JPH0980116A - 半導体チップ用ソケット - Google Patents

半導体チップ用ソケット

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JPH0980116A
JPH0980116A JP23447595A JP23447595A JPH0980116A JP H0980116 A JPH0980116 A JP H0980116A JP 23447595 A JP23447595 A JP 23447595A JP 23447595 A JP23447595 A JP 23447595A JP H0980116 A JPH0980116 A JP H0980116A
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JP
Japan
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socket
stage
semiconductor chip
probe
chip
Prior art date
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Pending
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JP23447595A
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English (en)
Inventor
Tetsuaki Kurihara
哲彰 栗原
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体装置の電気的特性検査において、ベアチ
ップの状態にて半導体装置の電気的特性検査が行なえる
ことを目的とする。 【解決手段】半導体チップ用ソケット。従来セラミック
パッケージを使用するワイヤーボンディング方法であっ
たのに対し、ソケットフタに設置するプローブによるプ
ロービング方法をとっている。ソケットフタにはベアチ
ップの電極端子との接触をとるためのプローブ102を
設けている。位置決め機構104は前後左右及び上下の
移動が可能なステージ105を有し、カメラ101を通
して画像処理による位置決め及びプロービングを行な
う。またステージ105にはベアチップを固定させるた
めの圧空機構103が施されている。 【効果】プロービングによる接触を行なうため、バンプ
がつぶれた状態での再ボンディング時の隣接端子間ショ
ートが減少し、確実な品質確認が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気的特性検査に用
いる半導体チップ用ソケットに関し、特に半導体チップ
におけるバンプ付き狭ピッチ電極端子の隣接端子間のシ
ョートを防止するための半導体チップ用ソケットに好適
のものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の電気的特性検査は、
個々の半導体チップに分割する前のウエハ状態にて、プ
ローブカードの針と電極端子との接触をとる(以下、プ
ロービングと称す)方法、もしくは半導体チップをパッ
ケージ内に封止したパッケージ状態にてパッケージソケ
ットを介してリ−ドとの接触をとる方法が主に用いられ
ていた。
【0003】また、ウエハダイシング後の半導体チップ
(以下、ベアチップと称す)の状態で電気的特性検査を
行なう場合は、セラミックパッケージにベアチップをボ
ンディングして、パッケージソケットを使用して行なっ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、益々狭
ピッチ化が進む半導体装置に対してボンディング端子の
ピッチ設定に制限があり、特にバンプが形成されたベア
チップで再ボンディングを行なうと、バンプがつぶれて
いるため、隣接端子間ショートが起こり易いといった問
題点がある。
【0005】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するもので、その目的とするところは、例えば半導体装
置の不良解析を行なう中で、不具合がベアチップ単体の
電気的特性によるものか、それ以外のところにあるのか
を見極めることができる様、ベアチップ単体での電気的
特性検査を行なうことが可能な半導体チップ用ソケット
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体チップ用
ソケットは、半導体チップの載置されるステージと、該
ステージに対し開閉可能で前記ステージを覆うことが可
能なソケットフタと、該ソケットフタに設置したプロー
ブと、を有してなることを特徴とする。
【0007】また上記構成の半導体チップ用ソケットに
おいて、前記ステージには、前記プローブの位置に対し
て移動可能な位置決め機構が設けられてなることを特徴
とする。
【0008】また上記構成のいずれかの半導体チップ用
ソケットにおいて、前記ソケットフタは、前記半導体チ
ップ及び前記プローブを画像処理用小型カメラで認識可
能な穴を有してなることを特徴とする。
【0009】また上記構成のいずれかの半導体チップ用
ソケットにおいて、前記ステージには、載置される前記
半導体チップを吸着する圧空機構を有してなることを特
徴とする。
【0010】また上記構成のいずれかの半導体チップ用
ソケットにおいて、前記ステージは耐食性に優れる部材
からなり、前記部材に金メッキを施すことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明の半導体チップ用ソケットは、半導体チ
ップの載置されるステージと、該ステージに対し開閉可
能で前記ステージを覆うことが可能なソケットフタと、
該ソケットフタに設置したプローブと、を有してなるこ
とを特徴とすることにより、ベアチップの状態で、プロ
ーブと電極端子との接触方法にて電気的特性検査が可能
となる。
【0012】また上記構成の半導体チップ用ソケットに
おいて、前記ステージには、前記プローブの位置に対し
て移動可能な位置決め機構が設けられてなることを特徴
とすることにより、プローブと電極端子との確実な接触
が可能となる。
【0013】また上記構成のいずれかの半導体チップ用
ソケットにおいて、前記ソケットフタは、前記半導体チ
ップ及び前記プローブを画像処理用小型カメラで認識可
能な穴を有してなることを特徴とすることにより、プロ
ーブと電極端子との接触の様子が認識可能となる。
【0014】また上記構成のいずれかの半導体チップ用
ソケットにおいて、前記ステージには、載置される前記
半導体チップを吸着する圧空機構を有してなることを特
徴とすることにより、ステージに運ばれたベアチップを
固定して、確実な前記位置決めが可能となる。
【0015】また上記構成のいずれかの半導体チップ用
ソケットにおいて、前記ステージは耐食性に優れる部材
からなり、前記部材に金メッキを施すことを特徴とする
ことにより、耐摩耗性の向上、及び帯電防止を図る事が
できる。
【0016】
【実施例】本発明の半導体チップ用ソケット(以下、チ
ップソケットと称す)の一実施例について説明する。図
1はそのチップソケットの概略を示す断面図である。
【0017】その特徴を述べると、ソケットフタに設置
するプローブに対して、前後左右、及び上下の移動が可
能なステージ105を有していることと、ベアチップを
固定するための圧空機構103がソケットに空いた穴を
通してステージ105に施されていることにある。
【0018】次に101〜105のそれぞれについて、
特徴点、及び相互関係を説明する。
【0019】カメラ101は、画像処理用小型カメラで
あり、ソケットフタの開閉に支障をきたさない様に、ス
テージ105の上方に設置する。
【0020】プローブ102は、耐摩耗性、導電性に優
れるタングステンを使用し、ソケットフタに設置され
る。そのソケットフタを閉じると、ステージ105に置
かれるベアチップの電極端子との接触が行なわれる。な
お、タングステン等のプローブ以外を用いる以外にも、
バンプ(突起)を形成してもよい。
【0021】また、ソケットフタには、プローブ102
の先端を含むベアチップ全体の様子が分かる様な穴が開
いている。図3にソケットフタの平面図を示す。
【0022】301は、ソケットフタに開けた穴であ
り、プロービングの様子がカメラ101を通して認識で
きる様に設けたものである。
【0023】302は、ステージ105に置かれるベア
チップである。
【0024】303は、ソケットフタに設置したプロー
ブである。
【0025】圧空機構103は、空気を引いてベアチッ
プを吸着させるために設置するものであり、ステージ1
05に置かれるベアチップを固定させている。
【0026】位置決め機構104は、カメラ101によ
りプロービング状態を認識して、ステージ105を前後
左右、及び上下の移動により、確実なプロービングを実
現させる機能を有するものである。
【0027】ステージ105は、耐食性に優れるステン
レスに耐摩耗性を高めるための金メッキを施したものと
する。
【0028】また、ソケットのベアチップ受け側には、
ステージ105と位置決め機構104とを連結させるた
めに、ステージの移動を可能にする様な穴が開いている
構造とする。図4にソケットのベアチップ受け側の平面
図を示す。
【0029】401は、ステージ105を移動させる領
域を確保させるための溝である。
【0030】402は、ステージ105を上面から観察
した様子であり、ベアチップ受け側とステージ105と
の位置関係、及びステージ105の上面からの形状を示
すものである。
【0031】403は、ステージ105と位置決め機構
104とを連結させるための穴であり、ステージ105
の移動を可能にさせるためのものでもある。
【0032】404は、ステージ105と圧空機構とを
つなげるために設けた穴である。
【0033】以下、詳細は実施順序を追いながら、説明
していく。
【0034】まず、測定するベアチップは、ステージ1
05に置かれ、圧空機構103により固定される。
【0035】次に、プローブ102を有するフタを閉じ
る。ここではまだ、プローブとベアチップの電極端子と
は接触していない。
【0036】ここで、プローブとベアチップの電極端子
との接触の位置決めは、104に接続される位置決め機
構により、プローブとベアチップ上に作り込まれたアラ
イメントマークとの位置関係を認識して、プローブとベ
アチップ電極端子との位置決めを行なう。このとき、カ
メラ101を通して位置決めの様子を観察する。
【0037】前後左右の位置決めを、カメラ101を通
して画像処理により行なってから、プローブと電極端子
とを接触させる。尚、プロービングは104に接続され
る位置決め機構により、ステージを上下に移動させて行
なう。
【0038】上述の通り、ベアチップの固定、位置決
め、及びプロービングの方法を説明したが、以下にチッ
プソケットの量産性を考慮したときの使用方法につい
て、図2に周辺機構を含め説明する。
【0039】図2に示すチップソケットによる連続測定
方法は、従来機構であるチップ選別機を使用して、画像
処理による位置決め方法にて行なう。
【0040】以下、詳細は実施順序を追いながら、説明
していく。
【0041】まず、チップ選別機に接続された角錘コレ
ット201により、測定前ベアチップを拾う。ここで、
202は測定前ベアチップが収納されてあるチップトレ
イである。
【0042】角錘コレット201により拾ったベアチッ
プをチップソケット204のステージ上へ運ぶ。
【0043】前述の通り、チップソケットによる確実な
プロービングの後、測定を行なう。このとき、104に
接続される位置決め機構により、カメラ101を通し
て、画像処理による位置決め、及びプロービングを行な
う。
【0044】測定が終了したベアチップは、角錘コレッ
ト201により、良品、不良品、別々に用意されたチッ
プトレイ203に収納される。
【0045】次に、LSIテスターとの接続について説
明する。
【0046】チップソケット204は、ソケットボード
205に設置しておく。
【0047】プローブ102を有するフタには、プロー
ブからの配線をフタの表裏を通して施せる様にしてお
き、ソケットボード205上にある導通可能なランド2
06上に配線する。
【0048】ランド206より、ケーブル接続によりL
SIテスター側へと接続する。
【0049】以上、実施例を通して、本発明の特徴、及
び使用方法について説明した。なお、本実施例の半導体
チップソケットはCOB(Chip On Boar
d)実装される場合のベアチップの検査に用いると好適
である。
【0050】ベアチップの電極端子との接触は、従来技
術ではセラミックパッケージを使用するワイヤーボンデ
ィング方法であったのに対して、本発明ではソケットフ
タに設置するプローブによるプロービング方法である。
【0051】このため、ワイヤーの金ボールによる隣接
端子間ショートが防止できる。
【0052】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、ベアチ
ップ状態での電気的特性検査はプローブ付きソケットフ
タを開発することにより、セラミックパッケージ費用、
及びボンディング工数が不要となり、従って解析納期の
短縮、及びコストダウンが可能となる。
【0053】また、本発明はプロービングによる接触を
行なうため、バンプがつぶれた状態での再ボンディング
時の隣接端子間ショートが減少し、確実な品質確認が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体チップ用ソケットの断面図であ
る。
【図2】本発明の半導体チップ用ソケットと周辺装置と
の関連図である。
【図3】本発明の半導体チップ用ソケットのフタの平面
図である。
【図4】本発明の半導体チップ用ソケットのベアチップ
受け側の平面図である。
【符号の説明】
101・・・カメラ 102・・・プローブ 103・・・圧空機構 104・・・位置決め機構 105・・・ステージ 201・・・角錘コレット 202・・・測定前ベアチップ収納チップトレイ 203・・・測定後ベアチップ収納チップトレイ 204・・・チップソケット 205・・・ソケットボード 206・・・ランド 301・・・ソケットフタ側の穴 302・・・ベアチップ 303・・・プローブ 401・・・ベアチップ受け側の溝 402・・・ステージ105の上面 403・・・ベアチップ受け側の穴 404・・・圧空機構用の穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップの載置されるステージと、
    該ステージに対し開閉可能で前記ステージを覆うことが
    可能なソケットフタと、該ソケットフタに設置したプロ
    ーブと、を有してなることを特徴とする半導体チップ用
    ソケット。
  2. 【請求項2】 前記ステージには、前記プローブの位置
    に対して移動可能な位置決め機構が設けられてなること
    を特徴とする請求項1記載の半導体チップ用ソケット。
  3. 【請求項3】 前記ソケットフタは、前記半導体チップ
    及び前記プローブを画像処理用小型カメラで認識可能な
    穴を有してなることを特徴とする請求項1または2記載
    の半導体チップ用ソケット。
  4. 【請求項4】 前記ステージには、載置される前記半導
    体チップを吸着する圧空機構を有してなることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1項記載の半導体チップ
    用ソケット。
  5. 【請求項5】 前記ステージは耐食性に優れる部材から
    なり、前記部材に金メッキを施すことを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項記載の半導体チップ用ソケッ
    ト。
JP23447595A 1995-09-12 1995-09-12 半導体チップ用ソケット Pending JPH0980116A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278909A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Sharp Corp 半導体チップテストソケット
JP2012237645A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Sharp Corp 半導体検査装置
CN105067847A (zh) * 2015-08-10 2015-11-18 苏州赛腾精密电子股份有限公司 翻盖式探针模组

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