JP2547467Y2 - 排水桝における蓋装置 - Google Patents

排水桝における蓋装置

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JP2547467Y2
JP2547467Y2 JP8032091U JP8032091U JP2547467Y2 JP 2547467 Y2 JP2547467 Y2 JP 2547467Y2 JP 8032091 U JP8032091 U JP 8032091U JP 8032091 U JP8032091 U JP 8032091U JP 2547467 Y2 JP2547467 Y2 JP 2547467Y2
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lid
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lid receiving
drainage basin
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JP8032091U
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Inventor
宏 猪本
Original Assignee
株式会社長谷川鋳工所
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案は、高速道路等に設置する
排水桝の蓋装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】高速道路等には、路上の雨水を排出する
ために、路肩に所要の間隔をおいて排水桝が設置されて
いる。この排水桝は、従来一般に、図9に示すように、
スラブコンクリート中に埋設する深い皿状の本体1と、
これに結合する蓋受枠2と、蓋受枠2に嵌合、載置する
蓋体3とにより形成されており、スラブコンクリート4
の打設時に埋設した本体1に蓋受枠2をレベル調整して
ボルト等5で固定し、蓋体3を載せるようにしている。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】ところで、高速道路等
に設置した排水桝には、その上を多くの車両が通過する
ため、大きな繰返し荷重がかかることになり、特に、蓋
体は板状に形成されているので、繰返し荷重を受けるこ
とと経年変化もあって歪みが発生するようになる。その
ため、蓋体が蓋受枠より突出し、その部分に車両が乗る
と振動や騒音を発するばかりでなく、蓋体の飛びはね現
象が起こり危険ともなる。 【0004】そのため、蓋体を固定することがいろいろ
考えられるが、道路上に長期にわたって使用されるもの
は、温度変化、降雨雪、土砂の流入、荷重の繰返しなど
過激な条件に耐えねばならないとともに、清掃時の蓋の
開閉作業のことやコスト等を配慮すれば、できるだけ簡
易な構造のものにする必要がある。 【0005】本考案は、上記のような排水桝における問
題を解決し、蓋の固定と開閉が極めて簡単で安価に製作
でき、過激な条件に対応できる、排水桝の蓋装置を提供
しようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の構成について、実施例に対応する図面を参
照して説明すると、本考案は、排水管と結合する皿状の
本体1と、該本体1に取付ける蓋受枠2と、該蓋受枠2
に嵌合、載置する蓋体3とよりなる排水桝において、平
面四角形状とした蓋受枠2の上部内周に、所要巾の段載
部8を内方に突出して設けるとともに、この蓋受枠2の
一側両隅部に、段載部8上に所要の間隙9を存して係止
片10,10を突設し、他方、上記の蓋受枠2内に嵌合して
段載部8に載置する蓋体3には、上記段載部8と係止片
10との間9に挿入する差込み部12を設けたことを特徴と
するものである。 【0007】 【実施例】以下、本考案の実施例について図1〜図8を
参照して説明する。図において1は本体、2は蓋受枠、
3は蓋体である。 【0008】本体1は平面四角形状で深い皿状に形成さ
れ、底部には排水管(図示を略す)を結合するための大
径のネジ孔5が設けられており、上部の外周面の数個所
には蓋受枠2の結合に用いられる張出片6,6が突設さ
れている。 【0009】蓋受枠2は、本体1と同様に平面四角形状
をなし、下部は本体1の上部内に係入自在に形成され、
また、上部の外周面には本体1の張出片6,6と対応し
た位置に、同様の張出片7,7が突設されている。そし
て、蓋受枠2の上部内周には、上面より一段低くした所
要巾の段載部8が内方に突出して設けられているととも
に、その一側にある両隅部には、段載部8の上面と所要
の間隙9を存して係止片10,10が内方に向けて突設され
ている。 【0010】蓋体3は、平板状をなし上記蓋受枠2の上
端内周形状に適合の平面形状をなし、多数の通水孔11,
11が設けられている。そして、蓋体3の上記蓋受枠2の
係止片10,10と対応する一側の両隅部には、蓋受枠2の
係止片10と段載部8との間隙9に挿入される差込み部1
2,12が、蓋受枠2を薄肉として設けられている。 【0011】本考案装置による排水桝は上記のように構
成されており、図9に示すように、本体1はスラブコン
クリート4中に埋設される。蓋受枠2はその下部を本体
1に嵌入し、その上面をスラブコンクリート4と面一と
なるように高さ調整をして張出片6,6,7,7を介し
てボルト類により取付けられる。この場合、係止片10,
10を設けた側を車輌進行方向の手前にすることが望まし
い。そして、蓋体3は、その差込み部12,12を係止片1
0,10と段載部8との間隙9,9に挿入しながら蓋受枠
2の段載部8へ載置するのである。蓋体2を取外す場合
は、蓋体3の差込み部12,12設けた側の反対側を持ち上
げ気味にして引きずり出すだけで簡単に取外せることに
なる。 【0012】 【考案の効果】以上説明したように、本考案の排水桝に
おける蓋装置は、排水管と結合する皿状の本体と、該本
体に取付ける蓋受枠と、該蓋受枠に嵌合、載置する蓋体
とよりなる排水桝において、平面四角形状とした蓋受枠
の上部内周に、所要巾の段載部を内方に突出して設ける
とともに、この蓋受枠の一側両隅部に、段載部上に所要
の間隔を存して係止片を突設し、他方、上記の蓋受枠内
に嵌合して段載部に載置する蓋体には、上記段載部と係
止片との間に挿入する差込み部を設けたものとしたの
で、構造が極めて簡単で安価に製作できるとともに、蓋
体の取付け取り外しが特別の工具を用いることなく簡便
に行える。 【0013】しかも、蓋体3と蓋受枠2との差込み側を
車輌進行方向の手前にすれば、車輌が乗った場合、車輪
の回転によって蓋体の“すい上げ”がおきても、差込み
部が係止片に押えられているため、蓋体の離脱が防止で
きるなる等、多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。 【図2】同半部縦断側面図である。 【図3】蓋受枠の平面図である。 【図4】同側断面図である。 【図5】蓋体の平面図である。 【図6】同半部縦断側面図である。 【図7】蓋受枠と蓋体との係合部分を示す拡大平面図で
ある。 【図8】図7のA−A断面図である。 【図9】従来の排水桝を示す縦断面図である。 【符号の説明】 1…排水桝の本体 2…蓋受枠 3…蓋体 4…スラブコンクリート 8…段載部 9…間隙 10…係止片 11…通水孔 12…差込み部

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 排水管と結合する皿状の本体と、該本体に取付ける蓋受
    枠と、該蓋受枠に嵌合、載置する蓋体とよりなる排水桝
    において、平面四角形状とした蓋受枠の上部内周に、所
    要巾の段載部を内方に突出して設けるとともに、この蓋
    受枠の一側両隅部に、段載部上に所要の間隙を存して係
    止片を突設し、他方、上記の蓋受枠内に嵌合して段載部
    に載置する蓋体には、上記段載部と係止片との間に挿入
    する差込み部を設けたことを特徴とする、排水桝におけ
    る蓋装置。
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JP2001254431A (ja) * 2000-03-09 2001-09-21 Shinko Kenzai Ltd 溝 蓋
JP5877926B1 (ja) * 2015-10-09 2016-03-08 首都高速道路株式会社 橋梁用漏水防止構造およびその形成方法

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