JP3003730U - 建築耐震フレーム - Google Patents
建築耐震フレームInfo
- Publication number
- JP3003730U JP3003730U JP1994005987U JP598794U JP3003730U JP 3003730 U JP3003730 U JP 3003730U JP 1994005987 U JP1994005987 U JP 1994005987U JP 598794 U JP598794 U JP 598794U JP 3003730 U JP3003730 U JP 3003730U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- frame
- window
- present
- wall space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は部材を有効に使い、フレームの剛性
を高めて水平荷重時に揺れを小さくし、さらに低コスト
の建物を作ることを目的とする。 【構成】 本考案は建物の開口部の際に設置した筋かい
付柱9に、トラス状の部材郡8を窓や出入口直上部のた
れ壁スペース,及び窓下の腰壁スペースの位置に接続し
たものを、スパン方向,桁方向共に複数設けて全体フレ
ームを構成することにより、低コストで揺れの小さい建
物を作ることができる。
を高めて水平荷重時に揺れを小さくし、さらに低コスト
の建物を作ることを目的とする。 【構成】 本考案は建物の開口部の際に設置した筋かい
付柱9に、トラス状の部材郡8を窓や出入口直上部のた
れ壁スペース,及び窓下の腰壁スペースの位置に接続し
たものを、スパン方向,桁方向共に複数設けて全体フレ
ームを構成することにより、低コストで揺れの小さい建
物を作ることができる。
Description
【0001】
この考案は鉄骨造及び木造建築物の構造骨組に利用されるものである。
【0002】
従来、鉄骨造や木造住宅の開口部を伴なうブレース構造は、X型やK型等の筋 かいを、柱に取り付けた筋かい付柱を耐力壁とし、梁は単材又はトラス梁として 地震時や風荷重時の水平力に抵抗させるフレーム構成となっていた。
【0003】
木造も3階建が認められるようになり、鉄骨造,木造,共に3階建以上の建物 となると、従来の梁を単材としたフレーム構成の場合、水平荷重時に柱や筋かい に大きな軸方向力が生じ、それぞれの部材断面が大きくなり、又梁をトラス梁と した構成の場合は部材が多く、加工組立てに費用がかかり不経済になっていた。 従って、本考案のフレーム構成により、低コストで揺れの小さい建物を作るこ とを課題とする。
【0004】
本考案は建物の開口部の際に設置した筋かい付柱9に5,6,7による三角形 の組み合わせにて構成するトラス状の部材郡8を窓や出入口直上部のたれ壁スペ ース及び窓下の腰壁スペースの位置に接続したものを、スパン方向,桁行方向共 に複数設けて全体フレームを構成することにより課題を解決するものである。
【0005】
この考案の構成によれば、建物が一体となって外力に抵抗し、効率よく各部材 へ応力が分散され、フレームの変形量,応力共に大幅に小さくなる。
【0006】
【実施例】 この考案のフレーム構成法を説明すると、開口部の際に筋かい付柱9を建て、 窓や出入口のたれ壁,及び窓の腰壁スペースの位置に5,6,7による三角形の 組み合わせにて溶接又はボルト締めで接合したトラス状の部材郡8をボルトにて 9に接続して一つのフレームを構成する。そのフレームをスパン方向,桁行方向 共に開口部の位置に適宜、複数設けて一層分の全体フレームを構成する。 さらに階数に応じて上部に連結していき、一つの建物の骨組を構成する。又、 開口部廻りの8及び9を工場生産し、現場にてボルトにて接続することができる 。
【0007】
この考案によるたれ壁,腰壁スペースを利用したフレーム構成にした場合、建 物の剛性が高まり、水平荷重が建物に作用した時の水平変位量が小さくなるため 、揺れの小さい建物を作ることができる。 又、柱,梁及び筋かいの応力を小さくできるため、各部材断面が小さくなり、 開口部の上下以外にはトラス状の梁を設けないので低コストの建物を作ることが できる。 又、鉄骨造の場合、大部分が工場生産できるため、現場での作業が少なくてす み、熟練工を必要としない。
【図1】本考案の骨組の立面図である。
【符号の説明】 1 建物1階部 2 建物2階部 3 破線内は窓 4 破線内は出入口 5 梁 6 斜材 7 弦材 8 5,6,7による三角形の組み合わせにて構成する
トラス状の部材郡 9 筋かい付柱
トラス状の部材郡 9 筋かい付柱
Claims (1)
- 【請求項1】 建物の開口部の際に設置した筋かい付柱
9に、5,6,7による三角形の組み合わせにて構成す
るトラス状の部材郡8を窓や出入口直上部のたれ壁スペ
ース及び窓下の腰壁スペースの位置に接続したものを、
スパン方向,桁行方向共に複数設けることを特徴とした
構造フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005987U JP3003730U (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 建築耐震フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005987U JP3003730U (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 建築耐震フレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3003730U true JP3003730U (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=43139672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994005987U Expired - Lifetime JP3003730U (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 建築耐震フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003730U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5021768U (ja) * | 1973-06-20 | 1975-03-12 | ||
JPS5038403A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-09 | ||
JPS6417956A (en) * | 1987-07-14 | 1989-01-20 | Nat House Ind | Latticed girder |
JPH03199547A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-08-30 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 建築用耐力パネルおよび建築軸組構造 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP1994005987U patent/JP3003730U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5021768U (ja) * | 1973-06-20 | 1975-03-12 | ||
JPS5038403A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-09 | ||
JPS6417956A (en) * | 1987-07-14 | 1989-01-20 | Nat House Ind | Latticed girder |
JPH03199547A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-08-30 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 建築用耐力パネルおよび建築軸組構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3003730U (ja) | 建築耐震フレーム | |
JP3517352B2 (ja) | 共同住宅 | |
Mishra et al. | Reinforced Concrete Shear Wall System and its Effectiveness in Highrise Buildings | |
JPH01322041A (ja) | 建物のフレーム | |
JPH083203B2 (ja) | 長大スパンの大屋根架構 | |
JP2002161580A (ja) | 集合住宅の構造 | |
JP2618140B2 (ja) | 中高層建築物の構造 | |
JPH08277587A (ja) | 軸組耐力壁とこれを使用した軸組施工法 | |
JP3072284B2 (ja) | 建築用金属フレームパネル体とその施工方法 | |
KR0143060B1 (ko) | 역피라미드형 기초부에 의한 건축구조개선 | |
JPS603844Y2 (ja) | 補強コンクリ−ト構造 | |
JPH10219827A (ja) | 高層建築物の架構構造 | |
JP2843287B2 (ja) | 建築物 | |
JP6731765B2 (ja) | 建物 | |
JPH10219819A (ja) | 集合住宅の構造 | |
JP2001295365A (ja) | 鉄骨ラーメン構造 | |
JPH0463947B2 (ja) | ||
JPH04237743A (ja) | ユニット住宅 | |
RU2018607C1 (ru) | Каркас сейсмостойкого здания | |
JP2594382B2 (ja) | ユニット住宅 | |
JPH07279247A (ja) | コンクリートコア壁と鉄骨フレームからなる建築物の架構 | |
EP0140293A2 (en) | Prefabricated vertical one-piece element made or reinforced concrete for building skeletons, skeleton formed by this element, and form for manufacture of the said element | |
JPH0444533Y2 (ja) | ||
JPH10280523A (ja) | 集合住宅の構造 | |
JP2916106B2 (ja) | 建築物 |