JP3016425U - エッジングサドル - Google Patents

エッジングサドル

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JP3016425U
JP3016425U JP1995003714U JP371495U JP3016425U JP 3016425 U JP3016425 U JP 3016425U JP 1995003714 U JP1995003714 U JP 1995003714U JP 371495 U JP371495 U JP 371495U JP 3016425 U JP3016425 U JP 3016425U
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protrusion
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JP1995003714U
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English (en)
Inventor
保市 竹内
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TAKEUCHI PACKAGE CO., LTD.
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TAKEUCHI PACKAGE CO., LTD.
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッジングサドルを機器パネルに設けた切欠
きに安定にしかも高信頼度で支持することを可能にす
る。 【構成】 コ字型に樹脂成形されるエッジングサドルの
底片部11から側片部12にかけての内面にリブ15を
一体に形成し、このリブ15によって両側片部12の剛
性が高められ、両側片部12が内側に倒れる変形を防止
する。また、少なくとも両側片部12の内面形状を、そ
の長さ方向に直角な断面形状が円弧状の曲面となるよう
に形成することで、応力集中を防止してその変形を防止
する。更に、機器パネル2の小穴22に嵌合される突起
17を有する突出片16に板厚方向に対向して押圧片1
8を設けることで、突起17の小孔22からの離脱を防
止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は機器パネルに設けた切欠きにケーブルを挿通支持する際に用いるエッ ジングサドルに関し、特に樹脂成形により形成されるエッジングサドルに関する 。
【0002】
【従来の技術】
エッジングサドルは、図5に示すように、略コ字型をした部品として樹脂成形 等により形成されたものであり、機器パネル102に設けた切欠き121にケー ブルCAを挿通支持させる際に、切欠き121の内縁に沿ってエッジングサドル 101を嵌合取着することで、切欠き121のエッジ部においてケーブルCAの 被覆が損傷を受けることを防止したものである。このようなエッジングサドル1 01を機器パネル102の切欠き121に嵌合取着するために、エッジングサド ル101を底辺部111と両側辺部112とでコ字型に形成し、かつ両側辺部1 12の外側に沿って機器パネル102を板厚さ方向に抱持つするための挟持片1 14が設けられ、かつ切欠き121からエッジングサドル101が離脱されない ように、底辺部111に突出片116を設けてここに突起117を突設し、この 突起を機器パネル102に設けた小孔122に嵌合させる構成がとられている。 また、エッジングサドル101の両側辺部112の各開口端には、ケーブルCA が簡単に脱落されないように中央方向に延長された一対の係止翼片113が設け られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来のエッジングサドルでは、樹脂材の性質から、コ字型 をした両側辺部112の開口端側の変形が著しく、図6のように両端が内側に狭 められるように両側辺部112が内側に倒れるという変形が生じ易くなる。この ため、このように変形されたエッジングサドルでは、機器パネル102に設けた 切欠き121に嵌合しようとした際に、両側辺部112の挟持片114が切欠き 121の両側縁と嵌合されなくなり、エッジングサドル101を安定して機器パ ネル102に支持させることができなくなる。
【0004】 また、両側辺部112における切欠き121との嵌合状態が劣化されると、エ ッジングサドル101が機器パネル102の板厚方向にも倒れ易くなり、その倒 れる方向が突出片116に設けた突起117の突出方向であると、てこ作用によ って突起116が小孔122から離脱され、エッジングサドル101が機器パネ ル102から離脱され易くなるという問題も生じる。
【0005】
【考案の目的】
本考案の目的はエッジングサドルにおける変形を防止し、機器パネルに設けた 切欠きにエッジングサドルを安定にしかも高信頼度で支持することを可能にした エッジングサドルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のエッジングサドルは、コ字型に樹脂成形されるエッジングサドルにお いて、その辺部の内面にリブを一体に形成したことを特徴とする。また、少なく とも両側辺部の内面形状を、その長さ方向に直角な断面形状が円弧状の曲面とな るように形成する。さらに、コ字型部の底辺部の一方の面部に突出片を設け、こ の突出片には他方の面部に向けて突起を形成し、かつ前記底辺部の他方の面部に は板厚方向に対向する押圧片を突出形成する。
【0007】
【作用】
リブによってコ字型をした両側辺部の剛性が高められ、両側辺部が内側に倒れ る変形を防止する。また、両側辺部の断面形状を円弧状の曲面とすることで、応 力集中を防止してその変形を防止する。更に、突出片に板厚方向に対向する押圧 片を設けることで、突起の離脱を防止する。
【0008】
【実施例】 次に、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例の 斜視図、図2(a),(b),(c),(d)はその正面図、右側面図、上面図 、下面図である。である。このエッジングサドル1は底辺部11と、この底辺部 11の両側に略90度の角度で連結された一対の側辺部12とで略コ字型に形成 されたコ字型形状として構成され、前記両側辺部11の各開口端部には、対向す る側辺部に向けてそれぞれ係止翼片13が互いに対向するように突出されており 、各係止翼片13の先端は微小間隔をもって対向位置されている。また、各両側 辺部12の外側面には、厚さ方向の両端面位置に挟持片14が外側方向に向けて 突出される。この挟持片14は外側縁の間隔が互いに狭められるように形成され 、かつその下側端部14aはテーパ状に形成されている。
【0009】 また、前記底辺部11から両側辺部12の略中間位置までの領域にわたって内 側に突出された薄肉のリブ15が一体に形成されている。さらに、前記両側辺部 12は、図3に図2(a)のAA線に沿う断面形状を示すように、内側の面12 aが凸状の円弧状曲面となるように形成されている。
【0010】 さらに、前記底辺部11の一面部の中央位置には下方に向けて舌状の突出片1 6が突出されており、この突出片16の内面には断面が円形の突起17が形成さ れ、かつこの突起17の先端面は下方に向けて楔状に形成されている。また、前 記底辺部11の他面部には前記突出片16を幅方向に挟む両側位置にそれぞれ舌 状をした一対の押圧片18が下方に向けて突出形成されている。
【0011】 このような構成のエッジングサドル1は、底辺部11から両側辺部12の中央 位置までの間にリブ15が形成されているので、樹脂成形により形成した後の状 態においては、このリブ15によって特に両側辺部12の剛性が高められるため 、両側辺部12の開口側が内側に傾おれることが防止される。また、両側辺部1 2の断面形状を図3に示したように円弧状の曲面12aとして形成しているので 、成形後の樹脂が冷却されたときに、内面側における樹脂収縮応力の影響を受け 難くなり、両側辺部12の変形が防止される。因みに、断面形状が平面であると 、その角部において収縮応力が集中され、この部分で両側片部に変形が生じ、そ の真直性が損なわれ、或いは内側への倒れが生じてしまうことになる。
【0012】 一方、このエッジングサドル1を使用する場合には、図1に示したように、機 器パネル2の縁部に矩形コ字型の切欠き21を設け、かつ切欠き21の底辺近傍 位置に小孔22を開設する。その上で、図4に示すように、この切欠き21にエ ッジングサドル1を嵌合させる。嵌合に際しては、エッジングサドル1の底辺部 11を切欠き21に挿入すれば、両側辺部12に設けた挟持片14が切欠き21 の内縁部を板厚方向に挟持することで、その支持を行う。このとき、前記挟持片 14は下端側がテーパ状14aとされているため、切欠き21の両側縁部への嵌 合を容易に行うことができる。また、挟持片14は外側の幅が先端側に向けて徐 々に狭められているため、機器パネル2の板厚に多少の誤差が生じていても、挟 持片14の板厚方向の弾性変形によってこの誤差を吸収し、安定な保持を行う。
【0013】 また、突起17は先端が楔状に形成されているため、エッジングサドル1を切 欠き21に挿入すれば、楔作用によって突起17が機器パネル2面に当接され、 突出片16が外側に自動的に弾性変形し、その後に突起17が小孔22に嵌合さ れる。この突起17が小孔22に嵌合されることで、エッジングサドル1が切欠 き21から離脱されることを防止する。また、この嵌合状態では一対の押圧片1 8が機器パネル2の反対面に当接されるため、突出片16と押圧片18とで切欠 き21の縁部を板厚方向に挟持してエッチングサドル1の板厚方向の倒れを防止 するとともに、突出片16が外側に変形して突起17が小孔22から離脱される ことが防止される。
【0014】 そして、係止翼片間13の隙間を通してケーブルCAをエッジングサドル1内 に挿入すれば、係止翼片13は内側に弾性変形してケーブルCAをエッジングサ ドル1内に通し、しかる後に弾性復帰することでケーブルCAがエッジングサド ル1から離脱されることが防止される。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、コ字型に樹脂成形されるエッジングサドルの片 部の内面にリブを一体に形成しているので、両側片部の剛性が高められ、両側片 部が内側に倒れる変形を防止し、切欠きに嵌合したときに両側片部が切欠きの内 縁に密接された状態となり、嵌合状態を安定に保持してエッジングサドルが切欠 きから離脱されることを防止する。
【0016】 また、少なくとも両側片部の内面形状を、その長さ方向に直角な断面形状が円 弧状の曲面となるように形成することで、樹脂成形後におけるこの部分での応力 集中を防止してその変形を防止することができる。
【0017】 さらに、コ字型部の底片部の一方の面部に突出片を設け、この突出片には他方 の面部に向けて突起を形成し、かつ底片部の他方の面部には押圧片を突出形成す ることで、突出片と押圧片とで切欠きの縁部を挟持し、エッジングサドルの倒れ を防止するとともに、突起が小孔から離脱されることを防止し、安定な嵌合状態 を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエッジングサドルの一実施例の斜視図
である。
【図2】図1のエッジングサドルの正面図、右側面図、
上面図、下面図である。
【図3】図2(a)のAA線に沿う断面図である。
【図4】図1のエッジングサドルの使用状態を示す斜視
図である。
【図5】従来のエッジングサドルの一例を示す斜視図で
ある。
【図6】従来のエッジングサドルにおける不具合を説明
するための斜視図である。
【符号の説明】
1 エッジングサドル 2 機器パネル 11 底辺部 12 側辺部 13 係止翼片 14 挟持片 15 リブ 16 突出片 17 突起 18 押圧片 21 切欠き 22 小孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コ字型に樹脂成形され、機器パネルに設
    けたコ字型の切欠きに嵌合取着されてケーブル等を抱持
    するエッジングサドルにおいて、前記コ字型をした辺部
    の内面にリブを一体に形成したことを特徴とするエッジ
    ングサドル。
  2. 【請求項2】 コ字型をした辺部の少なくとも両側辺部
    の内面形状を、その長さ方向に直角な断面形状が円弧状
    の曲面となるように形成してなる請求項1のエッジング
    サドル。
  3. 【請求項3】 コ字型部の底辺部の一方の面部に突出片
    を設け、この突出片には他方の面部に向けて突起を形成
    し、かつ前記底辺部の他方の面部には板厚方向に対向す
    る押圧片を突出形成してなる請求項1または2のエッジ
    ングサドル。
JP1995003714U 1995-03-31 1995-03-31 エッジングサドル Expired - Lifetime JP3016425U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003068125A (ja) * 2001-07-11 2003-03-07 Lg Phillips Lcd Co Ltd 液晶表示装置(lcd)のバックライト用ランプワイヤ設置構造
JP2017098475A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 北川工業株式会社 コード保護具
JP2020200106A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 ヒロホー株式会社 カバーフックとそれを備えた搬送容器
JP7280407B1 (ja) 2022-03-31 2023-05-23 Necプラットフォームズ株式会社 エッジサドル、及び電子機器

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