JPH07208218A - エンジンのスロットルレバー装置 - Google Patents

エンジンのスロットルレバー装置

Info

Publication number
JPH07208218A
JPH07208218A JP2373794A JP2373794A JPH07208218A JP H07208218 A JPH07208218 A JP H07208218A JP 2373794 A JP2373794 A JP 2373794A JP 2373794 A JP2373794 A JP 2373794A JP H07208218 A JPH07208218 A JP H07208218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal fitting
outer metal
wire
throttle lever
throttle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2373794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3009322B2 (ja
Inventor
Shuhei Tsunoda
修平 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUTAATENGU KOGYO KK
Original Assignee
SUTAATENGU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUTAATENGU KOGYO KK filed Critical SUTAATENGU KOGYO KK
Priority to JP6023737A priority Critical patent/JP3009322B2/ja
Publication of JPH07208218A publication Critical patent/JPH07208218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3009322B2 publication Critical patent/JP3009322B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】スロットルワイヤ5のアウター金具7を確実に
受溝内に保持する。 【構成】操向用ハンドル1に設けられた取付台2に回動
可能に取り付けられたスロットルレバー4に、インナー
ワイヤ5bの先端のタイコ6を係合させるタイコ受部1
3とインナーワイヤ5bを巻取る胴部14とが形成さ
れ、ワイヤチューブ5aの一端の周囲に取り付けられた
筒状のアウター金具7は凹部8から連続形成されたアウ
ター金具受溝10に収納されたスロットルレバー4装置
において、アウター金具受溝10の両端壁にはアウター
金具7の抜け止め壁22が形成されるとともに、アウタ
ー金具受溝10の両側壁の下方にはアウター金具7を挿
入可能な開口部24とアウター金具受溝10内に収納さ
れたアウター金具7の下面に係合可能な脱落防止片25
とを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耕耘機等の操向用ハン
ドルに設けられたスロットルレバーをスロットルワイヤ
を介して気化器に接続し、スロットルレバーの回動操作
によりエンジンの回転数を制御するスロットルレバー装
置に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般に、スロットルワイヤはワイヤチュー
ブの内部にインナーワイヤを挿通してなり、その一端は
スロットルレバーに連結され、他端は気化器のスロット
ルに連結されている。スロットルレバーは操作用ハンド
ルに設けられた取付台に回動可能に取り付けられ、スロ
ットルレバーには上記インナーワイヤの先端のタイコを
取付けるタイコ受部が形成され、また取付台には上記ワ
イヤチューブの一端の周囲に固定された筒状のアウター
金具を収納する受溝が形成されている。
【0003】ところで、スロットルレバーを引いたり戻
したりする動作を繰り返すうちに、スロットルワイヤの
アウター金具が取付台の受溝から抜け出してしまうこと
があり、これを防止する機構として、本発明者等は受溝
にアウター金具がその軸方向に抜け出るのを防止する防
止壁を形成した構造のものを提案した。
【0004】しかし、上記受溝の下方にはアウター金具
の挿入用開口が形成されていたため、アウター金具を下
方に押圧するように外力が作用すると、アウター金具は
受溝から挿入用開口から脱落してしまうという問題点が
あった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記問題点を解消し、スロット
ルワイヤのアウター金具を確実に受溝内に保持すること
ができるスロットルレバー装置を提供することをその目
的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るエンジンのスロットルレバー装置は、
操向用ハンドルに設けられた取付台に回動可能に取り付
けられ、かつワイヤチューブの内部にインナーワイヤを
挿通してなるエンジン回転制御用のスロットルワイヤの
一端を連結するスロットルレバーに、上記インナーワイ
ヤの先端のタイコを係合させるタイコ受部とインナーワ
イヤを巻取る胴部とが形成され、上記胴部は上記取付台
の上面に形成された凹部に回動可能に収納され、上記ワ
イヤチューブの一端の周囲に取り付けられた筒状のアウ
ター金具は上記凹部から連続形成されたアウター金具受
溝に収納されたスロットルレバー装置において、上記ア
ウター金具受溝の両端壁にはアウター金具の抜け止め壁
が形成されるとともに、上記アウター金具受溝の両側壁
の下方には上記アウター金具を挿入可能な開口部と上記
アウター金具受溝内に収納されたアウター金具の下面に
係合可能な脱落防止片とが形成されたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】前記構成によれば、スロットルワイヤのうちイ
ンナーワイヤのタイコはスロットルレバーのタイコ受部
に係合され、ワイヤチューブのアウター金具は取付台の
アウター金具受溝の下方の開口部から挿入されてアウタ
ー金具受溝内に収納される。そして、収納されたアウタ
ー金具を下方に押し下げるような外力が作用しても、そ
の下面は脱落防止片に当接するので、アウター金具が上
記受溝から脱落するのは防止される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。な
お、図1は本発明のスロットルレバー装置の一部切欠平
面図、図2はその構成部品の分解斜視図、図3はスロッ
トルレバーの要部裏面図、図4は取付台の裏側の斜視
図、図5は上記取付台の底面図、図6は図5のXーX線
上の断面図である。
【0009】図において符号1は耕耘機等の操向用ハン
ドル、2はハンドルクリップ3を介してハンドル1に螺
着される取付台、4は取付台2上に回動可能に取り付け
られたスロットルレバー、5はスロットルワイヤであ
る。
【0010】なお、スロットルワイヤ5は、図1に示さ
れるようにワイヤチューブ5aの内部にインナーワイヤ
5bを挿通してなり、インナーワイヤ5bの一端にはタ
イコ6が形成され、ワイヤチューブ5aの一端の周囲に
は筒状のアウター金具7が固定されている。そして、ス
ロットルワイヤ5の一端は上記取付台2を介してスロッ
トルレバー4に連結され、他端はエンジンの気化器のス
ロットル(図示せず)に連結されている。
【0011】図2に示されるように、取付台2の上面に
は凹部8が形成され、凹部8の中心部には軸部9が形成
され、また凹部8の外壁8aの接線方向にはスロットル
ワイヤ5のアウター金具7を固着するためのアウター金
具受溝10が連続形成されている。なお、外壁8aの内
側には後述する板状のストローク規制板11を保持する
回り止め用突起12が設けてある。
【0012】スロットルレバー4にはインナーワイヤ5
bの先端のタイコ6を取付けるタイコ受部13とインナ
ーワイヤ5bを巻取る胴部14とが形成され(図3参
照)、上記胴部14は上記取付台2の凹部8の中心部に
設けられた軸部9に嵌合した状態で回動可能に収納され
ている。
【0013】また、スロットルレバー4には、ストロー
ク規制板11に設けたストローク規制用切欠き部15と
係止するストローク規制用突起16が設けられている
(図3参照)。さらに、スロットルレバー4の上面には
アジャストスプリング17を介してカバー18が螺着さ
れる。なお、カバー18には回り止め用として突起19
を設け、アウター金具受溝10に設けた穴21に挿入し
ておく(図2参照)。
【0014】次に、図1、図4に示されるように、上記
取付台2のアウター金具受溝10の両端にはアウター金
具7の抜け止め壁22が形成されている。そして、図
4、図5、図6に示されるように、アウター金具受溝1
0の側壁23の下方には、上記アウター金具7を挿入可
能な開口部24と上記アウター金具受溝10内に収納さ
れたアウター金具7の下面に係合可能な1対の脱落防止
片25とが形成されている。両脱落防止片25の間には
受溝10内にインナーワイヤ5bが通過できる程度のワ
イヤ溝26が形成されている。
【0015】なお、上記スロットルワイヤ5は取付台2
とスロットルレバー4をハンドル1に取付けてから組み
付けられる。まず、図1の点線のようにインナーワイヤ
5bをスロットルレバー4の凹部外壁8aの切欠き27
を介して真直な状態のままタイコ6を挿入してタイコ受
部13に係合させた後、さらに胴部14に巻きながら脱
落防止片25間のワイヤ溝26からアウター金具受溝1
0内に挿入するとともに、アウター金具7を取付台2の
アウター金具受溝10の下方の開口部24から斜めに挿
入してアウター金具受溝10内に収納させればよい。こ
れにより、収納されたアウター金具7を下方に押し下げ
るような外力が作用しても、その下面は図4に示される
ように脱落防止片25に当接するので、アウター金具7
が上記受溝10から脱落するのは防止される。
【0016】なお、脱落防止片25間にはインナーワイ
ヤ5bが通過できるワイヤ溝26が形成されているの
で、上述のように取付台2とスロットルレバー4をハン
ドル1に取付けた後にスロットルワイヤ5を組み付けす
ることができるほか、スロットルワイヤ5もスロットル
レバー4等を取り外すことなしに容易に交換できる。
【0017】前記構成のスロットルレバー装置におい
て、エンジンの回転数の制御操作を行なうにあたって
は、ハンドル1を握った状態でスロットルレバー4を所
要位置だけ回動させると、胴部14も回動し、この回動
によりスロットルワイヤ5のタイコ6を介してスロット
ルが所望値だけ開の方向に作動する。そしてスロットル
の開口状態がアジャストスプリング17で保持される。
また、スロットルレバー4を反対方向に戻すことにより
スロットルが閉止される。
【0018】なお、アウター金具7の開口部24に形成
される脱落防止片は1対に限定されない。図7のよう
に、開口部24の一方の側壁23aから他方の側壁23
bに一個の脱落防止片25aを突出形成する構成であっ
てもよい。この場合も、脱落防止片25aと開口部24
の他方の側壁23bとの間にはインナーワイヤが通過で
きるワイヤ溝26を形成する。
【0019】
【発明の効果】本発明のスロットルレバー装置によれ
ば、収納されたアウター金具を下方に押し下げるような
外力が作用しても、その下面は脱落防止片に当接するの
で、アウター金具がアウター金具受溝から脱落するのが
有効に防止される。したがって、スロットルワイヤのア
ウター金具を確実に受溝内に保持してエンジンを常に良
好に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスロットルレバー装置の一部切欠平面
図である。
【図2】スロットルレバー装置の分解斜視図である。
【図3】上記スロットルレバーの要部裏面図である。
【図4】取付台の裏側の斜視図である。
【図5】上記取付台の底面図である。
【図6】図5のXーX線上の断面図である。
【図7】取付台の他の例の底面図である。
【符号の説明】
1 ハンドル 2 取付台 4 スロットルレバー 5 スロットルワイヤ 5b インナーワイヤ 6 タイコ 7 アウター金具 10 アウター金具受溝 13 タイコ受部 14 胴部 24 開口部 25 脱落防止片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操向用ハンドルに設けられた取付台に回
    動可能に取り付けられ、かつワイヤチューブの内部にイ
    ンナーワイヤを挿通してなるエンジン回転制御用のスロ
    ットルワイヤの一端を連結するスロットルレバーに、上
    記インナーワイヤの先端のタイコを係合させるタイコ受
    部とインナーワイヤを巻取る胴部とが形成され、上記胴
    部は上記取付台の上面に形成された凹部に回動可能に収
    納され、上記ワイヤチューブの一端の周囲に取り付けら
    れた筒状のアウター金具は上記凹部から連続形成された
    アウター金具受溝に収納されたスロットルレバー装置に
    おいて、 上記アウター金具受溝の両端壁にはアウター金具の抜け
    止め壁が形成されるとともに、上記アウター金具受溝の
    両側壁の下方には上記アウター金具を挿入可能な開口部
    と上記アウター金具受溝内に収納されたアウター金具の
    下面に係合可能な脱落防止片とが形成されたことを特徴
    とするエンジンのスロットルレバー装置。
JP6023737A 1994-01-26 1994-01-26 エンジンのスロットルレバー装置 Expired - Fee Related JP3009322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6023737A JP3009322B2 (ja) 1994-01-26 1994-01-26 エンジンのスロットルレバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6023737A JP3009322B2 (ja) 1994-01-26 1994-01-26 エンジンのスロットルレバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07208218A true JPH07208218A (ja) 1995-08-08
JP3009322B2 JP3009322B2 (ja) 2000-02-14

Family

ID=12118632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6023737A Expired - Fee Related JP3009322B2 (ja) 1994-01-26 1994-01-26 エンジンのスロットルレバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3009322B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0559513U (ja) * 1992-01-22 1993-08-06 スターテング工業株式会社 エンジンのスロットルレバー装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0559513U (ja) * 1992-01-22 1993-08-06 スターテング工業株式会社 エンジンのスロットルレバー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3009322B2 (ja) 2000-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5556222A (en) Quick release mechanism
JPS62151787U (ja)
CA2274268A1 (en) Electronic throttle control with hysteresis
US5649256A (en) Adjustable means for a monitor camera
JPH0129815Y2 (ja)
JPH07208218A (ja) エンジンのスロットルレバー装置
US4850456A (en) Quick adjusting device for bicycle brake cable
US6666615B2 (en) Spacer and parts attachment device
JPH09158906A (ja) 軸スライドロック装置
JPH03156083A (ja) フードのロック装置
US5752117A (en) Release button mechanism of camera
JP2529010Y2 (ja) 機器の傾斜状取付装置
JP2737701B2 (ja) 筐体の開閉構造
EP0511911B1 (fr) Dispositif de fixation de bobines d'électrovannes
KR200312567Y1 (ko) 행거용 아암 고정장치
JPH0249080Y2 (ja)
JP2523704B2 (ja) 盲蓋取付具
US5884533A (en) Device for holding and controlling the opening angle of a door
JP3699616B2 (ja) 照明器具取付け装置
JPS5829665Y2 (ja) セット脚装置
JPH0771799A (ja) 換気扇
JPH0355514Y2 (ja)
JP3751209B2 (ja) 炊飯器の蓋ブレーキ構造
JP2547581Y2 (ja) スプリングブレーキ装置
JP2503292Y2 (ja) 回路遮断器の引外し特性の調節構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees