JPH08323094A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH08323094A
JPH08323094A JP7133447A JP13344795A JPH08323094A JP H08323094 A JPH08323094 A JP H08323094A JP 7133447 A JP7133447 A JP 7133447A JP 13344795 A JP13344795 A JP 13344795A JP H08323094 A JPH08323094 A JP H08323094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timer
mounting member
hole
annular rib
operation panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP7133447A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Yano
一正 谷野
Yukimi Tsuruta
幸美 鶴田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08323094A publication Critical patent/JPH08323094A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作パネルにタイマーを取着した洗濯機にお
いて、組立性を向上するとともに、操作パネルの上面か
らタイマー周辺およびタイマーに水が侵入するのを確実
に防止できるようにする。 【構成】 操作パネル12の操作面13にタイマー軸7
を貫通させる第1の透穴14を設け、上面に第1の透穴
14に対応してタイマー軸7を貫通させる第2の透穴1
7を設けた箱状のタイマー取付部材15を操作パネル1
2の裏面に取着し、タイマー取付部材15にタイマー2
を内装する。タイマー取付部材15の第2の透穴17の
外周に上面環状リブ21と裏面環状リブ22を延設し、
裏面環状リブ22はタイマー2に貼着したシール部材2
3に当接させ、第2の透穴17の外側近傍に上方に伸び
る第1の環状リブ24を複数個設け、つまみ25の裏面
に上面環状リブ21と第1の環状リブ24との間に位置
する第2の環状リブ26を延設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は操作パネルにタイマーを
取着した洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は図12および図
13に示すように構成していた。以下、その構成につい
て説明する。
【0003】図に示すように、操作パネル1は、裏面に
直接タイマー2、3を取り付けており、取り付け断面
は、図13に示すように、操作パネル1の傾斜した操作
面4につまみ5を収納する凹部6を設け、凹部6の中心
にはタイマー軸7を貫通させる透穴8を設け、上方より
つまみ5をタイマー軸7に嵌合している。
【0004】また、タイマー2、3の上面にはL字状に
折り曲げたシール部材9を貼着しており、凹部6の裏面
とタイマー2、3の上面の間で押さえて防水効果をもた
せている。これにより、つまみ5と操作面4の凹部6と
の隙間10より侵入した水は凹部6の裏面とタイマー
2、3上面の間より侵入することはない。仮に侵入した
としても、L字状に折り曲げたシール部材9により水は
シール部材9の上面を流れ、タイマー2、3の内部に侵
入できない構成としている。
【0005】一方、防水用の環状リブ11はつまみ5の
外周リブ12の内側に対向するように設け、つまみ5と
操作面4の凹部6との隙間より侵入した水がタイマー軸
7よりタイマー内部へ入り、タイマーを故障させるのを
防止する働きを有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、操作パネル1に直接タイマー2、3を取り付けて
いるため、大きな部品である操作パネル1を固定する必
要があり、そのため広いスペースが必要となるととも
に、組立についてもタイマー2、3のリード線を操作パ
ネル1内に固定しなければならず、大きな部品を扱うこ
とによる組立にくさを引き起こし組立工数の増大を呈し
ていた。また、組立ライン上でのタイマー組立は大きな
部品であり不可能であった。
【0007】一方、タイマー取付の防水性については、
つまみ5の外周リブ12の内側に対向するように設けた
防水用の環状リブ11を設けているが、一重の防御であ
り、少量の水の侵入に対しては効果を有するが、一度に
多量の水が侵入すると防水用の環状リブ11を乗り越え
てタイマー軸7よりタイマー2、3の内部に侵入し、タ
イマー故障の原因となっていた。
【0008】また、シール部材9は、シール部材9を挟
み込む構成であり、経時変化によるクリープなどの影響
により、凹部6の裏面とタイマー2、3の上面に貼着し
たシール部材9の間に隙間ができて水が侵入し、侵入し
た水がタイマー2、3の外郭を流れている間にタイマー
2、3の外郭の隙間よりタイマー2、3の内部に侵入し
タイマー2、3の故障の原因となっていた。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、組立
性を向上するとともに、操作パネルの上面からタイマー
周辺およびタイマーに水が侵入するのを確実に防止でき
るようにすることを第1の目的としている。
【0010】また、タイマー周辺に入った水を素早く確
実に排出できるようにすることを第2の目的としてい
る。
【0011】また、上記第1の目的を達成するととも
に、安全性を向上することを第3の目的としている。
【0012】また、上記第1の目的を達成するととも
に、安価に組立できるようにすることを第4の目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、操作面にタイマー軸を貫通させる第
1の透穴を設けた操作パネルと、前記操作パネルの裏面
に取着し上面に前記第1の透穴に対応してタイマー軸を
貫通させる第2の透穴を設けた箱状のタイマー取付部材
と、前記タイマー取付部材に内装したタイマーと、前記
タイマーのタイマー軸に嵌合するつまみとを備え、前記
タイマー取付部材の第2の透穴の外周に上面環状リブと
裏面環状リブを延設し、前記裏面環状リブを前記タイマ
ーの上面に貼着したシール部材に当接させ、前記タイマ
ー取付部材の第2の透穴の外側近傍に上方に伸びる第1
の環状リブを複数個設け、前記つまみの裏面に前記上面
環状リブと第1の環状リブとの間に位置する第2の環状
リブを延設したことを第1の課題解決手段としている。
【0014】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、タイマー取付部材は、上
面環状リブの一部に切り欠き部を設け、前記切り欠き部
に第2の透穴より傾斜する溝部を形成したことを第2の
課題解決手段としている。
【0015】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、タイマー取付部材は、裏
面環状リブの内部からタイマー取付部材の外周側壁へ貫
通する水抜き用貫通穴を形成したことを第3の課題解決
手段としている。
【0016】また、第3の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、タイマー取付部材は、開
口部を覆うカバーを設けたことを第4の課題解決手段と
している。
【0017】また、第4の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、タイマー取付部材は、開
口部を覆うカバーを設け、カバーを樹脂蝶番により一体
成形したことを第5の課題解決手段としている。
【0018】また、第3の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段のタイマー取付部材は、耐熱樹脂に
より形成したことを第6の課題解決手段としている。
【0019】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
タイマーはタイマー取付部材に取り付け、操作パネルに
取着するため、タイマーの取り付けをコンパクトにタイ
マー取付部材にまとめることができ、保管場所が少なく
てすむとともに、組立ライン上において操作パネルへの
組み付けが可能となり、簡単で組立性を向上することが
できる。また、操作パネル上面に水がかかった場合に
は、タイマー軸部に嵌合するつまみの裏面に設けた第2
の環状リブを第1の透穴の外周の上面環状リブと第1の
環状リブの間に延設することにより、かかった水は各リ
ブにより侵入を阻止され、タイマー軸部まで到達するこ
とはない。さらに、万一、上面環状リブと第1の環状リ
ブとの間に水が侵入した場合でも、侵入した水を切り欠
き部よりタイマー取付部材の側壁に沿って流出させるこ
とができる。したがって、タイマーの内部への水の侵入
による故障を確実に防止することができる。
【0020】また、第2の課題解決手段により、操作パ
ネルの上面からの水の侵入を確実に防止できるととも
に、万一、タイマー軸部に水が侵入した場合、侵入した
水を溝部より速やかに排出することができ、タイマーの
内部への水の侵入による故障を確実に防止することがで
きる。
【0021】また、第3の課題解決手段により、操作パ
ネルの上面からの水の侵入を確実に防止できるととも
に、万一、タイマー軸部に水が侵入した場合、侵入した
水を水抜き用貫通穴より速やかに排出することができ、
タイマーの内部への水の侵入による故障を確実に防止す
ることができる。
【0022】また、第4の課題解決手段により、操作パ
ネルの上面からの水の侵入を確実に防止できるととも
に、たとえ水が侵入しても侵入した水はタイマー取付部
材の上面を流れ、タイマーにかかることはなく、タイマ
ーの故障を確実に防止することができる。
【0023】また、第5の課題解決手段により、操作パ
ネルの上面からの水の侵入を確実に防止できるととも
に、たとえ水が侵入しても侵入した水はタイマー取付部
材の上面を流れ、タイマーにかかることはなく、タイマ
ーの故障を確実に防止することができる。さらに、タイ
マー取付部材とカバーと一体であるため、折り曲げるだ
けで取り付けができ、組立性にも優れている。
【0024】また、第6の課題解決手段により、タイマ
ーが何らかの原因で異常過熱しても、熱変形などが発生
することがなく、他に影響を及ぼすことがないようにで
きる。したがって、タイマーを耐熱樹脂により形成する
必要はなくコストを押さえることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1から図3
を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のも
のは同一符号を付して説明を省略する。
【0026】図に示すように、操作パネル12は、傾斜
した操作面13にタイマー軸7を貫通させる第1の透穴
14を設け、裏面にタイマー取付部材15の取付用のボ
ス16を設けている。箱状のタイマー取付部材15は、
上面に操作パネル12の第1の透穴14に対応してタイ
マー軸7を貫通させる第2の透穴17を設け、この第1
の透穴17に合わせ、内部にタイマー2、3をビス18
により取り付けている。また、側面にはリード線取付舌
部19を複数個形成しており、タイマー2、3からのリ
ード線をまとめて固定できるようにしている。この箱状
のタイマー取付部材15は操作パネル12に設けたボス
16にビス20により取着している。
【0027】タイマー取付部材15の第2の透穴17の
外周に上面環状リブ21と裏面環状リブ22とを延設
し、裏面環状リブ22はタイマー2、3のの上面に貼着
したシール部材23に当接させて防水効果をもたせてい
る。タイマー取付部材15の第2の透穴17の外側近傍
に上方に伸びる第1の環状リブ24を複数個設け、つま
み25の裏面に上面環状リブ21と第1の環状リブ24
との間に位置する第2の環状リブ26を延設している。
さらに、第1の環状リブ24に取付状態で最下部に切り
欠き部27を設け、上面環状リブ21と第1の環状リブ
24との間に侵入した水を切り欠き部27よりタイマー
取付部材15の側壁に沿って流出させるように構成して
いる。
【0028】上記構成において、タイマー2、3はタイ
マー取付部材15に取り付け、操作パネル12に取着す
るため、タイマー2、3の取り付けをコンパクトにタイ
マー取付部材15にまとめることができ、保管場所が少
なくてすむとともに、組立ライン上において操作パネル
12への組み付けが可能となり、簡単で組立性を向上す
ることができる。
【0029】また、操作パネル12の上面に水がかかっ
た場合には、タイマー軸部7に嵌合するつまみ25の裏
面に設けた第2の環状リブ26を第1の透穴17の外周
の上面環状リブ21と第1の環状リブ24の間に延設す
ることにより、かかった水は各リブにより侵入を阻止さ
れ、タイマー軸部7まで到達することはない。さらに、
万一、上面環状リブ21と第1の環状リブ24との間に
水が侵入した場合でも、侵入した水を切り欠き部27よ
りタイマー取付部材15の側壁に沿って流出させること
ができる。したがって、タイマー2、3の内部への水の
侵入による故障を確実に防止することができる。
【0030】つぎに、本発明の第2の実施例を図4およ
び図5を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0031】図に示すように、タイマー取付部材28
は、上面環状リブ21の一部に切り欠き部29を設け、
切り欠き部29に第2の透穴17より傾斜する溝部30
を形成している。他の構成は上記第1の実施例と同じで
ある。
【0032】上記構成により、操作パネル12の上面か
らの水の侵入を確実に防止できるとともに、万一、タイ
マー軸7の周辺に水が侵入した場合、侵入した水を溝部
30より速やかに排出することができ、タイマー2、3
の内部への水の侵入による故障を確実に防止することが
できる。
【0033】つぎに、本発明の第3の実施例を図6およ
び図7を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0034】図に示すように、タイマー取付部材31
は、裏面環状リブ22の内部からタイマー取付部材31
の外周側壁へ貫通する水抜き用貫通穴32を形成してい
る。他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0035】上記構成により、操作パネル12の上面か
らの水の侵入を確実に防止できるとともに、万一、タイ
マー軸7の周辺に水が侵入した場合、侵入した水を水抜
き用貫通穴32より速やかに排出することができ、タイ
マー2、3の内部への水の侵入による故障を確実に防止
することができる。
【0036】つぎに、本発明の第4の実施例を図8およ
び図9を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0037】図に示すように、タイマー取付部材33
は、開口部を覆うカバー34を設けている。カバー34
はタイマー取付部材33の開口部に内接嵌合する内接リ
ブ35を設けており、取付ビス36によりタイマー取付
部材33に取り付けている。他の構成は上記第1の実施
例と同じである。
【0038】上記構成により、操作パネル12の上面か
らの水の侵入を確実に防止できるとともに、たとえ水が
侵入しても侵入した水はタイマー取付部材33の上面を
流れ、タイマー2、3にかかることはなく、タイマー
2、3の故障を確実に防止することができる。
【0039】つぎに、本発明の第5の実施例を図10お
よび図11を参照しながら説明する。なお、上記第1の
実施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略
する。
【0040】図に示すように、タイマー取付部材36
は、カバー37を一体成形にて形成し、蝶番部38にて
矢印A方向に折り曲げ、取付ビス39によりカバー37
をタイマー取付部材36に取り付けることにより開口部
を覆うように構成している。他の構成は上記第1の実施
例と同じである。
【0041】上記構成により、操作パネル12の上面か
らの水の侵入を確実に防止できるとともに、たとえ水が
侵入しても侵入した水はタイマー取付部材36の上面を
流れ、タイマー2、3にかかることはなく、タイマー
2、3の故障を確実に防止することができる。さらに、
タイマー取付部材36とカバー37と一体であるため、
折り曲げるだけで取り付けができ、組立性にも優れてい
る。
【0042】つぎに、本発明の第6の実施例について説
明する。上記第1から第5の実施例の各タイマー取付部
材を耐熱樹脂にて成形する、このことにより、タイマー
2、3が何らかの原因で異常過熱しても、熱変形などが
発生することがなく、他に影響を及ぼすことがないよう
にできる。したがって、タイマー2、3を耐熱樹脂によ
り形成する必要はなくコストを押さえることができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明は、操作面にタイマ
ー軸を貫通させる第1の透穴を設けた操作パネルと、前
記操作パネルの裏面に取着し上面に前記第1の透穴に対
応してタイマー軸を貫通させる第2の透穴を設けた箱状
のタイマー取付部材と、前記タイマー取付部材に内装し
たタイマーと、前記タイマーのタイマー軸に嵌合するつ
まみとを備え、前記タイマー取付部材の第2の透穴の外
周に上面環状リブと裏面環状リブを延設し、前記裏面環
状リブを前記タイマーの上面に貼着したシール部材に当
接させ、前記タイマー取付部材の第2の透穴の外側近傍
に上方に伸びる第1の環状リブを複数個設け、前記つま
みの裏面に前記上面環状リブと第1の環状リブとの間に
位置する第2の環状リブを延設したから、タイマーはタ
イマー取付部材に取り付け、操作パネルに取着するた
め、タイマーの取り付けをコンパクトにタイマー取付部
材にまとめることができ、保管場所が少なくてすむとと
もに、組立ライン上において操作パネルへの組み付けが
可能となり、簡単で組立性を向上することができる。ま
た、操作パネル上面に水がかかった場合には、各リブに
より侵入を阻止され、タイマー軸部まで到達することが
なく。万一、上面環状リブと第1の環状リブとの間に水
が侵入した場合でも、侵入した水を切り欠き部よりタイ
マー取付部材の側壁に沿って流出させることができ、タ
イマーの内部への水の侵入による故障を確実に防止する
ことができる。
【0044】また、タイマー取付部材は、上面環状リブ
の一部に切り欠き部を設け、前記切り欠き部に第2の透
穴より傾斜する溝部を形成したから、万一、タイマー軸
部に水が侵入した場合、侵入した水を溝部より速やかに
排出することができ、タイマーの内部への水の侵入によ
る故障を確実に防止することができる。
【0045】また、タイマー取付部材は、裏面環状リブ
の内部からタイマー取付部材の外周側壁へ貫通する水抜
き用貫通穴を形成したから、万一、タイマー軸部に水が
侵入した場合、侵入した水を水抜き用貫通穴より速やか
に排出することができ、タイマーの内部への水の侵入に
よる故障を確実に防止することができる。
【0046】また、タイマー取付部材は、開口部を覆う
カバーを設けたから、操作パネルの上面からの水の侵入
を確実に防止できるとともに、たとえ水が侵入しても侵
入した水はタイマー取付部材の上面を流れ、タイマーに
かかることはなく、タイマーの故障を確実に防止するこ
とができる。
【0047】また、タイマー取付部材は、開口部を覆う
カバーを設け、カバーを樹脂蝶番により一体成形したか
ら、タイマー取付部材とカバーと一体であるため、折り
曲げるだけで取り付けができ、組立性にも優れている。
【0048】また、タイマー取付部材は、耐熱樹脂によ
り形成したから、タイマーが何らかの原因で異常過熱し
ても、熱変形などが発生することがなく、他に影響を及
ぼすことがないようにできる。したがって、タイマーを
耐熱樹脂により形成する必要はなくコストを押さえるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の要部断面図
【図2】同洗濯機の一部切欠した要部分解斜視図
【図3】同洗濯機の要部分解斜視図
【図4】本発明の第2の実施例の洗濯機の要部断面図
【図5】同洗濯機の一部切欠した要部分解斜視図
【図6】本発明の第3の実施例の洗濯機の要部断面図
【図7】同洗濯機の一部切欠した要部分解斜視図
【図8】本発明の第4の実施例の洗濯機の要部断面図
【図9】同洗濯機の一部切欠した要部分解斜視図
【図10】本発明の第5の実施例の洗濯機の要部断面図
【図11】同洗濯機の一部切欠した要部分解斜視図
【図12】従来例のタイマー取付組立斜視図
【図13】従来の洗濯機の要部断面図
【符号の説明】
2 タイマー 3 タイマー 7 タイマー軸 12 操作パネル 13 操作面 14 第1の透穴 15 タイマー取付部材 17 第2の透穴 21 上面環状リブ 22 裏面環状リブ 23 シール部材 24 第1の環状リブ 25 つまみ 26 第2の環状リブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作面にタイマー軸を貫通させる第1の
    透穴を設けた操作パネルと、前記操作パネルの裏面に取
    着し上面に前記第1の透穴に対応してタイマー軸を貫通
    させる第2の透穴を設けた箱状のタイマー取付部材と、
    前記タイマー取付部材に内装したタイマーと、前記タイ
    マーのタイマー軸に嵌合するつまみとを備え、前記タイ
    マー取付部材の第2の透穴の外周に上面環状リブと裏面
    環状リブを延設し、前記裏面環状リブを前記タイマーの
    上面に貼着したシール部材に当接させ、前記タイマー取
    付部材の第2の透穴の外側近傍に上方に伸びる第1の環
    状リブを複数個設け、前記つまみの裏面に前記上面環状
    リブと第1の環状リブとの間に位置する第2の環状リブ
    を延設した洗濯機。
  2. 【請求項2】 タイマー取付部材は、上面環状リブの一
    部に切り欠き部を設け、前記切り欠き部に第2の透穴よ
    り傾斜する溝部を形成した請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 タイマー取付部材は、裏面環状リブの内
    部からタイマー取付部材の外周側壁へ貫通する水抜き用
    貫通穴を形成した請求項1記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 タイマー取付部材は、開口部を覆うカバ
    ーを設けた請求項1記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 タイマー取付部材は、開口部を覆うカバ
    ーを設け、カバーを樹脂蝶番により一体成形した請求項
    1記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 タイマー取付部材は、耐熱樹脂により形
    成した請求項1記載の洗濯機。
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