JP3012620B1 - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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JP3012620B1
JP3012620B1 JP10323381A JP32338198A JP3012620B1 JP 3012620 B1 JP3012620 B1 JP 3012620B1 JP 10323381 A JP10323381 A JP 10323381A JP 32338198 A JP32338198 A JP 32338198A JP 3012620 B1 JP3012620 B1 JP 3012620B1
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勉 吉田
政善 鈴木
哲也 西平
守和 西平
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Abstract

【要約】 【課題】 走行案内キャスタを浮かせるキャスタ上げを
行える簡素な構成の車椅子を提供すること。 【解決手段】 座席及び走行案内キャスタを取り付けた
座席フレームと、動輪及び補助キャスタを取り付けた動
輪フレームとを有し、かつ、その各フレーム間をリンク
部材により互いに連結し、前記座席フレームに対し、前
記動輪フレームを前後方向へ相対移動可能にした車体フ
レームを具備し、前記車体フレームには、前記リンク部
材を、前記座席フレームとの連結点を回転中心として強
制的に回動させる強制操作機構を設け、前記強制操作機
構を操作することにより、前記座席フレームに対し、前
記動輪フレームを前後方向へ相対移動させて、前記走行
案内キャスタ及び前記動輪間を狭めた状態と、その間を
元の配置状態に戻した状態とを、選択できる構成にした
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、容易に段差乗り
越えが達成されるようにした車椅子に係り、特に、段差
乗り越えに際して、強制的に、進行方向後部へ重心移動
を行えると同時に、走行案内キャスタを浮かせるキャス
タ上げを行える簡素な構成の車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】車椅子は、動輪及びキャスタを、共にで
きるだけ大きな車輪径とした台車機構を適用することに
より、比較的容易に段差乗り越えを行える。その反面、
車輪径が大きくなるほど、車椅子の小回り走行を困難に
する。
【0003】一方、車椅子の小回り走行を実現するた
め、動輪及びキャスタの車輪径を可及的に小さくする
と、段差乗り越えに多大な駆動トルクを必要としたり、
段差乗り越えが不可能となる場合が生じる。
【0004】そこで、例えば、特表平9−507785
号公報に開示されている車椅子では、座席を後方へ傾け
て、走行案内キャスタを浮かせることにより、そのキャ
スタよりも大きな車輪径を持つ動輪で段差乗り越えを行
えるようにしている。また、特開平8−257067号
公報に開示されている車椅子では、車体フレームを、車
輪を有する支持枠と、座席を有する上部枠とに分けて、
支持枠に対し上部枠を前後方向へ相対移動可能にし、段
差乗り越え時には座席を有する上部枠を後方へ移動させ
て車椅子後部側へ重心移動を行うことにより、走行案内
キャスタを持ち上げやすくし、また、段差に走行案内キ
ャスタが乗り上げた後、座席を有する上部枠を後方へ移
動させて車椅子前部側へ重心移動を行うことにより、動
輪の段差乗り上げを容易にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前者構造の車椅子の場合、座席を後方へ傾かせる大掛か
りな構成であり、製作コストの観点で不利になるという
問題点がある。また、従来の後者構造の車椅子の場合、
座席を有する上部枠を前後方向へ移動させるため、車椅
子の前後幅が変化されることになり、狭い走行路では壁
面等と干渉しやすくなり、加えて、前後方向への重心移
動が可能であっても、段差乗り越えに際して、走行案内
キャスタを浮かせるキャスタ上げができないという問題
点がある。
【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであり、その目的とするところは、段差乗り
越えに際して、強制的に、進行方向後部へ重心移動を行
えると同時に、走行案内キャスタを浮かせるキャスタ上
げを行える簡素な構成の車椅子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に記
載の発明は、座席及び走行案内キャスタを取り付けた座
席フレームと、動輪及び補助キャスタを取り付けた動輪
フレームとを有し、かつ、その各フレーム間をリンク部
材により互いに連結し、前記座席フレームに対し、前記
動輪フレームを前後方向へ相対移動可能にした車体フレ
ームを具備し、前記車体フレームには、前記リンク部材
を、前記座席フレームとの連結点を回転中心として強制
的に回動させる強制操作機構を設け、前記強制操作機構
を操作することにより、前記座席フレームに対し、前記
動輪フレームを前後方向へ相対移動させて、前記走行案
内キャスタ及び前記動輪間を狭めた状態と、その間を元
の配置状態に戻した状態とを、選択できる構成にしたこ
とを特徴とすると車椅子にある。
【0008】そして、この出願の請求項1に記載の発明
によれば、例えば、介護者が強制操作機構を操作するこ
とにより、リンク部材は、座席フレームとの連結点を回
転中心として回動されるため、動輪フレームは、座席フ
レームに対し、前後方向へ相対移動されることになり、
これにより、強制操作機構は、走行案内キャスタ及び動
輪間を狭めた状態と、その間を元の配置状態に戻した状
態と、を選択できることになる。
【0009】こうして、走行案内キャスタ及び動輪間を
狭めた状態が選択された場合には、動輪フレームが車椅
子の前部側へとずれ込むため、車椅子の重心が自動的に
車椅子の後部側へ移動され、同時に、走行案内キャスタ
に向かって動輪が移動されて座席フレームの走行案内キ
ャスタ取り付け部が吊り上げられるため、走行案内キャ
スタが浮き上がるキャスタ上げがなされる。
【0010】よって、車椅子が段差に向かって前進する
と、直ちに、走行案内キャスタが段差乗り上げ状態にな
り、または、走行案内キャスタが段差乗り上げへと移行
できる状態となるので、動輪を前進させて、この動輪を
段差乗り上げへと導くことを容易に行えるようになり、
車椅子の段差乗り越えを容易に達成できよう。特に、手
動で段差乗り越えを達成しようとする場合には、例え
ば、介護者の労力負担を著しく軽減できよう。
【0011】また、座席の下部で動輪フレームが移動さ
れて重心移動がなされるから、車椅子の前後幅の変化が
なく、狭い走行路での壁面等との干渉が回避されよう。
【0012】この出願の請求項2に記載の発明は、前記
車体フレームは、前記リンク部材として、平行リンク部
材を用い、該平行リンク部材により、前記座席フレーム
及び前記動輪フレームが互いに走行面と平行な配置状態
になる領域にて、当該両者間を連結したことを特徴とす
る請求項1に記載の車椅子にある。
【0013】そして、この出願の請求項2に記載の発明
によれば、走行案内キャスタ及び動輪間の距離と、平行
リンク部材の回動程度との対応関係を容易に把握でき、
組立及び保守点検等の観点で有用であろう。
【0014】この出願の請求項3に記載の発明は、前記
強制操作機構は、前記リンク部材に取り付け固定されて
いて、座席の後部まで延びる構造体で、テコの原理で前
記各状態の選択を行えることを特徴とする請求項1,2
の何れかに記載の車椅子にある。
【0015】そして、この出願の請求項3に記載の発明
によれば、段差に向かって前進するに先だって、例えば
強制操作機構を引き上げ固定するだけの簡単操作を行う
だけで、車椅子の段差乗り越えに対処することができ、
また、車椅子の段差乗り越え後は、例えば強制操作機構
を引き下げ固定するだけの簡単操作を行うことで、通常
走行に適した状態に復帰できよう。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる車椅子の好
ましい実施形態について、図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0017】図1は本発明にかかる車椅子の実施形態の
外観を示す斜視図、図2は図1の車椅子が平坦走路で静
止若しくは平坦走路を走行するのに適した状態を示す構
成説明図、図3は図1の車椅子が段差乗り越えの準備が
なされている状態を示す構成説明図、図4は図1の車椅
子が段差乗り越え時の一例を示す動作説明図、図5は図
1の車椅子が段差乗り越え時の他の一例を示す動作説明
図である。なお、図2〜図5は要部構造の理解を容易に
するため、動輪を簡略的な線図で示している。
【0018】これら各図において、1は車椅子、2は動
輪、3は走行案内キャスタ、4は補助キャスタ、5は座
席、6は背もたれ、7は肘掛けアーム、8は足載せ台、
9は足載せ支持材、10は車体フレーム、10Aは座席
フレーム、10Bは動輪フレーム、11は平行リンク部
材、12は強制操作機構、13は段差乗り越え用固定金
具、14は取っ手である。
【0019】この車椅子1は、車体フレーム10の左右
両側それぞれに、動輪2を取り付けており、また、この
一対の動輪2の前位置で走行案内キャスタ3を取り付
け、その後位置で補助キャスタ4を取り付けている。
【0020】車体フレーム10は、座席5及び走行案内
キャスタ3を取り付けた座席フレーム9Aと、動輪2及
び補助キャスタ4を取り付けた動輪フレーム9Bとに分
けられていて、その各フレーム間が平行リンク部材11
により互いに連結され、座席フレーム10Aに対し、動
輪フレーム10Bが前後方向へ相対移動可能にされてい
る。この取り付け構成を部分的に詳述すると、動輪2
は、動輪フレーム9Bの所定位置に回転可能に軸支され
ていて、動輪フレーム9Bと共に、座席フレーム9Aに
対し相対移動される。
【0021】加えて、平行リンク部材11には、座席5
の後部まで延びる強制操作機構12が取り付け固定され
ていて、この強制操作機構12は、テコの原理で、走行
案内キャスタ3と動輪2の回転中心との間の幅を狭めた
状態(図3の幅L2の状態)と、その間の幅を元の配置
状態に戻した状態(図2の幅L1の状態)と、を選択で
きる。即ち、介護者が強制操作機構12を上下に移動さ
せると、平行リンク部材11は、座席フレーム10Aと
の連結点を回転中心として回動されるため、動輪フレー
ム10Bは、座席フレーム10Aに対し、前後方向へ相
対移動されることになり、これにより、強制操作機構1
2は、図3の幅L2の状態と、その間を元の図2の幅L
1の状態と、を選択できることになる。
【0022】このような構成の車椅子1であれば、図2
に示されるように車椅子1の重心W1がほぼ動輪2の回
転中心位置にあり通常走行に適した状態で平坦走路を走
行させることができる。
【0023】この車椅子1で段差乗り越えを行う場合に
は、介護者が強制操作機構12を引き上げて段差乗り越
え用固定金具13に固定する操作を行う。これにより、
図3に示されるように、走行案内キャスタ3と動輪1の
回転中心との間を狭めるように平行リンク部材11が座
席フレーム9Aとの連結点を回転中心として回動され、
走行案内キャスタ3と動輪1の回転中心との間が幅L2
の状態にされる。
【0024】このとき、動輪フレーム9Bが車椅子の前
部側へとずれ込むため、座席5が水平に維持されたま
ま、車椅子1の重心が自動的に車椅子1の後部側へ移動
されてその後部側に位置される重心W2となり、同時
に、走行案内キャスタ3に向かって動輪2が移動されて
座席フレーム10Aの走行案内キャスタ3取り付け部が
吊り上げられるため、走行案内キャスタ3が浮き上がる
キャスタ上げがなされる。
【0025】こうした状態になれば、走行案内キャスタ
3のキャスタ上げの高さが段差の高さ以上の場合には、
段差に向かって車椅子1を前進させると、直ちに、図4
に示されるように、走行案内キャスタ3が段差乗り上げ
状態になるので、動輪2を前進させて、この動輪2を段
差乗り上げへと導くことになり、車椅子1の段差乗り越
えを容易に達成できる。
【0026】また、走行案内キャスタ3のキャスタ上げ
の高さが段差の高さ以下の場合であっても、車椅子1の
重心が車椅子の後部側のW2位置にあるから、図5
(a)に示されるように、走行案内キャスタ3の段差突
き当たり以降、車椅子1の前進力で走行案内キャスタ3
がせり上がり、図5(b)に示されるように走行案内キ
ャスタ3が段差乗り上げ状態になるので、この場合に
も、動輪2の段差乗り上げに適した状態を経て、車椅子
1の段差乗り越えを容易に達成できる。
【0027】車椅子1の段差乗り越えを達成した後は、
介護者が強制操作機構12を引き下げ座席下部に取り付
けた通常走行用固定金具(不図示)に固定する操作を行
う。これにより、走行案内キャスタ3及び動輪1間を元
の配置状態に戻すように平行リンク部材11が座席フレ
ーム9Aとの連結点を回転中心として回動されて、図2
に示される通常走行に適した状態となる。
【0028】前述の如く、介護者が強制操作機構12を
操作することにより、平行リンク部材11は、座席フレ
ーム10Aとの連結点を回転中心として回動されるた
め、動輪フレーム10Bは、座席フレーム10Aに対
し、前後方向へ相対移動されることになり、これによ
り、強制操作機構12は、走行案内キャスタ3及び動輪
2間を狭めた状態と、その間を元の配置状態に戻した状
態と、を選択できることになる。
【0029】こうして、走行案内キャスタ3及び動輪2
間を狭めた状態が選択された場合には、動輪フレーム1
0Bが車椅子1の前部側へとずれ込むため、車椅子1の
重心が自動的に車椅子1の後部側へ移動され、同時に、
走行案内キャスタ3に向かって動輪が移動されて座席フ
レーム10Aの走行案内キャスタ3取り付け部が吊り上
げられるため、走行案内キャスタ3が浮き上がるキャス
タ上げがなされる。
【0030】よって、車椅子1が段差に向かって前進す
ると、直ちに、走行案内キャスタ3が段差乗り上げ状態
になり、または、走行案内キャスタ3が段差乗り上げへ
と移行できる状態となるので、動輪2を前進させて、こ
の動輪2を段差乗り上げへと導くことを容易に行えるよ
うになり、車椅子1の段差乗り越えを容易に達成でき
る。特に、本実施形態のように、手動で段差乗り越えを
達成しようとする場合には、介護者の労力負担を著しく
軽減できる。
【0031】また、座席5の下部で動輪フレーム10B
が移動されて重心移動がなされるから、車椅子1の前後
幅の変化がなく、狭い走行路での壁面等との干渉が回避
されることになる。
【0032】また、車体フレーム10は、リンク部材と
して、平行リンク部材11を用い、この平行リンク部材
11により、座席フレーム10A及び前記動輪フレーム
10Bが互いに走行面と平行な配置状態になる領域に
て、その両者間を連結しているので、走行案内キャスタ
及び動輪間の距離と、平行リンク部材の回動程度との対
応関係を容易に把握でき、組立及び保守点検等の観点で
有用である。
【0033】また、強制操作機構12は、平行リンク部
材11に取り付け固定されていて、座席5の後部まで延
びる構造体で、テコの原理で前記各状態の選択を行える
ものである。
【0034】このため、段差に向かって車椅子を前進さ
せるに先だって、強制操作機構12を引き上げ固定する
だけの簡単操作を行うだけで、車椅子1の段差乗り越え
に対処することができ、また、車椅子1の段差乗り越え
後は、強制操作機構を引き下げ固定するだけの簡単操作
を行うことで、通常走行に適した状態に復帰できる。車
椅子1を段差に向かって前進させるに先だって、平行リ
ンク部材11が座席フレーム9Aとの連結点を回転中心
として回動されることを利用して、動輪フレーム9Bの
移動操作を強制的に行うだけで、車椅子1の重心移動及
び走行案内キャスタ3が浮き上がるキャスタ上げを実施
できるので、車椅子1の段差乗り越えに際して、介護者
の労力負担を著しく軽減できる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、段差乗り越えに際して、強制的に、進行方向後
部へ重心移動を行えると同時に、走行案内キャスタを浮
かせるキャスタ上げを行える簡素な構成の車椅子を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる車椅子の実施形態の外観を示す
斜視図である。
【図2】図1の車椅子が平坦走路で静止若しくは平坦走
路を走行するのに適した状態を示す構成説明図である。
【図3】図1の車椅子が段差乗り越えの準備がなされて
いる状態を示す構成説明図である。
【図4】図1の車椅子が段差乗り越え時の一例を示す動
作説明図である。
【図5】図1の車椅子が段差乗り越え時の他の一例を示
す動作説明図である。
【符号の説明】
1 車椅子 2 動輪 3 走行案内キャスタ 4 補助キャスタ 5 座席 6 背もたれ 7 肘掛けアーム 8 足載せ台 9 足載せ支持材 10 車体フレーム 10A 座席フレーム 10B 動輪フレーム 11 平行リンク部材 12 強制操作機構 13 段差乗り越え用固定金具 14 取っ手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 光生 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミサワホーム株式会社内 (72)発明者 吉田 勉 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミサワホーム株式会社内 (72)発明者 鈴木 政善 東京都江東区亀戸2丁目6番35号 株式 会社ユニカム内 (72)発明者 西平 哲也 東京都江東区亀戸2丁目6番35号 株式 会社ユニカム内 (72)発明者 西平 守和 東京都江東区亀戸2丁目6番35号 株式 会社ユニカム内 (56)参考文献 特開 平8−38552(JP,A) 特開 平4−158864(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 5/02 501 - 502 A61G 5/02 510 - 512

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席及び走行案内キャスタを取り付けた
    座席フレームと、動輪及び補助キャスタを取り付けた動
    輪フレームとを有し、かつ、その各フレーム間をリンク
    部材により互いに連結し、前記座席フレームに対し、前
    記動輪フレームを前後方向へ相対移動可能にした車体フ
    レームを具備し、 前記車体フレームには、前記リンク部材を、前記座席フ
    レームとの連結点を回転中心として強制的に回動させる
    強制操作機構を設け、 前記強制操作機構を操作することにより、前記座席フレ
    ームに対し、前記動輪フレームを前後方向へ相対移動さ
    せて、前記走行案内キャスタ及び前記動輪間を狭めた状
    態と、その間を元の配置状態に戻した状態とを、選択で
    きる構成にしたことを特徴とすると車椅子。
  2. 【請求項2】 前記車体フレームは、前記リンク部材と
    して、平行リンク部材を用い、該平行リンク部材によ
    り、前記座席フレーム及び前記動輪フレームが互いに走
    行面と平行な配置状態になる領域にて、当該両者間を連
    結したことを特徴とする請求項1に記載の車椅子。
  3. 【請求項3】 前記強制操作機構は、前記リンク部材に
    取り付け固定されていて、座席の後部まで延びる構造体
    で、テコの原理で前記各状態の選択を行えることを特徴
    とする請求項1,2の何れかに記載の車椅子。
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