JP3009192B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録再生装置、特にキャプスタン駆動
またはリール駆動による高速早送り、巻戻し状態におけ
る停電時のテープ保護に関するものである。
従来の技術 近年VHS VTRは、SVHSの高画質化にともない、3/4な
どとの編集システムを組み込むために、RS−422の9ピ
ンシリアルを装備したものが必要となってきている。そ
ためにもシリンダにテープを巻きつけたフルローディン
グ状態での高速早送り、巻戻し再生が不可決であり、ま
たオペレーターのミスにより、この高速早送り、巻戻し
再生中の電源を落としても、テープダメージがおきない
配慮が重要となってくる。
以下の図面を参照しながら、上述した高速早送り、巻
戻し再生状態においての停電時の動作の一列について説
明する。
第2図は簡単な機械的配置図、第3図は高速サーチ時
のリール制御回路のブロック図を示す。第2図におい
て、9は回転シリンダ、10,11は回転シリンダ9の入出
口側に設けられたローディングポスト、12はキャプスタ
ン軸、13はキャプスタン軸12に圧着させて磁気テープ20
を送るためのピンチローラ、14はキャプスタン軸12によ
り送られる磁気テープ20をカセット21に案内するポス
ト、15はテンションばね16に付勢されて磁気テープ20の
テンションを一定に保つためのテンションアームであ
る。17は磁気テープ20を供給する供給リール、18は磁気
テープ20を巻取る巻取リール、19は供給リール17と巻取
リール18に機械的にブレーキをかけるリールブレーキで
ある。
第3図において、22はテンションアーム、23はテンシ
ョンアーム22の位置を電気信号に変換するテンションセ
ンサ、24はキャプスタンモータ、25はキャプスタンモー
タ24の回転に応じてパルスを発生するキャプスタンパル
ス発生器、28は供給リールモータ、20は供給リールモー
タ28の回転に応じてパルスを発生させる供給リールパル
ス発生器、31は巻取リールモータ、32は巻取リールモー
タ31の回転に応じてパルスを発生する巻取リールパルス
発生器、27は供給リールモータ28を駆動する供給リール
ドライブ回路、30は巻取リールモータ31を駆動する巻取
リールドライブ回路、26はテンションセンサ23、キャプ
スタンパルス発生器25、供給リールパルス発生器29、巻
取リールパルス発生器32から信号が入力され、供給リー
ルドライブ回路27、巻取リールドライブ回路30を介して
供給リールモータ28、巻取リールモータ31を制御するリ
ール制御回路である。
このように構成された従来の磁気記録再生装置の高速
サーチ時の停電における動作について以下に説明する。
第2図およひ第3図において、磁気テープ20が回転シ
リンダ9に巻きつけられているフローディング状態にお
いて、ピンチローラ13とキャプスタン軸12により高速に
磁気テープ20が送り出されており、その磁気テープ20を
巻取リール18で巻きとらせている。そのときに巻取リー
ルパルス発生器32とキャプスタンパルス発生器25の情報
により、リール制御回路26は巻取リールドライブ回路30
を経て巻取リールモータ31を制御し、巻取テープテンシ
ョンが一定になるように制御する。同時に、供給リール
17から供給される磁気テープ20によるテンションアーム
15とテンションばね16のつり合い位置をテンションセン
サ23により検知し、このテンションセンサ値が一定にな
るようにリール制御回路26により供給リールドライブ回
路27を経て供給リールモータ28を制御する。このような
高速サーチ中の動作の中で停電が発生した場合は、ピン
チローラ13をはずすことにより、キャプスタン軸12の駆
動力をなくし、リールブレーキ19をかけて磁気テープ20
が回転シリンダ9に供給されないようにしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の構成では、キャプスタンの速度
すなわち高速サーチの速度により、また、磁気テープの
巻径、リールブレーキの機械的ブレーキ力のばらつきに
より、停電時のテープテンションが異常に高くなり、テ
ープダメージが発生してしまうという欠点を有してい
た。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、高速サ
ーチ時の停電などの際に、リール制御全体を保持するこ
とにより、安定に磁気テープを停止できるようにした磁
気記録再生装置を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の磁気記録再生装置
は、供給リールモータを駆動する供給リールドライブ回
路と、巻取リールモータを駆動する巻取リールドライブ
回路と、前記供給リールモータの回転数に比例するパル
スを発生する供給リールパルス発生器と、前記巻取リー
ルモータの回転数に比例するパルスを発生する巻取リー
ルパルス発生器と、前記パルスの周期を計測しこの計測
された周期に応じて前記供給リールドライブ回路と巻取
リールドライブ回路を介して前記供給リールモータと巻
取リールモータの回転数を制御するリール制御回路と、
前記供給リールドライブ回路,巻取リールドライブ回
路,供給リールパルス発生器,巻取リールパルス発生
器,リール制御回路の電源をバックアップ可能な電源保
持装置とを設け、前記リール制御回路を、テープ走行時
の停電発生を検出して前記電源保持装置によって前記供
給リールドライブ回路,巻取リールドライブ回路,供給
リールパルス発生器,巻取リールパルス発生器の電源を
バックアップして、正方向のテープ走行時の停電の場合
には、巻取リールパルス発生器の発生パルスの周期に応
じて巻取リールをテープを送り出す方向に駆動し、供給
リールをテープを巻き取る方向に駆動し、逆方向のテー
プ走行時の停電の場合には、供給リールパルス発生器の
発生パルスの周期に応じて供給リールをテープを送り出
す方向に駆動し、巻取リールをテープを巻き取る方向に
駆動するように構成したことを特徴とする。
作用 上記構成により、フルローディング状態の高速サーチ
時の停電などにおいて、リール制御全体を保持できる電
源保持装置を具備することにより、供給リール、巻取リ
ールそれぞれの回転数に応じて逆転させる電気的ブレー
キをかけることが可能となり、テープダメージの発生し
ない安定した状態で停止することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の一実施例の磁気記録再生装置におけ
るリール制御回路のブロック図を示す。第1図におい
て、3は供給リールモータ、4は供給リールモータ3の
回転に比例するパルスを発生する供給リールパルス発生
器、2は供給リールモータ3を駆動する供給リールドラ
イブ回路、6は巻取リールモータ、7は巻取リールモー
タ6の回転に比例するパルスを発生する巻取リールパル
ス発生器、5は巻取リールモータ6を駆動する巻取リー
ルドライブ回路である。1は供給リールパルス発生器4
および巻取リールパルス発生器7のそれぞれパルス周期
を計測し、パルス周期に応じ、供給リールドライブ回路
2および巻取リールドライブ回路5を介して供給リール
モータ3および巻取リールモータ7の回転数を制御する
リール制御回路である。また、8は停電時にリール制御
回路1、供給リールドライブ回路2、巻取リールドライ
ブ回路5、供給リールパルス発生器4、巻取リールパル
ス発生器7の動作を保持する電源保持装置である。
このように構成された磁気記録再生装置のリール制御
について、以下その動作を説明する。まず、キャプスタ
ンにより高速サーチ中に停電がおこった場合、第2図の
ピンチローラ13がはずれ、キャプスタン軸12の駆動力が
磁気テープ20に伝わらなくなる。このときに第1図の電
源保持装置8からの電源がリール制御回路1、供給リー
ルドライブ回路2、巻取リールドライブ5、供給リール
パルス発生装置、巻取リールパルス発生器7に供給さ
れ、各回路を保持し、正方向のテープ走行時の停電であ
れば、巻取リールパルス発生器7から出力されるパルス
の周期をリール制御回路1により計測し、その周期に応
じて巻取リールドライブ回路5により巻取リールモータ
6を逆転させて、磁気テープ20を巻取る方向ではなく、
送り出す方向に動作させ、かつ供給リールドライブ回路
2により供給リールモータ3を正転させて、磁気テープ
20を巻取る方向に動作させることにより、機械的ブレー
キに頼らず、リールに電気的ブレーキをかける。また、
逆方向のテープ走行時の停電であれば、供給リールパル
ス発生器4からのパルスの周期をリール制御回路1によ
り計測し、その周期に応じて供給リールドライブ回路2
により供給リールモータ3を逆転させて、磁気テープ20
を送り出す方向に動作させ、かつ巻取リールドライブ回
路5により巻取リールモータ6を正転させて磁気テープ
20を巻取る方向に動作させることにより、電気的ブレー
キをかけ、停止させる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、供給リールドライブ回
路,巻取リールドライブ回路,供給リールパルス発生
器,巻取リールパルス発生器,リール制御回路の電源を
バックアップ可能な電源保持装置とを設け、前記リール
制御回路を、テープ走行時の停電発生を検出して前記電
源保持装置によって前記供給リールドライブ回路,巻取
リールドライブ回路,供給リールパルス発生器,巻取リ
ールパルス発生器の電源をバックアップして、正方向の
テープ走行時の停電の場合には、巻取リールパルス発生
器の発生パルスの周期に応じて巻取リールをテープを送
り出す方向に駆動し、供給リールをテープを巻き取る方
向に駆動し、逆方向のテープ走行時の停電の場合には、
供給リールパルス発生器の発生パルスの周期に応じて供
給リールをテープを送り出す方向に駆動し、巻取リール
をテープを巻き取る方向に駆動するように構成したこと
により、リールモータの逆転によりリールに電気的ブレ
ーキをかけることができ、テープダメージの発生しない
安定した状態で停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の磁気記録再生装置における
リール制御回路のブロック図、第2図は磁気記録再生装
置の機械的配置図、第3図は従来の磁気記録再生装置に
おけるリール制御回路のブロック図である。 1……リール制御回路、2……供給リールドライブ回
路、3……供給リールモータ、4……供給リールパルス
発生器、5……巻取リールドライブ回路、6……巻取リ
ールモータ、7……巻取リールパルス発生器、8……電
源保持装置。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 G11B 15/43

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給リールモータ(3)を駆動する供給リ
    ールドライブ回路(2)と、 巻取リールモータ(6)を駆動する巻取リールドライブ
    回路(5)と、 前記供給リールモータ(3)の回転数に比例するパルス
    を発生する供給リールパルス発生器(4)と、 前記巻取リールモータ(6)の回転数に比例するパルス
    を発生する巻取リールパルス発生器(7)と、 前記パルスの周期を計測しこの計測された周期に応じて
    前記供給リールドライブ回路(2)と巻取リールドライ
    ブ回路(5)を介して前記供給リールモータ(3)と巻
    取リールモータ(6)の回転数を制御するリール制御回
    路(1)と、 前記供給リールドライブ回路(2),巻取リールドライ
    ブ回路(5),供給リールパルス発生器(4),巻取リ
    ールパルス発生器(7),リール制御回路(1)の電源
    をバックアップ可能な電源保持装置(8)と を設け、 前記リール制御回路(1)を、テープ走行時の停電発生
    を検出して前記電源保持装置(8)によって前記供給リ
    ールドライブ回路(2),巻取リールドライブ回路
    (5),供給リールパルス発生器(4),巻取リールパ
    ルス発生器(7)の電源をバックアップして、正方向の
    テープ走行時の停電の場合には、巻取リールパルス発生
    器(7)の発生パルスの周期に応じて巻取リールをテー
    プを送り出す方向に駆動し、供給リールをテープを巻き
    取る方向に駆動し、逆方向のテープ走行時の停電の場合
    には、供給リールパルス発生器(4)の発生パルスの周
    期に応じて供給リールをテープを送り出す方向に駆動
    し、巻取リールをテープを巻き取る方向に駆動するよう
    に構成した 磁気記録再生装置。
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