JP2003301414A - 雨水落下防止橋梁排水枡 - Google Patents

雨水落下防止橋梁排水枡

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JP2003301414A
JP2003301414A JP2002107001A JP2002107001A JP2003301414A JP 2003301414 A JP2003301414 A JP 2003301414A JP 2002107001 A JP2002107001 A JP 2002107001A JP 2002107001 A JP2002107001 A JP 2002107001A JP 2003301414 A JP2003301414 A JP 2003301414A
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bridge
basin
fall prevention
rainwater
drainage basin
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Tsugio Murai
次雄 村井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、橋梁の舗装部に降った雨水が橋梁
の床版内部に浸入するのを防止することにより、橋梁の
強度低下を可及的に防止することができる雨水落下防止
橋梁排水枡を提供する。 【解決手段】 雨水落下防止橋梁排水枡10はゴムで一
体形成され、枡本体12の枡上部14の下部には排水筒
部15が別途設置されている。雨水落下防止橋梁排水枡
10は橋梁2の床版3に貫通形成された排水枡取付穴6
に挿入された状態で適宜固定手段で取り付けられるよう
になっている。前記枡本体12の枡上部14の外周面1
4Aには全周にわたって雨水落下防止フランジ部16が
突設されている。この雨水落下防止フランジ部16は前
記防水層4の上に載置され、防水層4と舗装部5とによ
って挟まれた状態で配設されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋梁に埋設状態で
設置されて橋梁上に降った雨水を主に排水する橋梁排水
枡に関し、詳しくは雨水が橋梁の床版を形成するコンク
リートに生じた亀裂に浸入するのを防止できる雨水落下
防止橋梁排水枡に関する。
【0002】
【従来の技術】橋梁の床版の両側部には橋梁上に降った
雨水を排水するための橋梁排水枡が複数埋設されてい
る。図5に示されるように、前記橋梁排水枡1は鋳物等
で角筒状に形成されている。この橋梁排水枡1は橋梁2
の床版3とシリコーンや防水シート等で形成された防水
層4と舗装部5に貫通形成された排水枡取付穴6に挿入
状態で配設され、前記舗装部5の上に降った雨水を排水
できるようになっている。ところで、前記橋梁2には多
くの車両等が走行するためコンクリートの疲労破壊等に
より前記床版3を形成するコンクリートに亀裂が生じ
る。また、車両走行の振動等により橋梁用排水枡1と舗
装部5との間に隙間7が生じ、防水層4が切れてしま
う。このため、雨等が降ると、雨水がこの隙間7から排
水枡取付穴6に流れ込んで床版3を形成するコンクリー
トの亀裂等に浸入してしまう。この結果、前記床版3を
形成するコンクリートの亀裂等に浸入した雨水が橋梁2
の強度を低下させる遠因となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実に
鑑みなされたものであり橋梁の舗装部に降った雨水が橋
梁の床版内部に浸入するのを防止することにより、橋梁
の強度低下を可及的に防止することができる雨水落下防
止橋梁排水枡を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、橋梁
の床版に貫通形成された排水枡取付穴に挿入状態で取り
付けられると共に可撓性材料で形成された雨水落下防止
橋梁排水枡であって、この雨水落下防止橋梁排水枡の枡
本体の外周面に突設されると共に前記床版の上に配設さ
れる防水層と舗装部とによって挟まれた状態で配設され
る雨水落下防止フランジ部と、を有してなることを特徴
としている。請求項2の発明は、橋梁の床版に貫通形成
された排水枡取付穴に挿入状態で取り付けられる枡本体
と、この枡本体と別途に可撓性材料で形成される雨水落
下防止フランジ部と、を備えて成る雨水落下防止橋梁排
水枡であって、前記雨水落下防止フランジ部は貫通形成
された枡本体挿入穴に前記枡本体が挿入されることによ
り枡本体の外周部に取り付けられると共に前記床版の上
に設けられる防水層と舗装部とに挟まれた状態で配設さ
れることを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】図1及び図2には本発明に係る雨
水落下防止橋梁排水枡の第1実施例が示されている。図
1及び図2に示されるように、本発明の雨水落下防止橋
梁排水枡10は可撓性材料としてのゴムで一体形成され
ている。図1に示されるように、前記雨水落下防止橋梁
排水枡10の枡本体12の枡上部14は角筒状に形成さ
れ、枡上部14の下部には図示しない排水パイプが接続
される排水筒部15が別途設置されている。前記雨水落
下防止橋梁排水枡10は橋梁2の床版3に貫通形成され
た排水枡取付穴6に挿入された状態で適宜固定手段を介
して取り付けられるようになっている図1及び図2に示
されるように、前記枡本体12の枡上部14の外周面1
4Aには全周にわたって枡本体12の上下方向と直交方
向に雨水落下防止フランジ部16が突設されている。図
2に示されるように、この雨水落下防止フランジ部16
は平面視矩形状に形成されている。図1に示されるよう
に、前記雨水落下防止フランジ部16は前記防水層4の
上に載置され、防水層4と舗装部5とによって挟まれた
状態で配設されるようになっている。図1及び図2に示
されるように、前記枡上部14の上端部には排水蓋収容
部20が形成され、排水蓋収容部20には格子状の排水
蓋22が収容されている。この排水蓋22には大きなゴ
ミ等が雨水落下防止橋梁排水枡10の内部に入り込めな
いように小さい排水開口24が複数形成されている。
【0006】次に、第1実施例の雨水落下防止橋梁排水
枡10の作用について説明する。前記雨水落下防止橋梁
排水枡10を設置する場合は、前記雨水落下防止フラン
ジ部16を前記防水層4に載置した状態にして枡本体1
2を床版3と防水層4に貫通形成された排水枡取付穴6
に挿入し、適宜固定手段を介して固定する。そして、前
記防水層4の上に舗装部5を形成することにより、雨水
落下防止フランジ部16は枡上部14の全周にわたって
前記防水層4と舗装部5とによって挟まれた状態で配設
される。従って、橋梁2の舗装部5を多数の車両等が通
行して振動が発生して枡本体12と排水枡取付穴6との
間に隙間7が発生し、雨水が隙間7から排水枡取付穴6
に流れ込んでも雨水落下防止フランジ部16の上に落下
することになる。従って、雨水が床版3まで流れること
を防止することができるので、床版3を形成するコンク
リートに生じている亀裂に雨水が浸入することを防止す
ることができる。この結果、雨水が床版3のコンクリー
トに生じている亀裂に浸入することを防止できるので、
雨水による橋梁2の強度低下を可及的に防止することが
できる。なお、前記雨水落下防止フランジ部16はゴム
で形成されているので防水層4の上面が凹凸状であって
も凹凸状に応じて載置され、雨水落下防止フランジ部1
6と防水層4の密着性を維持することができる。
【0007】図3及び図4には本発明に係る雨水落下防
止橋梁排水枡の第2実施例が示されている。なお、第1
実施例の雨水落下防止橋梁排水枡10と同一の構成は同
一の符号を用いてその説明を省略する。第2実施例の雨
水落下防止橋梁排水枡30は枡本体12と雨水落下防止
フランジ部32が別途に形成されるタイプである。図3
に示されるように、雨水落下防止橋梁排水枡30の枡上
部14の外周部にはゴムで形成された雨水落下防止フラ
ンジ部32が配設されている。図4に示されるように、
この雨水落下防止フランジ部32も平面視矩形状に形成
され、中央部に枡本体12が挿入される平面視矩形状の
枡本体挿入穴34が貫通形成されている。この枡本体挿
入穴34の周縁部34Aは肉厚に形成され、枡本体12
の枡上部14を枡本体挿入穴34に挿入すると確実に密
着状態となるようになっている。このため、前記枡上部
14を枡本体挿入穴34に挿入すると枡上部14の外周
面14Aに枡本体挿入穴34の内周面34Aが密着当接
して枡本体12と雨水落下防止フランジ部32とが一体
になるようになっている。従って、この第2実施例の雨
水落下防止橋梁排水枡30は既存の橋梁排水枡を前記雨
水落下防止フランジ部32の枡本体挿入穴34に挿入す
るだけで形成することができるので、既存の橋梁排水枡
を利用、使用でき、経済的であるという利点がある。な
お、他の構成及び他の作用は第1実施例の雨水落下防止
橋梁排水枡10と同一であるのでその説明は省略する。
【0008】なお、雨水落下防止橋梁排水枡10,30
の枡本体12の形状は前記実施例で示した形状に限定さ
れるものでないことは勿論である。また、実施例では雨
水落下防止橋梁排水枡10と雨水落下防止フランジ部3
2を可撓性材料としてのゴムを使用したが、可撓性材料
であればゴムに限定されるものでないことは勿論であ
る。なお、実施例では雨水落下防止フランジ部16,3
2を平面視矩形状に形成したが、雨水の落下を阻止でき
る形状であれば平面視矩形状に限定されるものでないこ
とは勿論である。
【0009】
【発明の効果】本発明の雨水落下防止橋梁排水枡は、橋
梁の床版の上に配設される防水層の上に雨水落下防止フ
ランジ部が載置された状態となるので、雨水が排水枡取
付穴に流れ込んでも雨水が床版に流れて床版を形成する
コンクリートの亀裂に浸入することを防止できるので、
雨水による橋梁の強度低下を可及的に防止できるという
優れた効果を有する。また、請求項2の雨水落下防止橋
梁排水枡は、前記効果の他に既存の橋梁排水枡を利用で
きるので経済的であるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の雨水落下防止橋梁排水枡を橋梁に
取り付けた状態の縦断面図である。
【図2】第1実施例の雨水落下防止橋梁排水枡の平面図
である。
【図3】第2実施例の雨水落下防止橋梁排水枡の縦断面
図である。
【図4】第2実施例の雨水落下防止橋梁排水枡に適用さ
れる雨水落下防止フランジ部の平面図である。
【図5】従来の橋梁排水枡を橋梁に取り付けた状態の縦
断面図である。
【符号の説明】
10 雨水落下防止橋梁排水枡 12 枡本体 16 雨水落下防止フランジ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 橋梁の床版に貫通形成された排水枡取付
    穴に挿入状態で取り付けられると共に可撓性材料で形成
    された雨水落下防止橋梁排水枡であって、この雨水落下
    防止橋梁排水枡の枡本体の外周面に突設されると共に前
    記床版の上に配設される防水層と舗装部とによって挟ま
    れた状態で配設される雨水落下防止フランジ部と、を有
    してなることを特徴とする雨水落下防止橋梁排水枡。
  2. 【請求項2】 橋梁の床版に貫通形成された排水枡取付
    穴に挿入状態で取り付けられる枡本体と、この枡本体と
    別途に可撓性材料で形成される雨水落下防止フランジ部
    と、を備えて成る雨水落下防止橋梁排水枡であって、前
    記雨水落下防止フランジ部は貫通形成された枡本体挿入
    穴に前記枡本体が挿入されることにより枡本体の外周部
    に取り付けられると共に前記床版の上に設けられる防水
    層と舗装部とに挟まれた状態で配設されることを特徴と
    する雨水落下防止橋梁排水枡。
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