JP3010909B2 - リードフレームの位置決め装置 - Google Patents

リードフレームの位置決め装置

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JP3010909B2 JP4159211A JP15921192A JP3010909B2 JP 3010909 B2 JP3010909 B2 JP 3010909B2 JP 4159211 A JP4159211 A JP 4159211A JP 15921192 A JP15921192 A JP 15921192A JP 3010909 B2 JP3010909 B2 JP 3010909B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレームの位置決
め装置に係り、詳しくは、断面コ字状のリードフレーム
をZ方向について非接触で力を作用させて位置決めでき
るリードフレームの位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示用LEDなどの電子部品を製造する
際に、断面コ字状のリードフレームが用いられることが
ある。そして、このようなリードフレームは、キャリア
を用いた位置決め装置により位置決めされ、リードフレ
ームの上面に、樹脂が塗布された後、チップが実装され
る。
【0003】図3は、このキャリア及びリードフレーム
を示す斜視図である。図3において、Cはキャリアであ
り、このキャリアCは枠部Cbと、この枠部Cbに両端
が接続される支持杆Caとからなる。そして、この支持
杆Caの所定位置には、突起Pが設けられている。
【0004】また、LFは断面コ字状のリードフレーム
であり、その上面LFaには回路パターンが形成されて
いる。LFbは上記突起Pに符合する位置に穿設された
透孔である。したがって、この透孔LFbが突起Pに符
合するように、リードフレームLFを支持杆Caに跨が
せると、リードフレームLFはキャリアCによってXY
方向に位置決めされる。しかしながら、図3一部拡大図
に示すように、上記突起Pと透孔LFbを符合させて
も、リードフレームLFはZ方向について位置決めされ
たわけではなく、しばしば支持杆Caから浮きtを生ず
る。
【0005】このような浮きtを生じたままにしておく
と、図4に示すように、吸着ノズルNによりチップDを
吸着して、上面LFaにチップDを実装する際、チップ
Dとこの上面LFaが、正しい位置よりも高い位置で接
触し、さらに吸着ノズルNが下降する際、チップDに力
が作用し、チップDを破損するおそれがあるなどの、不
都合を生ずる。さて、従来の位置決め装置では、上述の
リードフレームLFのZ方向位置決め(換言すれば、浮
きtをなくすこと)を行うべく、次に述べる手段が講じ
られていた。
【0006】図4は従来の位置決め装置を示す斜視図で
あり、図5はそのA−A線矢視図である。
【0007】さて、1はブラケット、2はこのブラケッ
ト1に下端部が連結され、上端部がキャリアCの枠部C
b下面を下受けする下受ピン、3はこのブラケット1に
連結される送りナット、4はこの送りナット3に螺合す
る送りねじ、Mはこの送りねじ4に出力軸が軸着される
モータであり、このモータMは機台Lに設けられる。5
はブラケット1に連結されるスライダ、6は上部がこの
スライダ5に摺動自在に係合し、下部が基台Lに連結さ
れる垂直ガイドである。G1,G2はそれぞれキャリア
Cの側方下部に設けられるガイドレールである。したが
って、モータMを駆動すると、キャリアCをZ方向に昇
降させることができる。これら、ブラケット1、下受ピ
ン2などによりキャリアCの下受け部材Fが構成され
る。7,8はそれぞれこれらのガイドレールG1,G2
上に設けられるクランパであり、これらのクランパ7,
8は、キャリアCの両側縁部をクランプする。Kはクラ
ンパ7を押圧するばねである。
【0008】そして、キャリアCの上方には、このキャ
リアCを覆うマスクMが設けられている。このマスクM
は、下受けピン2がキャリアCを下受けしている状態に
おいて、キャリアCと平行になるようにされている。ま
たこのマスクMの、支持杆Caの上方にあたる部分に
は、リードフレームLFよりも幅広の開口部Maが開設
されており、この開口部Maの縁部には、相対向する一
対の押えばねMb,Mbのそれぞれの基端部が固定され
ている。
【0009】そして、従来の位置決め装置では、この押
えばねMb,Mbにより、リードフレームLFの上面を
下方へ押さえつけることにより、キャリアCの支持杆C
aとリードフレームLFを密着させて、リードフレーム
LFをZ方向につき位置決めするようになっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記構成によ
ると、マスクMとキャリアCとに、非常に高い平行度が
求められる。しかし現実には、機械的誤差があるので、
リードフレームLFを押し付ける力が不均一になりやす
い。
【0011】また、押さえばねMbが、リードフレーム
LFの上面LFaに直接接触してリードフレームLFを
押し付けるものであり、この上面LFaには回路パター
ンが形成されている。したがって、この回路パターンを
避けて押さえばねMbを配設しなければならず、レイア
ウトが困難になりやすい。また、押さえばねMbが回路
パターンに触れ、デリケートな回路パターンを破損する
おそれもある。
【0012】さらに、図4に示すように、チップDを実
装する際、吸着ノズルNはマスクMの開口部Maを通過
しなければならず、マスクMが邪魔になって実装が行い
にくい。
【0013】このように、従来の位置決め装置では、押
さえばねによりリードフレームを押さえつける構成とし
たため、上記したような問題点があった。
【0014】本発明では、上述した問題点に鑑み、リー
ドフレームをZ方向について非接触で位置決めできるリ
ードフレームの位置決め装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも一
部が磁性体により形成された断面コ字状のリードフレー
ムが、跨がることにより、このリードフレームをXY方
向について位置決めする支持杆を備えたキャリアと、こ
のキャリアの側縁部をクランプするクランパと、このキ
ャリアの下部に設けられ、かつこのキャリアを下受けし
てZ方向に位置決めする下受け部材と、この下受け部材
に配設された磁石とを有する。
【0016】
【作用】上記構成によれば、断面コ字状のリードフレー
ムをキャリアの支持杆に跨がせて、XY方向について位
置決めする。次に、クランパ及び下受け部材により、キ
ャリアをXYZ方向に位置決めする。そして、リードフ
レームが磁石の磁力を受けて、下受け部材側へ引き付け
られ、支持杆とリードフレームが密着し、リードフレー
ムはZ方向について位置決めされる。ここで、リードフ
レームのデリケートな上面には何ら接触するものがな
く、この上面を破損するおそれがないし、リードフレー
ムの上方空間を広く開放しても差支えないので、チップ
の実装も容易に行いうる。
【0017】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の一実施例
を説明する。
【0018】図1は本実施例の位置決め装置にリードフ
レームを装着した状態を示す斜視図、図2は図1のB−
B線矢視図である。
【0019】さて、本実施例におけるリードフレームL
Fは、磁性体により形成されており、MGは下受け部材
Fの一部であるブラケット1上に配設された磁石であ
る。ここで、リードフレームLFは、磁石MGにより十
分な磁力を受ける範囲において、その一部を非磁性体と
してもよい。
【0020】図1、図2において、従来の位置決め装置
(図4、図5)と共通の要素については、共通の符号を
付しており、以下相違点を中心に説明する。
【0021】さて、本手段においては、磁性体であるリ
ードフレームLFが、キャリアCの下方に配設されたM
Gの磁力によって引き付けられることにより、支持杆C
aにリードフレームLFが密着し、リードフレームLF
をZ方向に位置決めするようになっている。したがっ
て、リードフレームLFを上方から押さえ付ける部材
(従来手段におけるマスクMや押さえばねMbなど)が
不要である。よって図1に示すように、キャリアC及び
このキャリアCに装着されるリードフレームLF上は、
外部に開放されている。したがって、チップDを吸着し
た吸着ノズルNは、従来手段におけるマスクMなどの部
材に当接する心配がなく、自由、容易に、チップDが実
装される。
【0022】また、磁石MGによる磁力(引き付け力)
は、リードフレームLFに均一に作用するので、クラン
パ7,8によりキャリアCの側縁部をクランプして、キ
ャリアCのみの位置精度を出しておけば、このキャリア
Cの支持杆Caに跨がるリードフレームLFを正確に位
置決めすることができる。
【0023】なお、図1及び図2において、下受け部材
Fは、モータMを駆動すると、昇降できるようになって
いるが、本手段はこれに限られず、例えばブラケット1
の下端部を下方に延長し、機台Lと直結して、下受け部
材Fを昇降不動(即ち固定)としてもよい。
【0024】もちろん本手段による位置決め装置は、磁
性体により形成された断面コ字状のリードフレームが、
跨がることにより、このリードフレームをXY方向につ
いて位置決めする支持杆を備えたキャリアと、このキャ
リアの側縁部をクランプするクランパと、このキャリア
の下部に設けられ、かつこのキャリアを下受けしてZ方
向に位置決めする下受け部材と、この下受け部材に配設
された磁石とを有する。
【0025】
【発明の効果】本発明は、少なくとも一部が磁性体によ
り形成された断面コ字状のリードフレームが、跨がるこ
とにより、このリードフレームをXY方向について位置
決めする支持杆を備えたキャリアと、このキャリアの側
縁部をクランプするクランパと、このキャリアの下部に
設けられ、かつこのキャリアを下受けしてZ方向に位置
決めする下受け部材と、この下受け部材に配設された磁
石とを有する。したがって、リードフレームはZ方向に
関し、磁力を受けて、キャリアに密着し、位置決めされ
るものであり、リードフレームの上面に接触する部材を
排除して、この上面の破損を回避できるし、このリード
フレームの上方を開放して、チップ実装を容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る位置決め装置の斜視図
【図2】本発明の一実施例に係る位置決め装置の矢視図
【図3】従来手段のキャリア及びリードフレームを示す
斜視図
【図4】従来手段の位置決め装置の斜視図
【図5】従来手段の位置決め装置の矢視図
【符号の説明】
7 クランパ 8 クランパ LF リードフレーム C キャリア Ca 支持杆 F 下受け部材 MG 磁石
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−273741(JP,A) 特開 平4−259228(JP,A) 特開 昭59−150438(JP,A) 特開 昭55−26697(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/52

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一部が磁性体により形成された
    断面コ字状のリードフレームが、跨がることにより、こ
    のリードフレームをXY方向について位置決めする支持
    杆を備えたキャリアと、 このキャリアの側縁部をクランプするクランパと、 このキャリアの下部に設けられ、かつこのキャリアを下
    受けしてZ方向に位置決めする下受け部材と、 この下受け部材に配設された磁石とを有することを特徴
    とするリードフレームの位置決め装置。
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