JP3012102B2 - 自動車電話装置の制御方法 - Google Patents

自動車電話装置の制御方法

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JP3012102B2
JP3012102B2 JP34158092A JP34158092A JP3012102B2 JP 3012102 B2 JP3012102 B2 JP 3012102B2 JP 34158092 A JP34158092 A JP 34158092A JP 34158092 A JP34158092 A JP 34158092A JP 3012102 B2 JP3012102 B2 JP 3012102B2
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則夫 大森
克実 三宅
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電話機のハンドセッ
トを手で取り上げることなく通話が可能なハンズフリー
用マイク,スピーカからなるハンズフリー装置を接続可
能な自動車電話装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンドセットにより通話を行う自
動車電話装置では、通話先からの呼び出しがあるとハン
ドセットを手で取り上げなければ通話ができず、例えば
高速道路を走行中に呼び出しがあった場合に、ハンドセ
ットによる通話を行いつつ運転しなければならず、安全
性の面から好ましくない。
【0003】そこで近年、例えば特開平3−19854
0号公報に記載されているように、走行中の安全性の向
上のために、ハンドセットに加えてハンズフリー用マイ
ク,スピーカを併設することが行われており、高速道路
やカーブの多い道路を走行中のようにドライバーが手を
離せない状態のときに、ハンドセットを手で取り上げな
くても、このハンズフリー用マイク,スピーカにより通
話することが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
ハンズフリー装置を接続可能な自動車電話装置であって
も、車両の仕様によってはハンズフリー装置が装着され
ない場合があり、また装着されていても故障している場
合がある。
【0005】このように、ハンズフリー装置が使用不可
能な状態で、しかもドライバーが手を離せない状態にあ
る場合には、通話先からの呼び出しがあってもドライバ
ーは応答できず、通話先に不安感を与えるという不都合
を生じる。
【0006】そこでこの発明は、上記のような問題点を
解決するためになされたもので、ハンズフリー装置が使
用できないときに、従来のような通話先に与える不安感
を解消できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動車電
話装置の制御方法は、ハンズフリー用マイク,スピーカ
からなるハンズフリー装置を接続可能な自動車電話装置
において、前記ハンズフリー装置が使用可能状態か否か
を判定し、使用不可能なときに、車速センサの出力,パ
ーキングブレーキ検出スイッチ,フットブレーキ検出ス
イッチ等の状態に基づき、判定部により停車中か否かを
判定し、停車中であるときに制御部により呼出部を制御
して呼び出しを行い、停車中でないときに前記制御部に
よりメッセージ送出部を制御して応答できない旨のメッ
セージを送出するようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】この発明においては、ハンズフリー装置が使用
可能状態にないときに、制御部により停車中であれば呼
出部を駆動して呼び出しを行い、停車中でなければ、メ
ッセージ送出部を駆動してメッセージを送出するため、
停車中であれば、ドライバーは通話先に不安感を与える
に至るまでに応答でき、停車中でなければ、メッセージ
が送出されることによって、通話先はドライバーが応答
できない旨を知ることができ、不安感が解消される。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の自動車電話装置の制御方法
の一実施例の動作説明用フローチャート、図2は適用さ
れる自動車電話装置のブロック図である。
【0010】まず、自動車電話装置の構成について説明
する。
【0011】図2に示すように、車速センサ1の出力信
号、パーキングブレーキ(以下PBという)の作動,非
作動に応じたPB検出スイッチ2からの検出信号、フッ
トブレーキ(以下FBという)の作動,非作動に応じた
FB検出スイッチ3からの検出信号、シフトレバーがニ
ュートラルの位置にあるか否かに応じたシフトレバー検
出スイッチ4からの検出信号及びハンドセットに併設さ
れ後述するシステム制御部に接離自在のハンズフリー用
マイク,スピーカからなるハンズフリー装置(以下HF
という)5が使用可能な状態か否かに応じた状態信号が
判定部6に入力され、判定部6により、車速が所定速度
V以上か否かの判定がなされるほか、PB,FBが作動
状態か否か、シフトレバーがニュートラルか否か及びH
F5が使用可能状態にあるか否かの判定がなされる。
【0012】そして、電話装置主回路を構成するシステ
ム制御部7により、図外の自動車電話基地局を介して無
線信号による通話先との送受話を行う無線送受信部8が
制御されると共に、システム制御部7により、留守録モ
ードのときに図外のメッセージ送出部が制御されて予め
格納された“ドライバーが応答できない”旨の所定のメ
ッセージが送出され、録再制御部9が制御されてメモリ
10の書き込みエリアに通話先からの用件内容が書き込
まれる。
【0013】また、HF5が使用可能状態にあると判定
部6により判定されたときには、判定部6からの出力に
基づき、システム制御部7により図外の呼出部が制御さ
れて呼び出しが行われ、HF5が故障も含め使用可能状
態にないと判定部6により判定されたときには、判定部
6からの出力に基づき、システム制御部7により上記し
たように録再制御部9が制御されて留守録モード処理が
行われる。
【0014】ところで、上記した留守録モードと待機モ
ードのいずれかを優先的に選択操作できる優先切替スイ
ッチ11が設けられており、この優先切替スイッチ11
の操作に応じた優先切替スイッチ11からの状態信号が
システム制御部7に入力され、待機モードが選択されて
いる場合には、システム制御部7により録再制御部9及
び呼出部が制御されることがなく、自動車電話装置は待
機状態となり、後述するように待機モードに入ってから
所定時間の経過を条件に待機モードが強制解除されて留
守録モード処理が行われるようになっている。
【0015】なお、図2中の1点鎖線で囲まれた判定部
6,システム制御部7,無線送受信部8,録再制御部9
及びメモリ10からなる回路がユニット化されている。
【0016】つぎに、一連の制御手順について図1のフ
ローチャートを参照しつつ説明する。
【0017】まず、システム制御部7により着信がある
か否かの判定がなされ(ステップS1)、判定結果がN
Oであればそのまま動作は終了し、判定結果がYESで
あれば、判定部6によりHF5が使用可能な状態にある
か否かの判定がなされ(ステップS2)、判定結果がN
Oであれば、車速センサ1の出力信号に基づき判定部6
により車速が所定速度V以下か否かの判定がなされる
(ステップS3)。
【0018】そして、ステップS3の判定結果がYES
であれば、判定部6によりPB検出スイッチ2からの検
出信号に基づきPBが作動しているか否かの判定がなさ
れ(ステップS4)、この判定結果がNOであれば、判
定部6によりFB検出スイッチ3からの検出信号に基づ
きFBが作動しているか否かの判定がなされ(ステップ
S5)、この判定結果がNOであれば、判定部6により
シフトレバー検出スイッチ4からの検出信号に基づきシ
フトレバーがニュートラルの位置にあるか否かの判定が
なされる(ステップS6)。
【0019】つぎに、ステップS6の判定結果がYES
であれば、ステップS2,S4,S5の判定結果がそれ
ぞれYESである場合と同様に停車中と判断されてステ
ップS7に移行し、システム制御部7により呼出部が制
御されて呼び出しが行われたのち(ステップS7)、シ
ステム制御部7によりオフフックか否か、即ち呼び出し
に対して会話開始用のスイッチがオンされ,或いはハン
ドセットが取り上げられたか否かの判定がなされ(ステ
ップS8)、この判定結果がYESであればシステム制
御部7により無線送受信部8が制御されて会話モード処
理が行われ(ステップS9)、無線送受信部8を介して
通話先との通常の会話が行われ、その後動作は終了す
る。
【0020】一方、ステップS8の判定結果がNOであ
れば、システム制御部7により、内蔵のタイマー回路の
計時等に基づきステップS8の判定を行ってから所定時
間T1 が経過したか否かの判定がなされ(ステップS1
0)、この判定結果がNOであればステップS2に戻
り、判定結果がYESであればシステム制御部7により
録再制御部9が制御されてドライバーが応答できない旨
のメッセージが送出され、留守録モード処理が行われ
(ステップS11)、その後動作は終了する。
【0021】ところで、ステップS3の判定結果がNO
であると、高速走行中である可能性が高く、ステップS
12において車速が所定速度Vより速い状態が所定時間
2継続しているか否かの判定がなされ(ステップS1
2)、この判定結果がYESであれば、例えば高速道路
を走行中と判断され、すぐにステップS11に移行して
留守録モード処理が行われる。
【0022】また、ステップS12の判定結果がNOで
あれば、停車中ではなくてステップS6の判定結果がN
Oである場合と同様にステップS13に移行し、システ
ム制御部7により優先切替スイッチ11からの状態信号
に基づき待機モードが優先的に選択されているか否かの
判定がなされ(ステップS13)、この判定結果がNO
であれば留守録モードが優先的に選択されていると判断
されてステップS11に移行し、留守録モード処理が行
われ、判定結果がYESであれば、システム制御部7に
よりステップS13の判定を行ってから所定時間T3
経過したか否かの判定がなされ(ステップS14)、こ
の判定結果がYESであれば待機モードが強制解除され
てステップS11に移行し、留守録モード処理が行われ
る。
【0023】一方、ステップS14の判定結果がNOで
あれば、システム制御部7により録再制御部9,呼出部
が制御されることはなく、自動車電話装置が待機状態と
なって待機モード処理が行われ(ステップS15)、そ
の後ステップS2に戻る。
【0024】従って、HF5が使用可能状態にあるとき
には、図1のステップS1,S2,S7の処理により呼
び出しが行われ、オフフックによって通常の会話を行う
ことができる。
【0025】一方、HF5が故障の場合も含め、HF5
が使用可能状態にないときには、停車中であれば図1の
ステップS1〜S4,S7或いはステップS1〜S5,
S7或いはステップS1〜S7の処理により呼び出しが
行われ、停車中であることからドライバーはすぐに応答
できる可能性が高く、オフフックによって通話先に不安
感を与えるに至ることなく通常の会話が行われる。
【0026】他方、停車中でなければ、図1のステップ
S1〜S3,S12,S11の処理により、ドライバー
が応答できない旨のメッセージが送出され、又ステップ
S1〜S3,S12,S13,S11或いはステップS
1〜S3,S12〜S14,S11の処理によっても同
様にメッセージが送出され、その後録再制御部9により
留守録モード処理による通話先の用件内容が記録され、
このようなメッセージが送出されることによって、通話
先は、ドライバーが車から離れているか,運転事情によ
り手を離せず応答できない状態にあることを容易に知る
ことができ、従来のように呼び出しに対してすぐに応答
されないことによる不安感を解消できる。
【0027】このように、HF5が故障している場合も
含め、HF5が使用可能状態にないときに、従来のよう
に通話先に与える不安感を解消することができる。
【0028】なお、上記実施例では、留守録モードにお
いて録再制御部9により通話先の用件内容を記録する場
合について説明したが、特に留守録モードの機能を設け
る必要はなく、少なくともドライバーがすぐに応答でき
ない旨のメッセージを送出する機能を有していればよ
い。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明の自動車電話装
置の制御方法によれば、ハンズフリー装置が使用可能状
態にないときに、停車中であれば呼び出しを行い、停車
中でなければメッセージ送出部を制御してドライバーが
応答できない旨のメッセージを送出するため、従来のよ
うにドライバーがすぐに応答しないことによる通話先へ
の不安感を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動車電話装置の制御方法の一実施
例の動作説明用フローチャートである。
【図2】図1に適用される自動車電話装置のブロック図
である。
【符号の説明】
1 車速センサ 2 パーキングブレーキ検出スイッチ 3 フットブレーキ検出スイッチ 5 ハンズフリー装置 7 システム制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−198540(JP,A) 特開 平4−246925(JP,A) 特開 平4−369935(JP,A) 特開 平5−105005(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンズフリー用マイク,スピーカからな
    るハンズフリー装置を接続可能な自動車電話装置におい
    て、 前記ハンズフリー装置が使用可能状態か否かを判定し、
    使用不可能なときに、車速センサの出力,パーキングブ
    レーキ検出スイッチ,フットブレーキ検出スイッチ等の
    状態に基づき、判定部により停車中か否かを判定し、停
    車中であるときに制御部により呼出部を制御して呼び出
    しを行い、停車中でないときに前記制御部によりメッセ
    ージ送出部を制御して応答できない旨のメッセージを送
    出するようにしたことを特徴とする自動車電話装置の制
    御方法。
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