JPH09183315A - 自動車用チェンジレバーのノブ取り付け構造 - Google Patents
自動車用チェンジレバーのノブ取り付け構造Info
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- JPH09183315A JPH09183315A JP35374495A JP35374495A JPH09183315A JP H09183315 A JPH09183315 A JP H09183315A JP 35374495 A JP35374495 A JP 35374495A JP 35374495 A JP35374495 A JP 35374495A JP H09183315 A JPH09183315 A JP H09183315A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- change lever
- knob
- lock
- lock hole
- synthetic resin
- Prior art date
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- Pending
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワンタッチで、かつコスト安に取り付けるこ
とができる自動車用チェンジレバーのノブ取り付け構造
を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製のベースプレート１０に、合
成樹脂製のチェンジレバー１１のボス部１１ａを前後回
動自在に支持するものにおいて、上記チェンジレバー１
１の上部２６は四角軸状に形成されると共に、ノブ２５
に、チェンジレバー１１の四角軸状の上部２６に上方か
ら差し込み嵌合可能な四角筒状の下部２５ａが一体成形
されて、上記上部２６と下部２５ａに、下部２５ａが上
部２６に差し込み嵌合されるときに、たわみながら係止
ロックするロック爪２６ｂとロック穴２５ｆとが相対的
に一体成形されている。上記ロック爪２６ｂ又はロック
穴２５ｆが一体成形された上部２６又は下部２５ａに
は、ロック爪２６ｂ又はロック穴２５ｆの周囲にスリッ
ト２５ｇが形成されて、ロック爪２６ｂ又はロック穴２
５ｆがたわみやすくなっている。
とができる自動車用チェンジレバーのノブ取り付け構造
を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製のベースプレート１０に、合
成樹脂製のチェンジレバー１１のボス部１１ａを前後回
動自在に支持するものにおいて、上記チェンジレバー１
１の上部２６は四角軸状に形成されると共に、ノブ２５
に、チェンジレバー１１の四角軸状の上部２６に上方か
ら差し込み嵌合可能な四角筒状の下部２５ａが一体成形
されて、上記上部２６と下部２５ａに、下部２５ａが上
部２６に差し込み嵌合されるときに、たわみながら係止
ロックするロック爪２６ｂとロック穴２５ｆとが相対的
に一体成形されている。上記ロック爪２６ｂ又はロック
穴２５ｆが一体成形された上部２６又は下部２５ａに
は、ロック爪２６ｂ又はロック穴２５ｆの周囲にスリッ
ト２５ｇが形成されて、ロック爪２６ｂ又はロック穴２
５ｆがたわみやすくなっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワンタッチで、か
つコスト安に取り付けることができる自動車用チェンジ
レバーのノブ取り付け構造に関する。
つコスト安に取り付けることができる自動車用チェンジ
レバーのノブ取り付け構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、特に、オートマチック車のチェン
ジ装置としては、図４に示すように、ベースプレート１
にナット１ｂで固定するスピンドル１ａでボス部２ａを
回動自在に支持したチェンジレバー２の上部に、ねじ３
ａ，３ａで固定したノブ３のプッシュボタン４のプッシ
ュ操作に連動するガイドロッド５で上下動されるガイド
ピン６を設け、上記チェンジレバー２の側方に、上記ガ
イドピン６が係合するポジション規制溝７ａを有するガ
イドプレート７を設けたものがある。
ジ装置としては、図４に示すように、ベースプレート１
にナット１ｂで固定するスピンドル１ａでボス部２ａを
回動自在に支持したチェンジレバー２の上部に、ねじ３
ａ，３ａで固定したノブ３のプッシュボタン４のプッシ
ュ操作に連動するガイドロッド５で上下動されるガイド
ピン６を設け、上記チェンジレバー２の側方に、上記ガ
イドピン６が係合するポジション規制溝７ａを有するガ
イドプレート７を設けたものがある。
【０００３】上記ガイドプレート７の上部には節度溝７
ｂが形成され、該節度溝７ｂに上記チェンジレバー２の
ブラケット２ｂに取り付けた板ばね８のローラ９を嵌合
させて、チェンジレバー２のシフト操作に節度を与える
ようになっている。
ｂが形成され、該節度溝７ｂに上記チェンジレバー２の
ブラケット２ｂに取り付けた板ばね８のローラ９を嵌合
させて、チェンジレバー２のシフト操作に節度を与える
ようになっている。
【０００４】上記のようなチェンジ装置では、ベースプ
レート１とガイドプレート７とを合成樹脂で一体成形し
たものが提案されている。
レート１とガイドプレート７とを合成樹脂で一体成形し
たものが提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ノ
ブ３は、チェンジレバー２にねじ３ａ，３ａで固定する
必要があるから、ねじに締め忘れや緩みが発生するおそ
れがあり、品質が安定しないという問題がある。また、
ねじ３ａ，３ａの部品が必要で、チェンジレバー２にね
じ穴を加工する必要があると共に、組み立て工数も増加
して、コストアップになるという問題があった。
ブ３は、チェンジレバー２にねじ３ａ，３ａで固定する
必要があるから、ねじに締め忘れや緩みが発生するおそ
れがあり、品質が安定しないという問題がある。また、
ねじ３ａ，３ａの部品が必要で、チェンジレバー２にね
じ穴を加工する必要があると共に、組み立て工数も増加
して、コストアップになるという問題があった。
【０００６】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、ワンタッチで、かつコスト安に取り付ける
ことができる自動車用チェンジレバーのノブ取り付け構
造を提供することを課題とするものである。
れたもので、ワンタッチで、かつコスト安に取り付ける
ことができる自動車用チェンジレバーのノブ取り付け構
造を提供することを課題とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、合成樹脂製のベースプレートに、合成樹
脂製のチェンジレバーのボス部を前後回動自在に支持す
るものにおいて、上記チェンジレバーの上部は四角軸状
に形成されると共に、ノブに、チェンジレバーの四角軸
状の上部に上方から差し込み嵌合可能な四角筒状の下部
が一体成形されて、上記上部と下部に、下部が上部に差
し込み嵌合されるときに、たわみながら係止ロックする
ロック爪とロック穴とが相対的に一体成形されているこ
とを特徴とする自動車用チェンジレバーのノブ取り付け
構造を提供するものである。
に、本発明は、合成樹脂製のベースプレートに、合成樹
脂製のチェンジレバーのボス部を前後回動自在に支持す
るものにおいて、上記チェンジレバーの上部は四角軸状
に形成されると共に、ノブに、チェンジレバーの四角軸
状の上部に上方から差し込み嵌合可能な四角筒状の下部
が一体成形されて、上記上部と下部に、下部が上部に差
し込み嵌合されるときに、たわみながら係止ロックする
ロック爪とロック穴とが相対的に一体成形されているこ
とを特徴とする自動車用チェンジレバーのノブ取り付け
構造を提供するものである。
【０００８】請求項１によれば、チェンジレバーの四角
軸状の上部に、ノブの四角筒状の下部を上方から差し込
み嵌合すると、ロック爪とロック穴とが係止ロックされ
て、チェンジレバーにノブをワンタッチで取り付けるこ
とができる。したがって、従来のようなねじ部品及びね
じ穴加工が削減でき、組み立て工数も削減できるから、
大幅なコストダウンが図れる。また、ノブは、チェンジ
レバーの上方から差し込み嵌合するだけで、自動的に係
止ロックされるから、自動組み立てにも対応が可能とな
る。
軸状の上部に、ノブの四角筒状の下部を上方から差し込
み嵌合すると、ロック爪とロック穴とが係止ロックされ
て、チェンジレバーにノブをワンタッチで取り付けるこ
とができる。したがって、従来のようなねじ部品及びね
じ穴加工が削減でき、組み立て工数も削減できるから、
大幅なコストダウンが図れる。また、ノブは、チェンジ
レバーの上方から差し込み嵌合するだけで、自動的に係
止ロックされるから、自動組み立てにも対応が可能とな
る。
【０００９】請求項２のように、上記ロック爪又はロッ
ク穴が一体成形された上部又は下部には、ロック爪又は
ロック穴の周囲にスリットが形成されて、ロック爪又は
ロック穴がたわみやすくなっている構成とすることがで
きる。請求項２によれば、チェンジレバー又はノブのロ
ック爪又はロック穴がたわみやすくなって、ロック爪と
ロック穴を係止ロックする作業がスムーズに行える。
ク穴が一体成形された上部又は下部には、ロック爪又は
ロック穴の周囲にスリットが形成されて、ロック爪又は
ロック穴がたわみやすくなっている構成とすることがで
きる。請求項２によれば、チェンジレバー又はノブのロ
ック爪又はロック穴がたわみやすくなって、ロック爪と
ロック穴を係止ロックする作業がスムーズに行える。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図１に示すように、オート
マチック車のチェンジ装置は、基本的にはベースプレー
ト１０とチェンジレバー１１とインジケータ１２とを備
えている。
を参照して詳細に説明する。図１に示すように、オート
マチック車のチェンジ装置は、基本的にはベースプレー
ト１０とチェンジレバー１１とインジケータ１２とを備
えている。
【００１１】合成樹脂製のベースプレート１０の上面に
は、チェンジレバー１１の回動方向の両側方で、所定の
間隔を隔てて上方に立ち上がった左右のガイドプレート
１３Ａ，１３Ｂがそれぞれ一体成形されている。該両ガ
イドプレート１３Ａ，１３Ｂの上縁部には、チェンジレ
バー１１の回動方向の前側にポジション規制溝１３ａ，
…がそれぞれ形成されると共に、後側に節度溝１３ｂ，
…がそれぞれ形成されている。
は、チェンジレバー１１の回動方向の両側方で、所定の
間隔を隔てて上方に立ち上がった左右のガイドプレート
１３Ａ，１３Ｂがそれぞれ一体成形されている。該両ガ
イドプレート１３Ａ，１３Ｂの上縁部には、チェンジレ
バー１１の回動方向の前側にポジション規制溝１３ａ，
…がそれぞれ形成されると共に、後側に節度溝１３ｂ，
…がそれぞれ形成されている。
【００１２】該両ガイドプレート１３Ａ，１３Ｂのニュ
ートラル（Ｎ）ポジション規制溝１３ａとドライブ
（Ｄ）ポジション規制溝１３ａとの間の下部には、上記
チェンジレバー１１のボス部１１ａに圧入するパイプ状
の回動軸１４の両端部を回動自在に嵌入する回動穴１
５，１５がそれぞれ設けられている。該チェンジレバー
１１は、ボス部１１ａのセレーション中心穴１１ｃに圧
入した回動軸１４と両ガイドプレート１３Ａ，１３Ｂの
回動穴１５，１５とで、前後回動自在に支持されるよう
になる。
ートラル（Ｎ）ポジション規制溝１３ａとドライブ
（Ｄ）ポジション規制溝１３ａとの間の下部には、上記
チェンジレバー１１のボス部１１ａに圧入するパイプ状
の回動軸１４の両端部を回動自在に嵌入する回動穴１
５，１５がそれぞれ設けられている。該チェンジレバー
１１は、ボス部１１ａのセレーション中心穴１１ｃに圧
入した回動軸１４と両ガイドプレート１３Ａ，１３Ｂの
回動穴１５，１５とで、前後回動自在に支持されるよう
になる。
【００１３】上記両ガイドプレート１３Ａ，１３Ｂのパ
ーキング（Ｐ）ポジション規制溝１３ａの前方の上部に
は、捩りコイルスプリング１６ａで付勢されたキーイン
ターロックカム１６を回動自在に嵌合する回動ピン１７
Ａ，１７Ｂがいずれか一方に固定されている。
ーキング（Ｐ）ポジション規制溝１３ａの前方の上部に
は、捩りコイルスプリング１６ａで付勢されたキーイン
ターロックカム１６を回動自在に嵌合する回動ピン１７
Ａ，１７Ｂがいずれか一方に固定されている。
【００１４】上記ベースプレート１０の上面の外周囲の
４箇所には、合成樹脂製のインジケータ１２の４隅の四
角軸状の脚部１２ａ，…を上方から差し込み係止する四
角筒状の脚取り付け部１８，…が一体成形されている。
４箇所には、合成樹脂製のインジケータ１２の４隅の四
角軸状の脚部１２ａ，…を上方から差し込み係止する四
角筒状の脚取り付け部１８，…が一体成形されている。
【００１５】該インジケータ１２の上面には、上記チェ
ンジレバー１１の上部が貫通し、スラーダー２７でカバ
ーされる長穴１２ｂが形成されると共に、該長穴１２ｂ
と平行に、各ポジションＰ〜１の文字を印刷したポジシ
ョンプレート２８でカバーされる長穴１２ｃが形成され
ている。
ンジレバー１１の上部が貫通し、スラーダー２７でカバ
ーされる長穴１２ｂが形成されると共に、該長穴１２ｂ
と平行に、各ポジションＰ〜１の文字を印刷したポジシ
ョンプレート２８でカバーされる長穴１２ｃが形成され
ている。
【００１６】合成樹脂製のチェンジレバー１１のボス部
１１ａの上部には、ケーブル取り付け部２０が一体成形
され、該取り付け部２０には、ミッションに連結するケ
ーブルを取り付けるケーブルピン２１が固定されてい
る。
１１ａの上部には、ケーブル取り付け部２０が一体成形
され、該取り付け部２０には、ミッションに連結するケ
ーブルを取り付けるケーブルピン２１が固定されてい
る。
【００１７】上記チェンジレバー１１のケーブル取り付
け部２０の上部には、上記左右のガイドプレート１３
Ａ，１３Ｂに対応して左右方向に張り出した板ばね取り
付け部２２Ａ，２２Ｂが一体成形され、該各取り付け部
２２Ａ，２２Ｂには、いずれか一方に板ばね２３の基部
を差し込むスリット穴２２ａ，２２ａがそれぞれ形成さ
れている。
け部２０の上部には、上記左右のガイドプレート１３
Ａ，１３Ｂに対応して左右方向に張り出した板ばね取り
付け部２２Ａ，２２Ｂが一体成形され、該各取り付け部
２２Ａ，２２Ｂには、いずれか一方に板ばね２３の基部
を差し込むスリット穴２２ａ，２２ａがそれぞれ形成さ
れている。
【００１８】上記板ばね２３の先端には上記各ガイドプ
レート１３Ａ，１３Ｂのいずれか一方の節度溝１３ｂの
１つに係合する係合突起２３ｄが形成されて、チェンジ
レバー１１の各ポジションＰ〜１へのシフト操作に節度
を与えるようになっている。
レート１３Ａ，１３Ｂのいずれか一方の節度溝１３ｂの
１つに係合する係合突起２３ｄが形成されて、チェンジ
レバー１１の各ポジションＰ〜１へのシフト操作に節度
を与えるようになっている。
【００１９】図２に示すように、上記チェンジレバー１
１にインサートされたパイプ１９内には、上下動自在に
嵌入するガイドロッド３０が設けられ、該ガイドロッド
３０の下部には、チェンジレバー１１から両ガイドプレ
ート１３Ａ，１３Ｂのいずれか一方に突出させるガイド
ピン３１が固定されている。該ガイドロッド３０は、ス
プリング３２で上動方向に付勢されている。
１にインサートされたパイプ１９内には、上下動自在に
嵌入するガイドロッド３０が設けられ、該ガイドロッド
３０の下部には、チェンジレバー１１から両ガイドプレ
ート１３Ａ，１３Ｂのいずれか一方に突出させるガイド
ピン３１が固定されている。該ガイドロッド３０は、ス
プリング３２で上動方向に付勢されている。
【００２０】上記チェンジレバー１１の上部には、プッ
シュボタン２４を有するノブ２５の四角筒状の下部２５
ａを上方から差し込み係止する四角軸状のノブ固定部２
６が一体成形されている。該ノブ固定部２６の外周は、
ノブ２５の下部２５ａの外周とほぼ同径となるカバー２
９で被覆している。
シュボタン２４を有するノブ２５の四角筒状の下部２５
ａを上方から差し込み係止する四角軸状のノブ固定部２
６が一体成形されている。該ノブ固定部２６の外周は、
ノブ２５の下部２５ａの外周とほぼ同径となるカバー２
９で被覆している。
【００２１】図２及び図３に詳細に示すように、上記チ
ェンジレバー１１の四角軸状のノブ固定部２６の対向す
る外周面２６ａ，２６ａには、下向きのロック爪２６
ｂ，２６ｂがそれぞれ一体成形されている。また、上記
ノブ２５の四角筒状の下部２５ａの周壁２５ｅ，２５ｅ
には、該下部２５ａをチェンジレバー１１のノブ固定部
２６に上方から差し込み嵌合したときに、各ロック爪２
６ｂ，２６ｂに係止ロックされるロック穴２５ｆ，２５
ｆがそれぞれ一体成形されている。上記ノブ２５の下部
２５ａの各周壁２５ｅには、ロック穴２５ｆの周囲の両
側に上下方向のスリット２５ｇ，２５ｇを形成して、ロ
ック穴２５ｆをたわみやすくしている。なお、チェンジ
レバー１１のノブ固定部２６にロック穴を一体成形し、
ノブ２５の下部２５ａにロック爪を一体成形しても良
い。また、スリットはロック爪とロック穴のいずれに形
成しても良い。
ェンジレバー１１の四角軸状のノブ固定部２６の対向す
る外周面２６ａ，２６ａには、下向きのロック爪２６
ｂ，２６ｂがそれぞれ一体成形されている。また、上記
ノブ２５の四角筒状の下部２５ａの周壁２５ｅ，２５ｅ
には、該下部２５ａをチェンジレバー１１のノブ固定部
２６に上方から差し込み嵌合したときに、各ロック爪２
６ｂ，２６ｂに係止ロックされるロック穴２５ｆ，２５
ｆがそれぞれ一体成形されている。上記ノブ２５の下部
２５ａの各周壁２５ｅには、ロック穴２５ｆの周囲の両
側に上下方向のスリット２５ｇ，２５ｇを形成して、ロ
ック穴２５ｆをたわみやすくしている。なお、チェンジ
レバー１１のノブ固定部２６にロック穴を一体成形し、
ノブ２５の下部２５ａにロック爪を一体成形しても良
い。また、スリットはロック爪とロック穴のいずれに形
成しても良い。
【００２２】上記チェンジレバー１１の上部に固定され
たノブ２５内には、上記パイプ１９とともにガイドロッ
ド３０の上部が突出されると共に、図３に詳細に示すよ
うに、該ノブ２５内の左右の側壁部に一体成形された左
右のヒンジ受け部２５ｂ，２５ｂ（図３では一方のみ図
示）には、プッシュボタン２４の左右のヒンジ軸部２４
ａがそれぞれ回動自在に嵌め込み係止されて、ボタン部
２４ｂをノブ２５のボタン穴２５ｃから外部に突出させ
ている。なお、ノブ２５内にプッシュボタン２４等を組
み込みやすくするために、ノブ２５の一部２５′を分割
して、嵌め合わせるようになっている。
たノブ２５内には、上記パイプ１９とともにガイドロッ
ド３０の上部が突出されると共に、図３に詳細に示すよ
うに、該ノブ２５内の左右の側壁部に一体成形された左
右のヒンジ受け部２５ｂ，２５ｂ（図３では一方のみ図
示）には、プッシュボタン２４の左右のヒンジ軸部２４
ａがそれぞれ回動自在に嵌め込み係止されて、ボタン部
２４ｂをノブ２５のボタン穴２５ｃから外部に突出させ
ている。なお、ノブ２５内にプッシュボタン２４等を組
み込みやすくするために、ノブ２５の一部２５′を分割
して、嵌め合わせるようになっている。
【００２３】上記プッシュボタン２４の後端部２４ｃは
上記ガイドロッド３０の上端に対向させると共に、該後
端部２４ｃは、ノブ２５内の上壁部に一体成形されたス
リット穴２５ｄ（図２参照）に一端部を差し込み係止し
たＵ字状の板ばね３３の他端部で、上記ガイドロッド３
０のスプリング３２の付勢力よりも強い付勢力で下方に
付勢されている。したがって、上記ガイドピン３１は、
常時は、板ばね３３の付勢力でガイドロッド３０ととも
に下動位置Ｄに下動されているが、プッシュボタン２４
のボタン部２４ｂを板ばね３３の付勢力に抗してプッシ
ュ操作すると、後端部２４ｃが上方に揺動されて、スプ
リング３２の付勢力によりガイドロッド３０とともにガ
イドピン３１が上動位置Ｕに上動されるようになる。
上記ガイドロッド３０の上端に対向させると共に、該後
端部２４ｃは、ノブ２５内の上壁部に一体成形されたス
リット穴２５ｄ（図２参照）に一端部を差し込み係止し
たＵ字状の板ばね３３の他端部で、上記ガイドロッド３
０のスプリング３２の付勢力よりも強い付勢力で下方に
付勢されている。したがって、上記ガイドピン３１は、
常時は、板ばね３３の付勢力でガイドロッド３０ととも
に下動位置Ｄに下動されているが、プッシュボタン２４
のボタン部２４ｂを板ばね３３の付勢力に抗してプッシ
ュ操作すると、後端部２４ｃが上方に揺動されて、スプ
リング３２の付勢力によりガイドロッド３０とともにガ
イドピン３１が上動位置Ｕに上動されるようになる。
【００２４】上記チェンジレバー１１は、下動位置Ｄの
ガイドピン３１が上記各ポジション規制溝１３ａ，…の
いずれか１つに係合するようにシフト操作する。該チェ
ンジレバー１１を他のポジションにシフト操作するとき
は、通常は、プッシュボタン２４のプッシュ操作でガイ
ドピン３１を上動位置Ｕに上動させる。
ガイドピン３１が上記各ポジション規制溝１３ａ，…の
いずれか１つに係合するようにシフト操作する。該チェ
ンジレバー１１を他のポジションにシフト操作するとき
は、通常は、プッシュボタン２４のプッシュ操作でガイ
ドピン３１を上動位置Ｕに上動させる。
【００２５】上記各構成において、特にノブ取り付け構
造は、チェンジレバー１１の四角軸状のノブ固定部２６
に、ノブ２５の四角筒状の下部２５ａを上方から差し込
み嵌合することにより、ロック爪２６ｂにロック穴２５
ｆが係止ロックされて、チェンジレバー１１にノブ２５
をワンタッチで取り付けられるようになる。また、チェ
ンジレバー１１のノブ固定部２６は、四角軸状であり、
ノブ２５の下部２５ａは四角筒状であるから、ノブ２５
がノブ固定部２６で自動的に回り止めされるようにな
る。これらにより、従来のようなねじ部品及びねじ加工
工数が削減でき、組み立て工数も削減できるから、大幅
なコストダウンが図れるようになる。
造は、チェンジレバー１１の四角軸状のノブ固定部２６
に、ノブ２５の四角筒状の下部２５ａを上方から差し込
み嵌合することにより、ロック爪２６ｂにロック穴２５
ｆが係止ロックされて、チェンジレバー１１にノブ２５
をワンタッチで取り付けられるようになる。また、チェ
ンジレバー１１のノブ固定部２６は、四角軸状であり、
ノブ２５の下部２５ａは四角筒状であるから、ノブ２５
がノブ固定部２６で自動的に回り止めされるようにな
る。これらにより、従来のようなねじ部品及びねじ加工
工数が削減でき、組み立て工数も削減できるから、大幅
なコストダウンが図れるようになる。
【００２６】また、ノブ２５の下部２５ａは、チェンジ
レバー１１のノブ固定部２６に上方から差し込で嵌合さ
せるだけで係止ロックされるから、自動組み立てにも対
応できるようになる。さらに、ノブ２５の下部２５ａの
各周壁２５ｅにスリット２５ｇを形成することにより、
ロック穴２５ｆがたわみやすくなるので、ロック爪２６
ｂを乗り越えて係止ロックさせるときの嵌合作業が軽い
力でスムーズに行えるようになる。
レバー１１のノブ固定部２６に上方から差し込で嵌合さ
せるだけで係止ロックされるから、自動組み立てにも対
応できるようになる。さらに、ノブ２５の下部２５ａの
各周壁２５ｅにスリット２５ｇを形成することにより、
ロック穴２５ｆがたわみやすくなるので、ロック爪２６
ｂを乗り越えて係止ロックさせるときの嵌合作業が軽い
力でスムーズに行えるようになる。
【００２７】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のチェンジレバーのノブ取り付け構造は、チェンジレ
バーの四角軸状の上部に、ノブの四角筒状の下部を上方
から差し込み嵌合することにより、ロック爪とロック穴
とが係止ロックされて、チェンジレバーにノブをワンタ
ッチで取り付けることができるから、従来のようなねじ
部品が及びねじ穴加工が削減でき、組み立て工数も削減
できるから、大幅なコストダウンが図れるようになり、
実用的な価値が大なるものである。また、ノブは、チェ
ンジレバーの上方から差し込み嵌合するだけで、自動的
に係止ロックされるから、自動組み立てにも対応が可能
となる。
明のチェンジレバーのノブ取り付け構造は、チェンジレ
バーの四角軸状の上部に、ノブの四角筒状の下部を上方
から差し込み嵌合することにより、ロック爪とロック穴
とが係止ロックされて、チェンジレバーにノブをワンタ
ッチで取り付けることができるから、従来のようなねじ
部品が及びねじ穴加工が削減でき、組み立て工数も削減
できるから、大幅なコストダウンが図れるようになり、
実用的な価値が大なるものである。また、ノブは、チェ
ンジレバーの上方から差し込み嵌合するだけで、自動的
に係止ロックされるから、自動組み立てにも対応が可能
となる。
【００２８】請求項２のように、ロック穴又はロック爪
の周囲にスリットを形成すると、ロック穴又はロック爪
がたわみやすくなって、ロック穴とロック爪を係止ロッ
クするときの嵌合作業がスムーズに行えるようになる。
の周囲にスリットを形成すると、ロック穴又はロック爪
がたわみやすくなって、ロック穴とロック爪を係止ロッ
クするときの嵌合作業がスムーズに行えるようになる。
【図１】 本発明のチェンジ装置の分解斜視図である。
【図２】 チェンジレバーのノブ部分の断面図である。
【図３】 チェンジレバーのノブの分解斜視図である。
【図４】 従来のチェンジ装置の分解斜視図である。
１０ ベースプレート １１ チェンジレバー １１ａ ボス部 ２５ ノブ ２５ａ 下部 ２５ｆ ロック穴 ２５ｇ スリット ２６ ノブ固定部 ２６ｂ ロック爪
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂製のベースプレートに、合成樹
脂製のチェンジレバーのボス部を前後回動自在に支持す
るものにおいて、 上記チェンジレバーの上部は四角軸状に形成されると共
に、ノブに、チェンジレバーの四角軸状の上部に上方か
ら差し込み嵌合可能な四角筒状の下部が一体成形され
て、上記上部と下部に、下部が上部に差し込み嵌合され
るときに、たわみながら係止ロックするロック爪とロッ
ク穴とが相対的に一体成形されていることを特徴とする
自動車用チェンジレバーのノブ取り付け構造。 - 【請求項２】 上記ロック爪又はロック穴が一体成形さ
れた上部又は下部には、ロック爪又はロック穴の周囲に
スリットが形成されて、ロック爪又はロック穴がたわみ
やすくなっている請求項１に記載の自動車用チェンジレ
バーのノブ取り付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35374495A JPH09183315A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 自動車用チェンジレバーのノブ取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35374495A JPH09183315A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 自動車用チェンジレバーのノブ取り付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09183315A true JPH09183315A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18432932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35374495A Pending JPH09183315A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 自動車用チェンジレバーのノブ取り付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09183315A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003048611A1 (de) * | 2001-12-03 | 2003-06-12 | ZF Lemförder Metallwaren AG | Schaltknauf |
| US6732608B2 (en) | 2000-06-27 | 2004-05-11 | Fujikiko Kabushiki Kaisha | Shift knob and shift lever |
| CN101776140A (zh) * | 2009-12-20 | 2010-07-14 | 曾卫东 | 一种手柄球头可转动的操控手柄 |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP35374495A patent/JPH09183315A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6732608B2 (en) | 2000-06-27 | 2004-05-11 | Fujikiko Kabushiki Kaisha | Shift knob and shift lever |
| WO2003048611A1 (de) * | 2001-12-03 | 2003-06-12 | ZF Lemförder Metallwaren AG | Schaltknauf |
| US7272988B2 (en) | 2001-12-03 | 2007-09-25 | ZF Lemförder Metallwaren AG | Shift knob |
| CN101776140A (zh) * | 2009-12-20 | 2010-07-14 | 曾卫东 | 一种手柄球头可转动的操控手柄 |
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