JPH10206497A - Ic試験ボードの検査方法及び検査装置及びアダプタ - Google Patents

Ic試験ボードの検査方法及び検査装置及びアダプタ

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JPH10206497A
JPH10206497A JP9010517A JP1051797A JPH10206497A JP H10206497 A JPH10206497 A JP H10206497A JP 9010517 A JP9010517 A JP 9010517A JP 1051797 A JP1051797 A JP 1051797A JP H10206497 A JPH10206497 A JP H10206497A
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electrode
adapter
socket
test board
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Kazuhiro Tashiro
一宏 田代
Shigeyuki Maruyama
茂幸 丸山
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IC試験ボードの検査方法及び検査装置及び
アダプタに関し、簡単に且つ不具合を生じさせることな
く検査を行うことができるようにすることを目的とす
る。 【解決手段】 IC試験ボードのICソケットの端子に
アダプタ31の一方の側に設けられた第1の電極37を
接触させ、該アダプタ31の反対側に設けられた第2の
電極38に検査ヘッド32に設けられた電極33を接触
させ、該検査ヘッド32に通電しながら該IC試験ボー
ドの検査を行う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はIC試験ボードの検
査方法及び検査装置及びアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】バーンインボードや信頼性試験ボード等
のIC試験ボードを用いてICパッケージの試験を行う
ようになっている。近年、LSIを含むIC試験の信頼
性管理の一つとして、そのようなIC試験ボードを検査
機を用いて電気的な回路検査を行うようになっている。
【0003】図16は従来のIC試験ボードの検査装置
を示す図である。図17は図16の検査装置を使用して
IC試験ボードの検査を行っているところを示す図であ
る。検査装置1は検査ヘッド2を有し、この検査ヘッド
2は所定の配列で設けられた小突起状の電極3を有して
いる。検査ヘッド2にはケーブル4が取りつけられ、電
極3はケーブル4を介してコネクタ5に接続される。コ
ネクタ5は図示しない検査機器に接続される。また、検
査ヘッド2は把手6を有し、検査ヘッド2を手でもって
検査対象物であるIC試験ボードに押しつけることがで
きるようになっている。
【0004】IC試験ボード10は基板11に設けられ
たICソケット12を有する。ICソケット12はリー
ド端子(コンタクトピン)13を有する。IC試験ボー
ド10をICパッケージの試験のために使用する場合に
は、ICソケット12にICパッケージを取り付け、I
Cソケット12のリード端子13にICパッケージのリ
ード端子を接続して試験を行う。一方、図17に示され
るように、IC試験ボード10そのものの検査を行う場
合には、検査ヘッド2の電極3をICソケット12のリ
ード端子13に接触させる。ICソケット12のリード
端子13は、検査ヘッド2の電極3の配列と同じになっ
ている。従って、検査ヘッド2をICソケット12に押
しつけるだけで、検査ヘッド2の電極3をICソケット
12のリード端子13に電気的に接続することができ、
ある場合には簡単に試験を行うことができる。
【0005】図18はオープントップ方式のTSOP
(Thin Small Out-Line Package)と呼ばれるIC用IC
ソケット12の例を示す図である。このICソケット1
2のリード端子13はカバー14の開閉により動くよう
になっていて、カバー14を開いた状態でリード端子1
3を広がった状態にして、ICパッケージ15をICソ
ケット12にセットし、カバー14を閉じながらリード
端子13を動かして、リード端子13をICパッケージ
15のリード端子16に接触させて固定するようになっ
ている。
【0006】図19はオープントップ方式のBGA(Ba
ll Grid Array)用ICソケット12の例を示す図であ
る。このICソケット12のリード端子13はカバー1
4を押し下げることによって矢印で示される方向に開く
ようになっており、その状態でICパッケージ15をセ
ットし、カバー14を元に戻すことでリード端子13が
閉じ、リード端子13をICパッケージ15のリード端
子(ボール)16に接触させるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】IC試験ボード10が
例えば図18及び図19に示したようなカバー14を有
するICソケット12を有する場合には、図16に示し
た検査装置1の検査ヘッド2をICソケット12の正規
の位置にあてがうためには、カバー14を開閉すること
が必要である。検査ヘッド2が手で操作されるものであ
る場合には、カバー14の開閉動作と検査ヘッド2の配
置動作の手順を間違ったり、コンタクトした状態で検査
ヘッド2を無理に動かしたりして、ICソケット12や
検査ヘッド2を損傷させることがある。このため、オー
プントップ方式のICソケット12の場合には、検査ヘ
ッド2をICソケット12の正規のコンタクト部以外の
場所、例えばリード端子の上面の露出した部分や、ボー
ド裏面のはんだ実装面にコンタクトさせて検査すること
が多く、ICソケット12のリード端子13の汚れやゴ
ミ、あるいは動作不良などの不具合がボード検査時に分
からないことがある。
【0008】検査ヘッド2と同様の検査ヘッドを備えた
自動検査装置についても同様に、検査ヘッドのフローテ
ィング動作がそれほど柔らかくないことや、押し込みス
ピードの微調整が困難なこと等により、オープントップ
方式のICソケット12に対しては、マニュアル検査時
と同様に、ICソケット12を損傷させる可能性があ
る。そのために、正規のコンタクト位置にコンタクトさ
せることができないために、正規のコンタクト位置以外
にコンタクトしなければならず、ICソケット12の汚
れや動作不具合がボード検査時に分からないことがあ
る。
【0009】また、ICパッケージの多様化により、対
応するICソケット12も多様化しており、ピン数が同
じであっても、リード端子の形状や配列が異っている
と、検査ヘッドをICソケット12毎に製作しければな
らず、それにともなって、ケーブルやコネクタもその数
だけ準備しなければならなくなる。例えば、QFP(Qu
ad Flat Package)256とBGA256では、ピン数が
同じであるにもかかわらず、異なった検査ヘッドを製作
することが必要であるばかりでなく、ケーブルやコネク
タも2種類分準備しなければならず、開発工数は倍増す
ることになる。
【0010】本発明の目的は、不具合を生じさせること
なく、簡単に検査を行うことができるようにしたIC試
験ボードの検査方法及び検査装置及びアダプタを提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるIC試験ボ
ードの検査方法は、IC試験ボードのICソケットの端
子にアダプタの一方の側に設けられた第1の電極を接触
させ、該アダプタの反対側に設けられた第2の電極に検
査ヘッドに設けられた電極を接触させ、該検査ヘッドに
通電しながら該IC試験ボードの検査を行うことを特徴
とするものである。
【0012】本発明によるIC試験ボードの検査用アダ
プタは、IC試験ボードのICソケットの端子と対応す
る配列の第1の電極を一方の側に有し且つ反対側に所定
の配列で設けられた第2の電極を有し、該第1の電極を
IC試験ボードのICソケットの端子に接触させ且つ該
第2の電極を検査手段の電極と接触させることができる
ようにしたことを特徴とするものである。
【0013】本発明によるIC試験ボードの検査装置
は、IC試験ボードのICソケットの端子と対応する配
列の第1の電極を一方の側に有し且つ反対側に所定の配
列で設けられた第2の電極を有するアダプタと、該アダ
プタの第2の電極と対応する配列の電極を有する検査ヘ
ッドとからなり、該第1の電極をIC試験ボードのIC
ソケットの端子に接触させ且つ該第2の電極を検査ヘッ
ドの電極と接触させて、該検査ヘッドに通電しながら該
IC試験ボードの検査を行うことができるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0014】好ましくは、該検査ヘッドは手で操作する
ための把手を有し、且つ導線により試験機器に接続され
ている。あるいは、該検査ヘッドは自動検査装置に取り
付けることができるようになっている。好ましくは、該
アダプタの該第1の電極は該第2の電極と対応する配列
で設けられている。あるいは、該アダプタの該第1の電
極は該第2の電極と異なった配列で設けられている。こ
の場合、該アダプタの該第1の電極と該第2の電極とは
スルーホールで接続され、あるいは導体パターンで接続
される。また、該検査ヘッドの電極及び該アダプタの該
第2の電極の少なくとも一方がばね性を有して、より持
続性を高めた構成とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるIC試験ボー
ド10の検査装置30を示す図である。図2は図1の検
査装置30を使用してIC試験ボード10の検査を行っ
ているところを示す図である。図2のIC試験ボード1
0は図19に示したものと同様にオープントップ方式の
BGA用ICソケット12を備えている。IC試験ボー
ド10は1つのICソケット12を有するものに限定さ
れない。図3は複数のICソケット12を備えたIC試
験ボード10の例を示す図である。
【0016】前述したように、ICソケット12はリー
ド端子(コンタクトピン)13を有し、このリード端子
13はカバー14を押し下げることによって矢印で示さ
れる方向に開くようになっており、その状態でICパッ
ケージ(図19の15)を取り付けることができるよう
になっている。カバー14を元に戻すことでリード端子
13が閉じ、リード端子13がICパッケージのリード
端子(図19の16)に接触し、固定するようになって
いる。
【0017】IC試験ボード10はICパッケージ15
の試験を行うことができるものであり、ここでは、IC
試験ボード10はバーンインボードや信頼性試験ボード
等のあらゆるIC試験ボードを含むものとする。本発明
によるIC試験ボードの検査装置30は、ICパッケー
ジ15の代わりにIC試験ボード10に取り付けられる
ことができ、よってIC試験ボード10の電気的な検査
を行うものである。
【0018】図1に示されるように、検査装置30は、
アダプタ31と検査ヘッド32とからなる。この検査ヘ
ッド32は基板上に所定の配列で設けられた小突起状の
電極33を有している。検査ヘッド32にはケーブル3
4が取りつけられ、電極33はケーブル34を介してコ
ネクタ35に接続される。コネクタ35は図示しない検
査機器に接続される。この検査装置30は把手36を有
するマニュアルタイプの検査装置の例である。
【0019】アダプタ31は、IC試験ボード10で試
験されるべきICパッケージ15と同様の外形形状を有
する板状ボディからなる。従って、図2に示されるよう
に、アダプタ31はICパッケージ15の代わりにIC
ソケット12に取りつけられることができる。アダプタ
31は、一方の表面の側に、IC試験ボード10のIC
ソケット12のリード端子(コンタクトピン)13と対
応する配列の第1の電極37を有する。使用すべきIC
パッケージ15がBGAタイプのものである場合には、
第1の電極37はICパッケージ15のリードボールと
同様にリードボールとして形成される。アダプタ31
は、反対側の表面の側に、所定の配列で設けられた第2
の電極38を有する。第2の電極38は検査ヘッド32
の電極33と同じ配列で設けられている。第1の電極3
7と第2の電極38とはアダプタ31に設けたスルーホ
ールにより互いに接続されている。また、アダプタ31
の第2の電極38及び検査ヘッド32の電極33の少な
くとも一方はバネ性を持たせた突出片として形成され、
検査ヘッド32をアダプタ31に押しつけることによ
り、電極同志が互いに持続性よく接触するようになって
いる。
【0020】IC試験ボード10の検査に際しては、ア
ダプタ31をIC試験ボード10のICソケット12に
簡単且つ確実に取りつけることができる。アダプタ31
をICソケット12に取りつけると、アダプタ31の一
方の表面に設けられた第1の電極37がICソケット1
2のリード端子13に接触する。そこで、検査ヘッド3
2をアダプタ31にあてがい、検査ヘッド32の電極3
3をアダプタ31の反対側の表面に設けられている第2
の電極38に接触される。そこで、コネクタ35に接続
されている検査機器から検査ヘッド32に通電しながら
IC試験ボード10の検査を行う。
【0021】検査ヘッド32は図16の検査ヘッド1と
ほぼ同じ形状をしている。しかしながら、本発明によれ
ば、検査ヘッド32はIC試験ボード10のICソケッ
ト12にセットされる必要はなく、ICソケット12か
ら露出しているアダプタ31に押しつけるだけでよいの
で、検査ヘッド32の操作は比較的に簡単である。一
方、アダプタ31をICソケット12にセットする作業
は、検査ヘッド32のセットの場合のようにケーブル3
4や把手36等をもつことなしに、ICパッケージ15
をICソケット12にセットする作業とほぼ同様に実施
されることができるので、特に困難性はない。従って、
全体としての検査装置30の操作は簡単であり、位置合
わせ不良や誤動作によるICソケット12やアダプタ3
1や検査ヘッド32の損傷や、電極間の接触不良等の不
具合も生じない。
【0022】また、微細ピッチのオープントップ方式の
ICソケット12のように、コンタクト部構造が複雑化
したICソケットに対して、検査装置30の電極又は端
子を、従来のように、ICソケット12の正規のコンタ
クト位置でない、リード端子13上面の露出した部分
や、ボード裏面のはんだ実装面にコンタクトさせる必要
がなくなる。アダプタ31の第1の電極37は、ICソ
ケットの正規のコンタクト位置にコンタクト可能であ
り、リード端子13の汚れやゴミ、あるいは動作不良な
どの不具合がボード検査時に検出できるようになる。
【0023】また、ICパッケージ15のリード端子1
6の形状が異なれば、それに対応して、ICソケット1
2のリード端子13の形状も異なる。この場合、アダプ
タ31の第1の電極37の形状はICソケット12のリ
ード端子13の形状に対応して異なるのが好ましい。す
ると、複数の種類のICソケット12に対して、複数の
種類のアダプタ31が必要になる。この場合、アダプタ
31の第1の電極37の形状はICソケット12のリー
ド端子13の形状に対応してアダプタ31毎に異なる
が、第2の電極38の形状及び配列はアダプタ31毎に
互いに等しくしておくのが好ましい。すると、複数のア
ダプタ31に対して、検査ヘッド32を共通して使用す
ることができる。
【0024】例えば、図4はBGAタイプのICパッケ
ージ15を示している。このICパッケージ15はボー
ル形状のリード端子16を有している。図5はPGA(P
in Grid Array)タイプのICパッケージ15を示してい
る。このICパッケージ15はピン形状のリード端子1
6を有している。従って、BGAタイプのICパッケー
ジ15の試験のための検査装置30のアダプタ31は、
一方の面に、ICパッケージ15のリード端子16と同
様のボール形状の第1の電極37を有し、反対側の面に
例えば図1の第2の電極38と同様の第2の電極38を
有する。また、PGAタイプのICパッケージ15の試
験のための検査装置30のアダプタ31は、一方の面
に、ICパッケージ15のリード端子16と同様のピン
形状の第1の電極37を有し、反対側の面に例えば図1
の第2の電極38と同様の第2の電極38を有する。こ
の場合、いずれのアダプタ31においても、第2の電極
38の配列は等しくできる。
【0025】しかし、複数のICソケット12のリード
端子13の配列が異なる場合には、アダプタ31の第1
の電極37の配列と第2の電極38の配列とが等しい
と、上記したように検査ヘッド32を共通化することが
できず、複数の異なった検査ヘッド32が必要になる。
しかし、アダプタ31の第1の電極37の配列と第2の
電極38の配列とをパターン変換すると、検査ヘッド3
2を共通化することができる。
【0026】例えば、図6はQFPタイプのICパッケ
ージ15を示し、ICパッケージ15はリード端子16
を有する。図7はこのICパッケージ15を試験するた
めのIC試験ボード10を検査するための検査装置30
のアダプタ31を示す。このアダプタ31は、一方の表
面の側に、ICパッケージ15のリード端子16と同様
の(すなわち、ICソケット12のリード端子13と対
応する配列の)第1の電極37を有する。アダプタ31
は、反対側の表面に、第2の電極38を有する。
【0027】第1の電極37と第2の電極38とはスル
ーホールで接続されているのではなく、導体パターン3
9により接続されている。これによって、第2の電極3
8の配列は第1の電極37の配列とは変えられている。
このように、第1の電極37と第2の電極38とを導体
パターン39によりパターン変換することにより、第1
の電極37の配列は異なっている複数のアダプタ31に
おいて、第2の電極38の配列を共通化し、よって検査
ヘッド32を共通化することができる。これにより、検
査ヘッド32のケーブル34やコネクタ35も共通化さ
れ、製作工数を低減することができる。
【0028】パターン変換のためには、アダプタ31の
第1の電極37と第2の電極38とを、導電膜、プリン
ト基板、セラミック基板等の積層基板やポリイミド等の
パターンフィルムなどを使用してパターン変換すること
ができる。また、非常に微細なリードピッチである場合
には、検査ヘッド32を製作するのが難しいことがあ
る。このような場合にも、例えば図8に示されるよう
に、アダプタ31をパターン変換することが有力であ
る。図8では、アダプタ31の第1の電極37のピッチ
が小さいのに対して、パターン変換により第2の電極3
8のピッチが大きくなっている。これによって、アダプ
タ31の第2の電極38を検査ヘッド32の電極33に
容易にコンタクト可能にする。
【0029】図9及び図10は本発明の他の実施例によ
るIC試験ボードの検査装置30を示す図である。検査
装置30は前に説明したの基本的に類似した構成のアダ
プタ31と検査ヘッド32とからなり、アダプタ31は
図7に示したものと類似している。図10のIC試験ボ
ード10は図19に示したものと同様にオープントップ
方式のTSOPタイプのLSI用ICソケット12を示
す図である。前述したように、ICソケット12のリー
ド端子13はカバー14の開閉とともに可動されるよう
になっている。カバー14及びリード端子13を開閉し
ながら、アダプタ31をICソケット12にセットす
る。その他の作用は前述した実施例と同様である。ま
た、図1及び図2の実施例、及び図9及び第10の実施
例ともに、種々のアダプタ31を使用することができ
る。
【0030】図11はバーンインボード自動検査装置4
0の外観を示す図である。自動検査装置40は本体部4
1とボードストッカー42とからなる。図12は自動検
査装置40の本体部41の内部に配置される検査ヘッド
43とアダプタ44とを示す。検査ヘッド43は前の実
施例の検査ヘッド32に相当し、アダプタ44は前の実
施例のアダプタ31に相当する。前の実施例と同様に、
検査ヘッド43は電極43を有し、アダプタ44は第1
の電極46及び第2の電極47を有する。
【0031】図13は検査に際してバーンインボード5
0のICソケット51にアダプタ44をセットした状態
を示す。図14は図13のアダプタ44に検査ヘッド4
3を接触させて試験を行うところを示す図である。アダ
プタ44の第1の電極46はバーンインボード50のI
Cソケット51のリード端子52に接触し、検査ヘッド
43の電極45はアダプタ44の第2の電極47に接触
する。この場合にも、検査ヘッド43及びアダプタ44
を用いることによって、簡単に且つ確実にバーンイン試
験のための検査を行うことができる。
【0032】図15は図12の変形例を示す図である。
この例においては、アダプタ44はばね53により検査
ヘッド43に吊り下げられている。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
位置合わせ不具合や、誤動作によるICソケットや検査
装置の損傷、あるいは接触不良等の不具合が生じること
を低減することができる。さらに、従来のように正規の
コンタクト位置以外の位置でのコンタクトを行わなくて
も検査が可能になり、リード端子の汚れや動作不良等を
検査時に判断できるようになる。また、多様化するIC
ソケットに対して部品の共通化を図ることができるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による検査装置を示す図で
ある。
【図2】図1の検査装置を使用して検査する例を示す図
である。
【図3】複数のICソケットを有するIC試験ボードを
示す図である。
【図4】BGAタイプのICパッケージを示す図であ
る。
【図5】PGAタイプのICパッケージを示す図であ
る。
【図6】QFPタイプのICパッケージを示す図であ
る。
【図7】図6のICパッケージに対応するアダプタの例
を示す図である。
【図8】パターン変換の例を示す図である。
【図9】本発明の第2実施例による検査装置を示す図で
ある。
【図10】図9の検査装置を使用して検査する例を示す
図である。
【図11】自動検査装置を示す図である。
【図12】図11の自動検査装置の検査ヘッド及びアダ
プタを示す図である。
【図13】アダプタをICソケットにセットしたところ
を示す図である。
【図14】図12の検査ヘッド及びアダプタを使用して
検査する例を示す図である。
【図15】図12の変形例を示す図である。
【図16】従来のLSI試験ボードの検査装置を示す図
である。
【図17】図16の検査装置を使用してLSI試験ボー
ドの検査を行う例を示す図である。
【図18】TSOP用ICソケットの例を示す図であ
る。
【図19】BGA用ICソケットの例を示す図である。
【符号の説明】
10…IC試験ボード 12…ICソケット 13…リード端子 15…ICパッケージ 16…リード端子 30…検査装置 31…アダプタ 32…検査ヘッド 33…電極 36…把手 37…第1の電極 38…第2の電極

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IC試験ボードのICソケットの端子に
    アダプタの一方の側に設けられた第1の電極を接触さ
    せ、該アダプタの反対側に設けられた第2の電極に検査
    ヘッドに設けられた電極を接触させ、該検査ヘッドに通
    電しながら該IC試験ボードの検査を行うことを特徴と
    するIC試験ボードの検査方法。
  2. 【請求項2】 IC試験ボードのICソケットの端子と
    対応する配列の第1の電極を一方の側に有し且つ反対側
    に所定の配列で設けられた第2の電極を有し、該第1の
    電極をIC試験ボードのICソケットの端子に接触させ
    且つ該第2の電極を検査手段の電極と接触させることが
    できるようにしたことを特徴とするIC試験ボードの検
    査用アダプタ。
  3. 【請求項3】 IC試験ボードのICソケットの端子と
    対応する配列の第1の電極を一方の側に有し且つ反対側
    に所定の配列で設けられた第2の電極を有するアダプタ
    と、該アダプタの第2の電極と対応する配列の電極を有
    する検査ヘッドとからなり、該第1の電極をIC試験ボ
    ードのICソケットの端子に接触させ且つ該第2の電極
    を検査ヘッドの電極と接触させて、該検査ヘッドに通電
    しながら該IC試験ボードの検査を行うことができるよ
    うにしたことを特徴とするIC試験ボードの検査装置。
  4. 【請求項4】 該アダプタの該第1の電極は該第2の電
    極と対応する配列で設けられていることを特徴とする請
    求項3に記載の検査装置。
  5. 【請求項5】 該アダプタの該第1の電極は該第2の電
    極と異なった配列で設けられていることを特徴とする請
    求項3に記載の検査装置。
  6. 【請求項6】 該アダプタの該第1の電極と該第2の電
    極とはスルーホールで接続されていることを特徴とする
    請求項3に記載のアダプタ。
  7. 【請求項7】 該アダプタの該第1の電極と該第2の電
    極とは導体パターンで接続されていることを特徴とする
    請求項3に記載のアダプタ。
  8. 【請求項8】 該検査ヘッドの電極及び該アダプタの第
    2の電極の少なくとも一方がばね性を有することを特徴
    とする請求項3に記載の検査装置。
JP9010517A 1997-01-23 1997-01-23 Ic試験ボードの検査方法及び検査装置及びアダプタ Withdrawn JPH10206497A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000321325A (ja) * 1999-05-13 2000-11-24 Advantest Corp Ic試験装置のコンタクトボード及びこれに接触動作するロボットの位置合わせ方法
CN108089036A (zh) * 2018-02-01 2018-05-29 太仓思比科微电子技术有限公司 一种分离式测试连接板

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