JPH0610907B2 - スキャナサーボ装置 - Google Patents

スキャナサーボ装置

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JPH0610907B2
JPH0610907B2 JP60205502A JP20550285A JPH0610907B2 JP H0610907 B2 JPH0610907 B2 JP H0610907B2 JP 60205502 A JP60205502 A JP 60205502A JP 20550285 A JP20550285 A JP 20550285A JP H0610907 B2 JPH0610907 B2 JP H0610907B2
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scanner
tape
speed
servo
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シー.オウグイン デイビツド
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/1808Driving of both record carrier and head
    • G11B15/1875Driving of both record carrier and head adaptations for special effects or editing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヘリカル走査ビデオテープレコーダに於て、
それが選択された動作モードにある時に、テープを取り
扱うことの改良に関しスキャナ(走査)ドラムの周りで
テープを逆方向に巻付け、あるいは巻付け解除する際に
テープあるいはビデオヘッドに対する損傷を防止するこ
とに関する。
ヘリカル形レコーダに於て、スキャナドラムが停止せし
められている時に、テープ送り装置の巻取りリールから
供給リールへテープを逆方向に巻付ける際にしばしば生
じる問題は、テープが巻付けプロセスの間にテープ送り
装置により引っぱられるとスキャナドラムの上方にかつ
それから外れるようにテープがスライドしようとするこ
とである。これは当業技術に於て通常「バーバーポー
ル」と呼ばれ、テープに対し大きな損傷を与えてしま
う。附加的で類似した問題が、スキャナドラムの正規の
高速回転の間にテープが逆方向に巻取リール及びテープ
経路から引っぱられる時にも上記のようなテープ送り装
置に於て生じる。このような状態に於ては、スキャナド
ラムがテープの移動方向に回転するため、テープの接近
する終端は巻取リールからスキャナへテープガイドに向
けて引っぱられる。この状態はテープに損傷を与えるだ
けでなく、テープ端がなめらかで、かつ平らでなかった
ならば、ビデオヘッドを破壊させてしまう。この状態
は、スキャナがその正規の高速で回転せしめられ、かつ
テープ送り動作の逆シャトルあるは逆再生モードのいず
れかの間テープが逆方向に巻外される時にさえ生じる。
現在まで、逆巻付け動作を行なう際、テープに対する損
傷の第1の問題を解決するこころみは行われていなかっ
た。テープ送り装置の操作者は、上記バーバーポール効
果を防止するために、テープの逆方向巻付け時に細心の
注意を向けなければならなかった。しかしながら、よく
知られているように、この分野での平均的な操作者にと
って他の作業の兼合から、それな多大の苦労となる。従
って、しばしばテープが損傷してしまうことになる。テ
ープの逆巻付け解除時の第2の損傷の問題の発生を防止
するために、当該技術に於て、いくつかの試みがなされ
たが、そのような試みは完全に満足するとは言えなかっ
た。解決法の一つは、機械的特性を利用するもので、テ
ープをスキャナドラムに対して維持するテープガイドが
テープの終端の接近につれ、テープから離れて回転せし
められるようにするこれは逆方向のテープの巻付け解除
に関連した上述の問題を取り除く。しかしながらこの引
っ込み可能なガイドについての提案は比較的に複雑な機
械的装置と関連した電気的制御装置とを附加する必要が
あり、この組合せは信頼性を低下させてしまう。また、
このような手法は、逆方向にテープを巻付ける際のバー
バーポール効果を防止することはしない。
他の方式に於て、テープの送り、従ってテープの移動は
停止せしめられるかあるいはテープ終端が近づくにつ
れ、許容低速度まで低下せしめられる。この方式に於
て、テープ終端は通常の方法によって決定されキャプス
タンモータとリールモータとに対する駆動は電気的に制
御せしめられ、スキャナは連続して回転せしめ続けられ
るが、テープは停止せしめられる。このような方式は、
一般的に、ダイナミック制御及び極めて強力なリールモ
ータを使用し、かつ更に比較的複雑なリールモータサー
ボを用いる高技術のテープ送り装置のみ使用可能であ
る。この方式もテープを逆方向に巻付ける際のバーバー
ポール効果を防止することはできない。
今一つの方式に於て、テープ終端に対応する選択された
公称リールハブ径の決定に応じて、リールモータとスキ
ャナとの両者に対して電気的制御が与えられる。テープ
送り装置のシャトル(この動作モードにおいて、テープ
がキャプスタンでなく、リールモータの駆動により走行
せしめられる)テープ速度は許容可能な速度まで減少せ
しめられ、テープがスキャナから引っぱられるにつれ、
停止まで慣性運動を行なうようにスキャナ駆動が切られ
る。この方式は、制御不可能な態様で慣性運動を行なっ
ており、従って未知の速度で回転しているため、上述し
た問題からの保護については予期できない。これは、部
分的には、テープ終端が正確には知られず、予測値の誤
差がリールハブの周りで100から200巻回程に変化
しうるという事実による。スキャナの回転速度がテープ
端をスキャナから引っぱる瞬間に過大であるならば、テ
ープあるいはヘッドは損傷を受けてしまう。回転が遅す
ぎたならば、テープはスキャナ上でバーバーポールを受
けてしまって、テープ損傷となる。この方式もまた、テ
ープを逆方向に巻付ける際のバーバーポールを防ぐこと
はできないこの方式は、例えば、アンペックス社のVP
R−80ビデオ製作レコーダのマニアル1809548に示さ
れている。
この方式を使用するテープ送り装置に於て、スキャナの
タコメータは各回転当り1つのパルスを発生させ、これ
は次いで関連したマイクロプロセッサ(MP)が外部基
準についてスキャナの現在の回転周期と角度位置とをサ
ンプリングするようにする。
これらデータはエラー信号を生じさせるように使用さ
れ、そのエラー信号は正規記録/再生スキャナ速度を維
持するようにスキャナモータに供給される。タコメータ
パルスは1回転当り1度しか生ぜず、かつ16ビットの
カウンタが回転周期及び角度位置を測定するために使用
されるために、例えば、約900RPM程度の低速度でス
キャナを制御することは不可能である。このような回転
速度はテープを逆方向に安全に巻付け、あるいは巻付け
解除させるには余りにも速すぎる。
従って、本発明は、上述した問題を解決してテープが逆
方向にスキャナドラムの周りに置かれるかあるいは引き
出される際にバーバーポール効果を排除してテープを安
全に巻付け及び巻付け解除させる。即ち、実質的に減少
した値で回転するスキャナ速度を測定するために、高精
度スキャナタコメータと附加的なカウンタとによって定
められる低速スキャナサーボが、正規の記録/再生スキ
ャナ速度で回転するスキャナの回転周期と角度位置とを
供給するための上述した一般的に公知のスキャナサーボ
手段と組合せて使用される。この低速スキャナサーボは
逆巻付け及び巻付け解除動作モードの間に選択的に活性
化すなわち動作可能化され、正規のスキャナ高速度より
も相当低い可能な速度範囲から選択された予め選択され
た減少速度を維持するようにスキャナをサーボ操作す
る。高速度スキャナタコメータからのパルスはカウンタ
によってカウントされ、次いでそのカウンタはテレビジ
ョンフィールド毎に一度サンプルされてリセットされ
る。これはスキャナ速度を10RPMの程度まで低下して
もその測定を可能にする。更に、テープ速度は、好まし
くは、予め選択された減少テープ速度を同様維持するよ
うにも選択され、それによってテープ速度に等しいか、
あるいはわずかにそれよりも大きなスキャナ周速度が維
持される。この速度比は逆巻付けあるいは逆巻付け解除
動作を安全になすために好ましいものに相応して変わ
る。
以下図面に基づいて本発明の詳細を説明する。第1図に
於て、そこには本発明を実施するヘリカルビデオテープ
送り装置12が示されており、これは回転可能なスキャ
ナ14と、供給リール16、巻取リール18と、テープ
アイドラ20と、テープ張力センサ21と、磁気テープ
22によって定められるテープ径路とを含んでいる。タ
コメータ24(1回転に1つのパルスを発生する)がス
キャナ14の回転速度を感知するように配置されてお
り、サーボ制御用のマイクロプロセッサ1メモリ28に
伸びるライン26にタコメータ信号を供給する。マイク
ロプロセッサは以後MPと略記する。
本発明の低速スキャナサーボによれば、高精度タコメー
タ30がスキャナ速度カウンタ34に伸びるライン32
に、例えば1回転当り400個の程度のパルスの高精度
タコメータ信号を供給するため、スキャナ回転速度を感
知すべく設けられている。この高精度タコメータパルス
はスキャナ速度カウンタ34をクロッキングし、従っ
て、カウンタ34はこれをクロックパルスとしてカウン
トする。カウンタ34のカウント値はサンプリングさ
れ、このカウンタはMP/メモリ28(第3A−C図に
も示されている)に供給されるフィールド関連中断信号
に応じてテレビジョンフィールド毎に1度リセットされ
る。カウンタ34はMP/メモリ28から伸びるそれぞ
れのライン36、40のチップ選択及び読出し/書込み
信号により選択される。カウンタ34のカウント値はM
P/メモリ28にデータ/制御母線38を介して供給さ
れ、このためMP/メモリ28はスキャナ14の減少速
度を連続してモニタする。従って、低速スキャナサーボ
はスキャナの正規の記録/再生速度以下の速度の予め選
択されたスキャナ速度をモニタし、この予め選択された
スキャナ速度が維持されるように逆方向にテープを巻付
け解除及び巻付けする処理の間、MP/メモリ28によ
って活性化される。
スキャナ周期カウンタ42とスキャナ位置カウンタ44
とは、データ/制御母線38に接続され、スキャナの1
回転当りの時間期間とその位置とを表わすデジタルデー
タをスキャナが正規の記録/再生速度で走行している時
にMP/メモリ28に一般的に公知の態様で供給する。
チップ選択(CS)及び読出し/書込み(Rd/Wr)
信号は第3A図、第3B図にも示されているように、そ
れぞれライン36、40を介してカウンタ42、44に
供給される。2つのカウンタ42、44はシステム基準
信号源から伸び、かつ第2A、第2B図に示されるライ
ン50の64H(水平同期信号の周波数の64倍の周波
数)クロック信号により64水平速度でクロッキングさ
れる。スキャナ位置カウンタ44はライン52に供給さ
れ、かつ垂直同期信号の周波数の基準信号に対応するフ
ィールド当り1つのパルスの基準信号によってリセット
される。
速度エラー及び位相エラーデジタルアナログ(D/A)
変換器54及び56への入力は、それぞれデータ/制御
母線38から与えられる。そのアナログ出力は、スキャ
ナエラー信号を規定するように加算され、これは補償加
算増幅器64を介してモータ駆動増幅器(MDA)62
に送られる。通常のチップ選択信号はMP/メモリ28
(第3C図参照)からライン36を介して変換器54、
56への制御信号として供給される。その結果のスキャ
ナ駆動信号はスキャナモータ66に供給され、スキャナ
14はスキャナ周期カウンタ42及び速度エラーD/A
変換器54とスキャナ位置カウンタ44及び位相エラー
D/A変換器56とによって第1図に部分的に示された
サーボの選択された制御下で回転せしめられる。スキャ
ナ周期及び位置カウンタ42、44等と関連したサーボ
のこれ以上の記載は上述したアンペックス社製のVPR
−80のマニュアルに示されている。
供給リールタコメータ68は供給リール16の回転速度
を表わす供給リールタコメータ信号を(テープ巻回パッ
ク)径カウンタ/タコメータ論理手段70に供給する。
巻取リールタコメータ72は巻取リール18の速度を表
わす巻取リールタコメータ信号を手段70に与える。テ
ープアイドラタコメータ74はテープ22の直線(走
行)速度を表わすテープタコメータ信号を手段72に供
給する。径カウンタ/タコメータ論理手段70からの出
力はリール速度に対するテープの直線速度を表わす2進
数を構成し、従って巻取リールテープ(巻回)パックの
径及び/又は供給リールテープパックの径を表わす。従
って、逆巻付け解除動作をなす時に手段70は巻取リー
ル径を連続してモニタし、スキャナの回転速度を減少す
ることが所望される場合テープ終端の点の指示を与え
る。典型的な径カウンタ/タコメータ論理回路は、例え
ば上述したVPR−80のマニュアルに示されている。
テープ速度カウンタ76は、低速スキャナサーボと協動
し、アイドラタコメータ74からのテープタコメータ信
号によってクロッキングされ、直線テープ速度、即ち記
録再生、あるいはシャトル動作モードにテープ送り装置
がある時のテープの速度を表わすデジタル信号を与え
る。テープ速度信号は第3A図、第3B図に示されるよ
うにMP/メモリ28からのそれぞれのライン36、4
0のチップ選択及び読出し/書込み信号の制御下でデー
タ/制御母線38によりMP/メモリ28に供給され
る。D/A変換器78,80はデータ/制御母線38に
接続され、第3C図に示されるようにライン36のチッ
プ選択信号の制御下で供給リールMDA82及び巻取リ
ールMDA84にそれぞれアナログエラー信号を供給す
る。MDA82、84は駆動信号をそれぞれ供給リール
モータ86及び巻取リールモータ88に供給し、一般的
に公知の態様で関連したサーボ回路の制御下で胸腔及び
巻取リールを駆動する。
それぞれのタコメータ68及び72から径カウンタ/タ
コメータ論理手段70に供給される供給及び巻取タコエ
ータ信号は互いに90度位相がずれたタコメータ信号で
ある。従って、一般的に知られているように、各タコメ
ータ信号は互いに90度位相がずれた1対のサイン波形
によって規定され、それによって手段70のタコメータ
論理部分は供給及び巻取リール16、18の回転方向を
表わす1対の2進論理状態をライン90、92に供給す
る。ライン9092はデータ/制御母線38を介してM
P/メモリ28に接続される。
レコーダシステム電子装置(図示せず)からの機械制御
データ母線94は、で示された機械通信インターフェー
スに接続される。インターフェース96はデータ/制御
母線38によりMP/メモリ28に接続され、第2A図
〜C図及び第3A図〜C図に示されるように低速スキャ
ナサーボ及び他のスキャナ、テープ速度サーボのための
システム制御及び状態情報信号を供給するテープ径路外
れセンサ装置100は、テープ径路に於けるテープ22
の存在あるいは不存在を感知し、ライン102及び機械
制御データ母線94を介してインターフェイス96に対
応するテープ径路外れ(あるいはテープ径路存在)論理
状態信号を供給する更に、テンションアーム位置信号
が、テープテンションセンサ21からライン98に供給
される。センサ21は第3C図にも示されるように、A
/D変換回路103を介してデータ/制御母線38に伸
びる。第2図及び第3図に関連して更に記載されるよう
に、テープ送り装置及び/又はテープ径路にあるテープ
のそれぞれの作動状態を指示する信号がMP/メモリ2
8に供給される。
テープ22を巻取リール18に装架する最初の処理に於
て、径カウンタ/タコメータ論理手段70は公称ハブ径
を表わし、従って巻取リール18のテープ終端点を表わ
すデジタルデータを発生する。テープの到来する終端及
びテープ終端点を表わすデジタルデータはMP/メモリ
28のメモリ内に記憶される。その後、テープ22が逆
方向で巻取リール18から引っぱれる際に、ハブ及びテ
ープパックの径は径カウンタ/タコメータ論理手段70
によって連続してモニタされる。次いで、手段70によ
ってモニタされている巻取リールの径がMP/メモリ2
8のメモリに記憶されているデジタルデータに対応する
と、テープの対応する到来終端及びテープ終端点が決定
されることになる。
巻取リール18及びテープ径路からテープ22を逆方向
に巻付け解除する処理に於て、テープ送り装置は、逆シ
ャトルモードとされ、テープを巻取リールテープ終端点
に向けて、全逆シャトル速度で移動している。このよう
な時に、スキャナは、例えば3,600rpm(NTSCカ
ラーテレビジョン基準に対して)あるいは3,000rpm(P
AL、SECAMカラーテレビジョン基準に対して)の
通常再生回転速度で回転している。テープ終端に対応す
るデジタル値は径カウンタ/タコメータ論理手段70を
介してMP/メモリ28に供給される。これにより到来
テープ終端が検出され、D/A変換器78、80及びM
DA82、84へ新たな速度エラーデータが送られる。こ
れは、テープを巻付け解除するために所望される低速の
逆シャトル速度を表わし、このデータはリール16、1
8をその、より遅い速度へ制動するように働く。
例えば、この、より遅い速度は40から50ips(1秒
当りのインチ数)の程度のものである。同時にMP/メ
モリ28はスキャナ速度カウンタ34からのデジタルカ
ウントをモニタする間にスキャナ14を制動する新たな
データをD/A変換器54、56に送る。スキャナ正規
記録/再生速度よりも実質的に低い予め選択された速度
までスキャナ14が減速すると、MP/メモリ28は低
速スキャナサーボを活性化し、それによってカウンタ3
4はMP/メモリ28に有効な対応するデジタルカウン
ト値を供給し始める。
このカウント値は、MP/メモリ28のメモリに記憶さ
れたデジタル数(この記憶されているデジタル数は、逆
巻付け解除動作に対する最適な減少スキャナ速度に対応
する)と連続的に比較される。従って、MP/メモリ2
8は低速スキャナサーボと組み合せられ、予め選択され
た減少スキャナ速度が予め選択された減少逆シャトル速
度と一致するように維持し、テープ22の安全な巻付け
解除を行なわせるようにする。スキャナの正規記録/再
生速度よりも実質的に低いスキャナ速度の予め選択され
た範囲は200−500rpmの程度のものである。
テープ22がテープ径路から引っぱられるにつれ、テー
プ径路外れセンサ装置100はライン102、機械制御デ
ータ母線94及び通信インターフェイス96を介してM
P/メモリ28に論陸レベル状態信号を供給する。これ
はまたテープ径路外れ状態を指示するフラグをMP/メ
モリ28に於て設定する。更に、テープ張力センサ21
に対するテープ22の張力が解除され、センサ21の張
力アームは停止位置に移動してライン98及びA/D変
換回路103を介してMP/メモリ28へ対応する位置
信号を与える。これら信号のいずれかによりMP/メモ
リ28はテープ送り及びスキャナサーボをオフに無能化
する。
本発明は、テープの安全な逆巻付け解除を最適化するた
めテープ速度に対するスキャナ周速度の好ましい比を用
いる。即ち、スキャナの周速度はテープがスキャナの周
りで移動せしめられる際のテープの速度に等しいかある
いはそれよりもわずかに大きくなければならない。更に
テープ速度に対するスキャナ速度の一層変化する比は、
好ましくは、以下に詳細に述べるように、テープをテー
プ送り装置に対して逆巻付けする時に維持される。一般
的に、逆巻付け及び巻付け解除動作時にスキャナ速度は
テープ速度と同じ速度かあるいはそれよりも数10ip
s程度の範囲だけ大とされる。
巻取リール18から供給リール16への75で示される
逆方向へテープ22を巻付けるプロセスに於て、テープ
はテープ径路に従ってアイドラガイド20、張力センサ
21及びスキャナ14の周りに置かれる。テープの終端
は供給リール16のハブに置かれ、リール16はテープ
をリールに完全に固定するために数回時計方向に回転せ
しめられる。テープがリール16に巻付けられる際に、
巻取リール18も時計方向に回転する。従って、両リー
ルは、テープ22の逆方向75と相応して逆方向に回転
することになる。
本発明によれば、この状態は第2A図にも示されている
ように径カウンタ/タコメータ論理手段70のタコメー
タ論理回路によって供給されるライン90、92の状態
信号の選択された論理状態によって指示される。これら
の信号はMP/メモリ28に、両リールが逆方向に回転
しているということを指示する。更に、張力センサ21
はテープの張力によってその停止位置から離れるように
枢動せしめられ、対応する状態信号をMP/メモリ28
に与える。MP/メモリ28に前に設定されたテープ径
路外れフラッグは、テープがテープ径路に戻るように巻
付けられているということを指示する。MP/メモリ2
8はタコメータ30、ライン32及びスキャナ速度カウ
ンタ34によって部分的に規定される低速スキャナサー
ボ部分を活性化する。MP/メモリ28はカウンタ34
からのカウント値をモニタし、それと予め選択された減
少スキャナ速度(それは、テープの手動巻付け運動の速
度に関して、逆巻付け動作のために最適である)に対応
する予め選択されたデジタル数と比較する。このデジタ
ル数はD/A変換器54、56及びMDA62に供給さ
れ、それによってスキャナサーボはスキャナ14を予め
選択された減少速度に維持する。これによりバーバーポ
ール効果の生起を防止しつつ供給リール16のハブに対
してテープを安全に巻付けることが可能となる。スキャ
ナ14の回転速度は巻付けを助けるために充分であり、
従って、テープをバーバーポールにする程遅くもなくま
た、ヘッドあるいはテープを損傷させる程速くもない。
好ましい速度は50〜100rpmの範囲内に一般的に存在
し、従って逆巻付け解除動作に対するよりも逆巻付け動
作に対しては遅い。逆巻付動作に於てはテープが手動的
に引っぱられているためである。即ち、巻付け処理にあ
っては、テープの速度はテープが手動的に巻付けられる
ためにより遅く、かつ一定ではない。テープ速度に対す
るスキャナ速度のより変化する比が生じることになる。
第2A図、第2B図、第2C図及び第3A図、第3B
図、第3C図は、第1図の回路の種々の部分を示し、同
様な回路要素は同様に番号づけられている。低速スキャ
ナサーボはテープ送り装置12の正規動作モードの間、
即ちスキャナが上述した3,600あるいは3,000rpmの正規
速度で作動している時に無能化される。このような時
に、タコメータ74からの1回転パルスはライン26を
介して、タコメータ処理回路91とD形フリップフロッ
プ93とに供給される。このフリップフロップはその真
出力がデータ制御母線38及び第1のANDゲート95
に接続され、更にその非真出力がタコメータパルス遅延
ワンショット回路97に接続される。回路97はスキャ
ナ周期カウンタ42の一部として示されている。回路9
7はD形フリップフロップ99に接続され、その真出力
はデータ/制御母線38とANDゲート101とに接続
されている。ゲート101はまたANDゲート95の出
力に接続されている。カウンタ42の速度ランプ発生器
103にはライン50の64Hクロック信号が供給さ
れ、これはD形フリップフロップ105をクロッキング
するフリップフロップ105の真出力はデータ/制御母
線38に接続されている。自動走査トランッキング(A
ST)カウンタ104はライン50の64Hクロック信
号によってクロッキングされ、次いでD形フリップフロ
ップ107をクロッキングする。フリップフロップ10
7の真出力はANDゲート95の第2の入力に与えられ
る。ANDゲート101の出力はここで中断要求信号
(IRQ)と名づけられている上述したフィールド関連
中断信号を与え、これはライン27を介してMP/メモ
リ28に供給され、それがビデオフィールド速度でスキ
ャナ速度カウンタ34のカウント値をサンプリングする
ようにする。フリップフロップ93、99、105、1
07のセット入力はデータ/制御母線38を介してMP
/メモリ28に接続される。
スキャナが、正規の速度で作動している時にスキャナ速
度カウンタ34は高精度タコメータパルスをカウントし
ているが、関連した低速スキャナサーボが活性化せしめ
られていないため、上記カウンタ34はサンプリングせ
しめられていない。しかしながら、本発明によれば逆巻
付けあるいは逆巻付け解除が関連したテープ送り動作モ
ードの間になされると、低速スキャナサーボがスキャナ
速度をモニタすることができるために充分スキャナが低
速となったことをMP/メモリ28が検出することに応
じて低速スキャナサーボはMP/メモリ28によって選
択的に活性化せしめられる。これらの動作モードの間
に、高精度タコメータ信号がスキャナ速度カウンタ34
のクロック入力ライン32を介して供給され、スキャナ
の減少速度を表わす8ビット語が第2A図、第3A図、
第3B図に示されるようにMP/メモリ28からのそれ
ぞれのライン36及び40のチップ選択及び読出し/書
込み信号の制御下でデータ/制御母線38に与えられ
る。MP/メモリ28は、ライン28の上述したフィー
ルド関連中断要求信号IRQに応じてテレビジョンフィ
ールド当り1回カウンタ34のカウント値をサンプリン
グし、そしてそのカウンタをリセットする。フィールド
関連信号は、他の手段から供給されることができる。
第1図に関連して上述したように、逆巻付け解除動作を
行なう時に、巻取リール18のテープの終端点を規定す
る情報が必要とされ、MP/メモリ28はテープ22を
予め選択された減少シャトル速度まで制動し、かつ同時
にスキャナ14を低速スキャナサーボの活性化の前にそ
の予め選択された減少スキャナ速度まで制動する。テー
プ終端情報を発生するための手段は、例えば、供給及び
巻取リールタコメータ信号、巻取及び供給クロッキング
タコメータ論理回路106、108及び供給及び巻取径
カウンタ110、112を使用して第2A図、第2C図
に図示されるように構成される。径カウンタ110、1
12はそれぞれのリール速度に対してテープの直線速度
を表わすデジタル数を発生し、これは次いで供給及び巻
取リール径を構成する。従って、巻取リールテープ終端
点のデータは、データ/制御母線38を介してMP/メ
モリ28にとつて使用可能となる。
本発明によれば、MP/メモリ28のメモリはテープ及
びスキャナが逆巻付け解除及び巻付け動作の間に駆動さ
れるような予め選択された速度に対応する種々のデジタ
ルを値を記憶している。従って逆巻付け解除動作の間に
メモリは、テープの到来端、テープ終端点、予め選択さ
れた減少シャトル速度及び関連した予め選択された減少
スキャナ速度に対応する予め選択されたデジタル数を含
んでいる。次いで、これら記憶されている数はプロセッ
サに於て、サーボ時にカウンタによって発生される入来
デジタル数と比較され、選択された速度を維持するよう
になっている。逆巻付け解除動作に於て、MP/メモリ
28にも、通信インターフェイス96の一対のライン1
02を介してテープ径路外れ信号が供給されるかあるい
はライン98及びA/D変換回路103を介して(停止
位置での)張力センサ位置状態信号が供給され、これら
を信号のいずれもテープ送り装置の全ての機能をオフに
するように使用される(第3A図、第3C図)。回路1
03は張力サーボ位置を表わすデジタル数を与え、一方
テープ径路外れ状態信号は機械制御データ母線94のビ
ットラインでの論理レベルによって識別される。
逆巻付け動作時にMP/メモリ28のメモリはテープ2
2が前にテープ径路を外れて引っぱられた時に設定され
るフラグを含み、かつ巻付け解除モードに於て、スキャ
ナ速度よりも一般的に遅い予め選択された減少スキャナ
速度を対応する予め設定されたデジタル数を含む。MP
/メモリ28にもライン98を介して(非停止位置)張
力センサ位置信号とライン102を介してテープ径路内
信号とが供給される。テープの速度は操作者がテープを
手動的に引っぱることによって決定される。
第2A図〜第2C図及び第3A図〜第3C図の回路は第
1図並びにそれに関連した記載から極めて明かであるた
め、第2図及び第3図のこれ以上の記載は不必要と考え
られる。
第1図〜第3図に示された低速スキャナサーボの記載は
第4図〜第8図の種々のフローチャートに於て表わされ
る。第4図はMP/メモリ28に関連した低速スキャナ
サーボのループに対するルーチンを図示する。このルー
チンは、低速スキャナサーボがライン27のIRQい応
じてMP/メモリ28によって活性化されると、スキャ
ナ速度測定がなされる(第5図のルーチン)各時間に一
度呼出される。スキャナが余りにも速く動作していれ
ば、MP/メモリ28に供給されるデジタルデータによ
りMP/メモリ28は最大停止電流を設定してスキャナ
を予め設定された減少スキャナ速度方向に制動させる。
速度が余り速くなければ、測定された速度、即ちカウン
タ34からのデシタルカウント値はMP/メモリ28に
よって記憶されている所望の速度から引算され、スキャ
ナ速度エラー信号が供給される。この速度エラー信号は
低速サーボループのゲインに対応する一定値と掛算さ
れ、D/A変換器からの零電圧出力に等しくなるように
零エラー値をシフトするオフセット値がMP/メモリ2
8によって上記の結果の積に加えられる。オーバーフロ
ーが生じると、最大停止電流が与えられ、またアンダー
フローが生じれば最大始動電流が与えられる。結果とし
て生じたスキャナ出力エラーはMDA62を介して、ス
キャナモータ66に駆動電圧として供給され、予め選択
された減少スキャナ速度が維持されるようになる。
従って、スキャナモータ駆動エラー信号は次式によって
与えられる。
E=(Sm−Sd)×K+K ここでSmは測定された速度であり、Sdは所望速度で
あり、K及びKは定数である。更に、Oは最大走行
(始動)電流に対応し、255は最大停止(制動)電流
に対応する。
第5図は、低速スキャナサーボ速度測定ルーチンを示
し、これは各テレビジョンフィールド時に一度呼び出さ
れる。MP/メモリ28は第2A図、第3A図に示すよ
うにライン27のフィールド基準中断要求信号IRQに
応じてカウンタ34からのスキャナ速度をサンプリング
し、メモリにそのカウント値を記憶する。MP/メモリ
28は新たなカウントサイクルを開始するようにカウン
タ34をリセットする。
第6図は、サーボを始動する際に一度呼出される低速ス
キャナサーボ始動ルーチンを図示する。MP/メモリ2
8はエラーデータをD/A変換器54、56に送ること
によって低速スキャナサーボを活性化する。その際に、
カウンタ34は第4図のルーチンに従って予め定められ
た減少スキャナ速度を維持するように減少した速度カウ
ントサイクルを開始する。
第7図は逆巻付けルーチンを示し、MP/メモリ28は
テープ22が巻付けられていることを示すライン98の
張力アーム位置信号(停止時以外)を受け、更に逆方向
に両リールが回転していることを示すライン90、92
の論理信号を受ける。テープに張力があれば、張力セン
サ位置信号によりテープ送り制動が開放せしめられ、M
P/メモリ28は第6図のルーチンで示されるように低
速スキャナサーボを活性化する。巻付け動作が安全に完
了すると、張力センサ位置信号は停止位置に戻り、MP
/メモリ28は制動を再び与え、スキャナはスキャナモ
ータへの駆動を無能化することによって停止せしめられ
る。
第8図は、逆巻戻し解除ルーチンを示しテープが巻取リ
ールテープ終端点になければ、テープは通常の全逆シャ
トル速度で逆方向に移動せしめられる。テープ終端点に
近づくと、径カウンタ/タコメータ論理手段70(第2
C図)の径カウンタ110及び112はMP/メモリ2
8に記憶されたテープ終端数に対応するデジタル数を供
給する。MP/メモリ28は、次いで、第6図のルーチ
ンによって示されるようなデータにより低速スキャナサ
ーボを活性化するMP/メモリ28はまたシャトル速度
数を予め選択されたメモリの記憶数と比較することによ
って、40から60rpmの程度の予め選択された減少速
度にテープを逆シャトル操作するようにテープ送り装置
を命令する。テープがスキャナ及びテープ径路から引っ
ぱられると、張力アーム位置信号(停止時)あるいはテ
ープ径路外れ信号が上述したように使用され、リールモ
ータとスキャナとを停止せしめる。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープ送り装置のスキャナリール及びテープサ
ーボ回路と組合せた低速スキャナサーボのブロック図を
示す。 第2A図、第2B図、第2C図及び第3A図、第3B
図、第3C図は低速スキャナサーボ及び関連したマイク
ロプロセッサ制御回路の更に一層と詳細を示す第1図の
ブロック図の回路図を示す。 第4図は第1図〜第3図の低速スキャナサーボの動作を
示すフローチャートである。 第5図は、低速スキャナ速度測定プロセスを示すフロー
チャートである。 第6図は、第1図〜第3図の低速スキャナサーボのため
の始動処理を示すフローチャートである。 第7図は、テープ送り装置のテープの逆巻付けのための
処理を示すフローチャートである。 第8図は、テープ送り装置からテープの巻付け解除のた
めの処理を示すフローチャートである。 図で、12はヘリカルビデオテープ送り装置、21はテ
ープ張力センサ、24は1回転タコメータ、28はマイ
クロプロセッサ/メモリ回路、30は高精度タコメータ
34はスキャナ速度カウンタ、42はスキャナ周期カウ
ンタ、44はスキャナ位置カウンタ、54は速度エラー
D/A変換器、56は位相エラーD/A変換器、62は
モータ駆動増幅器、66はスキャナモータ、68は供給
リールタコメータ、70は径カウンタ/タコメータ(信
号)論理手段、72は巻取リールタコメータ、74はテ
ープアイドラタコメータ、76はテープ速度カウンタ、
78、80はD/A変換器、8284はモータ駆動増幅
器、86は供給リールモータ、88は巻取リールモー
タ、96は機械通信インターフェイス、100はテープ
径路外れセンサ装置、103はA/D変換回路を示す。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給及び巻取リールと回転スキャナとを有
    し、上記回転スキャナの周りで、テープが、テープ逆方
    向送り動作時に逆巻付け解除及び逆巻付けされるように
    なっており、正規記録/再生モードを含んだテープ送り
    装置のためのスキャナサーボ装置において、 上記スキャナを正規記録/再生モードに相当する速度で
    駆動するようにスキャナ制御信号を発生する第1のスキ
    ャナサーボ回路と、 上記スキャナを正規記録/再生速度よりも実質的に低
    い、予め選択された減少速度に制御可能に維持するよう
    に、制御信号を発生する第2のスキャナサーボ回路と、 逆テープ送り方向の上記逆巻付け解除及び逆巻付け動作
    モードに応じて上記第2のスキャナサーボ回路を上記第
    1のスキャナサーボ回路の代りに活性化する処理装置
    と、 とからなることを特徴とするスキャナサーボ装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のスキャナサー
    ボ装置において、上記第2のスキャナサーボ回路は、 上記処理装置に応じて上記予め選択された減少スキャナ
    速度を表すデジタル信号を供給する、上記スキャナに結
    合した低速測定回路と、 上記処理装置に応じ、上記低速測定回路によって供給さ
    れる上記デジタル信号に相応する上記予め選択された減
    少速度に上記スキャナを維持する駆動回路と、 を含んだことを特徴とするスキャナサーボ装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載のスキャナサー
    ボ装置において、上記予め選択された減少スキャナ速度
    は50から500rpmの速度範囲にあることを特徴と
    するスキャナサーボ装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第2項記載のスキャナサー
    ボ装置において、上記低速測定回路は、 上記スキャナの上記減少速度を感知することができる高
    精度タコメータと、 このタコメータに接続され、上記予め選択された減少速
    度を表す上記デジタル信号を発生するカウンタ装置と、 を具備したことを特徴とするスキャナサーボ装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項記載のスキャナサー
    ボ装置において、テープが逆方向に送られて移動せしめ
    られる際にテープ終端を決定する決定手段を含み、上記
    処理装置はこの決定手段に応じ、テープが上記終端に達
    すると上記第2のスキャナサーボ回路を活性化するよう
    になったことを特徴とするスキャナサーボ装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載のスキャナサー
    ボ装置において、テープを逆方向に選択された通常シャ
    トル速度で移動するためのテープリールサーボ回路を含
    み、上記処理装置は上記テープリールサーボ回路に接続
    され、上記決定手段によって決定されたテープ終端に応
    じて上記予め選択された減少シャトル速度が生じるとテ
    ープの速度を予め選択された減少シャトル速度に選択的
    に減少するようになったことを特徴とするスキャナサー
    ボ装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1項記載のスキャナサー
    ボ装置において、上記供給及び巻取リールの両者が逆テ
    ープ送り方向に回転するような巻付け動作モードの状態
    を検出する検出手段を含み、上記処理装置は上記検出手
    段に応じ上記第2のスキャナサーボ回路を活性化するよ
    うになったことを特徴とするスキャナサーボ装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第2項記載のスキャナサー
    ボ装置において、上記予め選択された減少速度のスキャ
    ナ周速度に等しいかあるいはわずかに低い予め選択され
    たテープ速度でテープを移動させる手段を含んだことを
    特徴とするスキャナサーボ装置。
  9. 【請求項9】ヘッドスキャナの周りでテープを逆テープ
    送り方向に巻付け解除及び巻付けする際にテープ及びヘ
    ッドへの損傷を防止するために、テープ送り装置のヘッ
    ドスキャナを制御するためのスキャナサーボ装置におい
    て、 上記スキャナを正規記録/再生スキャナ速度で駆動す
    る、低精度タコメータを含むサーボ回路と、 上記正規記録/再生スキャナ速度よりも実質的に低い予
    め選択された減少速度のスキャナの回転を感知すること
    ができる高精度タコメータと、 上記高精度タコメータに連結したデジタルカウンタと、 上記カウンタに接続され、テープを上記スキャナの周り
    を上記予め選択された速度で逆方向に巻付け解除及び巻
    付ける際に上記高精度タコメータと上記カウンタとを活
    性化するようになった処理装置と、 上記スキャナに連結され、テープをスキャナの周りで逆
    方向に巻付け解除及び巻付けを行なう間に上記処理装置
    によって動作可能化されると、上記スキャナを予め選択
    された減少速度に維持するための駆動回路と、 を具備したことを特徴とするスキャナサーボ装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第9項記載のスキャナサ
    ーボ装置において、上記予め選択された減少速度のスキ
    ャナ周速度に等しいかあるいはわずかに低い予め選択さ
    れたテープ速度でテープを移動させる手段を含んだこと
    を特徴とするスキャナサーボ装置。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第9項記載のスキャナサ
    ーボ装置において、選択された逆シャトル速度でテープ
    を移動させるテープサーボ回路とテープが逆方向でその
    終端に近付く時にテープ終端信号を発生する発生手段を
    含み、上記処理装置はこの発生手段に応じ、上記テープ
    終端信号で上記デジタルカウンタをサンプリングしかつ
    同時にテープの上記逆シャトル速度を予め選択された減
    少値まで減少することを特徴とするスキャナサーボ装
    置。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第9項記載のスキャナサ
    ーボ装置において、上記テープ送り装置は供給及び巻取
    りリールを有し、それら両リールの逆回転を検出する検
    出手段を具備し、上記処理装置はこの検出手段に応じ、
    上記デジタルカウンタのサンプリングを開始させること
    を特徴とするスキャナサーボ装置。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第12項記載のスキャナ
    サーボ装置において、上記検出手段は上記供給及び巻取
    リールに結合され、それら両リールの逆回転を表す選択
    された論理状態を与える直角位相タコメータ回路を含ん
    だことを特徴とするスキャナサーボ装置。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第9項記載のスキャナサ
    ーボ装置において、上記高精度タコメータは上記スキャ
    ナ1回転当り400個程度のタコパルスを発生し、上記
    デジタルカウンタは上記スキャナの速度と一致した速度
    で上記タコパルスを蓄積し、上記処理装置は蓄積したタ
    コパルスをサンプリングし、かつ予め設定された時間期
    間にわたって上記デジタルカウンタをリセットすること
    を特徴とするスキャナサーボ装置。
JP60205502A 1984-09-20 1985-09-19 スキャナサーボ装置 Expired - Lifetime JPH0610907B2 (ja)

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US06/653,651 US4631605A (en) 1984-09-20 1984-09-20 Multiple speed scanner servo system for protecting the heads and tape of helical recorders
US653651 1984-09-20

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JPS6180544A JPS6180544A (ja) 1986-04-24
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