JP3562160B2 - テープ走行装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はテープを供給する側のリールからテープを巻取る側のリールへテープを巻取るリール駆動によるテープ走行装置に係り、特に、テープ走行に関係する機構系やテープ等にダメージを与えることなく早送り/巻戻し時間を短縮するテープ走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平1−217752号に記載のように、テープ走行位置により決定される許容速度を目標速度として速度制御を実施することで安全、且つ高速にテープ走行を可能としたテープ走行装置が考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、テープ走行位置により決定される許容速度にて速度制御を実施するためモーターの特性を最大限に活用することが出来ず、早送り/巻戻し時間の更なる短縮が出来ない、と云う問題があった。
【0004】
本発明の目的は、かかる問題点を解決し、許容速度以上の走行を可能とし、早送り/巻戻しに要する時間を短縮することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、通常再生速度を大幅に上回る速度でテープを走行させるテープ速度制御手段と、テープ走行速度を検出するテープ速度検出手段と、テープを供給する側のリール巻径値を検出する巻径検出手段と、該巻径検出手段にて検出した供給する側のリール巻径値に応じて減速度aを設定する減速度設定手段と、停止指令信号の入力に応答して設定した減速度aでテープ速度を減速する減速手段と、停止指令信号の入力後、上記速度検出手段にて検出したテープ速度が許容速度VL以下となった場合に、テープ走行を停止させる走行停止手段と、により構成される。
【0006】
また、前記速度制御手段は、許容速度VLを超える第1の高速度V1にてテープを走行させる第1の速度制御手段と、許容速度VL以下の第2の高速度V2にてテープを走行させる第2の速度制御手段と、速度切り換え指令信号の入力に応答して、前記第1と第2の速度制御手段とを切り換える速度切り換え手段と、により構成すると共に、第1の高速度V1または第2の高速度V2で走行している際に、高速走行指令信号の入力毎に前記第1の高速走行手段と第2の高速走行手段とを切り換える速度切り換え信号を生成するように構成する。
【0007】
更に、前記減速度設定手段にて設定された減速度aで所定時間tだけ減速する際の速度変化量△V(t)を算出し、該速度変化量△V(t)と許容速度VLとの加算値、或いは該速度変化量△V(t)と第2の高速度V2との加算値を最大走行速度Vmaxとして速度を制限する速度制限手段を有する。
【0008】
上記構成により、供給する側のリール巻径を検出し、検出したリール巻径値により減速度aを設定しており、減速時に巻取り側のリールで巻取れないほどのテープを供給側のリールから繰り出すことはない。そして、ブレーキをかけてもテープを損傷しない速度である許容速度以下まで前記減速度で減速した後、ブレーキ等によりテープを停止させる。これにより、高速度でテープを走行させた状態からテープを停止させてもテープが損傷することはない。これにより、許容速度を上回る高速度でテープを走行させる際の問題点を解決し、早送り/巻戻し時間の更なる短縮が可能となる。
【0009】
また、第1と第2の高速度V1とV2とを切り替えて制御する構成であり、テープの位置決めの際の使い勝手を向上させることが出来る。
【0010】
更には、減速度aで所定時間tだけ減速する際の速度変化量を算出し、これに基づいて設定した最高速度により速度制限を行うことにより、停止指令信号、または速度切り換え指令信号の入力から所定時間t以内に許容速度以下の速度への遷移を完了することができ、停止に要する時間、または各走行モードへの遷移時間を設定することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図1のブロック図によって説明する。図1において、1、2はリール、3はテープ、4、5はリール台、6はリール台4の回転に比例して得られるFG(Frequency Generator)パルスからリール台4の回転周期Tsを計測する計測器、7はリール台5の回転に比例して得られるFGパルスからリール台5の回転周期Ttを計測する計測器、8、9はブレーキ、10はモータ、11はモータ10の回転駆動力をリール台4、またはリール台5に伝達する駆動力伝達手段、12はモータ10の回転に比例して得られるFGパルスよりモータ10の回転周期Tcを計測する計測器、13は巻径検出手段、14は速度検出手段、15は減速度設定手段、16は目標速度切り換え手段、17は速度誤差検出手段、18はPWM発生器、19は積分器、20はモータドライバ、21は停止判別手段、22はブレーキ駆動手段、T1、T2は入力端子である。
【0012】
先ず、速度Vnにて走行する場合の動作について説明する。
【0013】
モータドライバ20からの出力信号によりモータ10が回転駆動する。モータ10の駆動力は駆動力伝達手段11を介して、正転時はリール台5、逆転時はリール台4に伝達される。これにより、テープ3が正転時はリール2、逆転時はリール1に巻取られる。このとき、計測器6にてリール台4、計測器7にてリール台5、計測器12にてモータ10の回転周期がそれぞれ計測される。該計測されたリール台4、5、及びモータ10の回転周期データは巻径検出手段13、及び速度検出手段14に入力される。
【0014】
巻径検出手段13では、例えば下式(1)によりリール1、2の巻径値(半径)Rs、Rtを検出する。
【0015】
【数1】
Figure 0003562160
【0016】
但し、Sはテープを上方から見たときのリールハブを含むテープの総巻面積を示す。
【0017】
また、速度検出手段14では、例えば下式(2)によりテープの走行速度Vを検出する。
【0018】
V=2・π・Rt/Tt ……(2)
巻径検出手段13にて検出された巻径(半径)データRs、Rtは速度検出手段14、及び減速度設定手段15に入力される。また、該速度検出手段14にて検出した速度データVは速度誤差検出手段17、及び停止判定手段21に入力される。
【0019】
減速度設定手段15では、巻径検出手段13から入力される巻径(半径)データRs、またはRtにより減速時にテープ弛みの発生しない減速度aが設定される。ここで、テープ弛みのない減速走行を行うためには、制御されるテープ巻取り側リールの減速度aを非制御となるテープ供給側リールの負荷トルクによる減速度以下に設定する必要がある。すなわち、減速度a[mm/s2]は下式(3)により設定される。下式(3)において、T、R、Iはそれぞれテープ供給側リールの負荷トルク[grf/cm]、巻径(半径)値[mm]、及び慣性モーメント[gr/mm2] である。ここで、負荷トルクT、慣性モーメントIについては測定等により予め求めておく必要がある。また、テープ供給側とは、正転時はリール1側であり、逆転時はリール2側である。下式(3)にて設定される巻径(半径)値と減速度aとの関係を図2に示す。但し、同図では下式(3)の左右の両辺を等しいとした場合を示す。
【0020】
a≦T・R/I …… (3)
減速度設定手段15にて設定された減速度aは目標速度切り換え手段16に入力される。目標速度切り換え手段16では、端子T2を介して入力される速度切り換え信号により目標速度Vnが設定される。設定された目標速度Vnは速度誤差検出手段17に入力される。速度誤差検出手段17では、速度検出手段14にて検出された速度データVと、目標速度切り換え手段16にて設定された目標速度Vnとの誤差成分を算出する。この速度誤差検出手段17にて算出した速度誤差成分がPWM発生器18、積分器19、及びモータドライバ20を介しモータ10にフィードバックされることにより、テープ走行速度Vを目標速度Vnに追従させる。
【0021】
次に、走行速度Vnから走行を停止する場合について、図3、及び図4の波形図により説明する。
【0022】
走行を停止する場合は、先ず停止信号が端子T1を介して目標速度切り換え手段16、及び停止判別手段21に入力される。目標速度切り換え手段16では、この停止信号の入力により目標速度Vnの減算を開始する。ここで、目標速度Vnの単位時間当たりの減算量は減速度設定手段より入力される減速度aに比例する。これにより、目標速度Vnは減速度aに相当する傾きで変化することになる。従って、走行速度Vは目標速度Vnに追従するため、減速度aで減速する。一方、停止信号の入力後、停止判別手段21では、速度検出手段14より入力される速度データVが許容速度VL以下となったことを検出すると、ブレーキ許可信号を出力する。停止判別手段21から出力されたブレーキ許可信号はブレーキ駆動手段22に入力される。ブレーキ駆動手段22では、停止判別手段21からのブレーキ許可信号により、ブレーキ8、9を駆動し、テープ走行を停止させる。
【0023】
従って、上記における目標速度切り換え手段16から出力される目標速度Vnが許容速度VLを上回る速度V1ならば、その停止動作は図3に示すように、停止信号の入力後、速度V1から速度VLまで減速した後、停止判別手段21からブレーキ許可信号が出力され、走行を停止する。ここで、図2に示す様に、供給側リールの巻径値がR1、R2、R3の様に変化することに伴って減速度もa1、a2、a3と変化するため、図3に示される様に、それぞれの巻径値に対してブレーキのタイミングは異なる。
【0024】
また、上記における目標速度Vnが許容速度VL以下の速度V2ならば、その停止動作は図4に示すように、従来機と同様に停止信号の入力と同時に停止判別手段21からブレーキ許可信号が出力され、走行を停止する。
【0025】
上記実施の形態により、許容速度VLを上回る速度V1にて走行する場合、早送り/巻戻し時間は大幅に短縮するが、停止動作において、停止前に速度VLまで減速してから停止するためテープ位置決めが困難となり、記録内容の検索等において非常に不便である。また、許容速度VL以下の速度V2にて走行する場合は、停止信号の入力と同時に走行を停止するので、記録内容の検索等においては便利であるが、従来の技術と変わらず早送り/巻戻し時間は短縮されない。
【0026】
そこで、上記した目標速度切り換え手段16にて速度V1とV2とを切り換えることで用途別の使い勝手を向上することが可能となる。
【0027】
また、この速度V1とV2とを、例えば、早送り動作中に早送りボタンを押した時、または巻戻し動作中に巻戻しボタンを押した時に切り換えることで、該切り換え操作を簡略化し、更に使い勝手が向上する。
【0028】
但し、この時の速度V1からV2への切り換えは、上記したテープ停止時と同様に、目標速度を減速度aで速度V2まで減速させている。
【0029】
次に、本発明の他の実施の形態を図5のブロック図により説明する。図5において、23は速度変化量算出手段、24は速度制限手段である。但し、図1のブロック図と同番号で示されるブロックの動作は上記説明の通りである。
【0030】
上述の説明と同様にして、減速度設定手段15にて設定された減速度aが速度変化量算出手段23に入力される。また、目標速度切り換え手段16にて設定の目標速度Vnが速度制限手段24に入力される。速度変化量算出手段23では、該減速度設定手段15から入力される減速度aで減速する時の時間tにおける速度変化量ΔV(t)を算出する。該速度変化量算出手段23にて算出された速度変化量ΔV(t)は速度制限手段24に入力される。速度制限手段24では、目標速度切り換え手段16から入力される目標速度Vnが、速度変化量算出手段23から入力される速度変化量ΔV(t)に所定の速度Vmを加算した最高速度Vmax以下の場合は、目標速度Vnを新たな目標速度Vn’として出力し、また、目標速度Vnが最高速度Vmaxを上回る場合は最高速度Vmaxを新たな目標速度Vn’として出力する。速度制限手段24から出力される目標速度Vn’は速度誤差検出手段17に入力される。以下、上述の説明と同様にして、テープ走行速度Vは目標速度Vn’を追従する。
【0031】
従って、テープ走行を停止する場合、上記した速度制限手段24において所定の速度Vmを許容速度VLとして最高速度Vmaxを算出し、且つ停止判別手段21においてテープ速度が許容速度VLとなったことを検出して直ちにブレーキをかけるようにすれば、停止信号の入力から実際に停止するまでの時間は時間t以内となる。
【0032】
また、前述のように、速度V1とV2(V1>V2)とで切り換える場合、所定の速度Vmを速度V2として最高速度Vmaxを算出すれば、速度V1から速度V2への減速を時間t以内に完了することができる。
【0033】
以上の実施の形態では、一方のリールから他方のリールへテープを巻取る場合について述べたが、本願発明は両リール間のテープの挙動やカセットの有無に関しては何等限定するものではない。例えば、回転ヘッドによるヘリカルスキャン型VTRやDATやディジタルデータレコーダ、固定ヘッドによるカセット式テープレコーダやオープンリール式のテープレコーダやディジタルデータレコーダ等のリール駆動による早送り/巻き戻しに適用可能であることは明らかである。
【0034】
また、以上の実施の形態では通常の再生速度を大幅に上回る速度V1でテープ走行させた状態からテープを停止、或いは速度V2への切り換え等について述べた。しかし、本願発明はこれに限らず、通常の再生速度を大幅に上回る速度であればその速度を特に限定するモノではない。例えば、テープ走行を巻取り側のリールの回転速度により制御する場合においても、本願発明は適用可能である。
【0035】
以上のように本発明によれば、停止前に許容速度VLまで減速した後停止するため、許容速度VLを上回る速度での走行を可能とし、テープを損傷させずに早送り/巻戻し時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0036】
また、許容速度VLを上回る速度V1と、許容速度VL以下の速度V2との2つの走行モードを備えることで、用途別の使い分けを可能とし、使い勝手が向上する。
【0037】
また、設定の減速度aに応じて最高速度を制限するため、テープが停止するまでの時間や所望の速度Vmまでの減速動作を時間t以内で完了することも可能となる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、停止前に許容速度VLまで減速し停止するため、許容速度VLを上回る速度での走行を可能とし、早送り/巻戻し時間を大幅に短縮する。
【0039】
また、許容速度VLを上回る速度V1と、許容速度VL以下の速度V2との2つの走行モードを備えることで、用途別の使い分けを可能とし、使い勝手を向上する。
【0040】
また、設定の減速度aに応じて最高速度を制限するため、所望の速度Vmまでの減速動作を時間t内で完了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテープ走行装置の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】本発明による巻径値と減速度との関係を示すグラフ。
【図3】本発明によるテープ走行装置の走行停止動作を示す波形図。
【図4】本発明によるテープ走行装置の走行停止動作を示す波形図。
【図5】本発明によるテープ走行装置の他の実施の形態のブロック図。
【符号の説明】
13…巻径算出手段、
14…速度検出手段、
15…減速度設定手段、
16…目標速度切り換え手段、
17…速度誤差検出手段、
21…停止判別手段、
22…ブレーキ駆動手段。

Claims (8)

  1. テープを供給する側のリールからテープを巻取る側のリールへテープを巻取るリール駆動によるテープ走行装置において、
    リールを駆動するためのリールモータと、
    該リールモータから一方の巻取る側のリールへ駆動力を伝達する駆動力伝達手段と、
    前記リールモータを駆動して、通常再生速度を上回る速度でテープを走行させるテープ走行手段と、
    テープ走行速度を検出するテープ速度検出手段と、
    テープを供給する側のリール巻径値(R)を検出する巻径検出手段と、
    少なくとも前記巻径検出手段により検出されたリール巻径値(R)に応じて変化する供給する側のリールの慣性モーメント(I)と、供給する側のリールが受ける負荷トルク(T)より、走行テープ速度の減速度(a)をa≦T・R/Iの範囲にて可変する減速度設定手段と、
    停止指令信号の入力に応答して上記設定した減速度でテープ速度を減速する減速手段とを備えた事を特徴とするテープ走行装置。
  2. 前記テープ走行手段は、
    停止指令信号の入力後、上記テープ速度検出手段にて検出したテープ速度が予め設定された許容速度VL以下となった場合に、テープ走行を停止させる走行停止手段と
    前記許容速度VLを超える第1の高速度V1にてテープを走行させる第1の速度制御手段と、
    前記許容速度VL以下の第2の高速度V2にてテープを走行させる第2の速度制御手段と、
    速度切り換え指令信号の入力に応答して、該第1と第2の速度制御手段とを切り換える速度切り換え手段と、を備えた事を特徴とする請求項1に記載のテープ走行装置。
  3. 前記減速度設定手段にて設定された減速度で所定時間tだけ減速する際の速度変化量△V(t)を算出する速度変化量算出手段と、
    該速度変化量△V(t)と前記許容速度VLとの加算値を最大走行速度Vmaxとしてテープ走行速度を制限する速度制限手段とを備えた事を特徴とする請求項1に記載のテープ走行装置。
  4. 前記減速度設定手段にて設定された減速度で所定時間tだけ減速する際の速度変化量△V(t)を算出する速度変化量算出手段と、
    該速度変化量△V(t)と前記第2の高速度V2との加算値を最大走行速度Vmaxとしてテープ走行速度を制限する速度制限手段とを備えた事を特徴とする請求項2に記載のテープ走行装置。
  5. 前記第1の高速度V1または前記第2の高速度V2で走行している際に、高速走行指令信号の入力毎に前記第1の速度制御手段と前記第2の速度制御手段とを切り換える速度切り換え信号を生成する信号生成手段とを備えた事を特徴とする請求項2に記載のテープ走行装置。
  6. テープを供給する側のリールからテープを巻取る側のリールへテープを巻取るリール駆動によるテープ走行装置において、
    リールを駆動するためのリールモータと、
    該リールモータから一方の巻取る側のリールへ駆動力を伝達する駆動力伝達手段と、
    速度切り換え指令信号の入力に応答して、通常再生速度を上回り予め設定された許容速度VLを超える第1の速度か、通常再生速度を上回り上記許容速度VL以下の第2の速度にてテープを走行させるために前記リールモータの回転制御を行うサーボ手段と、
    テープ走行速度を検出するテープ速度検出手段と、
    テープを供給する側のリール巻径値(R)を表す値を算出する算出手段と、
    停止指令信号の入力に応答して上記算出手段で算出されたリール巻径(R)に応じて変化する供給する側のリールの慣性モーメント(I)と、供給する側のリールが受ける負荷トルク(T)より、走行テープ速度の減速度(a)をa≦T・R/Iの範囲にて可変する減速手段とを備えた事を特徴とするテープ走行装置。
  7. テープを供給する側のリールからテープを巻取る側のリールへテープを巻取るリール駆動によるテープ走行装置において、
    通常再生速度を上回る速度でテープを走行させるテープ走行手段と、
    テープ走行速度を検出するテープ速度検出手段と、
    テープを供給する側のリール巻径値を検出する巻径検出手段と、
    該巻径検出手段にて検出した供給する側のリール巻径値に応じて減速度を設定する減速度設定手段と、
    停止指令信号の入力に応答して上記設定した減速度でテープ速度を減速する減速手段と、
    停止指令信号の入力後、上記テープ速度検出手段にて検出したテープ速度が予め設定された許容速度VL以下となった場合に、テープ走行を停止させる走行停止手段とを備え、
    リールモータが1つの場合であっても、リールの巻径値に応じて、減速度設定手段により、停止指令信号の入力に応答してテープ速度を減速させる事ができることを特徴とすることを特徴とするテープ走行装置。
  8. 前記テープ走行手段は、
    停止指令信号の入力後、上記テープ速度検出手段にて検出したテープ速度が予め設定された許容速度VL以下となった場合に、テープ走行を停止させる走行停止手段と
    前記許容速度VLを超える第1の高速度V1にてテープを走行させる第1の速度制御手段と、
    前記許容速度VL以下の第2の高速度V2にてテープを走行させる第2の速度制御手段と、
    速度切り換え指令信号の入力に応答して、該第1と第2の速度制御手段とを切り換える速度切り換え手段と、を備えた事を特徴とする請求項7に記載のテープ走行装置。
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