JP2015208663A

JP2015208663A - 清掃用具

Info

Publication number: JP2015208663A
Application number: JP2014101790A
Authority: JP
Inventors: 勝野宮; Masaru Nomiya; 直美野宮; Naomi Nomiya
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2014-04-24
Filing date: 2014-04-24
Publication date: 2015-11-24

Abstract

【課題】清掃シートの拭き取り位置の移動を遠隔操作で実施する清掃用具は、当該清掃用具を構成する部品数が多く、構造が複雑で、重量があり、製造単価が高かったので、部品数が少なく、構造が簡単で、軽量化ができ、製造単価を低くすることができる清掃用具を提供する。
【解決手段】グリップ部３に柄４を設け、グリップ部３の逆方向の柄４にクランク形状のアーム５を設ける。アーム５の先端をロール２のシャフト支持部７へ挿入し、ロール２が外れないようにストッパー８で固定する。ロール２のシャフト支持部７の端にラチェット６の一方向のみ回転を固定させる機構を設けたことを特徴とした清掃用具。
【選択図】図１

Description

本発明は、清掃シートを巻付け固定したロール式拭き取り清掃用具に関するものである。

従来、清掃シートをロールに巻付け固定した清掃用具を用いて被清掃物の拭き取り清掃を行う際、清掃シートの拭き取り位置の移動におけるロールの回転及び固定については、グリップ部に備えた引き金により遠隔操作していた（特許文献１参照）。

特開平１０−１７９５０１号公報

これには次のような欠点があった。
清掃シートの拭き取り位置の移動を遠隔操作で実施する清掃用具は、当該清掃用具を構成する部品数が多く、構造が複雑で、重量があり、製造単価が高くなった。
本発明は以上の問題点を解決するためのものである。

グリップ部に柄を設け、グリップ部とは逆方向の柄にはクランク形状のアーム部材を装着する。当該アームの先端をロールのシャフト支持部に挿入し、ストッパーで固定する。ロールのシャフト支持部には一方向のみ回転を固定することができる機構部を設ける。
以上の構成によりなる清掃用具。

ロールのシャフト支持部に一方向のみ回転を固定させることができる機構部を設けることで、例えば前方向へのロールの移動時にはロールの回転を固定し、床等の被清掃物を拭き取ることができ、後方向へのロールの移動時にはロールを回転させて清掃シートの拭き取り位置を変えることができる。また上記により部品数が少なく、構造も簡単で軽量化ができ製造単価を低くすることができる。

本発明の斜視図である。本発明の断面図である。ラッチェット部の拡大図である。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）グリップ部（３）に柄（４）を設け、グリップ部（３）の逆方向の柄（４）にクランク形状のアーム（５）を設ける。
（ロ）アーム（５）の先端をロール（２）のシャフト支持部（７）へ挿入し、ロール（２）が外れないようにストッパー（８）で固定する。
（ハ）ロール（２）のシャフト支持部（７）の端にラチェット（６）の一方向のみ回転を固定させる機構を設ける。
（ニ）ラチェット（６）は歯車（９）と歯止め（１０）で構成され、図３矢印Ａで示す方向にロールを移動させた場合、歯止め（１０）より歯車（９）が押さえられることによってロール（２）の回転を固定するため、清掃シート（１）により被清掃物を拭き取ることができる。また、図３中矢印Ｂで示す方向にロールを移動させると、歯車（９）は図３中矢印Ｃで示す方向に回転し、歯車（９）に接触している歯止めずらし部（１１）が図３中矢印Ｄで示す方向に引っ張られ、歯止めずらし部（１１）と一体となっている歯止め（１０）も同様に動き、歯止め（１０）が歯車（９）から外れ、ロール（２）が回転することによって清掃シート（１）の拭き取り位置を移動させる。上記の動作を繰り返すことにより清掃シート（１）全体を使用した拭き取り清掃が可能となる。
本発明は以上のような構造である。

本発明を使用する時は、グリップ部（３）を握り、例えば、ロール（２）を図３矢印Ａで示す方向にロールを移動させる場合、ロール（２）は歯止め（１０）により歯車（９）が押さえられロール（２）の回転を固定するため、清掃シート（１）により被清掃物を拭き取ることができる。また、図３中矢印Ｂで示す方向にロールを移動させると、歯車（９）は図３中矢印Ｃで示す方向に回転し、歯車（９）に接触している歯止めずらし部（１１）が図３中矢印Ｄで示す方向に引っ張られ、歯止めずらし部（１１）と一体となっている歯止め（１０）も同様に動き、歯止め（１０）が歯車（９）から外れ、ロール（２）が回転することによって清掃シート（１）の拭き取り位置を移動させる。上記の動作を繰り返すことにより清掃シート（１）全体を使用した拭き取り清掃が可能となる。

１清掃シート、２ロール、３グリップ部、４柄、５アーム、６ラチェット、７シャフト支持部、８ストッパー、９歯車、１０歯止め、１１歯止めずらし部

Claims

（イ）グリップ部（３）に柄（４）を設け、グリップ部（３）の逆方向の柄（４）にクランク形状のアーム（５）を設け、
（ロ）アーム（５）の先端をロール（２）のシャフト支持部（７）へ挿入し、ロール（２）が外れないようにストッパー（８）で固定し、
（ハ）ロール（２）のシャフト支持部（７）の端にラチェット（６）の一方向のみ回転を固定させる機構を設ける、
以上の構成よりなる清掃用具。