JPH038996Y2 - - Google Patents

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JPH038996Y2
JPH038996Y2 JP12693788U JP12693788U JPH038996Y2 JP H038996 Y2 JPH038996 Y2 JP H038996Y2 JP 12693788 U JP12693788 U JP 12693788U JP 12693788 U JP12693788 U JP 12693788U JP H038996 Y2 JPH038996 Y2 JP H038996Y2
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water
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は秤の浸水防止構造、詳しくは秤ケース
上に皿サポートを貫通状に突出させた構成の秤に
おいて、その皿サポートまわりに形成され秤ケー
ス内に通じる空隙路からの浸水を防止させる構造
に関する。
(従来技術とその技術的課題) 従来、この種の秤は秤ケース側に皿サポートの
外周を包囲する円筒状の内部水切壁を突設し、秤
皿側から円筒状の外部水切壁を突設して、その内
外水切壁により空隙路を屈曲させる構造が一般的
であつたが、それでは秤皿の水洗い時など多量の
水がかかた場合には浸水防止に十分でなく、その
不備を補う構造として実開昭57−59334号の如き
装置が知られている。
上記従来装置は、空隙路を屈曲させる内外両水
切壁を半径方向へ多段状に配置せしめた、いわゆ
るラビリンスシール構造の応用であり、秤ケース
側のブロツク及び秤皿側に多数の環状水切り縁を
形成し組付けするものである。
しかるに従来構造によれば、多数の水切り縁を
必要とするため、構造複雑であり製造コストが増
大するとともにそれら水切り縁が接触しないよう
間隔を保持した状態に組立てなければならないの
で、その組立調整に手数を要し作業性が低下する
下具合がある。
而して本考案に斯る従来不具合すべく、浸水防
止の機能を確保しつつ構造簡単にして組立作業性
に優れ、安価な装置を提供することを目的とす
る。
(課題を達成するための手段) 斯る本考案の浸水防止構造は、皿受板又は秤皿
の外縁を下向に折曲げ周側壁を形成し、この周側
壁内に内部水切壁の外周へ延びる平板状の遮蔽板
を配設し、該遮蔽板の外端を前記周側壁より離隔
させ、かつ周側壁下端より上位に配置せしめたこ
とを特徴とする。
すなわち、本考案は内外両水切壁は必要最少限
にし、皿受板又は秤皿の外縁に形成した周側壁と
遮蔽板との配置によつて浸水防止の機能を具有せ
しめたものである。
又、上記遮蔽板と周側壁との間の浸水防止をよ
り高めるためには、遮蔽板の外端に立上り部を形
成し、それでも遮蔽板上へ入つた水を流出させる
ため遮蔽板に排水口を開口する(請求項第2項)。
又、上記立上り部に外方へ湾曲又は屈曲する水
返し部を形成することによつて遮蔽板上への浸水
をより確実に防止する(請求項第3項)。
上記遮蔽板は内部水切壁と別体に形成し、該内
部水切壁に取付ける構造とすることもよいが、遮
蔽板に内部水切壁を一体に形成することもよい
(請求項第4項)。
(実施例) 本考案の実施例を図面により説明すれば、第1
図及び第2図は秤ケース1に複数の計量部を並設
して使用する組合せ秤装置の一部を示し、各計量
部の秤構造は同一であるので、1つの計量部の断
面図を第1図に示しそれに基づいて説明する。
秤ケース1は下ケース1aと上ケース1bとに
より構成され、その下ケース1a上に敷設したユ
ニツト板2上にロードセル3を設置し、該ロード
セル3の重点側に取付けた重点部材4上に重点サ
ポート5及び重点板6を取付け、該重点板上に皿
サポート7を起設し上ケース1b上に貫通状突出
してなる。
上ケース1bには皿サポート7の貫通部に円筒
状のスリーブ8を起設し、このスリーブ8に前記
皿サポート7を貫通状突出させる。
上記スリーブ8は中間部にフランジ部8aを一
体に形成し、該フランジ部8aを上ケース1b上
に載設するとともにスリーブ8下端を上ケース1
b内からナツト9で締付けて上ケース1bに固定
させる。
上ケース1bとフランジ部8aとの接合面には
ゴムシール10を介在させて両者間の水密性を確
保させる。
皿サポート7はスリーブ8との接触をさけるた
めに両者間に周間隔をおき空隙路11を形成し、
この空隙路11の上部外壁となるスリーブ8の上
半部が内部水切壁8bを構成する。
皿サポート7の上端部は角軸状に形成し、この
各軸部分にキヤツプ12の中心ボス部12aを嵌
合い、このキヤツプ12上に皿受板13及びスペ
ーサ15を載せ、それらをネジ14により共締め
して該キヤツプ12及び皿受板13を皿サポート
7に固定する。
キヤツプ12は前記内部水切壁8bの外周を間
隔をおいて包囲する円筒状の外壁を有し、該外壁
が外部水切壁12bを構成して内外両水切壁8
b,12bにより前記空隙路11を屈曲させ、皿
サポート7上端部における水切り構造とする。
キヤツプ12のボス部12aと皿サポート7と
の間にはゴムシール14aを介在させて水密構造
とする。
上記皿受板13には四隅部に皿受ゴム16,1
6…を設け、この皿受板13上に秤皿17を載承
せしめ、該秤皿に設けたピン18を前記皿受ゴム
16に挿込んで固定させる。
斯る秤構造において、上記皿受板13を外縁に
周側壁13aを有する形状にするとともにその周
側壁13a内に遮蔽板20を配設する。
周側壁13aは矩形平板状の皿受板13の四周
囲外縁を下向に折曲げて該皿受板13と一体に形
成し、この周側壁13aの下端は上ケース1bか
ら離間させて、秤皿17に荷重がかかつた際でも
上ケース1bに接触しないようにする。
遮蔽板20はプラスチツク又は金属製の平板で
形成し、その中心部に取付孔21を穿設し、該孔
21を前記内部水切壁8bに嵌合つてフランジ部
8a上に載せ、ネジ22,22…によりフランジ
部8aに締付け固定して取付ける。
遮蔽板20の外端は皿受板13の周側壁13a
の近傍まで延びた位置に配置されるが、計量動作
時に遮蔽板20の外端と周側壁13aとが接触し
ない程度に離間させておく。
又、遮蔽板20は周側壁13aの下端より上位
に配置し、両者間に段差lを介在させる。
而して秤皿の水洗い時に第1図の矢印方向から
放水があつても、周側壁13a内空間下部に遮蔽
板20が介在し、しかも両者13a,20間に段
差lがあることによつて、そこに形成される空隙
23から浸水し難く、上ケース1bに当り飛散し
て水が前記空隙23から遮蔽板20上に浸入した
場合でも遮蔽板20の広い面積によつて水の勢い
が拡散されて弱まる。
従つて放水時が内外両水切壁8,12bを越え
て空隙路11まで入り込むことは阻止され、秤ケ
ース1内への浸水を防止し得る。
尚、遮蔽板20上に浸入した水はその勢いが弱
まつた後、遮蔽板20に沿つて流下し空隙23か
ら流れ出るが、好ましくは遮蔽板20を外方下り
状の斜面とすることもよい。
次に第3図は本考案の第2実施例を示し、皿受
板を用いず秤皿30を皿サポート7に直接に取付
ける場合を示す。
この場合、秤皿30はプラスチツク製にして、
前記実施例のキヤツプ12部分に相当するボス部
12′a及び外部水切壁12′bを秤皿30と一体
成型し、また秤皿30の外縁に周側壁30aを一
体に備える。
又、本実施例においては遮蔽板の変形例をも示
すものである。
すなわち遮蔽板31はその外端に立上り部31
aを一体に形成するとともに中心部に円筒状の立
上り壁を一体に形成して該立上り壁を内部水切壁
31bとして構成させたものである。この遮蔽板
31は前示実施例のスリーブ8に代えて上ケース
1b上に固着したスペーサ32上にネジ33,3
3…によつて取付け固定し、その底面と周側壁3
0a下端との間に段差lを形成せしめる。
上記遮蔽板31の立上り部31aには、その四
隅部分を切欠いて排水口34,34…を形成し、
遮蔽板31上に浸入した水が排水口34から流れ
出るようにする。
この第2実施例においても、周側壁30aと遮
蔽板30の外端との間に水切り作用が生じるとと
もに遮蔽板30上の広い面積により浸入した水の
勢いを弱める作用が生じ得、とくに外周部の水切
り作用にあつては、遮蔽板31の立上り部31a
によつて前記実施例の場合よりも水が浸入し難く
なる。
第4図及び第5図は、上記遮蔽板31の立上り
部の変形例を示し、第4図の立上り部31′aは
斜上向に屈曲させて形成し、該立上り部31′a
裏面に図中の矢印方向へ浸水を転向させる水返し
部35を設けたものである。
第5図の立上り部31″aはその上端部を逆U
字状に湾曲させて形成し、これにより立上り部3
1″aの裏面に図中矢印方向へ浸水の流れを転向
させる水返し部36を設けたものである。
上記第4図及び第5図の変形例にあつては、水
返し部35,36によつて浸水が立上り部を越え
ることが第3図の場合よりも難しく水切り作用を
助成する。
尚、上記第3〜5図の変形例を第1図実施例の
如く皿受板を有する場合の遮蔽板に応用すること
も自由である。
尚、第3図中の37,38はゴムシールであ
る。
(作用効果) 本考案によれば、皿受板又は秤皿の周側壁によ
り横方向からの放水に対し水を遮断し得るととも
に該周側壁で囲まれた空間下部に遮断板が介在
し、かつその両者間に遮蔽板を上位とする段差が
あるので、遮蔽板外端と周側壁との間に空隙があ
つても該部分に水切り作用を生じ浸水し難くくな
り、一方遮蔽板上に水が浸入した場合でも遮蔽板
の広い面積による拡散作用によつて水の勢いが弱
まり、空隙路への浸水が阻止され秤ケース内への
浸水を防止できる。
そして、上記遮蔽板が平板形状からなる簡単な
構造であるから、従来装置の如く多数の水切り縁
を有する構造に比べて製作容易、かつ安価である
とともに組立て調整が容易である。
又、請求項第2項によれば、遮蔽板の立上り部
によつて遮蔽板上への浸水がより難かしくなると
ともに遮蔽板上へ浸入した水が排水口を通して流
れ出ることになり、遮蔽板外周部における水切り
作用がより増強され、さらに第3項記載によれ
ば、水返し部により浸水の流れが落下方向へ転向
されるので水切り作用は一段と助成され、浸水防
止を確実ならしめる。
又、請求項第4項によれば、遮蔽板を取付ける
スリーブの構造自体を簡単になり、遮蔽板の取付
け構造が簡素化され低コストとなし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の浸水防止構造を備えた秤の断
面図であつて第2図におけるX−X線断面図、第
2図は第1図においてキヤツプ、皿受板及び秤皿
を取外した状態の平面図、第3図は第2実施例の
要部断面図、第4図及び第5図は遮蔽板の立上り
部の変形例を示す断面図である。 図中、1は秤ケース、7は皿サポート、8bは
内部水切壁、11は空隙路、12b,12′bは
外部水切壁、13は皿受板、13aは周側壁、1
7は秤皿、20は遮蔽板、lは段差、30は秤
皿、30aは周側壁、31は遮蔽板、31a,3
1′a,31″aは立上り部、31bは内部水切
壁、35,36は水返し部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 秤ケース上に皿サポートを貫通状突出させ、
    該皿サポートの上端に皿受板又は秤皿を取付け
    るとともに皿サポートの外周に形成され秤ケー
    ス内に通じる空隙路を筒状の内外両水切壁によ
    つて屈曲させた秤の浸水防止構造において、上
    記皿受板又は秤皿の外縁を下向に折曲げ周側壁
    を形成し、この周側壁内に前記内部水切壁の外
    周へ延びる平板状の遮蔽板を配設し、該遮蔽板
    の外端を前記周側壁より離隔させ、かつ周側壁
    下端より上位に配置せしめた秤の浸水防止構
    造。 (2) 上記遮蔽板の外端を上向に折曲げ立上り部を
    形成するとともに排水口を開口してなる請求項
    第1項記載の秤の浸水防止構造。 (3) 上記遮蔽板の立上り部に外方へ湾曲又は屈曲
    する水返し部を形成してなる請求項第2項記載
    の秤の浸水防止構造。 (4) 上記遮蔽板に内部水切壁を一体に形成してな
    る請求項第1項記載の秤の浸水防止構造。
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