JPH08136601A - バックボード用布線試験治具 - Google Patents

バックボード用布線試験治具

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JPH08136601A
JPH08136601A JP6274686A JP27468694A JPH08136601A JP H08136601 A JPH08136601 A JP H08136601A JP 6274686 A JP6274686 A JP 6274686A JP 27468694 A JP27468694 A JP 27468694A JP H08136601 A JPH08136601 A JP H08136601A
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JP
Japan
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connector
backboard
pins
jig
plate
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JP6274686A
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Hideaki Terauchi
秀明 寺内
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックボードのコネクタピンにプローブピン
を接触させて、バックボードの布線試験を行う為のバッ
クボード用布線試験治具に関し、各種のバックボードに
対応できる構成として布線試験コストを低減する。 【構成】 バックボード11のコネクタピン12の配列
ピッチに従ったピッチで配列されたプローブピン2を有
し、バックボード11のコネクタの実装列対応のコネク
タ対応板1と、このコネクタ対応板1のプローブピン2
と列対応に治具本体3の底板4の接触ピン5との間を接
続した接続ケーブル6と、コネクタ対応板1をバックボ
ード11のコネクタの実装ピッチに対応して治具本体3
に位置決めして固定する固定部とを備えている。又布線
試験部10にフレキシブルケーブル9により接続した接
続基板7の接続ピン8と、底板4の接触ピン5とを接触
させて、布線試験部10とバックボード11のコネクタ
ピン12との間を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックボードのコネク
タピンに接触させて、バックボードの布線を試験する為
のバックボード用布線試験治具に関する。各種の電子機
器に於いて、筐体の複数のスロットに各種電子部品を実
装したパッケージを挿入してバックボードのコネクタと
接続し、このバックボードに形成された布線を介してパ
ッケージ間の接続を行う構成が採用されている。このバ
ックボードの製造時に於いて、コネクタピンとプリント
配線との間の接続状態,プリント配線間の短絡の有無,
プリント配線の断線の有無等を試験するバックボードの
布線試験が行われている。
【0002】
【従来の技術】図6は布線試験用接続装置の概略説明図
であり、コネクタピン及びコネクタピン間を接続するプ
リント配線及びコネクタハウジングを有するバックボー
ド44は、パレット43に保持されて搬送されて、保持
板39a,39b上に載置される。又31は布線試験治
具、32はプローブピン、33は接続基板、34は加圧
プレート、35は装置基板、36a,36bは支柱、3
7a,37b,38a,38bは油圧シリンダ、40は
加圧支持板、41は接続基板支持板、42a,42bは
案内棒である。
【0003】約20,000本程度のプローブピン32
を設けた布線試験治具31をセットし、油圧シリンダ3
7bにより接続基板支持板41を上昇して、接続基板3
3と布線試験治具31とを圧接し、相互間を接触ピン等
によって接続し、バックボード44を保持したパレット
43が保持板39a,39b上に搬送されると、油圧シ
リンダ37aにより加圧支持板40を上昇し、加圧プレ
ート34と加圧支持板40との間で、バックボード44
と布線試験治具31とを圧接する。
【0004】それによって、バックボード44のコネク
タピンと布線試験治具31のプローブピン32とが接触
し、この布線試験治具31から接続基板33を介して図
示を省略した布線試験部によってバックボード44の布
線を試験する。この布線試験が終了すると、油圧シリン
ダ37aにより加圧支持板40を下降させ、次に油圧シ
リンダ38a,38bにより保持板39a,39bを上
昇させて、バックボード44のコネクタピンと布線試験
治具31のプローブピン32との接触状態を切り離し、
バックボード44を保持したパレット43を次の工程へ
搬送する。
【0005】図7は従来例のバックボード用布線試験治
具の説明図であり、(A)は要部断面図、(B)は分解
説明図、(C)は要部拡大図である。51は上板、52
は底板、53は側板、54はプローブピン、55は接触
ピン、56は接続ケーブルである。
【0006】底板52の接触ピン55は、布線試験部に
接続する為の接続基板33(図6参照)の格子状に配列
された接続ピンに対応して配置されるが、上板51のプ
ローブピン54は、布線試験を行うバックボードのコネ
クタピンの配列に対応して配置される。従って、各種の
バックボードに対応したプローブピン54を配置した布
線試験治具を用意し、布線試験用接続装置(図6参照)
にセットすることにより、各種のバックボードの布線試
験を自動化することができる。
【0007】接続ケーブル56は、図7の(B)に示す
ように、上板51を取り外して、プローブピン54と、
底板52の接触ピン55とに、(C)に示すように、ラ
ッピングによって接続する。その場合、接触ピン55の
配列とプローブピン54の配列と異なるが、接触ピン5
5の基準位置から順にプローブピン54を接続する構成
としている。なお、接続ケーブル56は半田接続とする
ことも可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】バックボード44に実
装されているコネクタピンの数は、約15,000本或
いはそれ以上であり、従って、布線試験治具31のプロ
ーブピン32,54の数はそれと同数又はそれ以上を必
要とするものである。従って、布線試験治具31は非常
に高価なものである。このような布線試験治具31をバ
ックボードのコネクタの実装位置の相違に対応して用意
することは、試験コストが上昇する問題がある。そこ
で、プローブピン32,54を、例えば、2.54mm
ピッチで格子状に例えば20,000本程度配置し、1
種類の布線試験治具31によって、各種のバックボード
44の布線試験を行う構成が採用されている。
【0009】このような1種類の布線試験治具31を用
いる場合、図7に示すように、プローブピン54と接触
ピン55との間を接続する接続ケーブル56は、プロー
ブピン54の本数の約20,000本或いはそれ以上必
要とするから、この布線作業が容易でない問題があり、
布線試験治具31のコストアップの一つの要因となって
いる。
【0010】又図8の(A)に示すように、バックボー
ド61のコネクタピン62のピッチp1を2.54mm
とし、布線試験治具64のプローブピン65を同一のピ
ッチで格子状に配列した場合、コネクタハウジング63
の側壁はコネクタピン62のピッチp1と同様な位置と
なるから、布線試験治具64のプローブピン65とコネ
クタピン62とが接触し、又コネクタハウジング63の
側壁により隣接したプローブピン65を押し下げること
になる。
【0011】しかし、図8の(B)に示すように、バッ
クボード71のコネクタピン72のピッチp2が前述の
ピッチp1の1/2の1.27mmの場合、布線試験治
具74のプローブピン75を1.27mmの格子状に配
列すると、コネクタハウジング73の側壁がプローブピ
ン75間に挿入される状態となったり、又はプローブピ
ン75を図示のように変形させることがある。このよう
な変形により、隣接プローブピンと接触して、布線試験
に誤りが生じる問題がある。従って、このような微小ピ
ッチのコネクタピン72を有するバックボード71に対
しては、コネクタの実装ピッチに対応した布線試験治具
を用意する必要があり、バックボードの試験コストが高
くなる問題がある。本発明は、バックボードの布線試験
コストを低減できる布線試験治具を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のバックボード用
布線試験治具は、(1)バックボード11の複数のコネ
クタピン12にそれぞれ接触させて、布線試験部10と
の間を接続する為のバックボード用布線試験治具に於い
て、バックボード11のコネクタピン12の配列ピッチ
に従ったピッチで配列されたプローブピン2を有するバ
ックボード11のコネクタの実装列対応のコネクタ対応
板1と、バックボード11のコネクタの実装ピッチに対
応してコネクタ対応板1の位置決めを行って固定する治
具本体3とを備えている。なお、9はフレキシブルケー
ブル、13はコネクタハウジングである。
【0013】(2)又治具本体3は、布線試験部10に
接続された接続基板7の格子状に配列された複数の接続
ピン8とそれぞれ接触する接触ピン5を有する底板4
と、コネクタ対応板1のプローブピン2と底板4の接触
ピン5との間を列対応に接続した接続ケーブル6と、コ
ネクタ対応板1を位置決めして固定する固定部とを備え
ている。
【0014】(3)又治具本体3の固定部は、コネクタ
対応板1の端部を載置する載置部と、この載置部に載置
されたコネクタ対応板1の端部との間に間隔をおいて対
向する保持板と、コネクタ対応板1との位置決めを行う
位置決め部を有し、コネクタ対応板1の端部を載置部に
押圧して固定する断面ほぼL字状の抑え板とを備えるこ
とができる。
【0015】(4)又コネクタ対応板1のプローブピン
2間を隔壁で分離する保護カバーを設けることができ
る。
【0016】(5)又コネクタ対応板1をバックボード
11のコネクタの実装ピッチに対応して治具本体3に固
定した時のコネクタ対応板1間を塞ぐテンプレートを設
けることができる。
【0017】
【作用】
(1)コネクタ対応板1は、バックボード11のコネク
タの列対応にプローブピン2を設けたもので、バックボ
ード11のコネクタの実装ピッチに対応してコネクタ対
応板1を移動して位置決めし、治具本体3に固定する。
従って、全体としては少ないプローブピン数で、各種の
バックボードに対して共用化できる布線試験治具を提供
することができる。
【0018】(2)又コネクタ対応板1のプローブピン
1と、治具本体3の底板4の接触ピン5とは、絡み合わ
ないように、列対応に接続ケーブル6によって接続し、
コネクタ対応板1の横方向への移動による位置決め操作
時の接続ケーブル6の切断を防止できる。又コネクタ対
応板1を固定部によって治具本体3に位置決めして固定
する。
【0019】(3)又コネクタ対応板1の端部を治具本
体3の側壁上の載置部に載置し、この端部と間隔をおい
て対向する保持板は、抑え板を取り除いた時に、コネク
タ対応板1の端部が多数の接続ケーブル6の復元力等に
よって保持板に当接するが、その端部が抜け出さないよ
うに構成され、その状態でコネクタ対応板1を横方向に
移動して位置決めすることができる。又位置決め部は、
例えば、ピンと切欠部とにより構成することができる。
又載置部又は保持板に対して抑え板を固定することによ
り、ほぼL字状の先端によってコネクタ対応板1の端部
を載置部に対して押圧して固定する。
【0020】(4)又保護カバーは、プローブピン2を
挿入する孔を形成したもので、プローブピン2間に隔壁
を形成するから、微小ピッチのプローブピン2をそれぞ
れ保護し、且つ相互間の変形による短絡等を防止するこ
とができる。
【0021】(5)又コネクタ対応板1は、バックボー
ド11のコネクタの実装ピッチに対応して位置決めされ
るから、コネクタ対応板1間に隙間が生じる。この隙間
から塵埃等が進入してプローブピン2間の短絡等を生じ
る可能性があるが、テンプレートを設けて、その隙間を
塞ぐことにより、このような問題を解決できる。
【0022】
【実施例】図1は本発明の実施例の説明図であり、1は
コネクタ対応板、2はプローブピン、3は治具本体、4
は底板、5は接触ピン、6は接続ケーブル、7は接続基
板、8は接続ピン、9はフレキシブルケーブル、10は
布線試験部、11はバックボード、12はコネクタピ
ン、13はコネクタハウジングである。この布線試験部
10と接続基板7とは接続ピン8の数の信号線数を有す
るフレキシブルケーブル9によって接続されている。
【0023】又接続基板7の接続ピン8は、例えば、
2.54mmピッチで格子状に配置されており、治具本
体3の底板4の接触ピン5も同様なピッチで格子状に配
置されている。従って、接続基板7上に治具本体3を乗
せて押圧すると、接続ピン8に対して接触ピン5がそれ
ぞれ接触し、この接続基板7及びフレキシブルケーブル
9を介して布線試験部10と布線試験治具とを接続する
ことができる。この場合、接続ピン8又は接触ピン5の
何れか一方又は両方をプローブピン2と同様にスプリン
グにより伸縮可能の構成とすることができる。
【0024】又コネクタ対応板1は、バックボード11
のコネクタピン12のピッチに対応したピッチでプロー
ブピン2を配置し、且つバックボード11のコネクタの
列対応に構成され、バックボード11のコネクタのピッ
チが例えばL1,L2,L3の場合、コネクタ対応板1
もその配列ピッチに従って治具本体3に位置決めして固
定する。又プローブピン2と接触ピン5とは、接続ケー
ブル6によって列対応に接続する。即ち、プローブピン
2と接触ピン5とのピッチが相違する場合も、ほぼ対向
する位置のプローブピン2と接触ピンとを接続ケーブル
6によって接続する。布線試験部10は、バックボード
11の製番等を手動或いは自動読取りによって入力する
と、そのコネクタピン12の位置と、接続ピン8の位置
との対応付けを行うことができる機能を備えており、従
って、布線試験部10は、布線試験治具と接続基板7と
フレキシブルケーブル9とを介してバックボード11の
布線試験を行うことができる。
【0025】図2は本発明の実施例の固定部の要部説明
図であり、(A)は固定した状態を示し、(B)は抑え
板16を取り外した状態を示す。1aはコネクタ対応板
1の端部、6は接続ケーブル、14は治具本体3の側壁
上の載置部、15は保持板、15aは対向保持部、16
は抑え板、16aは先端部、17は位置決め溝、18は
位置決めピン、19は止めねじ、20はねじ孔である。
【0026】コネクタ対応板1は、図1に示すように、
バックボード11のコネクタの列対応に構成され、コネ
クタピン12のピッチに対応したピッチでプローブピン
2が設けられ、その下方に接続ケーブル6がラッピング
接続されている。このコネクタ対応板1の端部1aに位
置決めピン18が直立して固定されている。
【0027】又保持板15は、断面ほぼL字状の場合を
示し、この保持板15を載置部14上に固定した時に、
コネクタ対応部1の端部1aの厚さより、保持板15の
対向保持部15aと載置部14との間隔を大きくし、図
2の(B)に示すように、抑え板16を取り外した時
に、コネクタ対応板1が接続ケーブル6の復元力等によ
って浮き上がり、それによって間隔Gが生じるが、端部
1aが抜け出さないと共に、コネクタ対応板1が大きく
傾かないようにする。
【0028】それによって、抑え板16を取り外して、
コネクタ対応板1の位置を横方向に移動させて位置決め
する操作を容易とする。この場合、載置部14上に、間
隔Gとコネクタ対応板1の端部1aの厚さとの和に相当
する高さの段部を形成し、その上に平板状の保持板を固
定する構成とすることもできる。又載置部14と保持板
15とを一体的に構成することも可能である。
【0029】又抑え板16は、断面ほぼL字状の構成
で、その先端部16aをコネクタ対応板1の端部1aに
当接させて、ねじ19等によって固定すると、その先端
部16aによってコネクタ対応板1の端部1aを載置部
14上に押圧して固定する。その場合、抑え板16の位
置決め溝17と、コネクタ対応板1の端部1aの位置決
めピン18とにより位置決め部を構成しており、抑え板
16の位置決め溝17に位置決めピン18を嵌入して固
定することにより、コネクタ対応板1を位置決め溝17
の位置に従った位置に固定することができる。
【0030】従って、各種のバックボード11のコネク
タの配列ピッチに対応した位置の位置決め溝17を形成
した抑え板16を用意しておくことにより、各種のコネ
クタの配列ピッチのバックボード11の布線試験を行う
時の治具を構成することができる。
【0031】この位置決め部の構成は、図示と反対に、
抑え板16側に位置決めピン18を固定し、コネクタ対
応板1の端部1aに位置決め溝17を形成した構成とす
ることも可能である。又位置決め溝17を位置決めピン
18が嵌入する位置決め孔とすることも可能である。又
抑え板16の先端部16aに突起等を形成し、コネクタ
対応板1の端部1aに、その突起等が嵌入する溝等を形
成して位置決め部を構成することも可能である。
【0032】図3は本発明の実施例の概略上面図であ
り、抑え板16を止めねじ19によって固定し、その抑
え板16の位置決め溝17によって、コネクタ対応板1
の位置決めを行って、コネクタ対応板1を固定した場合
を示す。この抑え板16を取り外すと、コネクタ対応板
1の端部1aは、図2の(B)に示す状態となるから、
コネクタ対応板1を横方向に自由に移動可能となる。従
って、コネクタの実装列のピッチが異なるバックボード
に対しても、その実装列のピッチに対応した位置に位置
決め溝17を形成した抑え板16を用意しておくことに
より、そのバックボードの布線試験治具を簡単に構成す
ることができる。
【0033】又コネクタ対応板1は、横方向に移動して
位置決めするもので、コネクタ対応板1間に隙間が生じ
る。この隙間から治具本体3内に塵埃等が侵入する場合
がある。その場合は、図4に示すテンプレート21を設
けるものである。このテンプレート21は、コネクタ対
応板1の位置に従った窓22を合成樹脂板等に形成した
もので、このテンプレート21を図3に示す布線試験治
具上に載置して固定することによって、コネクタ対応板
1間の隙間を塞ぐことができる。このテンプレート21
は、各種のコネクタ対応板1の配列ピッチ、即ち、バッ
クボード11のコネクタ配列ピッチに対応した窓22を
形成したものを用意すれば済むので、特にコストアップ
となることはない。
【0034】又バックボード11のコネクタピン12の
ピッチが例えば1.27mmとなると、図8の(B)に
ついて説明したようなコネクタハウジング等による変
形,接触等の問題が生じるから、図5に示すような保護
カバー25を設けることができる。この保護カバー25
は、合成樹脂等の絶縁物にプローブピン2を挿入する孔
26を形成し、プローブピン2間に隔壁が形成される構
成としたもので、例えば、その保護カバー25の両端を
抑え板16上にねじ等によって固定する構成とすること
ができる。或いは、図4に示すテンプレート21と兼用
するように、各コネクタ対応板1対応の保護カバー25
を一体的に構成することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、バック
ボード11のコネクタピン12の配列ピッチに従ったピ
ッチで配列されたプローブピン2を有するコネクタ対応
板1を、バックボード11のコネクタの実装ピッチに対
応して治具本体3に位置決めして固定したもので、全格
子状にプローブピンを配置するものではないから、プロ
ーブピン数が少なくて済む。又プローブピン2と接触ピ
ン5との間を接続する接続ケーブル6の本数も削減でき
ると共に、コネクタ対応板1対応に接続作業が可能とな
るから、作業性が向上し、且つ接続ケーブル6の長さを
余分に長くする必要がなく、布線試験治具のコストダウ
ンを図ることができる利点がある。
【0036】又コネクタ対応板1のプローブピン2と底
板4の接触ピン5との間を列対応に接続ケーブル6によ
って接続したことにより、コネクタ対応板1を横方向に
移動して位置決めする場合も、接続ケーブル6の絡みが
生じないので、位置決め操作が容易であり、且つ接続ケ
ーブル6の断線が生じない利点がある。
【0037】又コネクタ対応板1の端部1aを治具本体
3の側壁の載置部14上に位置決めして固定する固定部
に於いて、抑え板16を取り外した時に、その端部1a
が抜け出さないように、且つ横方向に移動できる間隔が
形成される構成とし、コネクタ対応板1の位置決め操作
を容易とすることができる。
【0038】又プローブピン2間を隔壁で分離する構成
の保護カバーを設けることにより、1.27mmピッチ
のような微小ピッチのプローブピンの場合も、変形等が
生じないようにすることができるから、布線試験の信頼
性を向上できると共に、布線試験治具の寿命を延長する
ことができる利点がある。
【0039】又コネクタ対応板1はそれぞれ分離されて
位置決めされるから、コネクタ対応板1間に隙間が生じ
ることになる。しかし、テンプレート21を設けて、そ
の隙間を塞ぐことにより、その隙間から塵埃等が侵入し
ないようにすることができ、簡単な構成によって、微小
ピッチのプローブピンや接触ピンを備えた布線試験治具
の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図である。
【図2】本発明の実施例の固定部の要部説明図である。
【図3】本発明の実施例の概略上面図である。
【図4】本発明の実施例のテンプレートの説明図であ
る。
【図5】本発明の実施例の保護カバーの説明図である。
【図6】布線試験用接続装置の概略説明図である。
【図7】従来例のバックボード用布線試験治具の説明図
である。
【図8】従来例のコネクタハウジングによる問題点の説
明図である。
【符号の説明】
1 コネクタ対応板 2 プローブピン 3 治具本体 4 底板 5 接触ピン 6 接続ケーブル 7 接続基板 8 接続ピン 9 フレキシブルケーブル 10 布線試験部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックボードの複数のコネクタピンにそ
    れぞれ接触させて、布線試験部との間を接続する為のバ
    ックボード用布線試験治具に於いて、 前記バックボードのコネクタピンの配列ピッチに従った
    ピッチで配列されたプローブピンを有する前記バックボ
    ードのコネクタの実装列対応のコネクタ対応板と、 前記バックボードのコネクタの実装ピッチに対応して前
    記コネクタ対応板の位置決めを行って固定する治具本体
    とを備えたことを特徴とするバックボード用布線試験治
    具。
  2. 【請求項2】 前記治具本体は、布線試験部に接続され
    た接続基板の格子状に配列された複数の接続ピンとそれ
    ぞれ接触する接触ピンを有する底板と、前記コネクタ対
    応板の前記プローブピンと前記底板の前記接触ピンとの
    間を列対応に接続した接続ケーブルと、前記コネクタ対
    応板を位置決めして固定する固定部とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載のバックボード用布線試験治具。
  3. 【請求項3】 前記治具本体の前記固定部は、前記コネ
    クタ対応板の端部を載置する載置部と、該載置部に載置
    された前記コネクタ対応板の端部との間に間隔をおいて
    対向する保持板と、前記コネクタ対応板との位置決めを
    行う位置決め部を有し、前記コネクタ対応板の端部を前
    記載置部に押圧して固定する断面ほぼL字状の抑え板と
    を備えたことを特徴とする請求項2記載のバックボード
    用布線試験治具。
  4. 【請求項4】 前記コネクタ対応板の前記プローブピン
    間を隔壁で分離する保護カバーを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のバックボード用布線試験治具。
  5. 【請求項5】 前記コネクタ対応板を前記バックボード
    のコネクタの実装ピッチに対応して前記治具本体に固定
    した時のコネクタ対応板間を塞ぐテンプレートを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のバックボード用布線試
    験治具。
JP6274686A 1994-11-09 1994-11-09 バックボード用布線試験治具 Withdrawn JPH08136601A (ja)

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JP (1) JPH08136601A (ja)

Cited By (4)

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