JPH1026646A - コンタクト装置 - Google Patents

コンタクト装置

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JPH1026646A
JPH1026646A JP8183449A JP18344996A JPH1026646A JP H1026646 A JPH1026646 A JP H1026646A JP 8183449 A JP8183449 A JP 8183449A JP 18344996 A JP18344996 A JP 18344996A JP H1026646 A JPH1026646 A JP H1026646A
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JP
Japan
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board
pin
contact
main board
contact device
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JP8183449A
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English (en)
Inventor
Yukimori Shibui
志守 渋井
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TOYO DENSHI GIKEN KK
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TOYO DENSHI GIKEN KK
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極等の位置関係の相違する被コンタク
ト物に、部材の一部の交換で対応することができるよう
にし、以て検査用の設備の増大を防止し、検査コストの
低減を図る。 【解決手段】 ベース1にコネクタと電気的に接続され
た中継ピン8が配設された第1のピンボード3と第1の
メインボードを取り付けてなる基本ユニットと、上記中
継ピン8と接触するピン24が配設された第2のピンボ
ード21及び該ピンボードの各ピン24に電気的に接続
され被測定体の例えば電極に対応した位置にて貫通状に
測定用ピン18が設けられた第2のメインボード14、
15、16、17を少なくとも有し、該メインボードに
て上記第1のメインボードに着脱自在に取り付けられて
なる対応ユニット13とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクト装置、
特に、配線、端子及び/又は電極を多数有する被コンタ
クト物の該配線、端子及び/又は電極の少なくとも一部
であるコンタクトを取るべき部分と対応する多数の接触
子を有し、各コンタクトを取るべき部分を該接触子を介
して電気的に外部に導出するコンタクト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IC、トランジスタその他の電子部品を
用いた電子回路は、各種の装置、機器類に非常に多く用
いられており、その用途は拡大の一途を辿っているが、
これら電子回路は片面あるいは両面に配線膜が印刷され
たプリント基板を用いて構成されるのが普通であり、該
プリント基板にIC、トランジスタその他の各種電子部
品を搭載し、必要な半田付けを行うことにより電子回路
が構成されるようになっている。
【0003】そして、電子回路を用いた装置、機器類は
その多くが小型化、高機能化、高性能化が要求され、そ
れに伴って電子回路の回路構成が複雑化、高集積化を要
求されている。従って、プリント基板の配線も微細化、
高集積化の傾向があり、それの検査が難しくなり、且つ
非常に重要になりつつある。というのは、配線が太く、
数が少ない場合にはショート不良等が生じにくいが、配
線の微細化、高集積化が進むほどショート不良が生じ易
く、またその発見が難しくなるからである。
【0004】図4(A)、(B)はプリント基板の検査
に用いるコンタクト装置の従来例を示すもので、(A)
は要部の斜視図、(B)は接触子取付プレートの断面図
である。
【0005】図面において、aは下ベース、bは上ベー
スで、上下に適宜離間して対向配置され、且つ、その一
方、例えば上ベースbが他方、例えば下ベースaに対し
てガイドc、cにより垂直方向に案内されて近接した
り、離間したりし得るようにされている。
【0006】dは下ベースa表面に取り付けられた下プ
レートで、被検査プリント基板pの下側の面に形成され
た配線q、q、・・・の後述する接触子(j)によって
電気的に導出すべき各ポイントと対応したところに接触
子装着孔f、f、・・・が形成されている。
【0007】g、g、・・・は上記接触子装着孔f、
f、・・・に装着された接触子で、鍔付きケースh、
h、・・・内にスプリングi、i・・・を介して接触針
j、j、・・・が先端が該鍔付きケース上端から所定長
さ突出するように装着されている。接触子g、g、・・
・は上プレートaの上面側から接触子装着孔f、f、・
・・に装着し、鍔をストッパとして用いる。
【0008】そして、各接触子g、g、・・・のケース
h、h、・・・の底部には被覆電線k、k、・・・の一
端が例えば半田付けによりあるいはラッピングにより接
続されている。
【0009】上記各被覆電線k、k、・・・の他端がソ
ケットlに接続されている。このソケットlには図示し
ない検査機本体の図示しないケーブルが装着される。
【0010】尚、上ベースbに取り付けられたプレート
eにも下ベースaと同じように接触子g、g、・・・が
装着され、そのケースh、h、・・・には被覆電線k、
k、・・・の一端が接続されており、そして、該被覆電
線k、k、・・・の他端がソケット(上記ソケットlと
別の場合もあれば同じ場合もある。)に接続されてい
る。
【0011】m、nはプレートd、eに対する被検査プ
リント基板pの位置関係を規定する位置決め具である。
【0012】このコンタクト装置を用いて被検査プリン
ト基板pの両面の配線に異常がないかどうかを検査する
には、上下に開いた下ベースa・上ベースb間に被検査
プリント基板pを置き、上ゲートbをガイドc、c、・
・・に沿って下降させると共に、位置決め具m、nの先
端を被検査プリント基板pの位置決め孔oに嵌合させる
ことによりプレートd、eに対する被検査プリント基板
pの位置決めを行い、上下プレートd、eに取り付けら
れた接触子g、g・・・の接触針j、j、・・・の先端
を被検査プリント基板pの配線q、q、・・・の表面に
接触させる。そして、その状態で該コンタクト装置のソ
ケットl(、l)にケーブルを介して接続された図示し
ない検査機により被検査プリント基板pの配線q、q、
・・・についてショート不良等がないかどうかを試験す
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
コンタクト装置には、被検査プリント基板pのパターン
が異なると対応できなくなり、被検査プリント基板pの
パターン毎にコンタクト装置をつくらなければならない
という問題があった。即ち、被検査プリント基板pには
種々のものがあり、種類によりパターンが異なり、パタ
ーンが異なると一つのコンタクト装置ではそれに対応で
きなくなる。従って、その場合には別途コンタクト装置
全部を新たにつくらなければならない。これは、検査設
備の増大、検査コストの増大を招くので好ましくない。
【0014】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、配線、端子及び/又は電極を多数有
する被コンタクト物の該配線、端子及び/又は電極の少
なくとも一部であるコンタクトを取るべき部分と対応す
る多数の接触子を有し、各コンタクトを取るべき部分を
電気的に外部に導出するコンタクト装置において、配
線、端子及び/又は電極の位置関係の相違する被コンタ
クト物に、部材の一部の交換で対応することができるよ
うにし、以て検査用の設備の増大を防止し、検査コスト
の低減を図ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1のコンタクト装
置は、ベースにコネクタと電気的に接続された中継ピン
が多数配設された第1のピンボードとそれより高いとこ
ろに位置し該ピンボードと略対応するところに対応ユニ
ット挿通窓を有する第1のメインボードを取り付けてな
る基本ユニットと、上記対応ユニット挿通窓に納まり上
記中継ピンと接触する接触ピンが配設された第2のピン
ボード及び該ピンボードの各ピンに電気的に接続され被
測定体の配線、端子及び/又は電極に対応した位置にて
貫通状に測定用ピンが設けられた第2のメインボードと
を少なくとも有し、該第2のメインボードにて上記第1
のメインボードに着脱自在に取り付けられてなる対応ユ
ニットと、からなることを特徴とする。
【0016】従って、請求項1のコンタクト装置によれ
ば、被コンタクト物の違いに対しては対応ユニットの交
換により対応することができ、コンタクト装置全体を交
換する必要がない。
【0017】依って、検査用の設備の増大を防止し、検
査コストの低減を図ることができる。
【0018】請求項2のコンタクト装置は、請求項1記
載のコンタクト装置において、検査時に第2のピンボー
ドを上から加圧する加圧手段を有することを特徴とす
る。
【0019】従って、請求項2のコンタクト装置によれ
ば、検査時に第2のピンボードを加圧手段により加圧す
るので、第1のピンボードの中継ピンと、第2のピンボ
ードの接触ピンとの接触をより強固にし、接触不良のお
それをなくすことができる。請求項3のコンタクト装置
は、請求項1又は2記載のコンタクト装置において、対
応ユニットのメインボードの測定用ピンが納まる孔の下
部に被覆電線の被覆を剥いた芯線の先端部を挿入し、該
芯線の上側にスプリングを挿入し、該スプリングの上側
に上記測定用ピンを挿入したことを特徴とする。
【0020】従って、請求項3のコンタクト装置によれ
ば、被覆電線の先端の被覆を剥ぎ、芯線をそのまま対応
ユニットのメインボードに挿入することにより測定用ピ
ンとスプリングを介して接続される部分を構成でき、製
造が容易である。
【0021】請求項4のコンタクト装置は、請求項1の
コンタクト装置の基本ユニットと同様の基本ユニット
と、該ユニットの中継ピンと接触する配線膜を下面に、
被検査体の配線、端子及び/又は電極のコンタクトをと
るべき部分と対応する配線膜を上面に有し、且つ上面の
配線膜と下面の配線膜の対応するもの同士が内部にて電
気的に接続されたプリント基板と、該プリント基板の上
面の配線膜及び被測定体の配線、端子及び/又は電極に
対応した位置にて貫通状に測定用ピンが設けられた第2
のメインボードとを少なくとも有し、該第2のメインボ
ードが上記第1のメインボードに着脱自在に取り付けら
れてなる対応ユニットと、からなることを特徴とする。
【0022】従って、請求項4のコンタクト装置によれ
ば、被コンタクト物の違いに対しては対応ユニットの交
換により対応することができ、コンタクト装置全体を交
換する必要がない。
【0023】依って、検査用の設備の増大を防止し、検
査コストの低減を図ることができる。
【0024】請求項5のコンタクト装置は、請求項4記
載のコンタクト装置において、検査時に、対応ユニット
を構成するプリント基板を加圧する加圧手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0025】従って、請求項5のコンタクト装置によれ
ば、検査時に、第1のピンボードの中継ピンと、プリン
ト基板の上側の配線膜との接触をより強固にし、接触不
良のおそれをなくすことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示実施の形態に
従って詳細に説明する。図1(A)、(B)は本発明コ
ンタクト装置の第1の実施の形態を示すもので、(A)
は断面図、(B)は基本ユニットの断面図である。図面
において、1は基本ユニットで、ベース2に第1のピン
ボード3を支柱4、4を介して取り付け、更に、第1の
メインボード5を支柱6、6を介して取り付けてなる。
該メインボード5はピンボード3よりも広く、且つ高い
ところに位置し、そして、ピンボード3の上方にあたる
部分に対応ユニット挿通窓7を有する。
【0027】上記ピンボード3には中継ピン8、8、・
・・が多数、例えばグリッドアレイ状に配設され、該各
中継ピン8、8、・・・はソケット9、9、・・・を介
してケーブル10、10、・・・に接続されている。該
ケーブル10、10、・・・は第1のメインボード5に
取り付けられたコネクタ取付板11のコネクタ12に接
続されている。該コネクタ12には図示しないテスター
回路が電気的に接続される。尚、ケーブル10は、銅線
を熱収縮チューブにより或いは絶縁材のコーティングに
より被覆したものを用いても良いが、それは高価となる
ので、特殊な鋼線を通常の電線と同じように被覆するよ
うにしても良い。これは安価になるという利点がある。
というのは図面ではケーブル10の数は余り多くないよ
うに見えるが実際には非常に使用本数が多く、使用量が
多いのでその価格の差は無視できないのである。
【0028】この基本ユニット1はコンタクト装置の基
本的部分を成し、被検査プリント基板が異なっても支障
なく対応でき、交換する必要がない。
【0029】次に、被検査プリント基板の種類の違いに
応じて交換される対応ユニット13について説明する。
【0030】14は取付ボード、15は該取付ボード1
4上を覆う保護板、16は中間板、17はコンタクト板
で、これらは積層され、ネジ止めその他の手段により一
体化され、中間板16及びコンタクト板17は基本ユニ
ット1のメインボード(第1のメインボード)5の対応
ユニット挿通窓7内に納まっている。この取付ボード1
4、保護板15、中間板16及びコンタクト板17は対
応ユニット13のメインボード(第2のメインボード)
を成す。
【0031】メインボード(第2のメインボード)1
4、15、16、17の表面からはバンプ接触子18、
18、・・・が突出せしめられている。該バンプ接触子
18、18、・・・は被検査プリント基板のコンタクト
を取るべき例えば電極と対応して設けられている。この
各バンプ接触子18は先端部が例えば直径0.16mm
で、基部が直径例えば0.3mmであり、保護板15の
直径例えば0.2mmの孔に先端部が通されており、該
保護板15にバンプ接触子18の基部が押さえられるこ
とによってバンプ接触子18の抜けが防止される。1
9、19、・・・はスプリング20、20、…を介して
上記バンプ接触子18に一端が接続された線材で、その
他端は後述する接触子(24)に電気的に接続されてい
る。該線材19も上記ケーブル10と同様に、銅線を熱
収縮チューブにより或いは絶縁材のコーティングにより
被覆したものを用いても良いが、それは高価となるの
で、特殊な鋼線を通常の電線と同じように被覆するよう
にしても良い。
【0032】21はピンボード(第2のピンボード)
で、複数の取付ピン22を介して上記メインボードの中
間板16及びコンタクト板17の下面側に適宜離間して
取り付けられている。23は該ピンボード21に取り付
けられ、上記メインボード14、15、16、17を貫
通して上に突出せしめられた圧縮ピン(加圧手段)であ
り、検査時にこれを押すことによりピンボード21を上
から押すことができるようになっている。24、24、
・・・は基本ユニット1の中継ピン8、8、・・・と接
触せしめられた接触子で、ピンボード21に配設されて
おり、従って、中継ピン8、8、・・・と全く同じよう
に配置されている。そして、この各接触子24、24、
・・・に上記線材19の他端が電気的に接続されてい
る。25は線材19を通す孔である。
【0033】図2(A)は中継ピン8と接触子24の部
分の実施例を示す断面図、図2(B)はバンプ接触子の
実施例を示す断面図である。本実施例において、中継ピ
ン8の上端は接触性を良好にするために凹凸が設けられ
ている。また、バンプ接触子18の保護板15からの突
出量は、圧縮ピン23の突出量と比較すると稍小さい。
【0034】本コンタクト装置により、プリント基板を
検査する場合、対応ユニット13の上にそのプリント基
板を載せる。すると、該プリント基板のコンタクトを取
るべき例えば各電極がそれと対応するバンプ接触子18
と接した状態になる。更に、その接触状態をより確実に
するべくプリント基板を適宜加圧するとその接触状態が
より良好になり、プリント基板の各電極とそれに対応す
るバンプ接触子18との間に接触不良が生じるおそれが
なくなる。また、その加圧により、圧縮ピン23を通じ
てピンボード21を下に押すことができる。すると、そ
の各接触子24が、それと接触している第1のピンボー
ド3の中継ピン8側に押され、各接触子24と中継ピン
8との接触がより強固なものになる。従って、接触子2
4と中継ピン8との接触不良も生じない。
【0035】検査時には、被検査プリント基板の各電極
は、バンプ接触子18、スプリング20、線材19、接
触子24、中継ピン8、ソケット9、ケーブル10を通
じてコネクタ12に接続され、更に図示しない検査用回
路に接続される。
【0036】このようなコンタクト装置によれば、各電
極の配置が異なるプリント基板を検査するときは、バン
プ接触子18の配置がそれに対応した対応ユニット13
を用意しそれに交換すれば良く、基本ユニット1はその
まま使用できる。
【0037】
【発明の実施の形態】図3は本発明コンタクト装置の第
2の実施の形態を示すもので、(A)は断面図、(B)
は対応ユニットの構成要素としてのプリント基板を示す
平面図である。本実施の形態は、第1の実施の形態とは
基本ユニット1に関しては構成に基本的な相違がなく、
また対応ユニット12aに関しても共通する部分がある
ので、共通する部分には共通の符号を付与し、その詳細
な説明は省略し、相違する点についてのみ詳細に説明す
ることとする。
【0038】13aは対応ユニットで、第1の実施の形
態とはピンボード(第2のピンボード)21に代えてプ
リント基板21aを用いており、また、線材19を用い
ない点で大きく異なっている。14はサブボード、30
は薄板、16は中間板、17はコンタクト板で、30は
薄板であり、これらにより対応ユニット13aのメイン
ボード(第2のメインボード)が構成される。
【0039】そして、このメインボードの上下両面には
バンプ接触子18、18aが突出せしめられており、そ
の間にはスプリング20が介在せしめられている。この
バンプ接触子18、18aの各対は、被検査プリント基
板のコンタクトを取るべき部分と対応した位置に形成さ
れている。
【0040】21aはプリント基板で、両面に配線膜を
有し、上面の配線膜32aは各バンプ接触子18aと接
触する位置に(換言すると、被検査プリント基板のコン
タクトを取るべき部分と対応した位置に)形成されてお
り、下面の配線膜32bは基本ユニット1のピンボード
(第1のピンボード)3の各中継ピン8に対応した位置
に(具体的にはピングリッドアレイ状に)形成されてお
り、その上面の配線膜32aと下面の配線膜32bの互
いに対応するもの同士は内部配線c、更にはスルーホー
ルを介して電気的に接続されており、この電気的接続が
第1の実施の形態における線材19の役割を果たす。
【0041】尚、該プリント基板21aは第1の実施の
形態におけるピンボード(第2のピンボード)21と同
じように複数の取付ピン22を介してメインボードに取
り付けられており、そして、また、検査時に圧縮ピン2
3を通じて加圧すると、プリント基板21aを下側に押
すことができ、それにより配線膜32bと中継ピン8と
の接触状態を強固にすることができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1のコンタクト装置によれば、被
コンタクト物の違いに対しては対応ユニットの交換によ
り対応することができ、コンタクト装置全体を交換する
必要がない。
【0043】依って、検査用の設備の増大を防止し、検
査コストの低減を図ることができる。
【0044】請求項2のコンタクト装置によれば、検査
時に第2のピンボードを加圧手段により加圧するので、
第1のピンボードの中継ピンと、第2のピンボードの接
触ピンとの接触をより強固にし、接触不良のおそれをな
くすことができる。
【0045】請求項3のコンタクト装置によれば、被覆
電線の先端の被覆を剥ぎ、芯線をそのまま対応ユニット
のメインボードの挿入することにより測定用ピンとスプ
リングを介して接続される部分を構成でき、製造が容易
である。
【0046】請求項4のコンタクト装置によれば、被コ
ンタクト物の違いに対しては対応ユニットの交換により
対応することができ、コンタクト装置全体を交換する必
要がない。
【0047】依って、検査用の設備の増大を防止し、検
査コストの低減を図ることができる。
【0048】請求項5のコンタクト装置によれば、検査
時に、第1のピンボードの中継ピンと、プリント基板の
上側の配線膜との接触をより強固にし、接触不良のおそ
れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は本発明コンタクト装置の第1
の実施の形態を示すもので、(A)はコンタクト装置の
断面図、(B)は基本ユニットの断面図である。
【図2】(A)は中継ピンと接触ピンの部分の実施例を
示す断面図、(B)はバンプ接触子の実施例を示す断面
図である。
【図3】(A)、(B)は本発明コンタクト装置の第2
の実施の形態を示すもので、(A)はコンタクト装置の
断面図、(B)はプリント基板の配線パターンを示す平
面図である。
【図4】(A)、(B)はプリント基板の検査に用いる
コンタクト装置の従来例を示すもので、(A)は要部の
斜視図、(B)は接触子取付プレートの断面図である。
【符号の説明】
1・・・基本ユニット、2・・・ベース、3・・・(第
1の)ピンボード、8・・・中継ピン、5・・・(第1
の)メインボード、7・・・対応ユニット挿通窓、1
3、13a・・・対応ユニット、 14、15、16、
17・・・(第2の)メインボード、18・・・バンプ
接触子、20・・・スプリング、21・・・(第2の)
ピンボード 、23・・・加圧手段、24・・・接触ピ
ン、30、16、17・・・(第2の)メインボード、
21a・・・プリント基板、32a・・・上面の配線
膜、32b・・・下面の配線膜。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに、コネクタと電気的に接続され
    た中継ピンが多数配設された第1のピンボードと、それ
    より高いところに位置し該ピンボードと略対応するとこ
    ろに対応ユニット挿通窓を有する第1のメインボードを
    取り付けてなる基本ユニットと、 上記対応ユニット挿通窓の内側に納まり上記中継ピンと
    接触する接触ピンが配設された第2のピンボードと、該
    ピンボードの各接触ピンに電気的に接続され被測定体の
    配線、端子及び/又は電極に対応した位置にて貫通状に
    測定用ピンが設けられた第2のメインボードとを少なく
    とも有し、該第2のメインボードが上記第1のメインボ
    ードに着脱自在に取り付けられてなる対応ユニットと、 からなることを特徴とするコンタクト装置
  2. 【請求項2】 検査時に第2のピンボードを上から加圧
    する加圧手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    コンタクト装置
  3. 【請求項3】 対応ユニットのメインボードの測定用ピ
    ンが納まる孔の下部に被覆電線の被覆を剥いた芯線の先
    端部を挿入し、該芯線の上側にスプリングを挿入し、該
    スプリングの上側に上記測定用ピンを挿入したことを特
    徴とする請求項1又は2記載のコンタクト装置
  4. 【請求項4】 ベースに、コネクタと電気的に接続され
    た中継ピンが多数配設された第1のピンボードと、それ
    より高いところに位置し該ピンボードと略対応するとこ
    ろに対応ユニット挿通窓を有する第1のメインボードを
    取り付けてなる基本ユニットと、 上記中継ピンと接触する配線膜を下面に、被検査体の配
    線、端子及び/又は電極のコンタクトをとるべき部分と
    対応する配線膜を上面に有し、且つ上面の配線膜と下面
    の配線膜の対応するもの同士が内部にて電気的に接続さ
    れたプリント基板と、該プリント基板の上面の配線膜及
    び被測定体の配線、端子及び/又は電極に対応した位置
    にて貫通状に測定用ピンが設けられた第2のメインボー
    ドとを少なくとも有し、該第2のメインボードが上記第
    1のメインボードに着脱自在に取り付けられてなる対応
    ユニットと、 からなることを特徴とするコンタクト装置
  5. 【請求項5】 検査時に、対応ユニットを構成するプリ
    ント基板を加圧する加圧手段を備えたことを特徴とする
    請求項4記載のコンタクト装置
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001318107A (ja) * 2000-05-01 2001-11-16 Nhk Spring Co Ltd 導電性接触子
JP2007327854A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Nidec-Read Corp 基板検査用治具及び基板検査装置
CN103839856A (zh) * 2012-11-21 2014-06-04 英特尔公司 插入器装置和方法
US10858585B2 (en) 2018-01-03 2020-12-08 Ecolab Usa Inc. Benzotriazole derivatives as corrosion inhibitors

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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