JP3388015B2 - レバー装置における操作レバーの支持機構 - Google Patents

レバー装置における操作レバーの支持機構

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JP3388015B2
JP3388015B2 JP08414194A JP8414194A JP3388015B2 JP 3388015 B2 JP3388015 B2 JP 3388015B2 JP 08414194 A JP08414194 A JP 08414194A JP 8414194 A JP8414194 A JP 8414194A JP 3388015 B2 JP3388015 B2 JP 3388015B2
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敏憲 森重
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はハンドルに操作レバーを
簡単な構造により回動自在に支持するレバー装置におけ
る操作レバーの支持機構に関する。 【0002】 【従来技術】一般に、耕耘機、田植え機、芝刈機、自動
二輪車等のハンドルにはクラッチ操作レバー、ブレーキ
操作レバー、アクセル操作レバー等の操作レバーが設け
られている。これらの操作レバーはハンドルに固定した
支持部材に回動自在に支持されている。 【0003】ところで、操作レバーを支持部材に支持さ
せる場合は、操作レバーに回動軸を取り付け、さらにこ
の回動軸を支持部材に回動自在に支持させていた。 【0004】しかしながら、このような支持機構は、操
作レバーと支持部材にそれぞれ回動軸の軸受孔を形成
し、軸受孔の内側にベアリングを配置し、さらにこれら
とは別体の回動軸を上記軸受孔に嵌合するという複雑な
機構であり、組立が煩雑で、コストも高くなる欠点があ
った。 【0005】 【発明の目的】本発明は上記欠点を解消し、構造が簡単
で、組み立ても楽であり、コストを低減することができ
る操作レバーの支持機構を提供することをその目的とす
る。 【0006】 【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るレバー装置における操作レバーの支持
機構は、ハンドルに支持部材を固定し、この支持部材に
回動自在に制御用ワイヤを引くための操作レバーを支持
するレバー装置において、上記支持部材にはハンドルの
外面との間で軸受部を形成するU字状の軸受溝を一体に
形成し、上記操作レバーの端部には上記支持部材に対す
る回動中心となる回動軸部を一体に形成し、この回動軸
部を上記支持部材の軸受溝に収納しかつ回動軸部の周面
をハンドルの外面に当接するとともに、上記軸受溝とハ
ンドルの外面との間で上記回動軸部を回動自在に支持し
たことを特徴とする。 【0007】 【発明の作用、効果】前記構成によれば、操作レバーに
一体に形成された回動軸部を支持部材に一体に形成した
軸受溝に係合させ、軸受溝とハンドルの外面との間で上
記回動軸部を回動自在に支持することにより組み立てが
完了する。したがって、操作レバーを回動するための回
動軸を操作レバーとは別個に加工形成したり、操作レバ
ーや支持部材に回動軸の軸受部を形成したりする必要が
ない。また、構造が簡単で、組み立ても楽であり、コス
トを低減することができる。 【0008】なお、操作レバーの回動時に収容溝内の回
動軸部にはハンドルの外面にほぼ直交するように力が加
わるだけであるから、支持部材には特別な支持強度が要
求されない。 【0009】 【実施例】図1は本発明に係るレバー装置の側面図、図
2はその作動態様説明図、図3は操作レバーの支持機構
の要部の分解斜視図である。 【0010】上記各図において符号1は耕耘機、田植え
機、芝刈機、自動二輪車等のハンドル1で、このハンド
ル1にはレバー装置が設けられている。レバー装置はハ
ンドル1に固定された支持部材2と、支持部材2に回動
自在に支持されてクラッチ、ブレーキ、アクセル等の機
構の制御用ワイヤ3を操作する操作レバー4とから構成
されている。なお、ワイヤ3はアウターワイヤ3aとイ
ンナーワイヤ3bとから構成され、インナーワイヤ3b
の一端には円柱状のタイコ3cが一体に形成されてい
る。 【0011】支持部材2はその基部に形成された取付部
5とハンドル1の外面の反対側に接面するボルト受け部
材6とをボルトで締め付けることによりハンドル1に固
定されている。支持部材2の中央部には操作レバー4の
基部を収納する収納溝7が形成されている。また、前部
には上記ワイヤ3を収容する筒状部8とストッパレバー
9に係合する係合部10とがそれぞれ形成されている。 【0012】上記収納溝7の一部はハンドル1の外面に
開口している。そして、この部分の側壁にはハンドル1
の外面との間で軸受部を形成するU字状の軸受溝11が
連続形成されている。なお、軸受溝11の中間部にはわ
ずかに内側に絞られた絞り部12が形成されている。 【0013】次に、操作レバー4の基部の側面には支持
部材2に対する回動中心となる回動軸部13が一体に突
出形成されている。回動軸部13は上記支持部材2の軸
受溝11に収納され、軸受溝11とハンドル1の外面と
の間で回動自在に支持されている。 【0014】操作レバー4の組み立てにあたっては、操
作レバー4を支持部材2の収納溝7に収納し、操作レバ
ー4に一体に形成された回動軸部13を支持部材2に一
体に形成した軸受溝11に係合させ、支持部材2を上述
のようにボルト受け部材6とともにボルトでハンドル1
に固定し、上記回動軸部13を軸受溝11とハンドル1
の外面との間で回動自在に支持することにより組み立て
が完了する。なお、回動軸部13を軸受溝11に係合さ
せたとき、絞り部12により回動軸部13は軸受溝11
から抜け出すことなく保持されるから、組み立て作業が
非常に楽である。 【0015】また、支持部材2の前部には上記ワイヤ3
を収容する筒状部8が形成されている。ワイヤ3のアウ
ターワイヤ3aは筒状部8内に収容され、アウターワイ
ヤ3aの内部に設けられたインナーワイヤ3bは筒状部
8から上記操作レバー4側に導出されている。なお、1
8はワイヤの調整用アジャスタである。 【0016】操作レバー4にはストッパレバー9の収容
部14が形成され、この収容部14にはストッパレバー
9が回動自在に配置されている。そして、操作レバー4
とストッパレバー9には、上記筒状部8から導出された
ワイヤ3のタイコに嵌合する共通の受け部15が形成さ
れている。これにより、ストッパレバー9は操作レバー
4にタイコ3cを中心に回動自在に支持されている。 【0017】ストッパレバー9の一方には突片16が形
成されている。そして、突片16は支持部材2に形成し
た開口部17から外部に突出している。この開口部17
の内側には上記突片16の係合部10が形成されてい
る。 【0018】前記構成によれば、操作レバー4を図2の
ようにハンドル1側に引くことにより操作レバー4は回
動軸部13を中心に回動し、ワイヤ3も長手方向に引っ
張られるが、同時にストッパレバー9も回動軸部13を
中心にする円弧に沿って移動するので、ワイヤ3が撓
む。このため、上記引き操作によりストッパレバー9の
突片16が開口部17の内側に入り込んだとき、ストッ
パレバー9はワイヤ3の撓みによってタイコ3cを中心
に回動して突片16が係合部10側に移動するように付
勢されるので、突片16は自動的に支持部材2の係合部
10に係合する。このため、操作レバー4は引き操作状
態に保持される。 【0019】次に、ストッパレバー9を図2の矢印A方
向に引き操作して回動させて突片16を係合部10から
外すと、操作レバー4はワイヤ3に引っ張られて逆方向
に回動し、初期位置に復帰移動する。 【0020】以上のように、操作レバー4には回動軸部
13が一体に形成され、この回動軸部13が支持部材2
に一体に形成した軸受溝11に収納され、軸受溝11と
ハンドル1の外面との間で上記回動軸部13を回動自在
に支持されているので、操作レバー4を回動するための
回動軸を操作レバー4とは別個に加工形成したり、操作
レバー4や支持部材2に回動軸の軸受部を形成する必要
がない。 【0021】また、操作レバー4の組み立てにあたって
は、操作レバー4を支持部材2の収納溝7に収納し、操
作レバー4に一体に形成された回動軸部13を支持部材
2に一体に形成した軸受溝11に係合させ、支持部材2
を上述のようにボルトでハンドル1に固定し、上記回動
軸部13を軸受溝11とハンドル1の外面との間で回動
自在に支持することにより組み立てが完了する。したが
って、組み立て作業が非常に楽である。 【0022】なお、操作レバー4の回動時に収容溝内の
回動軸部13にはハンドル1の面にほぼ直交するように
力が加わるだけであるから、支持部材2には特別な支持
強度が要求されない。 【0023】なお、上記支持部材2、操作レバー4、ス
トッパレバー9はいずれも合成樹脂のインジェクション
成形や金属のダイカスト成形によって製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施例に係る操作レバーのスト
ッパレバー装置の側面図 【図2】その作動状態説明図 【図3】要部の分解斜視図である。 【符号の説明】 1 ハンドル 2 支持部材 3 制御用ワイヤ 4 操作レバー 11 軸受溝 13 回動軸部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ハンドルに支持部材を固定し、この支持
    部材に回動自在に制御用ワイヤを引くための操作レバー
    を支持するレバー装置において、上記支持部材にはハン
    ドルの外面との間で軸受部を形成するU字状の軸受溝を
    一体に形成し、上記操作レバーの端部には上記支持部材
    に対する回動中心となる回動軸部を一体に形成し、この
    回動軸部を上記支持部材の軸受溝に収納しかつ回動軸部
    の周面をハンドルの外面に当接するとともに、上記軸受
    溝とハンドルの外面との間で上記回動軸部を回動自在に
    支持したことを特徴とするレバー装置における操作レバ
    ーの支持機構。
JP08414194A 1994-03-30 1994-03-30 レバー装置における操作レバーの支持機構 Expired - Lifetime JP3388015B2 (ja)

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JPH07271463A JPH07271463A (ja) 1995-10-20
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WO2009051579A1 (en) * 2007-10-15 2009-04-23 Kerry David Simmons Secondary clutch lever
JP4783841B2 (ja) * 2009-04-13 2011-09-28 株式会社幸和製作所 手押し車の駐車ブレーキ機構

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