JPH0716198A - 粘着ロ−ルクリ−ナ - Google Patents
粘着ロ−ルクリ−ナInfo
- Publication number
- JPH0716198A JPH0716198A JP19084693A JP19084693A JPH0716198A JP H0716198 A JPH0716198 A JP H0716198A JP 19084693 A JP19084693 A JP 19084693A JP 19084693 A JP19084693 A JP 19084693A JP H0716198 A JPH0716198 A JP H0716198A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- tape
- shaft
- tacky adhesive
- adhesive tape
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- Pending
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- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 横長状円筒1の対向する両閉塞面2,3の外
壁中心には操作柄軸承部4,5を設けてこれに操作柄6
の二股先端部6a,6bを軸承し、内壁直径方向偏心部
にはロ−ル軸軸承部7,8とロ−ル巻取軸軸承部9,1
0を夫々対設して、ロ−ル軸軸承部7,8にはロ−ル軸
11を、ロ−ル巻取軸軸承部9,10にはロ−ル巻取軸
12を夫々軸承する。前記ロ−ル巻取軸12を前記閉塞
面2外に設けたツマミ13によって回転可能にし、横長
状円筒1の筒側面に長手方向にテ−プ出没溝14を設け
る。また、粘着テ−プTがテ−プ出没溝14を通過して
横長状円筒1の内から外へ引出されないように弛み防止
手段Sを設けて構成する。 【効果】 ロ−ルボックス1本体を回転させて粘着清掃
を行い、塵埃飽和状態となったらロ−ル巻取軸12に汚
れた粘着テ−プ部分を巻き取るので汚れた粘着紙に指を
触れずにきれいな粘着テ−プ部分も引き出される。
壁中心には操作柄軸承部4,5を設けてこれに操作柄6
の二股先端部6a,6bを軸承し、内壁直径方向偏心部
にはロ−ル軸軸承部7,8とロ−ル巻取軸軸承部9,1
0を夫々対設して、ロ−ル軸軸承部7,8にはロ−ル軸
11を、ロ−ル巻取軸軸承部9,10にはロ−ル巻取軸
12を夫々軸承する。前記ロ−ル巻取軸12を前記閉塞
面2外に設けたツマミ13によって回転可能にし、横長
状円筒1の筒側面に長手方向にテ−プ出没溝14を設け
る。また、粘着テ−プTがテ−プ出没溝14を通過して
横長状円筒1の内から外へ引出されないように弛み防止
手段Sを設けて構成する。 【効果】 ロ−ルボックス1本体を回転させて粘着清掃
を行い、塵埃飽和状態となったらロ−ル巻取軸12に汚
れた粘着テ−プ部分を巻き取るので汚れた粘着紙に指を
触れずにきれいな粘着テ−プ部分も引き出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絨毯、カ−ペットな
どに付着した塵埃を粘着テ−プに付着させて掃除する粘
着ロ−ルクリ−ナに関する。
どに付着した塵埃を粘着テ−プに付着させて掃除する粘
着ロ−ルクリ−ナに関する。
【0002】
【従来の技術】これまでに各種態様の粘着ロ−ルクリ−
ナが提案、実施されているが、粘着ロ−ルテ−プ(粘着
面がガムテ−プなどと逆巻になっている)の扱いずら
さ、ロ−ルカバ−(ロ−ルボックス)着脱の厄介さ、汚
れた部分を取り去るときの不潔さなどから、普及に今一
つの感がある。そこで本発明者は、先にロ−ルボックス
(ロ−ルカバ−)表面に粘着面を表向きに巻いたロ−ル
ボックス自体が回転体となる実願平5−19838を提
案している。この案は、汚れた部分をカットし取り去っ
て用いる構成となっている。このため汚れた部分に対す
る指の接触は避けられない難点があった。
ナが提案、実施されているが、粘着ロ−ルテ−プ(粘着
面がガムテ−プなどと逆巻になっている)の扱いずら
さ、ロ−ルカバ−(ロ−ルボックス)着脱の厄介さ、汚
れた部分を取り去るときの不潔さなどから、普及に今一
つの感がある。そこで本発明者は、先にロ−ルボックス
(ロ−ルカバ−)表面に粘着面を表向きに巻いたロ−ル
ボックス自体が回転体となる実願平5−19838を提
案している。この案は、汚れた部分をカットし取り去っ
て用いる構成となっている。このため汚れた部分に対す
る指の接触は避けられない難点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロ−ルボックス(ロ−
ルカバ−)自体が回転体となり、粘着テ−プロ−ルの装
填が円滑にでき、また粘着面の交換が極めて簡単に行な
え且つ汚れた部分に指を接触させずに巻取り収納できる
衛生的な粘着ロ−ルクリ−ナを提供する。
ルカバ−)自体が回転体となり、粘着テ−プロ−ルの装
填が円滑にでき、また粘着面の交換が極めて簡単に行な
え且つ汚れた部分に指を接触させずに巻取り収納できる
衛生的な粘着ロ−ルクリ−ナを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の粘着ロ−ルクリ−ナは、横長状円筒1の対
向する両閉塞面2,3の外壁中心には操作柄軸承部4,
5を設けてこれに操作柄6の二股先端部6a,6bを軸
承する。そして内壁直径方向偏心部にはロ−ル軸軸承部
7,8とロ−ル巻取軸軸承部9,10を夫々対設して、
ロ−ル軸軸承部7,8にはロ−ル軸11を、ロ−ル巻取
軸軸承部9,10にはロ−ル巻取軸12を夫々軸承す
る。さらに前記ロ−ル巻取軸12を前記閉塞面2外に設
けたツマミ13によって回転可能にし、前記横長状円筒
1の筒側面に長手方向両閉塞面2,3に溝端が近接する
テ−プ出没溝14を設けて構成するものである。
め、本発明の粘着ロ−ルクリ−ナは、横長状円筒1の対
向する両閉塞面2,3の外壁中心には操作柄軸承部4,
5を設けてこれに操作柄6の二股先端部6a,6bを軸
承する。そして内壁直径方向偏心部にはロ−ル軸軸承部
7,8とロ−ル巻取軸軸承部9,10を夫々対設して、
ロ−ル軸軸承部7,8にはロ−ル軸11を、ロ−ル巻取
軸軸承部9,10にはロ−ル巻取軸12を夫々軸承す
る。さらに前記ロ−ル巻取軸12を前記閉塞面2外に設
けたツマミ13によって回転可能にし、前記横長状円筒
1の筒側面に長手方向両閉塞面2,3に溝端が近接する
テ−プ出没溝14を設けて構成するものである。
【0005】また、前記横長状円筒1内から円筒1外へ
前記テ−プ出没溝14から粘着テ−プTが引出されない
ように弛み防止手段Sを付設して構成する。
前記テ−プ出没溝14から粘着テ−プTが引出されない
ように弛み防止手段Sを付設して構成する。
【0006】
【作用】今、以上の構成の粘着ロ−ルクリ−ナを使用す
るには、まず準備段階として、図3及び図4に示すよう
に、テ−プロ−ルRをロ−ル軸11に貫着し、粘着テ−
プTの粘着面を表面に向けてテ−プ出没溝14から引出
し、横長状円筒1面を覆うように略一巻させて巻き付
け、もう一度テ−プ出没溝14から円筒1内に導き、ロ
−ル巻取軸12に装着したロ−ル巻取管Kに粘着テ−プ
Tの先端を接着させてセットしする。そして粘着テ−プ
Tを装着したら、使用中床面に粘着テ−プTが粘着され
て引っ張られてテ−プ出没溝14から粘着テ−プTが引
き出されて弛んでしまうことのないように、粘着テ−プ
Tの弛み防止手段Sによって粘着テ−プTの弛みを防止
させる。
るには、まず準備段階として、図3及び図4に示すよう
に、テ−プロ−ルRをロ−ル軸11に貫着し、粘着テ−
プTの粘着面を表面に向けてテ−プ出没溝14から引出
し、横長状円筒1面を覆うように略一巻させて巻き付
け、もう一度テ−プ出没溝14から円筒1内に導き、ロ
−ル巻取軸12に装着したロ−ル巻取管Kに粘着テ−プ
Tの先端を接着させてセットしする。そして粘着テ−プ
Tを装着したら、使用中床面に粘着テ−プTが粘着され
て引っ張られてテ−プ出没溝14から粘着テ−プTが引
き出されて弛んでしまうことのないように、粘着テ−プ
Tの弛み防止手段Sによって粘着テ−プTの弛みを防止
させる。
【0007】前述の事前準備が完了し、これを使用して
清掃するときは、操作柄6を持ち、床に横長状円筒1面
に装着した粘着テ−プTを押し当てて前後に動かすこと
によりロ−ルボックス1自体が回転しつつ、カ−ペット
等のゴミを粘着して掃除を行う。粘着面が塵埃で飽和状
態となったら、粘着テ−プTの弛み防止手段Sを解除し
て巻取り操作するツマミ13を回転させロ−ル巻取軸1
2を回して塵埃飽和状態部分の粘着テ−プTをこの軸1
2に巻き取る。すると同時に粘着テ−プロ−ルRから未
使用のきれいな粘着面が引き出される。そして再度粘着
テ−プTの弛み防止手段Sによって、粘着テ−プTの弛
みを防ぎ、前記同様に掃除をする。以下前記同様に粘着
テ−プTの引出し収納を繰り返し、最後に粘着テ−プロ
−ルRが全部引き出され使用が完了したら、ロ−ル巻取
軸12に全部巻取り、巻取られた汚れた粘着テ−プTを
抜き取って捨る。
清掃するときは、操作柄6を持ち、床に横長状円筒1面
に装着した粘着テ−プTを押し当てて前後に動かすこと
によりロ−ルボックス1自体が回転しつつ、カ−ペット
等のゴミを粘着して掃除を行う。粘着面が塵埃で飽和状
態となったら、粘着テ−プTの弛み防止手段Sを解除し
て巻取り操作するツマミ13を回転させロ−ル巻取軸1
2を回して塵埃飽和状態部分の粘着テ−プTをこの軸1
2に巻き取る。すると同時に粘着テ−プロ−ルRから未
使用のきれいな粘着面が引き出される。そして再度粘着
テ−プTの弛み防止手段Sによって、粘着テ−プTの弛
みを防ぎ、前記同様に掃除をする。以下前記同様に粘着
テ−プTの引出し収納を繰り返し、最後に粘着テ−プロ
−ルRが全部引き出され使用が完了したら、ロ−ル巻取
軸12に全部巻取り、巻取られた汚れた粘着テ−プTを
抜き取って捨る。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図に基づいて説明すると、
本発明は、図1に示すように、プラスチック製の横長状
円筒1の対向する両閉塞面2,3の外壁中心には操作柄
軸承部4,5を設け、この軸承部4,5に操作柄6の二
股先端部6a,6bを軸承する。内壁直径方向偏心部に
はロ−ル軸軸承部7,8とロ−ル巻取軸軸承部9,10
を夫々対設して、ロ−ル軸軸承部7,8にはロ−ル軸1
1を、ロ−ル巻取軸軸承部9,10にはロ−ル巻取軸1
2を夫々軸承する。そして前記ロ−ル巻取軸12を前記
閉塞面2外に設けたツマミ13によって回転可能にし、
前記横長状円筒1の筒側面に筒側一部面を切取ったよう
な開閉蓋15を設け、図3に示すように、前記開閉蓋1
5の先端縁15aと筒側面開口縁1aを10mm距離を
設けて長手方向に粘着テ−プTの幅より長いテ−プ出没
溝14を設けてクリ−ナ本体を構成する。また図1にお
ける開閉蓋15は、実線で開状態を、一点鎖線で閉状態
を示している。
本発明は、図1に示すように、プラスチック製の横長状
円筒1の対向する両閉塞面2,3の外壁中心には操作柄
軸承部4,5を設け、この軸承部4,5に操作柄6の二
股先端部6a,6bを軸承する。内壁直径方向偏心部に
はロ−ル軸軸承部7,8とロ−ル巻取軸軸承部9,10
を夫々対設して、ロ−ル軸軸承部7,8にはロ−ル軸1
1を、ロ−ル巻取軸軸承部9,10にはロ−ル巻取軸1
2を夫々軸承する。そして前記ロ−ル巻取軸12を前記
閉塞面2外に設けたツマミ13によって回転可能にし、
前記横長状円筒1の筒側面に筒側一部面を切取ったよう
な開閉蓋15を設け、図3に示すように、前記開閉蓋1
5の先端縁15aと筒側面開口縁1aを10mm距離を
設けて長手方向に粘着テ−プTの幅より長いテ−プ出没
溝14を設けてクリ−ナ本体を構成する。また図1にお
ける開閉蓋15は、実線で開状態を、一点鎖線で閉状態
を示している。
【0009】そして、図3及び図4に示すように、図2
に示すテ−プロ−ルRを、ロ−ル軸11に貫着し、粘着
テ−プTの粘着面を表面に向けてテ−プ出没溝14から
引出し、横長状円筒1面を覆うように略一巻させて巻き
付け、もう一度テ−プ出没溝14から円筒1内に導き、
ロ−ル巻取軸12に装着したロ−ル巻取管Kに粘着テ−
プTの先端を接着させてセットする。清掃するときは、
操作柄6を持ち、床に横長状円筒1面に装着した粘着テ
−プTを押し当てて前後に動かすことによりロ−ルボッ
クス1自体が回転しつつ、カ−ペット等のゴミを粘着さ
せる。粘着面が塵埃で飽和状態となったら、粘着テ−プ
Tの弛み防止手段Sを解除して巻取り操作するツマミ1
3を回転させロ−ル巻取軸12を回して塵埃飽和状態部
分の粘着テ−プTをこの軸12に巻き取る。すると同時
にテ−プロ−ルRから未使用のきれいな粘着面が引き出
される。そして再度粘着テ−プTの弛み防止手段Sによ
って、粘着テ−プTの弛みを防いで掃除をする。以下こ
の操作を繰り返して最後にテ−プロ−ルRの使用が完了
したらロ−ル巻取軸12に全部巻取り、巻取られた汚れ
た粘着テ−プTを抜き取って捨る。
に示すテ−プロ−ルRを、ロ−ル軸11に貫着し、粘着
テ−プTの粘着面を表面に向けてテ−プ出没溝14から
引出し、横長状円筒1面を覆うように略一巻させて巻き
付け、もう一度テ−プ出没溝14から円筒1内に導き、
ロ−ル巻取軸12に装着したロ−ル巻取管Kに粘着テ−
プTの先端を接着させてセットする。清掃するときは、
操作柄6を持ち、床に横長状円筒1面に装着した粘着テ
−プTを押し当てて前後に動かすことによりロ−ルボッ
クス1自体が回転しつつ、カ−ペット等のゴミを粘着さ
せる。粘着面が塵埃で飽和状態となったら、粘着テ−プ
Tの弛み防止手段Sを解除して巻取り操作するツマミ1
3を回転させロ−ル巻取軸12を回して塵埃飽和状態部
分の粘着テ−プTをこの軸12に巻き取る。すると同時
にテ−プロ−ルRから未使用のきれいな粘着面が引き出
される。そして再度粘着テ−プTの弛み防止手段Sによ
って、粘着テ−プTの弛みを防いで掃除をする。以下こ
の操作を繰り返して最後にテ−プロ−ルRの使用が完了
したらロ−ル巻取軸12に全部巻取り、巻取られた汚れ
た粘着テ−プTを抜き取って捨る。
【0010】前記粘着テ−プTの弛み防止手段Sは各種
の態様が可能であるが、最も簡単な態様は、図5に示す
ように、横長状円筒1外側面からテ−プ出没溝14に着
脱可能な長細い棒状蓋体16を嵌着可能とし、前記蓋体
16の一部を粘着固定させて粘着テ−プTがテ−プ出没
溝14から引き出されるのを阻止して、使用中に粘着テ
−プTが弛むのが防止される。
の態様が可能であるが、最も簡単な態様は、図5に示す
ように、横長状円筒1外側面からテ−プ出没溝14に着
脱可能な長細い棒状蓋体16を嵌着可能とし、前記蓋体
16の一部を粘着固定させて粘着テ−プTがテ−プ出没
溝14から引き出されるのを阻止して、使用中に粘着テ
−プTが弛むのが防止される。
【0011】上記筒側面に開閉蓋15を設けてここから
テ−プロ−ルRを交換する方法とは別に図6に示すよう
に、横長状円筒1の一側に開口端を設けてここからテ−
プロ−ルRを交換する態様も可能である。これを図6及
び図7に基づいて説明すると、横長状円筒1の閉塞面2
の外壁中心に、操作柄軸承部4を設けるとともに、内壁
直径方向偏心部にロ−ル軸軸承部7とロ−ル巻取軸軸承
部9を対設する。また前記開口端の開口縁より長手方向
に閉塞面2付近に至るテ−プ出没溝14を対面する粘着
面同士が付着しないように細長い分離部材20で二条の
テ−プ出没溝14a,14bに形成する。さらに前記開
口端には、外壁中心に操作柄軸承部5を有するととも
に、内壁直径方向偏心部にロ−ル軸軸承部8とロ−ル巻
取軸軸承部10を対設したキャップ3aを着脱自在に設
けて、ロ−ルボックス1本体を構成する。
テ−プロ−ルRを交換する方法とは別に図6に示すよう
に、横長状円筒1の一側に開口端を設けてここからテ−
プロ−ルRを交換する態様も可能である。これを図6及
び図7に基づいて説明すると、横長状円筒1の閉塞面2
の外壁中心に、操作柄軸承部4を設けるとともに、内壁
直径方向偏心部にロ−ル軸軸承部7とロ−ル巻取軸軸承
部9を対設する。また前記開口端の開口縁より長手方向
に閉塞面2付近に至るテ−プ出没溝14を対面する粘着
面同士が付着しないように細長い分離部材20で二条の
テ−プ出没溝14a,14bに形成する。さらに前記開
口端には、外壁中心に操作柄軸承部5を有するととも
に、内壁直径方向偏心部にロ−ル軸軸承部8とロ−ル巻
取軸軸承部10を対設したキャップ3aを着脱自在に設
けて、ロ−ルボックス1本体を構成する。
【0012】そしてその横長状円筒1内には、前記ロ−
ル軸軸承部7,8にロ−ル軸11を、前記ロ−ル巻取軸
軸承部9,10にロ−ル巻取軸12をそれぞれ対応させ
て軸承するとともに前記ロ−ル巻取軸12にはその一端
を閉塞面2外に突出させてその突出端にツマミ13を固
着してある。これら各軸部11,12またはテ−プ出没
溝14には粘着テ−プTの弛み防止手段Sを付設する。
そして、前記横長状円筒1の閉塞面2の操作柄軸承部4
とキャップ3aの操作柄軸承部5に操作柄6の先端を屈
曲形成した操作柄円筒支軸部6a,6bを軸承させる。
ル軸軸承部7,8にロ−ル軸11を、前記ロ−ル巻取軸
軸承部9,10にロ−ル巻取軸12をそれぞれ対応させ
て軸承するとともに前記ロ−ル巻取軸12にはその一端
を閉塞面2外に突出させてその突出端にツマミ13を固
着してある。これら各軸部11,12またはテ−プ出没
溝14には粘着テ−プTの弛み防止手段Sを付設する。
そして、前記横長状円筒1の閉塞面2の操作柄軸承部4
とキャップ3aの操作柄軸承部5に操作柄6の先端を屈
曲形成した操作柄円筒支軸部6a,6bを軸承させる。
【0013】これに用いる弛み防止手段Sの一態様とし
て、ロ−ル軸11及びロ−ル巻取軸12とテ−プロ−ル
Rが空回りしないため各軸に角棒を用いて空回りを防止
させるとともに、閉塞面2側のロ−ル軸11とロ−ル巻
取軸12に歯車による摩擦車18,19を固設し、この
摩擦車18,19間にはこの歯車18,19間に歯付き
回転防止片17を案内溝22に沿って出没可能とし、こ
の回転防止片17を引きバネ21で中心側へ付勢してお
き、閉塞面2に設けた回転防止片17の案内溝22の外
周端を一時係止できるクランクとする。そして前記回転
防止片17を歯車18,19間に没入させることによっ
てロ−ル軸11とロ−ル巻取軸12を同時に固定させ、
テ−プTを引き出すときには回転防止片17を一旦案内
溝22の外側のクランク(矢印の先)に移動させて一時
係止状態(図7の符号17の一点鎖線に示す状態)にし
て摩擦車18,19から離しておく。すると歯車18,
19がフリ−の状態となりロ−ル巻取軸12のツマミ1
3を回して巻き取りすることができるようになる。前記
摩擦車18,19及び回転防止片17は歯車に換えてゴ
ム摩擦車(図略)としても機能的には殆ど同じである。
また別の態様として、ロ−ル軸11には係止手段を設け
るとともにロ−ル巻取軸12には逆転防止手段(図略)
を設けて両軸を夫々別々に固定させることができる。
て、ロ−ル軸11及びロ−ル巻取軸12とテ−プロ−ル
Rが空回りしないため各軸に角棒を用いて空回りを防止
させるとともに、閉塞面2側のロ−ル軸11とロ−ル巻
取軸12に歯車による摩擦車18,19を固設し、この
摩擦車18,19間にはこの歯車18,19間に歯付き
回転防止片17を案内溝22に沿って出没可能とし、こ
の回転防止片17を引きバネ21で中心側へ付勢してお
き、閉塞面2に設けた回転防止片17の案内溝22の外
周端を一時係止できるクランクとする。そして前記回転
防止片17を歯車18,19間に没入させることによっ
てロ−ル軸11とロ−ル巻取軸12を同時に固定させ、
テ−プTを引き出すときには回転防止片17を一旦案内
溝22の外側のクランク(矢印の先)に移動させて一時
係止状態(図7の符号17の一点鎖線に示す状態)にし
て摩擦車18,19から離しておく。すると歯車18,
19がフリ−の状態となりロ−ル巻取軸12のツマミ1
3を回して巻き取りすることができるようになる。前記
摩擦車18,19及び回転防止片17は歯車に換えてゴ
ム摩擦車(図略)としても機能的には殆ど同じである。
また別の態様として、ロ−ル軸11には係止手段を設け
るとともにロ−ル巻取軸12には逆転防止手段(図略)
を設けて両軸を夫々別々に固定させることができる。
【0014】さらに別の態様として、ロ−ル軸11には
ネジ固定部(図略)等を設けて送り出し停止しする係止
手段を設けるとともに、ロ−ル巻取軸12には逆転防止
爪による逆転防止手段(図略)を設けて両軸を別々に固
定させ態様が可能である。なお、本粘着ロ−ルクリ−ナ
を使用していない時には、ロ−ルボックス1が納るロ−
ルボックスカバ−を別に備え、この中に収納しておくと
見映えも良い。
ネジ固定部(図略)等を設けて送り出し停止しする係止
手段を設けるとともに、ロ−ル巻取軸12には逆転防止
爪による逆転防止手段(図略)を設けて両軸を別々に固
定させ態様が可能である。なお、本粘着ロ−ルクリ−ナ
を使用していない時には、ロ−ルボックス1が納るロ−
ルボックスカバ−を別に備え、この中に収納しておくと
見映えも良い。
【0015】粘着テ−プTの極めて簡便的な装着手順を
説明すると、テ−プ出没溝14をロ−ル巻取軸12が通
過可能な幅にしておき、このロ−ル巻取軸12に粘着テ
−プTの先端を付着させておき、粘着テ−プロ−ルRを
ロ−ル軸11に嵌着したら、ロ−ル巻取軸12を持っ
て、テ−プTをテ−プ出没溝14を通過させ円筒1外に
導き、さらに円筒1表面に巻き付けてテ−プ出没溝14
から円筒1内に導き、このロ−ル巻取軸12を前記ロ−
ル巻取軸軸承部11に軸承させる。このように前記ロ−
ル巻取軸12をテ−プ装着案内として使用するとスム−
ズに粘着テ−プTの装着ができる。
説明すると、テ−プ出没溝14をロ−ル巻取軸12が通
過可能な幅にしておき、このロ−ル巻取軸12に粘着テ
−プTの先端を付着させておき、粘着テ−プロ−ルRを
ロ−ル軸11に嵌着したら、ロ−ル巻取軸12を持っ
て、テ−プTをテ−プ出没溝14を通過させ円筒1外に
導き、さらに円筒1表面に巻き付けてテ−プ出没溝14
から円筒1内に導き、このロ−ル巻取軸12を前記ロ−
ル巻取軸軸承部11に軸承させる。このように前記ロ−
ル巻取軸12をテ−プ装着案内として使用するとスム−
ズに粘着テ−プTの装着ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のようで、ロ−ルボックス
1自体が回転体として機能するから、使用の際の取外
し、使用後の取付けの手間が省ける。また、粘着面が塵
埃飽和状態となったら、巻取りツマミ13を回転させて
ロ−ルボックス1内に巻き取り収納し、同時に粘着テ−
プTがテ−プ出没溝14から引出される形式であるから
扱いが円滑で手が汚れず、衛生的で快適なカ−ペット等
の掃除を行なえる。さらに、使用済み粘着テ−プTはロ
−ル巻取管Kに巻き取られているのでこれを抜取れば捨
てるのも簡単である。なおテ−プロ−ルRは、ガムテ−
プなどと逆巻のもの(表面側が粘着層のもの)、ガムテ
−プのように裏面側が粘着層のものもどちらでも使用で
きる(この場合はロ−ルボックスの外周に表裏逆に巻付
ければよい)。テ−プロ−ルRの装填は、ボックス筒側
面の開閉、筒開口端からの差込み等の各種の態様ができ
るが、ボックス筒側面開閉方式にすれば容易にテ−プロ
−ルRの交換ができる。
1自体が回転体として機能するから、使用の際の取外
し、使用後の取付けの手間が省ける。また、粘着面が塵
埃飽和状態となったら、巻取りツマミ13を回転させて
ロ−ルボックス1内に巻き取り収納し、同時に粘着テ−
プTがテ−プ出没溝14から引出される形式であるから
扱いが円滑で手が汚れず、衛生的で快適なカ−ペット等
の掃除を行なえる。さらに、使用済み粘着テ−プTはロ
−ル巻取管Kに巻き取られているのでこれを抜取れば捨
てるのも簡単である。なおテ−プロ−ルRは、ガムテ−
プなどと逆巻のもの(表面側が粘着層のもの)、ガムテ
−プのように裏面側が粘着層のものもどちらでも使用で
きる(この場合はロ−ルボックスの外周に表裏逆に巻付
ければよい)。テ−プロ−ルRの装填は、ボックス筒側
面の開閉、筒開口端からの差込み等の各種の態様ができ
るが、ボックス筒側面開閉方式にすれば容易にテ−プロ
−ルRの交換ができる。
【図1】本発明の視斜視図。
【図2】横長状円筒から外した状態のテ−プロ−ルとロ
−ル巻取管の視斜視図。
−ル巻取管の視斜視図。
【図3】図1の部分切欠視斜視図。
【図4】図1の輪切り端面図。
【図5】弛み防止手段Sが細長い棒状蓋体16である態
様のテ−プ出没溝14部分の輪切り端面図。
様のテ−プ出没溝14部分の輪切り端面図。
【図6】別の態様の透視斜視図。
【図7】図6の側面図。
【符合の説明】 1 横長状円筒 1a 横長状円筒の側面開口縁 2 閉塞面 3 閉塞面 3a キャップ 4 操作柄軸承部 5 操作柄軸承部 6 操作柄 6a 操作柄の二股先端部 6b 操作柄の二股先端部 7 ロ−ル軸軸承部 8 ロ−ル軸軸承部 9 ロ−ル巻取軸軸承部 10 ロ−ル巻取軸軸承部 11 ロ−ル軸 12 ロ−ル巻取軸 13 ツマミ 14 テ−プ出没溝 15 開閉蓋 15a 開閉蓋の先端縁 16 棒状蓋体 17 回転停止片 18 弛み防止歯車 19 弛み防止歯車 T 粘着テ−プ S 弛み防止手段 R テ−プロ−ル K ロ−ル巻取管
Claims (2)
- 【請求項1】 横長状円筒(1)の対向する両閉塞面
(2),(3)の外壁中心には操作柄軸承部(4),
(5)を設けてこれに操作柄(6)の二股先端部(6
a),(6b)を軸承し、内壁直径方向偏心部にはロ−
ル軸軸承部(7),(8)とロ−ル巻取軸軸承部
(9),(10)を夫々対設して、ロ−ル軸軸承部
(7),(8)にはロ−ル軸(11)を、ロ−ル巻取軸
軸承部(9),(10)にはロ−ル巻取軸(12)を夫
々軸承し、前記ロ−ル巻取軸(12)を前記閉塞面
(2)外に設けたツマミ(13)によって回転可能に
し、前記横長状円筒(1)の筒側面に長手方向に粘着テ
−プTの幅より長いテ−プ出没溝(14)を設けて成る
粘着ロ−ルクリ−ナ。 - 【請求項2】 横長状円筒(1)内から横長状円筒
(1)外へテ−プ出没溝(14)を通過して粘着テ−プ
Tが引出されないように弛み防止手段Sを設けて成る請
求項1の粘着ロ−ルクリ−ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19084693A JPH0716198A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 粘着ロ−ルクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19084693A JPH0716198A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 粘着ロ−ルクリ−ナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716198A true JPH0716198A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16264752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19084693A Pending JPH0716198A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 粘着ロ−ルクリ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716198A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014058006A1 (ja) | 2012-10-10 | 2014-04-17 | Kanai Tomio | 粘着ローラー式掃除用具 |
WO2014069575A1 (ja) | 2012-11-02 | 2014-05-08 | 株式会社 豊田自動織機 | 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法 |
US20190269288A1 (en) * | 2019-02-25 | 2019-09-05 | Hao TONG | Mites-removing Cleaning Brush for Automobile |
CN114699017A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-07-05 | 友达光电股份有限公司 | 清洁装置 |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP19084693A patent/JPH0716198A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014058006A1 (ja) | 2012-10-10 | 2014-04-17 | Kanai Tomio | 粘着ローラー式掃除用具 |
US9706892B2 (en) | 2012-10-10 | 2017-07-18 | Tomio KANAI | Adhesive roller-type cleaning tool |
WO2014069575A1 (ja) | 2012-11-02 | 2014-05-08 | 株式会社 豊田自動織機 | 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法 |
US20190269288A1 (en) * | 2019-02-25 | 2019-09-05 | Hao TONG | Mites-removing Cleaning Brush for Automobile |
CN114699017A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-07-05 | 友达光电股份有限公司 | 清洁装置 |
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