JP2005319067A - ゴミ取り器とその使用方法 - Google Patents

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善吉 吉田
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Abstract

【課題】 市販の一般的な粘着テープによって手間が掛からず容易にゴミやホコリを粘着除去でき、しかも指がゴミやホコリで汚れてしまうことがなく、また使用済み部分を切断除去後、新たな粘着面を容易に反転して再露出できるようにする。
【解決手段】 粘着テープPの粘着面が表側となるように当該粘着テープPを巻き返し固定した状態で、粘着テープP自体を保持してゴミやホコリ等を除去する回転保持具2と、粘着テープPを保持させた状態の回転保持具2を回転可能にしてセットさせ、粘着テープP端をいったん剥がして巻き戻すように回転することで粘着テープPの粘着面が表側となるように巻き返し可能とし、且つ使用済みの粘着テープPをカットする切断刃12を設けて成る粘着テープカッター具11とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、市販の粘着テープをそのまま利用して、カーペットや衣類等に付着しているゴミやホコリ等を除去するゴミ取り器とその使用方法に関するものである。
従来から、カーペットや衣類等に付着した細かい埃等を除去するには、例えば、市販されている荷作り用の粘着テープを1回毎に小さくちぎっておき、粘着面を表にして指に巻き付けてからカーペットや衣類等にあてがってゴミやホコリを除去している。
また特許文献1にあるように、粘着式クリーナーとして、表面に粘着面が形成されている粘着テープロールをハンドルを備えた略T字形のテープホルダーに着脱・回転自在にセットしたものがある。これによると、粘着テープロールの粘着面を被清掃面上で転動させてゴミ等を粘着するのであり、粘着力がなくなると1回転分だけ剥離除去し、新粘着面を露出して再度使用するものである。
特開2004−57602号公報
しかしながら、小さくちぎった粘着テープをその粘着面を表にした状態で指等に巻き付けて使用するのは、非常に手間が掛かり、しかも粘着テープを指に直接巻き付けるため指がゴミやホコリで汚れてしまう等の問題点を有している。
一方、特許文献1にあるものでは、表面に予め粘着面が形成されている専用の粘着テープロールを特別に購入し、用意しなければならず、粘着テープロール自体にも一回毎に使用させるための予めのカット線を入れておいたり、使用しない収納保管時には、粘着面が表面に常時露出していることで、これを覆っておくカバーが必要とされたり、更には高価であったり等の問題点がある。
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、構造的に面倒な専用の粘着テープロールを使用せずに、一般的に市販されている例えば紙製粘着テープをそのまま利用することで安価に使用でき、また1回毎に小さくちぎった粘着テープを直接に指に巻き付けるという面倒さを無くすことで、手間が掛からず容易にゴミやホコリを除去することができ、しかも指がゴミやホコリで汚れてしまうことがないものとすると共に、ゴミ等を粘着させた使用済みの粘着テープ部分を簡単に切断除去でき、新規な粘着面を容易に反転して再露出できるものとしたゴミ取り器とその使用方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、巻回されている粘着テープPを保持し、この粘着テープPの粘着面が表側となるように当該粘着テープPを巻き返し固定してゴミやホコリ等を除去する回転保持具2と、回転保持具2をセットしたまま粘着テープPを巻き戻すように回転させることで粘着テープPの粘着面を表側となるように巻き返し可能とし、且つ使用済みの粘着テープPをカットする切断刃12を設けて成る粘着テープカッター具11とを備えたゴミ取り器1とするものである。
回転保持具2は、前後一対の基端枠部3で左右アーム4A,4Bを挟み込んだ状態で全体形状が略コ字枠状となるように形成した保持枠部5と、保持枠部5の基端枠部3側から突設した把持部6と、この保持枠部5の左右アーム4A,4B間に挟み込んだ状態で粘着テープPが回転自在となるように枢着保持される回転ドラム7とを備えて成るものとできる。
粘着テープカッター具11は、粘着テープPの略下半分側が収容可能となる内部スペースを有した略矩形箱状に形成され、上部開口側の左右側壁17内面それぞれの中央位置に配されて回転保持具2の左右アーム4A,4Bを係合させる中央縦枠部13と、左右側壁17内面それぞれの前側位置に配され、左右アーム4A,4Bの前側面側を係止させる横枠部14と、保持枠部5の基端枠部3側に接合する左右アーム4A,4Bを載架させるよう上端を若干上方へ延出させて成る後側壁16とを備えて成るものとできる。
保持枠部5の左右アーム4A,4Bには、中央縦枠部13の上端面に係合可能な係合溝部9を有するものとできる。
また、本発明に係るゴミ取り器1の使用方法にあっては、回転保持具2を粘着テープカッター具11に載架させたまま、粘着テープPを切断刃12よりも前方側に若干引き出し、その先端に仮止用テープQの一端部を仮貼り付ける工程と、粘着テープカッター具11に載架させた回転保持具2に対して粘着テープPを巻き戻すように略1回転させて全周に亘って粘着面を表側に反転させる工程と、仮貼り付け状態の粘着テープP先端側をいったん剥がして、粘着テープPの折り返し部分Rに前記仮止用テープQの他端部を貼着して当該折り返し部分Rと粘着テープP先端側とを接合させる工程と、粘着テープカッター具11から回転保持具2の把持部6を取り出し、回転保持具2に対して粘着テープPを回転させてゴミやホコリ等を除去した後に、粘着テープカッター具11に回転保持具2を載架させた状態で仮止用テープQを折り返し部分Rから剥がし、粘着テープPを使用済みの折り返し部分R位置まで手で引き出してから切断刃12によって使用済み部分を切断する工程とによって構成されるものとできる。
以上のように構成された本発明に係るゴミ取り器1とその使用方法にあって、回転保持具2は、把持部6を手で持って被清掃面上で粘着テープP自体を転動させるように操作することで、回転保持具2に対して粘着テープPが回転しながらゴミやホコリ等を粘着除去させる。
また、粘着テープカッター具11は、中央縦枠部13の上端面に、回転保持具2における保持枠部5の左右アーム4A,4Bの係合溝部9を係合させ、後側壁16の上端に保持枠部5の基端枠部3側に接合する左右アーム4A,4Bを載架させて回転保持具2全体を若干斜めに傾斜状態で配置させると同時に、左右アーム4A,4Bの前側面側を横枠部14の傾斜した一端面に係止保持させる。
さらに、粘着テープカッター具11は、これに載架させた回転保持具2に対して、仮止用テープQによって先端が固定されている粘着テープPを手指等で巻き戻すように略1回転させることで全周に亘って粘着面を表側に反転させる。
切断刃12は、粘着テープカッター具11に回転保持具2を載架させた状態で、粘着テープPにおけるゴミ等を粘着させた使用済みの折り返し部分R位置まで手で引き出してから使用済み部分を切断させる。
本発明によれば、従来のように1回毎に小さくちぎった粘着テープPを直接指に巻き付けるという面倒さを無くすことで、手間が掛からず容易にゴミやホコリを粘着除去することができ、しかも指がゴミやホコリで汚れてしまうことがないのである。さらに使用後に粘着テープPにおける新規の粘着面を容易に反転して再露出でき、しかも従来のようなテープクリーナーにあるように、特別に製作された専用テープロールを用意しておく必要もなく、一般的に市販されている安価な紙製等の粘着テープPを利用できるので極めて便利である。
すなわちこれは本発明が、巻回されている粘着テープPを保持し、この粘着テープPの粘着面が表側となるように当該粘着テープPを巻き返し固定してゴミやホコリ等を除去する回転保持具2と、回転保持具2をセットしたまま回転させることで粘着テープPの粘着面を表側となるように巻き返し可能とし、且つ使用済みの粘着テープPをカットする切断刃12を設けて成る粘着テープカッター具11とを備えて成るからである。
回転保持具2は、前後一対の基端枠部3で左右アーム4A,4Bを挟み込んだ状態で全体形状が略コ字枠状となるように形成した保持枠部5と、保持枠部5の基端枠部3側から突設した把持部6と、この保持枠部5の左右アーム4A,4B間に挟み込んだ状態で粘着テープPが回転自在となるように枢着保持される回転ドラム7とを備えて成るので、把持部6を例えば手で持って操作することで、回転保持具2に対して粘着テープPがカーペットや衣類その他の被清掃面上を回転しながらゴミやホコリ等を容易に除去させることができる。
粘着テープカッター具11は、粘着テープPの略下半分側が収容可能なる内部スペースを有した略矩形箱状に形成され、上部開口側の左右側壁内面17それぞれの中央位置に配されて回転保持具2の左右アーム4A,4Bを係合させる中央縦枠部13と、左右側壁内面17それぞれの前側位置に配され、左右アーム4A,4Bの前側面側を係止させる横枠部14と、保持枠部5の基端枠部3側に接合する左右アーム4A,4Bを載架させるよう上端を若干上方へ延出させて成る後側壁16とを備えて成るので、回転保持具2全体を若干斜めに位置決め配置させて取り出し易い状態に、また回転操作が容易な状態にして確実に保持させておくことができる。そればかりでなく、粘着テープカッター具11に載架させた回転保持具2に対して、仮止用テープQによって先端が固定されている粘着テープPを手指等で巻き戻すように略1回転させることで全周に亘って新規な粘着面を表側に容易に反転させることができ、新たな粘着面を折り返し反転させて再露出させることができ、しかもこの操作も極めて簡単で、面白みをもって行うことができる。
保持枠部5の左右アーム4A,4Bには、中央縦枠部13の上端面に係合可能な係合溝部9を有するので、仮止用テープQによって先端が固定されている粘着テープPの回転に際し、粘着テープカッター具11に対する回転保持具2の位置ズレを未然に防止することができ、確実な保持状態として回転操作等を容易にさせ、粘着テープP用の通常のテープカッターとしても利用できるのである。
また、本発明の使用方法にあっては、回転保持具2を粘着テープカッター具11に載架させたまま、粘着テープPを切断刃12よりも前方側に若干引き出し、その先端に仮止用テープQの一端部を仮貼り付ける工程と、粘着テープカッター具11に載架させた回転保持具2に対して粘着テープPを巻き戻すように略1回転させて全周に亘って粘着面を表側に反転させる工程と、仮貼り付け状態の粘着テープP先端側をいったん剥がして、粘着テープPの折り返し部分Rに前記仮止用テープQの他端部を貼着して当該折り返し部分Rと粘着テープP先端側とを接合させる工程と、粘着テープカッター具11から回転保持具2の把持部6を取り出し、回転保持具2に対して粘着テープPを回転させてゴミやホコリ等を除去した後に、粘着テープカッター具11に回転保持具2を載架させた状態で仮止用テープQを折り返し部分Rから剥がし、粘着テープPを使用済みの折り返し部分R位置まで手で引き出してから切断刃12によって使用済み部分を切断する工程とによって構成されるので、1回毎に小さくちぎった粘着テープPを直接指に巻き付けるという従来の如き面倒さを無くすことができ、しかも指がゴミやホコリで汚れてしまうことなく、使用後のゴミ等を付着させた粘着面を、粘着テープPにおける新規な粘着面を容易に再露出させることができる。
そればかりでなく、粘着テープカッター具11は巻回されている粘着テープPを、この粘着テープPが一般的に汎用されている粘着面が露出されていないものでよく、これをそのままで回転保持具2によって回転自在に保持させるから、この粘着テープPのテープカッターとしても利用できるのである。そのため、粘着テープカッター具11に、回転保持具2によって粘着テープPを保持させておくことで、ゴミ取り器としても、一般的なテープカッターとしても利用できる汎用性を備えたものとできるのである。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項夫々において付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本発明が限定されるものではない。
以下図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明すると、図において示される符号1は、市販の例えば紙製、布製等の粘着テープPを装着して使用するゴミ取り器であって、このゴミ取り器は、図2に示すように、ドーナツ状に巻回されている粘着テープPの粘着面が表側となるように当該粘着テープPを巻き返して固定してからコロコロと回転させてカーペットや衣類等の被清掃面に付着しているゴミやホコリ等を除去するための回転保持具2と、回転保持具2をセットしたまま回転させることで粘着テープPの粘着面が表側となるように巻き返し可能とし、且つ使用後の粘着テープPをカットする切断刃12を設けて成る粘着テープカッター具11とを備えている。
回転保持具2は、図1に示すように、前後一対の帯板状の基端枠部3で左右アーム4A,4Bを挟み込んだ状態で全体形状が略コ字枠状となるように左右アーム4A,4Bを基端枠部3から一方に向けて突設して成る保持枠部5と、保持枠部5の基端枠部3側から他方に向けて突設した棒状のハンドルとなる把持部6とを有して成り、この保持枠部5の左右アーム4A,4B間に挟み込んだ状態で粘着テープPが回転自在となるように枢着保持されるよう回転ドラム7を備えた構成としてある。
すなわち保持枠部5に対する粘着テープPの取り付けに際し、ドーナツ状に巻回されている粘着テープPの中央孔に予め回転ドラム7を若干きつめに嵌め込んでおき、この回転ドラム7中央に穿設した貫通孔7Aと、左右アーム4A,4Bそれぞれの先端側に形成した取付孔4Cとを互いに合致させ、左右アーム4A,4Bそれぞれの外側から、互いに円筒形状を呈して回転軸となる雌ビス8Aと雄ビス8Bとの相互をねじ込みあるいは嵌め込み等によって粘着テープP自体を回転可能に枢着保持するものとしてある。
また、図2、図3に示すように、左右アーム4A,4B下縁側で取付孔の近傍箇所には、略楔形凹状の係合溝部9が形成され、粘着テープカッター具11の後述する中央縦枠部13の上端面に係合溝部9を係合して載架させるようにしてある。
粘着テープカッター具11は、図2に示すように、粘着テープPの略下半分側が収容可能となる内部スペースを有した略矩形箱状に形成されており、底側は場合によっては開口されている。そして、上部開口側の左右側壁17内面それぞれの中央位置には縦長の中央縦枠部13が固定配置され、また左右側壁17内面それぞれの前側位置には、一端面が上方側に向けて若干傾斜して成る横枠部14が固定配置され、さらに後側壁16の上端は若干上方へ延出させてある。
粘着テープPを枢着保持させた回転保持具2を粘着テープカッター具11に載架するに際し、図3に示すように、粘着テープカッター具11の中央縦枠部13の上端面に保持枠部5の左右アーム4A,4Bの係合溝部9が係合され、後側壁16の上端に保持枠部5の基端枠部3側に接合する左右アーム4A,4Bが載架されて回転保持具2全体が若干斜めに傾斜状態で配置されると同時に、左右アーム4A,4Bの前側面側は横枠部14の傾斜した一端面に係止保持されるようにしてある。
また、粘着テープカッター具11の前側壁15の上端面は、若干の幅員を有することで粘着テープPの粘着面が仮貼り付け可能となるようにすると共に、前側壁15から若干の離間長さを隔てて、前方傾斜状態に切断刃12を配置してある。この粘着面の仮貼り付けに際しては、粘着テープPを枢着保持させた回転保持具2を粘着テープカッター具11に載架させたまま、粘着テープPを切断刃12よりも前方側に若干引き出しておき、その先端に仮止用テープQにおける粘着面の一端部を貼り付けるものとしておく。
粘着面の反転に際し、図4に示すように、粘着テープカッター具11に載架させた回転保持具2に対して粘着テープPを手指等で巻き戻すように略1回転させて粘着テープPを先端側から順次捲り剥がして行き、全周に亘って粘着面を表側に反転させた後、仮貼り付け状態の粘着テープP先端側をいったん剥がして、粘着テープPの折り返し部分Rに前記仮止用テープQの他端部を貼着して当該折り返し部分Rと粘着テープP先端側とを接合しておく。そして、粘着テープカッター具11から回転保持具2の把持部6を手指等で持って取り出し、回転保持具2に対して粘着テープPをコロコロと回転させるようにしてカーペットや衣類等の被清掃面に付着しているゴミやホコリ等を除去するものとしてある。
また、使用後の粘着テープPの切断に際し、図5に示すように、粘着テープカッター具11に回転保持具2を載架させた状態で仮止用テープQを折り返し部分Rから剥がし、粘着テープPを使用済みの折り返し部分R位置まで手で引き出してから切断刃12によって使用済み部分を切断した後、仮止用テープQを剥がして再度粘着テープPの切断先端位置に貼着されるものとしてある。
尚、粘着テープカッター具11の左右側壁17内面と後側壁16との接合箇所には縦長の補強枠部18が配置固定され、下面四隅に位置する前側壁15の左右側、補強枠部18それぞれの下面には滑り止め用のクッション部材19が付設されている。
次に、回転保持具2に装着されている粘着テープPの粘着面を、粘着テープカッター具11によって表側に反転させる手順と、使用後の粘着テープPを粘着テープカッター具11によって切断する手順について図4、図5に基づき詳細に説明する。
先ず、図4(a)に示すように、粘着テープPが回転ドラム7によって回転自在に保持された回転保持具2を粘着テープカッター具11に載架しておき、粘着テープPの粘着面の仮貼り付けを粘着テープカッター具11の前側壁15の上端面に対して行っておく。すなわち、粘着テープPを枢着保持させた回転保持具2を粘着テープカッター具11に載架させたまま、粘着テープPを切断刃12よりも前方側に若干引き出してから粘着テープカッター具11の前側壁15の上端面に仮貼り付けしておく。また、その先端には仮止用テープQの貼着面の半分を予め貼り付けておく。
粘着面を反転する場合には、図4(b)に示すように、粘着テープカッター具11に載架させた回転保持具2に対して粘着テープPを手指等で巻き戻すように略1回転(図において反時計方向)させて粘着テープPを先端側から順次捲り剥がして行く。そして、全周に亘って粘着面を表側に反転させた後、図4(c)に示すように、仮貼り付け状態の粘着テープP先端側を前側壁15の上端面からいったん剥がして、粘着テープPの折り返し部分Rに前記仮止用テープQの自由状態の他端部を貼着することで当該折り返し部分Rと粘着テープP先端側とを接合しておく。そして、粘着テープカッター具11から回転保持具2の把持部6を手で持って取り出し、回転保持具2に対して粘着テープPを被清掃面上でコロコロと回転させるようにしてカーペットや衣類等に付着しているゴミやホコリ等を除去する。
また、使用済み粘着テープPを切断する場合には、図5に示すように、粘着テープカッター具11に回転保持具2を載架させた状態で仮止用テープQを折り返し部分Rから剥がし、粘着テープPを使用済みの折り返し部分R位置まで手で引き出してから切断刃12によって使用済み部分を切断して廃棄した後、粘着テープPを切断刃12よりも前方側に若干引き出してから粘着テープカッター具11の前側壁15の上端面に仮貼り付けしておく。そして、仮止用テープQを再度粘着テープPの切断先端位置に貼着しておき、前記と同様な手順で粘着テープPを巻き戻すように粘着面を反転すれば良く、この反転操作によって新たな粘着面を再露出させるのである。
一方、通常のテープカッターとして使用する場合には、図5に示すように回転保持具2を粘着テープカッター具11に載架しておき、そのままで粘着テープPを引き出し、切断刃にて切断し、使用すれば良い。
また、図6、図7には本発明を実施するための他の最良の形態におけるゴミ取り器が示されている。すなわち、このゴミ取り器1には、回転保持具2をセットしたまま回転させることで粘着テープPの粘着面が表側となるように巻き返し可能となり、しかも粘着テープPの略全体が収容可能となる内部スペースを有した略矩形箱状に形成され、底側は開口されて成る載架台21を備えたものとしてある。尚、回転保持具2の構成は、前記した実施の形態と略同じなので、その詳細な説明は省略する。
図6に示すように、載架台21は、上部開口側の左右側壁22内面それぞれには一対の縦長の縦枠部22A,22Bが離間配置され、また正面側壁23、後側壁24それぞれの上端は若干上方へ延出させてある。この左右側壁22内面それぞれの一対の縦枠部22A,22Bの離間距離は、回転保持具2の保持枠部5における左右アーム4A,4Bの横幅員に対応させることで、図7に示すように、回転保持具2を載架台21に係合させた状態で載架させた際に、一対の縦枠部22A,22B上面に基端枠部3側面が掛架されるようにしてある。
そして粘着テープPを枢着保持させた回転保持具2を粘着テープカッター具11に載架するに際し、図6(a)に示すように、粘着テープカッター具11の一方の縦枠部22A,22Bの上端面に保持枠部5の左右アーム4A,4Bの下側の係合溝部9が係合され、正面側壁23または後側壁24の何れかの上端に保持枠部5の基端枠部3側に接合する左右アーム4A,4Bが載架されて回転保持具2全体が若干斜めの傾斜状態で配置されるようにしてある。
また、粘着テープカッター具11に対し、粘着面の仮貼り付けを行う場合には、粘着テープPを枢着保持させた回転保持具2を粘着テープカッター具11に載架させたまま、粘着テープPを前方側に若干引き出してから回転保持具2の基端枠部3に仮止用テープQによって仮貼り付けしておく。このとき仮止用テープQとしては、別構成のシールテープを使用しても良いが、この他、粘着テープPの一部を切り取って使用しても良い。
次に、粘着面を反転する場合には、図6(b)に示すように、載架台21に載架させた回転保持具2に対して粘着テープPを手指等で巻き戻すように略1回転させて粘着テープPを先端側から順次捲り剥がして行く。そして、全周に亘って粘着面を表側に反転させた後、仮貼り付け状態の粘着テープP先端側の仮止用テープQを回転保持具2の基端枠部3からいったん剥がして、粘着テープPの折り返し部分Rに前記仮止用テープQの残り半分を貼着して当該折り返し部分Rと粘着テープP先端側とを接合しておく。そして、載架台21から回転保持具2の把持部6を手で持って取り出し、回転保持具2に対して粘着テープPを被清掃面上でコロコロと回転させるようにしてカーペットや衣類等に付着しているゴミやホコリ等を除去する。
使用しないときには、図7に示すように、回転保持具2を載架台21に載架収容しておくことができる。このとき、一対の縦枠部22A,22B上面に基端枠部3側面が掛架される状態となる。
上記した構成の粘着テープカッター具11は、ゴミ取り器1として使用しない場合には、種々の粘着テープPを切断するための通常のテープカッターとしても使用できる。
本発明を実施するための最良の形態におけるゴミ取り器における回転保持具を示す分解斜視図である。 同じくゴミ取り器を粘着テープカッター具に載架装着する状態を示す斜視図である。 同じくゴミ取り器を粘着テープカッター具に載架装着した状態を示す斜視図である。図である。 粘着テープカッター具によって粘着テープの粘着面を表側に反転させる作業手順を示すもので、(a)は反転前の一部切欠断面図、(b)は反転途中の一部切欠断面図、(c)は反転後において粘着テープの先端部を、引き出された粘着テープの折り返し部分に固定させた状態の一部切欠断面図である。 ゴミ取り使用後で、回転保持具を粘着テープカッター具に載架して粘着テープを切断する状態を示す一部切欠断面図である。 本発明を実施するための他の最良の形態におけるゴミ取り器の粘着テープの粘着面を表側に反転させる作業手順を示すもので、(a)は反転前の斜視図、(b)は反転後において粘着テープの先端部を、引き出された粘着テープの折り返し部分に固定させる状態の斜視図である。 同じく不使用時におけるゴミ取り器の収納状態を示す斜視図である。
符号の説明
P…粘着テープ Q…仮止用テープ
R…折り返し部分
1…ゴミ取り器 2…回転保持具
3…基端枠部 4A,4B…左右アーム
4C…取付孔 5…保持枠部
6…把持部 7…回転ドラム
7A…貫通孔 8A…雌ビス
8B…雄ビス 9…係合溝部
11…粘着テープカッター具 12…切断刃
13…中央縦枠部 14…横枠部
15…前側壁 16…後側壁
17…左右側壁 18…補強枠部
19…クッション部材
21…載架台 22…左右側壁
22A,22B…縦枠部 23…正面側壁
24…後側壁

Claims (5)

  1. 巻回されている粘着テープを保持し、この粘着テープの粘着面が表側となるように当該粘着テープを巻き返し固定してゴミやホコリ等を除去する回転保持具と、回転保持具をセットしたまま粘着テープを巻き戻すように回転させることで粘着テープの粘着面を表側となるように巻き返し可能とし、且つ使用済みの粘着テープをカットする切断刃を設けて成る粘着テープカッター具とを備えて成ることを特徴とするゴミ取り器。
  2. 回転保持具は、前後一対の基端枠部で左右アームを挟み込んだ状態で全体形状が略コ字枠状となるように形成した保持枠部と、保持枠部の基端枠部側から突設した把持部と、この保持枠部の左右アーム間に挟み込んだ状態で粘着テープが回転自在となるように枢着保持される回転ドラムとを備えて成る請求項1記載のゴミ取り器。
  3. 粘着テープカッター具は、粘着テープの略下半分側が収容可能となる内部スペースを有した略矩形箱状に形成され、上部開口側の左右側壁内面それぞれの中央位置に配されて回転保持具の左右アームを係合させる中央縦枠部と、左右側壁内面それぞれの前側位置に配され、左右アームの前側面側を係止させる横枠部と、保持枠部の基端枠部側に接合する左右アームを載架させるよう上端を若干上方へ延出させて成る後側壁面とを備えて成る請求項1または2記載のゴミ取り器。
  4. 保持枠部の左右アームには、中央縦枠部の上端面に係合可能な係合溝部を有する請求項2または3のいずれか記載のゴミ取り器。
  5. 回転保持具を粘着テープカッター具に載架させたまま、粘着テープを切断刃よりも前方側に若干引き出し、その先端に仮止用テープの一端部を仮貼り付ける工程と、粘着テープカッター具に載架させた回転保持具に対して粘着テープを巻き戻すように略1回転させて全周に亘って粘着面を表側に反転させる工程と、仮貼り付け状態の粘着テープ先端側をいったん剥がして、粘着テープの折り返し部分に前記仮止用テープの他端部を貼着して当該折り返し部分と粘着テープ先端側とを接合させる工程と、粘着テープカッター具から回転保持具の把持部を取り出し、回転保持具に対して粘着テープを回転させてゴミやホコリ等を除去した後に、粘着テープカッター具に回転保持具を載架させた状態で仮止用テープを折り返し部分から剥がし、粘着テープを使用済みの折り返し部分位置まで手で引き出してから切断刃によって使用済み部分を切断する工程とによって構成されることを特徴としたゴミ取り器の使用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101194050B1 (ko) 2012-05-14 2012-10-24 고종택 테이프의 절취가 용이한 테이프크리너
CN103108581A (zh) * 2011-07-26 2013-05-15 尼托母斯股份有限公司 板表面用粘合清洁器

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