローラーと当該巻取ローラーとの間でたるみ状態を発生させたり、円滑な巻取ローラーの回転が得られなくなるという深刻な技術上の問題を発生させるという欠点が見られた。
従って、係る従来の技術的課題や問題点を解決する技術がこれまでに求められていた。
特開2014−236890号公報 公開実用平成1−118768号公報 特開2009−28228号公報 特開平7−227375号公報
従って、本発明の目的は、当該粘着テープローラーを使用して、当該粘着テープの粘着層面にゴミ、ほこり、毛くず等を含む塵埃類を吸着させて清掃作業を行うに際し、当該清掃装置を適宜の被清掃面上を前後に繰り返し摺動させながら徐々に前方に移動して行くような清掃作業を繰り返し実行する様に構成された当該清掃装置に於いて、簡便な構成でありながら、清掃操作は容易で軽快に実行出来、当該粘着テープローラーや当該巻取ローラーの装着操作や取外し操作も容易であり、然も、当該清掃作業中であっても当該粘着テープローラーと当該巻取ローラーとの間に架け渡される当該粘着テープローラーから引き出された粘着テープが常時たるむことなく均斉に当該巻取ローラーに巻き取られる事が可能な清掃装置を提供するものである。
課題を解決する為の手段
本発明に係る当該清掃装置は、上記した目的を達成する為に、以下に示す様な基本的技術構成を採用するものである。
即ち、本発明に係る当該清掃装置に於ける基本的技術構成の態様としては、所定の長尺状部分を有し、且つ当該長尺状部分の一部に所望のハンドル部が形成されている本体枠体部と、当該本体枠体部の当該所定の長尺状部分に於ける所望の部位から当該長尺状部分に於ける長尺方向の中心軸線に対して直交する方向に外方に延展せしめられている、相互に平行でかつ相互間に所望の間隔を介して配置されている第1の支軸部と第2の支軸部とが設けられており、且つ当該第1の支軸部には、粘着テープが巻積された粘着テープローラの中心部に設けられた紙管部と任意に着脱自在に嵌合固定可能に構成された第1の補助支持管が正逆方向回転自在に取り付けられており、一方、当該第2の支軸部には、当該粘着テープローラーから引き出された塵挨の付着した粘着テープを巻き取る様に構成された中空状の粘着テープ巻取管と任意に着脱自在に嵌合固定可能に構成された第2の補助支持管が正逆方向回転自在に取り付けられており、且つ、当該第2の補助支持管は、当該第2の支軸部と当該第2の補助支持管の間に配置されたコイルスプリングにより、所望の回転方向にバイアス力が付加される様に構成されている清掃装置であって、且つ、当該第2の支軸部と当該粘着テープから引き出された塵挨の付着した粘着テープを巻き取る粘着テープ巻取管を搭載する第2の補助支持管との間に設けられている当該コイルスプリングは、その一端部は、当該第2の支軸部の一部位に固定されており、その他方の端部は、当該第2の補助支持管の一部位に固定されている事を特徴とする清掃装置清掃装置である。

本発明の効果
本発明に係る当該清掃装置は、上記したような基本的な技術構成を採用した結果、従来の同種の清掃装置に比べて、簡便な構成でありながら、清掃操作は容易で軽快に実行出来、当該粘着テープローラーや当該巻取ローラーの装着操作や取外し操作も容易であり、然も、当該清掃作業中であっても当該粘着テープローラーと当該巻取ローラーとの間に架け渡される当該粘着テープローラーから引き出された粘着テープが常時たるむことなく均斉に当該巻取ローラーに巻き取られる事が可能な安価で衛生的な清掃装置が得られるものである。
つまり本発明に係る当該清掃装置は、従来と同様に粘着テープを装着して使用するが、ゴミの付着面の粘着テープを剥がす必要もなく、一切付着したゴミに触れることがなくなると共に、当該粘着テープを最後まで連続して使用可能であり、非常に効率的かつ衛生的である。
しかも従来一般的に掃除は主婦の負担によるところが大部分であったが、掃除時手を汚すことなく掃除ができることにより、子供達や年配者でも容易に掃除を手伝うことを可能にしたことを特徴とする清掃装置を提供したことが可能となる。
図1は、本発明に於ける清掃装置の構成の概要を説明する平面図である。 図2は、本発明に於ける清掃装置の構成部分の内、第1の補助支持管と第2の補助支持管の構成の概要を説明する為の一部断面平面である。 図3は、本発明に係る清掃装置1の他の具体例の構成を説明する平面図である。 図4は、本発明で使用される第1の補助支持管の構成の一具体例を説明する図である。 図5は、本発明に於ける清掃装置の第1の補助支持管に粘着テープローラー9が搭載された状態に於ける第1の支軸部6を含む構成の状態を示す断面図である 図6は、本発明に於ける清掃装置で使用される第1の支軸部と第1の補助支持管との間の自由回転を防止するためのラチェット機構の構成例を説明する図である。 図7は、本発明に於ける清掃装置で使用される第1の支軸部に嵌合される第1の補助支持管の他の具体例を説明する図である。 図8は、本発明に於ける清掃装置で使用される第2の支軸部に嵌合される第2の補助支持管の一具体例を説明する図である。 図9は、本発明に於ける清掃装置で使用される第2の支軸部に嵌合される第2の補助支持管の一具体例と第2の支軸部と第2の補助支持管の間に配置されるコイルスプリングの取り付け方法の一具体例を説明する図である。 図10は、本発明に於ける清掃装置で使用される第2の支軸部と第2の補助支持管の間に配置されるコイルスプリングの取り付け方法の他の具体例を説明する図である。 図11は、本発明に於ける清掃装置で使用される第2の支軸部と第2の補助支持管の間に配置されるコイルスプリングの取り付け方法の他の具体例を説明する図である。 図12は、本発明に於ける清掃装置で使用される第2の支軸部と第2の補助支持管の間に配置されるコイルスプリングの取り付け方法の他の具体例を説明する図である。 図13は、本発明に於ける清掃装置で使用される第2の支軸部と第2の補助支持管の間に配置されるコイルスプリングの取り付け方法の更に別の具体例を説明する図である。 図14は、本発明に於ける清掃装置に於いて、粘着テープローラーから粘着テープ巻取管に対して、粘着テープを移送する方法の例を説明する図である。 図15は、本発明に於ける清掃装置の構成を示す側面図と当該清掃装置の使用方法の例を説明する図である。 図16は、本発明に於ける清掃装置で使用される粘着テープローラーの紙管の内部に粘着テープ巻取管を内蔵させたキットの例を示す図である。
以下に、本発明に係る当該清掃装置の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1は、本発明に係る第1の態様である当該清掃装置1の平面であり、図中、所定の長尺状部分3を有し、且つ当該長尺状部分3の一部に所望のハンドル部2が形成されている本体枠体部4と、当該本体枠体部4の当該所定の長尺状部分3に於ける所望の部位から当該長尺状部分3に於ける長尺方向の中心軸線5に対して直交する方向に外方に延展せしめられている、相互に平行でかつ相互間に所望の間隔を配して配置されている第1の支軸部6と第2の支軸部7とが設けられており、且つ当該第1の支軸部6には、粘着テープ8が巻積された粘着テープローラ9の中心部に設けられた紙管部と任意に着脱自在に嵌合固定可能に構成された第1の補助支持管11が正逆方向回転自在に取り付けられており、 一方、当該第2の支軸部7には、当該粘着テープローラー9から引き出された塵挨の付着した粘着テープ8を巻き取る様に構成された中空状の粘着テープ巻取管12と任意に着脱自在に嵌合固定可能に構成された第2の補助支持管13が正逆方向回転自在に取り付けられており、且つ、当該第2の補助支持管13は、図2に例示する様に、当該第2の支軸部7と当該第2の補助支持管13の間に配置されたコイルスプリング14により、所望の回転方向に回転バイアス力が付加される様に構成されている事を特徴とする清掃装置1が示されている。
尚、図2は、図1に於ける1具体例の当該清掃装置1に配備されている当該第1の補助支持管11及び当該第2の補助支持管13を半割して上方から見た平面図である。
つまり、本発明に係る当該清掃装置1は、基本的には、市販されている公知の粘着テープ8を適宜の内径を有する中空状の紙管10の外周部に、粘着剤層が形成されている面を外側にして複数回巻積させて構成された粘着テープローラー9を使用し、適宜の清掃操作を実行させながら、当該粘着テープ8の粘着層面に適宜の塵埃を吸着させながら連続的に或は間歇的に徐々に、然も、当該粘着テープ8の当該粘着層面を内側になるようにして当該粘着テープ巻取管12の表面に巻き取る様にしたものであるから、極めて衛生的であり、従来の技術に於ける、当該粘着テープ8を所定の清掃作業終了後に手で切り取ると言う困難で且つ不衛生な作業を行う必要も無く、当該粘着テープローラー9に巻積されている全ての当該粘着テープ8を完全に使い切った後には、当該粘着テープ巻取管12に巻き取られた塵埃を含んだ当該粘着テープのみを当該第2の支軸部7に搭載されている当該第2の補助支持管13から取り外して適宜処分するのみで簡単に清掃作業並びに清掃作業後の廃棄処理操作も容易に実行することが出来るのである。
当該紙管10の内径は特に特定されるものではなく、10乃至50mm等の任意の内径が採用されているが、一般的なものでは、その内径は38mmであるものが多い。
然も、本発明に係る当該清掃装置1に於いては、当該粘着テープローラー9から清掃作業中に徐々に送り出されてくる当該塵埃を吸着した粘着テープ8を、当該第1の補助支持管11と当該第2の補助支持管13との間で、当該清掃作業が継続中一切たるませる事なく、それによって、当該粘着テープ8同士が互いに絡み合って動作不能となる様な事態も回避できるので、当該粘着テープ8を効率よく巻き取る事が可能となり、然も、係る状態を当該粘着テープローラー9に積層された当該粘着テープ8の全てが送出される時点迄、確実に維持されるのである。
つまり、この事は、従来技術において、当該粘着テープローラー9や当該粘着テープ巻取管12に巻き取られた粘着テープ8からなる円筒体の直径が変化する事により機能不全現象が発生すると言う問題点を物の見事に解決して見せた事を示すものである。
その基本的技術構成は、上記した説明より明らかな通り、当該粘着テープローラー9から逐次引き出される当該粘着テープ8を当該粘着テープ巻取管12に巻き取るに際し、少なくとも当該粘着テープ8の静止状態に於いて、当該粘着テープ8に所望の張力を印加させるように、当該第2の補助支持管13に当該粘着テープ巻取管12を、当該粘着テープ8を巻き取る方向に回転する様な回転力バイアスを常時印加する様に構成し、但し、当該回転力バイアスは、当該粘着テープローラー9を当該粘着テープ8が引き出される様な方向に回転させる事の無い様なレベルに設定しておき、所望の清掃操作が実行された場合に当該粘着テープが新たに引き出された時点に於いては、当該引き出された粘着テープ8の長さだけ当該粘着テープ巻取管12に確実に巻きつけられるよう、当該第2の補助支持管13がその巻き付け方向に回転するように構成されているものであることが好ましい具体例である。
本発明に係る当該第2の支軸部7に於ける当該粘着テープ8の巻取り機構の構成の例としては、特に特定されるものではないが、例えば、図2に示される様に、当該第2の支軸部7と当該第2の補助支持管13との間に形成される空間部内に適宜のコイルスプリング14を挿入し、当該コイルスプリング14の一方の端部141を当該第2の支軸部7の適宜の部位に固定すると同時に、当該コイルスプリング14の他方の端部142を当該第2の補助支持管13の適宜の部位に固定する事が望ましく、係る構成により当該第2の補助支持管13を所定の回転方向に一定の角度を以って回転させる事により、当該第2の補助支持管13はそれとは反対の方向に回転しようとする回転バイアス力が付与され、その力を利用して当該粘着テープローラー9から所定の長さだけ引き出された当該粘着テープ8を当該第2の補助支持管13上に装着された当該粘着テープ巻取管12を、当該粘着テープ8を巻き取る方向に回転させる事によりその実行が可能となる。
尚、本発明に於いては、当該第2の補助支持管13に印加される当該回転バイアス力は、それ単独では、当該粘着テープローラー9を積極的に回転させて、当該粘着テープローラー9から、一定の長さの当該粘着テープ8を引き出すだけの力を発揮できるものではない程度に抑えておく事が望ましい具体例である。
本発明に於いて使用される当該コイルスプリング14は特にその構造や構成材料或はコイルの単位巻数、コイルの内径或は巻き方向等は特定されるものではなく、一般に市販されている圧縮スプリング或は圧縮コイルバネと通称されるものであれば如何なるものでも使用可能である。
例えば、本発明に於いて使用出来るコイルスプリング14(圧縮スプリング)は、一本の鋼線の断面形状は通常丸線形状であり、その直径は0.2mm〜1mm以内である事が一般的ではあるが、特定されるものではない。
例えば、ロール内径が25mm、長手方向の長さが80mmの最小のロールに於いて、鋼線の直径が0.6mmの前記丸線のコイルスプリング14(圧縮スプリング)の場合でも、前記コイルスプリング14の左右端部の何れかに於ける後述する移動板を考慮した場合であっても、25回転前後の巻取り回数を得ることが可能であり、前記長手方向の長さが100,160,320mmの何れかの場合でも、必要回数を当然25回転以上に設定出来ることはいうまでもない。
処で、当該コイルスプリング14には、通常右巻きコイルと左巻きコイルとが存在しており、本発明に於いてはいずれのタイプでも使用可能ではあるが、事前に上記した回転バイアス力を当該コイルスプリング14に内蔵させるために、当該コイルスプリング14をその中心軸に対して、所望の回転方向とは反対方向にねじれを付与するが、その際、当該コイルスプリング14の個々のコイル部分の内径が拡大する方向にねじる場合とそれが縮小する方向にねじる場合とが存在損するが、どちらかと言うと、当該コイル内径が縮小する方向にねじれを付与する方法が望ましいと考えられる。
尚、本発明に係る当該清掃装置1の寸法や形状等も特に限定されるものではなく、本願明細書で開示されている当該清掃装置1の外観が形状は、その具体例の一部を示しているものである。
図1に示される当該清掃装置1の一具体例に於いては、略全体の構造部分は、金属材料或は合成樹脂材料で構成されるものであり、場合によっては、その両者の材料を複合させたものであっても良いことは言うまでもない。
特に、本発明に係る当該清掃装置1を合成樹脂により構成する場合には、かなりの部分は、一体成型により製造することが望ましい。
此処で、本発明に係る当該清掃装置1の一具体例の構成を更に詳細に説明するならば、図1に示す当該清掃装置1の平面図から明らかな通り、当該清掃装置1は片側側面に略直線状の長尺状部分3で構成された一本の本体枠体部4と当該本体枠体部4の端部に於ける適宜の部位に、当該本体枠体部4中心軸線5と平行な方向に適宜の長さを有するハンドル部2が設けられている。
当該本体枠体部4や当該ハンドル部2の長さ、幅、高さ、断面形状等は特に特定されるものではなく、操作者が容易に手で持って動かすのに適した寸法・形状であることが望ましい。
又、当該ハンドル部2は当該本体枠体部4の中心軸線5の延長線上に設けられていても良く、或は、図示の様に、当該本体枠体部4よりも当該第1及び第2の支軸部6、7がそれぞれの中心軸線に沿って延展する部位の方向にずらせて配置したものであっても良い。
又、本発明に於ける相互に平行状態で配置されている当該第1及び第2の支軸部6、7の一方の端部61、70は、図1の一具体例に示す様に、当該本体枠体部4に、一体的或は適宜の固定部材を介して固定的に取り付けられており、一方、その他方の端部62、72は、自由端部とする事が可能であるが、後述する別の具体例では、図3の一具体例に示す様に、当該他方の端部62、72も別途設けた長尺状本体枠体部4’(第2の本体枠体部4’)に当接させる事により、両持型構成とすることも可能である。
尚、本発明に於ける上記具体例に於いては、当該第1の支軸部6に当該第1の補助支持管11を嵌合固定した後、或は当該第2の支軸部7に当該第2の補助支持管13を嵌合固定した後に、当該第1の支軸部6から当該第1の補助支持管11が脱落しない様に、当該第1の支軸部6の自由端部の一部に適宜の脱落防止機構119を設けると共に、当該第2の支軸部7と当該第2の補助支持管13との脱落を防止するために同様の脱落防止機構119を当該第2の支軸部7の自由端部の一部に設けておく事も望ましい具体例である。
上記具体例に於いては、当該第2の本体枠体部4’は、当該第1の支軸部6及び当該第2の支軸部7に、適宜の時点で、それぞれ当該第1の補助支持管11及び当該第2の補助支持管13を嵌合させる為に、当該第1の支軸部6及び当該第2の支軸部7に対して取り外し自在に構成されている事も望ましい具体例の一つであり、場合によっては、図3(B)にも示されている通り、当該第2の本体枠体部4’は、その一端部が別の本体枠体部4の一部分に、適宜の旋回部材を介して、旋回自在に構成されているものであっても良い。
当該第1及び第2の支軸部6、7の相互の配置間隔やその中心軸方向の長さも特定されるものではないが、当該中心軸方向の長さは、少なくとも、50mm以上である事が望ましく、最長でも250mm以下であることが望ましい。
これは、従来一般的に使用されている市販の粘着テープの幅は、80、100、160、220mmが殆どであることに起因するものである。
尚、係る従来の当該市販の粘着テープにあっては、当該粘着テープの巻取り周は、50、60、70、80、90周させているものが主力であり、当該粘着テープの全長の長さは、50周もので約7M(メートル)、70周もので約9M(メートル)強、90周もので約13M(メートル)で有り、一回転で、約14cmから16cm前後の長さの粘着テープが動くことになる。
尚、本発明に於いては、少なくとも、当該第1の支軸部6と当該第2の支軸部7のそれぞれの中心軸線間の間隔は、少なくとも当該粘着テープローラー9の外形直径の半分の長さと当該粘着テープ巻取管12の外形直径の半分の長さを加算した長さよりも長くなる様な間隔に設定しておく事が望ましい具体例である。
次に、本発明に係る当該清掃装置1に於いて使用される当該第1の補助支持管11の構成の一具体例を、図4及び図5を参照しながら詳細に説明する。
即ち、当該第1の補助支持管11は、当該第1の支軸部6に対して着脱自在で且つ回転自在に嵌合固定され、その外表面部には、当該粘着テープローラー9が着脱自在で且つ非回転状態で嵌合固定されるものである。
当該第1の補助支持管11の本体部135は、紙管或は合成樹脂を主体とする材料で構成された外径が、当該粘着テープローラー9に使用されている紙管部10の内径直径と略同一となるように設定された中空状の円筒体で構成されており、その中心軸線方向の長さは、当該粘着テープローラー9に使用されている紙管部10の中心軸線の長さよりも長くなるように設定する事が望ましい。
一方、当該中空状の円筒体135の当該中心軸線方向の左右両端部には、当該円筒体135の外形直径と略同一の外形直径を有する円盤状蓋体133,134であって、そのそれぞれの中心部には、当該第1の支軸部6が同時に貫通させる為の中心孔部132が形成された当該円盤状蓋体133、134が固定的に配置されている。
更に、当該円筒体135の外表面部131には、適宜の部位に、所定の高さと大きさを有するゴム材料或は弾性を有する合成樹脂等で構成された複数個のストッパー部136が配置形成されており、これが、当該円筒体135の外表面部131と当該粘着テープローラー9の紙管10の内径部との間の接触面に於けるずれ動作の発生を防止するものである。
尚、図5は、本発明に於ける当該清掃装置1の当該第1の補助支持管11に所望の粘着テープローラー9が搭載された状態に於ける当該第2の支軸部7を含む状態を示した断面図である。
又、本発明に於ける当該清掃装置1の別の具体例としては、当該粘着テープローラー9が清掃作業を実行以前或はその実行を中断している間において、勝手に自己自身で何れかの方向に回転する事は、別の問題が発生する事にもなるので、それを阻止し、作業者が当該清掃装置1を使用して所望の清掃操作を実行している時点でのみ所定の方向に所定量だけ回転するように設定されている所謂、自由な回転を防止するためのラチェット機構が設けられている事が望ましい。
当該所定の方向とは、好ましくは、当該粘着テープローラー9から当該粘着テープ8が引き出されて行く方向である。
その為の一具体例としては、図6(A)乃至図6(C)に示す様に、当該第1の支軸部6の外表面の一部に適宜の材料、例えば適宜の合成樹脂材料或は金属材料で形成された適宜の高さを有する一個或は複数個の爪部66を当該第1の支軸部6の中心軸線を中心として放射状に突出させると同時に、当該第1の補助支持管11の内壁面部であって当該爪部66が配置形成されている部位と対向する部位に当該爪部66と係合する複数本の所望の長さを持った、適宜の合成樹脂材料或は金属材料で形成された一個或は複数個の係止片部62を当該第1の支軸部6の中心軸線に向けた方向に突出形成させた構成を有するものである。
当該爪部66或は当該係止片部62の数や高さ等は特に限定されるものではないが、図6(A)乃至図6(C)に示す様に、必要に応じて任意に形成配置したものであっても良い。
即ち、上記具体例に於いては、当該爪部66と当該係止片部62との間の屈曲弾性率の程度によって、当該粘着テープローラー9が、清掃操作によって与えられる積極的な回転力を受けた場合を除き、その自由回転が確実に防止される事になる。
次に、本発明に係る当該清掃装置1に於ける当該第1の補助支持管11の別の構成の具体例を、図7を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図7に開示されている当該第1の補助支持管11の他の具体例は、当該第1の補助支持管11の上記した構成とは、機能的には略同一ではあるが、
当該第1の補助支持管11の軽量化と強度化を同時に達成し、且つ当該第1の補助支持管11に対する当該粘着テープローラー9の紙管10の嵌合搭載操作や嵌合取り外し操作を簡易化し容易化することを可能にするものである。
つまり、本具体例に於いては、前記した具体例に於ける円筒形中空体135とは異なり、当該第1の補助支持管11の両端部には、前記した具体例で使用された物と同様の構成からなる一対の円盤状蓋体116、117であって、そのそれぞれの中心部には、当該第1の支軸部6が同時に貫通させる為の中心孔部118が形成された当該円盤状蓋体116、117を当該各中心孔部118の中心軸線を一致させた状態で所望の間隔115を介して相互に対向するように固定的に配置しておき、その間隙部に、当該所定の長さを長尺部長さとして有し、且つ当該円盤状蓋体116、117の直径の長さと略近似する長さを短尺部長さとする2枚の遮蔽板部110、111を当該第1の支軸部6の中心軸線を介して上下方向に所望の間隔を介して相互に平行な状態で配置し、且つ、当該2枚の遮蔽板部110、111のそれぞれの短尺部を個別に当該円盤状蓋体116、117の内壁部面に、適宜の接合手段を介して接合固定すると同時に、当該遮蔽板部110、111のそれぞれの相互に対向する面とは反対側の表面上で、且つ当該各遮蔽板部110、111のそれぞれの長尺方向の中央線部(つまり当該第1の支軸部6の中心線と対向する部位)に沿って、所望の高さを有する、好ましくは、その高さが、当該それぞれの遮蔽板部110、111の外表面部から当該円盤状蓋体116、117の外周縁部面と略一致する位置まで到達する高さを有する垂直壁部112、113を配置形成せしめ、更に、当該遮蔽板部110、111と当該それぞれの垂直壁部112、113との接合部分Sに沿って、複数個の補強部材114が適宜の間隔で配置されている構成を採用しているものである。
本発明に係る当該具体例に於ける当該第1の補助支持管11は、好ましくは紙材或は適宜の合成樹脂材料で作製されるものであるが、特にそれが合成樹脂材料で製造される場合には、一体成型方式で製造される事がコスト的に望ましい方法である。
更に、上記具体例に於いては、当該遮蔽板部110、111の外周表面部と当該遮蔽板部110、111並びに当該垂直壁部112、113の最外端縁面には、前記した具体例で使用されている当該複数個のストッパー部136が設けられていることも望ましい具体例である。
次に、本発明に係る当該清掃装置1に於いて使用される当該第2の補助支持管13の具体的な構成とコイルスプリング14の取り付け構造についてその位置具体例を、図8を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図8乃至図11には、本発明に係る当該清掃装置1に於ける当該固定されている第2の支軸部7と当該第2の支軸部7に対して任意に回転自在に嵌合されている、当該粘着テープローラー9から引き出された塵挨の付着した粘着テープ8を巻き取る粘着テープ巻取管12を固定的に搭載する第2の補助支持管13との間に当該コイルスプリング14が設けられており、当該コイルスプリング14は、その一端部141は、当該第2の支軸部7の一部位に固定されており、その他方の端部142は、当該第2の補助支持管13の一部位に固定されている構成を示している。
本具体例の上記構成から明らかな通り、当該第2の補助支持管13は、当該コイルスプリング14が内在保有する回転力に従って、所定の方向に所定の回転数で回転せしめられ、その回転力を利用して当該粘着テープ8を当該粘着テープ巻取管12上に巻き取る事が可能となる。
この際、当該清掃装置1を最初に使用する場合には、予め当該第2の補助支持管13を、当該粘着テープ8を巻き取る方向の回転方向とは反対の方向に手動若しくは、適宜の床やカーペット、畳等の平板状部材と接触させながら、複数回或は数十回程度回転操作を実行して、上記した当該粘着テープ8の巻取り方向と同方向への回転力(回転バイアス力)を内蔵させるよう予備操作を実行してその状態を一時的に保存しておく必要がある。
但し、この保存操作は、手動で操作する場合には、手でその逆回転を防止しながら、粘着テープを粘着テープ巻取管12に張り付ける事で十分であり、又、既に粘着テープ巻取管12に粘着テープが貼り付けられている場合には、粘着テープローラー9そのものが当該逆回転を防止する事が出来る。
尚、図8(B)は、図8(A)に於ける当該第2の支軸部7の中心軸線に対して直交する面でみた断面図である。
処で、本発明で使用される第2の補助支持管13の構成は、その内部に上記した当該コイルスプリング14が配置されている事を除けば、基本的には当該第1の補助支持管11の構成と略同一である事が望ましく、但し、当該第2の補助支持管13の外径直径が当該第2の補助支持管13に嵌合搭載される粘着テープ巻取管12の内径と略同一となるように設定される事が好ましく、当該粘着テープ巻取管12の内径は略30mm乃至35mmに設定されるものである。
即ち、当該第2の補助支持管13の一具体例を、図9を参照しながら詳細に説明する。
即ち、当該第2の補助支持管13は、当該第2の支軸部7に対して着脱自在で且つ回転自在に嵌合固定され、その外表面部には、当該粘着テープローラー9から引き出された当該粘着テープ8を巻き取る為の当該粘着テープ巻取管12が着脱自在で且つ嵌合固定されるものである。
当該第2の補助支持管13の本体部は、図9(A)に示す様に、前記具体例と同様に中空状の円筒状筒体部130を構成しており、当該中空状円筒状筒体部130は、紙或は合成樹脂を主体とする材料で構成された外径が、当該粘着テープローラー9に使用されている紙管部10の内径直径よりも、上記した通り、わずかに小さくなるように設定されるものであり、その中心軸線方向の長さは、当該粘着テープローラー9に使用されている紙管部10の中心軸線の長さつまり、当該粘着テープ8の幅方向の長さよりも若干長くなるように設定する事が望ましい。
一方、当該中空状の円筒体130の当該中心軸線方向の左右両端部には、当該円筒体130の外形直径と略同一の外形直径を有する円盤状蓋体部152,153であって、そのそれぞれの中心部には、当該第2の支軸部7が同時に貫通させる為の開口部150,151が形成された当該円盤状蓋体152、153が固定的に配置されている。
更に、当該円筒体130の外表面部137には、適宜の部位に、所定の高さと大きさを有するゴム材料或は弾性を有する合成樹脂等で構成された複数個のストッパー部136が配置形成されており、これが、当該円筒体137の外表面部132と当該着テープ巻取管12の内径部との間の接触面に於けるずれ動作の発生を防止するものである。
次に、本発明に係る当該第2の補助支持管13を当該第2の支軸部7に回転自在に嵌合させるに際し、当該第2の補助支持管13と当該第2の支軸部7との間に図9(B)に示す通り、適宜のコイルスプリング14を介在させて組み立てるものであって、具体的には、当該コイルスプリング14の一方の端部141を当該第2の支軸部7の適宜の部位に固定すると共に、当該コイルスプリング14のコイル状部分の内部空間部に当該第2の支軸部7を貫通させた状態で、当該コイルスプリング14の他方の端部を当該第2の補助支持管13の所定の部位に固定接合するものである。
尚、実際の組み立て操作に於いては、先ず最初に、当該円筒形筒状体部137を構成する第1の円盤状蓋体部153を、その中心孔部151を介して当該第2の支軸部7に係合させ、その後当該コイルスプリング14を当該第2の支軸部7に挿入し、その第1の端部141を当該第2の支軸部7の所定の部位に適宜の固定手段を介して固定した後、当該中空円筒体部137を当該コイルスプリング14が配置されている当該第2の支軸部7を被覆するように当該第1の円盤状蓋体部153と合体させて一体化した後、当該コイルスプリング14の他方の端部142を当該第2の補助支持管13の内壁面の所望の部位に固定した後、当該第2の円盤状蓋体部152を、その中心孔部150を介して当該第2の支軸部7に挿入し、最後に当該第2の円盤状蓋体部152を当該中空円筒体部137の他方の端部と接合固定させる事により完成させるものである。
この際、図9(C)に示す様に、当該コイルスプリング14の他方の端部142を、当該第2の円盤状蓋体部152の一部に固定させるものであっても良い。
これによって、当該第2の補助支持管13は、予め所望する回転方向に回転させる為に、所定の回数だけ、当該所望する回転方向と反対方向に回転させて回転力バイアスを内蔵貯留させる事が可能となり、清掃作業中に当該粘着テープローラー9から引き出される所望の長さの塵埃の付着した粘着テープ8を当該粘着テープ巻取管12に巻き取る事が可能となる。
上記した当該第2の補助支持管13の構成が本発明に於ける基本的構成であるが、係る構成を予め市販される当該清掃装置1に組み込んでおく事が望ましい具体例である。
一方、上記の構成に於いて、例えば、当該コイルスプリング14が機能低下した場合や、当該コイルスプリング14と当該第2の支軸部7や当該第2の補助支持管13等との接合状態が破壊され、機能不全に陥った場合には、それを修復する事が必要となった場合の為に、当該清掃装置1のユーザーが、容易に当該修復操作が出来る様に構成しておく事も望ましい具体例である。
その為の一具体例としては、図9(D)に示す様に、所定の当該円盤状蓋体152の裏面部155の所望の部位156に予め当該コイルスプリング14の他方の端部142を固定したコイルスプリング部材140を形成しておき、係る補修用として、或は基本部材としてのコイルスプリング部材140を、そのまま新規の当該清掃装置1に採用して取り付けても良く、又、別売り部品として、当該清掃装置1のユーザーに提供する様にする事も可能である。
そして、当該補修用のコイルスプリング140を使用する際には、予め当該第2の支軸部7の一部、好ましくは当該第2の支軸部7で当該本体枠体部4に近接する部位に、適宜のコイルスプリング端部141の挿入孔部或は接合部149を設け、適宜の接合手段、例えば接着材或はボルト・螺子手段を介して、接合させるように構成する事が望ましい。
更に、好ましい具体例としては、図10乃至図12に示す通り、図9(C)及び図9(D)に示された当該コイルスプリング140を更に改良するものであって、特に、図10及び図12(A)に示す様に、当該コイルスプリング14の第1の端部141に適宜の断面形状を有し、所望の長軸方向長さを有するスライド部材143を固定的に取り付けておき、一方、当該第2の支軸部7の中心軸線方向に適宜の断面形状を有する溝部71を形成しておき、当該スライド部材143を当該第2の支軸部7の当該溝部71内に挿入させ、当該スライド部材143を当該第2の支軸部7の当該溝部71に沿って当該溝部71の当該本体枠体部4の方向に至るまで挿入侵入させ、当該コイルスプリング14も同時に当該第2の支軸部7の外周部に係合挿入させ、その後、最後に当該コイルスプリング140の他方の端部142が固定配置されている当該円盤状蓋体152を、当該円筒体137の端部に接合固定させることにより、当該第2の支軸部7と当該第2の補助支持管13との取り付け作業を完成させる事になる。
本具体例に於いては、当該第2の支軸部7に形成された当該溝部71の断面形状と当該コイルスプリング14の第1の端部141に設けられている当該の断面形状は略同一である事が望ましく、その断面形状は特に特定されるものではないが、好ましくは、当該スライド部材143が当該取り付け操作中或は当該清掃装置1の清掃作業中に当該溝部71内を擦動移動する際に当該スライド部材143が当該溝部71から脱落したり、変位したりすることを効果的に防止するために、図11(A)乃至図11(C)に示す様に、当該溝部71の断面形状と当該コイルスプリング14の第1の端部141に設けられている当該スライド部材143の断面形状は下向末広がりの台形形状に設定されている事が望ましい。
尚、本具体例に於ける当該溝部71は、当該第2の支軸部7の長尺軸方向の表面部全長に亘って一本形成されていても良く、一方、当該スライド部143は、その長尺方向の長さは特に特定されるものではないが、少なくとも10mmは必要であり、長いものでは、30mm乃至50mm程度のものも使用可能である。
尚、当該第2の補助支持管13と当該第2の支軸部7との組み立て完了後の断面形状は図12(B)に示されている。
又、本具体例に於ける当該第2の補助支持管13と当該第2の支軸部7との組み立て方法の他の具体例としては、図13に示されている通り、先ず、図9(A)で示されている当該第2の補助支持管13に於ける当該円筒体137のみを2分割する半割り構造とし、上半分の第1部材13−2とその下半分の台の部材13−1とを着脱自在の接合機構138を介して任意に分離・接合可能な状態に構成しておき、先ず、当該円筒体137の下半分の第1部材13−1と当該第1の円盤状蓋体153とを図13(B)に図示されている様に一体化させた状態で、当該第1の円盤状蓋体153の当該中心孔部151を介して当該溝部71が形成されている当該第2の支軸部7に貫通させ、その状態の間に、当該第2の支軸部7の自由端部から当該第2の支軸部7の固定されている他方の端部に向けて、当該コイルスプリング14の一方の端部141に取り付けられている当該スライダー部材143を当該溝部71に嵌合させながら挿入し、同時に当該コイルスプリング14の他方の端部142が接合固定されている当該第2の円盤状蓋体152も合わせて当該中心孔部150を介して当該第2の支軸部7に貫通挿入させ、最後に当該第2の円盤状蓋体152を当該半割り状態にある円筒体137の下半分の第1部材13−1の端部と接合固定させた後、当該半割り状態にある第1部材13−2を当該半割り状態にある第1部材13−1に接合固定させて当該円筒体137を完成させるものである。
尚、本発明に於ける当該具体例に於いては、当該円筒体137の替わりに、図7に示された当該第1の補助支持管11の別の構成の具体例と同一の構成を採用する事も可能であり、その際には、当該図7に示す構成と同様の構成を持った当該第2の補助支持管13を同じく半割り状態となし、上記した手順と略同じ手順にて組み立てを行う事も可能である。
尚、本発明に係る当該清掃装置1の当該第2の補助支持管13が損傷破壊或は寿命により作動不能になった場合の解体操作は、上記した組み立て操作手順を逆順で操作する事により実行できる事は言うまでもない。
以上説明した通り、本発明にかかる当該清掃装置1に於いては、当該ハンドル部2は、当該本体枠体部4に於ける所望の部位であって、当該長尺状部分3の長尺軸線方向5と一致する方向で且つ当該第1と第2の支軸部6,7に対して略直交する方向に形成されている事も好ましい具体例である。
一方、本発明にかかる当該清掃装置1に於いては、第2の支軸部7は、当該本体枠体部4に於ける所望の部位であって、当該第1の支軸部6と当該ハンドル部2との間の部位に配置されている事も好ましい具体例である。
更に、本発明に係る当該清掃装置1に於いては、当該第2の補助支持管13に対して付与される当該所望の回転方向に付加される当該バイアス力は、当該第1の支軸部6に装着された当該粘着テープローラー9から当該粘着テープ8の一部が引き出される場合に於いては、当該第2の支軸部7に装着されている当該第2の補助支持管13に嵌合固定されている当該粘着テープ巻取管12が、当該引き出された粘着テープ8を当該粘着テープ巻取管12の外周面に引き取りながら巻き付けを行える様な方向に回転力を与える方向に発生させるものである事も望ましい具体例の一つである。
次に、本発明に係る当該清掃装置1の使用方法や清掃作業方法等の具体例に関して、図14乃至図16を参照しながら詳細に説明する。
即ち、本発明に係る当該清掃装置1は上記した様な基本的技術構成を採用しているものであるが、実際の清掃作業を実行する場合には、上記した各種の塵埃類100を当該粘着テープローラー9に巻積されている当該粘着テープ8の粘着材層形成面81の粘着材部分で吸着させて収集するものであるので、当該第1の支軸部6に装着された当該粘着テープローラー9に於ける最外層面を構成する当該粘着テープ8の該表面部81は常に粘着剤層が配置されており、当該第2の支軸部7に装着されている当該第2の補助支持管13に嵌合固定されている当該粘着テープ巻取管12に巻き取られる当該塵挨100の付着した粘着テープ8は、当該塵挨100の付着した粘着層部の面81が常時、当該粘着テープ巻取管12の方向を向き、当該粘着テープ8の当該粘着層部が存在しない非粘着層部82が常時最外層部を構成する様に巻き取られるものである事も好ましい具体例の一つである。
係る具体例を実現させる為の好ましい具体例としては、図14(A)に示す様に、当該粘着テープローラー9に巻積されている当該粘着テープ8は、当該粘着材が塗布形成されている粘着材形成層面81が常に当該粘着テープローラー9の外周面に現れる様に巻積されており、当該粘着テープローラー9を所望の床面、畳面、絨毯・カーペット面或はタイル面、布団や家具、衣服類等の塵埃類の除去を要求される部材の表面に接触させて前後に回転擦動させることにより、当該粘着テープ8の当該粘着材層形成面81で当該塵埃類を吸着補修して取り除き、当該粘着テープローラー9から引き出された当該粘着テープ8を当該第2の支軸部7に回転力が内蔵されている状況下で回転可能に嵌合せしめられている当該第2の補助支持管13の上に嵌合固定されている当該粘着テープ巻取管12の表面に、当該塵埃類100が吸着されている当該粘着テープ8の粘着剤形成層面81を内側となるように、巻き付かせ、それによって当該粘着テープ巻取管12の表面部には、常に、当該粘着テープ8の当該粘着剤が形成されていない非粘着材層形成面82がその外周部を形成しているので、取り扱いに際して衛生的で、塵埃類100を気にすることなく当該清掃操作や当該粘着テープ巻取管12の取り外し操作を実行する事が出来る。
係る操作や係る作用効果を実現させる為には、図14(A)に示す様に、当該粘着テープローラー9から引き出される当該粘着テープ8は、隣接する当該第2の補助支持管13に嵌合されている当該粘着テープ巻取管12に対して下側から上側方向に襷がけ状に引き取られる様に当該粘着テープ8の移動方向を設定する必要がある。
即ち、本発明に於ける上記具体例に於いては、当該第1の支軸部6に装着された当該粘着テープローラー9から引き出された当該粘着テープ8は、当該第1の支軸部6と当該第2の支軸部7とを連結する仮想直線86を交差して当該第2の支軸部7に装着されている当該粘着テープ巻取管12に巻き取られる様に構成されている事が好ましい具体例である。
又、本発明に於ける具体例に於いては、図12(B)に示す通り、当該粘着テープローラー9から引き出される当該粘着テープ8は、隣接する当該第2の補助支持管13に嵌合されている当該粘着テープ巻取管12に対して上側から下側方向に襷がけ状に引き取られる様に当該粘着テープ8の移動方向を設定する事も可能である。
本発明に於ける上記2つの具体例に於いては、清掃操作や清掃効果は両者殆ど同一であるが、当該粘着テープローラー9の回転方向と当該粘着テープ巻取管12の回転方向とは逆方向であり、又図12(A)の具体例と図12(B)の具体例では、当該粘着テープローラー9の回転方向X1とX2とは相互に相反するものであり、当該粘着テープ巻取管12の回転方向Y1とY2もそれによって相互に背反する方向となる。
又、何れの具体例に有っても、当該粘着テープローラー9の直径は常時減少方向であるのに対し当該粘着テープ巻取管12上に形成される塵埃付着済み粘着テープ8の直径は上記増加する方向である事から、当該粘着テープローラー9と当該粘着テープ巻取管12とを当該清掃操作時に於いて同時に上記した被清掃面101に接触させる事は好ましくなく、望ましくは、清掃時には、当該粘着テープローラー9のみが当該塵埃類100が散在する被清掃面101と直接接触して回転させる事が望ましい具体例である、
その為、本発明に係る当該清掃装置1の具体例に於いては、図15(A)に示す通おり、当該本体枠体部4に対して当該ハンドル部2が当該本体枠体部4の長手方向の中心軸線5に対して、当該ハンドル部2の長手方向の中心軸線21とが所定の角度θで交差する様に、当該ハンドル部2を当該本体枠体部4に対して上側方向に折り曲げて構成する事が望ましい具体例である。
本発明に於ける当該交差角度θは20乃至40度である事が好ましい具体例である。
更に、図15(B)に示す通り、上記で説明した通り、実際の清掃操作に於いては、当該清掃装置1の当該ハンドル部2を作業者が手で持って当該塵埃類100が散在する被清掃面101に当該粘着テープローラー9のみが接触した状態で当該清掃装置1を前後に複数回往復させ、当該粘着テープ8に多数の当該塵埃類100が付着して、当該粘着テープ8の当該塵埃類100への粘着力が鈍ってきた場合には、その後、当該清掃装置1を更に前方に前進させて、当該粘着テープローラー9を更に回転させることによって、新たな粘着面層81を持った粘着テープ8を繰り出させ、その分だけ当該塵埃類100が付着した使用済みの当該粘着テープ8を当該粘着テープ巻取管12の表面部に巻き取る様に構成されている。
又、本発明に於ける当該清掃装置1の当該ハンドル部2が上記した通り、当該本体枠体部4に対して所定の角度だけ折れ曲がって形成されている事は、当該清掃作業が効率的に実施できることのほか、図15(C)に示す様に、当該清掃装置1の非清掃作業時には、当該清掃装置1を適宜の壁部102に適宜のフック103を介して吊り下げ保持擦る場合に、当該粘着テープ8の粘着材形成面が当該壁部102の表面と直接的に接触する事を防止出来、粘着材層面81が内部に隠匿されている当該使用済みの粘着テープ8の非粘着材層面82が表面に形成されている当該粘着テープ8のみが当該壁部表面102と接触するだけであるので、壁面を汚すことなく係止保管することが可能となる。
次に、本発明に係る当該清掃装置1に於いて、事前に当該第2の補助支持管13に所定の方向に向けた回転力を予め付与しておく方法の一例を、図15(D)を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図15(D)に示す通り、当該清掃装置1に於いて、当該粘着テープローラー9から引き出された当該粘着テープ8を当該粘着テープローラー9の下側から当該第2の補助支持管13に嵌合されている当該粘着テープ巻取管12に対して襷がけ状に移送させる場合に於いては、清掃作業中に当該粘着テープ巻取管12を当該粘着テープ8引き取るために、図示している回転方向Y1の方向に常時回転バイアス力が印加されている必要がある。
その為に、当該清掃装置1の最初に清掃操作に入る前に、当該清掃装置1を、当該ハンドル部2を持って当該被清掃面101上の前方方向(図示されているA方向)に1回で20cmから50cm程度移動させ、要すればこれを複数回繰り返して当該第2の補助支持管13とそれに固定的に嵌合されている当該粘着テープ巻取管12を所定の回数逆方向(Y1方向とは反対方向)に回転させ、その間当該粘着テープ巻取管12が逆方向に自力で回転しないように固定させておくか、手動で押さえておき、且つ係る操作を好ましくは複数回繰り返し、当該第2の補助支持管13に所定の回転方向Y1に向けた回転力を内蔵させておくことが望ましい。
これによって、その後、当該粘着テープ巻取管12の表面部に当該粘着テープローラー9から引き出された当該粘着テープ8を粘着貼り付けした後は、当該第2の補助支持管13は、当該粘着テープローラー9から引き出された所定の長さの当該塵埃付着後の粘着テープ8を送出された分だけ、確実に当該粘着テープ巻取管12に巻き取る事が可能となる。
係る事前の回転バイアス力の付与は、その後、清掃操作中に、当該清掃装置1を複数回前後方向(図に示すA方向及びB方向)に擦動操作を繰り返す際に、当該清掃装置1を当該B方向に移動させた際にも、当該回転バイアス力は増加されて保持される事になる。
一方、図14(B)に示されている具体例に於いては、上記操作は完全に逆方向となり、当該清掃装置1に於ける当該第2の補助支持管13に当該回転バイアス力を内蔵貯留させる為には、当該清掃装置1を図15(D)の状態に於いて、先ず後ろ方向(図中Bの方向)に所定の距離だけ後退させ、且つこれを所定回数繰り返す事になる事は言うまでもない。
つまり、本発明に於ける当該清掃装置1に於いては、当該清掃装置1の操時に於ける、当該第1の支軸部6に装着された当該粘着テープローラー9の回転方向と当該第2の支軸部7に装着されている当該粘着テープ巻取管12の回転方向とは逆方向である事が好ましい具体例の一つであり、又、当該第1の支軸部6と当該粘着テープローラ9を搭載する当該第1の補助支持管11との間には、当該粘着テープローラ9が、必要な時期を除き勝手に回転したり揺動運動する事を防止する為に、適宜の部位に適宜の回転・揺動運動防止手段157が設けられている事も望ましい具体例である。
更に、本発明に係る当該清掃装置1に於ける当該回転・揺動運動防止手段157は、ラチェット機構を含んでいる事が好ましい具体例である。
又、本発明に係る当該清掃装置1に於ける当該第2の支軸部7と当該粘着テープローラー9から引き出された塵挨の付着した粘着テープ8を巻き取る粘着テープ巻取管12を搭載する第2の補助支持管13との間に設けられている当該コイルスプリング14は、その一端部141は、当該第2の支軸部7の一部位に固定されており、その他方の端部142は、当該第2の補助支持管13の一部位に固定されている事も好ましい具体例であり、当該第1の補助支持管11及び/又は第2の補助支持管13の当該表面には、当該粘着テープローラ9の中心部に設けられた紙管部10の内面部及び/又は当該粘着テープ巻取管12の内面部との間に於けるスリップ状態の発生を防止する為の適宜のストッパー手段136が設けられている事も好ましい具体例である。
当該ストッパー手段136は、突起状部で構成されている事が望ましい具体例である。
更に、上記した本発明に係る当該清掃装置に於いて、当該清掃装置1を用いて最初に、若しくは当該粘着テープローラ9を新たに当該清掃装置1の当該第1の支軸部6に搭載したのち、最初に清掃作業を実行する以前に、当該第2の支軸部7に搭載されている当該第2の補助支持管13若しくは当該粘着テープ巻取管12が既に搭載されている当該第2の補助支持管13を少なくとも数回或いは数十回、当該第2の補助支持管13が当該粘着テープローラー9から引き出された塵挨の付着した粘着テープ8を巻き取る為に回転せしめられる回転方向とは反対の回転方向に回転させて、当該塵挨の付着した粘着テープを巻き取るに必要な回転力を当該コイルスプリング14内部に蓄積内蔵させる様に構成されている事も好ましい具体例である。
一方、本発明にかかる当該清掃装置1に於いては、当該本体枠体部4と当該ハンドル部2は一体的に若しくは個別に形成された当該本体枠体部4と当該ハンドル部2を適宜の接合手段により接合させて一体的に構成されたものであって、当該ハンドル部2は、当該第1と第2の支軸6,7の双方が所定の間隔を介して取り付けられている当該長尺状部分3に於ける長尺方向の中心軸線5に対して平行する方向に沿って当該本体枠体部4の所望の部位から当該第1支軸6が存在する方向とは反対側の方向に延展せしめられている事も望ましい具体例である。
又、本発明に係る当該清掃装置1に於いては、当該ハンドル部2は、当該第1と第2の支軸6,7の中心軸線に対して垂直に直交する面に於いて観察した当該清掃装置1の側面図に於いて、当該ハンドル部2の中心軸線21が、当該本体枠体部4に於ける当該第1と第2の支軸の双方が取り付けられている当該長尺状部分3に於ける長尺方向の中心軸線5に対して所望の角度だけ上方側に傾斜せしめられている事が更に望ましい具体例である。
一方、本発明にかかる当該清掃装置1に於いては、当該第2の支軸部7に回転自在に嵌合固定されている当該第2の補助支持管13は、その本体部は中空状の円筒体137で構成されていると同時に、当該第2の補助支持管13は、半割構造に形成されており、少なくともその一部である第1の部分13−1は当該第2の支軸部7に係合嵌合されているが、その他の部分である第2の部分13−2は、当該第2の支軸部7から分離可能な状態で構成されており、当該第2の部分13−2を当該第1の部分13−1から分離させた状態で、当該だ2の支軸7にコイルスプリング14を勘入させた後に、当該第2の部分13−2を当該第1の部分13−1に合体させて、当該第2の補助支持管13を閉鎖状態に戻す様に構成されている事が好ましい具体例の一つである。
一方、本発明にかかる当該清掃装置1に於ける、該第2の支軸部7の該表面に、当該第2の支軸部7の中心軸線に沿って、適宜の長さを有する連続状の溝部71を形成すると共に、当該溝部71内部に当該溝部71に内部を当該第2の支軸部7の中心軸線に沿って摺動するガイド部143を配置せしめ、当該コイルスプリング14の一方の端部141を当該ガイド部143の一部に固定せしめると共に、当該コイルスプリング14のもう一方の端部142を、当該第2の補助支持管13の端部に於ける中空状空間部を閉鎖固定する固定部材152の一部位に固定せしめる様に構成する事も、望ましい具体例の一つである。
一方、本発明に係る当該清掃装置1に於いては、図16に示される様に、当粘着テープローラ9の中心部に設けられた中空状の紙管部10の空間部の内部に、当該粘着テープローラ9から引き出された塵挨の付着した粘着テープ8を巻き取る為の中空状の粘着テープ巻取管12が内蔵されている事が望ましい具値例の一つである。
即ち、本発明に係る当該清掃装置1を実際に使用する際には、通常は、一般的には、市販されている当該粘着テープローラー9を購入し、当該清掃装置1の使用者が自ら当該粘着テープローラー9を当該第1の補助支持管11に当該紙管10を貫通嵌合させて搭載して使用開始擦る桃であるが、一方の当該粘着テープ巻取管12は通常は新規に購入下当該清掃装置1に既に付いていることが多く、したがって、使用者は単に当該粘着テープローラー9から当該粘着テープ8を所定量引き出した後に当該粘着テープ8を当該第2の補助支持管13に既に嵌合固定されている当該粘着テープ巻取管12の表面に接合させて巻取りを行わせる。
然しながら、たまたま当該粘着テープ巻取管12が破損して使用不能となった場合や、当該粘着テープ巻取管12が取り付けられていなかった場合には、当該粘着テープ巻取管12を個別に購入する事は不可能であるので、図示のように、予め新品の当該粘着テープローラー9の当該紙管部10の円筒状空間部内に当該紙管部10の内径よりも若干小さな外径直径を持った当該粘着テープ巻取管12を内蔵させて、それをセットの形で市販すれば、上記した不便は解消される事になる。
但し、この場合、当該粘着テープ巻取管12の直径は、当該粘着テープローラー9の紙管部10の直径より小さな直径のものにならざるを得ないと言う制限は存在する。
一方、本発明に於ける当該清掃装置1に於いては、特に、当該第2の補助支持管13と当該第2の支軸部7との間に配置された、当該920に所望の回転力を付与する当該コイルスプリング14に関し、当該コイルスプリング14の一方の端部141を所望の当該スライド部材143に固定させた上で、当該スライド部材143を当該第2の支軸部7に形成された当該溝部71の内部に挿入嵌合させ、当該スライド部材143を、当該溝部71内部を自在に擦動可能に構成させておく事により、当該コイルスプリング14に所望の旋回が挿入された際に、当該コイルスプリング14の規定の延び縮みが発生するのに対して、これに応答して、当該スライド部材143を、当該溝部71内部で適宜に移動させる事により、当該コイルスプリング14に於けるねじれが修正され、当該回転力をより均整に且つより強力に然も効果的に発揮する事が可能となる。
更に、本発明に於いて、当該コイルスプリング14の構成を採用する事により、清掃作業者が、当該コイルスプリング14が機能不全に陥った場合には、それを当該清掃装置から簡単に取り外す事が出来、同時に別に用意されている新品のコイルスプリング14を容易に挿入して再生させる事が可能である。
一方、本発明に係る当該清掃装置1に於いて、当該粘着テープローラー9に巻き付けられている当該粘着テープ8を全て使い切った場合、当該粘着テープ8の端縁部は、当該粘着テープローラー9の当該紙管部10の表面部を離脱して、強制的に当該粘着テープ巻取管12に巻き取られる事になる。
その後、前記した当該第1の支軸部6に搭載嵌合されている当該粘着テープ8を使い切った後の当該紙管部10を当該第1の補助支持管11から抜き取り、当該第1の補助支持管11に対して新たな粘着テープローラー9を挿入嵌合させ、一方、当該第2の支軸部7に嵌合されている当該第2の補助支持管13に搭載嵌合されている当該使用済みの粘着テープ8が巻き取られている当該粘着テープ巻取管12を当該第2の支軸部7から取り除き、新たな粘着テープ巻取管12を交換して当該粘着テープ巻取管12に嵌合固着させるものである。
尚、本発明に係る当該清掃装置1が図3に示される様に、当該第1の支軸部6と当該第2の支軸部7とが対向して設けられている一対の本体枠体部4の間に両持形式で保持されている構造のものにおいては、少なくともその一方の当該本体枠体部4を適宜の機構を介して開閉自在となし、当該本体枠体部4の少なくとも一方の本体枠体部4が開放された状態の間に、上記した当該粘着テープローラー9と当該粘着テープ巻取管12の取替えを実行する事になる。
上記した通り、本発明に係る当該清掃装置1に於いては、その技術構成の結果として、粘着テープ使用時、通常は前後回転3〜4回転しながら粘着力が弱くなりゴミの付着が低下する度に前後しながら前へ前へと回転させて進んで行くのであるが、一回転の平均値で約15mmであり使用時の回転が平均値で4回転前後とした場合60cmであり、当然当該第2の補助支持管13内設けられている圧縮スプリング14の回転数も少なくとも4回転前後の回転力を保持している。
又、上記した当該第2の補助支持管13内側に設けられている圧縮スプリング14の予め内蔵されている巻取り力で得られる回転回数は、一般的には4回転前後に設定されている事が望ましく、一旦複数回転して当該粘着テープ8を巻き取った後でも、清掃作業中に前後動を繰り返す事により、当該回転力の補充がなされるので、実質的な損失はない。
つまり、清掃作業中に前後動を繰り返す事により、当該粘着テープローラー9が正・逆の回転を繰り返すに際し、当該第2の補助支持管13も同様に正・逆の回転を繰り返すことになると同時に、当該清掃装置1が前後動しながら更に前進する場合が殆どである事を考慮すれば、前記圧縮スプリング14に蓄えられる当該回転力のパワー間違いなく確実に保持される事になる。
具体的には当該第2の補助支持管13を、7〜8回前後回転させれば良いのであるが、巻取り回数を限定するものでなく、先進方向の回転のみでの10回転(約1.5M)させるだけでも使用可能である。
尚、図14(B)に示される態様に於いては、上記の技術思想は完全に逆方向となることは言うまでもない。
更に、本発明に於いて、当該清掃装置1を使用して清掃作業を実行する場合に、当該第1の補助支持管11と当該第2の補助支持管13の内径を同径に設ける場合は、最終的には、当該第2の補助支持管13に粘着テープ8を巻き取り、これをゴミとして処分する場合、処分時の当該粘着テープ8の外径サイズはゴミ付着の結果、使用当初の3〜4倍になり、その分だけゴミとして前記サイズは拡大することになる。
つまり、当該各粘着テープ8の大きさの推定予測はできないが、焼却時の量としては膨大な量に成ることは予測できることは確実である。
上記観点から推定して、当該第2の補助支持管13と当該粘着テープ巻取管12の外径は、当該第1の補助支持管11の外径よりも小さめに設定しておく事が望ましい具体例である。
更に、上記した通り、当該粘着テープ巻取管12の巻取り芯を、例えば、上記した粘着テープローラー9の紙管10が持つ内径38mmの内側に、25mmの巻取り紙管12を挿入して設けることにより、当該粘着テープ巻取管12をその内側に挿入する事が可能であるから、それによって、外見上も好ましく、また、輸送費等々には問題なくクリアーでき、かつ、僅かではあるがゴミの量も削減可能であり、使用者全体からから考えると、ゴミの削減も大いに期待可能と考えられる。
更に、本発明と従来技術とを比較すれば、従来のミシン目を設けることを考慮すれば当然製造コストは割高になる、また内側に巻取り紙管設ける場合の粘着テープの場合も、その紙管だけコスト高にはなるが、前記に述べた通り焼却処分全体にすれば、ゴミ収集、輸送費、焼却経費等々を考慮すればCO2の削減に大きく貢献可能な解決手段でもある。
また、本発明のテープ自動巻取り装置の場合は、圧縮スプリング14以外全てを、弾性を有するプラスチック樹脂で成型加工する事により、非常に安価で製造可能であり、外観上も優美であり、しかも、粘着テープを途中で剥がすことなく、最後まで自動的に巻き取りことができるのである。
1 清掃装置
2 ハンドル部
3 長尺状部分
4 本体枠体部
4’ 第2の本体枠体部
5 中心軸線
6 第1の支軸部
7 第2の支軸部
8 粘着テープ
9 粘着テープローラ
10 紙管部
11 第1の補助支持管
12 粘着テープ巻取管
13 第2の補助支持管
13−2 半割り構造の上半分の第1部材
13−1 半割り構造の下半分の第2部材
14 コイルスプリング
141 コイルスプリング14の一方の端部
142 コイルスプリング14の他方の端部
21 ハンドル部の中心軸線
61 第1の支軸部の一方の端部
62 係止片部
63 歯部
64 歯止部
65 適宜の軸部
66 爪部
67 傾斜部
68 垂直壁部
70 第2の支軸部の一方の端部
71 溝部
81 粘着テープの粘着材層形成面
82 粘着テープの非粘着層部
86 仮想直線
100 各種の塵埃類
101 被清掃面
102 壁部
103 フック
110、111 遮蔽板部
112、113 垂直壁部
114 補強部材
115 間隔
116、117 円盤状蓋体
118 中心孔部
119 脱落防止機構
133、134 円盤状蓋体
136 ストッパー部
138 着脱自在の接合機構
141 コイルスプリングの一方の端部
142 コイルスプリングの他方の端部
143 スライド部材
149 コイルスプリング端部の挿入孔部或は接合部
150 中心孔部152,153 円盤状蓋体部
151 中心孔部
155 円盤状蓋体の裏面部
156 所望の部位
157 ストッパー

Claims (18)

  1. 所定の長尺状部分を有し、且つ当該長尺状部分の一部に所望のハンドル部が形成されている本体枠体部と、当該本体枠体部の当該所定の長尺状部分に於ける所望の部位から当該長尺状部分に於ける長尺方向の中心軸線に対して直交する方向に外方に延展せしめられている、相互に平行でかつ相互間に所望の間隔を介して配置されている第1の支軸部と第2の支軸部とが設けられており、且つ当該第1の支軸部には、粘着テープが巻積された粘着テープローラの中心部に設けられた紙管部と任意に着脱自在に嵌合固定可能に構成された第1の補助支持管が正逆方向回転自在に取り付けられており、一方、当該第2の支軸部には、当該粘着テープローラーから引き出された塵挨の付着した粘着テープを巻き取る様に構成された中空状の粘着テープ巻取管と任意に着脱自在に嵌合固定可能に構成された第2の補助支持管が正逆方向回転自在に取り付けられており、且つ、当該第2の補助支持管は、当該第2の支軸部と当該第2の補助支持管の間に配置されたコイルスプリングにより、所望の回転方向にバイアス力が付加される様に構成されている清掃装置であって、且つ、当該第2の支軸部と当該粘着テープから引き出された塵挨の付着した粘着テープを巻き取る粘着テープ巻取管を搭載する第2の補助支持管との間に設けられている当該コイルスプリングは、その一端部は、当該第2の支軸部の一部位に固定されており、その他方の端部は、当該第2の補助支持管の一部位に固定されている事を特徴とする清掃装置。
  2. 当該清掃装置は、当該清掃装置を用いて最初に、若しくは当該粘着テープローラを新たに当該清掃装置の当該第1の支軸部に搭載した後、最初に清掃作業を実行する以前に、当該第2の支軸部に搭載されている当該第2の補助支持管若しくは当該粘着テープ巻取管が既に搭載されている当該第2の補助支持管を、少なくとも数回或いは数十回、当該第2の補助支持管が、当該粘着テープローラーから引き出された塵挨の付着した粘着テープを巻き取る為に回転せしめられる回転方向とは反対の回転方向に回転させて、当該塵挨の付着した粘着テープを巻き取るに必要な回転力を当該コイルスプリング内部に蓄積内蔵させる様に構成されている事を特徴とする請求項1に記載の清掃装置。
  3. 当該第2の支軸部の表面部に、当該第2の支軸部の中心軸線に沿って、適宜の長さと幅を有する連続状の溝部を形成すると共に、当該溝部内部に当該溝部内部を当該第2の支軸部の中心軸線に沿って摺動するガイド部を配置せしめ、当該コイルスプリングの一方の端部を当該ガイド部の一部に固定せしめると共に、当該コイルスプリングのもう一方の端部を、当該第2の補助支持管の端部に於ける所望の部位に固定せしめた事を特徴とする請求項2に記載の清掃装置。
  4. 当該コイルスプリングのもう一方の端部は、当該第2の補助支持管の端部に於ける中空状空間部を閉鎖固定する固定部材に於ける所望の部位に固定せしめた事を特徴とする請求項3に記載の清掃装置。
  5. 当該ハンドル部は、当該本体枠体部に於ける所望の部位であって、当該長尺状部分の長尺軸線方向と一致する方向で且つ当該第1と第2の支軸部に対して略直交する方向に形成されている事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の清掃装置。
  6. 当該第2の支軸部は、当該本体枠体部に於ける所望の部位であって、当該第1の支軸部と当該ハンドル部との間の部位に配置されている事を特徴とする請求項5に記載の清掃装置。
  7. 当該所望の回転方向に付加される当該バイアス力は、当該第1の支軸部に装着された当該粘着テープローラーから当該粘着テープの一部が引き出される場合に於いては、当該第2の支軸部に装着されている当該第2の補助支持管に嵌合固定されている当該粘着テープ巻取管が、当該引き出された粘着テープを当該粘着テープ巻取管の外周面に引き取りながら巻き付けを行える様な方向に回転力を与える方向に発生させるものである事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の清掃装置。
  8. 当該第1の支軸部に装着された当該粘着テープローラーに於ける最外層面を構成する当該粘着テープの表面部は常に粘着剤層が配置されており、当該第2の支軸部に装着されている当該第2の補助支持管に嵌合固定されている当該粘着テープ巻取管に巻き取られる当該塵挨の付着した粘着テープは、当該塵挨の付着した粘着層部の面が常時、当該粘着テープ巻取管の方向を向き、当該粘着テープの当該粘着層部が存在しない非粘着層部が常時最外層部を構成する様に巻き取られるものである事を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の清掃装置。
  9. 当該第1の支軸部に装着された当該粘着テープローラーから引き出された当該粘着テープは、当該第1の支軸部と当該第2の支軸部とを連結する仮想直線を交差して当該第2の支軸部に装着されている当該粘着テープ巻取管に巻き取られる様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の清掃装置。
  10. 当該清掃装置の操作時に於ける、当該第1の支軸部に装着された当該粘着テープローラーの回転方向と当該第2の支軸部に装着されている当該粘着テープ巻取管の回転方向とは逆方向である事を特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の清掃装置。
  11. 当該第1の支軸部と当該粘着テープローラを搭載する当該第1の補助支持管との間には、当該粘着テープローラが、必要な時期を除き勝手に回転したり揺動運動する事を防止する為に、適宜の部位に適宜の回転・揺動運動防止手段が設けられている事を特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の清掃装置。
  12. 当該回転・揺動運動防止手段は、ラチェット機構を含んでいる事を特徴とする請求項11に記載の清掃装置。
  13. 当該第1の補助支持管及び/又は第2の補助支持管の表面部には、当該粘着テープローラの中心部に設けられた紙管部の内面部及び/又は当該粘着テープ巻取管の内面部との間に於けるスリップ状態の発生を防止する為の適宜のストッパー手段が設けられている事を特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の清掃装置。
  14. 当該ストッパー手段は、突起状部で構成されている事を特徴とする請求項13に記載の清掃装置。
  15. 当該本体枠体部と当該ハンドル部は一体的に、若しくは個別に形成された当該本体枠体部と当該ハンドル部を適宜の接合手段により接合させて一体的に構成されたものであって、当該ハンドル部は、当該第1と第2の支軸の双方が所定の間隔を介して取り付けられている当該長尺状部分に於ける長尺方向の中心軸線に対して平行する方向に沿って、且つ当該本体枠体部の所望の部位から、当該第2の支軸から見て、当該第1の支軸が存在する方向とは反対側の方向に延展せしめられている事を特徴とする請求項1乃至14の何れかに記載の清掃装置。
  16. 当該ハンドル部は、当該第1と第2の支軸の中心軸線に対して垂直に直交する面に於いて観察した当該清掃装置の側面図に於いて、当該ハンドル部の中心軸線が、当該本体枠体部に於ける当該第1と第2の支軸の双方が取り付けられている当該長尺状部分に於ける長尺方向の中心軸線に対して所望の角度だけ上方側に傾斜せしめられている事を特徴とする請求項15に記載の清掃装置。
  17. 当該第2の支軸部に回転自在に嵌合固定されている当該第2の補助支持管は、その本体部は中空状の円筒体で構成されていると同時に、当該第2の補助支持管は、半割構造に形成されており、少なくともその一部である第1の部分は当該第2の支軸部に係合嵌合されているが、その他の部分である第2の部分は、当該第2の支軸部から分離可能な状態で構成されており、当該第2の部分を当該第1の部分から分離させた状態で、当該第2の支軸にコイルスプリングを嵌入させた後に、当該第2の部分を当該第1の部分に合体させて、当該第2の補助支持管を閉鎖状態に戻す様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至16の何れかに記載の清掃装置。
  18. 当粘着テープローラの中心部に設けられた中空状の紙管部の中空空間内部に、当該粘着テープから引き出された塵挨の付着した粘着テープを巻き取る為の中空状の粘着テープ巻取管が付属品として内蔵されている事を特徴とする請求項1乃至17の何れかに記載の清掃装置。
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