JP4489644B2 - 側溝蓋用埋設型枠、及び側溝の蓋体の形成方法 - Google Patents

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本発明は、主として既設の側溝に被されている蓋体に代えて、新たに蓋体を現場打ちで形成する際に使用する側溝蓋用埋設型枠、及び側溝の蓋体の形成方法に関する。
U字形側溝が老朽化した場合、従来は側溝全体を新しいものと入れ替えていたが、実際には側溝本体の損傷は少なくて、蓋体の方が割れたりして損傷が大きい。このため、経費削減と資源節約を考慮して、側溝本体は引き続き使用するものとして蓋体だけを交換したりする。また、予め工場で成型したコンクリート製の蓋体を側溝本体の上面開放部分に被せても、がたつきをなくすことができないなどの理由により、数年経過する内に再度割れたりして交換することになる。
そこで、埋設型枠を使用して現場打ちで蓋体を成型して暗渠にする技術も提案されている(特許文献1)。
特開平9−13486号公報
しかしながら、従来の埋設型枠は、蓋体を現場打ちすると暗渠になって、周囲の雨水を排水処理することができない。また、現場打ちする場合、鉄筋を所望する位置に配置するには多大な労力を必要としていた。さらに、蓋体を外すことができないので、清掃作業を行うことが極めて困難であった。
本発明は上記に鑑み提案されたものであり、コンクリートを現場打ちして蓋体を容易に形成することができ、しかも、この蓋体が排水処理能力を有し、また、必要に応じて蓋体を取り外すことが可能な埋設型枠を提供することを目的とする。
本発明は上記した目的を達成するために提案されたもので、請求項1に記載のものは、上面開放型側溝用の蓋体を形成する側溝蓋用埋設型枠であって、
この側溝蓋用埋設型枠は、
前記側溝の両側の側壁部の上端内側に形成した蓋体支持段部間に架け渡し可能な支持板部と、
該支持板部から立設され、上下方向の貫通孔を有する筒部と、
支持板部上に上向きに突設されて配筋を支持板部よりも上方であって筒部の上端よりも下方の高さに支持するスペーサ部とからなり、
支持板部上に打設したコンクリートの上面を前記筒部の上端を基準にして均すようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載のものは、筒部の高さが、上端が側壁部の上端よりも低く位置するように設定され、
側壁部の上端と筒部の上端とを基準にして均すと、打設コンクリートの上面に、側壁部の上端から筒部に向かって下り傾斜した水勾配が形成されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の側溝蓋用埋設型枠である。
請求項3に記載のものは、支持板部の下面に位置ずれ防止突起を下向きに突設し、該位置ずれ防止突起が側壁部の内面に当接して支持板部のずれを防止するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の側溝蓋用埋設型枠である。
請求項4に記載のものは、上面開放型側溝の側壁部の上端内側に形成した蓋体支持段部にシート材を被覆する支持段部被覆工程と、
側溝の敷設方向に沿って細長い支持板部から筒部を立設した埋設型枠を、前記蓋体支持段部間に支持板材を架け渡した状態で設置する型枠設置工程と、
前記蓋体支持段部から上方に延びる側壁部の内面に剥離板材を添付するとともに、埋設型枠の長手方向の端部に剥離板材を立設して1モジュールに区画する区画工程と、
埋設型枠上にコンクリートを打設して支持板材上に予め配置した配筋を打設コンクリート中に埋没させるコンクリート打設工程と、
前記埋設型枠の筒部の上端を基準にしてコンクリートを均す均し工程と、
硬化して埋設型枠と一体化したコンクリートを一旦吊り上げて前記シート材と剥離板材を除去する除去工程と、
を含むことを特徴とする側溝の蓋体の形成方法である。
請求項1の発明によれば、支持基板から立設した筒部の上端を基準にしてコンクリートの表面を均すことができるので、また、配筋の現場打ちであっても作業効率を、基準のない従来に比較して高めることができる。そして、筒部の上端を基準にして均したコンクリートの上面には、筒部に向かって下り傾斜した水勾配を形成することも容易であり、降雨時には筒部の貫通孔が雨水の導入路として機能する。したがって、周囲の排水処理も可能である。
請求項2の発明によれば、筒部の高さは、上端が側壁部の上端よりも低く位置するように設定され、側壁部の上端と筒部の上端とを基準にして均すと、打設コンクリートの上面に、側壁部の上端から筒部に向かって下り傾斜した水勾配が形成されるように構成されているので、水勾配の形成が一層容易である。
請求項3の発明によれば、支持板部の下面に位置ずれ防止突起を下向きに突設し、該位置ずれ防止突起が側壁部の内面に当接して支持板部のずれを防止するようにしたので、作業中に支持板材が外れて側溝の内部に落下したり、側溝と支持板材との間に隙間が生じ、この隙間からコンクリートが漏れ落ちることを未然に防止できる。
請求項4の発明によれば、上面開放型側溝の側壁部の上端内側に形成した蓋体支持段部にシート材を被覆する支持段部被覆工程と、側溝の敷設方向に沿って細長い支持板部から筒部を立設した埋設型枠を、前記蓋体支持段部間に支持板材を架け渡した状態で設置する型枠設置工程と、前記蓋体支持段部から上方に延びる側壁部の内面に剥離板材を添付するとともに、埋設型枠の長手方向の端部に剥離板材を立設して1モジュールに区画する区画工程と、埋設型枠上にコンクリートを打設して支持板材上に予め配置した配筋を打設コンクリート中に埋没させるコンクリート打設工程と、前記埋設型枠の筒部の上端を基準にしてコンクリートを均す均し工程と、硬化して埋設型枠と一体化したコンクリートを一旦吊り上げて前記シート材と剥離板材を除去する除去工程と、を含むので、既設の側溝に、蓋体を現場で容易に形成することができ、この蓋体は必要に応じて取り外すことができる。したがって、側溝の内部を清掃する場合にも清掃作業が容易である。
以下、本発明の最良の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1(a)は本発明に係る埋設型枠を使用して形成した蓋体と側溝の斜視図、(b)はその断面図、図2(a)は埋設型枠の平面図、(b)はその左側面図、(c)はその正面図である。
側溝1は、コンクリート製の断面略U字状の樋状部材であり、この上面開放部分には蓋体3が被せられる。この蓋体3は側溝1の側壁部4の上端内側に形成された蓋体支持用の支持段部5により両側縁を支持される。なお、側溝1の上面開放部分の大きさや支持段部5から側壁部4の上端までの寸法などは規格化されているので、側溝1のサイズにより自ずと決められる。
次に、前記した蓋体3を現場打ちで成型する際に使用する埋設型枠について説明する。
埋設型枠7は、図2に示すように、繊維強化レジンコンクリート製の板材であり、側溝1の支持段部5,5の間に架け渡して載置可能な寸法に設定された長方形(図面に示す実施形態では幅350ミリ×長さ1500ミリ×厚さ8ミリ)の支持板部8と、この支持板部8の幅の中央に支持板部8から立設された筒部9と、支持板部8上に上向きに突設されて配筋10を支持板部8よりも上方であって筒部9の上端よりも下方の高さに支持するスペーサ部11と、支持板部8の下面に下向きに突設された壁状の位置ずれ防止突起12とからなる。
筒部9は、上下方向に貫通した貫通孔9´を有し、打設したコンクリートを均す際の基準としての機能と、雨水を導入する導入路としての機能とを兼ね備えた筒体であり、図面に示す実施形態では長径(110ミリ)が支持板材の長手方向に、短径(30ミリ)が支持板材の幅方向に位置させ、上端から下端に向けて次第に径が増加する方向のテーパーが付けられた扁平な筒体として構成され、支持板部8の長手方向の中央と両端近傍の3箇所に形成されている。そして、この筒部9の高さは、埋設型枠7を側溝1にセットした状態で側壁部4の上端よりも少し低くなるように設定されており、図面の実施形態では支持板部8の上面から85ミリの高さに設定されている。
スペーサ部11は、配筋10を所定の高さに支えてコンクリートを所定厚さ確実に被せることを目的として設けられており、上端には配筋10を嵌合する凹部を形成した柱状体であり、本実施形態では、支持板部8の左右の側縁に沿って長手方向のほぼ中央と両端部近傍に730ミリピッチで配設されている。したがって、支持板部8の左右の側縁に沿って配置されたスペーサ部11の凹部内に配筋10(組立筋10a)をそれぞれ嵌合し、この左右の配筋10に対して他の配筋10(主筋10b)を格子状に接合すると、これら格子状の配筋10を支持板部8の上面から所定の高さ(7ミリ)で支持することができる。
次に、前記した構成からなる支持板部8を使用して蓋体3を現場打ちする場合の作業について説明する。
先ず、図4(a)に示すように、既設の側溝1の蓋体を撤去して清掃等の準備作業を予め行ない、空いた側溝1の開放部分に埋設型枠7を被せて両側の側壁部4の支持段部5,5上に支持板部8の側縁を載置する(図4(b))。この様にして、支持段部5,5の間に支持板部8を架け渡すと、下面に突設した位置ずれ防止突起12が側壁部4の内側(詳しくは支持段部5の角の内側)に入り込む。したがって、支持板部8が左右幅方向の一方にずれて隙間が生じることを未然に防止して、打ちこんだコンクリートが側溝1の内部に漏れ落ちることを防止でき、また、支持板部8が支持段部5から外れて側溝1の内部に落下することを防止することができる。なお、図面には示していないが、筒部9の上端に蓋を被せたり、あるいは粘着テープを貼るなどして貫通孔9´の上開口を塞いで、この開口からコンクリートが内部に入り込むことを防止することが望ましい。
支持板部8のセットが終了したならば、次に、配筋作業を行なう。この配筋作業は、図4(c)に示すように、左右のスペーサ部11の凹部上に支持板部8の長さよりも少し短い鉄筋を組立筋10aとしてそれぞれ載せ、両鉄筋に直交するようにして支持板部8の幅よりも少し短い鉄筋(主筋10b)の両端を載せて針金等で止着し、この短い鉄筋を所定の間隔で複数本止着して格子状に組み、左右の両鉄筋の間に補助の鉄筋10cを配置してもよい。なお、この補助の鉄筋10cをはじめとして各鉄筋は、筒部9に干渉しないように余裕を持って回避できる位置に配置する。
この様にして鉄筋を配置すると、これらの鉄筋は、支持板部8から隙間を空けて浮上状態となり、しかも筒部9の上端から所定の寸法だけ下降した位置に位置する。なお、筒部9の上端から下がった寸法(高低差)が埋没深さとなる。
次に、支持板部8上にコンクリートを適量打設して側壁部4の上端まで積層し、これにより鉄筋をコンクリートの内部に埋没させ、コテを使用してコンクリートの表面を均して蓋体3とする。この時、筒部9の上端と側壁部4の上端を高さの基準にして、これらの基準の周囲のコンクリートを当該基準を繋ぐ面に均し、この面を他の基準を含むように延在させ、他の基準の周囲においてもその面から凹凸しないように均し、この操作を繰り返しながらすべての基準の上端を含む円滑面を形成するようにしながらコンクリートの表面を均す。すると、筒部9の上端が側壁部4の上端よりも少し低く設定されているので、均したコンクリート表面は、左右の側壁の上端から幅方向中央に位置する筒部9の上端に向けて僅かに下り傾斜した面、すなわち水勾配となり、図1(a)に示すように、幅方向の中央には筒部9の上端を連結するように長手方向に沿って細長い最低領域13が形成される。なお、この最低領域13が明確に判るように傾斜面との境界をエッジにして図面では実線で表したが、下り傾斜面と最低領域とを曲面で滑らかに連続させてもよい。
上記した均し操作が終了しならばコンクリートが十分に硬化するまで養生し、養生したならば筒部9の上端開口を塞いでいた粘着テープ等を除去し、これにより貫通孔9´の上開口が開放されて蓋体3が完成する。
この様にして出来上がった蓋体3を備えた側溝1においては、現場打ちでコンクリートを充填して整形作業を行なっているので、側溝1と蓋体3との間に隙間が生じたりがたついたりすることなく、蓋体3と側溝1が一体となり易い。したがって、蓋体3ががたつきにより破損したり角割れしたりすることを防止でき、耐久性を向上させることができる。また、路上の雨水を筒部9の上端開口から貫通孔9´内を通して側溝1の内部に導入し、下水路に排水することができ、周囲の排水性を確保することができる。
しかしながら、前記した操作により形成した蓋体3は側溝1から取り外すことができない。そこで、取り外すことができる蓋体1を現場で形成するには、以下の通りの作業(蓋体の形成方法)を行う。
まず、図5(b)に示すように、上面開放型側溝1の側壁部4の上端内側に形成した蓋体支持段部5から側壁部4の上部内面に亙ってビニールシートなどのシート材15を被覆する(支持段部被覆工程)。なお、シート材15の表面には剥離剤を塗布して、コンクリートが密着することなく簡単に剥離できるようにすることが望ましい。
次に、前記実施形態と同様に、側溝1の敷設方向に沿って細長い支持板部8から筒部9を立設した埋設型枠7を、前記蓋体支持段部5,5の間に支持板材8を架け渡した状態で設置(型枠設置工程)し、前記蓋体支持段部5から上方に延びる側壁部4の上部内面にベニヤ板などの比較的薄くてコンクリートから剥離し易い剥離板材16を添付するとともに、埋設型枠7の長手方向の端部にも剥離板材16を立設して取外し可能な蓋体を1つのモジュールに区画する(区画工程)。なお、剥離板材16はベニヤ板に限定されるものではなく、剥離できる板材であれば材質はどのようなものでもよく、例えば、プラスチック板でもよい。また、この剥離板材16の表面には剥離剤を塗布して、コンクリートが密着することなく簡単に剥離できるようにすることが望ましい。
次に、前記した実施形態と同様に、支持板部8のスペーサ部11の凹部上に鉄筋を止着する配筋作業を行い、この配筋作業が終了したならば埋設型枠7上にコンクリート(生コンクリート)を打設して支持板部8上の鉄筋を打設コンクリート中に埋没させる(コンクリート打設工程)。そして、前記埋設型枠7の筒部9の上端を基準にしてコンクリートを均す(均し工程)。
均し工程が終了したならばコンクリートが必要な硬さになるまで養生する。なお、側溝1の上部内面と打設コンクリートとの間にはベニヤ板が介在しているので、側溝1の上部内面に凹部があったとしても、この凹部内にコンクリートが入り込んで蓋体側に凸部が形成されることがない。したがって、養生後に蓋体3を吊り上げる際に、硬化したコンクリートの凹凸が係合して吊り上げに支障を来たすことがない。また、支持板部8の長手方向の端部に設けたベニヤ板が、その前後(側溝の敷設方向の前後)に形成される蓋体と縁を切り、養生後に蓋体3を吊り上げる際に隣りの蓋体との離脱を容易ならしめす。
打設したコンクリートが硬化して埋設型枠7と一体化したならば、支持段部5はシート材15に被覆されているのでコンクリートが支持段部5に不離一体に接合されることがなく、また、支持板部8上の四周がベニヤ板で囲まれて隣りのコンクリート部分と縁が切られているので、支持板部8上で硬化したコンクリートを埋設型枠7と一体に1つのモジュールとして吊り上げることができる。そして、一旦吊り上げたならば、この状態で前記シート材15と剥離板材16を除去する(除去工程)。なお、この吊り上げ作業においては、クレーンのワイヤー17の下端に倒T字状の吊金具(図示せず)を筒部9の扁平な貫通孔9´の上開口から挿入し、この吊金具を約90度回動して貫通孔9´の下開口の縁に係合させると、容易に吊り上げることができる。
シート材15と剥離板材16を除去した後に、吊っていたコンクリートと埋設型枠7
、すなわち蓋体3を下降して側溝1の支持段部5,5に載せると、蓋体3により側溝1の上開口を塞ぐことができる。そして、降雨時には、前記した実施例と同様に、筒部9の貫通孔9´の上開口から雨水を側溝1の内部に導入することができ、周囲の排水処理を行うことができる。また、本実施形態における蓋体3は、必要に応じて取り外すことができるので、側溝1の内部を清掃する際に、作業を容易に行うことができる。
なお、埋設型枠1は、繊維強化レジンコンクリート製に限定されるものではなく、プラスチック製でも金属製でもよい。また、本発明における筒部9は、上記した実施形態では長手方向に3箇所設けたが、数や位置はこれに限定されるものではない。さらに、配筋10を支持するスペーサ部11についても、数や位置は、前記した実施形態に限定されるものではない。
(a)は本発明に係る埋設型枠を使用して形成した蓋体と側溝の斜視図、(b)はその断面図である。 (a)は埋設型枠の平面図、(b)はその左側面図、(c)はその正面図である。 (a)は配筋をセットした埋設型枠の平面図、(b)はその左側面図、(c)はその正面図である。 (a)は側溝に埋設型枠をセットする直前の状態を示す側溝の断面図、(b)は側溝に埋設型枠をセットした直後の状態を示す側溝の断面図、(c)は埋設型枠上に配筋をセットした状態の断面図、(d)は埋設金型上にコンクリートを打設して上面を均した状態の断面図である。 (a)は一部の蓋体を取外し可能とした側溝及び蓋体の斜視図、(b)は(a)に示す側溝及び蓋体の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 側溝
3 蓋体
4 側壁部
5 支持段部
7 埋設型枠
8 支持板部
9 筒部
9´ 貫通孔
10 配筋
10a 組立筋
10b 主筋
10c 補助鉄筋
11 スペーサ部
13 最低領域
15 シート材
16 剥離板材
17 ワイヤー

Claims (4)

  1. 上面開放型側溝用の蓋体を形成する側溝蓋用の埋設型枠であって、
    この側溝蓋用の埋設型枠は、
    前記側溝の両側の側壁部の上端内側に形成した蓋体支持段部間に架け渡し可能な支持板部と、
    該支持板部から立設され、上下方向の貫通孔を有する筒部と、
    支持板部上に上向きに突設されて配筋を支持板部よりも上方であって筒部の上端よりも下方の高さに支持するスペーサ部とからなり、
    支持板部上に打設したコンクリートの上面を前記筒部の上端を基準にして均すようにしたことを特徴とする側溝蓋用埋設型枠。
  2. 筒部の高さは、上端が側壁部の上端よりも低く位置するように設定され、
    側壁部の上端と筒部の上端とを基準にして均すと、打設コンクリートの上面に、側壁部の上端から筒部に向かって下り傾斜した水勾配が形成されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の側溝蓋用埋設型枠。
  3. 支持板部の下面に位置ずれ防止突起を下向きに突設し、該位置ずれ防止突起が側壁部の内面に当接して支持板部のずれを防止するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の側溝蓋用埋設型枠。
  4. 上面開放型側溝の側壁部の上端内側に形成した蓋体支持段部にシート材を被覆する支持段部被覆工程と、
    側溝の敷設方向に沿って細長い支持板部から筒部を立設した埋設型枠を、前記蓋体支持段部間に支持板材を架け渡した状態で設置する型枠設置工程と、
    前記蓋体支持段部から上方に延びる側壁部の内面に剥離板材を添付するとともに、埋設型枠の長手方向の端部に剥離板材を立設して1モジュールに区画する区画工程と、
    埋設型枠上にコンクリートを打設して支持板材上に予め配置した配筋を打設コンクリート中に埋没させるコンクリート打設工程と、
    前記埋設型枠の筒部の上端を基準にしてコンクリートを均す均し工程と、
    硬化して埋設型枠と一体化したコンクリートを一旦吊り上げて前記シート材と剥離板材を除去する除去工程と、
    を含むことを特徴とする側溝の蓋体の形成方法。
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