JPH0527150U - 排水桝における蓋装置 - Google Patents

排水桝における蓋装置

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JPH0527150U
JPH0527150U JP8032091U JP8032091U JPH0527150U JP H0527150 U JPH0527150 U JP H0527150U JP 8032091 U JP8032091 U JP 8032091U JP 8032091 U JP8032091 U JP 8032091U JP H0527150 U JPH0527150 U JP H0527150U
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宏 猪本
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株式会社長谷川鋳工所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速道路等に施設される排水桝の蓋を簡単な
構造により係止できるようにし、車輌の通過による蓋の
はねあげを防止する。 【構成】 スラブコンクリート4に埋設される本体1に
取付けるようにした平面四角形の蓋受枠2の上部内周に
蓋体3を載せる段載部8を突出して設けるとともに、蓋
受枠2の一側の両隅部に、この段載部8上に所要の間隙
をおいて、係止片10,10を突設する。他方、蓋体3の方
には、その一側の両隅部に、さきの間隙9,9に挿入で
きる差込み部12,12を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高速道路等に設置する排水桝の蓋装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高速道路等には、路上の雨水を排出するために、路肩に所要の間隔をおいて排 水桝が設置されている。この排水桝は、従来一般に、図9に示すように、スラブ コンクリート中に埋設する深い皿状の本体1と、これに結合する蓋受枠2と、蓋 受枠2に嵌合、載置する蓋体3とにより形成されており、スラブコンクリート4 の打設時に埋設した本体1に蓋受枠2をレベル調整してボルト等5で固定し、蓋 体3を載せるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、高速道路等に設置した排水桝には、その上を多くの車両が通過する ため、大きな繰返し荷重がかかることになり、特に、蓋体は板状に形成されてい るので、繰返し荷重を受けることと経年変化もあって歪みが発生するようにな る。そのため、蓋体が蓋受枠より突出し、その部分に車両が乗ると振動や騒音を 発するばかりでなく、蓋体の飛びはね現象が起こり危険ともなる。
【0004】 そのため、蓋体を固定することがいろいろ考えられるが、道路上に長期にわた って使用されるものは、温度変化、降雨雪、土砂の流入、荷重の繰返しなど過激 な条件に耐えねばならないとともに、清掃時の蓋の開閉作業のことやコスト等を 配慮すれば、できるだけ簡易な構造のものにする必要がある。
【0005】 本考案は、上記のような排水桝における問題を解決し、蓋の固定と開閉が極め て簡単で安価に製作でき、過激な条件に対応できる、排水桝の蓋装置を提供しよ うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の構成について、実施例に対応する図面を 参照して説明すると、本考案は、排水管と結合する皿状の本体1と、該本体1に 取付ける蓋受枠2と、該蓋受枠2に嵌合、載置する蓋体3とよりなる排水桝にお いて、平面四角形状とした蓋受枠2の上部内周に、所要巾の段載部8を内方に突 出して設けるとともに、この蓋受枠2の一側両隅部に、段載部8上に所要の間隙 9を存して係止片10,10を突設し、他方、上記の蓋受枠2内に嵌合して段載部8 に載置する蓋体3には、上記段載部8と係止片10との間9に挿入する差込み部12 を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図1〜図8を参照して説明する。図において1 は本体、2は蓋受枠、3は蓋体である。
【0008】 本体1は平面四角形状で深い皿状に形成され、底部には排水管(図示を略す) を結合するための大径のネジ孔5が設けられており、上部の外周面の数個所には 蓋受枠2の結合に用いられる張出片6,6が突設されている。
【0009】 蓋受枠2は、本体1と同様に平面四角形状をなし、下部は本体1の上部内に係 入自在に形成され、また、上部の外周面には本体1の張出片6,6と対応した位 置に、同様の張出片7,7が突設されている。そして、蓋受枠2の上部内周に は、上面より一段低くした所要巾の段載部8が内方に突出して設けられていると ともに、その一側にある両隅部には、段載部8の上面と所要の間隙9を存して係 止片10,10が内方に向けて突設されている。
【0010】 蓋体3は、平板状をなし上記蓋受枠2の上端内周形状に適合の平面形状をな し、多数の通水孔11,11が設けられている。そして、蓋体3の上記蓋受枠2の係 止片10,10と対応する一側の両隅部には、蓋受枠2の係止片10と段載部8との間 隙9に挿入される差込み部12,12が、蓋受枠2を薄肉として設けられている。
【0011】 本考案装置による排水桝は上記のように構成されており、図9に示すように、 本体1はスラブコンクリート4中に埋設される。蓋受枠2はその下部を本体1に 嵌入し、その上面をスラブコンクリート4と面一となるように高さ調整をして張 出片6,6,7,7を介してボルト類により取付けられる。この場合、係止片10 ,10を設けた側を車輌進行方向の手前にすることが望ましい。そして、蓋体 3は、その差込み部12,12を係止片10,10と段載部8との間隙9,9に挿入しな がら蓋受枠2の段載部8へ載置するのである。蓋体2を取外す場合は、蓋体3の 差込み部12,12設けた側の反対側を持ち上げ気味にして引きずり出すだけで簡単 に取外せることになる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の排水桝における蓋装置は、排水管と結合する皿 状の本体と、該本体に取付ける蓋受枠と、該蓋受枠に嵌合、載置する蓋体とより なる排水桝において、平面四角形状とした蓋受枠の上部内周に、所要巾の段載部 を内方に突出して設けるとともに、この蓋受枠の一側両隅部に、段載部上に所要 の間隔を存して係止片を突設し、他方、上記の蓋受枠内に嵌合して段載部に載置 する蓋体には、上記段載部と係止片との間に挿入する差込み部を設けたものとし たので、構造が極めて簡単で安価に製作できるとともに、蓋体の取付け取り外し が特別の工具を用いることなく簡便に行える。
【0013】 しかも、蓋体3と蓋受枠2との差込み側を車輌進行方向の手前にすれば、車輌 が乗った場合、車輪の回転によって蓋体の“すい上げ”がおきても、差込み部が 係止片に押えられているため、蓋体の離脱が防止できるなる等、多くの利点があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】同半部縦断側面図である。
【図3】蓋受枠の平面図である。
【図4】同側断面図である。
【図5】蓋体の平面図である。
【図6】同半部縦断側面図である。
【図7】蓋受枠と蓋体との係合部分を示す拡大平面図で
ある。
【図8】図7のA−A断面図である。
【図9】従来の排水桝を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…排水桝の本体 2…蓋受枠 3…蓋体 4…スラブコンクリート 8…段載部 9…間隙 10…係止片 11…通水孔 12…差込み部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排水管と結合する皿状の本体と、該本体に取付ける蓋受
    枠と、該蓋受枠に嵌合、載置する蓋体とよりなる排水桝
    において、平面四角形状とした蓋受枠の上部内周に、所
    要巾の段載部を内方に突出して設けるとともに、この蓋
    受枠の一側両隅部に、段載部上に所要の間隙を存して係
    止片を突設し、他方、上記の蓋受枠内に嵌合して段載部
    に載置する蓋体には、上記段載部と係止片との間に挿入
    する差込み部を設けたことを特徴とする、排水桝におけ
    る蓋装置。
JP8032091U 1991-09-06 1991-09-06 排水桝における蓋装置 Expired - Lifetime JP2547467Y2 (ja)

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JPH0527150U true JPH0527150U (ja) 1993-04-09
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001254431A (ja) * 2000-03-09 2001-09-21 Shinko Kenzai Ltd 溝 蓋
JP5877926B1 (ja) * 2015-10-09 2016-03-08 首都高速道路株式会社 橋梁用漏水防止構造およびその形成方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001254431A (ja) * 2000-03-09 2001-09-21 Shinko Kenzai Ltd 溝 蓋
JP5877926B1 (ja) * 2015-10-09 2016-03-08 首都高速道路株式会社 橋梁用漏水防止構造およびその形成方法

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JP2547467Y2 (ja) 1997-09-10

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