JP3009322B2 - エンジンのスロットルレバー装置 - Google Patents

エンジンのスロットルレバー装置

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JP3009322B2
JP3009322B2 JP6023737A JP2373794A JP3009322B2 JP 3009322 B2 JP3009322 B2 JP 3009322B2 JP 6023737 A JP6023737 A JP 6023737A JP 2373794 A JP2373794 A JP 2373794A JP 3009322 B2 JP3009322 B2 JP 3009322B2
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outer fitting
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throttle
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修平 角田
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Starting Industrial Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耕耘機等の操向用ハン
ドルに設けられたスロットルレバーをスロットルワイヤ
を介して気化器に接続し、スロットルレバーの回動操作
によりエンジンの回転数を制御するスロットルレバー装
置に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般に、スロットルワイヤはワイヤチュー
ブの内部にインナーワイヤを挿通してなり、その一端は
スロットルレバーに連結され、他端は気化器のスロット
ルに連結されている。スロットルレバーは操作用ハンド
ルに設けられた取付台に回動可能に取り付けられ、スロ
ットルレバーには上記インナーワイヤの先端のタイコを
取付けるタイコ受部が形成され、また取付台には上記ワ
イヤチューブの一端の周囲に固定された筒状のアウター
金具を収納する受溝が形成されている。
【0003】ところで、スロットルレバーを引いたり戻
したりする動作を繰り返すうちに、スロットルワイヤの
アウター金具が取付台の受溝から抜け出してしまうこと
があり、これを防止する機構として、本発明者等は受溝
にアウター金具がその軸方向に抜け出るのを防止する防
止壁を形成した構造のものを提案した。
【0004】しかし、上記受溝の下方にはアウター金具
の挿入用開口が形成されていたため、アウター金具を下
方に押圧するように外力が作用すると、アウター金具は
受溝挿入用開口から脱落してしまうという問題点があ
った。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記問題点を解消し、スロット
ルワイヤのアウター金具を確実に受溝内に保持すること
ができるスロットルレバー装置を提供することをその目
的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るエンジンのスロットルレバー装置は、
操向用ハンドルに設けられた取付台に回動可能に取り付
けられ、かつワイヤチューブの内部にインナーワイヤを
挿通してなるエンジン回転制御用のスロットルワイヤの
一端を連結するスロットルレバーに、上記インナーワイ
ヤの先端のタイコを係合させるタイコ受部とインナーワ
イヤを巻取る胴部とが形成され、上記胴部は上記取付台
の上面に形成された凹部に回動可能に収納され、上記ワ
イヤチューブの一端の周囲に取り付けられた筒状のアウ
ター金具は上記凹部から連続形成されたアウター金具受
溝に収納されたスロットルレバー装置において、上記ア
ウター金具受溝の両端壁にはアウター金具の抜け止め壁
が形成されるとともに、上記アウター金具受溝の両側壁
の下方には、その長手方向に沿って上記アウター金具を
挿入可能な開口部と、上記アウター金具が通過不可能で
かつ上記インナーワイヤが通過可能なワイヤ溝とが連続
して形成されるとともに、上記アウター金具受溝はアウ
ター金具を上記開口部から斜めに挿入することによって
収納できる程度の大きさに形成されたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】前記構成によれば、スロットルワイヤのうちイ
ンナーワイヤのタイコはスロットルレバーのタイコ受部
に係合され、ワイヤチューブのアウター金具とインナー
ワイヤとは、取付台のアウター金具受溝の下方の開口部
とワイヤ溝から斜めに挿入されてアウター金具受溝内に
収納される。そして、収納されたアウター金具を下方に
押し下げるような外力が作用しても、ワイヤ溝を通過す
ることはできないので、アウター金具が上記受溝から脱
落するのは防止される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。な
お、図1は本発明のスロットルレバー装置の一部切欠平
面図、図2はその構成部品の分解斜視図、図3はスロッ
トルレバーの要部裏面図、図4は取付台の裏側の斜視
図、図5は上記取付台の底面図、図6は図5のXーX線
上の断面図である。
【0009】図において符号1は耕耘機等の操向用ハン
ドル、2はハンドルクリップ3を介してハンドル1に螺
着される取付台、4は取付台2上に回動可能に取り付け
られたスロットルレバー、5はスロットルワイヤであ
る。
【0010】なお、スロットルワイヤ5は、図1に示さ
れるようにワイヤチューブ5aの内部にインナーワイヤ
5bを挿通してなり、インナーワイヤ5bの一端にはタ
イコ6が形成され、ワイヤチューブ5aの一端の周囲に
は筒状のアウター金具7が固定されている。そして、ス
ロットルワイヤ5の一端は上記取付台2を介してスロッ
トルレバー4に連結され、他端はエンジンの気化器のス
ロットル(図示せず)に連結されている。
【0011】図2に示されるように、取付台2の上面に
は凹部8が形成され、凹部8の中心部には軸部9が形成
され、また凹部8の外壁8aの接線方向にはスロットル
ワイヤ5のアウター金具7を固着するためのアウター金
具受溝10が連続形成されている。なお、外壁8aの内
側には後述する板状のストローク規制板11を保持する
回り止め用突起12が設けてある。
【0012】スロットルレバー4にはインナーワイヤ5
bの先端のタイコ6を取付けるタイコ受部13とインナ
ーワイヤ5bを巻取る胴部14とが形成され(図3参
照)、上記胴部14は上記取付台2の凹部8の中心部に
設けられた軸部9に嵌合した状態で回動可能に収納され
ている。
【0013】また、スロットルレバー4には、ストロー
ク規制板11に設けたストローク規制用切欠き部15と
係止するストローク規制用突起16が設けられている
(図3参照)。さらに、スロットルレバー4の上面には
アジャストスプリング17を介してカバー18が螺着さ
れる。なお、カバー18には回り止め用として突起19
を設け、アウター金具受溝10に設けた穴21に挿入し
ておく(図2参照)。
【0014】次に、図1、図4に示されるように、上記
取付台2のアウター金具受溝10の両端にはアウター金
具7の抜け止め壁22が形成されている。そして、図
4、図5、図6に示されるように、アウター金具受溝1
0の側壁23の下方には、上記アウター金具7を挿入可
能な開口部24と上記アウター金具受溝10内に収納さ
れたアウター金具7の下面に係合可能な1対の脱落防止
片25とが形成されている。両脱落防止片25の間には
受溝10内にインナーワイヤ5bが通過できる程度のワ
イヤ溝26が形成されている。
【0015】なお、上記スロットルワイヤ5は取付台2
とスロットルレバー4をハンドル1に取付けてから組み
付けられる。まず、図1の点線のようにインナーワイヤ
5bをスロットルレバー4の凹部外壁8aの切欠き27
を介して真直な状態のままタイコ6を挿入してタイコ受
部13に係合させた後、さらに胴部14に巻きながら脱
落防止片25間のワイヤ溝26からアウター金具受溝1
0内に挿入するとともに、アウター金具7を取付台2の
アウター金具受溝10の下方の開口部24から斜めに挿
入してアウター金具受溝10内に収納させればよい。こ
れにより、収納されたアウター金具7を下方に押し下げ
るような外力が作用しても、その下面は図4に示される
ように脱落防止片25に当接するので、アウター金具7
が上記受溝10から脱落するのは防止される。
【0016】なお、脱落防止片25間にはインナーワイ
ヤ5bが通過できるワイヤ溝26が形成されているの
で、上述のように取付台2とスロットルレバー4をハン
ドル1に取付けた後にスロットルワイヤ5を組み付けす
ることができるほか、スロットルワイヤ5もスロットル
レバー4等を取り外すことなしに容易に交換できる。
【0017】前記構成のスロットルレバー装置におい
て、エンジンの回転数の制御操作を行なうにあたって
は、ハンドル1を握った状態でスロットルレバー4を所
要位置だけ回動させると、胴部14も回動し、この回動
によりスロットルワイヤ5のタイコ6を介してスロット
ルが所望値だけ開の方向に作動する。そしてスロットル
の開口状態がアジャストスプリング17で保持される。
また、スロットルレバー4を反対方向に戻すことにより
スロットルが閉止される。
【0018】なお、アウター金具7の開口部24に形成
される脱落防止片は1対に限定されない。図7のよう
に、開口部24の一方の側壁23aから他方の側壁23
bに一個の脱落防止片25aを突出形成する構成であっ
てもよい。この場合も、脱落防止片25aと開口部24
の他方の側壁23bとの間にはインナーワイヤが通過で
きるワイヤ溝26を形成する。
【0019】
【発明の効果】本発明のスロットルレバー装置によれ
ば、収納されたアウター金具を下方に押し下げるような
外力が作用しても、ワイヤ溝を通過することはできない
から、アウター金具がアウター金具受溝から脱落するの
が有効に防止される。したがって、スロットルワイヤの
アウター金具を確実に受溝内に保持してエンジンを常に
良好に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスロットルレバー装置の一部切欠平面
図である。
【図2】スロットルレバー装置の分解斜視図である。
【図3】上記スロットルレバーの要部裏面図である。
【図4】取付台の裏側の斜視図である。
【図5】上記取付台の底面図である。
【図6】図5のXーX線上の断面図である。
【図7】取付台の他の例の底面図である。
【符号の説明】
1 ハンドル 2 取付台 4 スロットルレバー 5 スロットルワイヤ 5b インナーワイヤ 6 タイコ 7 アウター金具 10 アウター金具受溝 13 タイコ受部 14 胴部 24 開口部 25 脱落防止片
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 11/02 B60K 26/02 F06C 1/10 - 1/14 G05G 1/04,7/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操向用ハンドルに設けられた取付台に回
    動可能に取り付けられ、かつワイヤチューブの内部にイ
    ンナーワイヤを挿通してなるエンジン回転制御用のスロ
    ットルワイヤの一端を連結するスロットルレバーに、上
    記インナーワイヤの先端のタイコを係合させるタイコ受
    部とインナーワイヤを巻取る胴部とが形成され、上記胴
    部は上記取付台の上面に形成された凹部に回動可能に収
    納され、上記ワイヤチューブの一端の周囲に取り付けら
    れた筒状のアウター金具は上記凹部から連続形成された
    アウター金具受溝に収納されたスロットルレバー装置に
    おいて、 上記アウター金具受溝の両端壁にはアウター金具の抜け
    止め壁が形成されるとともに、上記アウター金具受溝の
    両側壁の下方には、その長手方向に沿って上記アウター
    金具を挿入可能な開口部と、上記アウター金具が通過不
    可能でかつ上記インナーワイヤが通過可能なワイヤ溝と
    が連続して形成されるとともに、上記アウター金具受溝
    はアウター金具を上記開口部から斜めに挿入することに
    よって収納できる程度の大きさに形成されたことを特徴
    とするエンジンのスロットルレバー装置。
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