JPS58101893A - 自転車用内装変速機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自転車の車輪のハブ胴内に変速機構、を内装し
た内装変速機に関するもので、特にその変速操作装置に
特徴を有するものである。

従来の自転車用内装変速機は、例えば第１図に示すよう
に構成されている〇 図中ｌは自転車の後輪用のハブ軸、コはこのハブ軸ｌに
対して回転自在に設けたスプロケット・Ｊは後輪（図示
せず）と一体のハブ胴、夢はこのへプＩＩＪ内に設けた
内装変速機構、Ｓはハブ軸ｌの中心孔内な軸方向に移動
できるように設けた変ａｍ作用ブツシュロッド、６はこ
のブツシュロッドｊｔ外方へ押し出すように作用するコ
イルばね１７はＬ形のレバーで、その中間部をピンｌに
より車体（図示せず）に枢支されている。レバー７の一
端Ｉｔ　ｔ＆はビンツ、連結具１０を介して変速操作レ
バー（図示せず］と連結した変速操作周索のインナーワ
イヤ／／と連結しており、レバー７の他端部？ｂ　ｌｉ
前記ブツシュロッドＳの外側端と働合している。

そして変速操作はインナーワイヤ／ｌを矢印ムの゛方向
へ引くことによつ−て、レバー７を介して１ツシュロッ
ドｊを矢印Ｂの方向へ移動させることによって内装され
た遊星ギヤ等の変速機構部を所定の変速状態にするもの
である〇 レバーの動きはインナーワイヤ／／を介してブツシュロ
ッドｊに伝えられるので、変速機構ダの作動のバラツキ
や操作レバーの位置決め機構のバラツキおよびインナー
ワイヤ／／の伸長等によって、各変速操作位置がずれる
結果、変速機構部が不完全な噛合状態になることが多く
、このため変速機構部が破損したり、あるいは頻繁に再
調整が必要になるなどの欠点があった。

本発明はこのような従来装置の欠点を除未するためにな
されたもので、変速操作レバ一部の位置決め機構に加え
て、階段状に形成したカムによってブツシュロッドを作
動させることにより、各変速段の操作位置に余裕を与え
て変速機構を常に確実に操作できるようにすることを目
的とするものである。・ 以下、第２図〜第を図により本発明の一実施例を説明す
る。図中前記符号と同一の符号は同等のものを示す。

本実施例においては、内装変速機のハブ軸ｌにプラテン
）／Ｊをナツト／ａにより固定する。このプラテン）／
Ｊは、ハブ軸ｌを′挿通する垂直置部／２＆と、この置
部／ＪＬと直角に外方へ折曲した索固定用壁部１２ｂと
、垂直壁部／Ｊａの上縁部より外方へ折曲した上板部／
ＪＯと、垂直置部／Ｊａの下縁部より外方へ折曲した下
板部ｌＪｄとにより構成する。そして外周の一部に変速
機の段数に相当する櫂数個の円弧部分／Ｊａ　、　／Ｊ
ｂ　、　／Ｘｌと、それらを結ぶ斜面部分１３ｄ　、　
ｔｉｅを有する階段状カム部／３’を形成すると共に、
外層の残部／Ｊ’にインナーワイヤ／／のリール溝ｔＪ
ｆを設けてリール状に形成したカムリール部材／Ｊ　Ｔ
ｔブラケット１２内に挿入して軸ｌチにより回転自在に
枢支する。他方変速操作用索のアウターワイヤ／ｊの端
部をアジャストスクリューｌ≦およびナツト１７により
ブラケット１２の壁部１２ｂに固定すると共に、インナ
ーワイヤ／／をカムリール部材１３のリール溝ｔＪｆに
巻回してその索端【止め具／Ｉにより固定する・またカ
ムリール部材１３の一部にねじりばね１９を軸ｌ−に嵌
合して設け、その一端部７９＆をブラケット１２の下板
部／２ａに突設したピン〃に係止すると共に、他端部ｌ
ｆｂをカムリール部材１３に突設したビンＩに係止して
、インナーワイヤ／１を引き出す方向に付勢する。

また天秤状のレバーｎをプラテン）／Ｊ内に挿入し、そ
の中間部を軸ｎにより枢支し、その一端部２Ｊａを前記
ブツシュロッド！の外側端部と衝合すると共に、他端部
ｊを前記カムリール部材／Ｊのカム部１３’に当接させ
る。

つぎに以上のように構成した本発明装置の作用を説明す
る。

先ずｇダ図に示す第１段階の変速状態から、変速操作レ
バーを操作して操作レバーに連結したインナーワイヤｌ
ノを所定量引張れば１力ムリール部材１３が枢支軸ｌ−
に嵌装したねじりばね１９に抗してＩＩ＃図の矢印０の
方向に回転する。その結果カム部／Ｊ’に当接している
レバー〃の端部ｕｂは１円弧部分／ＪＪＬから斜面部分
１３ｄの一段差分押し上げられて第５図に示すように円
弧部分／Ｊｂに接合する。したがってレバーｎは軸Ｂを
中心に揺動し、ブツシュロッドｊに当接する端部ｎａが
ブツシュロッドｊをばね６に逆らって押し込むことによ
り、第５図に示すような１１１Ｊ段階の変速状態になる
。

さらにインナーワイヤｌ／を引張れば曳嬉ｊ図から第４
図のようになり、その結果カムリール部材１３に当接し
ているレバー〃が回動じてブツシュロッドｊｔ−さらに
押し込み６１図に示すような第３段階の変速状態になる
。又、逆（、インナーワイヤ／／を順次弛めれば、第を
図の状態から第５図および嬉参図の状態になる〇 次に本発明装置の効果を説明する。本発明装置において
操作レバーで各変速段の位置決め【すれば、レバーｎの
端部ｐｂがカムリール部材１３の各段の円弧部分／ＪＪ
Ｌ　、　／Ｊｂ　、　／７０のほぼ中央にそれぞれ当接
する。そしてこのレバーｎの端部２Ｊｂがカムの円弧部
分に当接している状態では、多少カムリール部材／Ｊが
回動してもレバーｎの端部ＪＪｂが円弧部分から外れな
い限りはレバー〃が回動しないから、ブツシュロッドＳ
も移動することはない。

したがって、変速操作レバ一部の位置決め機構の作動の
バラツキ、およびインナーワイヤ／／の伸び等が生じて
も、本発明装置のカムリール部材／３の円弧部分／Ｊａ
　、　／Ｊｂ　、　／３０がそれを＠収する・その結果
本発明によれば、変速機構部が常に確実に作動し、変速
機の破損を防止すると共に、頻繁な再調整が不要となる
などのすぐれた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の自転車用内装変速機を示す一部切欠平面
図、第２図は本発明の実施例を示す部分平面ｗＪＳ第３
図はその側面図、嬉参図〜第１図はその作用説明図であ
る口 ！・・・自転車の後輪用のハブ軸、コ・・・スプ・ロケ
ツ）、Ｊ・・・ハブ胴、参・・・内装変速機構、ｊ・・
・変速操作用ブツシュロッド、４・・・コイルばね、７
・・・従来のＬ形しバー、ｌｌ・・・インナーワイヤ、
／２・・・ブラケット、／３・・・カムリール部材、１
３Ｉ・・・階段状力五部−／３＆　、　／Ｊｂ　、　／
ｊ０−・・円弧部分、／Ｊ１１　、７３Ｂ　・・・斜面
部分１、／Ｊｆ・・・リーｙ溝、ｎ’・・・リール部、
ｌダ・・・軸、／ｊ・・・アウターワイヤ、ｌｌ・・・
止め具、／９・・・ねじりばね、Ｊ。 、２／・・・ビン、〃・・・レバー、ｍ　・・・一端部
、２１ｂ・・・他端部、ｎ・・・軸〇

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｌ　自転車の車輪のハブ胴内に変速機構を内装した内装
   変速機において、この内装変速機の軸心部に設けた変速
   操作用ブツシュロッドの外側端部と一端部が衝合するレ
   バーの中間部を車体に枢支して設け、外層の一部にＩｌ
   数個の円弧部分とそれらを結ぶ斜面部分を有する段階状
   カム部を形成すると共に、外周の残部をリール状に形成
   したカムリール部材を車体に対して回転自在に枢支し、
   この段階状カム部に前記レバーの他端部を当接すると共
   に、変速操作装置のインナーワイヤをカムリール部材の
   リール部に巻回してその索端な固定しコノカムリール部
   材をばねにより常にインナーワイヤを看き取る方向に付
   勢してなる自転車用内装変速機。