JP3017201B1 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3017201B1 JP3017201B1 JP10364329A JP36432998A JP3017201B1 JP 3017201 B1 JP3017201 B1 JP 3017201B1 JP 10364329 A JP10364329 A JP 10364329A JP 36432998 A JP36432998 A JP 36432998A JP 3017201 B1 JP3017201 B1 JP 3017201B1
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
- G03G15/0208—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
- G03G15/0216—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
- G03G15/0225—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers provided with means for cleaning the charging member
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 ローラ状ブラシ帯電体におけるブラシの起毛
や倒れ等の癖を付きにくくすると共に、特に斜毛タイプ
のブラシの深奥部に蓄積される汚れを効果的に除去する
ことができ、ローラ状ブラシ帯電体による感光体への帯
電状態を常に良好に維持できる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 画像形成装置は、接触するローラ状ブラ
シ帯電体1によって電荷を付与した感光体ドラム3の表
面に静電潜像を形成する。この画像形成装置は、ローラ
状ブラシ帯電体1に回転しつつ接触して該ローラ状ブラ
シ帯電体1のブラシパイル21を起毛させるブラシクリ
ーナ11と、ブラシクリーナ11と感光体ドラム3との
間に配設された、ローラ状ブラシ帯電体1に接触して該
ローラ状ブラシ帯電体1のブラシパイル21を整える整
形ブレード12とを有している。
や倒れ等の癖を付きにくくすると共に、特に斜毛タイプ
のブラシの深奥部に蓄積される汚れを効果的に除去する
ことができ、ローラ状ブラシ帯電体による感光体への帯
電状態を常に良好に維持できる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 画像形成装置は、接触するローラ状ブラ
シ帯電体1によって電荷を付与した感光体ドラム3の表
面に静電潜像を形成する。この画像形成装置は、ローラ
状ブラシ帯電体1に回転しつつ接触して該ローラ状ブラ
シ帯電体1のブラシパイル21を起毛させるブラシクリ
ーナ11と、ブラシクリーナ11と感光体ドラム3との
間に配設された、ローラ状ブラシ帯電体1に接触して該
ローラ状ブラシ帯電体1のブラシパイル21を整える整
形ブレード12とを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を用いた画像形成装置に関し、特に、ローラ状ブラシ帯
電体の機能を良好に維持するための機構を備えた画像形
成装置に関する。
を用いた画像形成装置に関し、特に、ローラ状ブラシ帯
電体の機能を良好に維持するための機構を備えた画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置として、複写機、フ
ァクシミリ、電子写真装置、或いは静電式プリンタ等の
電子写真プロセスを用いたものが知られている。画像形
成装置は、感光体ドラムと、感光体ドラムの表面に形成
された静電潜像にトナーを付着させて現像する現像装置
とを有するプロセスカートリッジを備える。このプロセ
スカートリッジは、相互に隣接するトナー収容室と現像
室とを有する。トナー収容室と現像室との間の仕切り板
には、双方を連通する連通口が形成され、トナー収容室
の内部には、トナーを連通口から現像室側に送り出すト
ナーミキサーが配設される。
ァクシミリ、電子写真装置、或いは静電式プリンタ等の
電子写真プロセスを用いたものが知られている。画像形
成装置は、感光体ドラムと、感光体ドラムの表面に形成
された静電潜像にトナーを付着させて現像する現像装置
とを有するプロセスカートリッジを備える。このプロセ
スカートリッジは、相互に隣接するトナー収容室と現像
室とを有する。トナー収容室と現像室との間の仕切り板
には、双方を連通する連通口が形成され、トナー収容室
の内部には、トナーを連通口から現像室側に送り出すト
ナーミキサーが配設される。
【0003】上記従来の画像形成装置のプロセスカート
リッジでは、静電潜像の形成に先立って感光体ドラム等
の被帯電体を帯電させる帯電器として、コロナ放電を利
用した非接触式のコロナ帯電器が利用されてきた。コロ
ナ帯電器は、被帯電体を均一に帯電させる手段としては
有効であるが、これと同時に、放電に伴ってオゾンの発
生を誘起するという欠点を有する。
リッジでは、静電潜像の形成に先立って感光体ドラム等
の被帯電体を帯電させる帯電器として、コロナ放電を利
用した非接触式のコロナ帯電器が利用されてきた。コロ
ナ帯電器は、被帯電体を均一に帯電させる手段としては
有効であるが、これと同時に、放電に伴ってオゾンの発
生を誘起するという欠点を有する。
【0004】このようなコロナ帯電器に対し、オゾンの
発生を抑制できる接触式帯電器が知られている。接触式
帯電器は、特に、ローラ形状を有する回転型の帯電器
が、固定式の帯電器よりも感光体表面を均一に帯電でき
ることから、多くの機器で利用されている。
発生を抑制できる接触式帯電器が知られている。接触式
帯電器は、特に、ローラ形状を有する回転型の帯電器
が、固定式の帯電器よりも感光体表面を均一に帯電でき
ることから、多くの機器で利用されている。
【0005】近年、電子写真の高解像度化に伴うトナー
の小粒径化と、プロセスカートリッジの低コスト化に伴
う長寿命化とによって、長期にわたって均一な帯電を維
持することが重要になっている。接触式帯電器は、常に
感光体表面に接触しているため、現像後、感光体表面上
に残存したトナーや紙粉、或いは、感光体自身の削れ粉
等の影響を受け易く、長期にわたって均一な帯電を行う
ための種々の工夫が施されている。
の小粒径化と、プロセスカートリッジの低コスト化に伴
う長寿命化とによって、長期にわたって均一な帯電を維
持することが重要になっている。接触式帯電器は、常に
感光体表面に接触しているため、現像後、感光体表面上
に残存したトナーや紙粉、或いは、感光体自身の削れ粉
等の影響を受け易く、長期にわたって均一な帯電を行う
ための種々の工夫が施されている。
【0006】特開平8-254877号公報に記載の装置では、
回転型のブラシ帯電器を回転軸方向に振動させつつブラ
シパイルを感光体の表面に接触させると共に、ブラシパ
イルのブラシ帯電器本体からの突出長を不均一とするこ
とにより、感光体表面に対するクリーニング効果を高め
ている。特開平8-137207号公報に記載の装置では、汚れ
除去用の清掃部材を必要に応じて軸方向に移動させるこ
とにより、ブラシ帯電器をクリーニングする。特開平4-
366863号公報に記載の装置では、導電性を有する細いシ
ャフト状の汚れ除去部材を、回転型のブラシ帯電器のブ
ラシに対して一定量食い込ませた状態に保持し、この汚
れ除去部材によってブラシ帯電器から機械的に除去した
トナー粒子を、このトナー粒子とは逆極性の電圧を印加
した電極に吸着する。
回転型のブラシ帯電器を回転軸方向に振動させつつブラ
シパイルを感光体の表面に接触させると共に、ブラシパ
イルのブラシ帯電器本体からの突出長を不均一とするこ
とにより、感光体表面に対するクリーニング効果を高め
ている。特開平8-137207号公報に記載の装置では、汚れ
除去用の清掃部材を必要に応じて軸方向に移動させるこ
とにより、ブラシ帯電器をクリーニングする。特開平4-
366863号公報に記載の装置では、導電性を有する細いシ
ャフト状の汚れ除去部材を、回転型のブラシ帯電器のブ
ラシに対して一定量食い込ませた状態に保持し、この汚
れ除去部材によってブラシ帯電器から機械的に除去した
トナー粒子を、このトナー粒子とは逆極性の電圧を印加
した電極に吸着する。
【0007】特開平7-072774号公報に記載の装置では、
感光体の素管電位よりも高い電圧をブラシに印加した上
で電子写真プリンタをエージングすることによって、ブ
ラシの汚れを感光体表面に転写してクリーニングを行
う。特開平10-221932号公報に記載の装置では、非画像
形成時に、画像形成時と逆極性の電圧をブラシに印加す
ることによってクリーニングを行う。特開平7-306571号
に記載の装置では、非画像形成時に、トナーの帯電極性
と同極性で絶対値が小さな電圧をブラシ帯電器のブラシ
に印加することによって、ブラシの汚れを感光体表面に
吸着させてクリーニングを行う。
感光体の素管電位よりも高い電圧をブラシに印加した上
で電子写真プリンタをエージングすることによって、ブ
ラシの汚れを感光体表面に転写してクリーニングを行
う。特開平10-221932号公報に記載の装置では、非画像
形成時に、画像形成時と逆極性の電圧をブラシに印加す
ることによってクリーニングを行う。特開平7-306571号
に記載の装置では、非画像形成時に、トナーの帯電極性
と同極性で絶対値が小さな電圧をブラシ帯電器のブラシ
に印加することによって、ブラシの汚れを感光体表面に
吸着させてクリーニングを行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブラシ帯電
器に用いられる導電性のブラシ繊維は、感光体に傷をつ
けない等の目的から、微細で柔軟な繊維によって形成さ
れる。接触型のブラシ帯電器は、感光体に常時圧接され
るため、環境等の影響を受けた場合に、ブラシ繊維が圧
しつけられた部分と圧しつけられない部分との境界で起
毛や倒れ等の癖がつき易く、一旦ついた癖は直り難い。
この際に、ブラシ状帯電器のブラシが感光体表面に対し
て不均一に接触することになるため、帯電不良を誘起
し、1回転周期で画像不良を生ずるおそれがある。
器に用いられる導電性のブラシ繊維は、感光体に傷をつ
けない等の目的から、微細で柔軟な繊維によって形成さ
れる。接触型のブラシ帯電器は、感光体に常時圧接され
るため、環境等の影響を受けた場合に、ブラシ繊維が圧
しつけられた部分と圧しつけられない部分との境界で起
毛や倒れ等の癖がつき易く、一旦ついた癖は直り難い。
この際に、ブラシ状帯電器のブラシが感光体表面に対し
て不均一に接触することになるため、帯電不良を誘起
し、1回転周期で画像不良を生ずるおそれがある。
【0009】また、ローラ状ブラシ帯電体においては、
プロセスカートリッジが寿命に至る過程で、残留トナ
ー、紙粉、感光体削れ粉等の汚れがブラシの深奥部へ向
かって序々に蓄積されていく傾向にある。最近では、上
記の起毛等の癖に対してある程度の耐性を持たせるた
め、予めブラシローラの回転と逆方向にブラシパイルを
倒して癖をつけた斜毛タイプのブラシローラが多く用い
られる。このような斜毛タイプのブラシローラでは、特
に汚れがブラシの深奥部に蓄積されていく傾向が強く、
蓄積された汚れは、電気的なクリーニングだけでは十分
に除去しきれず、長寿命化にとって大きな問題となる。
プロセスカートリッジが寿命に至る過程で、残留トナ
ー、紙粉、感光体削れ粉等の汚れがブラシの深奥部へ向
かって序々に蓄積されていく傾向にある。最近では、上
記の起毛等の癖に対してある程度の耐性を持たせるた
め、予めブラシローラの回転と逆方向にブラシパイルを
倒して癖をつけた斜毛タイプのブラシローラが多く用い
られる。このような斜毛タイプのブラシローラでは、特
に汚れがブラシの深奥部に蓄積されていく傾向が強く、
蓄積された汚れは、電気的なクリーニングだけでは十分
に除去しきれず、長寿命化にとって大きな問題となる。
【0010】上記問題を解消するためのクリーニング方
法が特開平8-254877号公報に記載されている。この公報
に記載のクリーニング方法では、斜毛ブラシの深奥部に
蓄積された汚れに対して振動を与えつつクリーニングす
るが、ブラシ深奥部からの汚れの除去に関して十分な効
果を期待することはできない。また、特開平7-072774号
公報、特開平10-221932号公報及び特開平7-306571号公
報の夫々には、斜毛ブラシの深奥部に蓄積された汚れを
電気的にクリーニングする装置が記載されているが、こ
れらの例においても十分な効果を期待することはできな
い。特開平8-137207号及び特開平4-366863号公報には、
除去部材を備えた装置が記載されているが、この装置で
は、除去部材がブラシローラに損傷を与えるおそれがあ
り、これに伴う画像不良を引き起こす可能性が残る。
法が特開平8-254877号公報に記載されている。この公報
に記載のクリーニング方法では、斜毛ブラシの深奥部に
蓄積された汚れに対して振動を与えつつクリーニングす
るが、ブラシ深奥部からの汚れの除去に関して十分な効
果を期待することはできない。また、特開平7-072774号
公報、特開平10-221932号公報及び特開平7-306571号公
報の夫々には、斜毛ブラシの深奥部に蓄積された汚れを
電気的にクリーニングする装置が記載されているが、こ
れらの例においても十分な効果を期待することはできな
い。特開平8-137207号及び特開平4-366863号公報には、
除去部材を備えた装置が記載されているが、この装置で
は、除去部材がブラシローラに損傷を与えるおそれがあ
り、これに伴う画像不良を引き起こす可能性が残る。
【0011】本発明は、上記に鑑み、ローラ状ブラシ帯
電体におけるブラシの起毛や倒れ等の癖を付きにくくす
ると共に、特に斜毛タイプのブラシの深奥部に蓄積され
る汚れを効果的に除去することができ、ローラ状ブラシ
帯電体による感光体への帯電状態を常に良好に維持でき
る画像形成装置を提供することを目的とする。
電体におけるブラシの起毛や倒れ等の癖を付きにくくす
ると共に、特に斜毛タイプのブラシの深奥部に蓄積され
る汚れを効果的に除去することができ、ローラ状ブラシ
帯電体による感光体への帯電状態を常に良好に維持でき
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述した
ブラシパイルの突出長を不均一にし、或いは、シャフト
状の汚れ除去部材をローラ状ブラシ帯電体に対し一定量
食い込ませた状態に保持する等の手法で汚れ除去を行う
だけでは、ブラシの癖とブラシ深奥部の汚れとを克服す
ることは困難であり、これらを同時に克服するにはクリ
ーニング機構を備えるしかない点に想到し、本発明をな
すに至った。
ブラシパイルの突出長を不均一にし、或いは、シャフト
状の汚れ除去部材をローラ状ブラシ帯電体に対し一定量
食い込ませた状態に保持する等の手法で汚れ除去を行う
だけでは、ブラシの癖とブラシ深奥部の汚れとを克服す
ることは困難であり、これらを同時に克服するにはクリ
ーニング機構を備えるしかない点に想到し、本発明をな
すに至った。
【0013】上記目的を達成するために、本発明の画像
形成装置は、接触するローラ状ブラシ帯電体によって電
荷を付与した静電潜像担持体の表面に静電潜像を形成す
る画像形成装置において、前記ローラ状ブラシ帯電体に
回転しつつ接触して該ローラ状ブラシ帯電体のブラシを
起毛させるブラシクリーナと、前記ブラシクリーナと前
記静電潜像担持体との間に配設された、前記ローラ状ブ
ラシ帯電体に接触して該ローラ状ブラシ帯電体のブラシ
を整えるブラシ復元部材とを備えることを特徴とする。
形成装置は、接触するローラ状ブラシ帯電体によって電
荷を付与した静電潜像担持体の表面に静電潜像を形成す
る画像形成装置において、前記ローラ状ブラシ帯電体に
回転しつつ接触して該ローラ状ブラシ帯電体のブラシを
起毛させるブラシクリーナと、前記ブラシクリーナと前
記静電潜像担持体との間に配設された、前記ローラ状ブ
ラシ帯電体に接触して該ローラ状ブラシ帯電体のブラシ
を整えるブラシ復元部材とを備えることを特徴とする。
【0014】本発明の画像形成装置では、停止状態のロ
ーラ状ブラシ帯電体が静電潜像担持体に圧しつけられた
部分と圧しつけられない部分との境界で起毛や倒れが生
じても、ブラシクリーナがローラ状ブラシ帯電体に接触
した状態で回転して、静電潜像担持体に接した後のブラ
シを掻き上げ、更に、ブラシ復元部材が掻き上げられた
ブラシに接触して整えて復元させる。これにより、ロー
ラ状ブラシ帯電体は、ブラシの変形が矯正されて正規の
状態にされて、静電潜像担持体に再び良好に接触するこ
とができる。ブラシクリーナは、ローラ状ブラシ帯電体
のブラシを掻き上げるとき、同時にブラシの深奥部に蓄
積された汚れを効果的に除去することができ、特にブラ
シが斜毛タイプの場合であっても、ローラ状ブラシ帯電
体の帯電機能を常に良好に保持できる。
ーラ状ブラシ帯電体が静電潜像担持体に圧しつけられた
部分と圧しつけられない部分との境界で起毛や倒れが生
じても、ブラシクリーナがローラ状ブラシ帯電体に接触
した状態で回転して、静電潜像担持体に接した後のブラ
シを掻き上げ、更に、ブラシ復元部材が掻き上げられた
ブラシに接触して整えて復元させる。これにより、ロー
ラ状ブラシ帯電体は、ブラシの変形が矯正されて正規の
状態にされて、静電潜像担持体に再び良好に接触するこ
とができる。ブラシクリーナは、ローラ状ブラシ帯電体
のブラシを掻き上げるとき、同時にブラシの深奥部に蓄
積された汚れを効果的に除去することができ、特にブラ
シが斜毛タイプの場合であっても、ローラ状ブラシ帯電
体の帯電機能を常に良好に保持できる。
【0015】ここで、前記ブラシクリーナが、前記ロー
ラ状ブラシ帯電体と逆方向に回転することが好ましい。
この場合、ローラ状ブラシ帯電体におけるブラシの復元
効果とブラシ深奥部の汚れの除去効果とを向上させるこ
とができる。
ラ状ブラシ帯電体と逆方向に回転することが好ましい。
この場合、ローラ状ブラシ帯電体におけるブラシの復元
効果とブラシ深奥部の汚れの除去効果とを向上させるこ
とができる。
【0016】好ましくは、前記ブラシクリーナが、スリ
ーブシャフトと、該スリーブシャフトの周方向に所定の
角度間隔をあけて配設され回転軸方向に延在する複数の
リブとから構成される。この場合、ローラ状ブラシ帯電
体におけるブラシの復元効果とブラシ深奥部の汚れの除
去効果とを一層向上させることができる。
ーブシャフトと、該スリーブシャフトの周方向に所定の
角度間隔をあけて配設され回転軸方向に延在する複数の
リブとから構成される。この場合、ローラ状ブラシ帯電
体におけるブラシの復元効果とブラシ深奥部の汚れの除
去効果とを一層向上させることができる。
【0017】具体的には、前記ローラ状ブラシ帯電体の
半径をr1、回転数をw1とし、前記ブラシクリーナの
半径をr2、回転数をw2とし、係数をA(但しA>
1)とするとき、前記ローラ状ブラシ帯電体と前記ブラ
シクリーナとの間に、 r2・w2=A・r1・w1 の関係を成立させる。この場合、ローラ状ブラシ帯電体
に対する起毛処置を効率良く行うことができる。
半径をr1、回転数をw1とし、前記ブラシクリーナの
半径をr2、回転数をw2とし、係数をA(但しA>
1)とするとき、前記ローラ状ブラシ帯電体と前記ブラ
シクリーナとの間に、 r2・w2=A・r1・w1 の関係を成立させる。この場合、ローラ状ブラシ帯電体
に対する起毛処置を効率良く行うことができる。
【0018】好ましくは、前記ブラシ復元部材を、前記
ローラ状ブラシ帯電体に所定の圧力で接触する整形ブレ
ードから構成する。この場合、簡素な構成を有しながら
も、ブラシクリーナで一旦起毛させたブラシを適正に整
えることができる。
ローラ状ブラシ帯電体に所定の圧力で接触する整形ブレ
ードから構成する。この場合、簡素な構成を有しながら
も、ブラシクリーナで一旦起毛させたブラシを適正に整
えることができる。
【0019】具体的には、前記ローラ状ブラシ帯電体に
対する前記静電潜像担持体の食込み量をe1、前記ブラ
シクリーナの前記ローラ状ブラシ帯電体に対する食込み
量をe2とするとき、食込み量e1とe2との間に、 e2>e1 の関係を成立させる。この場合、ローラ状ブラシ帯電体
に対する起毛処置が良好に行われる。
対する前記静電潜像担持体の食込み量をe1、前記ブラ
シクリーナの前記ローラ状ブラシ帯電体に対する食込み
量をe2とするとき、食込み量e1とe2との間に、 e2>e1 の関係を成立させる。この場合、ローラ状ブラシ帯電体
に対する起毛処置が良好に行われる。
【0020】
【0021】或いは、上記に代えて、前記整形ブレード
は、少なくとも先端が弾性体から構成されることも好ま
しい態様である。この場合にも、起毛ブラシに対する整
形効果を向上させることができる。
は、少なくとも先端が弾性体から構成されることも好ま
しい態様である。この場合にも、起毛ブラシに対する整
形効果を向上させることができる。
【0022】また、前記ブラシ復元部材が、前記ローラ
状ブラシ帯電体と同じ方向に回転する整形ローラから成
ることも好ましい態様である。この場合、ブラシクリー
ナで一旦起毛させたブラシを適正に整えることができ
る。
状ブラシ帯電体と同じ方向に回転する整形ローラから成
ることも好ましい態様である。この場合、ブラシクリー
ナで一旦起毛させたブラシを適正に整えることができ
る。
【0023】具体的には、前記ローラ状ブラシ帯電体の
半径をr1、回転数をw1、ローラ状ブラシ帯電体に対
する静電潜像担持体の食い込み量をe1、前記ブラシク
リーナの半径をr2、回転数をw2、前記ローラ状ブラ
シ帯電体に対する前記ブラシクリーナの食込み量をe2
とし、前記整形ローラの半径をr4、回転数をw4、前
記ローラ状ブラシ帯電体に対する前記整形ローラの食込
み量をe4とし、係数をB(但しB>1)とするとき、
前記整形ローラと前記ローラ状ブラシ帯電体との間に、 r2・w2=B・r1・w1 r4・w4≧0 e2>e1 e4=0 の関係を成立させる。この場合、ローラ状ブラシ帯電体
に対する起毛処置を効率良く行い、起毛したブラシを整
形ローラによって良好に整形することができる。
半径をr1、回転数をw1、ローラ状ブラシ帯電体に対
する静電潜像担持体の食い込み量をe1、前記ブラシク
リーナの半径をr2、回転数をw2、前記ローラ状ブラ
シ帯電体に対する前記ブラシクリーナの食込み量をe2
とし、前記整形ローラの半径をr4、回転数をw4、前
記ローラ状ブラシ帯電体に対する前記整形ローラの食込
み量をe4とし、係数をB(但しB>1)とするとき、
前記整形ローラと前記ローラ状ブラシ帯電体との間に、 r2・w2=B・r1・w1 r4・w4≧0 e2>e1 e4=0 の関係を成立させる。この場合、ローラ状ブラシ帯電体
に対する起毛処置を効率良く行い、起毛したブラシを整
形ローラによって良好に整形することができる。
【0024】好ましくは、前記ブラシクリーナが、前記
ローラ状ブラシ帯電体に接触する清掃接触位置と前記ロ
ーラ状ブラシ帯電体から後退する清掃待避位置とに移動
可能である。この場合、ローラ状ブラシ帯電体に対する
クリーニングを必要に応じて行うことができる。
ローラ状ブラシ帯電体に接触する清掃接触位置と前記ロ
ーラ状ブラシ帯電体から後退する清掃待避位置とに移動
可能である。この場合、ローラ状ブラシ帯電体に対する
クリーニングを必要に応じて行うことができる。
【0025】更に好ましくは、前記ブラシ復元部材が、
前記ローラ状ブラシ帯電体に接触する復元接触位置と前
記ローラ状ブラシ帯電体から後退する復元待避位置とに
移動可能である。この場合、ローラ状ブラシ帯電体に対
するブラシ整形を必要に応じて行うことができる。
前記ローラ状ブラシ帯電体に接触する復元接触位置と前
記ローラ状ブラシ帯電体から後退する復元待避位置とに
移動可能である。この場合、ローラ状ブラシ帯電体に対
するブラシ整形を必要に応じて行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施形態例における
画像形成装置のプロセスカートリッジを感光体ドラムの
回転軸と直交する方向で切断した断面図である。
に説明する。図1は、本発明の第1実施形態例における
画像形成装置のプロセスカートリッジを感光体ドラムの
回転軸と直交する方向で切断した断面図である。
【0027】プロセスカートリッジは、回転軸3aを中
心として時計方向(図1の矢印方向)に回転する感光体
ドラム(静電潜像担持体)3を有し、感光体ドラム3の
下方側に、トナー供給室15と、トナー供給室15にト
ナーを供給するトナーホッパ9とを有する。トナー供給
室15とトナーホッパ9とから現像部が構成されてい
る。感光体ドラム3では、OPC(Organic Photo Condu
ctor)またはSe系等の感光体膜がアルミニウム素管の
表面に形成されている。プロセスカートリッジは更に、
感光体ドラム3の上方側に、記録媒体に画像を転写した
後の感光体ドラム表面のトナー画像を掻き取って収容す
るクリーニング室10と、ローラ状ブラシ帯電体1に付
着したトナー粒子を除去するためのクリーニング機構1
6とを有している。
心として時計方向(図1の矢印方向)に回転する感光体
ドラム(静電潜像担持体)3を有し、感光体ドラム3の
下方側に、トナー供給室15と、トナー供給室15にト
ナーを供給するトナーホッパ9とを有する。トナー供給
室15とトナーホッパ9とから現像部が構成されてい
る。感光体ドラム3では、OPC(Organic Photo Condu
ctor)またはSe系等の感光体膜がアルミニウム素管の
表面に形成されている。プロセスカートリッジは更に、
感光体ドラム3の上方側に、記録媒体に画像を転写した
後の感光体ドラム表面のトナー画像を掻き取って収容す
るクリーニング室10と、ローラ状ブラシ帯電体1に付
着したトナー粒子を除去するためのクリーニング機構1
6とを有している。
【0028】トナー供給室15には、感光体ドラム3に
対向し回転軸3aと平行な回転軸4aを有する現像ロー
ラ4と、現像ローラ4に対向し回転軸4aと平行な回転
軸5aを有する供給ローラ5と、先端が現像ローラ4に
接触する感光体ドラム3の回転軸方向に延在するトナー
ブレード6とを有する。トナーホッパ9には、収容した
トナー7を攪拌するトナーミキサー8が配設される。
対向し回転軸3aと平行な回転軸4aを有する現像ロー
ラ4と、現像ローラ4に対向し回転軸4aと平行な回転
軸5aを有する供給ローラ5と、先端が現像ローラ4に
接触する感光体ドラム3の回転軸方向に延在するトナー
ブレード6とを有する。トナーホッパ9には、収容した
トナー7を攪拌するトナーミキサー8が配設される。
【0029】供給ローラ5は、導電性ないしは絶縁性を
有するスポンジやアルミ等の材料から成り、トナーホッ
パ9からのトナー7を現像ローラ4に供給する。現像ロ
ーラ4は、シリコンゴム、ウレタンゴム、ニトリルブチ
レンゴム、天然ゴム、或いはスポンジ等の表面に処理を
施した部材を含む可撓性材料から構成される。トナーブ
レード6は、1つ以上が配設されており、ステンレス、
リン青銅、或いは洋泊等の金属バネ材料から構成されて
いる。
有するスポンジやアルミ等の材料から成り、トナーホッ
パ9からのトナー7を現像ローラ4に供給する。現像ロ
ーラ4は、シリコンゴム、ウレタンゴム、ニトリルブチ
レンゴム、天然ゴム、或いはスポンジ等の表面に処理を
施した部材を含む可撓性材料から構成される。トナーブ
レード6は、1つ以上が配設されており、ステンレス、
リン青銅、或いは洋泊等の金属バネ材料から構成されて
いる。
【0030】クリーニング室10は、プロセスカートリ
ッジにおけるクリーニング機構16の上方に形成された
空間から構成され、感光体ドラム3の上方の所定位置に
形成されたトナー進入口17と、感光体ドラム3の表面
上部に先端を接触させて、時計方向に回転する感光体ド
ラム3から画像トナーを掻き取るトナー掻取り部材18
とを有する。トナー掻取り部材18によって掻き取られ
たトナーは、トナー進入口17からクリーニング室10
内に進入して収容される。
ッジにおけるクリーニング機構16の上方に形成された
空間から構成され、感光体ドラム3の上方の所定位置に
形成されたトナー進入口17と、感光体ドラム3の表面
上部に先端を接触させて、時計方向に回転する感光体ド
ラム3から画像トナーを掻き取るトナー掻取り部材18
とを有する。トナー掻取り部材18によって掻き取られ
たトナーは、トナー進入口17からクリーニング室10
内に進入して収容される。
【0031】クリーニング機構16は、回転軸3aに平
行な回転軸を成すシャフト1aを中心として反時計方向
に回転するローラ状ブラシ帯電体1と、シャフト1aと
平行な回転軸を成すスリーブシャフト11aを中心とし
て時計方向に回転するブラシクリーナ11と、回転する
ローラ状ブラシ帯電体1に上方から接触する整形ブレー
ド12とを有する。
行な回転軸を成すシャフト1aを中心として反時計方向
に回転するローラ状ブラシ帯電体1と、シャフト1aと
平行な回転軸を成すスリーブシャフト11aを中心とし
て時計方向に回転するブラシクリーナ11と、回転する
ローラ状ブラシ帯電体1に上方から接触する整形ブレー
ド12とを有する。
【0032】ローラ状ブラシ帯電体1は、半導電性繊維
から構成され、直流電圧と交流電圧との重畳電圧を感光
体ドラム3に印加してドラム表面を一様に帯電させ、感
光体ドラム3の表面に初期電位を与える。整形ブレード
12は、ローラ状ブラシ帯電体1の回転軸方向に延在す
るプレート状のもので、図示しない付勢手段によってロ
ーラ状ブラシ帯電体1の上部に圧し付けられている。
から構成され、直流電圧と交流電圧との重畳電圧を感光
体ドラム3に印加してドラム表面を一様に帯電させ、感
光体ドラム3の表面に初期電位を与える。整形ブレード
12は、ローラ状ブラシ帯電体1の回転軸方向に延在す
るプレート状のもので、図示しない付勢手段によってロ
ーラ状ブラシ帯電体1の上部に圧し付けられている。
【0033】図2は、ローラ状ブラシ帯電体1の構造を
示す斜視図である。同図は、ブラシ1bを回転軸を成す
シャフト1aから一部剥離した状態で示す。ローラ状ブ
ラシ帯電体1は、シャフト1aとブラシ1bとから構成
されており、ブラシ1bは導電性繊維から成る織布から
成り、シャフト1aに螺旋状に隙間無く巻き付けられた
状態で保持されている。
示す斜視図である。同図は、ブラシ1bを回転軸を成す
シャフト1aから一部剥離した状態で示す。ローラ状ブ
ラシ帯電体1は、シャフト1aとブラシ1bとから構成
されており、ブラシ1bは導電性繊維から成る織布から
成り、シャフト1aに螺旋状に隙間無く巻き付けられた
状態で保持されている。
【0034】図3は、図2におけるブラシの矢印Aで示
す円内を拡大して示す斜視図である。同図において、ブ
ラシは、基板部材20の縦横方向に所定の間隔をあけた
状態で植設された多数のブラシパイル21を有する。多
数のブラシパイル21は、相互に同じ長さに形成され、
一定の方向(例えば同図における紙面奥方向)に倒れる
斜毛状に構成される。
す円内を拡大して示す斜視図である。同図において、ブ
ラシは、基板部材20の縦横方向に所定の間隔をあけた
状態で植設された多数のブラシパイル21を有する。多
数のブラシパイル21は、相互に同じ長さに形成され、
一定の方向(例えば同図における紙面奥方向)に倒れる
斜毛状に構成される。
【0035】図4は図3に示した拡大ブラシ構造におけ
る矢印Bで示す円内の拡大平面図である。図4で、ブラ
シパイル21は、基板部材20の縦横方向に所定の間隔
をあけた状態で植設されている。
る矢印Bで示す円内の拡大平面図である。図4で、ブラ
シパイル21は、基板部材20の縦横方向に所定の間隔
をあけた状態で植設されている。
【0036】図5は、ブラシクリーナ11の全体構成を
示す斜視図である。同図に示すように、ブラシクリーナ
11は、円柱状のスリーブシャフト11aの周方向に所
定角度間隔をあけて配置され回転軸方向に延在する任意
枚数nの羽根状のリブ19を有する。
示す斜視図である。同図に示すように、ブラシクリーナ
11は、円柱状のスリーブシャフト11aの周方向に所
定角度間隔をあけて配置され回転軸方向に延在する任意
枚数nの羽根状のリブ19を有する。
【0037】ここで、ローラ状ブラシ帯電体1の一具体
例について説明する。図6は、図1で説明したクリーニ
ング機構16の各部材を模式的に示した側面図である。
ローラ状ブラシ帯電体1は、半径がr1[mm]で、回転数
w1[rpm]で図の反時計方向(図6の矢印(w1))に
回転する構成を有し、時計方向に回転する感光体ドラム
3のローラ状ブラシ帯電体1に対する食込み量がe1[m
m]に設定される。
例について説明する。図6は、図1で説明したクリーニ
ング機構16の各部材を模式的に示した側面図である。
ローラ状ブラシ帯電体1は、半径がr1[mm]で、回転数
w1[rpm]で図の反時計方向(図6の矢印(w1))に
回転する構成を有し、時計方向に回転する感光体ドラム
3のローラ状ブラシ帯電体1に対する食込み量がe1[m
m]に設定される。
【0038】ブラシクリーナ11は、半径がr2[mm]
で、回転数w2[rpm]で図の時計方向(図6の矢印(w
2))に回転する構成を有し、反時計方向(同図の矢印
(w1))に回転する半径r1[mm]のローラ状ブラシ帯
電体1に対する食込み量がe2[mm]に設定される。
で、回転数w2[rpm]で図の時計方向(図6の矢印(w
2))に回転する構成を有し、反時計方向(同図の矢印
(w1))に回転する半径r1[mm]のローラ状ブラシ帯
電体1に対する食込み量がe2[mm]に設定される。
【0039】ローラ状ブラシ帯電体1に上方から接触す
る整形ブレード12は、半径r1[mm]のローラ状ブラシ
帯電体1に対する食込み量がe3[mm]となるように設定
される。整形ブレード12は、所定の圧力でローラ状ブ
ラシ帯電体1の表面に接触するもので、先端が櫛歯状に
形成されることができ、また、少なくとも先端が弾性体
から構成されても良い。
る整形ブレード12は、半径r1[mm]のローラ状ブラシ
帯電体1に対する食込み量がe3[mm]となるように設定
される。整形ブレード12は、所定の圧力でローラ状ブ
ラシ帯電体1の表面に接触するもので、先端が櫛歯状に
形成されることができ、また、少なくとも先端が弾性体
から構成されても良い。
【0040】上記構成のクリーニング機構16は次のよ
うに作動する。ローラ状ブラシ帯電体1及びブラシクリ
ーナ11が食込み量e2[mm]で相互に食い込んだ状態に
おいて、ローラ状ブラシ帯電体1が回転数w1[rpm]
で、ブラシクリーナ11が回転数w2[rpm]で相互に逆
方向に回転する。この場合に、ローラ状ブラシ帯電体1
とブラシクリーナ11との間に、 r2・w2=A・r1・w1 (但しAは係数であり、
A>1に設定される) の関係を設定することによって、感光体ドラム3への圧
接で癖がついたローラ状ブラシ帯電体1に対する起毛処
理を行う。これと同時に、ブラシパイル21の深奥部に
進入した残留トナー、紙粉や感光体ドラム3の削れ粉等
の汚れを掻き出して、クリーニングを良好に行うことが
できる。
うに作動する。ローラ状ブラシ帯電体1及びブラシクリ
ーナ11が食込み量e2[mm]で相互に食い込んだ状態に
おいて、ローラ状ブラシ帯電体1が回転数w1[rpm]
で、ブラシクリーナ11が回転数w2[rpm]で相互に逆
方向に回転する。この場合に、ローラ状ブラシ帯電体1
とブラシクリーナ11との間に、 r2・w2=A・r1・w1 (但しAは係数であり、
A>1に設定される) の関係を設定することによって、感光体ドラム3への圧
接で癖がついたローラ状ブラシ帯電体1に対する起毛処
理を行う。これと同時に、ブラシパイル21の深奥部に
進入した残留トナー、紙粉や感光体ドラム3の削れ粉等
の汚れを掻き出して、クリーニングを良好に行うことが
できる。
【0041】次いで、ブラシクリーナ11によってブラ
シパイル21が起毛されたローラ状ブラシ帯電体1は、
後流側に位置する整形ブレード12によって圧し付けら
れて斜毛され、癖が無い本来の半径r1[mm]の状態に整
形されて復元される。この際に、ブラシクリーナ11に
よる起毛と整形ブレード12による整形とを完全に実現
するためには、食込み量e1、e2、e3の間に次式 e2>e1 e3=0 による関係を設定しておけば良い。
シパイル21が起毛されたローラ状ブラシ帯電体1は、
後流側に位置する整形ブレード12によって圧し付けら
れて斜毛され、癖が無い本来の半径r1[mm]の状態に整
形されて復元される。この際に、ブラシクリーナ11に
よる起毛と整形ブレード12による整形とを完全に実現
するためには、食込み量e1、e2、e3の間に次式 e2>e1 e3=0 による関係を設定しておけば良い。
【0042】ここで、本画像処理装置の全体的な作動に
関して説明する。まず、トナーホッパ9に収容されたト
ナー7が、回転するトナーミキサー8によって供給ロー
ラ5に導かれ、現像ローラ4に導かれる。現像ローラ4
に導かれたトナー7は、トナーブレード6によって均一
な薄層に形成されると共に摩擦で帯電させられる。この
間に、感光体ドラム3は、レーザ、LED、液晶等の光
源から、画像データに対応した露光2が施され、表面に
静電潜像が形成される。更に、帯電状態で現像ローラ4
上に付着した薄層状のトナー7は、感光体ドラム3上の
静電潜像に付着するので、静電潜像が現像されてトナー
画像が形成される。
関して説明する。まず、トナーホッパ9に収容されたト
ナー7が、回転するトナーミキサー8によって供給ロー
ラ5に導かれ、現像ローラ4に導かれる。現像ローラ4
に導かれたトナー7は、トナーブレード6によって均一
な薄層に形成されると共に摩擦で帯電させられる。この
間に、感光体ドラム3は、レーザ、LED、液晶等の光
源から、画像データに対応した露光2が施され、表面に
静電潜像が形成される。更に、帯電状態で現像ローラ4
上に付着した薄層状のトナー7は、感光体ドラム3上の
静電潜像に付着するので、静電潜像が現像されてトナー
画像が形成される。
【0043】次いで、感光体ドラム3上のトナー画像
が、転写機構(図示せず)によって記録用紙、OHP用
フィルムや葉書等の記録媒体に対して転写され、更に、
記録媒体に転写されたトナー画像が、定着機構(図示せ
ず)によって記録媒体に定着される。これにより、所要
の画像を得ることができる。上記転写時に、記録媒体に
転写されずに感光体ドラム3の表面に残った残留トナー
は、クリーナ10によって回収される。
が、転写機構(図示せず)によって記録用紙、OHP用
フィルムや葉書等の記録媒体に対して転写され、更に、
記録媒体に転写されたトナー画像が、定着機構(図示せ
ず)によって記録媒体に定着される。これにより、所要
の画像を得ることができる。上記転写時に、記録媒体に
転写されずに感光体ドラム3の表面に残った残留トナー
は、クリーナ10によって回収される。
【0044】上記転写、現像及び定着動作中において、
ブラシクリーナ11が、感光体ドラム3に摺接するロー
ラ状ブラシ帯電体1に対して一定の速度関係で回転し、
且つ、整形ブレード12がローラ状ブラシ帯電体1に対
して一定の圧力で接触している。これにより、癖がつい
たローラ状ブラシ帯電体1に対する起毛処理を施すと共
に、ブラシパイル21の深奥部に進入した残留トナー等
の汚れを掻き出してクリーニングすることができる。
ブラシクリーナ11が、感光体ドラム3に摺接するロー
ラ状ブラシ帯電体1に対して一定の速度関係で回転し、
且つ、整形ブレード12がローラ状ブラシ帯電体1に対
して一定の圧力で接触している。これにより、癖がつい
たローラ状ブラシ帯電体1に対する起毛処理を施すと共
に、ブラシパイル21の深奥部に進入した残留トナー等
の汚れを掻き出してクリーニングすることができる。
【0045】次に、本発明の第2実施形態例を説明す
る。図7は、本実施形態例におけるクリーニング機構1
6の各部材を模式的に示した側面図である。
る。図7は、本実施形態例におけるクリーニング機構1
6の各部材を模式的に示した側面図である。
【0046】本実施形態例では、第1実施形態例で用い
た整形ブレード12を整形ローラ13に置き換えてい
る。すなわち、本実施形態例では、ローラ状ブラシ帯電
体1の上部に所定の圧力で接触する整形ローラ13が配
設されており、この整形ローラ13は、ブラシ状帯電体
1の回転軸方向に延在する回転軸13aを有し、エンプ
ラ・ゴム・スポンジ等の材料から構成される。
た整形ブレード12を整形ローラ13に置き換えてい
る。すなわち、本実施形態例では、ローラ状ブラシ帯電
体1の上部に所定の圧力で接触する整形ローラ13が配
設されており、この整形ローラ13は、ブラシ状帯電体
1の回転軸方向に延在する回転軸13aを有し、エンプ
ラ・ゴム・スポンジ等の材料から構成される。
【0047】例えば、各寸法は次のように設定される。
整形ローラ13は、半径がr4[mm]、半径r1[mm]のロ
ーラ状ブラシ帯電体1に対する食込み量がe4[mm]に夫
々設定され、ローラ状ブラシ帯電体1の回転方向(図7
の矢印(w1))と同じ方向(同図の矢印(w4))
に、回転軸13aを中心として回転数w4[rpm]で回転
するように設定される。整形ローラ13は、回転する構
成に限られず、ローラ状ブラシ帯電体1に所定の圧力で
単に接触する固定状態に保持することもできる。この場
合にも、整形ローラ13を回転させる場合とほぼ同様の
効果を得ることができる。
整形ローラ13は、半径がr4[mm]、半径r1[mm]のロ
ーラ状ブラシ帯電体1に対する食込み量がe4[mm]に夫
々設定され、ローラ状ブラシ帯電体1の回転方向(図7
の矢印(w1))と同じ方向(同図の矢印(w4))
に、回転軸13aを中心として回転数w4[rpm]で回転
するように設定される。整形ローラ13は、回転する構
成に限られず、ローラ状ブラシ帯電体1に所定の圧力で
単に接触する固定状態に保持することもできる。この場
合にも、整形ローラ13を回転させる場合とほぼ同様の
効果を得ることができる。
【0048】ローラ状ブラシ帯電体1、ブラシクリーナ
11及び整形ローラ13の相互間には、次式 r2・w2=B・r1・w1 (但しBは係数であり、
B>1に設定される) r4・w4≧0 e2>e1 e4=0 による関係が設定される。
11及び整形ローラ13の相互間には、次式 r2・w2=B・r1・w1 (但しBは係数であり、
B>1に設定される) r4・w4≧0 e2>e1 e4=0 による関係が設定される。
【0049】以上の第2実施形態例によっても、ローラ
状ブラシ帯電体1におけるブラシパイル21の起毛を無
くして帯電不良を防止すると共に、斜毛タイプのブラシ
パイル21の深奥部に蓄積される汚れを効果的に除去す
ることができ、ローラ状ブラシ帯電体1による感光体ド
ラム3への帯電を常に良好に維持することができる。
状ブラシ帯電体1におけるブラシパイル21の起毛を無
くして帯電不良を防止すると共に、斜毛タイプのブラシ
パイル21の深奥部に蓄積される汚れを効果的に除去す
ることができ、ローラ状ブラシ帯電体1による感光体ド
ラム3への帯電を常に良好に維持することができる。
【0050】図8は、本発明の第3実施形態例における
クリーニング機構16の各部材を示した側面図である。
第1及び第2実施形態例では、整形ブレード12、整形
ローラ13及びブラシクリーナ11を、ローラ状ブラシ
帯電体1に常時接触する構成としていたが、本実施形態
例では、整形ローラ13及びブラシクリーナ11を必要
に応じてローラ状ブラシ帯電体1に対して前進又は後退
させ得る構成としている。本実施形態例では、整形ロー
ラ13に関してのみ説明するが、整形ローラ13に代え
て整形ブレード12を進退可能に構成することができ
る。
クリーニング機構16の各部材を示した側面図である。
第1及び第2実施形態例では、整形ブレード12、整形
ローラ13及びブラシクリーナ11を、ローラ状ブラシ
帯電体1に常時接触する構成としていたが、本実施形態
例では、整形ローラ13及びブラシクリーナ11を必要
に応じてローラ状ブラシ帯電体1に対して前進又は後退
させ得る構成としている。本実施形態例では、整形ロー
ラ13に関してのみ説明するが、整形ローラ13に代え
て整形ブレード12を進退可能に構成することができ
る。
【0051】図8に示すように、本実施形態例では、ブ
ラシクリーナ11及び整形ローラ13が、清掃待避領域
14b及び整形待避領域14aに夫々後退する機構を備
える。これにより、例えば、ローラ状ブラシ帯電体1の
回転が停止している間、つまりクリーニングを行わない
間は、ブラシクリーナ11及び整形ローラ13をローラ
状ブラシ帯電体1から待避させておき、ブラシクリーナ
11や整形ローラ13の圧接でブラシパイル21が変形
する不都合を解消することができる。
ラシクリーナ11及び整形ローラ13が、清掃待避領域
14b及び整形待避領域14aに夫々後退する機構を備
える。これにより、例えば、ローラ状ブラシ帯電体1の
回転が停止している間、つまりクリーニングを行わない
間は、ブラシクリーナ11及び整形ローラ13をローラ
状ブラシ帯電体1から待避させておき、ブラシクリーナ
11や整形ローラ13の圧接でブラシパイル21が変形
する不都合を解消することができる。
【0052】ローラ状ブラシ帯電体1に対するクリーニ
ングは、必ずしも常時行う必要は無く、記録用紙への印
刷が1枚終了する毎、或いは、画像形成装置(プリン
タ)への電源投入時など、任意のタイミングで実行され
るように設定できる。この場合にも、ローラ状ブラシ帯
電体1、ブラシクリーナ11及び整形ローラ13の相互
間に、 r2・w2=A・r1・w1 (但しAは係数であり、
A>1に設定される) e2>e1 e3=0 による関係が成立する。或いは、ブラシクリーナ11及
びは整形ブレード12の相互間に、 r2・w2=A・r1・w1 (A>1) r4・w4≧0 e2>e1 e4=0 による関係が成立する。
ングは、必ずしも常時行う必要は無く、記録用紙への印
刷が1枚終了する毎、或いは、画像形成装置(プリン
タ)への電源投入時など、任意のタイミングで実行され
るように設定できる。この場合にも、ローラ状ブラシ帯
電体1、ブラシクリーナ11及び整形ローラ13の相互
間に、 r2・w2=A・r1・w1 (但しAは係数であり、
A>1に設定される) e2>e1 e3=0 による関係が成立する。或いは、ブラシクリーナ11及
びは整形ブレード12の相互間に、 r2・w2=A・r1・w1 (A>1) r4・w4≧0 e2>e1 e4=0 による関係が成立する。
【0053】以上の第1〜第3実施形態例によれば、ロ
ーラ状ブラシ帯電体1の回転時に、ブラシクリーナ11
がローラ状ブラシ帯電体1よりも高速で逆方向に回転す
るので、感光体ドラム3の圧接によって倒れて癖がつい
たローラ状ブラシ帯電体1のブラシパイル21を起毛す
ることができる。この際に、ブラシパイル21の深奥部
を外部に晒し、蓄積された残留トナーや紙粉、或いは感
光体削れ粉等の汚れを掻き出して効果的に除去すること
ができる。次いで、起毛されたローラ状ブラシ帯電体1
のブラシパイル21を、整形ブレード12で斜毛して良
好に整形することができる。以上の作動によって、感光
体ドラム3の圧接等によってついた癖を完全に修復する
ことができると共に、ローラ状ブラシ帯電体1に損傷を
与えることなく汚れを除去することができる。これによ
り、画像不良がない高品質な画像を長期にわたって得る
ことができ、ランニングコストが低減する。
ーラ状ブラシ帯電体1の回転時に、ブラシクリーナ11
がローラ状ブラシ帯電体1よりも高速で逆方向に回転す
るので、感光体ドラム3の圧接によって倒れて癖がつい
たローラ状ブラシ帯電体1のブラシパイル21を起毛す
ることができる。この際に、ブラシパイル21の深奥部
を外部に晒し、蓄積された残留トナーや紙粉、或いは感
光体削れ粉等の汚れを掻き出して効果的に除去すること
ができる。次いで、起毛されたローラ状ブラシ帯電体1
のブラシパイル21を、整形ブレード12で斜毛して良
好に整形することができる。以上の作動によって、感光
体ドラム3の圧接等によってついた癖を完全に修復する
ことができると共に、ローラ状ブラシ帯電体1に損傷を
与えることなく汚れを除去することができる。これによ
り、画像不良がない高品質な画像を長期にわたって得る
ことができ、ランニングコストが低減する。
【0054】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の画像形成装置は、上記実施
形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施
形態例の構成から種々の修正及び変更を施した画像形成
装置も、本発明の範囲に含まれる。
づいて説明したが、本発明の画像形成装置は、上記実施
形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施
形態例の構成から種々の修正及び変更を施した画像形成
装置も、本発明の範囲に含まれる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によると、ローラ状ブラシ帯電体におけるブラシの
起毛や倒れ等の癖を付きにくくすると共に、特に斜毛タ
イプのブラシの深奥部に蓄積される汚れを効果的に除去
することができ、ローラ状ブラシ帯電体による感光体へ
の帯電状態を常に良好に維持することができる。
装置によると、ローラ状ブラシ帯電体におけるブラシの
起毛や倒れ等の癖を付きにくくすると共に、特に斜毛タ
イプのブラシの深奥部に蓄積される汚れを効果的に除去
することができ、ローラ状ブラシ帯電体による感光体へ
の帯電状態を常に良好に維持することができる。
【図1】本発明の第1実施形態例における画像形成装置
のプロセスカートリッジを感光体ドラムの回転軸と直交
する方向で切断した断面図である。
のプロセスカートリッジを感光体ドラムの回転軸と直交
する方向で切断した断面図である。
【図2】第1実施形態例におけるローラ状ブラシ帯電体
の構造を示す斜視図である。
の構造を示す斜視図である。
【図3】図2におけるブラシの矢印Aで示す円内を拡大
して示す斜視図である。
して示す斜視図である。
【図4】図3における拡大ブラシ構造の矢印Bで示す円
内を拡大して示す平面図である。
内を拡大して示す平面図である。
【図5】第1実施形態例におけるブラシクリーナの全体
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図6】図1で説明したクリーニング機構の各部材を模
式的に示した側面図である。
式的に示した側面図である。
【図7】本発明の第2実施形態例におけるクリーニング
機構の各部材を模式的に示した側面図である。
機構の各部材を模式的に示した側面図である。
【図8】本発明の第3実施形態例におけるクリーニング
機構の各部材を示した側面図である。
機構の各部材を示した側面図である。
1:ローラ状ブラシ帯電体 1a:シャフト 3:感光体ドラム 3a、4a、5a:回転軸 4:現像ローラ 5:供給ローラ 6:トナーブレード 11:ブラシクリーナ 11a:スリーブシャフト 12:整形ブレード 13:整形ローラ 16:クリーニング機構 19:リブ 21:ブラシパイル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−151664(JP,A) 特開 昭60−216363(JP,A) 特開 平3−130787(JP,A) 特開 平4−142566(JP,A) 特開 平8−185011(JP,A) 特開 平7−104562(JP,A) 特開 平11−149206(JP,A) 実開 昭57−65347(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/02
Claims (11)
- 【請求項1】 接触するローラ状ブラシ帯電体によって
電荷を付与した静電潜像担持体の表面に静電潜像を形成
する画像形成装置において、 前記ローラ状ブラシ帯電体に回転しつつ接触して該ロー
ラ状ブラシ帯電体のブラシを起毛させるブラシクリーナ
と、 前記ローラ状ブラシ帯電体に接触し、前記ブラシクリー
ナによって起毛させられたブラシを整えるブラシ復元部
材とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記ブラシクリーナが、前記ローラ状ブ
ラシ帯電体と逆方向に回転することを特徴とする請求項
1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記ブラシクリーナが、スリーブシャフ
トと、該スリーブシャフトの周方向に所定の角度間隔を
あけて配設され回転軸方向に延在する複数のリブとから
成ることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記ローラ状ブラシ帯電体の半径をr
1、回転数をw1とし、前記ブラシクリーナの半径をr
2、回転数をw2とし、係数をA(但しA>1)とする
とき、前記ローラ状ブラシ帯電体と前記ブラシクリーナ
との間に、 r2・w2=A・r1・w1 の関係が成立することを特徴とする請求項2又は3に記
載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記ブラシ復元部材は、前記ローラ状ブ
ラシ帯電体に所定の圧力で接触する整形ブレードから成
ることを特徴とする請求項1乃至4の内の何れか1項に
記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記ローラ状ブラシ帯電体に対する前記
静電潜像担持体の食込み量をe1、前記ブラシクリーナ
の前記ローラ状ブラシ帯電体に対する食込み量をe2と
するとき、食込み量e1とe2との間に、 e2>e1 の関係が成立することを特徴とする請求項5に記載の画
像形成装置。 - 【請求項7】 前記整形ブレードは、少なくとも先端が
弾性体から構成されることを特徴とする請求項5又は6
に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記ブラシ復元部材は、前記ローラ状ブ
ラシ帯電体と同じ方向に回転する整形ローラから成るこ
とを特徴とする請求項1乃至4の内の何れか1項に記載
の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記ローラ状ブラシ帯電体の半径をr
1、回転数をw1、前記ローラ状ブラシ帯電体に対する
前記静電潜像担持体の食込み量をe1とし、前記ブラシ
クリーナの半径をr2、回転数をw2、前記ローラ状ブ
ラシ帯電体に対する前記ブラシクリーナの食込み量をe
2とし、前記整形ローラの半径をr4、回転数をw4、
前記ローラ状ブラシ帯電体に対する前記整形ローラの食
込み量をe4とし、係数をB(但しB>1)とすると
き、前記ローラ状ブラシ帯電体と前記ブラシクリーナと
前記整形ローラとの間に、 r2・w2=B・r1・w1 r4・w4≧0 e2>e1 e4=0 の関係が成立することを特徴とする請求項8に記載の画
像形成装置。 - 【請求項10】 前記ブラシクリーナが、前記ローラ状
ブラシ帯電体に接触する清掃接触位置と前記ローラ状ブ
ラシ帯電体から後退する清掃待避位置とに移動可能であ
ることを特徴とする請求項1乃至9の内の何れか1項に
記載の画像形成装置。 - 【請求項11】 前記ブラシ復元部材が、前記ローラ状
ブラシ帯電体に接触する復元接触位置と前記ローラ状ブ
ラシ帯電体から後退する復元待避位置とに移動可能であ
ることを特徴とする請求項1乃至9の内の何れか1項に
記載の画像形成装置。
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