JP3006841B2 - 多本糸かがり縫い目を形成するためのかがり縫いミシン - Google Patents

多本糸かがり縫い目を形成するためのかがり縫いミシン

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JP3006841B2 JP1506657A JP50665789A JP3006841B2 JP 3006841 B2 JP3006841 B2 JP 3006841B2 JP 1506657 A JP1506657 A JP 1506657A JP 50665789 A JP50665789 A JP 50665789A JP 3006841 B2 JP3006841 B2 JP 3006841B2
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B57/00Loop takers, e.g. loopers
    • D05B57/02Loop takers, e.g. loopers for chain-stitch sewing machines, e.g. oscillating

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1の前提概念に記載のかがり縫いミ
シンに関するものである。請求項1の前提概念はドイツ
特許公開第3639390号公報に基づいている。
前記特許公開公報により、縫製物送り方向に対して横
に直線方向に整向され、互いに並設され糸を案内する少
なくとも3本の針を備えたかがり縫いミシンが知られて
いる。これらの針は針保持体に配置され、該針保持体か
ら1本の針または複数の針を離隔可能である。その際同
時に、すべての針と協働し糸を案内している下部ルーパ
ーと、制限的に揺動運動を付与されるかがり縫いルーパ
ーも離隔される。かがり縫いルーパーは、縫製物のエッ
ジから最も遠く離れた位置にある針を除くすべての針と
協働する。
このかがり縫いミシンを用いて、国際規格ISO4915か
らも知られていない種類のかがり縫いステッチが形成さ
れる。この種のかがり縫いステッチは少なくとも5本の
糸から成っていて、そのうち縫製中に縫製物を貫通する
3本の糸は、縫製物のエッジからの間隔の点で第1の上
糸及び最後の上糸とは異なっている。また、下部ルーパ
ー糸とかがり縫い用下糸とは縫製物のエッジにて輪を形
成し、すべての上糸と縫製物中で鎖を形成する。かがり
縫い用下糸は、縫製物のエッジにて鎖を形成する下部ル
ーパー糸と、第1の上糸との間に延びている。第1の上
糸は縫製物のエッジに平行に且つ間隔を持って並んでお
り、下部ルーパー糸及びかがり縫い用下糸ともに鎖を形
成する。しかし最後の上糸は下部ルーパー糸だけと鎖を
形成する。
別の針を針保持体に装着することにより、6本の糸か
ら成る、即ち4本の上糸と、1本の下部ルーパー糸と、
1本かがり縫い用下糸から成るステッチを形成すること
ができる。このステッチでは、縫製物のエッジから最も
遠く離れている上糸が下部ルーパー糸だけと鎖を形成
し、残りの上糸は下部ルーパー糸及びかがり縫い用下糸
ともに鎖を形成する。
2本の針だけを用いて縫製する場合、ISO4915 514型
(以下では単に514型と記す)が形成される。この514型
は2本の上糸と、1本の下部ルーパー糸と、1本のかが
り縫い用下糸から構成される。この場合かがり縫い用下
糸は2本の上糸とともに縫製物中で鎖を形成し、且つ縫
製物のエッジで下部ルーパー糸ともに輪を形成する。
1本の上糸と1本の下部ルーパー糸と1本のかがり縫
い用下糸とから成るISO4915 504型(以下では単に504
型と記す)を形成させるために、第2の上糸を離隔せね
ばらならない。なお、前記1本の下部ルーパー糸と1本
のかがり縫い用下糸とは縫製物のエッジで互いに輪を形
成し、縫製物のなかで前記上糸と鎖を形成する。
3本の針のうち縫製物のエッジから最も遠く離れた針
をそのままにして、第1の針と第2の針を選択的に離隔
させると、ISO4915 512型(以下では単に512型と記
す)を形成させることができる。このステッチ512型の
場合、縫製物のエッジから最も遠く離れた針は下部ルー
パー糸とだけ縫製物のなかで鎖を形成し、一方他の上糸
と下部ルーパー糸及びかがり縫い用下糸とが縫製物のな
かで鎖を形成し、かがり縫い用下糸は縫製物のエッジで
互いに輪を形成する。
このように1つのステッチ型式から他のステッチ型式
への変換は特定の針を付加または離隔させることによっ
て行われる。従って1つのミシンで複数の種類のステッ
チを形成させることができるが、1本または複数本の針
を付加する場合、針保持体への挿入及び固定の他に、少
なくとも1列の糸案内穴及び針穴に新たに糸を通さねば
ならず、比較的時間を要するものである。
本発明の課題は、1つのステッチ型式から他のステッ
チ型式への変換作業を最小にして複数の種類のステッチ
を縫製することができるようなかがり縫いミシンを提供
することである。
本発明は、上記課題を解決するため、種々の解決法を
提供するものである。ステッチ512型と514型を交互に縫
製する場合、請求項1に記載された解決法により、新た
な糸通し作業の必要がなくなり、かがり縫いルーパーを
1つの作業位置から他の作業位置へ変位させるだけでよ
い。
ステッチ504型は、従来の場合と同様に1本の針を離
隔させることにより形成させることができる。
かがり縫いルーパー、その担持体、及び案内棒の構造
的に有利な構成は請求項2に記載されている。
請求項3に記載の実施態様により、かがり縫いルーパ
ーを2つの作業位置で確実に固定することが容易にな
る。
請求項4に記載の手段により、1つのステッチ型式か
ら他のステッチ型式への変更時における操作が容易にな
る。
かがり縫いミシンを上記のごとく構成することによ
り、かがり縫いミシンを種々の複数のかがりステッチを
形成させるために切り換えることが可能になる。従っ
て、1種類または2種類のかがり縫いステッチ型式を形
成させるためだけに設置され、よって特殊な種類の布及
びこれに応じたステッチ型式に対する要求に対してのみ
適している特殊なミシンを中小企業や家庭で複数調達す
る必要がない。すべてのかがり縫いミシンに共通なこと
は、2枚の布を同時にかがりながら、或いは布の縁がほ
ぐれないようにこれら2枚の布を縫い合わせるために時
間を節約することができ且つ非常に効果的に使用可能で
あり、これらのステッチ種類によって製造された縫い目
の長手方向における伸長性が大きいことである。これに
対して高い荷重がかかった場合の縫い目の引っ張り強度
と保持能力は他の種類のステッチによって形成された縫
い目に比べるとあまりよくない。
本出願人により“Hobbylock 795"と呼ばれるかが縫い
用ミシンが販売された(縫製業のためのパンフレット、
印刷番号23369 3.87Kalaを参照)。このかがり縫いミシ
ンは、二重鎖ステッチ縫い目(ISO4915 401型、以下単
に401型と記す)を形成されるためのステッチ形成手段
と組み合わせられたISO4915 503型(以下単に503型と
記す)のかがり縫い目を形成させるためのステッチ形成
手段を、かがり縫い目から側方に間隔を持って有してい
る。かがりステッチ縫い目と二重鎖ステッチ縫い目とを
組み合わせることにより、縫い目の長手方向の伸長性が
高くなるとともに、引っ張り強度も高くなる。しかしな
がら、ニット製品を加工するための503型のかがり縫い
目は、布の縁を十分に固定するためには狭すぎる。
本発明によるかがり縫いミシンによって形成されるか
がり縫い目は、連結部の強度をより高くし、大きな荷重
に耐えられるように401型の二重鎖ステッチ縫い目によ
って補完される。従って種々のステッチを形成する可能
性が拡大する。
針板の下方には極めて狭いスペースしかないので、請
求項6に記載されるように付加的なステッチ形成手段を
設けるのが有利である。
請求項7に記載された手段により、1つのミシンの使
用可能性が多様化される。従って本発明によるかがり縫
いミシンは、実際に行われる縫製作業及びかがり作業の
ほとんどすべてに利用することができる。
次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説
明する。
第1図は ステッチの形成に関与する針とルーパーを
その駆動装置とともに図示した図、 第2図は ルーパー案内棒をルーパー担持体及びかが
り縫いルーパーの2つの実施例及び針と協働する下部ル
ーパーとともに図示した拡大図であり、かがり縫いルー
パーが第4図のステッチ512型を形成させるための位置
にある状態の拡大図、 第3図は 第2図の平面図、 第4図は ステッチ512型の斜視図、 第5図は 第2図に対応する拡大図であり、かがり縫
いルーパーが第7図に図示したステッチ514型を形成さ
せるための位置にある状態の拡大図、 第6図は 第5図の平面図、 第7図は ステッチ514型の斜視図、 第8図は ステッチ512型の形成に関する説明図、 第9図は ステッチ514型の形成に関する説明図、 第10図は ステッチ502型の形成に関する説明図で、
かがり縫いルーパーのフォーク状の捕捉尖端が作業位置
にあるときの図、 第11図は ステッチ502型の斜視図、 第12図は ステッチ形成手段を付加的なステッチ形成
手段及びその駆動装置とともに示した図、 第13図は 案内棒を、担持体のなかに固定されるかが
り縫いルーパーと一部を示した下部ルーパーとともに図
示した拡大図で、第15図に図示したステッチ401型及び5
12型を形成させるための位置で示した拡大図、 第14図は 第13図の平面図、 第15図は ステッチ401型と512型の斜視図、 第16図は 第13図に対応する図で、第18図に図示した
ステッチ401型及び512型を形成させるための位置で示し
た図、 第17図は 第16図の平面図、 第18図は ステッチ401型と514型の斜視図、 第19図は ステッチ401型と512型の形成を説明する
図、 第20図は ステッチ401型と514型の形成を説明する
図、 第21図は ステッチ504型をステッチ401型とともに図
示した図、 である。
第1図に図示するように、揺動軸1には針駆動レバー
2が固定されている。針駆動レバー2のフォーク状の端
部3は針保持体4と枢着されている。針保持体4には、
糸を案内する2本の針5,6が交換可能に固定されてい
る。針保持体4は滑動棒7上を矢印8に応じて縦方向に
移動可能に案内されている。滑動棒7はケーシングに固
定されるピン9で支持されている。針5,6は糸を案内す
る下部ルーパー10と協働する。下部ルーパー10は揺動軸
11に締め付け固定されるルーパー保持体12に固定されて
いる。下部ルーパー10は矢印13に応じて揺動運動を実施
する。
回転・移動枢着部15内で縦方向に移動可能に案内され
ているかがり縫いルーパー案内棒14の駆動は、駆動レバ
ー17を介して揺動軸16によって行われる。駆動レバーは
案内棒14のフォーク状の端部18と枢着されている。案内
棒14の上端は第2図と第5図に示すように直径が減縮さ
れている。角形のルーパー担持体19はその1つのアーム
20の長スリット21を有し、案内棒14の減縮された端部に
嵌合されている。ルーパー担持体19の、下方へ突出して
いるアーム22内には、かがり縫いルーパー24のシャフト
23を貫通させるための穴が設けられている。この穴のな
かでシャフト23はねじ25によって固定されている。かが
り縫いルーパー24は糸捕捉肩26を有している。案内棒14
には、該案内棒14の長手軸線に対して傾斜している穴が
設けられており、この穴のなかでかがり縫いルーパー24
がそのシャフト23によって移動可能に案内されている。
かがり縫いルーパー24は、糸穴27と糸案内溝28とを有
している。互いに間隔を持って配置され、以下では糸穴
29,30と記す横穴はかがり縫いルーパー24を貫通してい
る。横穴を設ける目的に関しては後述する。かがり縫い
ルーパー24は実際には1つの糸穴だけを有している。他
の実施例を説明するために図面では2つの糸穴29と30を
図示した。
ルーパー担持体19のアーム20は突出部31を有してい
る。この突出部31には、弾性湾曲体34のためのV字状の
係止溝32が設けられている。弾性湾曲体34はそのアーム
35,36によって案内棒14の端面に当接し、該弾性湾曲体3
4には、下面に弾性湾曲体34のアーム35,36のための溝を
有している締め付け円板37が付設されている。ルーパー
担持体19には、ルーパー担持体19を、該ルーパー担持体
19内に固定されるかがり縫いルーパー24の1つの作業位
置から、係止溝32,33と関連して弾性湾曲体34によって
決定される他の作業位置へ変位させるためのハンドグリ
ップ38が設けられている。
弾性湾曲体34が係止溝33で係止されているかがり縫い
ルーパー24の作業位置においては、矢印13の方向に揺動
駆動される下部ルーパー10及び矢印39の方向へ移動可能
なかがり縫いルーパー24の、矢印8の方向で移動可能な
針5,6の協働によって第4図と第8図に示すステッチ512
型が形成され、弾性湾曲体34が係止溝32で係止されてい
るかがり縫いルーパー24の他の作業位置においては、第
7図と第9図に示すステッチ514型が形成される。
第10図と第11図に図示したISO4915 502型(以下では
単にステッチ502型と記す)を形成するため、長さが等
しくない長いアーム42,43から形成されている捕捉尖端4
4を備えた、弾性板から成っているかがり縫いルーパー4
1が、間隔円板40を介して取り付けられている。かがり
縫いルーパー41は角形に湾曲した端部45を有し、該端部
45はほぼ直角の開口部46を備えている。開口部46を通っ
て、かがり縫いルーパー41を位置固定するためのルーパ
ー担持体19が突出している。
かがり縫いルーパー41は、弾性円板47を介して、弾性
湾曲体34及び締め付け円板37とともに、弾性円板47とか
がり縫いルーパー41の長スリット48と円板40と締め付け
円板37とを貫通しているねじ49により案内棒14に次のよ
うに固定され、即ちかがり縫いルーパー41が静止位置か
ら作業位置へ変位することができ、この作業位置で、捕
捉尖端44の、針5から遠い側のアーム43が、かがり縫い
ルーパー24の捕捉尖端50を針5側から部分的に覆うよう
に固定されている(図10をも参照)。操作を容易にする
ため、かがり縫いルーパー41はハンドグリップ51を備え
ている。
第12図に示すように、揺動軸101には針駆動レバー102
が固定されており、該針駆動レバー102のフォーク状の
端部103は、連結棒104により、針棒105に固定される針
棒ピン106と枢着されている。針棒105は、第12図におい
て矢印109によって示すように、ケーシングに固定され
る支持ブシュ107,108内を上下動可能である。針棒105の
下端には針保持体110が固定され、この針保持体110に糸
を案内する3本の針位111,112,113が挿入、固定されて
いる。針113は、縫製物送り方向に対して横方向に一直
線上に配置される針112,113に対して側方にずれてお
り、且つ針112,113の前方に配置されている。針111,112
は糸を案内する下部ルーパー114及び糸を案内するかが
り縫いルーパー115と協働し、針113は糸を案内する二重
鎖ステッチルーパー116と協働する。下部ルーパー114
は、揺動軸117に締め付け固定されているルーパー保持
体118に固定され、矢印119に対応して揺動運動を実施す
る。
回転・移動枢着部121内を長手方向に移動可能に案内
されているかがり縫いルーパー案内棒120の駆動は、揺
動軸122により駆動レバー123を介して行う。駆動レバー
123は、案内棒120のフォーク状の下端124と枢着されて
いる。案内棒120の上端は、第12,13,16図からわかるよ
うに直径が減縮されている。1つのアーム126内に長ス
リット127を有している角形のルーパー担持体125は、案
内棒120の端部に装着されている。ルーパー担持体125
の、下方へ突出しているアーム128には、かがり縫いル
ーパー115のシャフト129を貫通させるための穴が設けら
れている。かがり縫いルーパー115にシャフト129はねじ
130によって固定されている。かがり縫いルーパー115は
その捕捉尖端131の近くに糸穴132を有し、該糸穴132は
糸案内溝133から出ている。糸案内溝133は、ルーパー本
体を貫通している糸供給穴134に接続している。かがり
縫いルーパー115によって受容される下部ルーパー糸を
支持するため、かがり縫いルーパー115は糸捕捉肩135を
有している。糸捕捉肩135は、第12図において矢印136で
示すように縫製物Wのエッジの周りに運動する。
かがり縫いルーパー担持体125のアーム126は突出部13
7を有している。突出部137には、弾性湾曲体140を係止
させるための2つのV字状の係止溝138,139が形成され
ている。弾性湾曲体140は、該弾性湾曲体140のアーム14
1のための溝を有している締め付け円板143を介してねじ
142により案内棒120に固定されている。ルーパー担持体
125にはハンドグリップ144が設けられている。このハン
ドグリップ144は、ルーパー担持体125を、該ルーパー担
持体125に固定されているかがり縫いルーパー115の1つ
の作業位置から、係止溝138,139と関連して弾性湾曲体1
40によって決定される他の作業位置へ変位させるための
ものである。
ステッチ401型を形成するために針113と協働する二重
鎖ステッチルーパー116は、ルーパー保持体145に固定さ
れている。ルーパー保持体145は揺動軸146に締め付け固
定されている。揺動軸146は、第12図の矢印147の方向へ
揺動運動する他に、矢印148に従って軸方向への運動を
も実施する。この2つの運動成分から、二重鎖ステッチ
ルーパー116の捕捉肩149は、針113の運動軌道の周りで
楕円運動軌道150(第19図、第20図)を描き、上糸151の
糸輪153を捕捉し投下する。
弾性湾曲体140が係止溝139に係合しているかがり縫い
ルーパー115の1つの作業位置において、矢印109の方向
へ移動可能な針111,112と、矢印136の方向へ縫製物Wの
エッジの周りに移動可能なかがり縫いルーパー115と、
矢印119の方向へ揺動駆動される下部ルーパー114との協
働により、ステッチ512型の縫い目が形成される。この
縫い目は、模擬の4本糸固定縫い目である。第15図と第
19図はこの縫い目を二重鎖ステッチ縫い目、ステッチ40
1型とともに図示したものである。
弾性湾曲体140が係止溝138に係合しているかがり縫い
ルーパー115の他の作業位置(第16図、第17図)では、
4本糸によるかがり縫い目、ステッチ514型が形成され
る。第18図と第20図は、この縫い目を二重鎖ステッチ縫
い目、ステッチ401型とともに図示したものである。
作動態様: 上糸60,61と下部ルーパー糸62とかがり縫い用下糸63
とから構成される第4図のステッチ512型を第8図に図
示するように形成するため、糸備蓄部から来て糸穴27と
糸溝28とによって供給されるかがり縫い用下糸63は、1
つの解決方法では、糸穴30に通され、ルーパー担持体19
は、第2図と第3図に図示した第1の作業位置へ戻され
る。この第1の作業位置では、弾性湾曲体34は係止溝33
に係止されており、糸穴29は第2,3,8図において針5の
運動軌道の右側にあり、糸穴30は左側にある。ステッチ
の形成は、下部ルーパー10が前進運動の際に上糸60また
は61の糸輪68,69の中へ侵入するようにして行われる。
かがり縫いルーパー24は、矢印39に応じて上方及び側方
へ円弧運動を実施するときに、第8図で下部ルーパー10
の背面でその糸穴10aから出ている下糸62を糸穴10aの後
方で受け止める。下糸62はかがり縫いルーパー24の捕捉
肩26によって捕捉され、その結果下糸62は第8図に示す
ように糸輪としてかがり縫いルーパー24の上方に位置す
る。糸輪の針側のアーム64は縫製物のエッジに達してか
がり縫い用下糸63とともに結び目65を形成し、針から離
れた側のアーム66は捕捉肩26によって捕捉されて上糸輪
68と69とともに結び目67を形成する。かがり縫い用下糸
63の、針側で糸穴30から出て結び目67に達している部分
70は、針5の縫製物の送りによって糸60とともに次のよ
うに設定される。即ち針5が、糸穴30から下部ルーパー
糸62の結び目65へかがり縫い用下糸63とともに縫製物の
エッジに達しているアーム70と、かがり縫いルーパー24
の周囲にしてその捕捉肩26のなかにある下部ルーパー糸
62と、かがり縫いルーパー24とによって形成される三角
形領域に穿刺され、一方針6が上糸61とともに縫製物W
だけを貫通するように設定される。下部ルーパー10は揺
動復帰する際に上糸輪68と69を投下し、この時上糸輪68
と69は糸設定体によって引き寄せられる。その結果縫製
物Wの下面において上糸60と61によって下部ルーパー糸
62が鎖にされ、縫製物Wの上面においてはかがり縫い用
下糸63が上糸60とともに鎖を形成する。
ステッチ512型からステッチ514型へ転換させるために
は、ルーバー担持体19をかがり縫いルーパー24とともに
第2の作業位置へ針5,6の方へ前進させて、弾性湾曲体3
4が係止溝32で係止されるようにするだけでよい。この
第2の作業位置においては、針5と6の運動軌道は第5,
6,9図において糸穴30の右側にある。針5,6及び糸60,61
は、下部ルーパー10が上糸輪68,69の中に侵入し、下部
ルーパー10によって案内される下部ルーパー糸62がかが
り縫いルーパー24によって針側で糸穴10aの後方で受け
止められ、針側でかがり縫いルーパー24の糸穴30から出
ているかがり縫い用下糸アーム70が針5,6の前に設定さ
れた後に、縫製物の送りの際にかがり縫い用下糸63のア
ーム70と、下部ルーパー糸62のアーム64と、かがり縫い
ルーパー24とによって形成される三角形領域に穿刺さ
れ、縫製物を貫通する。その際かがり縫い用下糸63は縫
製物の上面にて上糸60,61とともに鎖を形成し、縫製物
の下面では、縫製物のエッジでかがり縫い用下糸63とと
もに結び目を形成する下部ルーパー糸62が、該下部ルー
パー糸62によって捕捉され糸設定体によって縫製物下面
に引き寄せられる上糸輪68,69を投下することによっ
て、同様に上糸60,61とともに鎖を形成する。
従来のかがり縫いミシンの場合と同様に、右側の針5
を第2の作業位置でかがり縫いルーパー24のルーパー担
持体19とともに隔離させることにより、または第1の作
業位置で左側の針6をルーパー担持体19及びかがり縫い
ルーパー24とともに離すことにより、ステッチ504型を
形成させることができる。
ステッチ512型(第4図)を形成するための他の解決
方法は、かがり縫いルーパー41を捕捉尖端44とともにそ
の静止位置に留まらせ、ルーパー担持体19をかがり縫い
ルーパー24とともに、針5,6の方へ移動した第2の作業
位置(第5図と第6図)に固定して、弾性湾曲体34を係
止溝32に係止させることにある。糸穴27と糸溝28によっ
て供給されるかがり縫い用下糸63は糸穴29を貫通する。
糸穴29は、第5図において針5の運動軌道の左側にあ
り、針6の運動軌道の右側にある。
穿刺された針5,6の上方への運動の開始時に下部ルー
パー10が上糸60,61の輪68,69の中に侵入し、下部ルーパ
ー10によって案内される下糸62がかがり縫いルーパー24
によって針側で糸穴10aの後方で受け止められ、針側で
かがり縫いルーパー24の糸穴29から出ているアーム70が
縫製物W上方の設定位置にもたらされた後、縫製物送り
時にかがり縫い用下糸63のアーム70と、下部ルーパー糸
62のアーム64と、かがり縫いルーパー24とによって形成
される三角形領域に針5だけが上糸60とともに穿刺さ
れ、一方針6は上糸61とともに縫製物Wだけを貫通す
る。これによってかがり縫い用下糸63は縫製物下面にお
いて上糸60とともに鎖を形成し、かがり縫い用下糸63と
ともに縫製物のエッジにおいて結び目を形成する下部ル
ーパー糸62は、下部ルーパー10の後退回動運動の際に上
糸輪68,69を投下し、且つミシンの糸設定体により輪68,
69を引き寄せることにより、縫製物下面において上糸6
0,61とともに鎖を形成する。
第7図のステッチ514型を縫製するためには、ルーパ
ー担持体19とかがり縫いルーパー24及びかがり縫いルー
パー41の位置を不変にしたままでかがり縫い用下糸63を
糸穴29から引出し、糸穴30に通すだけでよい。この時上
糸5と6の運動軌道は、第5図において糸穴30の右側に
ある。ルーパー10と24が上記の“設定位置”に達した
後、針5と6は、縫製物送り時にかがり縫い用下糸63の
アーム70と、下部ルーパー糸62のアーム64と、かがり縫
いルーパー24とによって形成される三角形領域に穿刺さ
れる。その結果縫製物上面のかがり縫い用下糸63と、こ
のかがり縫い用下糸63とともに縫製物のエッジにおいて
結び目を形成する下部ルーパー糸62とは、下部ルーパー
10の後退回動運動時に上糸輪68と69を投下し、且つミシ
ンの糸設置体によって縫製物の方へ引き寄せた後、上糸
60及び61とともに鎖を形成する。
第2の解決方法においても、針を1本離隔させた後ス
テッチ504型の形成が可能である。
第10図と第11図のステッチ502型を形成させるため、
1本の針、例えば針6を離隔させ、かがり縫い用下糸63
を糸穴30から引き出し、ルーパー担持体19をかがり縫い
ルーパー24とともに針5から離れた作業位置へもたら
す。この作業位置で弾性湾曲体34は係止溝33に係止さ
れ、かがり縫いルーパー41はかがり縫いルーパー24の尖
端50の方へ移動して作業位置を占める。この作業位置で
捕捉尖端44のフォークアーム43はルーパー尖端50を針5
側から部分的に覆い、ルーパー尖端50は、第10図に図示
するようにフォークアーム43の延長部を形成する。
この時ステッチ形成は次のようにして行われる。下部
ルーパー10は下部ルーパー糸62とともに、穿刺された針
5の上方運動の開始時に形成される上糸輪68の中に侵入
し、ルーパー41のフォーク状の捕捉尖端44はかがり縫い
ルーパー24の捕捉尖端50とともに、針側で糸穴10aから
出ている下部ルーパー糸62を第10図において糸穴10aの
左側で捕捉し、縫製物のエッジの周りで縫製物を介して
針5の前方に設置される。この時上糸60を備えた針5
は、下部ルーパー糸62の、捕捉尖端44のフォーク状底部
から上糸輪68に達しているアーム71と、かがり縫いルー
パー41との間に侵入する。かがり縫いルーパー41と下部
ルーパー10とが後退すると、下部ルーパー糸62は捕捉尖
端44から解放され、下部ルーパー10により縫製物のエッ
ジの周りに縫製物下面にもたらされる。この時上糸60の
輪68が投下され、ミシンの糸設置体によって縫製物下面
に引き寄せられる。従って下部ルーパー糸62は縫製物の
上面及び下面において上糸60とともに鎖を形成する。
上糸151と下糸152から成る二重鎖ステッチ縫い目、40
1型を形成するため、前方揺動時に二重鎖ステッチルー
パー116によって捕捉されこのルーパーの周りに存在し
ている上糸151の輪153と、糸穴116aの前方でステッチ穴
に達している下糸152のアーム152aと、二重鎖ステッチ
ルーパー116とによって形成される三角形領域のなか
に、上糸151を案内している針113が穿刺される。二重鎖
ステッチルーパー16が後方へ揺動すると、輪153が投下
され、公知の糸設置体によって縫製物下面に引っ張られ
る。
第15図と第19図に図示した模擬の固定縫い目、ステッ
チ512型の縫い目は上糸154,155と、下部ルーパー糸156
と、かがり縫い用下糸157とから成っているが、この縫
い目を形成させるため、ルーパー担持体125はかがり縫
い用下糸157を案内しているかがり縫いルーパー115とと
もに、第13図と第14図に図示した第1の作業位置へもた
らされる。この第1の作業位置で弾性湾曲体140は係止
溝139に係止され、かがり縫いルーパー115の糸穴132
は、針が縫製物から出るときに、第13図と第14図におい
て針111の運動軌道と針112の運動軌道の間にある。
ステッチ形成は次のようにして行われる。下部ルーパ
ー114は前方へ揺動するときに上糸154,155の輪158,159
の中に侵入する。かがり縫いルーパー115は、第12図の
矢印136で示すように上方へ且つ側方へ円弧運動をする
ときに、第19図で下部ルーパー114の背後で該下部ルー
パー114の糸穴114aから出ている下部ルーパー156を糸穴
114aの後方で受け止める。下部ルーパー156かがり縫い
ルーパー112の捕捉肩135によって捕捉され、その結果下
部ルーパー糸156は、第19図に示すように、輪としてか
がり縫いルーパー115の上方に位置する。輪の針側のア
ーム160は縫製物のエッジでかがり縫い用下糸157と輪16
1を形成し、針から離れた側のアーム162は上糸輪158,15
9と輪163を形成することにより捕捉肩135から糸穴114a
に達する。かがり縫い用下糸157の、針側で糸穴132から
出て輪161に達する部分164は、針111の縫製物の送りに
より、縫製物のエッジにおけるかがり縫い用下糸157と
下部ルーパー156との輪161に達しているかがり縫い用下
糸157のアーム164と、かがり縫い目ーパー115の周りで
捕捉肩135のなかにある下部ルーパー156の針側のアーム
160と、かがり縫いルーパー160とによって形成される三
角形領域に穿刺される。一方上糸155を案内している針1
12は縫製物Wを貫通するにすぎない。下部ルーパー114
は後退揺動運動する際に上糸輪158,159を投下し、その
結果縫製物の下面において上糸154,155による下部ルー
パー糸156の鎖が形成される。縫製物の上面において
は、かがり縫い用下糸157が上糸154とだけ鎖を形成す
る。
ステッチ512型からステッチ514型へ変換するために
は、ルーパー担持体125をかがり縫いルーパー115ととも
に針111,112の方へ第2の作業位置へ前進させて、弾性
湾曲体140が係止溝138に係止されるようにすればよい。
この第2の作業位置(第16,17,20図)で、針111と112の
運動軌道は糸穴132の右側にある。下部ルーパー114が上
糸輪158,159の中に侵入し、下部ルーパー114によって案
内される下部ルーパー糸115が針側で糸穴114aによって
受け止められ、針側でかがり縫いルーパー115の糸穴132
から出ているかがり縫い用下糸アーム164が針111,112の
前方に設置された後、針111と112は糸154と155ととも
に、縫製物の送りの際に下部ルーパー糸156のアーム160
とかがり縫いルーパー115によって形成される2つの三
角形領域に穿刺され、縫製物Wを貫通する。この場合か
がり縫い用下糸157は縫製物の上面において上糸154,155
とともに鎖を形成し、縫製物の下面においては、縫製物
のエッジでかがり縫い用下糸157とともに結び目を形成
している下部ルーパー糸156が、下部ルーパー糸156によ
って捕捉されミシンの糸設置体により縫製物の下面に引
き寄せられる上糸輪158,159の投下によって、同様に上
糸154,155ともに鎖を形成する。
第2の作業位置で右側の針111をかがり縫いルーパー1
15のルーパー担持体125とともに離隔させることによ
り、または第1の作業位置で左側の針112をルーパー担
持体125及びかがり縫いルーパー115とともに離隔させる
ことにより、第21図のステッチ504型が形成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイアー ギュンター ドイツ連邦共和国 D―7500 カールス ルーエ 41 ライヒェンバッハシュトラ ーセ 11 (56)参考文献 特開 昭62−164489(JP,A) 特公 昭60−55152(JP,B2) 特公 昭58−17635(JP,B2) 特公 昭56−13478(JP,B2) 実公 昭52−25938(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 56/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに間隔を持って配置され糸を案内する
    少なくとも2本の針と、糸を案内し上糸輪を受け止め投
    下する下部ルーパーと、ルーパー担持体に設けられ糸を
    案内するかがり縫いルーパーとを有し、該かがり縫いル
    ーパーが、下部ルーパーから上糸輪を通って案内される
    下糸を受け止め、且つかがり縫い用下糸を縫製物のエッ
    ジの周りに案内させ、且つ針を、かがり縫い用下糸の、
    糸穴から縫製物エッジでの下部ルーパー糸とかがり縫い
    用下糸との輪まで達しているアームと、かがり縫いルー
    パーの周りにある下部ルーパー糸の針側のアームと、か
    がり縫いルーパーとによって形成される三角形領域に穿
    刺させるように構成されている多本糸かがり縫い目を形
    成させるためのかがり縫いミシンにおいて、 ルーパー担持体(19)が、三角形領域に針(5,6)を穿
    刺させるための第1の作業位置に固定可能であり、且つ
    三角形領域に縫製物のエッジに隣接している針(5)だ
    けを穿刺させるための第2の作業位置へ移動可能であ
    り、該第2の作業位置に固定可能であることを特徴とす
    るかがり縫いミシン。
  2. 【請求項2】かがり縫いルーパー(24)がシャフト(2
    3)を有し、該シャフト(23)が、案内棒(14)の横穴
    内に移動可能に配置され、且つルーパー担持体(19)内
    に固定され、ルーパー担持体(19)が案内棒(14)上を
    第1の作業位置と第2の作業位置との間で移動可能に且
    つ位置固定可能に配置されていることを特徴とする、請
    求項1に記載のかがり縫いミシン。
  3. 【請求項3】ルーパー担持体(19)に、案内棒(14)に
    固定される弾性湾曲体(34)を係止するための2つの係
    止溝(32,33)が設けられていることを特徴とする、請
    求項1または2に記載のかがり縫いミシン。
  4. 【請求項4】ルーパー担持体(19)がハンドグリップ
    (38)を有していることを特徴とする、請求項1から3
    までのいずれか1つに記載のかがり縫いミシン。
  5. 【請求項5】4本糸かがり固定縫い目(国際規格ISO491
    5 512型)及び4本糸かがり縫い目(国際規格ISO4915
    514型)を形成するためのステッチ形成手段(5,6,10,
    24または111,112,114,115)に、かがり縫い目(国際規
    格ISO4915 504型,512型,514型)の横に二重鎖ステッチ
    縫い目(国際規格ISO4915 401型)を形成させるための
    付加的なステッチ形成手段(13,16)が付設されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載のかがり縫い目ミシ
    ン。
  6. 【請求項6】付加的なステッチ形成手段(113,116)
    が、かがり縫い目(国際規格ISO4915 504型,512型,514
    型)を形成するためのステッチ形成手段の前に配置され
    ていることを特徴とする、請求項5に記載のかがり縫い
    目ミシン。
  7. 【請求項7】a)3本糸かがり縫い目(国際規格ISO491
    5 504型)と、 b)模擬の4本糸かがり固定縫い目(国際規格ISO4915
    512型)と、 c)4本糸かがり縫い目(国際規格ISO4915 514型)
    と、 を形成するためのステッチ形成手段(5,6,10,24または1
    11,112,114,115)が、それぞれ、独自でも利用可能な二
    重鎖ステッチ縫い目(国際規格ISO4915 401型)形成手
    段(113,116)と組み合わせて、または独自に作動可能
    であることを特徴とする、請求項5または6に記載のか
    がり縫いミシン。
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