JP2570033B2 - プリント配線板用導通検査機 - Google Patents
プリント配線板用導通検査機Info
- Publication number
- JP2570033B2 JP2570033B2 JP3326259A JP32625991A JP2570033B2 JP 2570033 B2 JP2570033 B2 JP 2570033B2 JP 3326259 A JP3326259 A JP 3326259A JP 32625991 A JP32625991 A JP 32625991A JP 2570033 B2 JP2570033 B2 JP 2570033B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed wiring
- grid
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- continuity
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板の導通
検査に使用するプリント配線板用導通検査機に関する。
検査に使用するプリント配線板用導通検査機に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年プリント配線板は、ＩＣ、ＬＳＩ等
の半導体デバイスの高集積化や高機能化が進むに従がい
複雑化、高密度化してきている。一方プリント配線板の
用途は拡大の一途をたどっており、公共性の高い大型シ
ステムで採用される頻度も急激に増大している。そのた
め、プリント配線板に求められる信頼性は一層高いもの
になっている。このプリント配線板の電気的な導通検査
は必要不可欠である。通常、プリント配線板は、基板の
表層または内層に導体回路を備えており、この導体回路
の導通検査は、導体回路の始点と終点に設けられたスル
ーホール等に接触子を接触させて、所定の導通がされて
いるかを判別している。プリント配線板の高密度が進む
に従がい、スルーホールの配置格子が、従来の２．５４
ｍｍ標準格子から、その中間格子上にも設けられるよう
な設計に変わっており、従来の標準格子上に接触子を数
多く設けたユニバーサル導通検査機が使用できなくなっ
てきた。プリント配線板のスルーホール等が標準格子上
にない場合、従来では、例えば、特開昭５７−１７２２
６１号公報に示されているように、一定領域内のすべて
の格子上に接触子を配置した主アダプターを該領域内で
格子点以外の位置および／または領域外の位置に接触子
を配置した副アダプターとを被検査スルーホールプリン
ト配線板の表裏より同時的に近接させ、夫々の接触子を
接続させることにより検査するスルーホールプリント配
線板の検査方法や、実開平１−１１２６７８号公報に示
されるように、接触子ホルダの主面の格子上に多数植立
した接触子のうち、非標準格子上のスルーホールに近い
ところにある接触子にスルーホール試験用の接触子を連
結した固定接触子ホルダをかぶせたユニバーサル導通検
査機等がある。
の半導体デバイスの高集積化や高機能化が進むに従がい
複雑化、高密度化してきている。一方プリント配線板の
用途は拡大の一途をたどっており、公共性の高い大型シ
ステムで採用される頻度も急激に増大している。そのた
め、プリント配線板に求められる信頼性は一層高いもの
になっている。このプリント配線板の電気的な導通検査
は必要不可欠である。通常、プリント配線板は、基板の
表層または内層に導体回路を備えており、この導体回路
の導通検査は、導体回路の始点と終点に設けられたスル
ーホール等に接触子を接触させて、所定の導通がされて
いるかを判別している。プリント配線板の高密度が進む
に従がい、スルーホールの配置格子が、従来の２．５４
ｍｍ標準格子から、その中間格子上にも設けられるよう
な設計に変わっており、従来の標準格子上に接触子を数
多く設けたユニバーサル導通検査機が使用できなくなっ
てきた。プリント配線板のスルーホール等が標準格子上
にない場合、従来では、例えば、特開昭５７−１７２２
６１号公報に示されているように、一定領域内のすべて
の格子上に接触子を配置した主アダプターを該領域内で
格子点以外の位置および／または領域外の位置に接触子
を配置した副アダプターとを被検査スルーホールプリン
ト配線板の表裏より同時的に近接させ、夫々の接触子を
接続させることにより検査するスルーホールプリント配
線板の検査方法や、実開平１−１１２６７８号公報に示
されるように、接触子ホルダの主面の格子上に多数植立
した接触子のうち、非標準格子上のスルーホールに近い
ところにある接触子にスルーホール試験用の接触子を連
結した固定接触子ホルダをかぶせたユニバーサル導通検
査機等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
導通検査機においては、例えば特開昭５７−１７２２６
１号公報に示されている導通検査機は、標準格子点以外
の位置に接触子を配置した副アダプタを製作し、同時に
近接させて、夫々の接触子をプリント配線板のスルーホ
ール等に接触させるため、主アダプタと副アダプタの位
置合せがむずかしくなり、これを解消するためには特殊
な位置合せ装置機構等を必要とし、装置が複雑となり、
また高価な導通検査機になる。実開平１−１１２６７８
号公報に示されるユニバーサル導通検査機は非標準格子
上のスルーホール等に接触を取るため、接触子サックを
標準格子上の接触子に連結する方法であるが、非標準格
子上のスルーホールが数多い場合、対応できないという
不具合があった。本発明は、標準格子上にスルーホール
をもったプリント配線板と中間格子上にスルーホールを
もったプリント配線板も同時に検査できる安価なプリン
ト配線板用導通検査機を提供することを目的とする。
導通検査機においては、例えば特開昭５７−１７２２６
１号公報に示されている導通検査機は、標準格子点以外
の位置に接触子を配置した副アダプタを製作し、同時に
近接させて、夫々の接触子をプリント配線板のスルーホ
ール等に接触させるため、主アダプタと副アダプタの位
置合せがむずかしくなり、これを解消するためには特殊
な位置合せ装置機構等を必要とし、装置が複雑となり、
また高価な導通検査機になる。実開平１−１１２６７８
号公報に示されるユニバーサル導通検査機は非標準格子
上のスルーホール等に接触を取るため、接触子サックを
標準格子上の接触子に連結する方法であるが、非標準格
子上のスルーホールが数多い場合、対応できないという
不具合があった。本発明は、標準格子上にスルーホール
をもったプリント配線板と中間格子上にスルーホールを
もったプリント配線板も同時に検査できる安価なプリン
ト配線板用導通検査機を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント配線板
用導通検査機は、標準格子上に接触子を立てた導通検査
機用フィックスチャーにおいて、２．５４ｍｍ格子等の
標準格子とその中間格子に接触子を立てて、絶縁被覆電
線で接続したことを特徴とする。
用導通検査機は、標準格子上に接触子を立てた導通検査
機用フィックスチャーにおいて、２．５４ｍｍ格子等の
標準格子とその中間格子に接触子を立てて、絶縁被覆電
線で接続したことを特徴とする。
【０００５】
【作用】以上の構造から明らかなように、標準格子とそ
の中間格子に接触子を設けることにより、標準格子上に
スルーホールをもったプリント配線板や中間格子上にス
ルーホールをもったプリント配線板に接触子を接触させ
電気的な検査をすることができる。
の中間格子に接触子を設けることにより、標準格子上に
スルーホールをもったプリント配線板や中間格子上にス
ルーホールをもったプリント配線板に接触子を接触させ
電気的な検査をすることができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明によるプリント配線板用導通検
査機の実施例を、添付図を参照しながら詳細に説明す
る。図１は本発明による導通検査機のフィックスチャー
の接触子配列を示す平面図、図２は本発明による導通検
査機用フィックスチャーの斜視図、図３は導通検査機の
機能図、図４はプリント配線板の斜視図、図５は従来の
導通検査方法（ａ）、図６は従来の導通検査方法（ｂ）
である。本発明は多数の接触子を用いてプリント配線板
の導通状態を検査する方法及び装置に関するものであ
り、これらの方法には接触子を備えたフィックスチャー
部（１）、スイッチング回路部（２）、制御部（３）等
からなる装置が用いられる。図４において、プリント配
線板（４）はスルーホール（５）により表裏の回路が接
続されている。このスルーホール（５）は従来２．５４
ｍｍの標準格子（６）上に配置されていたが、この格子
の中間格子（７）例えば１．２７ｍｍ格子上に配置され
るようになり、従来の標準格子（６）上に接触子（８）
をもったフィックスチャー（９）では接触が取れなくな
ってきた。このため図５の従来の導通検査方法（ａ）で
は標準格子（６）上に接触子（８）を設けた主アダプタ
（１０）のほかに、標準格子（６）からはずれたスルー
ホールの位置に合うように接触子（８）を立てた副アダ
プタ（１１）を用いて電気的な検査を行なっていた。こ
の検査方法であると、主アダプタ（１０）、プリント配
線板（４）および副アダプタ（１１）との相互の位置合
せ機構等を必要とするため、装置が複雑になるほか高額
となる。また、図６の従来の検査方法（６）は、接触子
ホルダー（１２）を標準格子（６）上の接触子（８）に
差し込んで連結する方法であるが、中間格子（７）上の
スルーホールが数多い場合対応できない。これに対し、
本願の導通検査方法は図２に死示すように２．５４ｍｍ
の標準格子（６）と１．２７ｍｍの中間格子（７）上に
接触子（８）を植え込み、フィックスチャー（９）の外
周部にある標準格子（６）上の接触子（８）とフィック
スチャー（９）中央手前部に作った中間格子（７）上の
接触子（８）を絶縁被覆電線（１３）で結線するフィッ
クスチャー（９）を使用する。
査機の実施例を、添付図を参照しながら詳細に説明す
る。図１は本発明による導通検査機のフィックスチャー
の接触子配列を示す平面図、図２は本発明による導通検
査機用フィックスチャーの斜視図、図３は導通検査機の
機能図、図４はプリント配線板の斜視図、図５は従来の
導通検査方法（ａ）、図６は従来の導通検査方法（ｂ）
である。本発明は多数の接触子を用いてプリント配線板
の導通状態を検査する方法及び装置に関するものであ
り、これらの方法には接触子を備えたフィックスチャー
部（１）、スイッチング回路部（２）、制御部（３）等
からなる装置が用いられる。図４において、プリント配
線板（４）はスルーホール（５）により表裏の回路が接
続されている。このスルーホール（５）は従来２．５４
ｍｍの標準格子（６）上に配置されていたが、この格子
の中間格子（７）例えば１．２７ｍｍ格子上に配置され
るようになり、従来の標準格子（６）上に接触子（８）
をもったフィックスチャー（９）では接触が取れなくな
ってきた。このため図５の従来の導通検査方法（ａ）で
は標準格子（６）上に接触子（８）を設けた主アダプタ
（１０）のほかに、標準格子（６）からはずれたスルー
ホールの位置に合うように接触子（８）を立てた副アダ
プタ（１１）を用いて電気的な検査を行なっていた。こ
の検査方法であると、主アダプタ（１０）、プリント配
線板（４）および副アダプタ（１１）との相互の位置合
せ機構等を必要とするため、装置が複雑になるほか高額
となる。また、図６の従来の検査方法（６）は、接触子
ホルダー（１２）を標準格子（６）上の接触子（８）に
差し込んで連結する方法であるが、中間格子（７）上の
スルーホールが数多い場合対応できない。これに対し、
本願の導通検査方法は図２に死示すように２．５４ｍｍ
の標準格子（６）と１．２７ｍｍの中間格子（７）上に
接触子（８）を植え込み、フィックスチャー（９）の外
周部にある標準格子（６）上の接触子（８）とフィック
スチャー（９）中央手前部に作った中間格子（７）上の
接触子（８）を絶縁被覆電線（１３）で結線するフィッ
クスチャー（９）を使用する。
【０００７】この構造をもつフィックスチャー（９）を
使って検査する場合、標準格子（６）上にスルーホール
（５）があるプリント配線板（４）は何ら問題なく接触
子（８）と接触を取れ電気的な検査をすることができ
た。更に中間格子（７）上にもスルーホールのあるプリ
ント配線板（４）は適用サイズは小さくなるが、標準格
子（６）や中間格子（７）の接触子（８）と接触でき検
査できた。この時フィックスチャー（９）外周部の標準
格子（６）上の接触子（８）にも同時に検査用電圧がか
かるが、絶縁シート等をのせておけば問題ない。この構
造をもつフィックスチャー（９）は標準格子（６）と中
間格子（７）の接触子（８）から絶縁被覆電線（１３）
で共通のスイッチングカード（１４）を使えるため、装
置価格の多くを占めるスイッチングカード（１４）を減
らすことができた。例えば標準格子（６）上の接触子
（８）をＸ軸方向に２００本、Ｙ軸方向に１９３本植え
込む。中間格子（７）上の接触子（７）はフィックスチ
ャー（９）の手前中央に１５９本、Ｙ軸方向に１１９本
植え、中間格子（７）周囲の標準格子（６）上の接触子
（８）と順に絶縁被覆電線（１３）で結線を行なった。
その結果、２５６本の接触子（８）をカバーするスイッ
チングカード（１４）を７４枚減らすことができた。な
お、導通検査機用テストデータはＣＡＤから作られたも
のを使用することが多いが、中間格子部のテストデータ
も座標変換ソフトを開発することにより、適用可能とな
り、信頼性の高い導通検査方法を確立することができ
た。
使って検査する場合、標準格子（６）上にスルーホール
（５）があるプリント配線板（４）は何ら問題なく接触
子（８）と接触を取れ電気的な検査をすることができ
た。更に中間格子（７）上にもスルーホールのあるプリ
ント配線板（４）は適用サイズは小さくなるが、標準格
子（６）や中間格子（７）の接触子（８）と接触でき検
査できた。この時フィックスチャー（９）外周部の標準
格子（６）上の接触子（８）にも同時に検査用電圧がか
かるが、絶縁シート等をのせておけば問題ない。この構
造をもつフィックスチャー（９）は標準格子（６）と中
間格子（７）の接触子（８）から絶縁被覆電線（１３）
で共通のスイッチングカード（１４）を使えるため、装
置価格の多くを占めるスイッチングカード（１４）を減
らすことができた。例えば標準格子（６）上の接触子
（８）をＸ軸方向に２００本、Ｙ軸方向に１９３本植え
込む。中間格子（７）上の接触子（７）はフィックスチ
ャー（９）の手前中央に１５９本、Ｙ軸方向に１１９本
植え、中間格子（７）周囲の標準格子（６）上の接触子
（８）と順に絶縁被覆電線（１３）で結線を行なった。
その結果、２５６本の接触子（８）をカバーするスイッ
チングカード（１４）を７４枚減らすことができた。な
お、導通検査機用テストデータはＣＡＤから作られたも
のを使用することが多いが、中間格子部のテストデータ
も座標変換ソフトを開発することにより、適用可能とな
り、信頼性の高い導通検査方法を確立することができ
た。
【０００８】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明によるプリ
ント配線板用導通検査機によれば、標準格子上の接触子
を中間格子上の接触子を絶縁被覆電線で結線することに
より、より高密度のプリント配線板の電気的な検査がで
きるほか、装置価格を低減できる。
ント配線板用導通検査機によれば、標準格子上の接触子
を中間格子上の接触子を絶縁被覆電線で結線することに
より、より高密度のプリント配線板の電気的な検査がで
きるほか、装置価格を低減できる。
【図１】本発明の一実施例である導通検査機のフィック
スチャーの接触子配列を示す平面図である。
スチャーの接触子配列を示す平面図である。
【図２】本発明の一実施例である導通検査機のフィック
スチャーの斜視図である。
スチャーの斜視図である。
【図３】本発明の一実施例である導通検査機の機能図で
ある。
ある。
【図４】本発明の一実施例に用いたプリント配線板の斜
視図である。
視図である。
【図５】従来例の導通検査方法（ａ）を説明するための
概略側面図である。
概略側面図である。
【図６】従来例の導通検査方法（ｂ）を説明するための
概略斜視図である。
概略斜視図である。
１ フィックスチャー部 ２ スイッチング
回路部 ３ 制御部 ４ プリント配線
板 ５ スルーホール ６ 標準格子 ７ 中間格子 ８ 接触子 ９ フィックスチャー １０ 主アダプター １１ 副アダプター １２ 接触子ホル
ダー １３ 絶縁被覆電線 １４ スイッチン
グカード
回路部 ３ 制御部 ４ プリント配線
板 ５ スルーホール ６ 標準格子 ７ 中間格子 ８ 接触子 ９ フィックスチャー １０ 主アダプター １１ 副アダプター １２ 接触子ホル
ダー １３ 絶縁被覆電線 １４ スイッチン
グカード
Claims (1)
- 【請求項１】 標準格子上に接触子を設けた導通検査機
用フィックスチャーにおいて、フィックスチャーの一部
に設けた中間格子上にある接触子を、標準格子上にある
接触子と、絶縁被覆電線で接続したことを特徴とするプ
リント配線板用導通検査機
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3326259A JP2570033B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | プリント配線板用導通検査機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3326259A JP2570033B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | プリント配線板用導通検査機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05164784A JPH05164784A (ja) | 1993-06-29 |
| JP2570033B2 true JP2570033B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=18185774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3326259A Expired - Lifetime JP2570033B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | プリント配線板用導通検査機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570033B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP3326259A patent/JP2570033B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05164784A (ja) | 1993-06-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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