JPH08105934A - Icのバーンイン装置 - Google Patents

Icのバーンイン装置

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JPH08105934A
JPH08105934A JP6263254A JP26325494A JPH08105934A JP H08105934 A JPH08105934 A JP H08105934A JP 6263254 A JP6263254 A JP 6263254A JP 26325494 A JP26325494 A JP 26325494A JP H08105934 A JPH08105934 A JP H08105934A
Authority
JP
Japan
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burn
board
socket
lead
pads
Prior art date
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Pending
Application number
JP6263254A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Hashimoto
圭市 橋本
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICのリ−ドピッチの狭小化に対応でき、ソ
ケットのはんだ付けが不要になり、多数のソケットのバ
ーンインボードへの着脱が容易であり、ソケットの不具
合に対してその交換などにより修復が容易であるICの
バーンイン装置を提供する。 【構成】 ICのリ−ドピッチより広いピッチを持った
テスト用端子(90)が上面に形成されたバーンインボード
(76)と、このバーンインボード(76)の上面に着脱可能に
圧接固定される中間ボード(74)と、この中間ボード(74)
の上面に着脱可能に圧接固定されICを保持するソケッ
ト(50)とを備え、中間ボード(74)にはバーンインボード
(76)の各テスト用端子(90)に圧接される下面の各パッド
(84)と、ICの各リードに圧接される上面の各パッド(8
0)と、これら上・下面のパッド(84、80) を接続する回路
パターン(82、86) とが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICのバーンインテス
トに用いるバーンイン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製造されたICは、市場に出す前にその
特性を安定化するため、一定の環境下で一定時間通電し
て実際に動作させる。この工程はバーンイン(焼きい
れ、枯し運転)、エージングなど(以下バーンインとい
う)と呼ばれる。このようなバーンイン工程ではICを
実際に電気的に接続する必要がある。このためこのバー
ンイン専用のボードを用意しておき、ここにICをセッ
トしてバーンインを行っていた。
【0003】図7はフラットパック型ICに用いられる
従来の治具を示す断面図、図8はここに用いるソケット
の斜視図である。これらの図で符号10はソケットであ
り、下ケース12と蓋14とを有する。下ケース12に
はIC16が装填され蓋14を閉じることによってIC
16をソケット10内に固定することができる。IC1
6はそのパッケージ18の外周方向に突出する多数のリ
ード20を持つ。IC16はパッケージ18の対向する
2辺にリード20を持つSOP型や、4辺にそれぞれリ
ード20を持つQFP型、あるいはJ型に折曲げたリ−
ドを持つSOJ(Small Oatline J-bend Package) 型な
どの表面実装型のものである。
【0004】ソケット10の下ケース12には、図7に
示すように一端が下ケース12の下方に垂直に突出し、
他端が水平に折曲されて各リード20の下に臨む多数の
ピン22が植設されている。従ってIC16をこの下ケ
ース12に装填し蓋14を閉じると蓋14の内面に貼着
した弾性マット24がパッケージ18を押下し、各リー
ド20が対応するピン22に押圧される。なお26は蓋
14を閉位置に保持するロックである。
【0005】図7において28はバーンイン用ボードで
あり、このボード28にはIC16をバーンインするた
めに必要な回路パターンがプリント配線により形成さ
れ、またソケット10のピン22に対応する間隔で、す
なわちIC16のリ−ド20と同じ間隔でスルーホール
30が形成されている。
【0006】32は基台であり、このボード28はこの
基台32に載せられ、さらに各スルーホール30にソケ
ット10のピン22を位置合せして挿入し、ピン22を
はんだ付けする。この結果IC16のリード20は、こ
のピン22を介してボード28のバーンイン用の回路パ
ターンに接続される。このバーンイン用ボード28は、
ソケット10を装着した状態で恒温槽に入れられ、一定
温度に加熱されバーンインテストすなわち熱衝撃試験さ
れる。
【0007】
【従来技術の問題点】このように従来のカートリッジ1
0は、IC16のリ−ド20と同じ間隔を持ったバーン
インボード28のスルーホールに接続されるものであ
る。しかし近年ICのリ−ド間隔を狭くしてICの小型
化を図り、高密度実装に適応させたものが用いられるよ
うになって来た。
【0008】このようなリ−ドピッチの狭小化に伴い、
バーンインボード側のスルーホール間隔も狭小化するこ
とが必要になる。しかしスルーホール間隔の狭小化には
限界があり、またソケットのピン間隔も狭くなるために
ソケットの製造上の限界もあって製造が困難あるいは製
造歩留まりが低下するという問題があった。
【0009】また一般に多数のICを一度に能率良くバ
ーンインするために、多数のソケットをバーンインボー
ドに配置している。このためバーンインボードは大型化
することになり、一方各ソケットには多数のピンがある
ため、多数のソケットを確実にはんだ付けするのは相当
に困難であった。特にここにはんだ付けに不具合がある
と、その修復は非常に面倒である。同様にバーンインボ
ードの使用中に一部のICソケットに不具合が発生する
と、このソケットのはんだ付けを剥してソケットを交換
したりはんだ付けしなおすことが必要になるがこれらの
作業は困難でもあった。
【0010】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、ICのリ−ドピッチの狭小化に対応でき、
ソケットのはんだ付けが不要になり、多数のソケットの
バーンインボードへの着脱が容易であり、ソケットの不
具合に対してその交換などにより修復が容易であるIC
のバーンイン装置を提供することを目的とする。
【0011】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、バーンイン
テストを行うICのバーンイン装置であって、ICのリ
−ドピッチより広いピッチを持ったテスト用端子が上面
に形成されたバーンインボードと、このバーンインボー
ドの上面に着脱可能に圧接固定される中間ボードと、こ
の中間ボードの上面に着脱可能に圧接固定されICを保
持するソケットとを備え、前記中間ボードには前記バー
ンインボードの各テスト用端子に圧接される下面の各パ
ッドと、前記ICの各リードに圧接される上面の各パッ
ドと、これら上・下面のパッドを接続する回路パターン
とが形成されていることを特徴とするICのバーンイン
装置、により達成される。ここにソケットと中間ボード
とは共通のビスによってバーンインボードに固定するこ
とができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の分解斜視図、図2
はその組立状態の断面図、図3は中間ボードの一部を断
面した斜視図である。
【0013】図1、2において符号50はICソケット
であり、ベース52と蓋54とを持ち、蓋54はヒンジ
56を中心に回動し、閉位置でロック58により固定可
能である。ベース52には矩型の開口60が形成され、
ここにIC62を装填する。ここにIC62はQFP型
のもので、各辺のリ−ド64はガルウィング型に折曲成
形されている。開口60の内縁は各リ−ド64の先端縁
の位置決めを行う。
【0014】蓋54には突出方向に付勢されたリ−ドプ
レッシャ66が取付けられている。このリ−ドプレッシ
ャ66はIC62のリ−ド64の先端を上方から押圧す
る。すなわち図2に示すようにリ−ドプレッシャ66は
下面が開いた矩型の箱状に作られ、その開口下縁はリ−
ド64の先端はんだ付け部分に係合可能である。
【0015】またリ−ドプレッシャ66の上面にはガイ
ドロッド68が突設され、このガイドロッド68が蓋5
4を摺動自在に貫通し、その突出上端に止め輪70が固
定されて抜け止めとされる。リ−ドプレッシャ66の上
面と蓋54の下面との間にはコイルばね72が縮装され
ている。この結果リ−ドプレッシャ66はベース52の
開口60内へ向って突出するように付勢される。
【0016】74は中間ボード、76はバーンインボー
ド、図2で76Aはこのバーンインボード76の補強枠
である。この中間ボード74はソケット50のベース5
2とバーンインボード76との間に挟まれた状態で、ベ
ース52と共に4本のビス78(図1、2に2本のみ図
示)によってバーンインボード76に着脱可能に共締め
固定される。
【0017】中間ボード74の上面には、図3に示すよ
うにベース52の開口60の縁から開口60内へ突出す
るパッド80と、パッド80から外側へ広がりながら略
放射状に延びる回路パターン82とが形成されている。
中間ボード74の下面には中間ボード74の外周縁に臨
むパッド84と、中間ボード74の内側から各パッド8
4に向ってのびる回路パターン86とが形成されてい
る。そして上・下面の回路パターン82、86は、スル
ーホール88によって互いに電気的に接続されている。
【0018】ここに中間ボード74の上面のパッド80
は、IC62のリ−ド64と同一ピッチを持ち、ソケッ
ト50にIC62を装填した時には各リ−ド64が対応
する各パッド80に載るように形成されている。また中
間ボード74の下面のパッド84は、バーンインボード
76に形成されたテスト用端子90に載るようにそのピ
ッチおよび位置が設定されている。このテスト用端子9
0はIC62のリ−ド64のピッチよりも大きいピッチ
を持つ。これらパッド80、84、回路パターン82、
86、スルーホール88は、公知のプリント配線板と同
じ製造方法により作ることが可能である。
【0019】この実施例では、バーンインボード76に
中間ボード74およびソケット50のベース52を重
ね、ビス78によりこれらを共締め固定する。この結果
中間ボード74の下面のパッド84が、バーンインボー
ド76のテスト用端子90に圧接されて電気的接続が行
われる。そしてソケット50のベース52の開口60に
IC62を装填し蓋54を閉じれば、蓋54のリ−ドプ
レッシャ66がリ−ド64をパッド80に押圧し、リ−
ド64とパッド80とを電気的に接続する。
【0020】この状態でバーンインボード76を加熱炉
に入れて加熱し、バーンインを行う。なおソケット50
はバーンインボード76に多数固定され、多数のIC6
2が同時にバーンインされる。
【0021】図4は他の実施例の分解斜視図、図5はそ
の組立状態の断面図、図6は中間ボードの一部断面した
斜視図である。この実施例は折曲成形(リ−ドフォーミ
ング)する前の平坦なリ−ド64Aを持つIC62Aに
用いるものである。
【0022】ソケット50Aのベース52Aは図4に示
すように枠状に形成され、蓋54Aにはこのベース52
A内に進入する突部54Bが一体に形成されている。そ
してリ−ドプレッシャ66Aはこの突部54Bから突出
するように付勢されている。また中間ボード74Aには
IC62Aのパッケージ下部が進入する開口74Bが形
成されている。他の構成は図1〜3に示したものと同じ
であるから、同一部分に同一符号を付しその説明は繰り
返えさない。
【0023】この実施例によればIC62Aのパッケー
ジ下部を中間ボード74Aの開口74Bに落し込んで位
置決めし、平坦な各リ−ド64Aをパッド80に載せ
る。そして蓋54Aを閉じれば突部54Bの下面がリ−
ド64Aを押さえると同時にリ−ドプレッシャ66Aが
リ−ド64Aをパッド80に圧接させることができる。
【0024】なおIC62Aのリ−ド64Aをテープキ
ャリヤ方式とした場合には、このテープによりIC62
Aの位置決めすることが可能である。ここにテープキャ
リヤ方式は、図4に示すように、リ−ド64Aを形成し
たテープ状絶縁フィルム(通常ポリイミド)64B上に
ICチップ(ベアチップ)の電極部(バンプと呼ばれる
突起電極)を熱圧着し気密封止するものである。
【0025】この方式により作られたIC62Aは、リ
−ド64Aが絶縁フィルム64Bの下面に接着固定され
ている。そこでこの絶縁フィルム64Bと、中間ボード
74Aとに位置決め孔64C、74Cをそれぞれ少くと
も2つずつ設ける一方、バーンインボード76に位置決
めピン92、92を突設しておく。この結果このピン9
2、92によりIC62Aと中間ボード74Aとバーン
インボード76との相対位置決めを高精度に行うことが
できる。なおこの時蓋54Aの突部54Bにもピン9
2、92の先端が入る小孔54C(図4に1つのみ図
示)を設ける。
【0026】以上の実施例はQFP型のフラットパッケ
ージIC62、62Aに適用するものであるが、本発明
はSOP(スモールアウトライン)、LCC(リ−ドレ
スチップキャリヤ)、SOJ(JベンドSOIC)など
表面実装用(SMD)のICに適応可能である。すなわ
ちピン挿入実装用以外のICに適用できる。
【0027】またICを中間ボードに押圧するリ−ドプ
レッシャ66、66Aに代えて、絶縁性の弾性材(弾性
ゴムなど)を用いてもよい。ソケットはICを位置決め
してリ−ドを中間ボード上のパッドに圧接させる機能を
持つものであれば十分であり、実施例に限定されるもの
ではない。またソケットと中間ボードとバーンインボー
ドとの固定は、ビス78を用いるのが構造簡単でかつ電
気接続が確実で最も望ましいが、機械的に着脱可能なも
のであれば他の構造であってもよいのは勿論である。例
えば弾性を持ったフックでこれらを押さえるようにして
もよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、中間ボ
ード(74、74A)上面にIC(62、62A)のリ
−ド(64、64A)をソケット(50、50A)で圧
接し、この中間ボード(74、74A)の下面をバーン
インボード(76)に圧接することにより、中間ボード
(74、74A)を介してIC(62、62A)のリ−
ド(64、64A)をバーンインボード(76)のテス
ト用端子(90)に接続するものである。従ってリ−ド
(64、64A)のピッチが狭くても、この中間ボード
(74、74A)によってピッチの広いテスト用端子
(90)に接続することができる。すなわちICのリ−
ドピッチの狭小化に容易に対応できる。
【0029】またソケット(50、50A)および中間
ボード(74、74A)は着脱可能であるから、ソケッ
トの固定にはんだ付けする必要がない。このため多数の
ソケットをバーンインボードに取付ける場合にその取付
けが簡単かつ確実に行え、不具合が発生したソケットの
交換も容易である。
【0030】なお中間ボードは使用によりパッドなどの
摩擦を招くが、再めっきすることによって容易に修理が
可能である。また外型寸法が異なるICに対しては、ソ
ケットを共用してリ−ドプレッシャの寸法を変えるだけ
で対応することも可能であり、大幅なコスト低減が見込
める。ここにソケットおよび中間ボードは共通のビスに
よってバーンインボードに共締めするのが望ましい(請
求項2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図
【図2】その組立状態の断面図
【図3】中間ボードの一部断面した斜視図
【図4】本発明の他の実施例の分解斜視図
【図5】その組立状態の断面図
【図6】中間ボードの一部断面した斜視図
【図7】従来のソケットを示す断面図
【図8】このソケットの斜視図
【符号の説明】
50、50A ソケット 52、52A ベース 54、54A 蓋 62、62A IC 64、64A リ−ド 74、74A 中間ボード 76 バーンインボード 78 ビス 80、84 パッド 82、86 回路パターン 88 スルーホール 90 テスト用端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーンインテストを行うICのバーンイ
    ン装置であって、ICのリ−ドピッチより広いピッチを
    持ったテスト用端子が上面に形成されたバーンインボー
    ドと、このバーンインボードの上面に着脱可能に圧接固
    定される中間ボードと、この中間ボードの上面に着脱可
    能に圧接固定されICを保持するソケットとを備え、前
    記中間ボードには前記バーンインボードの各テスト用端
    子に圧接される下面の各パッドと、前記ICの各リード
    に圧接される上面の各パッドと、これら上・下面のパッ
    ドを接続する回路パターンとが形成されていることを特
    徴とするICのバーンイン装置。
  2. 【請求項2】 中間ボードおよびカートリッジは共通の
    ビスによってバーンインボードに共締めされている請求
    項1のICのバーンイン装置。
JP6263254A 1994-10-04 1994-10-04 Icのバーンイン装置 Pending JPH08105934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6263254A JPH08105934A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 Icのバーンイン装置

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JP6263254A JPH08105934A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 Icのバーンイン装置

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ID=17386921

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JP (1) JPH08105934A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014199220A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 富士通セミコンダクター株式会社 テストボード及び試験装置
KR20170063125A (ko) * 2015-11-30 2017-06-08 주식회사 엘지화학 Mcu 테스트용 확장 보드 및 mcu 테스트용 확장 시스템
WO2018092967A1 (ko) * 2016-11-16 2018-05-24 김동철 팬아웃형 반도체소자 테스트소켓
KR102211805B1 (ko) * 2019-12-31 2021-02-04 (주)마이크로컨텍솔루션 반도체 칩 테스트 소켓

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