JP3729779B2 - 網戸用網張具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、網戸枠の嵌合溝に網押さえチューブを網とともに押し込む作業に用いる網戸用網張具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、網戸の網の張り替え作業は、網戸の枠上に該網戸枠より若干大きく裁断した網を載せ、網戸枠に設けた嵌合溝に網押さえチューブを網とともに押し込んで網を網戸枠に固定することによりを行っている。この網の張り替え作業で、網押さえチューブを網戸枠の嵌合溝に押し込むのに用いられる網戸用網張具としては、図10〜図11に示すようなものがある。この網張具20は、柄21の一端側に押し込みローラ22を回転自在に取り付けたもので、押し込みローラ22は、ローラ22の厚さ方向の一方にローラ22の全周に亘って径方向に突出する凸部23が形成されている。ローラ22に凸部23を形成することにより、網押さえチューブがローラ22から外れるのを防止して、嵌合溝への押し込み作業を容易に行えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この従来の網張具20における押し込みローラ22に形成した凸部23の外周面は滑らかなため、網押さえチューブの嵌合溝への押し込み作業に際して、ローラ22が網上をスリップして作業に支障をきたすおそれがあった。また、この凸部23は厚みが薄く、網の横糸を引っ張るため、強く押し込んだ際には、横糸を切断してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、ローラが滑って網押さえチューブの押し込み作業に支障をきたすおそれがなく、また横糸を切断するおそれもないようにした網戸用網張具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明による網戸用網張具は、柄の少なくとも一端部に押し込みローラを回転自在に設け、前記ローラの厚さ方向の少なくとも一方に該ローラの全周に亘って径方向に突出する凸部を形成し、該凸部の外周全域に亘り所定ピッチで歯を形成したこと、を特徴としている。
ここで、凸部の厚さを網の目より小寸とし、歯のピッチを網の目に対応するピッチとするとよい。また、押し込みローラを着脱可能かつ回転自在に設けるようにしてもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実施例による網戸用網張具の正面図、図2は図1の左側面図、図3は網戸用網張具の使用状態を示す斜視図、図4は図3のIV−IV要部拡大断面図、図5は押し込み完了状態での図4相当の断面図、図6は他の実施例による網戸用網張具の分解正面図、図7は図6に示した押し込みローラの一部断面側面図、図8は押し込みローラの変形例を示す図2相当の左側面図、図9は押し込みローラの他の変形例を示す図2相当の左側面図である。
【0006】
実施例による網戸用網張具1は、把持部となる板状の柄2と、その一端側(図1において左側)をやや下方に屈曲させた先端部3に回転自在に取り付けた円盤状の押し込みローラ4からなる。押し込みローラ4は柄2の屈曲した先端部3に設けたスリット5に軸6により回転自在に取付けられている。
【0007】
押し込みローラ4は、その厚さ方向の一方(図2において左方)に、該ローラ4の全周に亘って径方向に突出する凸部7を形成してあり、その凸部7の外周全域に亘り所定ピッチの歯8を形成してある。歯8のピッチは、網戸用の網9の網目のピッチに略対応させて形成してある。また、凸部7の厚さD1 は網の目の寸法Aより小寸としてある。なお、歯8の形状としては、滑らかな山形と谷形の連続する形状とするのが好ましい。網戸用の網9は、一般には、2.54cmの間に縦糸10と横糸11とがそれぞれ18本織り込まれており、凸部7に形成する歯8のピッチもそれに対応させ、2.54cmの間に18歯となるように歯8を形成してある。
【0008】
押し込みローラ4の厚さD2 は網戸枠12の嵌合溝13の幅Lより小寸とし、該ローラ4の外周部が嵌合溝13内に入り込めるようにしてある。なお、嵌合溝13の幅Lや網押さえチューブ14の外径にも大小のものがあるため、それに合わせて厚さD2 の異なるローラを柄2の他端側に回転自在に設けるようにしてもよい。或いは、軸6とローラ本体とを一体に形成した(図7)、厚さD2 の異なる複数のローラ4を用意し、図6に示すように先端部3に軸通路17と軸受孔18とを形成し、該軸通路17と軸受孔18を介して、柄2の先端部3にローラ4を着脱可能かつ回転自在に設けるようにしてもよい。
【0009】
図1及び図2に示した網戸用網張具1における押し込みローラ部4の寸法を例示すると、ローラ基部4aの直径36mm、凸部7の外径39mm、ローラ部4の厚さ(D2 )4mm、凸部7の厚さ(D1 )0.8mm、凸部7に形成する歯8のピッチは、上記の通りの2.54cm間に18歯となるピッチである。なお、これらの数値は例示であって、嵌合溝13の幅L、網の目の寸法A等に対応させて適宜変更可能である。
【0010】
柄2の他端側には三角形状の押し込み片15を設けてある。この押し込み片15は嵌合溝13の角部13aに網押さえチューブ14を押し込む際等に用いる。柄2の下部には、手で握った際の握りを良くするためにゆるやかな凹凸16を設けてある。図2では、凸部7をローラ4の厚さ方向の一方だけに形成したものを示したが、図8に示すようにローラ4外周面を凹状として、凸部7,7をローラ4の厚さ方向の両側に形成してもよく、図9に示すようにローラ4外周面をU字状に形成して、ローラ4の厚さ方向の両側に凸部7,7を形成してもよい。
【0011】
次に、本発明による網戸用網張具1を用いた網戸の網の張り替え作業を説明する。先ず、網押さえチューブを嵌合溝から外し、古い網を取り除き、嵌合溝13をブラシ等で掃除する。次に、新しい網9を網戸枠12より少し大きめに裁断し、網目と網戸枠12とが平行になるように網戸枠12上に網9を展延して、クリップ等により仮止めする。
次いで、嵌合溝13に沿う網9上に網押さえチューブ14をのせ、網張具1の押し込みローラ4で網押さえチューブ14を嵌合溝13内に押し込み、押し込みローラ4を回転させながら前進して、網押さえチューブ14とともに網9を嵌合溝13内に圧入していく。このとき、網目と嵌合溝13との平行が保たれるように注意し、ローラ4の凸部7に形成した歯8の山部を網目の間を通過させながら、押し込みローラ4を回転させていく。
なお、嵌合溝13の角部13aでは、柄2の他端側の押し込み片15を用いて網押さえチューブ14を角部13aに押し込む。こうして、嵌合溝13の全周に亘って網押さえチューブ14を押し込み、最後に余分の網9をカッターナイフ等で切り取れば作業が終了する。
【0012】
上記作業において、押し込みローラ4の凸部7の全周に亘って所定ピッチの歯8が形成されているので、スリップすることなくローラ4の回転がスムースに行われる。また、歯8の山部が網目内に潜るため、網9の横糸11にかかる張力が和らげられる。一方、凸部7に歯8を形成していない従来の押し込みローラ22では、網の横糸11が凸部23で強く引っ張られるため(図12)、横糸切れを起こすおそれがある。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による網戸用網張具によれば、押し込みローラに形成した凸部の外周全域に亘り所定ピッチで歯を形成したので、押し込みローラの凸部外周面でスリップすることなくローラの回転が円滑に行われ、網押さえチューブの押し込み作業に支障をきたすおそれがない。
また、凸部の厚さを網の目より小寸とし、歯のピッチを網目に略対応するピッチとすれば、網張り作業に際して、歯の山部を網の目内に潜らせながら押し込みローラを回転させることができるため、網の横糸に過大な張力がかからず、網の生地を傷めることなく網張り作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による網戸用網張具の正面図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】網戸用網張具の使用状態を示す斜視図。
【図4】図3のIV−IV要部拡大断面図。
【図5】押し込み完了状態での図4相当の断面図。
【図6】他の実施例による網戸用網張具の分解正面図。
【図7】図6に示した押し込みローラの一部断面側面図。
【図8】押し込みローラの変形例を示す図2相当の左側面図。
【図9】押し込みローラの他の変形例を示す図2相当の左側面図。
【図10】従来例による網戸用網張具の正面図。
【図11】図10の左側面図。
【図12】従来例による押し込みローラを用いた場合の図4相当の断面図。
【符号の説明】
1 網戸用網張具
2 柄
3 先端部
4 押し込みローラ
4a ローラ基部
5 スリット
6 軸
7 凸部
8 歯
9 網
10 縦糸
11 横糸
12 網戸枠
13 嵌合溝
13a 角部
14 網押さえチューブ
15 押し込み片
16 凹凸
17 軸通路
18 軸受孔
1 凸部の厚さ

Claims (3)

  1. 柄の少なくとも一端部に押し込みローラを回転自在に設け、前記ローラの厚さ方向の少なくとも一方に該ローラの全周に亘って径方向に突出する凸部を形成し、該凸部の外周全域に亘り所定ピッチで歯を形成したことを特徴とする網戸用網張具。
  2. 凸部の厚さを網の目より小寸とし、歯のピッチを網の目に対応するピッチとした請求項1に記載の網戸用網張具。
  3. 押し込みローラを着脱可能かつ回転自在に設けた請求項1又は2に記載の網戸用網張具。
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