JP4459803B2 - 取り替え用上部排水桝 - Google Patents

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Description

本発明は、高架道路、河川、渓谷等における道路構造物に設置される排水桝上部の取り替え用上部排水桝に関する。
一般に、道路構造物に設置される排水桝は、表層を透水性舗装とする場合、図3に示すように本体1、本体の載置部に載置される目皿又はスクリーン2、排水管3とからなり、床版21の上方の壁体1aに床版21を流れる水の排水用の小孔1eが形成され、目皿又はスクリーン2には集水穴2aが形成されている。
また、道路構造物は、通常、同じく図3に示すように床版21の上に防水シート22を敷設するとともに、その上に基層23、表層24が敷設してある。1cは落し口であり、配水管に接続される。
このようにして設置された排水桝は、車輌の通過の載荷重により変形したり、損傷したりすることがある。変形や損傷は排水桝の上部に多く見られる。また、特に排水性舗装の場合小径の排水孔であるため、排水性能に限界があり路面の滞水が発生し、車輌の繰り返し通過により舗装材が飛散している。
そこで、排水桝全体を取り替えるのは、経済的に不利であるため、排水桝のまわりをはつり、はつり部9を形成し、本体1の壁体1aを床版21の天端より上の位置から切断し、この上に同型の上部桝を接続する方法が用いられている。
上述のようにして設置された排水桝の問題点は、床版21に敷設された防水シート22は、排水桝上部が床版天端より上で切断されているため、排水桝の壁体1aで縁切れとなってしまう。又はコンクリートを打ち直し時に小孔1eが床版より上に位置してしまうため、透水性舗装からなる表層24を用いて表層上の雨水を防水シート22上に落しても雨水等は、道路構造物の壁体1aに遮られ、排水桝本体1と床版21の取り合い部より漏水が発生する。
出願人は、この問題点を解決するため、先に特願2003−337925を提案した。
特願2003−337925
先に示した問題点は、排水桝を天端より上の位置から切断し、この上に同型の上部桝を接続する上部排水桝の取り替え方法においても共通する。
すなわち、道路構造物に設置する排水桝において、透水性舗装である表層を経た防水シート上の雨水等が壁体に遮られて、排水桝と床版の取り合い部より漏水するという課題を有する。
本発明は、このような課題を以下述べるところにより解決しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するためつぎの手段を提供する。
第一に、壁体下方に沿って外側に突出した誘導面が平面からなり外側から内側にかけて下方に向けて傾斜する平板で形成されている排水誘導片を形成するとともに内側に目皿又はスクリーン載置部を形成し、かつ、排水誘導片を形成した壁体に排水誘導片の縁部から上方にかけて排水窓を形成した上部桝と上部桝の目皿又はスクリーン載置部に載置される目皿又はスクリーンとからなることを特徴とする取り替え用上部排水桝を提供する。
本発明は上述のようにしてなるので、つぎの効果を有する。
請求項1において、本発明は、上部桝の壁体下方に沿って突出した誘導面が平面からなり外側から内側にかけて下方に向けて傾斜する平板で形成されている排水誘導片を一体に形成し、かつ、排水誘導片を形成した壁体に排水誘導片から上方にかけて排水窓を形成したので、既設排水桝を床版天端以下で切断して除去した後に、排水誘導片が床版天端と面一又は以下になるように設置することができ、床版上面から上部桝に設置した排水誘導片まで防水シートを敷設することができる。
請求項1において、排水桝を設置した後、床版天端から誘導片まで防水シートを敷設することができるので、透水性舗装を通して防水シートに落ちた水は、排水窓に確実に導かれ、床版と排水桝の取り合い部から漏水することなく、確実な排水を可能にする。
本発明を実施するための最良の形態を図面に基き説明する。
図1は、本発明に係る取り替え用上部排水桝の分解斜視図である。
本発明に係る取り替え用上部排水桝は、後述するように、床版の天端以下で切断された既設の排水桝本体1の上部に相当する上部桝11とこの上部桝11の蓋部である目皿又はスクリーン2とからなる。上部桝11及び目皿又はスクリーン2は、いずれも鋼製である。
上部桝11は、後述する既設排水桝本体1の下部桝12切断面より大きな下端面を有し、その壁体1a下方外側は突出して排水誘導片4が鋳造により一体に形成されてなる。
排水誘導片4は、誘導面が平面からなり外側から内側にかけて下方に向けて傾斜する平板で形成され、壁体1aには排水誘導片4の内側縁部から上方にかけて排水窓1bが開口され、排水誘導片4には下面の四隅のそれぞれに回動自在に取り付けボルト6が必要に応じて螺着されている。ボルト6の代りにアンカー鉄筋、型鋼を取り付けてもよい。
排水窓1bは、壁体1aの高さ2分の1程度の大口に開口し、上方を上に凸の弧状形に形成した。
取り付けボルト6は、後述する既設の排水桝本体1の上部を切断した後の下部桝12に、上部桝11を載置し床版21のはつり部に位置させ、かつ、はつり部にコンクリートを打設したときの固定用である。ボルト6を使用すると上部桝の上下微調整が可能となる。
上部桝11の底部には、一つの対向する両辺に目皿又はスクリーン2を載置する載置部7が溶接等により取り付けてある。排水誘導片4と載置部7とは一体に形成し、壁体1aを取り付けてもよい。
目皿又はスクリーン2は上部桝11の底部に形成された載置部7に載置されて、上端が上部桝11の上端にほぼ面一となる立方体状に形成されている。
この実施例では、一方の向い合う壁体8dを上部桝11の目皿又はスクリーン載置部7に接する一対の平行するゴムパッキン8aと鋼板8bとを重ねた板材8c両端に補強板とともに架け渡して溶接等により取り付けるとともに他方の向い合う壁体8dを一方の壁体8dの両端に架け渡して溶接等により取り付けてある。ここで、他方の向い合う壁体は、一方の壁体8dに比し、上方方向2分の1程度の寸法としてあり、下方空間9bは、床版21上を流れる水の流水口となる。8eは内部に縦横に適宜配置して溶接等により取り付けた補強板である。
なお、壁体1aは、目皿又はスクリーン2が上部桝11に載置されたとき、上部桝11の排水窓1bからの流水を妨げることのない構造のものであればよく、この実施例では、目皿又はスクリーン2が上部桝11の載置部7に載置されたとき、形成される対向する板材8c間の空間9aと板材8c上の空間9bによって流水口は確保される。また、目皿又はスクリーンとして通常のグレーチングを上部桝の上部で受けるものであっても良いことはもちろんである。
かくして、上部桝11と上部桝11の目皿又はスクリーン受けに載置される目皿又はスクリーン2とからなる取り替え用上部排水桝が形成される。
図2は、上部排水桝の取り替え手順を示す断面図である。
埋設されている既設排水桝の周囲を床版21の天端以下までの所定の深さまではつり、既設排水桝の上部を床版天端以下から切断して除去する。既設排水桝の上部の切断位置は、上述の上部桝11を上部を切断して埋設されている下部桝12に載置したとき、上部桝11の壁体1aの下方に沿って外側に突出した排水誘導片4が床版21の天端とほぼ面一になる高さ部分である。
既設排水桝の上部を切断した後は、埋設されている下部桝12に上述した上部桝11を載置するとともに上部桝11の排水誘導片4の下面に螺着した取り付けボルト6をはつり部9に位置させる。既設排水桝の周囲の床版21のはつり部9の深さは、この排水誘導片4の下面に螺着した取り付けボルト6のボルト頭6aが底に接する程度までの深さがよい。取り付けボルト6の代りにアンカー鉄筋を用いることができる。
下部桝12に上部桝11を載置した後は必要に応じて取り付けボルト6を回動させて高さ調整を行う。その後このはつり部9にコンクリートを打設する。
かくして、既設排水桝の上部を予め形成した上部桝11をもって取り替える工程は終了する。ここで、目皿又はスクリーン2の上部桝11の載置部への載置はいつ行っても良い。
既設排水桝の上部を上部桝11をもって取り替えた後は、床版21の上面から排水誘導片4の内側縁部まで面なりに防水シート22が敷設され、ついで基層23、表層24が順次敷設される。
なお、本発明は、上述の実施例に限定されるものでないことはもちろんである。
本発明の取り替え用上部排水桝の一例を示す分解斜視図である。 本発明の上部排水桝の取り替え手順の一例を示す断面図である。 設置されている排水桝の従来例を示す断面図である。
1 排水桝本体
1a 壁体
1b 排水窓
2 目皿又はスクリーン
3 排水管
4 排水誘導片
6 取り付けボルト
7 載置部
8a ゴムパッキン
8b 鋼板
8c 板材
8d 壁体
8e 補強板
9 はつり部
9a 空間
9b 空間
11 上部桝
12 下部桝
21 床版
22 防水シート
23 基層
24 表層

Claims (1)

  1. 壁体下方に沿って外側に突出した誘導面が平面からなり外側から内側にかけて下方に向けて傾斜する平板で形成されている排水誘導片を形成するとともに内側に目皿又はスクリーン載置部を形成し、かつ、排水誘導片を形成した壁体に排水誘導片の縁部から上方にかけて排水窓を形成した上部桝と上部桝の目皿又はスクリーン載置部に載置される目皿又はスクリーンとからなることを特徴とする取り替え用上部排水桝。
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