JP2571331Y2 - フロアコンセント - Google Patents

フロアコンセント

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JP2571331Y2
JP2571331Y2 JP1993007470U JP747093U JP2571331Y2 JP 2571331 Y2 JP2571331 Y2 JP 2571331Y2 JP 1993007470 U JP1993007470 U JP 1993007470U JP 747093 U JP747093 U JP 747093U JP 2571331 Y2 JP2571331 Y2 JP 2571331Y2
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JP
Japan
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floor
plate member
holding
outlet
fixture
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JP1993007470U
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JPH0666239U (ja
Inventor
馨 津田
昌司 浦久保
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、床に配設されるフロア
コンセントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフロアコンセントとしては、図5
乃至図6に示すようなものがある。すなわち、開口部2
と脚片3 を有し床に配設されるプレート部材1 と、プレ
ート部材1 に上下回動可能に取り付けられプレート部材
1 の開口部2 から床面上に突出及び床面下に収納される
コンセント部4 と、プレート部材1 を貫通して脚片3 の
近傍に位置する締付けねじ5 と、締付けねじ5 に螺合す
るナット部材6 と、締付けねじ5 が挿通するスリット11
を有しプレート部材1 の脚片3 に一端を保持される固定
金具7 と、を備えるものである。
【0003】このフロアコンセントの床への取り付けを
説明すると、まず、締付けねじ5 を締める。すると、ナ
ット部材6 が上方へ変位し、それにつれて、固定金具7
も上方へ押し上げられる。このとき、固定金具7 は、一
端を脚片3 に保持されているので、そこを支点として変
位し、垂直に近い状態から平行に近い状態になる。そし
て、固定金具7 が、床に埋設されたボックスのカバーK
に下方から当接し、それらをプレート部材1 との間に挟
持することにより、フロアコンセントは床に固定され
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述のフロ
アコンセントの固定金具7 は、プレート部材1 の脚片3
に保持される基端片8 と、その両端から連設される対向
片9,9 とで大略U字状に形成されている。そして、フロ
アコンセントの床への取り付けの際には、対向片9,9 が
床に埋設されたボックスのカバーK や床材に下方から当
接するのである。しかしながら、対向片9,9 の接触部分
9b,9b は平板状をなしているため、横方向の圧力に対す
る抵抗力に若干の不安があった。すなわち、フロアコン
セントを回転させるような力が加わった場合、フロアコ
ンセントの固定が維持されなくなる恐れがあるのであ
る。
【0005】本考案は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、床への取り付け強度が優
れているフロアコンセントを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のフロアコンセントは、コンセント部
が突出する開口部と固定金具を保持する保持部を有し床
に配設されるプレート部材と、プレート部材に取り付け
られてその開口部から床面上に突出及び床面下に収納さ
れるコンセント部と、プレート部材を貫通して保持部の
近傍に位置する締付けねじと、締付けねじに螺合するナ
ット部材と、締付けねじが挿通する挿通部を有しプレー
ト部材の保持部に一端を保持されナット部材を締め付け
ることによってプレート部材との間に床等を挟持する固
定金具と、を備えたフロアコンセントにおいて、前記固
定金具は、保持部に係合する基端片と、基端片から連設
される一対の係止片と、一対の係止片を基端片の反対側
で連結する補強片と、係止片から立設されて床等の被取
付部に圧接する圧接片と、を有する構成とした。
【0007】また、請求項2記載のフロアコンセント
は、コンセント部が突出する開口部と固定金具を保持す
る保持部を有し床に配設されるプレート部材と、プレー
ト部材に取り付けられてその開口部から床面上に突出及
び床面下に収納されるコンセント部と、プレート部材を
貫通して保持部の近傍に位置する締付けねじと、締付け
ねじに螺合するナット部材と、締付けねじが挿通するス
リットを有しプレート部材の保持部に一端を保持されナ
ット部材を締め付けることによってプレート部材との間
に床等を挟持する固定金具と、を備えたフロアコンセン
トにおいて、前記ナット部材は、固定金具が傾いた状態
でそのスリットに嵌挿し得る突部を有する構成とした。
【0008】
【作用】請求項1記載の構成によれば、圧接片が、床等
の被取付部に、接触面積を限定して集中的に圧接するの
で、固定強度が向上する
【0009】請求項2記載の構成によれば、ナット部材
は、固定金具が傾いた状態でそのスリットに嵌挿し得る
突部を有するので、締付けねじを締めた場合、その突部
をスリットに沿わせながら滑らかに変位することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図4に基
づいて説明する。なお、従来のものと基本的な機能が同
じ部材には同じ符号を付している。本考案のフロアコン
セントは、プレート部材1 と、コンセント部4 と、締付
けねじ5 と、ナット部材6と、固定金具7 とを備える。
【0011】プレート部材1 は、その中央に開口部2 を
有するもので、床に配設される。また、プレート部材1
は、後述の固定金具7 を保持する保持部である脚片3 を
有する。この脚片3 は、プレート部材1 の下面から下方
へ垂設され、一面には固定金具7 が係合する係合部3aが
形成されている。係合部3aには、固定金具7 の係合位置
が複数設けられ、被取付部分の厚みによって係合位置を
変えることができる。また、プレート部材1 は、下面
に、コンセント部4 を床面下に収納した状態に係止する
舌片状のスライド片(図示せず)を有し、上面に、スラ
イド片を変位させるためのレバー(図示せず)を有す
る。
【0012】コンセント部4 は、プレート部材1 に上下
回動が可能なように取り付けられるものである。このコ
ンセント部4 は、使用時には床面上に突出してプラグの
差込み口4aを表出させ、非使用時には床面下に収納され
て開口部2 を閉塞する。また、コンセント部4 は、差込
み口4aの上方にプレート部材1 のスライド片が嵌入する
嵌入凹部4bを有する。
【0013】締付けねじ5 は、プレート部材1 の開口部
2 近傍を貫通し、頭部5aがプレート部材1 に係止するこ
とによって脚片3 の係合部3a側に垂れ下がる。また、コ
ンセント部4 が床面下に収納されている場合、締付けね
じ5 の頭部5aは、コンセント部4 が有するフランジ4cに
よって隠れているので、締付けねじ5 を締める場合は、
コンセント部4 を突出させておく必要がある。
【0014】ナット部材6 は、締付けねじ5 に螺合する
もので、後述する固定金具7 のスリット11に嵌挿し得る
突部6aを有する。この突部6aをスリット11に嵌挿した状
態で締付けねじ5 を締めると、ナット部材6 は突部6aを
スリット11に沿わせながら上方へ変位するので、その動
きが安定して滑らかになり、締付け作業をスムーズに行
うことができる。
【0015】固定金具7 は、基端片8 と、基端片8 の両
端から連設される係止片である対向片9,9 と、さらに、
対向片9,9 を連結する補強片10とで大略ロ字状に形成さ
れるもので、その内方は、締付けねじ5 を挿通させると
ともにナット部材6 の突部6aを嵌挿できるスリット11と
なっている。基端片8 は、プレート部材1 の脚片3 の係
合部3aに係合する。対向片9,9 は、締付けねじ5 を締め
る際のナット部材6 の回転を防止するストッパ9a,9a を
有する。補強片10は、固定金具7 がプレート部材1 との
間にボックスB のカバーK や床材F を挟持するときに、
対向片9,9 が歪んで変形するのを防いで、固定強度や安
定性を維持するものである。この固定金具7 は、プレー
ト部材1 から垂れ下がる締付けねじ5 をスリット11に挿
通させた状態で、基端片8 が脚片3 の係合部3aに係合し
て保持される。
【0016】また、固定金具7 のスリット11の対向片9,
9 側の縁部には、下駄の歯のような形状をなして、ボッ
クスB のカバーK や床材F に略線状に当接するものであ
って、接触面積を限定して集中的に圧接する圧接片であ
固定補強部12,12 が設けられている。この固定補強部
12,12 は、締付けねじ5 を締めたとき、カバーK や床材
F に食い込むように当接するので、フロアコンセントを
回転させるような力に対する抵抗力が優れている。従っ
て、この固定金具7 は、当接部分が平板状であるものに
比べ、より堅固にフロアコンセントを固定することがで
きる。特に、床が木材である場合、その効果は顕著であ
る。
【0017】このフロアコンセントの床への取り付け
は、締付けねじ5 を締めることによってなされる。具体
的には、締付けねじ5 を締めると、ナット部材6 が固定
金具7の対向片9,9 のストッパ9a,9a によって回転を妨
げられて上方へ変位し、それにつれて固定金具7 も上方
へ押し上げられる。このとき、固定金具7 は、基端片8
がプレート部材1 の脚片3 の係合部3aに係合しているの
で、基端片8 を支点として変位し、垂直に近い状態から
平行に近い状態になる。そして、固定金具7 の固定補強
部12,12 が、床に埋設されたボックスB のカバーK や床
材F に下方から食い込むように当接し、それらをプレー
ト部材1 との間に堅固に挟持する。このようにして、プ
レート部材1 は床に固定される。
【0018】また、コンセント部4 の動作について説明
すると、まず、コンセント部4 は、非使用時、プレート
部材1 のスライド片がコンセント部4 の嵌入凹部4bに嵌
入することによって、床面下に収納された状態を保持し
ている。このとき、コンセント部4 は、ばねによって上
方に付勢されている。次に、プレート部材1 のレバーを
外方へ引くと、それに連動してスライド片も外方に変位
して嵌入凹部4bから離間し、嵌入状態が解除される。こ
れにより、上方に付勢されているコンセント部4 は、上
方に回動して床面上に突出する。逆に、コンセント部4
を突出状態から収納状態にするには、コンセント部4 を
下方へ押圧すればよい。
【0019】なお、保持部は、脚片に限らず、固定金具
を保持するものであればよく、さらに、プレート部材と
一体に形成されずに取り付けるようになっていてもよ
い。また、固定金具の固定補強部は、下駄歯状のものに
限らず、例えば、鋸刃状をなしてボックスのカバーや床
材に略点状に当接するものであってもよい。
【0020】
【考案の効果】請求項1 記載のフロアコンセントは、固
定金具の圧接片が、床等の被取付部に、接触面積を限定
して集中的に圧接するので、固定強度が向上する。従っ
て、フロアコンセントの固定が維持されなくなる可能性
が低減して床への取り付け強度が優れたものとなる。
【0021】請求項2記載のフロアコンセントは、ナッ
ト部材が、固定金具が傾いた状態でそのスリットに嵌挿
し得る突部を有するので、締付けねじを締めた場合、そ
の突部をスリットに沿わせながら滑らかに変位し、従っ
て、締付け作業をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その要部を示す分解斜視図である。
【図4】その床への取り付け状態を示す一部破断した正
面図である。
【図5】従来例を示す分解斜視図である。
【図6】その固定金具のカバーへの当接状態を示す要部
断面図である。
【符号の説明】
1 プレート部材 2 開口部 3 脚片(保持部) 4 コンセント部 5 締付けねじ 6 ナット部材 6a 突部 7 固定金具 11 スリット 12 固定補強部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/18 H01R 13/46 303 H01R 13/46 304

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンセント部が突出する開口部と固定金
    具を保持する保持部を有し床に配設されるプレート部材
    と、プレート部材に取り付けられてその開口部から床面
    上に突出及び床面下に収納されるコンセント部と、プレ
    ート部材を貫通して保持部の近傍に位置する締付けねじ
    と、締付けねじに螺合するナット部材と、締付けねじが
    挿通する挿通部を有しプレート部材の保持部に一端を保
    持されナット部材を締め付けることによってプレート部
    材との間に床等を挟持する固定金具と、を備えたフロア
    コンセントにおいて、前記固定金具は、保持部に係合す
    る基端片と、基端片から連設される一対の係止片と、一
    対の係止片を基端片の反対側で連結する補強片と、係止
    片から立設されて床等の被取付部に圧接する圧接片と、
    を有することを特徴とするフロアコンセント。
  2. 【請求項2】 コンセント部が突出する開口部と固定金
    具を保持する保持部を有し床に配設されるプレート部材
    と、プレート部材に取り付けられてその開口部から床面
    上に突出及び床面下に収納されるコンセント部と、プレ
    ート部材を貫通して保持部の近傍に位置する締付けねじ
    と、締付けねじに螺合するナット部材と、締付けねじが
    挿通するスリットを有しプレート部材の保持部に一端を
    保持されナット部材を締め付けることによってプレート
    部材との間に床等を挟持する固定金具と、を備えたフロ
    アコンセントにおいて、前記ナット部材は、固定金具が
    傾いた状態でそのスリットに嵌挿し得る突部を有するこ
    とを特徴とするフロアコンセント。
JP1993007470U 1993-02-26 1993-02-26 フロアコンセント Expired - Lifetime JP2571331Y2 (ja)

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JPH0666239U JPH0666239U (ja) 1994-09-16
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943653Y2 (ja) * 1981-06-23 1984-12-25 松下電工株式会社 埋込型コンセント取付装置

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JPH0666239U (ja) 1994-09-16

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