JPH05258420A - 磁気テープ装置 - Google Patents
磁気テープ装置Info
- Publication number
- JPH05258420A JPH05258420A JP4052144A JP5214492A JPH05258420A JP H05258420 A JPH05258420 A JP H05258420A JP 4052144 A JP4052144 A JP 4052144A JP 5214492 A JP5214492 A JP 5214492A JP H05258420 A JPH05258420 A JP H05258420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic tape
- reel
- tape
- machine reel
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気テ−プカ−トリッジの磁気テープのリーダ
ブロックを、磁気テープ装置のマシンリ−ルに係止して
巻取る際に、この係止が離脱しないようにする。 【構成】磁気テ−プカ−トリッジ22のテープリール2
3に巻回した磁気テ−プ24の先端のリ−ダブロック2
5を、磁気テープ装置Aのスレッディング機構Bで引き
出し、これを磁気テープ装置Aのマシンリ−ル12に係
止して磁気テープ24を巻回する磁気テープ装置におい
て、マシンリ−ル12を回転させるマシンリ−ルモータ
1と、テープリール23を回転させるテープリールモー
タ2と、これらのモータの回転速度を検出する第1,第
2の回転速度検出器31 ,32 と、回転速度検出器
31 ,32 からの回転速度検出信号を入力し、マシンリ
−ル12に磁気テープ24を1〜2回巻取る間は磁気テ
ープ24のテンションを無くすように、前記各モータ
1,2の回転速度を制御する制御回路4とよりなる磁気
テープ装置。
ブロックを、磁気テープ装置のマシンリ−ルに係止して
巻取る際に、この係止が離脱しないようにする。 【構成】磁気テ−プカ−トリッジ22のテープリール2
3に巻回した磁気テ−プ24の先端のリ−ダブロック2
5を、磁気テープ装置Aのスレッディング機構Bで引き
出し、これを磁気テープ装置Aのマシンリ−ル12に係
止して磁気テープ24を巻回する磁気テープ装置におい
て、マシンリ−ル12を回転させるマシンリ−ルモータ
1と、テープリール23を回転させるテープリールモー
タ2と、これらのモータの回転速度を検出する第1,第
2の回転速度検出器31 ,32 と、回転速度検出器
31 ,32 からの回転速度検出信号を入力し、マシンリ
−ル12に磁気テープ24を1〜2回巻取る間は磁気テ
ープ24のテンションを無くすように、前記各モータ
1,2の回転速度を制御する制御回路4とよりなる磁気
テープ装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばコンピュー
タシステムの外部記憶装置として利用される磁気テ−プ
装置に関し、特に、磁気テープカートリッジのテープリ
ールに巻回された磁気テ−プの先端に固定したリーダブ
ロックを、磁気テープ装置を構成するスレッディング機
構によって磁気テープ装置のマシンリール側に搬送し、
このリーダブロックをマシンリールに係止して磁気テー
プをマシンリールに巻き取るときに、このリーダブロッ
クがマシンリールから離脱するのを防止するために、磁
気テープをマシンリールに1〜2回巻き取る間、磁気テ
ープのテンションを無くするような制御を行うようにし
たものである。
タシステムの外部記憶装置として利用される磁気テ−プ
装置に関し、特に、磁気テープカートリッジのテープリ
ールに巻回された磁気テ−プの先端に固定したリーダブ
ロックを、磁気テープ装置を構成するスレッディング機
構によって磁気テープ装置のマシンリール側に搬送し、
このリーダブロックをマシンリールに係止して磁気テー
プをマシンリールに巻き取るときに、このリーダブロッ
クがマシンリールから離脱するのを防止するために、磁
気テープをマシンリールに1〜2回巻き取る間、磁気テ
ープのテンションを無くするような制御を行うようにし
たものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の磁気テ−プカ−トリッジの
磁気テープを、磁気テープ装置のマシンリールに自動巻
回するためのスレッディング機構を示す図、図6は磁気
テ−プカ−トリッジの斜視図、図7は磁気テープ装置の
概略図、図8は磁気テープ装置のマシンリール部を示す
図である。
磁気テープを、磁気テープ装置のマシンリールに自動巻
回するためのスレッディング機構を示す図、図6は磁気
テ−プカ−トリッジの斜視図、図7は磁気テープ装置の
概略図、図8は磁気テープ装置のマシンリール部を示す
図である。
【0003】図5において、磁気テープ装置Aに備えた
スレッディング機構Bは、リンク状に組立てられたスレ
ッドア−ム10a〜10dと、このスレッドア−ム10
a〜10dを案内して回動させるカム11と、磁気テ−
プカ−トリッジ22のテープリール23に巻回された磁
気テープ24を引き出してこれを巻回するマシンリ−ル
12とから構成されている。
スレッディング機構Bは、リンク状に組立てられたスレ
ッドア−ム10a〜10dと、このスレッドア−ム10
a〜10dを案内して回動させるカム11と、磁気テ−
プカ−トリッジ22のテープリール23に巻回された磁
気テープ24を引き出してこれを巻回するマシンリ−ル
12とから構成されている。
【0004】スレッドア−ム10aの先端には、図6に
示すように、垂直下方向にスレッダピン13が設けられ
ている。このスレッダピン13の下端部には、磁気テ−
プカ−トリッジ22のテープリール23に巻回された、
磁気テープ24の先端に固定ピン26を介して固定した
リ−ダブロック25の引っ掛け部25aを係止するリ−
ダブロック係止部13aが設けられている。
示すように、垂直下方向にスレッダピン13が設けられ
ている。このスレッダピン13の下端部には、磁気テ−
プカ−トリッジ22のテープリール23に巻回された、
磁気テープ24の先端に固定ピン26を介して固定した
リ−ダブロック25の引っ掛け部25aを係止するリ−
ダブロック係止部13aが設けられている。
【0005】スレッドア−ム10bは、固定されたカム
11に対して回転し得るように設けた回転軸14に固定
され、回転軸14の回転とともに、時計方向または反時
計方向に回転する。スレッドア−ム10cの下面には、
カム11のカム溝11aに嵌合されて摺動する突起部1
5が設けられている。また、スレッドア−ム10a,1
0b,10c,10dはそれぞれ回動可能にピン16に
よって4箇所で止められてリンク状に組立られている。
11に対して回転し得るように設けた回転軸14に固定
され、回転軸14の回転とともに、時計方向または反時
計方向に回転する。スレッドア−ム10cの下面には、
カム11のカム溝11aに嵌合されて摺動する突起部1
5が設けられている。また、スレッドア−ム10a,1
0b,10c,10dはそれぞれ回動可能にピン16に
よって4箇所で止められてリンク状に組立られている。
【0006】カム11に設けたカム溝11aは、前記磁
気テープ24の先端に固定したリ−ダブロック25を、
スレッドア−ム10aの先端に設けたスレッダピン13
が引っ掛けてこれを搬送し、マシンリール12に係止す
るように設計されて雲形に形成されている。従って、回
転軸14の反時計方向への回転とともに、スレッドア−
ム10bに対して回動可能に連結されたスレッドア−ム
10cに設けた突起部15がカム溝11aに沿って摺動
し、このスレッドア−ム10b,10cの先端にピン1
6で回動可能に連結されたスレッドア−ム10aの先端
部に設けたスレッダピン13が、破線17で示す経路に
沿って移動し、このスレッダピン13に係止された磁気
テ−プカ−トリッジ22の磁気テープ24の先端に固定
されたリーダブロック25を同じ経路に沿って搬送す
る。
気テープ24の先端に固定したリ−ダブロック25を、
スレッドア−ム10aの先端に設けたスレッダピン13
が引っ掛けてこれを搬送し、マシンリール12に係止す
るように設計されて雲形に形成されている。従って、回
転軸14の反時計方向への回転とともに、スレッドア−
ム10bに対して回動可能に連結されたスレッドア−ム
10cに設けた突起部15がカム溝11aに沿って摺動
し、このスレッドア−ム10b,10cの先端にピン1
6で回動可能に連結されたスレッドア−ム10aの先端
部に設けたスレッダピン13が、破線17で示す経路に
沿って移動し、このスレッダピン13に係止された磁気
テ−プカ−トリッジ22の磁気テープ24の先端に固定
されたリーダブロック25を同じ経路に沿って搬送す
る。
【0007】そうすると、このリーダブロック25に取
付けられた磁気テープ24は、破線18で示す経路に沿
ってテープガイド19,19と磁気ヘッド20およびガ
イドポール21へ引き回される。マシンリ−ル12に
は、図8の(A),(B)で示すように、そのハブ12
aに切り欠き部12bおよび回転支軸12cが設けられ
ており、前記スレッドア−ム10aの先端部に設けたス
レッダピン13で引っ掛けられて搬送されて来たリ−ダ
ブロック25および引っ掛け部25aは、この切り欠き
部12bおよび回転支軸12cに係止される。
付けられた磁気テープ24は、破線18で示す経路に沿
ってテープガイド19,19と磁気ヘッド20およびガ
イドポール21へ引き回される。マシンリ−ル12に
は、図8の(A),(B)で示すように、そのハブ12
aに切り欠き部12bおよび回転支軸12cが設けられ
ており、前記スレッドア−ム10aの先端部に設けたス
レッダピン13で引っ掛けられて搬送されて来たリ−ダ
ブロック25および引っ掛け部25aは、この切り欠き
部12bおよび回転支軸12cに係止される。
【0008】さらに、この切り欠き部12bに設けたば
ね板12dをリ−ダブロック25に押し付けて、リ−ダ
ブロック25の係止が離脱しないように保持しているた
め、磁気テープ24に矢印で示すように多少テンション
がかかっても、マシンリ−ル12のハブ12aの切り欠
き部12bからリ−ダブロック25が離脱しないように
している。そして、このように磁気テープ24の先端の
リ−ダブロック25がマシンリ−ル12のハブ12aに
係止された後に、マシンリ−ル12が回転して、これに
磁気テ−プ24が巻回されながら磁気ヘッド20によっ
てリード/ライトが行われる。
ね板12dをリ−ダブロック25に押し付けて、リ−ダ
ブロック25の係止が離脱しないように保持しているた
め、磁気テープ24に矢印で示すように多少テンション
がかかっても、マシンリ−ル12のハブ12aの切り欠
き部12bからリ−ダブロック25が離脱しないように
している。そして、このように磁気テープ24の先端の
リ−ダブロック25がマシンリ−ル12のハブ12aに
係止された後に、マシンリ−ル12が回転して、これに
磁気テ−プ24が巻回されながら磁気ヘッド20によっ
てリード/ライトが行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マシンリ−ル
12のハブ12aの切り欠き部12bへの、磁気テープ
24の先端に固定したリ−ダブロック25の着脱回数が
多くなると、この切り欠き部12bに設けリ−ダブロッ
ク25の係止を保持するばね板12dのばね圧が弱くな
ってきて、磁気テープ24のテンションによって、リ−
ダブロック25がマシンリ−ル12のハブ12aの切り
欠き部12bから離脱するおそれが生じ、信頼性に欠け
る問題がある。
12のハブ12aの切り欠き部12bへの、磁気テープ
24の先端に固定したリ−ダブロック25の着脱回数が
多くなると、この切り欠き部12bに設けリ−ダブロッ
ク25の係止を保持するばね板12dのばね圧が弱くな
ってきて、磁気テープ24のテンションによって、リ−
ダブロック25がマシンリ−ル12のハブ12aの切り
欠き部12bから離脱するおそれが生じ、信頼性に欠け
る問題がある。
【0010】また、前記ばね板12dのばね圧を強くす
ると、マシンリ−ル12のハブ12aの切り欠き部12
bへのリ−ダブロック25の着脱がスムーズに行われな
くなり、ばね板12dのばね圧の設計および組立性も悪
くなり、製造コストが高くなる原因となる。この発明の
目的は、磁気テ−プカ−トリッジの磁気テープの先端に
固定したリーダブロックを、磁気テープ装置のマシンリ
−ルのハブに係止して磁気テープを巻取るときに、磁気
テープのテンションによってリーダブロックの係止が離
脱しないようにした磁気テープ装置を提供することにあ
る。
ると、マシンリ−ル12のハブ12aの切り欠き部12
bへのリ−ダブロック25の着脱がスムーズに行われな
くなり、ばね板12dのばね圧の設計および組立性も悪
くなり、製造コストが高くなる原因となる。この発明の
目的は、磁気テ−プカ−トリッジの磁気テープの先端に
固定したリーダブロックを、磁気テープ装置のマシンリ
−ルのハブに係止して磁気テープを巻取るときに、磁気
テープのテンションによってリーダブロックの係止が離
脱しないようにした磁気テープ装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、磁気テ−プカ−トリッジ22のテープ
リール23に巻回された磁気テ−プ24の先端に固定し
たリ−ダブロック25を、磁気テープ装置Aを構成する
スレッディング機構Bで引き出し、これを磁気テープ装
置Aのマシンリ−ル12に係止して磁気テープ24を巻
回する磁気テープ装置Aにおいて、マシンリ−ル12を
回転させるマシンリ−ルモータ1と、テープリール23
を回転させるテープリールモータ2と、これらのモータ
の回転速度を検出する第1,第2の回転速度検出器
31 ,32 と、これらの回転速度検出器31 ,32 から
の回転速度検出信号を入力し、マシンリ−ル12に磁気
テープ24を1〜2回巻取る間は磁気テープ24のテン
ションを無くすように、前記各モータ1,2の回転速度
を制御する制御回路4とよりなる磁気テープ装置とした
ものである。
達成するために、磁気テ−プカ−トリッジ22のテープ
リール23に巻回された磁気テ−プ24の先端に固定し
たリ−ダブロック25を、磁気テープ装置Aを構成する
スレッディング機構Bで引き出し、これを磁気テープ装
置Aのマシンリ−ル12に係止して磁気テープ24を巻
回する磁気テープ装置Aにおいて、マシンリ−ル12を
回転させるマシンリ−ルモータ1と、テープリール23
を回転させるテープリールモータ2と、これらのモータ
の回転速度を検出する第1,第2の回転速度検出器
31 ,32 と、これらの回転速度検出器31 ,32 から
の回転速度検出信号を入力し、マシンリ−ル12に磁気
テープ24を1〜2回巻取る間は磁気テープ24のテン
ションを無くすように、前記各モータ1,2の回転速度
を制御する制御回路4とよりなる磁気テープ装置とした
ものである。
【0012】
【作用】この発明の磁気テ−プ装置は、前記のように構
成されているため、前記制御回路4によって、マシンリ
−ル12に磁気テープ24を1〜2回巻取る間は、テー
プリール23を回転させて磁気テープ24を送り出すテ
ープリールモータ2の速度を、マシンリ−ル12を回転
させて磁気テープ24を巻き取るマシンリ−ルモータ1
の速度より速くなるように制御することによって、磁気
テープ24のテンションを無くすことができ、磁気テ−
プカ−トリッジ22の磁気テープ24の先端に固定した
リーダブロック25を、磁気テープ装置のマシンリ−ル
12のハブ12aに係止して磁気テープ24を巻取ると
きに、磁気テープのテンションによってリーダブロック
25のマシンリ−ル12のハブ12aへの係止が離脱す
るようなことがなくなる。
成されているため、前記制御回路4によって、マシンリ
−ル12に磁気テープ24を1〜2回巻取る間は、テー
プリール23を回転させて磁気テープ24を送り出すテ
ープリールモータ2の速度を、マシンリ−ル12を回転
させて磁気テープ24を巻き取るマシンリ−ルモータ1
の速度より速くなるように制御することによって、磁気
テープ24のテンションを無くすことができ、磁気テ−
プカ−トリッジ22の磁気テープ24の先端に固定した
リーダブロック25を、磁気テープ装置のマシンリ−ル
12のハブ12aに係止して磁気テープ24を巻取ると
きに、磁気テープのテンションによってリーダブロック
25のマシンリ−ル12のハブ12aへの係止が離脱す
るようなことがなくなる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の磁気テープ装置の実施例を
図2に示すブロック図を参照して詳細に説明する。1は
前記従来例と同様の磁気テープ装置Aのマシンリ−ル1
2を回転させるマシンリ−ルモータ、2は同じく磁気テ
−プカ−トリッジ22のテープリール23を回転させる
テープリールモータである。
図2に示すブロック図を参照して詳細に説明する。1は
前記従来例と同様の磁気テープ装置Aのマシンリ−ル1
2を回転させるマシンリ−ルモータ、2は同じく磁気テ
−プカ−トリッジ22のテープリール23を回転させる
テープリールモータである。
【0014】31 は前記マシンリ−ルモータ1の回転速
度を検出する第1の回転速度検出器であり、具体的には
マシンリ−ルモータ1の回転速度に比例した1相のパル
ス数を発生するエンコーダである。32 は前記テープリ
ールモータ2の回転速度を検出する第2の回転速度検出
器であり、具体的にはテープリールモータ2の回転速度
に比例した2相のパルス数を発生するエンコーダであ
り、このエンコーダは例えば90度の位相差を有する2
相のパルスを発生することによって、テープリールモー
タ2の正・逆転も検出することができる。
度を検出する第1の回転速度検出器であり、具体的には
マシンリ−ルモータ1の回転速度に比例した1相のパル
ス数を発生するエンコーダである。32 は前記テープリ
ールモータ2の回転速度を検出する第2の回転速度検出
器であり、具体的にはテープリールモータ2の回転速度
に比例した2相のパルス数を発生するエンコーダであ
り、このエンコーダは例えば90度の位相差を有する2
相のパルスを発生することによって、テープリールモー
タ2の正・逆転も検出することができる。
【0015】4は前記第1,第2の回転速度検出器
31 ,32 からの回転速度検出信号(具体的には第1,
第2のエンコーダからのパルス数)を入力し、マシンリ
−ル12のハブ12aに磁気テープ24を1〜2回巻取
る間は、磁気テープ24のテンションを無くするよう
に、前記マシンリ−ルモータ1およびテープリールモー
タ2の回転速度を制御する制御回路である。
31 ,32 からの回転速度検出信号(具体的には第1,
第2のエンコーダからのパルス数)を入力し、マシンリ
−ル12のハブ12aに磁気テープ24を1〜2回巻取
る間は、磁気テープ24のテンションを無くするよう
に、前記マシンリ−ルモータ1およびテープリールモー
タ2の回転速度を制御する制御回路である。
【0016】この制御回路4の制御によって、テープリ
ール23を回転させて磁気テープ24を送り出すテープ
リールモータ2の速度を、マシンリ−ル12を回転させ
て磁気テープ24を巻き取るマシンリ−ルモータ1の速
度より速くなるように制御することによって、磁気テー
プ24のテンションを無くすことができ、磁気テ−プカ
−トリッジ22の磁気テープ24の先端に固定したリー
ダブロック25を、磁気テープ装置のマシンリ−ル12
のハブ12aに係止して磁気テープ24を巻取るとき
に、磁気テープ24のテンションによってリーダブロッ
ク25のマシンリ−ル12のハブ12aへの係止が離脱
するようなことがなくなる。
ール23を回転させて磁気テープ24を送り出すテープ
リールモータ2の速度を、マシンリ−ル12を回転させ
て磁気テープ24を巻き取るマシンリ−ルモータ1の速
度より速くなるように制御することによって、磁気テー
プ24のテンションを無くすことができ、磁気テ−プカ
−トリッジ22の磁気テープ24の先端に固定したリー
ダブロック25を、磁気テープ装置のマシンリ−ル12
のハブ12aに係止して磁気テープ24を巻取るとき
に、磁気テープ24のテンションによってリーダブロッ
ク25のマシンリ−ル12のハブ12aへの係止が離脱
するようなことがなくなる。
【0017】51 ,52 は前記制御回路4から出力され
る、マシンリ−ルモータ1とテープリールモータ2の回
転速度を制御するデジタル制御信号をアナログ制御信号
に変換する第1,第2のA/Dコンバータである。
61 ,62 はこれら第1,第2のA/Dコンバータ
51 ,52 からのアナログ制御信号を増幅する増幅器で
あり、これらの増幅器61 ,62 で増幅された電流をマ
シンリ−ルモータ1とテープリールモータ2に流すこと
によって、これらマシンリ−ルモータ1とテープリール
モータ2の回転速度を制御するようにしている。71 お
よび72 は前記増幅器6 1 ,62 に接続した負帰還回路
であり、R1 ,R2 は負帰還電圧を得る抵抗である。
る、マシンリ−ルモータ1とテープリールモータ2の回
転速度を制御するデジタル制御信号をアナログ制御信号
に変換する第1,第2のA/Dコンバータである。
61 ,62 はこれら第1,第2のA/Dコンバータ
51 ,52 からのアナログ制御信号を増幅する増幅器で
あり、これらの増幅器61 ,62 で増幅された電流をマ
シンリ−ルモータ1とテープリールモータ2に流すこと
によって、これらマシンリ−ルモータ1とテープリール
モータ2の回転速度を制御するようにしている。71 お
よび72 は前記増幅器6 1 ,62 に接続した負帰還回路
であり、R1 ,R2 は負帰還電圧を得る抵抗である。
【0018】次に、図3に示す動作のフローチャートと
ともに、磁気テープ装置のマシンリ−ル12への磁気テ
ープ24の巻取り動作について説明する。先ず、ステッ
プ(1)において、前記スレッディング機構Bの動作に
ついて説明したようにして、マシンリ−ル12へリーダ
ブロック25が係止される。
ともに、磁気テープ装置のマシンリ−ル12への磁気テ
ープ24の巻取り動作について説明する。先ず、ステッ
プ(1)において、前記スレッディング機構Bの動作に
ついて説明したようにして、マシンリ−ル12へリーダ
ブロック25が係止される。
【0019】次に、ステップ(2)において、マシンリ
−ルモータ1とテープリールモータ2の回転速度差を設
定する。すなわち、マシンリ−ル12が2回転する間
に、テープリールモータ2の回転によって送り出される
テープ長T2 が大で、マシンリ−ルモータ1の回転によ
って巻き取られるテープ長T1 が小で、T2 −T1 =T
αの弛みが生じるようなマシンリ−ルモータ1とテープ
リールモータ2の回転速度差を設定する。
−ルモータ1とテープリールモータ2の回転速度差を設
定する。すなわち、マシンリ−ル12が2回転する間
に、テープリールモータ2の回転によって送り出される
テープ長T2 が大で、マシンリ−ルモータ1の回転によ
って巻き取られるテープ長T1 が小で、T2 −T1 =T
αの弛みが生じるようなマシンリ−ルモータ1とテープ
リールモータ2の回転速度差を設定する。
【0020】次に、ステップ(3)において、マシンリ
−ルモータ1とテープリールモータ2を回転起動させ
る。次に、ステップ(4)において、マシンリ−ルモー
タ1とテープリールモータ2の回転によって、前記第
1,第2の回転速度検出器31 ,32 から出力されるパ
ルス数を制御回路4に入力して、マシンリ−ルモータ1
とテープリールモータ2の回転速度差を演算し、ステッ
プ(5)において、この回転速度差でマシンリ−ル12
が2回転するまで、マシンリ−ルモータ1とテープリー
ルモータ2を回転させる。
−ルモータ1とテープリールモータ2を回転起動させ
る。次に、ステップ(4)において、マシンリ−ルモー
タ1とテープリールモータ2の回転によって、前記第
1,第2の回転速度検出器31 ,32 から出力されるパ
ルス数を制御回路4に入力して、マシンリ−ルモータ1
とテープリールモータ2の回転速度差を演算し、ステッ
プ(5)において、この回転速度差でマシンリ−ル12
が2回転するまで、マシンリ−ルモータ1とテープリー
ルモータ2を回転させる。
【0021】次に、ステップ(6)において、マシンリ
−ル12が2回転したかを判断し、2回転したならば
(YES)、ステップ(7)において、通常の回転速度
でマシンリ−ルモータ1とテープリールモータ2を回転
させる。
−ル12が2回転したかを判断し、2回転したならば
(YES)、ステップ(7)において、通常の回転速度
でマシンリ−ルモータ1とテープリールモータ2を回転
させる。
【0022】また、図4に示す動作のフローチャートの
ように、マシンリ−ルモータ1とテープリールモータ2
の回転を制御回路4によって制御することもできる。す
なわち、ステップ(1)において、マシンリ−ル12へ
リーダブロック25が係止される。
ように、マシンリ−ルモータ1とテープリールモータ2
の回転を制御回路4によって制御することもできる。す
なわち、ステップ(1)において、マシンリ−ル12へ
リーダブロック25が係止される。
【0023】次に、ステップ(2)において、磁気テー
プの弛み量Tαを設定する。次に、ステップ(3)にお
いて、テープリールモータ1の回転起動を行う。次に、
ステップ(4)において、テープリールモータ1の回転
起動の所定時間後、マシンリールモータ2の回転起動を
行う。
プの弛み量Tαを設定する。次に、ステップ(3)にお
いて、テープリールモータ1の回転起動を行う。次に、
ステップ(4)において、テープリールモータ1の回転
起動の所定時間後、マシンリールモータ2の回転起動を
行う。
【0024】次に、ステップ(5)において、マシンリ
−ルが2回転したかを判断し、2回転したならば(YE
S)、ステップ(6)において、通常の回転速度でマシ
ンリ−ルモータ1とテープリールモータ2を回転させ
る。
−ルが2回転したかを判断し、2回転したならば(YE
S)、ステップ(6)において、通常の回転速度でマシ
ンリ−ルモータ1とテープリールモータ2を回転させ
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の磁気テ
−プ装置は、磁気テ−プカ−トリッジのテープリールに
巻回された磁気テ−プの先端に固定したリ−ダブロック
を、磁気テープ装置を構成するスレッディング機構で引
き出し、これを磁気テープ装置のマシンリ−ルに係止し
て磁気テープを巻回する磁気テープ装置において、マシ
ンリ−ルを回転させるマシンリ−ルモータと、テープリ
ールを回転させるテープリールモータと、これらのモー
タの回転速度を検出する第1,第2の回転速度検出器
と、これらの回転速度検出器からの回転速度検出信号を
入力し、マシンリ−ルに磁気テープを1〜2回巻取る間
は磁気テープのテンションを無くすように、前記各モー
タの回転速度を制御する制御回路とよりなる磁気テープ
装置としたので、前記制御回路によって、マシンリ−ル
に磁気テープを1〜2回巻取る間は、テープリールを回
転して磁気テープを送り出すテープリールモータの速度
が、マシンリ−ルを回転して磁気テープを巻き取るマシ
ンリ−ルモータの速度より速くなるように制御すること
によって、磁気テープのテンションを無くすことがで
き、これによって、磁気テ−プカ−トリッジの磁気テー
プの先端に固定したリーダブロックを、磁気テープ装置
のマシンリ−ルのハブに係止して磁気テープを巻取ると
きに、磁気テープのテンションによって、磁気テープの
先端に固定したリーダブロックが、マシンリ−ルのハブ
への係止から離脱しないようになり、磁気テープ装置の
信頼性が向上する。
−プ装置は、磁気テ−プカ−トリッジのテープリールに
巻回された磁気テ−プの先端に固定したリ−ダブロック
を、磁気テープ装置を構成するスレッディング機構で引
き出し、これを磁気テープ装置のマシンリ−ルに係止し
て磁気テープを巻回する磁気テープ装置において、マシ
ンリ−ルを回転させるマシンリ−ルモータと、テープリ
ールを回転させるテープリールモータと、これらのモー
タの回転速度を検出する第1,第2の回転速度検出器
と、これらの回転速度検出器からの回転速度検出信号を
入力し、マシンリ−ルに磁気テープを1〜2回巻取る間
は磁気テープのテンションを無くすように、前記各モー
タの回転速度を制御する制御回路とよりなる磁気テープ
装置としたので、前記制御回路によって、マシンリ−ル
に磁気テープを1〜2回巻取る間は、テープリールを回
転して磁気テープを送り出すテープリールモータの速度
が、マシンリ−ルを回転して磁気テープを巻き取るマシ
ンリ−ルモータの速度より速くなるように制御すること
によって、磁気テープのテンションを無くすことがで
き、これによって、磁気テ−プカ−トリッジの磁気テー
プの先端に固定したリーダブロックを、磁気テープ装置
のマシンリ−ルのハブに係止して磁気テープを巻取ると
きに、磁気テープのテンションによって、磁気テープの
先端に固定したリーダブロックが、マシンリ−ルのハブ
への係止から離脱しないようになり、磁気テープ装置の
信頼性が向上する。
【図1】この発明の磁気テ−プ装置の原理図である。
【図2】この発明の磁気テ−プ装置の実施例のブロック
図である。
図である。
【図3】この発明の動作のフローチャートである。
【図4】この発明の他の動作のフローチャートである。
【図5】磁気テープをマシンリールに巻回するスレッデ
ィング機構を示す図である。
ィング機構を示す図である。
【図6】磁気テ−プカ−トリッジの斜視図である。
【図7】磁気テープ装置の概略図である。
【図8】磁気テープ装置のマシンリール部を示す図であ
る。
る。
1 マシンリ−ルモータ 2 テープリールモータ 31 第1の回転速度検出器 32 第2の回転速度検出器 4 制御回路 51 第1のA/Dコンバータ 52 第2のA/Dコンバータ 61 第1の増幅器 62 第2の増幅器 71 第1の負帰還回路 72 第2の負帰還回路 10a スレッドア−ム 10b スレッドア−ム 10c スレッドア−ム 10d スレッドア−ム 11 カム 12 マシンリール 12a ハブ 12b 切り欠き部 12c 回転支軸 13 スレッダピン 13a リーダブロック係止部 14 回転軸 15 突起部 16 ピン 17 破線 19 テープガイド 20 磁気ヘッド 21 ガイドポール 22 磁気テ−プカ−トリッジ 23 テープリール 24 磁気テープ 25 リ−ダブロック 25a 引っ掛け部 26 固定ピン
Claims (1)
- 【請求項1】磁気テ−プカ−トリッジ(22)のテープ
リール(23)に巻回された磁気テ−プ(24)の先端
に固定したリ−ダブロック(25)を、磁気テープ装置
(A)を構成するスレッディング機構(B)で引き出
し、これを磁気テープ装置(A)のマシンリ−ル(1
2)に係止して磁気テープ(24)を巻回する磁気テー
プ装置(A)において、 マシンリ−ル(12)を回転させるマシンリ−ルモータ
(1)と、テープリール(23)を回転させるテープリ
ールモータ(2)と、これらのモータの回転速度を検出
する第1,第2の回転速度検出器(31 ),(32 )
と、これらの回転速度検出器(31 ),(32 )からの
回転速度検出信号を入力し、マシンリ−ル(12)に磁
気テープ(24)を1〜2回巻取る間は磁気テープ(2
4)のテンションを無くすように、前記各モータ
(1),(2)の回転速度を制御する制御回路(4)と
よりなる磁気テープ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4052144A JPH05258420A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 磁気テープ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4052144A JPH05258420A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 磁気テープ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05258420A true JPH05258420A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12906687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4052144A Withdrawn JPH05258420A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 磁気テープ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05258420A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7252257B2 (en) | 2000-11-13 | 2007-08-07 | Sony Corporation | Tape drive apparatus, tape extraction apparatus and tape cassette |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP4052144A patent/JPH05258420A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7252257B2 (en) | 2000-11-13 | 2007-08-07 | Sony Corporation | Tape drive apparatus, tape extraction apparatus and tape cassette |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4213583A (en) | Reel drive motor control system for cassette/cartridge tape recorders | |
EP0077879B1 (en) | Process and apparatus for checking the interlayer slip condition of a reel wound web | |
JPH04356755A (ja) | 磁気記録再生装置におけるテ−プロ−ディング装置 | |
US4866547A (en) | Circuit for detecting the end of a tape by counting reel revolutions | |
JPH0610907B2 (ja) | スキャナサーボ装置 | |
JPH05258420A (ja) | 磁気テープ装置 | |
JPS627620B2 (ja) | ||
JPH05314576A (ja) | リールサーボ装置 | |
JPS6052489B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0485785A (ja) | ビデオテープレコーダ | |
US5310133A (en) | Magnetic tape transport device with tape tension roller on a lever subjected to motor torque | |
JP2533681B2 (ja) | カ―トリッジ型磁気テ―プ引き出しブロック格納方法 | |
JP3398969B2 (ja) | カセットテープの録音時間検出方法 | |
JPS6166252A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2535601B2 (ja) | 磁気テ―プ装置 | |
JP2538000B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0135308Y2 (ja) | ||
JP2836095B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2001093206A (ja) | カートリッジ磁気テープ装置 | |
JPH087894B2 (ja) | 磁気テープ装置におけるテープ端検出方法 | |
JPS62239453A (ja) | テ−プ中間検出装置 | |
JPS6177185A (ja) | テ−プ残量検出表示装置 | |
JPH02308464A (ja) | カセツトテープの定速度制御装置 | |
JPH05282748A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH03160649A (ja) | テープ駆動制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |