JP2746763B2 - バーンイン装置およびこれを用いるバーンイン方法 - Google Patents
バーンイン装置およびこれを用いるバーンイン方法Info
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- JP2746763B2 JP2746763B2 JP3023450A JP2345091A JP2746763B2 JP 2746763 B2 JP2746763 B2 JP 2746763B2 JP 3023450 A JP3023450 A JP 3023450A JP 2345091 A JP2345091 A JP 2345091A JP 2746763 B2 JP2746763 B2 JP 2746763B2
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/2851—Testing of integrated circuits [IC]
- G01R31/2855—Environmental, reliability or burn-in testing
- G01R31/286—External aspects, e.g. related to chambers, contacting devices or handlers
- G01R31/2863—Contacting devices, e.g. sockets, burn-in boards or mounting fixtures
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- G01—MEASURING; TESTING
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
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- H—ELECTRICITY
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/325—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の最終
テスト前に、熱や電気的なストレスを半導体集積回路に
与え、初期不良を発生させるバーンイン装置およびこれ
を用いるバーンイン方法に関する。
テスト前に、熱や電気的なストレスを半導体集積回路に
与え、初期不良を発生させるバーンイン装置およびこれ
を用いるバーンイン方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路(以下、ICと記す)の
初期不良発生率は高いけれども、初期不良発生後は、不
良発生率は低くなることが知られている。このため、出
荷テスト前にICに熱や電気的なストレスを与え、初期
不良を発生させるバーンイン処理が行われている。
初期不良発生率は高いけれども、初期不良発生後は、不
良発生率は低くなることが知られている。このため、出
荷テスト前にICに熱や電気的なストレスを与え、初期
不良を発生させるバーンイン処理が行われている。
【0003】図7は、従来のバーンインボード2の斜視
図である。バーンインボードのボード4上には複数のI
Cソケット5および抵抗6が等間隔で配置されており、
ICソケット5は複数のビス7によってバーンインボー
ドのボード4上に固定されている。ICソケット5に
は、単体IC1のリード8に対応したばね性を有する導
電性材質のコンタクト電極9が形成されており、またコ
ンタクト電極9に対して単体IC1のリード8を位置決
めするためのガイドポスト10が設けられている。さら
にICソケット5の一端には回転自在に蓋11が取付け
られており、これを単体IC1を搭載したICソケット
5上に閉合することによって、コンタクト電極9に載接
された単体IC1のリード8をコンタクト電極9のばね
性に抗し、押圧し、接圧を得るように構成され、蓋11
の内面に単体IC1のリード8を押圧すべく突設された
リード押圧部12を有している。また蓋11には、係止
レバー13が設けられている。係止レバー13は前述の
蓋11の併合を保持すべく設けられたロックレバーであ
り、ICソケット5の係止レバー13に対応する位置に
係止レバー13の係止部14が設けられている。
図である。バーンインボードのボード4上には複数のI
Cソケット5および抵抗6が等間隔で配置されており、
ICソケット5は複数のビス7によってバーンインボー
ドのボード4上に固定されている。ICソケット5に
は、単体IC1のリード8に対応したばね性を有する導
電性材質のコンタクト電極9が形成されており、またコ
ンタクト電極9に対して単体IC1のリード8を位置決
めするためのガイドポスト10が設けられている。さら
にICソケット5の一端には回転自在に蓋11が取付け
られており、これを単体IC1を搭載したICソケット
5上に閉合することによって、コンタクト電極9に載接
された単体IC1のリード8をコンタクト電極9のばね
性に抗し、押圧し、接圧を得るように構成され、蓋11
の内面に単体IC1のリード8を押圧すべく突設された
リード押圧部12を有している。また蓋11には、係止
レバー13が設けられている。係止レバー13は前述の
蓋11の併合を保持すべく設けられたロックレバーであ
り、ICソケット5の係止レバー13に対応する位置に
係止レバー13の係止部14が設けられている。
【0004】前述のICソケット5および蓋11には、
単体IC1の樹脂やセラミックなどから成るパッケージ
部分15に対応したパッケージ逃げ孔16が形成されて
いる。またICソケット5およびガイドポスト10と、
蓋11およびリード押圧部9とはそれぞれ一体成型にて
設けられており、これらは全て電気的絶縁性質を有する
同一材質で構成されている。
単体IC1の樹脂やセラミックなどから成るパッケージ
部分15に対応したパッケージ逃げ孔16が形成されて
いる。またICソケット5およびガイドポスト10と、
蓋11およびリード押圧部9とはそれぞれ一体成型にて
設けられており、これらは全て電気的絶縁性質を有する
同一材質で構成されている。
【0005】バーンインボード2の一端にはコネクタ端
子18が形成されており、コネクタ端子18によって後
述するバーンイン装置3とバーンインボード2とが接続
される。コネクタ端子18とコンタクト電極9とは、複
数のヒューズ17および抵抗6を介して図示しないパタ
ーン電極によって接続されている。
子18が形成されており、コネクタ端子18によって後
述するバーンイン装置3とバーンインボード2とが接続
される。コネクタ端子18とコンタクト電極9とは、複
数のヒューズ17および抵抗6を介して図示しないパタ
ーン電極によって接続されている。
【0006】次に、前述の単体IC1のリード8とコン
タクト電極9とが合致するよう単体IC1をICソケッ
ト5に搭載する。このとき、単体IC1のリード8は、
ICソケット5上のガイドポスト10によってコンタク
ト電極9と自動的に位置合わせされ、かつICソケット
5にはパッケージ逃げ孔16が設けられているため、パ
ッケージ部分15がパッケージ逃げ孔16に入り、コン
タクト電極9とコンタクト状態となる。
タクト電極9とが合致するよう単体IC1をICソケッ
ト5に搭載する。このとき、単体IC1のリード8は、
ICソケット5上のガイドポスト10によってコンタク
ト電極9と自動的に位置合わせされ、かつICソケット
5にはパッケージ逃げ孔16が設けられているため、パ
ッケージ部分15がパッケージ逃げ孔16に入り、コン
タクト電極9とコンタクト状態となる。
【0007】さらに単体IC1のリード8に対応したリ
ード押圧部12を有する蓋11を、矢符B方向に閉じ
る。このとき蓋11の係止レバー13とそれに対応する
ICソケット5の係止部14とが嵌合し、蓋11の閉合
が保持される。また、蓋11にはパッケージ逃げ孔16
が設けられており、コンタクト電極9にはばね性がある
ため、単体IC1のリード8は蓋11によって加圧さ
れ、確実なコンタクトが形成される。
ード押圧部12を有する蓋11を、矢符B方向に閉じ
る。このとき蓋11の係止レバー13とそれに対応する
ICソケット5の係止部14とが嵌合し、蓋11の閉合
が保持される。また、蓋11にはパッケージ逃げ孔16
が設けられており、コンタクト電極9にはばね性がある
ため、単体IC1のリード8は蓋11によって加圧さ
れ、確実なコンタクトが形成される。
【0008】図8は、従来のバーンイン装置3の斜視図
である。バーンイン装置3内には、バーンインボードラ
ック19が複数段等しい間隔をあけて配置されている。
複数のIC1を搭載したバーンインボード2を、バーン
イン装置3内のバーンインボードラック19に順次収納
する。このとき、前述のバーンインボード2にはコネク
タ端子18が配置されており、またバーンインボードラ
ック19の奥には、そのコネクタ端子18と回路接続す
るための図示しないカードエッジ型コネクタがバーンイ
ンボード2と同数設置されているので、バーンインボー
ド2とバーンイン装置3とは自動的に回路接続が形成さ
れ、したがってIC1がバーンイン装置3と回路接続さ
れる。
である。バーンイン装置3内には、バーンインボードラ
ック19が複数段等しい間隔をあけて配置されている。
複数のIC1を搭載したバーンインボード2を、バーン
イン装置3内のバーンインボードラック19に順次収納
する。このとき、前述のバーンインボード2にはコネク
タ端子18が配置されており、またバーンインボードラ
ック19の奥には、そのコネクタ端子18と回路接続す
るための図示しないカードエッジ型コネクタがバーンイ
ンボード2と同数設置されているので、バーンインボー
ド2とバーンイン装置3とは自動的に回路接続が形成さ
れ、したがってIC1がバーンイン装置3と回路接続さ
れる。
【0009】バーンイン処理を実施した後、前述とは逆
の順序でIC1を取り出して次工程である出荷テスト工
程へ送る。
の順序でIC1を取り出して次工程である出荷テスト工
程へ送る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図9は、バーンイン処
理時のIC1のリード8に入力される電気信号の一例を
示す図である。入力端子または電源端子となるリード8
には、電源電位Vcc、接地電位GNDおよび同期信号
CLKのいずれかが抵抗6を介して入力される。これ
は、多種類のIC1を1つのバーンイン装置3を用いて
バーンイン処理することができるように、入力信号を各
リード8に対応するレベルに抵抗6を用いて調節してい
るためである。このため、入力端子であるリード8に対
応する数だけ抵抗6が必要であり、バーンインボード2
上で抵抗6が占める面積が大きく、IC1の実装密度が
低いという問題がある。
理時のIC1のリード8に入力される電気信号の一例を
示す図である。入力端子または電源端子となるリード8
には、電源電位Vcc、接地電位GNDおよび同期信号
CLKのいずれかが抵抗6を介して入力される。これ
は、多種類のIC1を1つのバーンイン装置3を用いて
バーンイン処理することができるように、入力信号を各
リード8に対応するレベルに抵抗6を用いて調節してい
るためである。このため、入力端子であるリード8に対
応する数だけ抵抗6が必要であり、バーンインボード2
上で抵抗6が占める面積が大きく、IC1の実装密度が
低いという問題がある。
【0011】多種類のIC1は、各種類毎に大きさ、外
部回路構成、入出力端子、電源端子の配置が異なってい
る。このため、各IC1毎にICソケット5を作成し、
さらにICソケット5に応じてバーンインボード2を作
成しなければならない。このため、ICソケット5およ
びバーンインボード2の部品点数が多く、煩雑であると
いう問題がある。この問題は量産工程においては、コス
ト高の大きな要因となっている。
部回路構成、入出力端子、電源端子の配置が異なってい
る。このため、各IC1毎にICソケット5を作成し、
さらにICソケット5に応じてバーンインボード2を作
成しなければならない。このため、ICソケット5およ
びバーンインボード2の部品点数が多く、煩雑であると
いう問題がある。この問題は量産工程においては、コス
ト高の大きな要因となっている。
【0012】また、IC1毎にICソケット5にIC1
を装着し、蓋11を係止しなければならない。また、バ
ーンイン処理終了後には、蓋11を開き、IC1を個別
に脱着しなければならない。したがって、IC1のバー
ンインボード2への装脱着操作が煩雑で装脱着操作に長
時間必要であるという問題がある。
を装着し、蓋11を係止しなければならない。また、バ
ーンイン処理終了後には、蓋11を開き、IC1を個別
に脱着しなければならない。したがって、IC1のバー
ンインボード2への装脱着操作が煩雑で装脱着操作に長
時間必要であるという問題がある。
【0013】図10は、IC支持部21を有する製造途
中のIC1を示す平面図である。パッケージ部分15お
よびリード8から成るIC1が、斜線で示すリード先端
部22を介してリードフレーム20に接続されている。
またIC1は、IC支持部21によってもまたリードフ
レーム20に接続されている。各リード8間には斜線で
示すタイバ23が設けられており、各リード8はタイバ
23によって接続されている。
中のIC1を示す平面図である。パッケージ部分15お
よびリード8から成るIC1が、斜線で示すリード先端
部22を介してリードフレーム20に接続されている。
またIC1は、IC支持部21によってもまたリードフ
レーム20に接続されている。各リード8間には斜線で
示すタイバ23が設けられており、各リード8はタイバ
23によって接続されている。
【0014】図11は、IC1の製造工程を説明する工
程図である。工程a1では、リードフレーム20にIC
チップを固定するダイボンディングが行われ、工程a2
ではICチップとリード8とを接続するワイヤボンディ
ングが行われる。工程a3では、樹脂やセラミックなど
から成るパッケージによって封止が行われる。
程図である。工程a1では、リードフレーム20にIC
チップを固定するダイボンディングが行われ、工程a2
ではICチップとリード8とを接続するワイヤボンディ
ングが行われる。工程a3では、樹脂やセラミックなど
から成るパッケージによって封止が行われる。
【0015】工程a4ではリード先端部22、タイバ2
3およびIC支持部21をカットすることによってリー
ドフレーム20からIC1が切断される。さらに工程a
5では、IC1のリード8がベンディングされる。
3およびIC支持部21をカットすることによってリー
ドフレーム20からIC1が切断される。さらに工程a
5では、IC1のリード8がベンディングされる。
【0016】工程a6では、IC1をバーンインボード
2およびバーンイン装置3を用いてバーンイン処理し、
工程a7では、バーンイン処理後のIC1に対してテス
トが行われる。
2およびバーンイン装置3を用いてバーンイン処理し、
工程a7では、バーンイン処理後のIC1に対してテス
トが行われる。
【0017】工程a4でリードフレーム20からIC1
を切断せずにリード先端部22およびタイバ23のみカ
ットし、IC支持部21によってリードフレーム20に
IC1を接続しておくことも可能である。リードフレー
ム20にIC1を接続したままにしておけば、IC1を
個別にICソケット5に装脱着する必要がなく、装脱着
を容易に行うことができる。しかしながら、リードフレ
ーム20にIC1を接続した状態でバーンイン処理を行
うソケット5およびバーインボード2などがないため、
バーンイン処理を省略するか、またはバーインボード2
を用いてIC1を個別に装脱着するバーンイン方法を実
施しなければならない。バーンイン処理を省略すれば、
出荷後のIC1の不良発生頻度が高く、IC1の信頼性
が低くなるという問題がある。
を切断せずにリード先端部22およびタイバ23のみカ
ットし、IC支持部21によってリードフレーム20に
IC1を接続しておくことも可能である。リードフレー
ム20にIC1を接続したままにしておけば、IC1を
個別にICソケット5に装脱着する必要がなく、装脱着
を容易に行うことができる。しかしながら、リードフレ
ーム20にIC1を接続した状態でバーンイン処理を行
うソケット5およびバーインボード2などがないため、
バーンイン処理を省略するか、またはバーインボード2
を用いてIC1を個別に装脱着するバーンイン方法を実
施しなければならない。バーンイン処理を省略すれば、
出荷後のIC1の不良発生頻度が高く、IC1の信頼性
が低くなるという問題がある。
【0018】本発明の目的は、操作性が向上し、第2配
線基板上の集積回路素子の実装密度を向上し、第2配線
基板に汎用性を有するバーンイン装置を提供することで
ある。
線基板上の集積回路素子の実装密度を向上し、第2配線
基板に汎用性を有するバーンイン装置を提供することで
ある。
【0019】また、本発明の目的は、操作性が向上する
前記バーンイン装置を用いるバーンイン方法を提供する
ことである。
前記バーンイン装置を用いるバーンイン方法を提供する
ことである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の集積回
路素子45を支持し、集積回路素子45のリード38と
は分断されているリードフレーム50と、複数の第1配
線基板34であって、各第1配線基板34は、リードフ
レーム50が予め定める位置に着脱可能に装着され、リ
ード38に当接して接続される電極56が形成され、前
記電極56に電気的に接続される第1コネクタ端子37
が端部に設けられ、複数の各種類毎の集積回路素子45
に対応して構成される第1配線基板34と、複数の第2
配線基板32であって、各第2配線基板32は、各第1
配線基板34の第1コネクタ端子37が着脱可能にそれ
ぞれ挿入されて第1配線基板34が立設される複数のコ
ネクタ55が設けられ、各コネクタ55にそれぞれ電気
的に接続される第2コネクタ端子48が端部に設けら
れ、集積回路素子45の種類に共通に構成される第2配
線基板32と、第2配線基板48を収納し、第2コネク
タ端子48に着脱可能に挿入されるコネクタを有し、バ
ーンイン処理を行うバーンイン装置本体33とを含むこ
とを特徴とするバーンイン装置である。また本発明は、
第1配線基板34との間でリードフレーム50を挟む押
圧部材41と、永久磁石43を有し、押圧部材41を第
1配線基板34に磁気吸着させる磁気吸着手段とを含む
ことを特徴とする。また本発明は、押圧部材41と第1
配線基板34との間に介在され、押圧部材41と電極5
6との間で加圧されることによって弾性変形してリード
38と電極56とを導通状態にする導電シート40をさ
らに含むことを特徴とする。
路素子45を支持し、集積回路素子45のリード38と
は分断されているリードフレーム50と、複数の第1配
線基板34であって、各第1配線基板34は、リードフ
レーム50が予め定める位置に着脱可能に装着され、リ
ード38に当接して接続される電極56が形成され、前
記電極56に電気的に接続される第1コネクタ端子37
が端部に設けられ、複数の各種類毎の集積回路素子45
に対応して構成される第1配線基板34と、複数の第2
配線基板32であって、各第2配線基板32は、各第1
配線基板34の第1コネクタ端子37が着脱可能にそれ
ぞれ挿入されて第1配線基板34が立設される複数のコ
ネクタ55が設けられ、各コネクタ55にそれぞれ電気
的に接続される第2コネクタ端子48が端部に設けら
れ、集積回路素子45の種類に共通に構成される第2配
線基板32と、第2配線基板48を収納し、第2コネク
タ端子48に着脱可能に挿入されるコネクタを有し、バ
ーンイン処理を行うバーンイン装置本体33とを含むこ
とを特徴とするバーンイン装置である。また本発明は、
第1配線基板34との間でリードフレーム50を挟む押
圧部材41と、永久磁石43を有し、押圧部材41を第
1配線基板34に磁気吸着させる磁気吸着手段とを含む
ことを特徴とする。また本発明は、押圧部材41と第1
配線基板34との間に介在され、押圧部材41と電極5
6との間で加圧されることによって弾性変形してリード
38と電極56とを導通状態にする導電シート40をさ
らに含むことを特徴とする。
【0021】本発明は、複数の集積回路素子45を支持
し、集積回路素子45のリード38とは分断されている
リードフレーム50を準備し、リードフレーム50を複
数の各配線基板34の予め定める位置に装着し、第1配
線基板34には、リード38に当接して接続される電極
56が形成され、前記電極56に電気的に接続される第
1コネクタ端子37が端部に設けられ、第1配線基板3
4は、複数の各種類毎の集積回路素子45に対応して構
成され、押圧部材41によって、リードフレーム50
を、第1配線基板34との間に挟んで、磁気吸着力によ
って固定し、第1配線基板34の第1コネクタ端子37
を、複数の各第2配線基板32に設けられる複数の各コ
ネクタ55に挿入して第1配線基板34を立設し、この
第2配線基板32は、各コネクタ55にそれぞれ電気的
に接続される第2コネクタ端子48が端部に設けられ、
第2配線基板32をバーンイン装置本体33内に収納
し、第2コネクタ端子48にコネクタを接続してバーン
イン処理を行い、バーンイン処理後に、集積回路素子4
5のテストを行うことを特徴とするバーンイン方法であ
る。
し、集積回路素子45のリード38とは分断されている
リードフレーム50を準備し、リードフレーム50を複
数の各配線基板34の予め定める位置に装着し、第1配
線基板34には、リード38に当接して接続される電極
56が形成され、前記電極56に電気的に接続される第
1コネクタ端子37が端部に設けられ、第1配線基板3
4は、複数の各種類毎の集積回路素子45に対応して構
成され、押圧部材41によって、リードフレーム50
を、第1配線基板34との間に挟んで、磁気吸着力によ
って固定し、第1配線基板34の第1コネクタ端子37
を、複数の各第2配線基板32に設けられる複数の各コ
ネクタ55に挿入して第1配線基板34を立設し、この
第2配線基板32は、各コネクタ55にそれぞれ電気的
に接続される第2コネクタ端子48が端部に設けられ、
第2配線基板32をバーンイン装置本体33内に収納
し、第2コネクタ端子48にコネクタを接続してバーン
イン処理を行い、バーンイン処理後に、集積回路素子4
5のテストを行うことを特徴とするバーンイン方法であ
る。
【0022】
【作用】請求項1の本発明に従えば、リードフレーム5
0には、複数の集積回路素子45が支持されており、こ
のリードフレーム50とは、集積回路素子45のリード
38は分断されており、このリードフレーム50を、複
数の各第1配線基板34の予め定める位置に装着するこ
とによって、たとえば、その第1配線基板34に形成さ
れた逃げ孔46aから集積回路素子45が露出し、これ
によってバーンイン装置本体33に収納された状態にお
ける温度などの条件によるバーンイン処理を確実に行う
ことができるようにし、リード38は、第1配線基板3
4に形成された電極56に当接して接続される。電極5
6は、第1配線基板34の端部に設けられた第1コネク
タ端子37に、たとえば抵抗などを介在して、電気的に
接続される。これらの各第1配線基板34の第1コネク
タ端子37は、複数の各第2配線基板32の複数の各コ
ネクタ55に挿入されて第1配線基板34が立設され、
各第2配線基板32の端部には、第2コネクタ端子48
が設けられ、この第2コネクタ端子48は、前述の第1
配線基板34の第1コネクタ端子37に接続されるコネ
クタ55に、電気的に接続される。こうして複数の各第
2配線基板32に、複数の第1配線基板34が立設され
た状態で、第2配線基板32がバーンイン装置本体33
に収納され、第2配線基板32の第2コネクタ端子48
にバーンイン装置本体33のコネクタが接続されて、バ
ーンイン装置本体33内で、温度などの条件および電気
的条件などによってバーンイン処理が行われる。本発明
に従えば、第1配線基板34は、集積回路素子45の複
数の各種類毎に構成され、これに対して、第2配線基板
32は、集積回路素子45の種類に共通に構成されるの
で、作業性が良好である。
0には、複数の集積回路素子45が支持されており、こ
のリードフレーム50とは、集積回路素子45のリード
38は分断されており、このリードフレーム50を、複
数の各第1配線基板34の予め定める位置に装着するこ
とによって、たとえば、その第1配線基板34に形成さ
れた逃げ孔46aから集積回路素子45が露出し、これ
によってバーンイン装置本体33に収納された状態にお
ける温度などの条件によるバーンイン処理を確実に行う
ことができるようにし、リード38は、第1配線基板3
4に形成された電極56に当接して接続される。電極5
6は、第1配線基板34の端部に設けられた第1コネク
タ端子37に、たとえば抵抗などを介在して、電気的に
接続される。これらの各第1配線基板34の第1コネク
タ端子37は、複数の各第2配線基板32の複数の各コ
ネクタ55に挿入されて第1配線基板34が立設され、
各第2配線基板32の端部には、第2コネクタ端子48
が設けられ、この第2コネクタ端子48は、前述の第1
配線基板34の第1コネクタ端子37に接続されるコネ
クタ55に、電気的に接続される。こうして複数の各第
2配線基板32に、複数の第1配線基板34が立設され
た状態で、第2配線基板32がバーンイン装置本体33
に収納され、第2配線基板32の第2コネクタ端子48
にバーンイン装置本体33のコネクタが接続されて、バ
ーンイン装置本体33内で、温度などの条件および電気
的条件などによってバーンイン処理が行われる。本発明
に従えば、第1配線基板34は、集積回路素子45の複
数の各種類毎に構成され、これに対して、第2配線基板
32は、集積回路素子45の種類に共通に構成されるの
で、作業性が良好である。
【0023】請求項2の本発明に従えば、押圧部材41
によってリードフレーム50を第1配線基板34との間
で挟み、この押圧部材41にはたとえば集積回路45を
露出する逃げ孔46bが形成されており、バーンイン装
置本体33内における温度などの条件によるバーンイン
処理を確実に行うことができる。また本発明に従えば、
押圧部材を第1配線基板34に、永久磁石43を有する
磁気吸着手段によって磁気吸着させ、これによって集積
回路素子45のリード38と、第1配線基板34の電極
56とが確実に当接して電気的に接続されることができ
る。さらに磁気吸着手段によれば、第1配線基板34か
ら、押圧部材41およびリードフレーム50を着脱する
ことが容易であり、作業性が向上される。
によってリードフレーム50を第1配線基板34との間
で挟み、この押圧部材41にはたとえば集積回路45を
露出する逃げ孔46bが形成されており、バーンイン装
置本体33内における温度などの条件によるバーンイン
処理を確実に行うことができる。また本発明に従えば、
押圧部材を第1配線基板34に、永久磁石43を有する
磁気吸着手段によって磁気吸着させ、これによって集積
回路素子45のリード38と、第1配線基板34の電極
56とが確実に当接して電気的に接続されることができ
る。さらに磁気吸着手段によれば、第1配線基板34か
ら、押圧部材41およびリードフレーム50を着脱する
ことが容易であり、作業性が向上される。
【0024】請求項3の本発明に従えば、導電シート4
0を、押圧部材41と第1配線基板34との間に介在
し、この導電シート40が集積回路素子45のリード3
8と第1配線基板34の電極56との間で加圧されて弾
性変形することによって、リード38と電極56とが導
通状態にされる。この弾性変形を利用して、リード38
と電極56とを導通状態にするので、たとえば前述のよ
うに磁気吸着力などによって、リード38と電極56と
を確実に電気的に接続することができる。
0を、押圧部材41と第1配線基板34との間に介在
し、この導電シート40が集積回路素子45のリード3
8と第1配線基板34の電極56との間で加圧されて弾
性変形することによって、リード38と電極56とが導
通状態にされる。この弾性変形を利用して、リード38
と電極56とを導通状態にするので、たとえば前述のよ
うに磁気吸着力などによって、リード38と電極56と
を確実に電気的に接続することができる。
【0025】請求項4の本発明に従えば、複数の集積回
路素子45が取付けられているリードフレーム50を、
複数の各第1配線基板34の予め定める位置に装着し、
このリードフレーム50を、第1配線基板34との間で
押圧部材41によって挟んで、磁気吸着力によって固定
し、こうして集積回路素子45のリード38に第1配線
基板34の電極56が当接して電気的に接続される。こ
の第1配線基板34を、複数の各第2配線基板32に立
設して電気的に接続し、このような複数の第2配線基板
32を、バーンイン装置本体33内に収納してバーンイ
ン処理を行い、このバーンイン処理後に、集積回路素子
45のテストを行う。こうして一連のバーンイン作業を
円滑に行うことができる。
路素子45が取付けられているリードフレーム50を、
複数の各第1配線基板34の予め定める位置に装着し、
このリードフレーム50を、第1配線基板34との間で
押圧部材41によって挟んで、磁気吸着力によって固定
し、こうして集積回路素子45のリード38に第1配線
基板34の電極56が当接して電気的に接続される。こ
の第1配線基板34を、複数の各第2配線基板32に立
設して電気的に接続し、このような複数の第2配線基板
32を、バーンイン装置本体33内に収納してバーンイ
ン処理を行い、このバーンイン処理後に、集積回路素子
45のテストを行う。こうして一連のバーンイン作業を
円滑に行うことができる。
【0026】
【0027】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるバーンインボ
ード32とソケットボード35とを示す斜視図であり、
図2は図1に示されるソケットボード35の分解斜視図
であり、図3は図2に示されるフレーム付き半導体集積
回路(IC)58の斜視図であり、図4は図1に示され
るソケットボード35の拡大断面図である。
ード32とソケットボード35とを示す斜視図であり、
図2は図1に示されるソケットボード35の分解斜視図
であり、図3は図2に示されるフレーム付き半導体集積
回路(IC)58の斜視図であり、図4は図1に示され
るソケットボード35の拡大断面図である。
【0028】図2に示されるように、搭載部材であるソ
ケットボード35の第1配線基板であるボード34上に
は加圧導電ゴムシート40が設置されている。ボード3
4には、複数の位置決めピン53が立設されている。加
圧導電ゴムシート40には、ボード34上に形成されて
いる後述するパターン電極56と加圧導電ゴムシート4
0の後述するコンタクト電極39とが接続されるように
複数の位置決めピン53に対応する位置に図示しない孔
を有しており、この孔に位置決めピン53を挿入するこ
とによって、位置決めを容易に行うことができる。
ケットボード35の第1配線基板であるボード34上に
は加圧導電ゴムシート40が設置されている。ボード3
4には、複数の位置決めピン53が立設されている。加
圧導電ゴムシート40には、ボード34上に形成されて
いる後述するパターン電極56と加圧導電ゴムシート4
0の後述するコンタクト電極39とが接続されるように
複数の位置決めピン53に対応する位置に図示しない孔
を有しており、この孔に位置決めピン53を挿入するこ
とによって、位置決めを容易に行うことができる。
【0029】ボード34上には、加圧導電ゴムシート4
0を挟んで図1の上下に複数の抵抗36が2列設けられ
ている。また加圧導電ゴムシート40の両端には、鉄板
44が設置されている。
0を挟んで図1の上下に複数の抵抗36が2列設けられ
ている。また加圧導電ゴムシート40の両端には、鉄板
44が設置されている。
【0030】加圧導電ゴムシート40上には、集積回路
部材であるリードフレーム付IC58が載置される。図
3に示されるようにリードフレーム付IC58は、リー
ドフレーム50に、リードカットおよびタイバカットが
終了した複数のIC31が、樹脂またはセラミックから
成るパッケージ部分45の四隅と、リードフレーム50
とを連結する複数のIC支持部51によって支持されて
いるものである。
部材であるリードフレーム付IC58が載置される。図
3に示されるようにリードフレーム付IC58は、リー
ドフレーム50に、リードカットおよびタイバカットが
終了した複数のIC31が、樹脂またはセラミックから
成るパッケージ部分45の四隅と、リードフレーム50
とを連結する複数のIC支持部51によって支持されて
いるものである。
【0031】加圧導電ゴムシート40上のIC31のリ
ード38に対応する位置には、コンタクト電極39が形
成されている。リード38とコンタクト電極39とを接
続させるために、加圧導電ゴムシート40およびボード
34のICパッケージ部分45に対応する位置には、パ
ッケージ部分45を挿入することができるパッケージ逃
げ孔46aが形成されている。リードフレーム50に
は、各リード38がリード38に対応するコンタクト電
極39に接続されるように、複数の位置決めピン53に
対応する位置に位置決め孔52bを有しており、位置決
めピン53を位置決め孔52bに挿入することによって
容易に位置決めを行うことができる。
ード38に対応する位置には、コンタクト電極39が形
成されている。リード38とコンタクト電極39とを接
続させるために、加圧導電ゴムシート40およびボード
34のICパッケージ部分45に対応する位置には、パ
ッケージ部分45を挿入することができるパッケージ逃
げ孔46aが形成されている。リードフレーム50に
は、各リード38がリード38に対応するコンタクト電
極39に接続されるように、複数の位置決めピン53に
対応する位置に位置決め孔52bを有しており、位置決
めピン53を位置決め孔52bに挿入することによって
容易に位置決めを行うことができる。
【0032】リードフレーム付IC58上には、電気的
絶縁性材料から成る押圧部材である蓋41が載置され
る。蓋41のIC31のパッケージ部分45に対応する
位置には、パッケージ部分を挿入することができるパッ
ケージ逃げ孔46bが形成されている。また蓋41のリ
ード38に対応する位置には、長方形の平面突起である
リード押圧部42が形成されている。また、ボード34
上に設置された複数の鉄板44に対応する位置には、永
久磁石43が設置されている。
絶縁性材料から成る押圧部材である蓋41が載置され
る。蓋41のIC31のパッケージ部分45に対応する
位置には、パッケージ部分を挿入することができるパッ
ケージ逃げ孔46bが形成されている。また蓋41のリ
ード38に対応する位置には、長方形の平面突起である
リード押圧部42が形成されている。また、ボード34
上に設置された複数の鉄板44に対応する位置には、永
久磁石43が設置されている。
【0033】蓋41にもまた複数の位置決めピン53に
対応する位置に位置決め孔52aが形成されており、位
置決め孔52aに位置決めピン53を挿入することによ
って容易に位置決めを行うことができる。
対応する位置に位置決め孔52aが形成されており、位
置決め孔52aに位置決めピン53を挿入することによ
って容易に位置決めを行うことができる。
【0034】ボード34上に、加圧導電ゴムシート4
0、リードフレーム付IC58および蓋41は位置決め
ピン53を用いることによって容易に位置合わせされて
載置される。このとき、永久磁石43が鉄板44に磁気
吸着する。
0、リードフレーム付IC58および蓋41は位置決め
ピン53を用いることによって容易に位置合わせされて
載置される。このとき、永久磁石43が鉄板44に磁気
吸着する。
【0035】図4に示されるようにボード34上には、
リード38に対応するパターン電極56が形成されてい
る。パターン電極56上には、コンタクト電極39が乗
載されている。コンタクト電極39は、パターン電極5
6に対応する位置で上下に突条に形成されており、この
部分には金属粒子57が偏在されている。パターン電極
56上にリード38が乗載され、さらにその上にリード
押圧部42が乗載される。このとき前述のように蓋41
がボード34に磁気吸着されるため、リード38はリー
ド押圧部42によって矢符A方向に押圧される。このた
め弾性ゴムであるコンタクト電極39が弾性変形し、コ
ンタクト電極39に偏在している金属粒子57は連鎖状
態となり、リード38とパターン電極56とは金属粒子
57を介して導通状態となる。
リード38に対応するパターン電極56が形成されてい
る。パターン電極56上には、コンタクト電極39が乗
載されている。コンタクト電極39は、パターン電極5
6に対応する位置で上下に突条に形成されており、この
部分には金属粒子57が偏在されている。パターン電極
56上にリード38が乗載され、さらにその上にリード
押圧部42が乗載される。このとき前述のように蓋41
がボード34に磁気吸着されるため、リード38はリー
ド押圧部42によって矢符A方向に押圧される。このた
め弾性ゴムであるコンタクト電極39が弾性変形し、コ
ンタクト電極39に偏在している金属粒子57は連鎖状
態となり、リード38とパターン電極56とは金属粒子
57を介して導通状態となる。
【0036】図2に示すように、ボード34の一端には
コネクタ端子37が形成されており、前述のパターン電
極56は、コネクタ端子37の表裏両面からコンタクト
電極39との接続位置まで抵抗36を介してパターン形
成されている。
コネクタ端子37が形成されており、前述のパターン電
極56は、コネクタ端子37の表裏両面からコンタクト
電極39との接続位置まで抵抗36を介してパターン形
成されている。
【0037】図1に示されるように、第2配線基板であ
るバーンインボード32のボード54には、複数のカー
ドエッジ型コネクタ55が設置されている。前述の構成
を有するソケットボード35は、コネクタ端子37をカ
ードエッジ型コネクタ55に挿入することによってバー
ンインボード32上に垂直に実装される。
るバーンインボード32のボード54には、複数のカー
ドエッジ型コネクタ55が設置されている。前述の構成
を有するソケットボード35は、コネクタ端子37をカ
ードエッジ型コネクタ55に挿入することによってバー
ンインボード32上に垂直に実装される。
【0038】ボード54上には、複数のヒューズ47が
載置されており、またボード54の一端にはコネクタ端
子48が形成されている。コネクタ端子48の表裏両面
からは、図示しないパターン電極が形成されており、ヒ
ューズ47を介してカードエッジ型コネクタ55と接続
されている。
載置されており、またボード54の一端にはコネクタ端
子48が形成されている。コネクタ端子48の表裏両面
からは、図示しないパターン電極が形成されており、ヒ
ューズ47を介してカードエッジ型コネクタ55と接続
されている。
【0039】図5は、本発明の一実施例のバーンイン装
置33の斜視図である。装置本体であるバーンイン装置
33内には、バーンインボードラック49が複数段等し
い間隔をあけて配置されている。複数のソケットボード
35を搭載したバーンインボード32を、バーンイン装
置33内のバーンインボードラック49に順次収納す
る。バーンインボート32をバーインボードラック49
に収納することによって、バーンインボード32のコネ
クタ端子48は、バーンインボードラック49の奥に設
置されている図示しないカードエッジ型コネクタに挿入
される。このため、バーンイン装置33とバーンインボ
ード32との回路が接続される。したがって、バーンイ
ン装置33とIC31とが回路接続される。
置33の斜視図である。装置本体であるバーンイン装置
33内には、バーンインボードラック49が複数段等し
い間隔をあけて配置されている。複数のソケットボード
35を搭載したバーンインボード32を、バーンイン装
置33内のバーンインボードラック49に順次収納す
る。バーンインボート32をバーインボードラック49
に収納することによって、バーンインボード32のコネ
クタ端子48は、バーンインボードラック49の奥に設
置されている図示しないカードエッジ型コネクタに挿入
される。このため、バーンイン装置33とバーンインボ
ード32との回路が接続される。したがって、バーンイ
ン装置33とIC31とが回路接続される。
【0040】図6は、本発明の一実施例であるバーンイ
ン装置33を用いたIC31の製造工程を説明する工程
図である。工程b1では、リードフレーム50にICチ
ップを固定するダイボンディングが行われ、工程b2で
は、ICチップとリード38とを接続するワイヤボンデ
ィングが行われる。工程b3では、樹脂やセラミックな
どから成るパッケージによって封止が行われる。
ン装置33を用いたIC31の製造工程を説明する工程
図である。工程b1では、リードフレーム50にICチ
ップを固定するダイボンディングが行われ、工程b2で
は、ICチップとリード38とを接続するワイヤボンデ
ィングが行われる。工程b3では、樹脂やセラミックな
どから成るパッケージによって封止が行われる。
【0041】工程b4では、リードカット、タイバカッ
トが行われ、リードフレーム付IC58が形成される。
トが行われ、リードフレーム付IC58が形成される。
【0042】工程b5では、リードフレーム付IC58
を装着した前述のソケットボード35をバーンインボー
ド32に装着し、バーンイン装置33に装着した後に、
バーンイン処理が行われる。
を装着した前述のソケットボード35をバーンインボー
ド32に装着し、バーンイン装置33に装着した後に、
バーンイン処理が行われる。
【0043】工程b6では、バーンイン処理後のIC3
1に対してテストが行われる。工程b7では、リードフ
レーム50からIC31が切断され、工程b8ではリー
ド38がベンディングされてIC31が完成する。
1に対してテストが行われる。工程b7では、リードフ
レーム50からIC31が切断され、工程b8ではリー
ド38がベンディングされてIC31が完成する。
【0044】以上のように本実施例に従えば、バーンイ
ン装置33内の図示しないカードエッジ型コネクタ55
からバーンインボード32のコネクタ端子48に入力さ
れる信号は、バーンインボード32に形成されている図
示しないパターン電極を介してカードエッジ型コネクタ
55からソケットボード35のコネクタ端子37に入力
される。IC31の種類が異なれば、IC31の形状、
リード38の本数、バーンイン処理の際にリード38に
入力される信号の種類や条件も異なっている。各種IC
31への対応は、各種IC31に対応するソケットボー
ド35を用いることによって行うことができる。つま
り、バーンインボード32のカードエッジ型コネクタ5
5の各端子から出力される信号を予め定め、その端子に
対応するようにソケットボード35のパターン電極56
を、各種IC31に対応するように形成すればよい。こ
れによって、バーンインボード32は1種類でよく、I
C31毎に用意する必要はない。したがって、バーンイ
ンボード32の汎用性が向上し、部品点数を減少するこ
とができる。
ン装置33内の図示しないカードエッジ型コネクタ55
からバーンインボード32のコネクタ端子48に入力さ
れる信号は、バーンインボード32に形成されている図
示しないパターン電極を介してカードエッジ型コネクタ
55からソケットボード35のコネクタ端子37に入力
される。IC31の種類が異なれば、IC31の形状、
リード38の本数、バーンイン処理の際にリード38に
入力される信号の種類や条件も異なっている。各種IC
31への対応は、各種IC31に対応するソケットボー
ド35を用いることによって行うことができる。つま
り、バーンインボード32のカードエッジ型コネクタ5
5の各端子から出力される信号を予め定め、その端子に
対応するようにソケットボード35のパターン電極56
を、各種IC31に対応するように形成すればよい。こ
れによって、バーンインボード32は1種類でよく、I
C31毎に用意する必要はない。したがって、バーンイ
ンボード32の汎用性が向上し、部品点数を減少するこ
とができる。
【0045】また、バーンインボード32上に立設して
ソケットボード35を装着するため、バーンインボード
上に抵抗を設置する必要はなく、またIC31のバーン
インボード32上で占める面積が立設することによって
減少するため、バーンインボード32に接続されるIC
31の実装密度が向上する。
ソケットボード35を装着するため、バーンインボード
上に抵抗を設置する必要はなく、またIC31のバーン
インボード32上で占める面積が立設することによって
減少するため、バーンインボード32に接続されるIC
31の実装密度が向上する。
【0046】また、IC31をリードフレーム50から
切断せずにバーンイン処理を行うため、複数のIC31
の装脱着を同時にソケットボード35に対して行うこと
ができ、バーンイン処理の操作性が向上し、操作時間を
短縮することができる。また、リードフレーム50に複
数のIC31が支持されているので、IC31装着に用
いられる部品点数を減少することができる。
切断せずにバーンイン処理を行うため、複数のIC31
の装脱着を同時にソケットボード35に対して行うこと
ができ、バーンイン処理の操作性が向上し、操作時間を
短縮することができる。また、リードフレーム50に複
数のIC31が支持されているので、IC31装着に用
いられる部品点数を減少することができる。
【0047】バーンイン処理後のテストについても、複
数のIC31をテスト装置に対して同時に装脱着するこ
とができるため、テストの操作性が向上し、テスト時間
を短縮することができるという効果も得られた。
数のIC31をテスト装置に対して同時に装脱着するこ
とができるため、テストの操作性が向上し、テスト時間
を短縮することができるという効果も得られた。
【0048】また、ソケットボード35へのリードフレ
ーム付IC58の装着を磁力を用いて行うため、装脱着
が容易に行うことができ、操作性が向上し、操作時間を
短縮することができる。
ーム付IC58の装着を磁力を用いて行うため、装脱着
が容易に行うことができ、操作性が向上し、操作時間を
短縮することができる。
【0049】したがって、第2配線基板の汎用性が向上
し、第2配線基板上の半導体集積回路素子の実装密度が
向上し、バーンイン処理の操作性が向上してバーンイン
処理の処理時間を短縮することができる。
し、第2配線基板上の半導体集積回路素子の実装密度が
向上し、バーンイン処理の操作性が向上してバーンイン
処理の処理時間を短縮することができる。
【0050】本実施例においては、リードフレーム50
に5個のIC31を支持したけれども、リードフレーム
50に支持されるIC31の個数はこれに限られるもの
ではない。また本実施例では、IC31に対して9本の
リード38を設けたけれども、リード38の本数もこれ
に限られるものではない。またIC支持部51は、IC
31のパッケージ部分45の四隅においてIC31を支
持したけれども、IC支持部51の本数、取付け位置は
これに限られるものではない。また、ソケットボード3
5の各部品に設けられている位置決め孔52の数を6個
としたけれども、この個数もこれに限られるものではな
く、位置決め精度などによって選ばれ、この個数に対応
して位置決めピンの本数も選ばれる。
に5個のIC31を支持したけれども、リードフレーム
50に支持されるIC31の個数はこれに限られるもの
ではない。また本実施例では、IC31に対して9本の
リード38を設けたけれども、リード38の本数もこれ
に限られるものではない。またIC支持部51は、IC
31のパッケージ部分45の四隅においてIC31を支
持したけれども、IC支持部51の本数、取付け位置は
これに限られるものではない。また、ソケットボード3
5の各部品に設けられている位置決め孔52の数を6個
としたけれども、この個数もこれに限られるものではな
く、位置決め精度などによって選ばれ、この個数に対応
して位置決めピンの本数も選ばれる。
【0051】また、本実施例においては、リードフレー
ム付IC58をソケットボード35に装着したけれど
も、ソケットボード35にリードフレーム50から切断
されたIC1を装着することも可能である。また、バー
ンイン処理後のテストにおいても、バーンイン処理後に
リードフレーム50からIC31を切断したものについ
てテストを行ってもよい。
ム付IC58をソケットボード35に装着したけれど
も、ソケットボード35にリードフレーム50から切断
されたIC1を装着することも可能である。また、バー
ンイン処理後のテストにおいても、バーンイン処理後に
リードフレーム50からIC31を切断したものについ
てテストを行ってもよい。
【0052】また、本実施例ではコンタクト電極39内
に、各リード38およびパターン電極56に対応して金
属粒子57を偏在させたけれども、パターン電極56全
体に金属粒子57を偏在させてもよい。
に、各リード38およびパターン電極56に対応して金
属粒子57を偏在させたけれども、パターン電極56全
体に金属粒子57を偏在させてもよい。
【0053】また本実施例では、IC31としてフラッ
トパッケージ型ICを用いて説明したけれども、デュア
ルライン型のICなど他の型を有するIC31を用いて
もよい。この場合、各種IC31に対応してソケットボ
ード35を用意すればよい。
トパッケージ型ICを用いて説明したけれども、デュア
ルライン型のICなど他の型を有するIC31を用いて
もよい。この場合、各種IC31に対応してソケットボ
ード35を用意すればよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、複数の集積
回路素子45がリードフレーム50に支持され、複数の
各第1配線基板34には、リードフレーム50が装着さ
れ、複数の第1配線基板34が、複数の各第2配線基板
32に立設され、これらの第2配線基板32がバーンイ
ン装置本体33に収納されて、温度などの条件および電
気的条件によってバーンイン処理が行われ、本発明で
は、第1配線基板34には、温度などの条件によるバー
ンイン処理を確実に行うことができる。こうして集積回
路素子45に熱的負荷を与え、また電気的負荷を与え
て、上述のようにバーンイン処理を確実に行うことがで
きる。しかも本発明に従えば、上述のようにリードフレ
ーム50には複数の集積回路素子45が支持され、複数
の各第1配線基板34にリードフレーム50が装着さ
れ、これらの複数の第1配線基板34が、複数の各第2
配線基板32にそれぞれ立設されるので、バーンイン処
理を行うべき集積回路素子45の実装密度をきわめて高
くすることができ、したがって作業性が良好であり、バ
ーンイン処理のコスト低減を図ることができる。さらに
本発明によれば、上述のようにリードフレーム50には
複数の集積回路素子45が支持され、集積回路素子45
の各リード38は、第1配線基板34の電極56に当接
することによって接続されるので、そのリードフレーム
50と第1配線基板34との着脱操作が簡単であり、こ
のことによってもまた、作業性が良好である。さらに請
求項1の本発明によれば、第1配線基板34は、集積回
路素子45の複数の各種類毎に構成されるのに対して、
第2配線基板32は、集積回路素子45の種類に共通に
構成することができ、これによって第2配線基板32は
複数種類の集積回路素子45に共通に用いられ、部品点
数の低減を図ることができる。請求項2の本発明によれ
ば、第1配線基板34と押圧部材41との間でリードフ
レーム58に、永久磁石43を有する磁気吸着手段によ
って押圧部材41を第1配線基板34に磁気吸着させ、
これによってリードフレーム50を第1配線基板34に
装着するようにし、この状態でバーンイン処理を行うよ
うにしたので、リードフレーム50の着脱の作業性がき
わめて良好であり、生産性が向上される。請求項3の本
発明によれば、リードフレーム50に支持されている複
数の各集積回路素子45のリード38と第1配線基板3
4の電極56とを電気的に接続するにあたり、導電シー
ト40を用い、この導電シート40の弾性変形によっ
て、リード38と電極56とが導通状態にされるので、
電気的接続が確実になり、これによってバーンイン処理
における熱的負荷が作用される状態においても、リード
38と電極56との電気的接続状態が確実に保たれる。
回路素子45がリードフレーム50に支持され、複数の
各第1配線基板34には、リードフレーム50が装着さ
れ、複数の第1配線基板34が、複数の各第2配線基板
32に立設され、これらの第2配線基板32がバーンイ
ン装置本体33に収納されて、温度などの条件および電
気的条件によってバーンイン処理が行われ、本発明で
は、第1配線基板34には、温度などの条件によるバー
ンイン処理を確実に行うことができる。こうして集積回
路素子45に熱的負荷を与え、また電気的負荷を与え
て、上述のようにバーンイン処理を確実に行うことがで
きる。しかも本発明に従えば、上述のようにリードフレ
ーム50には複数の集積回路素子45が支持され、複数
の各第1配線基板34にリードフレーム50が装着さ
れ、これらの複数の第1配線基板34が、複数の各第2
配線基板32にそれぞれ立設されるので、バーンイン処
理を行うべき集積回路素子45の実装密度をきわめて高
くすることができ、したがって作業性が良好であり、バ
ーンイン処理のコスト低減を図ることができる。さらに
本発明によれば、上述のようにリードフレーム50には
複数の集積回路素子45が支持され、集積回路素子45
の各リード38は、第1配線基板34の電極56に当接
することによって接続されるので、そのリードフレーム
50と第1配線基板34との着脱操作が簡単であり、こ
のことによってもまた、作業性が良好である。さらに請
求項1の本発明によれば、第1配線基板34は、集積回
路素子45の複数の各種類毎に構成されるのに対して、
第2配線基板32は、集積回路素子45の種類に共通に
構成することができ、これによって第2配線基板32は
複数種類の集積回路素子45に共通に用いられ、部品点
数の低減を図ることができる。請求項2の本発明によれ
ば、第1配線基板34と押圧部材41との間でリードフ
レーム58に、永久磁石43を有する磁気吸着手段によ
って押圧部材41を第1配線基板34に磁気吸着させ、
これによってリードフレーム50を第1配線基板34に
装着するようにし、この状態でバーンイン処理を行うよ
うにしたので、リードフレーム50の着脱の作業性がき
わめて良好であり、生産性が向上される。請求項3の本
発明によれば、リードフレーム50に支持されている複
数の各集積回路素子45のリード38と第1配線基板3
4の電極56とを電気的に接続するにあたり、導電シー
ト40を用い、この導電シート40の弾性変形によっ
て、リード38と電極56とが導通状態にされるので、
電気的接続が確実になり、これによってバーンイン処理
における熱的負荷が作用される状態においても、リード
38と電極56との電気的接続状態が確実に保たれる。
【0055】請求項4の本発明によれば、複数の集積回
路素子45が支持されたリードフレーム50を、押圧部
材41を用いて第1配線基板34に磁気吸着力によって
固定し、この複数の各第1配線基板34を、複数の各第
2配線基板32に立設し、この状態でバーンイン装置本
体33内に収納してバーンイン処理を行い、バーンイン
処理後に集積回路素子45のテストを行うようにしたの
で、操作性が向上するとともに、操作時間を短縮するこ
とができる。
路素子45が支持されたリードフレーム50を、押圧部
材41を用いて第1配線基板34に磁気吸着力によって
固定し、この複数の各第1配線基板34を、複数の各第
2配線基板32に立設し、この状態でバーンイン装置本
体33内に収納してバーンイン処理を行い、バーンイン
処理後に集積回路素子45のテストを行うようにしたの
で、操作性が向上するとともに、操作時間を短縮するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例であるバーンインボード32
とソケットボード35とを示す斜視図である。
とソケットボード35とを示す斜視図である。
【図2】図1に示されるソケットボード35の分解斜視
図である。
図である。
【図3】図2に示されるフレーム付きIC58の斜視図
である。
である。
【図4】図1に示されるソケットボード35の拡大断面
図である。
図である。
【図5】本発明の一実施例のバーンイン装置33の斜視
図である。
図である。
【図6】本発明の一実施例であるバーンイン装置33を
用いたIC31の製造工程を説明する工程図である。
用いたIC31の製造工程を説明する工程図である。
【図7】従来のバーンインボード2を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】従来のバーンイン装置3の斜視図である。
【図9】バーンイン処理時のIC1のリード8に入力さ
れる電気信号の一例を示す図である。
れる電気信号の一例を示す図である。
【図10】IC支持部21を有する製造途中のIC1を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図11】IC1の製造工程を説明する工程図である。
31 半導体集積回路 32 バーンインボード 33 バーンイン装置 35 ソケットボード 37,48 コネクタ端子 38 リード 39 コンタクト電極 41 蓋 42 リード押圧部 43 永久磁石 44 鉄板 50 リードフレーム 51 IC支持部 58 リードフレーム付IC
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の集積回路素子45を支持し、集積
回路素子45のリード38とは分断されているリードフ
レーム50と、 複数の第1配線基板34であって、各第1配線基板34
は、リードフレーム50が予め定める位置に着脱可能に
装着され、リード38に当接して接続される電極56が
形成され、前記電極56に電気的に接続される第1コネ
クタ端子37が端部に設けられ、複数の各種類毎の集積
回路素子45に対応して構成される第1配線基板34
と、 複数の第2配線基板32であって、各第2配線基板32
は、各第1配線基板34の第1コネクタ端子37が着脱
可能にそれぞれ挿入されて第1配線基板34が立設され
る複数のコネクタ55が設けられ、各コネクタ55にそ
れぞれ電気的に接続される第2コネクタ端子48が端部
に設けられ、集積回路素子45の種類に共通に構成され
る第2配線基板32と、 第2配線基板48を収納し、第2コネクタ端子48に着
脱可能に挿入されるコネクタを有し、バーンイン処理を
行うバーンイン装置本体33とを含むことを特徴とする
バーンイン装置。 - 【請求項2】 第1配線基板34との間でリードフレー
ム50を挟む押圧部材41と、 永久磁石43を有し、押圧部材41を第1配線基板34
に磁気吸着させる磁気吸着手段とを含むことを特徴とす
る請求項1記載のバーンイン装置。 - 【請求項3】 押圧部材41と第1配線基板34との間
に介在され、押圧部材41と電極56との間で加圧され
ることによって弾性変形してリード38と電極56とを
導通状態にする導電シート40をさらに含むことを特徴
とする請求項2記載のバーンイン装置。 - 【請求項4】 複数の集積回路素子45を支持し、集積
回路素子45のリード38とは分断されているリードフ
レーム50を準備し、 リードフレーム50を複数の各配線基板34の予め定め
る位置に装着し、 第1配線基板34には、リード38に当接して接続され
る電極56が形成され、前記電極56に電気的に接続さ
れる第1コネクタ端子37が端部に設けられ、第1配線
基板34は、複数の各種類毎の集積回路素子45に対応
して構成され、 押圧部材41によって、リードフレーム50を、第1配
線基板34との間に挟んで、磁気吸着力によって固定
し、 第1配線基板34の第1コネクタ端子37を、複数の各
第2配線基板32に設けられる複数の各コネクタ55に
挿入して第1配線基板34を立設し、 この第2配線基板32は、各コネクタ55にそれぞれ電
気的に接続される第2コネクタ端子48が端部に設けら
れ、 第2配線基板32をバーンイン装置本体33内に収納
し、第2コネクタ端子48にコネクタを接続してバーン
イン処理を行い、 バーンイン処理後に、集積回路素子45のテストを行う
ことを特徴とするバーンイン方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3023450A JP2746763B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | バーンイン装置およびこれを用いるバーンイン方法 |
US07/832,696 US5247248A (en) | 1991-02-18 | 1992-02-07 | Burn-in apparatus and method of use thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3023450A JP2746763B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | バーンイン装置およびこれを用いるバーンイン方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04263450A JPH04263450A (ja) | 1992-09-18 |
JP2746763B2 true JP2746763B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=12110841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3023450A Expired - Fee Related JP2746763B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | バーンイン装置およびこれを用いるバーンイン方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5247248A (ja) |
JP (1) | JP2746763B2 (ja) |
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US8460970B1 (en) | 2006-04-28 | 2013-06-11 | Utac Thai Limited | Lead frame ball grid array with traces under die having interlocking features |
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Also Published As
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JPH04263450A (ja) | 1992-09-18 |
US5247248A (en) | 1993-09-21 |
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