JP3021363U - 土留め側溝ブロック - Google Patents

土留め側溝ブロック

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JP3021363U
JP3021363U JP1995004271U JP427195U JP3021363U JP 3021363 U JP3021363 U JP 3021363U JP 1995004271 U JP1995004271 U JP 1995004271U JP 427195 U JP427195 U JP 427195U JP 3021363 U JP3021363 U JP 3021363U
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wall
retaining
earth retaining
shaped
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JP1995004271U
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Inventor
千里 西村
Original Assignee
敷島コンクリート工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 土留め擁壁底部の勾配を容易に設定できる側
溝ブロックを提供する。 【構成】 L型擁壁の底壁に逆コ字状に形成した暗渠を
載置し、コ字状暗渠に囲まれる底面にインバートコンク
リートを打設する。 【効果】 側溝底面の勾配を容易に確保でき、正確な排
水が行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は道路側面等に設置する側溝用のブロックに関するものであり、特に道 路側面に対する土留め機能を併有する側溝ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
道路面よりも道路両側面の高さが高い場所に側溝を設置する場合、土留め機能 を有する擁壁と暗渠となる側溝とを別々に構成するのが普通であり、擁壁部分を 現場施工し、これに暗渠となるU字側溝等を取付けて構成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこれら従来構造の場合、U字側溝の開口部を蓋板で全面的に閉塞 する必要があって施工費用が高騰する他、U字側溝を排水のために傾斜させる必 要があって工事手段が煩雑となる欠点があり、更に暗渠の開口部に施した蓋板上 を車や歩行者がとおると蓋板とU字側溝との間に生ずる隙間によってガタツキ音 などの異音等の不快音が発生する等の欠点を有することが指摘されていた。
【0004】
【考案の目的】
本考案は上記の問題に対応しようとするものであり、土留め効果が高く、しか も蓋板の使用を省略でき、工事代金を著しく低廉化することができる土留め側溝 ブロックをを提供せんとするものである。
【0005】 また本考案の他の目的は蓋板を使用しないので、蓋板を使用していた場合に生 ずる異音を発生させることのない土留め側溝用ブロックを提供しようとするもの である。
【0006】
【考案の要点】
本考案は、直立壁と底壁とによって断面形状がL字状を呈するよう形成した擁 壁の底壁面に、逆コ字状に形成した暗渠を載置し、暗渠に囲まれる底板面上に勾 配を形成するためのインバートコンクリートを打設した土留め側溝ブロックを考 案の要点としている。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0008】 本考案に係る土留め側溝用ブロックは、断面形状がL字状となるよう形成され た擁壁1と、この擁壁1の底壁12上に載置する逆コ字状の暗渠2との組合せによ って構成している。
【0009】 擁壁1は直立壁11と底壁12とによって断面形状がL字状を呈するよう形成され ており、直立壁11が擁壁としての機能を発揮し、底壁12が逆コ字状に形成された 暗渠2の載置面としている。
【0010】 擁壁1の底壁12面には、逆コ字状に形成した暗渠2の両側壁21,21の先端面を 嵌合させるための嵌合溝13,13が少許の深さで凹設されており、暗渠2を載置し た時に暗渠2が底壁12上に正確に位置できることを保証している。
【0011】 22…22は暗渠2の上面開口部に嵌合した蓋板であり、インバートコンクリート 3を打設する時の作業口として利用するほか、側溝形成後の暗渠2内を清掃する 場合の作業口としても利用するものである。
【0012】 図中4は道路面、5は擁壁内部により土留めされた路盤である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上記のように擁壁1をL字状に形成し、この底壁12上に、逆コ字状に 形成した暗渠2を載置する構造としたので、U字側溝を利用した暗渠の場合に要 求される蓋板の使用を完全に省略することが可能となり極めて経済的に構築する ことができる優れた特徴がある。
【0014】 また本考案では擁壁1を構成する底板12面に、暗渠2の両側壁21,21の先端面 を嵌合させる嵌合溝13,13を凹設したので、底壁12上に載置された暗渠2はその 他の工事を施すことなく極めて安定した載置を行うことが可能となる優れた利点 がある。
【0015】 更にまた本考案では擁壁1の底壁12上に逆コ字状に形成した暗渠2を載置し、 暗渠2の両側壁21,21に囲まれる内側にインバートコンクリート3を打設するよ う構成したので、排水のための勾配を容易に構築できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 要部を示す斜視図
【図2】 要部の拡大断面図
【図3】 擁壁と暗渠とを分離して示す分解側面図
【符号の説明】
1 擁壁 11 直立壁 12 底壁 13 嵌合溝 2 暗渠 21 暗渠の両側壁 22 蓋板 3 インバートコンクリート 4 道路面 5 擁壁路盤

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直立壁11と底壁12とによって断面形状がL
    字状を呈するよう形成した擁壁1の底壁12面に、逆コ字
    状に形成した暗渠2を載置し、暗渠2に囲まれる底板12
    面上に勾配を形成するためのインバートコンクリート3
    を打設した土留め側溝ブロック。
  2. 【請求項2】暗渠2の両側壁21,21の先端部が、底板12
    上に凹設した嵌合溝13,13に嵌合されている請求項1記
    載の土留め側溝ブロック。
JP1995004271U 1995-04-12 1995-04-12 土留め側溝ブロック Expired - Lifetime JP3021363U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0351377U (ja) * 1989-09-25 1991-05-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0351377U (ja) * 1989-09-25 1991-05-20

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