JP3128442B2 - バーンイン試験用ボード - Google Patents

バーンイン試験用ボード

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JP3128442B2
JP3128442B2 JP06223013A JP22301394A JP3128442B2 JP 3128442 B2 JP3128442 B2 JP 3128442B2 JP 06223013 A JP06223013 A JP 06223013A JP 22301394 A JP22301394 A JP 22301394A JP 3128442 B2 JP3128442 B2 JP 3128442B2
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尚司 奥村
佳武 宮川
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Risho Kogyo Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Risho Kogyo Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は各種電気部品にバーン
イン試験を行うときに使用するバーンイン試験用ボード
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーンイン試験を行う各種電気部品とし
ては、例えばICパッケージのような半導体装置、また
はDC/DCコンバータのようなモールドボックスタイ
プの電気部品などがある。
【0003】半導体装置の信頼性試験におけるバーンイ
ン試験は、製造された半導体装置の中から、固有欠陥を
有する半導体装置を除くために、あるいは製造上のばら
つきから稼働時間とストレスとの依存性を有する半導体
装置を除くために行われるスクリーニング試験の一種で
あり、半導体装置中の半導体素子表面の不完全性や半導
体素子内部の構造欠陥または配線の接続不良などを検出
するのに最適である。このバーンイン試験は、試験対象
電気部品としての半導体装置を高温環境下に置き、この
半導体装置に定格またはそれ以上の電源電圧および実動
作に近い電流や信号などの電気的な試験条件を印加し、
温度ストレスおよび電圧ストレスを半導体装置に加える
試験である。このバーンイン試験のやりかたについて
は、アメリカ軍用規格および仕様書(MIL)のSTD
−883におけるマイクロエレクトロニクスの試験方法
および手順のスクリーニング規定において、クラスAで
は125℃を240時間加えながらバーンイン試験を行
い、クラスBでは125℃を160時間加えながらバー
ンイン試験を行うものと記載されている。
【0004】図はバーンイン試験に用いられる従来の
バーンイン試験用ボードの外観を示す斜視図である。こ
の図において、バーンイン試験用ボードはプリント基
板にてほぼ四角形に形成された基板1を備える。この基
板1の一端部には取手2を有し、取手2の反対側に位置
する基板1の他端部には接栓3を有する。接栓3は電源
用端子と接地用端子および信号用端子など複数の端子3
aを有する。これら複数の端子3aは印刷製版技術など
によってあらかじめ定められた例えば短冊形などのよう
な形を以て基板1の接栓3を構成する部分に導電箔にて
形成されたパターン配線になっている。基板1の一方の
板面上にはICソケット4および制御用実装部品5が複
数個組付けられる。制御用実装部品5は例えば抵抗やコ
ンデンサなどである。各ICソケット4は1つの収容部
4aと複数の端子を構成するピン4bとを有し、ピン4
bが基板1に形成された図外のスルーホールに挿入され
て接続されることによって、ICソケット4が基板1に
組付けられる。このICソケット4が基板1に組付けら
れることによって、ピン4bは印刷製版技術などによっ
てあらかじめ定められた配線経路を形成する形を以て基
板1に添い設けられた導電箔にて形成された図外のパタ
ーン配線を介して接栓3の端子3aに個別に接続され、
収容部4aが基板1に設けられる。このICソケット4
の収容部4aにバーンイン試験を行うための試験対象電
気部品としての半導体装置6を着脱可能に装着すること
によって、半導体装置6の複数のリードを構成するピン
6aがICソケット4の複数のピン4bに個別に接続さ
れる。つまり、半導体装置6が基板1の収容部4aに装
着されることによって、半導体装置6のピン6aはIC
ソケット4のピン4bと図外のスルーホールおよび図外
のパターン配線を介して接栓3の複数の端子3aに個別
に接続される。
【0005】したがって、この図に示した従来のバー
ンイン試験用ボードにてバーンイン試験を行うには、半
導体装置6を基板1の収容部4aに装着することによっ
て、半導体装置6のピン6a各々をICソケット4のピ
ン4b各々に接触させ、これらピン6aとピン4bとの
接触を保持させる。そして、基板1の取手2を把持し、
基板1を図外のバーンイン試験装置に運搬し、基板1の
接栓3をバーンイン試験装置の図外の接栓に挿入して雌
雄結合させ、半導体装置6の装着されたバーンイン試験
用ボードをバーンイン試験装置の図外の加熱槽内に配置
する。引き続き、バーンイン試験装置の加熱槽を加熱動
作させ、加熱槽内に半導体装置6のバーンイン試験に要
求される所定温度の高温環境を作り、半導体装置6を加
熱する一方、バーンイン試験装置の接栓から基板1の接
栓3を経由して半導体装置6に所定の電圧や電流または
信号などの電気的な試験条件を印加する。このとき、半
導体装置6に供給される電流量は制御用実装部品5とし
ての抵抗によって制御され、ノイズは制御用実装部品5
としてのコンデンサによって吸収される。この状態を例
えば160時間などのような所定時間継続させた後、バ
ーンイン試験用ボードを加熱槽外に取り出すとともに、
基板1の接栓3をバーンイン試験装置の接栓から抜き取
る。その後、半導体装置6の特性チェックを行い、半導
体装置6の良否判定を行う。なお、最近ではバーンイン
試験装置の加熱槽内において、半導体装置6に加熱と電
気的な試験条件とを印加しながら、半導体装置6の特性
チェックおよび良否判定を行うモニタバーンイン方式も
実用されている。
【0006】ところで半導体装置には、図10に示すよ
うに、ピン数、ピン配置およびピン機能などの関係から
分類される種類がある。図10のa図に示す半導体装置
6Aは幅が同じでもピン数の変化によって長さLが異な
るものであって、図10のb図に示す半導体装置6Bは
ピン数が同じで長さが同じでもピン配置の変化によって
幅Dが異なるものである。図10のc図示す半導体装置
6Cと図10のd図に示す半導体装置6Dとはピン数お
よびピン配置が同じでも、各ピンに設定されるピン機能
が異なる。図10のc図に示す半導体装置6Cでは、1
8番ピン4b−18が電源Vccに接続するための電源
ピンとして決められ、9番ピン4b−9が接地GNDに
接続するための接地ピンとして決められ、それ以外のピ
ンが信号の供給を受ける信号ピンと決められている。図
10のd図に示す半導体装置6Dでは、12番ピン4b
−12が電源ピンとして決められ、3番ピン4b−3が
接地ピンとして決められ、それ以外のピンが信号ピンと
して決められている。つまり、半導体装置の複数のピン
とICソケットのピンとは数および配置が対応している
ことから、図10のa図に示す半導体装置6Aと図10
のb図に示す半導体装置6BとではICソケットが異な
り、結果として、バーンイン試験用ボードの設計変更が
必要となる。また、図10のc図に示す半導体装置6C
と図10のd図に示す半導体装置6Dとでは、同一のソ
ケットが使用できるものの、ピン機能が異なるので、バ
ーンイン試験用ボードの設計変更が必要となる。
【0007】この半導体装置におけるピン数、ピン配置
およびピン機能の違いに応じたバーンイン試験用ボード
の設計変更について図11を用いて説明する。この図1
1はスタテックバーンイン方式を例として図示してあ
る。スタテックバーンイン方式とは、半導体装置の電源
ピンおよび接地ピンが電源パターン配線に導電線にて接
続され、半導体装置の信号ピンが電源パターン配線およ
び接地パターンにプルアップ抵抗を介して接続され、半
導体装置をスクリーニングする方式である。具体的に
は、図11のa図は、ピンを対向する二辺に沿い9本づ
つ有する半導体装置をバーンイン試験するためのバーン
イン試験用ボードの一部を示す平面図である。このa図
において、基板1は左右に所定間隔を以て二列配置され
たソケット用スルーホール7と、このソケット用スルー
ホール7の外側それぞれに列配置された抵抗用スルーホ
ール8と、この抵抗用スルーホール8の外側それぞれに
沿い延設された接地パターン配線9および電源パターン
配線10とを有する。ICソケット4Aはピン4bを対
向する二辺に沿い9本づつ有する。このピン4bに番号
を付して説明する場合は、その番号は右側の最上位置の
ピンから時計回り方向に順に付したものとする。このI
Cソケット4Aは、その図外の収容部に装着される半導
体装置のピンの機能構成から、18番ピン4b−18が
電源ピンと決められ、9番ピン4b−9が接地ピンと決
められている。よって、上記基板1において、ICソケ
ット4Aの18番ピン4b−18が挿入されるソケット
用スルーホール7は電源パターン配線10に中継パター
ン配線11にて接続され、ICソケット4Aの9番ピン
4b−9が挿入されるソケット用スルーホール7は接地
パターン配線9に上記とは別の中継パターン配線12に
て接続されている。したがって、a図に示すように、I
Cソケット4Aのピン4bをソケット用スルーホール7
に挿入して高温はんだで接続し、ICソケット4Aが基
板1に組付けられることによって、18番ピン4b−1
8としての電源ピンが中継パターン配線11にて電源パ
ターン配線10に接続され、9番ピン4b−9としての
接地ピンが中継パターン配線12にて接地パターン配線
9に接続される。抵抗用スルーホール8上にはプルアッ
プ抵抗としてのモジュール抵抗13が設置され、このモ
ジュール抵抗13は抵抗用スルーホール8に接続された
図外の中継パターン配線を介してICソケット4Aの電
源ピンなる18番ピン4b−18および接地ピンなる9
番ピン4b−9以外のピン4bを電源パターン配線9お
よび接地パターン配線10にあらかじめ設定された試験
仕様に応じ接続する。図11のb図は、ピンの対向間隔
がa図と同じであるが、ピンを対向する二辺に沿い15
本づつ有するというように、ピン数がa図とは異なる半
導体装置をバーンイン試験するためのバーンイン試験用
ボードの一部を示す平面図である。このb図では、ソケ
ット用スルーホール7の対向間隔などはa図と同一寸法
となっているものの、中継パターン配線11A,12A
の位置が異なる。ICソケット4Bは対向する二辺に1
5個のピン4bを二辺に沿い列配置して有する。このピ
ン4bに番号を付して説明する場合はa図と同じ要領に
なっている。このICソケット4Bは、その図外の収容
部に装着される半導体装置のピンの機能構成から、30
番ピン4b−30が電源ピンと決められ、15番ピン4
b−15が接地ピンと決められている。よって、上記基
板1において、ICソケット4Bの30番ピン4b−3
0が挿入されるソケット用スルーホール7は電源パター
ン配線10に中継パターン配線11Aにて接続され、I
Cソケット4Bの9番ピン4b−15が挿入されるソケ
ット用スルーホール7は接地パターン配線9に上記とは
別の中継パターン配線12Aにて接続されている。した
がって、b図に示すように、ICソケット4Bのピン4
bをソケット用スルーホール7に挿入して高温はんだで
接続し、ICソケット4Bが基板1に組付けられること
によって、30番ピン4b−30としての電源ピンが中
継パターン配線11Aにて電源パターン配線10に接続
され、15番ピン4b−15としての接地ピンが中継パ
ターン配線12Aにて接地パターン配線9に接続され
る。抵抗用スルーホール8上にはプルアップ抵抗として
のモジュール抵抗13Aが設置され、このモジュール抵
抗13Aは抵抗用スルーホール8に接続された図外の中
継パターン配線を介してICソケット4Bの電源ピン4
b−30および接地ピン4b−15以外のピンを電源パ
ターン配線10および接地パターン配線9にあらかじめ
設定された試験仕様に応じ接続する。図11のc図は、
ピン数およびピン配置がa図と同じであるものの、ピン
機能が異なる半導体装置をバーンイン試験するためのバ
ーンイン試験用ボードの一部を示す平面図である。この
c図では、中継パターン配線11B,12Bの位置がa
図とは異なる。つまり、ICソケット4Cはその図外の
収容部に装着される半導体装置のピン機能から、12番
ピン4b−12が電源ピンと決められ、3番ピン4b−
3が接地ピンと決められている。よって、ICソケット
4Cのピン4bをソケット用スルーホール7に挿入して
高温はんだで接続し、ICソケット4Cが基板1に組付
けられることによって、12番ピン4b−12としての
電源ピンが中継パターン配線11Bにて電源パターン配
線10に接続され、3番ピン4b−3としての接地ピン
が中継パターン配線12Bにて接地パターン配線9に接
続される。抵抗用スルーホール8上に設置されたモジュ
ール抵抗13は抵抗用スルーホール8に接続された図外
の中継パターン配線を介してICソケット4Cの12番
ピン4b−12および3番ピン4b−3以外のピンを電
源パターン配線10および接地パターン配線9にあらか
じめ設定された試験仕様に応じ接続する。図11のd図
は、ピン数およびピン機能がa図と同じであるものの、
ピン配置が異なる半導体装置をバーンイン試験するため
のバーンイン試験用ボードの一部を示す平面図である。
このd図では、ソケット用スルーホール7の対向間隔が
a図とは異なる。つまり、ICソケット4Dに装着され
る半導体装置の幅から、ソケット用スルーホール7の対
向間隔がa図よりも広くなっている。なお、上記図11
のa〜d図においてはICソケット4A〜4Dを1つ図
示してあるが、複数のICソケット4A〜4Dを縦列配
置できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、図10
に示す半導体装置6A〜6Dのように、半導体装置のピ
ン数、ピン配置およびピン機能の違いによって種類が異
なると、バーンイン試験用ボードでは図11のa図〜c
図に示すように中継パターン配線11,11A,11
B,12,12A,12Bの位置が異なるか、または図
11のd図のように接地パターン配線9および電源パタ
ーン配線10の位置が異なる。結果として、半導体装置
のピン数、ピン配置およびピン機能の違いによって種類
が異なると、図に示す従来のバーンイン試験用ボード
は、前記のように基板1に搭載されたICソケット4の
ピン4bが電源パターン配線や接地パターン配線および
中継パターン配線によって接栓3の端子3aにそれぞれ
接続される構成であるので、設計変更して作り直さなけ
ればならない。しかし、バーンイン試験用ボードを作り
直すには、印刷製版技術などに使用する図面や基板フィ
ルムなどバーンイン試験用ボード製造の基本要素から作
り直す必要があり、多大な応力と時間および費用がかか
るという問題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的は印刷製版技術など
による作り直しを招かずに、基板とは別体の配線部材の
結線変更作業によって、複数の種類の半導体装置をバー
ンイン試験することができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明に係るバーンイン試験用ボードは、基板には、試験対
象電気部品の種類に応じ同試験対象電気部品の複数の端
子それぞれを個別に接続する格子状配列の端子部と、こ
れらの格子状配列の端子部ごとに接続されて試験対象電
気部品の端子ごとに対応する縦横列を横切る方向に延び
るパターン配線と、上記格子状配列の端子部の外側を四
角形に囲むようにパターン配線の延長端 部それぞれに設
けられて基板とは別体に形成された配線部材の一端が結
線可能であって試験対象電気部品の端子にパターン配線
で接続される部品側コンタクト部と、これらの部品側コ
ンタクト部の外側を二重以上で四角形に囲むように配置
されて電源用・接地用など電気的な役目を異にする複数
列同心相似形の接栓側コンタクト部とが設けられてお
り、これらの接栓側コンタクト部の四角形が相似形であ
って格子状配列の端子部を中心とした同心に配置され、
これらの接栓側コンタクト部が上記試験対象電気部品の
端子と対応する部品側コンタクト部ごとに対応して設け
られた成である。
【0011】請求項2に記載された発明に係るバーンイ
ン試験用ボードは、請求項1に記載された複数列同心相
似形の接栓側コンタクト部それぞれが部品側コンタクト
部の外側を二重以上で四角形に囲むように基板に配置さ
れた電源用・接地用など電気的な役目を異にする複数列
同心相似形のパターン配線に個別に接続され、これらの
パターン配線の四角形が相似形であって格子状配列の端
子部を中心とした同心配置であって、これらのパターン
配線それぞれの四隅部分を分離させた構成である。
【0012】請求項3に記載された発明に係るバーンイ
ン試験用ボードは、請求項1又は請求項2に記載された
品側コンタクト部がすり割りを備えた雌コネクタに構
成されたものである。
【0013】請求項4に記載された発明に係るバーンイ
ン試験用ボードは、請求項1又は請求項2に記載された
栓側コンタクト部がすり割りを備えた雌コネクタに構
成されたものである。
【0014】請求項5に記載された発明に係るバーンイ
ン試験用ボードは、請求項第1項又は第2項に記載され
た配線部材が雌コネクタを備え、この雌コネクタがすり
割りを備えたものである。
【0015】
【作用】請求項1に記載された発明のバーンイン試験用
ボードは、基板が格子状配置の試験対象電気部品接続用
端子部とこれを囲う部品側コンタクト部および複数列同
心相似形の接栓側コンタクト部を有するので、部品側コ
ンタクト部に配線部材の一端を結線し、この配線部材の
他端を試験対象部品の種類に応じ複数列同心相似形の接
栓側コンタクト部のいずれかに結線することによって、
ピン数が多い半導体装置に対するバーンイン試験が適切
に行える。
【0016】 請求項2に記載された 発明のバーンイン試
験用ボードは、接栓側コンタクト部を接続する複数列同
心相似形のパターン配線が隅部で分離されるので、そ
のパターン配線で囲まれる要素の組をその隅の空部を
利用して互いに近接させつつ縦横配置することによっ
て、1つの基板へのICソケットの実装密度が高められ
る。
【0017】 請求項3に記載された発 明のバーンイン試
験用ボードは、部品側コンタクト部を構成する雌コネク
タがすり割りを有するので、部品側コンタクト部が雌コ
ネクタのすり割りによる復元弾性により雌雄結合される
相手側部材を接触保持する。
【0018】 請求項4に記載された発 明のバーンイン試
験用ボードは、接栓側コンタクト部を構成する雌コネク
タがすり割りを有するので、接栓側コンタクト部が雌コ
ネクタのすり割りによる復元弾性により雌雄結合される
相手側部材を接触保持する。
【0019】 請求項4に記載された発 明のバーンイン試
験用ボードは、配線部材が雌コネクタを備え、この雌コ
ネクタがすり割りを備えたので、配線部材の雌コネクタ
がすり割りによる復元弾性により雌雄結合される相手側
部材を接触保持する。
【0020】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図1乃至図8を
用い、前記従来例と同一部分に同一符号を付し、スタテ
ックバーンイン方式を例として説明する。
【0021】 実施例. 図は実施例のバーンイン試験用ボードの一部を示す
平面図、図は図におけるパターン配線の一部を示す
模式図、図は図に示すA−A線に沿う断面図であ
る。図に示すように、この実施例のバーンイン試験
用ボードは、PGA(Pin Grid Arra
y)、PLCC(Plastic LeadlessC
hip Crrier)、QFJ(Quadrangl
e Flat Jtype Lead Packag
e)などピン数が多い半導体装置に適用できるようにし
た点に特徴がある。つまり、基板1には試験用対象電気
部品接続用端子部としてのソケット用スルーホール7E
が左右上下に所定間隔を以て格子状配置に形成される。
このソケット用スルーホール7Eの一部は図に図示を
していないが、このソケット用スルーホール7Eは実施
のバーンイン試験用ボードでバーンイン試験を行う
ための最大ピン数を有する半導体装置を装着するための
ICソケット4Eの外形を示す仮想線で描いた方形枠内
全体に縦横に平行な縦列と横列との交点に位置して設け
られている。また、点線の方形枠はICソケット4Eよ
りひとまわり小さいICソケット4Fの外形を示し、一
点鎖線の方形枠はICソケット4Fよりひとまわり小さ
いICソケット4Gの外形を示す。
【0022】 上記基板1はICソケット4Eの外形の方
形枠を囲む部品側コンタクト部20と接地パターン配線
9Aと電源パターン配線10Aおよび接栓側コンタクト
部21,22とからなる複数組30A,30Bを有す
る。複数組30A,30Bそれぞれの接栓側コンタクト
部21,22の一部は図に図示をしていないが、接栓
側コンタクト部21,22は接地パターン配線9Aおよ
び電源パターン配線10A上において部品側コンタクト
部20と位置が対向して設けられている。部品側コンタ
クト部20は図に示すようにソケット用スルーホール
7Eに中継パターン配線31,32にて接続される。つ
まり、仮想線の方形枠と点線の方形枠との間に位置する
ソケット用スルーホール7Eは複数組30A,30Bで
の内側の一組30Aにおける部品側コンタクト部20に
中継パターン配線31で接続される。点線の方形枠と一
点鎖線の方形枠との間に位置するソケット用スルーホー
ル7Eは複数組での外側の一組30Bにおける部品側コ
ンタクト部20に中継パターン配線32で接続される。
【0023】 また図に示すように、複数組30A,3
0Bの左右側列および上下側列における部品側コンタク
ト部20から接地パターン配線9A上の接栓側コンタク
ト部21までの距離は同一寸法L3になっており、複数
組30A,30Bの左右側列および上下側列における部
品側コンタクト部20から電源パターン配線10A上の
接栓側コンタクト部22までの距離は同一寸法L4にな
っている(L3>L4)。
【0024】 上記中継パターン配線32は平面的には上
記内側の一組30Aにおける接地パターン配線9Aおよ
び電源パターン配線10Aと交差することから、この中
継パターン配線32は図3に示すように基板1の中間部
に配置されて上記一組中の接地パターン配線9Aおよび
電源パターン配線10Aとは電気的に分離される。つま
り、この実施例の基板1は多層に構成されている。
【0025】 この実施例において、バーンイン試験を
行うには、バーンイン試験する試験対象電気部品として
の半導体装置6(図参照)の種類に応じ、例えば、I
Cソケット4E〜4Gなど複数のICソケットの一種類
がICソケットのピン4b(図参照)をソケット用ス
ルーホール7Eに挿入し高温はんだで接続して組付けら
れる。この状態において、半導体装置6(図参照)を
基板1のICソケットの収容部4a(図参照)に装着
するとともに、半導体装置6におけるピン数、ピン配置
およびピン機能などの関係から分類された種類によって
あらかじめ設定された試験仕様に応じ、配線部材25,
26の一端を部品側コンタクト部20それぞれに接続
し、同配線部材25,26の他端を接地パターン配線9
A上の接栓側コンタクト部21および電源パターン配線
10A上の接栓側コンタクト部22のいずれかに接続す
る。そして、基板1の接栓3(図参照)をバーンイン
試験装置の接栓に雌雄結合させ、バーンイン試験用ボー
ドをバーンイン試験装置の加熱槽内に配置し、バーンイ
ン試験装置の加熱槽内に所定温度の高温環境を作り半導
体装置6を加熱する一方、バーンイン試験装置の接栓か
ら基板1の接栓3に電圧や電流または信号などの電気的
な試験条件を供給することによって、スタテックバーン
イン方式のバーンイン試験が行われる。
【0026】 要するに、この実施例では、基板1がソ
ケット用スルーホール7Eを格子状に有するともにこの
ソケット用スルーホール7Eを囲むように部品側コンタ
クト部20と接栓側コンタクト部21,22とを有する
構成であるので、ソケット用スルーホール7Eにて基板
1にICソケット4E〜4Gなど複数のICソケットの
一種類を組付け、この組付けられたICソケットの種類
に応じ、配線部材25,26を部品側コンタクト部20
と接栓側コンタクト部21,22に接続することによっ
て、印刷製版技術などでバーンイン試験用ボードを作り
直すことなく、PGA、PLCCおよびQFJなどピン
数が多い半導体装置のバーンイン試験を容易に実施でき
る。
【0027】 この実施例では、図に示すように、仮
想線の方形枠と点線の方形枠との間に位置するソケット
用スルーホール7Eが複数組30A,30Bでの内側の
一組30Aにおける部品側コンタクト部20に中継パタ
ーン配線31で接続され、点線の方形枠と一点鎖線の方
形枠との間に位置するソケット用スルーホール7Eは複
数組での外側の一組30Bにおける部品側コンタクト部
20に中継パターン配線32で接続されるというよう
に、格子状配置されたソケット用スルーホール7Eが互
いに独立しつつ複数組30A,30Bの部品側コンタク
ト部20に中継パターン配線31,32にて接続されて
いるので、半導体装置の本数の多い外側・内側のピンご
とに電源電圧・電流量・接地などの電気的な試験条件を
適切に印加できる。
【0028】 また、この実施例では、部品側コンタク
ト部20や接栓側コンタクト部21,22がスルーホー
ルに構成された点、同一寸法L3や同一寸法L4になっ
ているので、配線部材25,26や配線部材25,26
の代りに使用される抵抗体を 所定形状を以て2種類ずつ
形成しておけば結線作業が実行でき、配線部材25,2
6や抵抗体の所定形成の種類が少なくて済み経済的であ
る。加えて、上記同一寸法L3や同一寸法L4の構成に
よって、配線部材25,26や抵抗体を半導体装置6の
種類によってあらかじめ設定された試験仕様に応じ自動
的に供給しつつ結線することが容易となり、結果とし
て、上記配線部材25,26や抵抗体の結線作業の自動
化を容易に実施できる。
【0029】 実施例. 図は実施例のバーンイン試験用ボードの一部を示す
平面図、図および図はこの実施例の作用説明図で
ある。図に示すように、この実施例のバーンイン試
験用ボードは、上記実施例と同様なPLCCおよびQ
FJなどピン数が多い半導体装置に適用できるものであ
るが、基板1へのICソケットの実装密度が高められる
ようにした点に特徴がある。つまり、図において、部
品側コンタクト部20と接栓側コンタクト部21,22
を有する接栓パターン配線9Bと電源パターン配線10
Bとが隅部で分離されている。また、ソケット用スル
ーホール7Eは、大まかには、左右上下に所定間隔を以
て格子状配置されるが、微視的には、仮想線の方形枠と
点線の方形枠との間に位置するソケット用スルーホール
7Eの位置と、点線の方形枠と一点鎖線の方形枠との間
に位置するソケット用スルーホール7Eの位置というよ
うに、その内外方向での位置が近接している部分におい
て、ソケット用スルーホール7Eは互いに周方向に位置
がずらされている。例えば、仮想線の方形枠と点線の方
形枠との間に位置するソケット用スルーホール7Eが点
線の方形枠と一点鎖線の方形枠との間に位置するソケッ
ト用スルーホール7E間を通る直線上に位置される。
【0030】 この実施例において、バーンイン試験を
行うには、上記実施例と同様に例えばICソケット4
E〜4Gなど複数のICソケットの一種類が基板1に組
付けられた状態において、半導体装置を基板1のICソ
ケットの収容部に装着するとともに、半導体装置におけ
るピン数、ピン配置およびピン機能などの関係から分類
された種類によってあらかじめ設定された試験仕様に応
じ、配線部材25,26の一端を部品側コンタクト部2
0それぞに接続し、同配線部材25,26の他端を接地
パターン配線9B上の接栓側コンタクト部21および電
源パターン配線10B上の接栓側コンタクト部22のい
ずれかに接続する。そして、基板1の接栓3(図
照)をバーンイン試験装置の接栓に雌雄結合させ、バー
ンイン試験用ボードをバーンイン試験装置の加熱槽内に
配置し、バーンイン試験装置の加熱槽内に所定温度の高
温環境を作り半導体装置を加熱する一方、バーンイン試
験装置の接栓から基板1の接栓3に電圧や電流または信
号などの電気的な試験条件を供給することによって、ス
タテックバーンイン方式のバーンイン試験が行われる。
【0031】 要するに、この実施例では、部品側コン
タクト部20と接栓側コンタクト部21,22がソケッ
ト用スルーホール7Eを囲む構成であるので、ソケット
用スルーホール7Eにて基板1にICソケット4E〜4
Gなど複数のICソケットの一種類を組付け、この組付
けられたICソケットの種類に応じ、配線部材25,2
6を部品側コンタクト部20と接栓側コンタクト部2
1,22に接続することによって、印刷製版技術などで
バーンイン試験用ボードを作り直すことなく、PLCC
およびQFJなどピン数が多い半導体装置のバーンイン
試験を容易に実施できる。
【0032】 この実施例では、接栓パターン配線9B
と電源パターン配線10Bとが隅部で分離された構成
であるので、図に仮想線で囲む接栓パターン配線9B
と電源パターン配線10Bと接栓側コンタクト部21,
22と部品側コンタクト部20およびソケット用スルー
ホール7Eからなる要素の組33を、図に示すよう
に、上記接栓パターン配線9Bと電源パターン配線10
Bとが分離された隅の空部34を利用して互いに近接
させつつ縦横配置することができ、結果として、1つの
基板1にICソケットを多数設置する場合、基板1への
ICソケットの実装密度が高くなる。
【0033】 この実施例では、図に示すように仮想
線の方形枠と点線の方形枠との間に位置するソケット用
スルーホール7Eが点線の方形枠と一点鎖線の方形枠と
の間に位置するソケット用スルーホール7E間を通る直
線上に位置されるように、その内外方向での位置が近接
している部分において、ソケット用スルーホール7Eは
互いに周方向に位置がずらされているので、図に示す
ように内外方向での位置が近接している部分におけるソ
ケット用スルーホール7E間の距離を、ソケット用スル
ーホール7Eが左右上下に所定間隔を以て交差する直線
を以て格子状に配置される場合と同一距離を保持しなが
ら、内外のソケット用スルーホール7Eが左右上下方向
に互いに近接配置できる。つまり、図において、この
実施例のようにソケット用スルーホール7Eが互いに
周方向に位置がずらされた隣接間での左右方向直線距離
をH1とし、ソケット用スルーホール7Eが左右上下に
所定間隔を以て交差する直線を以て格子状に配置された
隣接間での左右方向直線距離をH2とすると、H1<H
2の関係となる。結果として、この実施例によれば、
隣接するソケット用スルーホール7E間での基板1の強
度を確保しながら基板1へのICソケットの実装密度を
高くすることができる。
【0033】 実施例. 図は実施例のバーンイン試験用ボードの一部の外観
を示す斜視図である。図に示すように、この実施例
のバーンイン試験用ボードは、部品側コンタクト部およ
び接栓側コンタクト部を雌コネクタ40A,40B,4
0Cに構成し、雄コネクタ41A,41Bを配線部材2
5,26の両端に設け、一方の雄コネクタ41Aを部品
側コンタクト部としての雌コネクタ40Aに挿入すると
ともに、他方の雄コネクタ41Bを電気パターン配線1
0および接地パターン配線9上の複数の接栓側コンタク
ト部としての雌コネクタ40B,40Cのいずれかに挿
入する点に特徴がある。具体的には、雌コネクタ40A
〜40Cは基板1および電気パターン配線10または接
地パターン配線9に形成されたスルーホールに挿入され
て高温はんだ付けされ、その雌コネクタ40A〜40C
の基板1より突出する上部にはコンタクト孔を区画する
リング状の接触片42を備え、この接触片42は雄コネ
クタ41A,41Bを復元弾性によって接触するための
すり割り43 を備える。
【0034】 したがって、この実施例によれば、雄コ
ネクタ41A,41Bを雌コネクタ40A〜40Cの接
触片42内のコンタクト孔に挿入すると、雄コネクタ4
1A,41Bが接触片42を弾性に抗して外側に少し押
し広げることによって、接触片42が復元弾性を蓄え、
この復元弾性にて接触片42が雄コネクタ41A,41
Bとの雌雄結合による接触を保持し、雌コネクタ40A
〜40Cが雄コネクタ41A,41Bとの接触を確保で
きる。結果として、配線部材25,26の部品側コンタ
クト部および接栓側コンタクト部への接続作業において
は、雄コネクタ41A,41Bを雌コネクタ40A〜4
0Cに挿入するのみで、雄コネクタ41A,41Bが雌
コネクタ40A〜40Cに復元弾性にて接触しつつ保持
されるので、その接触作業に際し、高温はんだ付けの作
業が不要となり、接触作業を極めて容易に行うことがで
き、その接触も確保できる。また容易に信号配線切り替
えが可能となる。
【0035】 実施例. 図は実施例のバーンイン試験用ボードの一部の外観
を示す斜視図である。図に示すように、この実施例
のバーンイン試験用ボードは、部品側コンタクト部およ
び接栓側コンタクト部を雄コネクタ44A,44B,4
4Cに構成し、雌コネクタ45A,45Bを配線部材2
5,26の両端に設け、一方の雌コネクタ45Aを部品
側コンタクト部としての雄コネクタ44Aに外嵌挿入す
るとともに、他方の雌コネクタ45Bを電気パターン配
線10および接地パターン配線9上の複数の接栓側コン
タクト部としての雌コネクタ44B,44Cのいずれか
に外嵌挿入する点に特徴がある。具体的には、雄コネク
タ44A〜44Cは基板1および電気パターン配線10
または接地パターン配線9に形成されたスルーホールに
挿入されて高温はんだ付けされる。雌コネクタ44A〜
44Cの配線部材25,26より突出する下部にはコン
タクト孔を区画するリング状の接触片46を備え、この
接触片46は雄コネクタ45A,45Bを復元弾性によ
って接触するためのすり割り47を備える。
【0036】 したがって、この実施例によれば、上記
実施例と同様に、雌コネクタ45A,45Bの接触片
46内のコンタクト孔を雄コネクタ44A〜44Cに外
嵌挿入すると、雄コネクタ44A〜44Cが接触片46
を弾性に抗して外側に少し押し広げることによって、接
触片46が復元弾性を蓄え、この復元弾性にて接触片4
6が雄コネクタ44A〜44Cとの接触を保持し、雌コ
ネクタ45A,45Bが雄コネクタ44A〜44Cとの
雌雄結合による接触を確保できる。結果として、配線部
材25,26の部品側コンタクト部および接栓側コンタ
クト部への接続作業においては、雌コネクタ45A,4
5Bを雄コネクタ44A〜44Cに挿入するのみで、雌
コネクタ45A,45Bが雄コネクタ44A〜44Cに
復元弾性にて接触しつつ保持されるので、その接触作業
に際し、高温はんだ付けの作業が不要となり、接触作業
を極めて容易に行うことができ、その接触も確保でき
る。また容易に信号配線切り替えが可能となる。
【0037】 上記実施例1〜においては、試験対象部
品としてはSOJ(Small Outline Jt
ype Lead Packege)、SOP(Sma
llOutline Packege)、ZIP(Zi
gzag InlinePackege)およびSIP
(Single Inline Packege)など
の半導体装置でも適用可能である。
【0038】 さらに、上記実施例1〜においてはスタ
テックバーンイン方式を図示して説明したが、基板1に
信号パターン配線を必要数設け、この信号パターン配線
に接栓側コンタクト部を設けることによって、ダイナミ
ックバーンイン方式も実施できることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、基板に格子状配置の試験対象電気部品接続用端
子部とこれを囲う部品側コンタクト部および複数同心相
似形の接栓側コンタクト部を設け、部品側コンタクト部
に配線部材の一端を結線し、この配線部材の他端を試験
対象部品の種類に応じ複数の接栓側コンタクト部のいず
れかに結線する構成としたので、ピン数が多い半導体装
置のバーンイン試験を行うことができるという効果があ
る。
【0040】 請求項2 の発明によれば、接栓側コンタク
ト部を接続する複数同心相似形のパターン配線が隅部
で分離される構成としたので、そのパターン配線で囲ま
れる要素の組をその隅の空部を利用して互いに近接さ
せつつ縦横配置することによって、1つの基板1へのI
Cソケットの実装密度が高められるという効果がある。
【0041】 請求項3〜5の発明によれば、雌コネクタ
がすり割りを有する構成としたので、雌コネクタがすり
割りによる復元弾性により雌雄結合される相手側部材を
接触保持することにより、雌コネクタの相手側部材への
接触作業もまた容易であるとともに接触も確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のバーンイン試験用ボードの一部
示す平面図である。
【図2】 図1におけるパターン配線の一部を示す模式
である。
【図3】 図1に示すA−A線に沿う断面図である。
【図4】 実施例2のバーンイン試験用ボードの一部を
示す平面図である。
【図5】 実施例2の作用説明図である。
【図6】 実施例2の作用説明図である。
【図7】 実施例3のバーンイン試験用ボードの一部
外観を示す斜視図である。
【図8】 実施例4のバーンイン試験用ボードの一部の
外観を示す斜視図である。
【図9】 従来のバーンイン試験用ボードの外観を示す
構成図である。
【図10】 試験対象部品としての半導体装置の種類の
説明図である。
【図11】 従来のバーンイン試験用ボードの設計変更
の説明図である。
【符号の説明】
1 基板、3 接栓、4,4E〜4G ICソケット
6 半導体装置(試験対象電気部品)、7,7A〜7E
ソケット用スルーホール(試験対象電気部品接続用端
子部)9,9A〜9C 接地パターン配線(パターン
配線)、10,10A,10B 電源パターン配線(パ
ターン配線)20 部品側コンタクト部、21,2
2,38 接栓側コンタクト部、23,24,31,3
2,36 中継パターン配線(パターン配線)、25,
26 配線部材40A〜40C,45A,45B 雌
コネクタ、41A,41B,44A〜44C 雄コネク
タ、43,47 すり割り
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−87876(JP,A) 特開 昭63−155629(JP,A) 実開 平6−25775(JP,U) 実開 平5−45579(JP,U) 実開 平3−99438(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/26 G01R 31/28 H01L 21/66

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に試験対象電気部品を装着し、この
    基板の接栓をバーンイン試験装置の接栓に接続するとと
    もに、この基板をバーンイン試験装置の加熱槽内に配置
    し、この加熱槽の加熱動作に伴う高温環境下に上記試験
    対象電気部品を置き、上記バーンイン試験装置の接栓か
    ら基板の接栓を介して試験対象電気部品に電圧・電流・
    信号など電気的な試験条件を供給することによって、試
    験対象電気部品のバーンイン試験を行うバーンイン試験
    用ボードにおいて、 上記基板には、試験対象電気部品の種類に応じ同試験対
    象電気部品の複数の端子それぞれを個別に接続する格子
    状配列の端子部と、これらの格子状配列の端子部ごとに
    接続されて試験対象電気部品の端子ごとに対応する縦横
    列を横切る方向に延びるパターン配線と、上記格子状配
    列の端子部の外側を四角形に囲むようにパターン配線の
    延長端部それぞれに設けられて基板とは別体に形成され
    た配線部材の一端が結線可能であって試験対象電気部品
    の端子にパターン配線で接続される部品側コンタクト部
    と、これらの部品側コンタクト部の外側を二重以上で四
    角形に囲むように配置されて電源用・接地用など電気的
    な役目を異にする複数列同心相似形の接栓側コンタクト
    部とが設けられており、 これらの接栓側コンタクト部の四角形が相似形であって
    格子状配列の端子部を中心とした同心に配置され、 これらの接栓側コンタクト部が上記試験対象電気部品の
    端子と対応する部品側コンタクト部ごとに対応して設け
    られ たことを特徴とするバーンイン試験用ボード。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載された複数列同心相
    似形の接栓側コンタクト部それぞれが部品側コンタクト
    部の外側を二重以上で四角形に囲むように基板に配置さ
    れた電源用・接地用など電気的な役目を異にする複数列
    同心相似形のパターン配線に個別に接続され、 これらのパターン配線の四角形が相似形であって格子状
    配列の端子部を中心とした同心配置であって、 これらのパターン配線それぞれの四隅部分を分離させ
    ことを特徴とするバーンイン試験用ボード。
  3. 【請求項3】 上記請求項1又は請求項2に記載され
    品側コンタクト部がすり割りを備えた雌コネクタに構
    成されたことを特徴とするバーンイン試験用ボード。
  4. 【請求項4】 上記請求項1又は請求項2に記載され
    栓側コンタクト部がすり割りを備えた雌コネクタに構
    成されたことを特徴とするバーンイン試験用ボード。
  5. 【請求項5】 上記請求項1又は請求項2に記載された
    配線部材が雌コネクタを備え、この雌コネクタがすり割
    を備えたことを特徴とするバーンイン試験用ボード。
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