JPS6034803Y2 - スクリユ−グロメツト - Google Patents
スクリユ−グロメツトInfo
- Publication number
- JPS6034803Y2 JPS6034803Y2 JP15947580U JP15947580U JPS6034803Y2 JP S6034803 Y2 JPS6034803 Y2 JP S6034803Y2 JP 15947580 U JP15947580 U JP 15947580U JP 15947580 U JP15947580 U JP 15947580U JP S6034803 Y2 JPS6034803 Y2 JP S6034803Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- screw
- neck
- leg
- screw grommet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dowels (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車体部品等を取付ける際に使用されるスクリ
ューグロメットの改良に関する。
ューグロメットの改良に関する。
従来のスクリューグロメットSは、例えば、第1図に示
すように、被取付部材Bに開設した取付孔1に係合する
脚部2と、この脚部2の一端に連結されるフランジ状の
頭部3払この頭部3から上記脚部2に亘って穿設された
螺子挿通孔4とから構成されている。
すように、被取付部材Bに開設した取付孔1に係合する
脚部2と、この脚部2の一端に連結されるフランジ状の
頭部3払この頭部3から上記脚部2に亘って穿設された
螺子挿通孔4とから構成されている。
そして、このスクリューグロメットSを用いて部品Pを
被取付部材Bに取付ける場合には、先ず、被取付部材B
に開設した取付孔1にスクリューグロメットSめ脚部2
を挿入係止し、次いで、部品Pに開設した挿通孔5から
タッピングスクリュー6をスクリューグロメットSの螺
子挿通孔4内にねじ込んで部品Pを被取付部材Bに固定
していた。
被取付部材Bに取付ける場合には、先ず、被取付部材B
に開設した取付孔1にスクリューグロメットSめ脚部2
を挿入係止し、次いで、部品Pに開設した挿通孔5から
タッピングスクリュー6をスクリューグロメットSの螺
子挿通孔4内にねじ込んで部品Pを被取付部材Bに固定
していた。
尚、第1図中、7は被取付部材Bと部品Pとの間隙8を
調整するスペーサである。
調整するスペーサである。
然しなから、このような従来のスクリューグロメットに
あっては、スクリューグロメットSは被取付部材B側に
予め配置されるためのみの構造となっていたので、部品
Pを被取付部材Bに取付ける場合には、タッピングスク
リュー6をねじ込む前に、部品Pに開設した挿通孔5と
スクリューグロメットSの螺子挿通孔4とを位置合せし
た状態で部品Pを保持しなければならず、部品Pの仮止
めが困難であり、この結果、部品Pの取付作業が面倒に
なるという不具合があった。
あっては、スクリューグロメットSは被取付部材B側に
予め配置されるためのみの構造となっていたので、部品
Pを被取付部材Bに取付ける場合には、タッピングスク
リュー6をねじ込む前に、部品Pに開設した挿通孔5と
スクリューグロメットSの螺子挿通孔4とを位置合せし
た状態で部品Pを保持しなければならず、部品Pの仮止
めが困難であり、この結果、部品Pの取付作業が面倒に
なるという不具合があった。
本考案は以上の観点に立って為されたものであって、そ
の目的とするところは、被取付部材の取付孔に係合する
脚部の基端に第一頭部を設け、その第一頭部の表面側に
は破断部を備えた首部を設けると共に、この首部には破
断部を破断することによって第一頭部に向けて変位可能
な第二頭部を設けることにより、第一頭部と第二頭部と
の間で部品を挾持して部品の仮止めを可能とし、もって
部品の被取付部材への取付作業性を改善したスクリュー
グロメットを提供することにある。
の目的とするところは、被取付部材の取付孔に係合する
脚部の基端に第一頭部を設け、その第一頭部の表面側に
は破断部を備えた首部を設けると共に、この首部には破
断部を破断することによって第一頭部に向けて変位可能
な第二頭部を設けることにより、第一頭部と第二頭部と
の間で部品を挾持して部品の仮止めを可能とし、もって
部品の被取付部材への取付作業性を改善したスクリュー
グロメットを提供することにある。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本考案を詳細に
説明する。
説明する。
第2図乃至第4図に示す実施例に於いて、スクリューグ
ロメットSは、合成樹脂によって一体成形されたもので
あって、車体パネル等の被取付部材Bに開設した取付孔
1に係合する脚部2と、車体部品等の部品Pに開設した
取付孔10に係合する頭部11と、この頭部11から脚
部2に亘って穿設された螺子挿通孔4とで構成されてい
る。
ロメットSは、合成樹脂によって一体成形されたもので
あって、車体パネル等の被取付部材Bに開設した取付孔
1に係合する脚部2と、車体部品等の部品Pに開設した
取付孔10に係合する頭部11と、この頭部11から脚
部2に亘って穿設された螺子挿通孔4とで構成されてい
る。
この実施例に於いて、脚部2は、その先端から基端に向
けて僅かに拡開するテーパ面を有した円錐台状に形成さ
れ、その基端には縮径された係止部12を有している。
けて僅かに拡開するテーパ面を有した円錐台状に形成さ
れ、その基端には縮径された係止部12を有している。
又、上記頭部11は、上記係止部12に連結されるフラ
ンジ状の第一頭部13と、この第一頭部13と一定間隔
lを置いて設けられる第二頭部14と、これら第一頭部
13と第二頭部14とを接続する首部15とから戊って
おり、上記首部15は、部品Pに開設した切欠状の取付
孔10内に係合する外径を有していて、この首部15の
第一頭部13寄り、即ち、首部15と第一頭部13との
結合部には破断部16が形成されている。
ンジ状の第一頭部13と、この第一頭部13と一定間隔
lを置いて設けられる第二頭部14と、これら第一頭部
13と第二頭部14とを接続する首部15とから戊って
おり、上記首部15は、部品Pに開設した切欠状の取付
孔10内に係合する外径を有していて、この首部15の
第一頭部13寄り、即ち、首部15と第一頭部13との
結合部には破断部16が形成されている。
この破断部16は、第一頭部13における螺子挿通孔4
の孔径d1を首部15の外径へより僅かに小さくするこ
とにより、首部15と第一頭部13との結合部の肉厚を
薄く形成したものであり、第二頭部14に螺子挿通孔4
の軸方向に向かう外力を加えると、首部15を第一頭部
と分離するように破断されるものである。
の孔径d1を首部15の外径へより僅かに小さくするこ
とにより、首部15と第一頭部13との結合部の肉厚を
薄く形成したものであり、第二頭部14に螺子挿通孔4
の軸方向に向かう外力を加えると、首部15を第一頭部
と分離するように破断されるものである。
次に、この実施例に係るスクリューグロメットSを用い
て部品Pを被取付部材Bに取付ける場合について説明す
る。
て部品Pを被取付部材Bに取付ける場合について説明す
る。
先ず、スクリューグロメットSの脚部2を被取付部材B
の取付孔1内に挿入して脚部2の係止部12を取付孔1
内縁に係止させ、次いで、スクリューグロメットSの首
部15が部品Pにおける切欠状の取付孔10に係合する
ように、部品Pを移動させて、第3図に示すように、部
品Pを第一頭部13と第二頭部14との間に配置する。
の取付孔1内に挿入して脚部2の係止部12を取付孔1
内縁に係止させ、次いで、スクリューグロメットSの首
部15が部品Pにおける切欠状の取付孔10に係合する
ように、部品Pを移動させて、第3図に示すように、部
品Pを第一頭部13と第二頭部14との間に配置する。
尚、第3図中、7は被取付部材Bと部品Pとの間隙8を
調整するスペーサである。
調整するスペーサである。
この状態に於いて、第4図に示すように、螺子挿通孔4
の軸方向に向かう外力F(図中矢印方向)をもって第二
頭部14を打撃すると、首部15に設けた破断部16が
破断され、第二頭部14は、第一頭部13と分離した状
態になって第一頭部13に接近するように移動し、その
裏面が部品Pに当接する。
の軸方向に向かう外力F(図中矢印方向)をもって第二
頭部14を打撃すると、首部15に設けた破断部16が
破断され、第二頭部14は、第一頭部13と分離した状
態になって第一頭部13に接近するように移動し、その
裏面が部品Pに当接する。
このとき、第二頭部14と一体的に移動する首部15は
、第一頭部13における螺子挿通孔4内に喰い込んだ状
態にあり、任意の板厚を有する部品Pは第一頭部13と
第二頭部14との間に挾持された状態となって被取付部
材Bに対する部品Pの仮止めが為されることになる。
、第一頭部13における螺子挿通孔4内に喰い込んだ状
態にあり、任意の板厚を有する部品Pは第一頭部13と
第二頭部14との間に挾持された状態となって被取付部
材Bに対する部品Pの仮止めが為されることになる。
そして、部品Pの仮止めが完了した後に於いて、部品P
に開設した取付孔10からタッピングスクリュー6をス
クリューグロメットSの螺子挿通孔4内にねじ込めば、
部品Pの被取付部材Bへの取付けが完了する。
に開設した取付孔10からタッピングスクリュー6をス
クリューグロメットSの螺子挿通孔4内にねじ込めば、
部品Pの被取付部材Bへの取付けが完了する。
この場合に於いて、部品Pに多数の取付部が設けられて
いるときには、必ずしも総ての取付部に対してタッピン
グスクリュー6を螺合させる必要はなく、数個所の取付
部に対してのみ螺合させ、他はスクリューグロメットS
の仮止めだけで保持させることも可能である。
いるときには、必ずしも総ての取付部に対してタッピン
グスクリュー6を螺合させる必要はなく、数個所の取付
部に対してのみ螺合させ、他はスクリューグロメットS
の仮止めだけで保持させることも可能である。
尚、上記実施例にあっては、破断部16は首部15と第
一頭部13との結合部に設けられているが、必ずしもこ
れに限定されるものではなく、首部15の任意の個所に
設けて差支えなく、又、上記部品Pに開設する取付孔1
0も必ずしも切欠状のものである必要はなく、例えば、
スクリューグロメットSの第二頭部14が挿通する挿通
部を備えたダルマ礼状のものであってもよい。
一頭部13との結合部に設けられているが、必ずしもこ
れに限定されるものではなく、首部15の任意の個所に
設けて差支えなく、又、上記部品Pに開設する取付孔1
0も必ずしも切欠状のものである必要はなく、例えば、
スクリューグロメットSの第二頭部14が挿通する挿通
部を備えたダルマ礼状のものであってもよい。
更に、上記実施例では、スクリューグロメットSの脚部
2は円錐台状のものを示しているが、一対に分離された
脚部2を備えたスクリューグロメットSについて本考案
を適用できることは勿論である。
2は円錐台状のものを示しているが、一対に分離された
脚部2を備えたスクリューグロメットSについて本考案
を適用できることは勿論である。
以上説明してきたように、本考案に係るスクリューグロ
メットによれば、被取付部材の取付孔内に係合する脚部
の基端に第一頭部を設け、この第一頭部の表面側には破
断部を備えた首部を設けると共に、の首部には破断部を
破断することによって第一頭部に向けて変位可能な第二
頭部を設けたので、第二頭部に所定の外力を加えること
により第一頭部と第二頭部との間で部品を挾持すること
ができ、この結果、部品の仮止めが可能となり、部品の
被取付部材への取付作業性を大幅に向上させることがで
きる。
メットによれば、被取付部材の取付孔内に係合する脚部
の基端に第一頭部を設け、この第一頭部の表面側には破
断部を備えた首部を設けると共に、の首部には破断部を
破断することによって第一頭部に向けて変位可能な第二
頭部を設けたので、第二頭部に所定の外力を加えること
により第一頭部と第二頭部との間で部品を挾持すること
ができ、この結果、部品の仮止めが可能となり、部品の
被取付部材への取付作業性を大幅に向上させることがで
きる。
又、第一頭部と第二頭部との間隔を余裕をもって形成し
ておけば、板厚の異なる部品に対して随所に使用するこ
とが可能となるので、スクリューグロメットの汎用性を
向上させることができる。
ておけば、板厚の異なる部品に対して随所に使用するこ
とが可能となるので、スクリューグロメットの汎用性を
向上させることができる。
第1図は従来のスクリューグロメットの一例を示す断面
図、第2図は本考案に係るスクリューグロメットの一実
施例を示す一部破断斜視図、第3図及び第4図は夫々第
2図に示すスクリューグロメットを用いた部品の取付方
法を示す説明図であり、第3図は部品のスクリューグロ
メットへの設定状態を示腰第4図は部品の仮止め状態を
示す断面図である。 B・・・・・・被取付部材、P・・・・・・部品、1・
・・・・・被取付部材に開設した取付孔、2・・・・・
・脚部、4・・・・・・螺子挿通孔、10・・・・・・
部品に開設した取付孔、13・・・・・・第一頭部、1
4・・・・・・第二頭部、15・・・・・・首部、16
・・・・・・破断部。
図、第2図は本考案に係るスクリューグロメットの一実
施例を示す一部破断斜視図、第3図及び第4図は夫々第
2図に示すスクリューグロメットを用いた部品の取付方
法を示す説明図であり、第3図は部品のスクリューグロ
メットへの設定状態を示腰第4図は部品の仮止め状態を
示す断面図である。 B・・・・・・被取付部材、P・・・・・・部品、1・
・・・・・被取付部材に開設した取付孔、2・・・・・
・脚部、4・・・・・・螺子挿通孔、10・・・・・・
部品に開設した取付孔、13・・・・・・第一頭部、1
4・・・・・・第二頭部、15・・・・・・首部、16
・・・・・・破断部。
Claims (1)
- 被取付部材Bに開設した取付孔1に係合する脚部2と、
この脚部2の基端に連結されるフランジ状の第一頭部と
13と、この第一頭部13の表面側に一端が連結され部
品Pに開設した取付孔10に係合する首部15と、この
首部15に設けられこの首部15を分離可能に破断し得
る破断部16と、上記首部15の他端に連結され、上記
破断部16で首部15を破断することにより上記第一頭
部13に向けて変位可能なフランジ状の第二頭部14と
、この第二頭部14から上記脚部2に亘って穿設された
螺子挿通孔4とから成るスクリューグロメット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15947580U JPS6034803Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | スクリユ−グロメツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15947580U JPS6034803Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | スクリユ−グロメツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5782215U JPS5782215U (ja) | 1982-05-21 |
JPS6034803Y2 true JPS6034803Y2 (ja) | 1985-10-17 |
Family
ID=29518496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15947580U Expired JPS6034803Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | スクリユ−グロメツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034803Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5954207U (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-09 | 加藤発条株式会社 | 連結具 |
-
1980
- 1980-11-10 JP JP15947580U patent/JPS6034803Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5782215U (ja) | 1982-05-21 |
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