JP3022195U - 排水路合設歩車道境界ブロック - Google Patents

排水路合設歩車道境界ブロック

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JP3022195U
JP3022195U JP1995009191U JP919195U JP3022195U JP 3022195 U JP3022195 U JP 3022195U JP 1995009191 U JP1995009191 U JP 1995009191U JP 919195 U JP919195 U JP 919195U JP 3022195 U JP3022195 U JP 3022195U
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drainage
lid
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JP1995009191U
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Inventor
功 尾形
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東北石材ブロック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、歩道と車道の境界に使用するコン
クリートプレキャスト製品を従来製品の様な蓋を無く
し、道路占有敷も広く使用すると同時に点検掃除も迅
速、容易に出来る製品として提供する事を目的としてい
る。 【構成】 従来の蓋部と車止め境界ブロックを一体とし
て床版突出部を有して設け、その歩道と車道側に鋼制溝
グレーチングを嵌設して排水させ、点検掃除時これを一
気に吊り上げて排水路開孔部を広くしてその作業が迅
速、容易に出来る構築構成製品である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、道路の歩道と車道の境界に使用するコンクリートプレキャスト製品に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の道路の歩道と車道の境界に使用するコンクリートプレキャスト製品には、 日本工業規格の道路用鉄筋コンクリート側溝(JIS−A−5345)の歩 道側天端リブ部添えに日本工業規格のコンクリート境界ブロック(JIS−A− 5307)を施工したもの。
【0003】 可変側溝の歩道側に日本工業規格のコンクリート境界ブロック(JIS−A −5307)を施工したもの。
【0004】 図示して無いが排水路断面を円形とし、天端に狭幅のグレーチングを嵌設し 、その歩道側に同上の境界ブロックを施工したもの。 以上が排水を兼ねた道路の歩道と車道の境界に使用する代表的コンクリートプ レキャスト製品で有った。
【0005】 しかし、これらの製品と施工には次の様な欠点と解決すべく課題が有った。 幹線国道では、排水路の幅と高さが最低でも400〜500mmの流量断面を 必要とし地方道路でも幅と高さが300mm以上の製品を必要としている為に、蓋 の幅が蓋掛部を入れて、300mm製品では412mm、400mmでは512mm、5 00mm製品では622mmと成り、走行する車の運転手に壊れはしないかと不安感 を与えていたばかりか境界ブロックの幅だけ道路敷を必要としていた。
【0006】 可変側溝の場合でも上記問題が生じ、加えて施工時インバートコンクリート の打設に苦労していたばかりか、点検掃除にも困難を極めていた。
【0007】 排水路断面を円形とした製品においても、境界ブロックの幅だけ道路敷を必 要としていたし、この製品最大の欠点は外輪郭の大きさに比較し、流量断面が少 ない事と製品質量も重く、加えて、狭いグレーチングの幅(50〜80mm)だけ の開孔部しか無い為に沈殿泥土の掃除に時間と労力とを必要とし、それでも、沈 殿泥土が残る欠点が有った。
【0008】 そこで、本考案製品の考案者は、これらの製品の設計、製造、施工に従事 しながら本考案製品の解決課題を次の様にしたものである。
【0009】
【考案の解決しょうとする課題】 製品の製造を容易とし、施工と維持管理も容易な製品とする。
【0010】 従来製品で蓋の為に運転手に壊れはしないかと不安感を与え無い様にする為 に、幅を有するものを無くし、自動車車輪全面が上載出来ない製品構成とする。
【0011】 蓋と車止め突出部を一体長尺とし、近くに吊り上げ移動したら水路開孔部が 大きく開孔されて掃除が迅速、容易に出来る様な製品とする。
【0012】 製品の歩車道境界ブロック部を従来の蓋の部分に置き換え組み立て方式で道 路敷地面積も広く使用出来製品とする。
【0013】 加えて、ここに草花の植栽を可能とした環境製品とし、人のこころに安らぎ を与えられる製品とする事も本考案製品の解決課題とする。 以上を本考案の解決課題として、その解決手段を次の様にしたものである。
【0014】
【考案が解決しょうとする手段】
地下埋設の排水路は、側壁外壁面を路盤材の転圧効果を考慮し、特別な製品を除 き、ストレート壁とし、内部支台に嵌設する蓋と車止め凸部は一体長尺とし、こ の床版突出部の要所要所に道路路面排水の為の狭幅のグレーチングを嵌設して設 け、点検掃除時は重機で吊り上げて内空断面の広い作業容易な構成手段の製品と する。
【0015】
【考案の実施例】
これを実施例の図面で説明すると、まず、道路の地下埋設排水路としての一定 の高さと幅の流量断面を有して、低版を介して長さ2m以上の外面垂直の側壁1 .1.の天端部内部に蓋掛かりの支台2.2.を有する排水路A.とする。
【0016】 この排水路A.の落蓋に換えて、左右対称の突出低版3.3.と歩道と車道の 車止め仕切凸部4.と一体となすものとし、低版付き歩車道境界ブロックB.す る。
【0017】 この車止め仕切凸部4.の左右の要所要所に排水孔5.を多数個設けた狭幅の 鋼制溝グレーチングC.として車道側にも歩道側にも嵌設して設けたものとする 。
【0018】 これを施工時、従来製品の施工の様に、基礎栗石D.と均しコンクリートE. の上に排水路A.を施工し、次に左右対称の突出低版3.3.を有する低版付き 歩車道境界ブロックB.を吊り機械で吊り上げ嵌設施工し、更に排水孔5.を有 する鋼制溝グレーチングC.を車道側にも歩道側にも嵌設して施工を完成する。
【0019】 加えて、点検掃除時は、この歩車道境界ブロックB.(鋼制溝グレーチングC .を取り外しても同時でも良い)を吊り上げ移動して、点検掃除の作業とする。
【0020】 次に、請求項2.の製品を説明すると、本考案の歩車道境界ブロックB.の内 部を花壇凹部10.とし、植栽土を入れられる様にし、その外壁立ち上がり面を 擬石、擬木等の環境化粧表面7.(コンクリート含色か着色製品は、より自然的 である)の花壇構成歩車道境界ブロックB−1.とし、草花8.やゼネレーター 9.をも合設出来る様にしてなるものである。 以上の様にして成る本考案製品には次の様な作用、効果が有る。
【0021】
【考案の作用、効果】 製品も2m以上の長尺で排水路A.も低版付き歩車道境界ブロックB.も突 出低版付き部からコンクリートを打設するので従来製品より製造が容易で有り、 特に低版付き歩車道境界ブロックB.は従来製品の600〜1000mmより長尺 の為に製造ばかりで無くストックも施工も容易である。
【0022】 本考案製品は、蓋の部分が無い為に自動車車輪全面が上載する事も無く、従 来製品での蓋による運転手に壊れる不安感を与える事は無い。
【0023】 点検掃除時は、長尺な歩車道境界ブロックを吊り上げる事により、排水路は 広く開孔され、その作業が迅速、容易に出来と同時に再布設も吊り下げて嵌設す るだけなので道路を渋滞させる事も無くこれ又、危険を伴わず迅速、容易である 。
【0024】 従来の蓋の占有部分に車止歩車道境界ブロックが構築されるので、従来より 道路敷地を広く有効に使用出来る。
【0025】 加えて、車止歩車道境界ブロックの側壁外壁面を擬石か擬木等(煉瓦積み模 様)の模様にし、凹部とした空洞部に植栽土を入れ草花を植栽する事により、人 のこころに安らぎを与えられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案製品の施工や点検掃除時の状態を示す概
要斜視図。
【図2】本考案製品の歩車道境界ブロックを花壇構成境
界ブロックとした製品の概要斜視図。
【図3】本考案製品を隔壁共同溝とした製品の要部断面
概要斜視図。
【図4】本考案製品に付随する乗り入れ製品と切り下げ
製品の概要を示す斜視図。
【符号の説明】 A 排水路 B 歩車道境界ブロック B−1 花壇構成歩車道境界ブロック B−2 切り下げ歩車道境界ブロック B−3 乗り入れ歩ブロック C 鋼制溝グレーチング D 基礎栗石 E 均しコンクリート F 環境歩道ブロック版 G 隔壁共同溝 H 地下排水溝 J 埋設ケーブル 1 側壁 2 支台 3 突出低版 4 車止め仕切凸部 5 排水孔 6 花壇部低部排水孔 7 環境化粧表面 8 草花 9 ゼネレーター 10 花壇凹部 11 施工吊手孔 12 吊り上げワイヤー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の高さと幅の流量断面を有して、長
    さ2m以上の側壁1.1.の天端部に蓋掛かりの支台
    2.2.を有する排水路A.の落蓋に換えて、左右対称
    の突出低版3.3.と歩道と車道の仕切凸部4.と一体
    となす歩車道境界ブロックB.とこの車止め仕切凸部
    4.の左右の要所要所に排水孔5.を多数個設けた狭幅
    の溝グレーチングC.を嵌設して組合せ一体となし、点
    検掃除時これを吊り上げ移動の作業が出来る様にして成
    る排水路合設歩車道境界ブロック。
  2. 【請求項2】 歩車道境界ブロックB.の内部を凹部1
    0.とし、その外壁立ち上がり面を擬石、擬木等の環境
    化粧表面7.の花壇構成歩車道境界ブロックB−1.と
    し、草花8.やゼネレーター9.をも合設出来る様にし
    てなる排水路合設歩車道境界ブロック。
JP1995009191U 1995-08-31 1995-08-31 排水路合設歩車道境界ブロック Expired - Lifetime JP3022195U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100888493B1 (ko) * 2008-06-12 2009-03-12 (주)대광 일체형 구조를 갖는 중앙분리대용 배수블럭
JP2013167070A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk 自転車用道路形成用ブロック
JP2014201894A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 株式会社ニュー・メソッド 中央分離帯
CN105088916B (zh) * 2015-08-17 2017-06-20 苏州同尚工程设计咨询有限公司 路面管道交叉节点保护结构

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