JPH0632707Y2 - 部品取付け構造 - Google Patents

部品取付け構造

Info

Publication number
JPH0632707Y2
JPH0632707Y2 JP1988106984U JP10698488U JPH0632707Y2 JP H0632707 Y2 JPH0632707 Y2 JP H0632707Y2 JP 1988106984 U JP1988106984 U JP 1988106984U JP 10698488 U JP10698488 U JP 10698488U JP H0632707 Y2 JPH0632707 Y2 JP H0632707Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
fixing member
hole
protrusion
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988106984U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0229584U (ja
Inventor
正直 高田
正人 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP1988106984U priority Critical patent/JPH0632707Y2/ja
Publication of JPH0229584U publication Critical patent/JPH0229584U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0632707Y2 publication Critical patent/JPH0632707Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 部品を固定部材に取り付けるために、部品に設けた貫通
孔に嵌入する突起部を固定部材に設け、固定部材に部品
を押さえる押え部材の中空を通って、接合部材と貫通孔
に嵌入した突起部とを接合することにより、板厚の薄い
固定部材であっても、他の部品等の損傷および固定部材
の変形を生じることがなく固定部材に部品を取り付ける
ことができる。
〔産業上の利用分野〕
本考案は固定部材に部品を取り付ける部品取付け構造に
関する。
通常、例えば音響機器のシャーシような固定部材にスイ
ッチ等の部品を取り付ける場合、シャーシに孔をあけて
タップを切り、部品に設けられた貫通孔を介して固定部
材に部品をねじ止めして取り付けている。しかし、固定
部材の板厚が厚い場合にはタップを切ることは可能であ
るが、固定部材の板厚が薄い場合にはタップを切ること
ができないために、部品を固定部材に取付けられないと
いう不利がある。このために、板厚の薄い固定部材で
も、ねじ止めによる部品の取付けが可能となるような方
法が必要とされている。
〔従来の技術〕
従来、板厚の薄い固定部材に部品を取り付ける方法とし
て、部品を取り付ける固定部材の裏側の一部に中空の突
起部を設け、その突起部にタップを切って、部品の貫通
孔を介してタップを切った突起部にねじ止めすることに
より部品を固定部材に取り付けるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の取付け方法では、狭い場所に部品を取り付ける場
合には、固定部材に突起部またはねじの先端が既に取り
付けられている他の部品等に当って他の部品等を損傷し
てしまうとともに、他の部品に当たった突起部またはね
じの先端が邪魔をして固定部材を変形してしまうという
問題がある。
本考案は、上記の問題を解決するためになされたもので
あり、板厚の薄い固定部材において、他の部品等の損傷
および固定部材の変形を生じることがなく、その固定部
材に部品を取付けることが可能な部品取付け構造を提供
することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案に基づく部品取付け構造の原理構成を断
面で示す図である。本図において、1は部品であり、貫
通孔Hを設けている。2は固定部材であり、部品1を固
定するものであって貫通孔Hに嵌入する突起部3を設け
ている。4は中空の押え部材であり、部品1に関して固
定部材2と反対側に設けられており、部品1を押さえ
る。5は接合部材であり、突起部3と接合する。
〔作用〕
以上の構成により、部品1は以下に説明するように固定
部材2に取り付けられる。初めに、固定部材2の突起部
3が部品1の貫通孔Hに嵌入するように、固定部材2に
対して部品1を配置する。次に、押え部材4の中空を通
って接合部材5を部品1の貫通孔Hに挿入し、その接合
部材5と貫通孔Hに嵌入した突起部3とを接合すること
により、部品1が固定部材に取り付けられる。
これにより、板厚の薄い固定部材であっても、他の部品
等の損傷および固定部材の変形を生じることがなく、そ
の固定部材に部品を取り付けることができる。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例を示す分解斜視図であり、例
えば車載オーディオ機器においてカセットテープの位置
検出、特に挿入および排出の検出に用いるスライドスイ
ッチの取付けに適用する一例を示す。本図において、部
品1は上述したスライドスイッチ10であり、貫通孔Hを
設けている。固定部材2は板金20であり、図示しない車
載オーディオ機器を形成する。この板金20には後述する
バーリング加工により中空の突起部30が形成されてい
る。この中空の突起部30の内壁には、接合部材5として
のねじ50と係合するように、予めタップが切られてい
る。押え部材4は中空のワッシャ40からなり、ワッシャ
40の中空に挿入したねじ50の頭を受けて、ワッシャ40は
ねじ50の締結力により板金20に対してスライドスイッチ
10を押さえる。なお、スライドスイッチ10に設けた貫通
孔Hとして円柱状にくりぬいた孔を設け、さらに板金20
に設けた突起部3を円柱状にすることにより、貫通孔H
に対して突起部3を比較的に嵌入し易くしてもよい。ま
た、スライドスイッチ10には突起11が設けられており、
この突起11は板金20に設けた孔21に挿入することによ
り、板金20に対してスライドスイッチ10の位置決めを行
うものである。この他、スライドスイッチ10のレバー12
は、上述したように、カセットテープの挿入および排出
時に連動して作動してスライドスイッチ10をオン・オフ
するものである。
以上の構成により、本実施例による部品取付け構造を第
3図により以下説明する。第3図は本実施例の組立て状
態を示す図であり、本図の(a),(b)および(c)は、それぞ
れ組立て工程を示す。最初に、(a)の工程において、板
金20の突起部3がスライドスイッチ10の貫通孔Hに嵌入
するように、板金20にスライドスイッチ10を載せる。次
に、(b)の工程において、板金20に載せたスライドスイ
ッチ10の貫通孔Hにおける上方の開口側をワッシャ40の
中空に合わせてワッシャ40で覆う。最後に、(c)の工程
において、ねじ50をワッシャ40の中空を通って、貫通孔
Hに嵌入した突起部3にねじ込む。これにより、スライ
ドスイッチ10が板金20に取り付けられる。なお、この場
合、ねじ50の先端が突起部3を通って板金20の裏側に突
き出ないような長さのねじを選定する。
最後に、バーリング加工について以下簡単に説明する。
バーリング加工とは、例えば板金にプレス等により孔を
あけ、次にその孔径より大きい径の突出しピン等でその
孔を突くことにより突起部を得ることである。これによ
り、上述したように突起部の内壁にタップを切ることに
よりねじ込みピッチを稼ぐことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、部品に設けた貫通
孔に嵌入する突起部を固定部材に設け、固定部材に部品
を押さえる押え部材の中空を通って、接合部材と貫通孔
に嵌入した突起部とを接合することにより、板厚の薄い
固定部材であっても、他の部品等の損傷および固定部材
の変形を生じることがなく固定部材への部品の取付けが
可能となる。また、この他、固定部材の突起部が部品の
貫通孔に嵌入することにより部品の位置決めも兼用がで
きるので、部品の取付け性が向上し、自動ねじ締め等の
自動化にも対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に基づく部品取付け構造の原理構成を断
面で示す図、 第2図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、 第3図は本実施例の組立て状態を示す図である。 1……部品、2……固定部材、 3……突起部、4……押え部材、 5……接合部材、H……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】貫通孔(H)を設けた部品(1)と、該部
    品(1)を固定するものであって、該貫通孔(H)の内
    径と略同等の外径を有すると共に、内壁にタップが設け
    られ、該貫通孔(H)に嵌入する突起部(3)を設けた
    固定部材(2)と、 前記部品(1)に関して該固定部材(2)と反対側に設
    けられ、該部品(1)を押さえる中空の押え部材(4)
    と、 該押え部材(4)の中空を通って、前記部品(1)の貫
    通孔(H)に嵌入した前記突起部(3)の内壁と螺合す
    るねじ(5)とから構成されることを特徴とする部品取
    付け構造。
JP1988106984U 1988-08-15 1988-08-15 部品取付け構造 Expired - Lifetime JPH0632707Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988106984U JPH0632707Y2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15 部品取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988106984U JPH0632707Y2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15 部品取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0229584U JPH0229584U (ja) 1990-02-26
JPH0632707Y2 true JPH0632707Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=31340984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988106984U Expired - Lifetime JPH0632707Y2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15 部品取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0632707Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017212107A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 矢崎総業株式会社 アース端子の取付構造、及び、電線収容体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6406874B2 (ja) * 2014-05-14 2018-10-17 三菱電機株式会社 板材の螺子締結構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57608U (ja) * 1980-05-31 1982-01-05
JPS61164010U (ja) * 1985-02-26 1986-10-11

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017212107A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 矢崎総業株式会社 アース端子の取付構造、及び、電線収容体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0229584U (ja) 1990-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0632707Y2 (ja) 部品取付け構造
JPS58106212A (ja) パネル縁に取付ける固定装置
JPH0723656B2 (ja) 車両用扉へのアウターハンドル取付装置
JPH0722010Y2 (ja) 自動車用スイッチの取付装置
JPH0630534Y2 (ja) 板状体開口閉成用蓋体構造
JPH10231816A (ja) 付属装置
JPH0215347Y2 (ja)
JPH0132658Y2 (ja)
JPH07312483A (ja) 電子回路部品収容ケース
JP2523704B2 (ja) 盲蓋取付具
JP2599627Y2 (ja) 板材の取付構造
JPH06294410A (ja) 位置決め構造
JPS5931922Y2 (ja) モ−ルド部材における部品取付け装置
JPH08298389A (ja) 表示器の固定構造
JPH0346424Y2 (ja)
JP3929103B2 (ja) 部材の取付け構造
JPH09291913A (ja) ネジ固定構造
JPS641525Y2 (ja)
JP2006161997A (ja) 取着体およびビス固定部材
JPS634806Y2 (ja)
JPS6034803Y2 (ja) スクリユ−グロメツト
JPH0720410U (ja) 取付具固着構造
JPS6128091Y2 (ja)
JPS6311374Y2 (ja)
JPH02941Y2 (ja)