JP3003509B2 - 暖房機のファンカバー - Google Patents

暖房機のファンカバー

Info

Publication number
JP3003509B2
JP3003509B2 JP6162800A JP16280094A JP3003509B2 JP 3003509 B2 JP3003509 B2 JP 3003509B2 JP 6162800 A JP6162800 A JP 6162800A JP 16280094 A JP16280094 A JP 16280094A JP 3003509 B2 JP3003509 B2 JP 3003509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire mesh
cast
frame
fan
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6162800A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH085154A (ja
Inventor
義男 水戸
清信 伊藤
Original Assignee
株式会社トヨトミ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トヨトミ filed Critical 株式会社トヨトミ
Priority to JP6162800A priority Critical patent/JP3003509B2/ja
Publication of JPH085154A publication Critical patent/JPH085154A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3003509B2 publication Critical patent/JP3003509B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は枠体内にガス・石油等を
燃料とするバーナを備え、対流ファンによる温風によっ
て暖房する暖房機に於いて、対流ファンの為のフィルタ
ーを兼用するファンカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】暖房機の枠体の背面に空気取入口、前面
に温風吹出口、内部に温風流路を備え、空気取入口付近
に取付けた対流ファンの風を温風流路に吹き込む温風暖
房機が知られている。そして、対流ファンのプロペラに
よって温風流路内に送風する時、対流ファンの径と回転
数が同じの時は温風流路内に対流ファンを取付けるより
も、対流ファンの全部または一部を空気取入口の外に取
付けた方が、送風量が多くなることが知られている。
【0003】即ち、対流ファンが回転すると、対流ファ
ンは背部や側部の空気を吸い込んで前方へ吹出すもので
あり、対流ファンを温風流路内に取付けると、前方へ吹
出す風は対流ファンの背部の空気に限定され、送風量が
少なくなるものである。従って、温風流路内に取付けて
適正な送風量を得ていた対流ファンの場合、空気取入口
の外から温風流路内へ向けて送風すれば、対流ファンの
回転数を落としても適正な送風量が得られるようにな
り、エネルギー効率の良い静かな温風暖房機を得ること
ができる。
【0004】一方、対流ファンの吸い込み側には、幼児
の手・指が入らない大きさの空気流通孔を持つファンカ
バーや、温風流路内にゴミ・ホコリが入らないようにす
るフィルターが取付けられており、対流ファンを空気取
入口の外に取付ける時でも、このファンカバーとフィル
ターは必要であり、また対流ファンの固定具も必要とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】対流ファンが温風流路
内に位置して、固定具・フィルター・ファンカバーが平
板状に形成できる時は製造しやすいものであるが、対流
ファンが温風流路から突出する時には、各々の部品が箱
形の形状となる。
【0006】板金製のファンカバーは背部及び側部に幼
児の手・指が入らない大きさの孔をプレス加工であける
ことによって、箱形の時でも平板と変わりなく製造でき
るが、線材で形成する細かい網目のフィルターを箱形に
製造することは、特にコーナー部の処理が非常にむつか
しく、作りにくいものであった。この為、従来ではプレ
スで製造するファンカバーの孔を細かくしてフィルター
を兼用させることも行なわれているが、金網と比べてパ
ンチングで形成する孔の開口面積は小さく、大きな流路
抵抗を発生して期待する温風量が得にくいものであっ
た。
【0007】また、枠体の空気取入口と比べてファンカ
バーの横寸法を大として、ファンカバーの背部のみに多
数の空気流通孔を形成し、対流ファンの横方向から吸入
する空気も背部の空気流通孔から流入するようにすれ
ば、平板状のフィルターが使用可能となって製造が簡単
となるものの、大きなファンカバーはデザイン上から非
常に不利であり、好ましい方法と言えなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するために、従来のファンカバーにフィルターの働き
をさせるやり方を逆にして、フィルターにファンカバー
の働きをさせるものである。即ち、枠体1の背面に室内
空気取入口2を設け、かつ、枠体1の前面には温吹出口
3を設け、空気取入口2から温風吹出口3に至る温風流
路4を枠体1内に設け、枠体1の背面には温風流路4内
へ送風する対流ファン5を取付け、該対流ファン5の一
部または全部を空気取入口2から外部へ突出して取付
け、突出した対流ファン5の背部と側部をおおう箱形の
ファンカバー6を対流ファン5の外側に位置させた暖房
機において、フィルターを構成する四角形の金網7は、
角部を切り落として中央部の四角形状部7aと、四角形
状部7aから四方へ張り出す突部7bとで形成し、該金
網7の突部7bを折り曲げて、突部7bの端を合成樹脂
製の取付枠6a内に鋳込み、かつ、折り曲げた突部7b
は切り落とした角部の相隣る突部7b同志を連接し、該
突部7b同志の連接部は取付枠6aから連続して立ち上
げたコーナー縁6b内に鋳込むと共に、金網7の突部7
bの端を鋳込んだ取付枠6aを、空気取入口2の周りに
固着したものである。
【0009】また、フィルターを構成する金網7の四角
形状部7aは空気取入口2に取付けた対流ファン5のモ
ーター5aの背部と当接しながら、金網7の突部7bの
端を鋳込んだ取付枠6aを空気取入口2の周りに固着す
ることによって、ベコベコしやすい金網7の四角形状部
7aを一定位置に保持してファンカバーの機能を高めた
ものである。
【0010】また、フィルターを構成する金網7の四角
形状部7aと突部7bとの間の折曲部は、コーナー縁6
bから連続する合成樹脂製の枠6cの中に鋳込むと共
に、金網7の四角形状部7aは、コーナー縁6bもしく
は枠6cから連続する十字状もしくは対角線状の支柱6
dの中に鋳込むことによって、ファンカバー6の単体で
金網7の四角形状部7aのベコベコを防止したものであ
る。
【0011】また、フィルターを構成する金網7の四角
形状部7aと突部7bとの間の折曲部は、コーナー縁6
bから連続する合成樹脂製の枠6cの中に鋳込むと共
に、金網7の四角形状部7aはコーナー縁6bから連続
して対角線状に交差する支柱6dの中に鋳込み、対流フ
ァン5のモーター5aは支柱6dの交差部付近に取付
け、該支柱6dはバイアス状に金網7の線材が鋳込まれ
るから強度が向上し、対流ファンのモーター5aの取付
板を兼用できるものである。
【0012】更に、フィルターを構成する金網7の突部
7b同志の連接部は、合成樹脂製の取付枠6aから連続
して立ち上げたコーナー縁6b内に鋳込み、かつ、金網
7の四角形状部7aはコーナー縁6bから連続して対角
線状に交差する支柱6dの中に鋳込むと共に、該コーナ
ー縁6bと支柱6dを形成する合成樹脂の中に固定バー
8を鋳込み、合成樹脂に鋳込んだ固定バー8の端を空気
取入口2の周りに固着し、かつ、対流ファン5のモータ
ー5aは支柱6dに鋳込んだ固定バー8に取付けること
によって、支柱6dのしめる面積を小さくしてもモータ
ー5aの取付強度を得ることができ、送風流量が容易に
確保できる。
【0013】
【作用】フィルターの主体はメッシュの細かい金網7で
形成され、ホコリ・ゴミの捕集効果を高める時は線径が
細くなってベコベコするものであり、フィルターの機能
を持ったまま、手・指が触れないようにしようとして
も、押されたフィルターが変形して対流ファン5に触れ
て、ファンカバーとして機能できないものである。この
発明はフィルターを従来のような金網で単独に形成する
のではなく、空気取入口2の周りに固着する合成樹脂製
の取付枠6aを設け、箱形に成形した金網7の端を取付
枠6a内に鋳込んだものである。
【0014】また、フィルターは一枚の金網7をプレス
によって箱形に成形するのではなくて、角部を切り落と
すことによって金網7の四方に突部7bを形成し、四方
へ張り出す突部7bを折り曲げて箱形に成形しており、
連接する切り落とし部分の相隣る突部7b同志を、取付
枠6aから連続するコーナー縁6b内に鋳込んだもので
ある。
【0015】この為、金網7に手・指の力が加えられる
と、金網7に加えられた力は取付枠6aから連続するコ
ーナー縁6bを倒すように働くから、連続するコーナー
縁6bによって金網7が大きく対流ファン5に触れる程
変形しなくなり、フィルターにファンカバーの働きをさ
せることができた。
【0016】
【実施例】次に実施例を示す図により構成を説明する
と、1は本発明の一実施例である石油温風暖房機の枠
体、9は熱源部を構成する灯油を燃料とするバーナ、1
0は燃焼室である。2は枠体1の背面に設けた空気取入
口、3は枠体1の前面に設けた温風吹出口であり、該温
風吹出口3にはルーバー3aが取付けられ、整流された
温風の吹出す方向を定めている。
【0017】4は空気取入口2から温風吹出口3との間
の枠体1内に形成する温風流路、5は枠体1の背面の空
気取入口2付近に取付けた対流ファン、5aはモータ
ー、5bは対流ファン5の固定具であり、該対流ファン
5は一部または全部を空気取入口2から外部へ突出して
取付け、対流ファン5は側方及び背部の空気を温風流路
4内に吹き込んでいる。
【0018】7は対流ファン5のファンカバー6を構成
するフィルターの働きをする金網であり、該金網7は角
部を切り落として中央の四角形状部7aと四方へ張り出
す突部7bとで形成し、該突部7bを折り曲げることに
よって箱形に形成している。6aは前記空気取入口2の
周りに固着する合成樹脂製の取付枠、6bは取付枠6a
のコーナー部から立ち上げたコーナー縁であり、金網7
の折り曲げた突部7bの端は取付枠6a内に鋳込んでお
り、また、折り曲げた突部7bは切り落とした角部の相
隣る突部7b同志を連接し、該突部7b同志の連接部を
コーナー縁6b内に鋳込んでいる。
【0019】この構成によって12〜30メッシュ位の
網目の細かい線材でフィルターを形成しても、子供や幼
児が金網7を指で押して、金網7に対流ファン5の方向
に変形力が加わる時には、この力は直線状線材を介して
コーナー縁6bを倒す方向に働くものである。この為、
取付枠6aから立ち上げたコーナー縁6bが変形しにく
くなるような太い形状としたり、また、断面をL形もし
くは円弧状にすることによって強度を保持すれば、金網
7によるフィルターであっても充分ファンカバーとして
機能するようになった。
【0020】また、フィルターを構成する金網7の大部
分の面積をしめる四角形状部7aは、上記のようにフィ
ルターやファンカバーとしての機能は充分保持している
が、商品化した時の外観がベコベコして見栄えが悪く、
安っぽい印象を使用者に与えることがあり、何らかの対
策が必要である。
【0021】この発明では取付枠6aを空気取入口2の
周りに固定した時、各部の寸法を設定することによって
金網7の四角形状部7aが対流ファン5のモーター5a
の背部と常に当接するようにしたもので、取付枠6aを
固定した状態では四角形状部7aがピンと張った状態を
維持し、外部からの力によって変形しにくくなったもの
である。
【0022】6cは四個のコーナー縁6bの上部と一体
に樹脂成形される四角形状の枠、6dは枠6cから連続
して十字状もしくは対角線状に形成する支柱であり、金
網7の四角形状部7aはこの枠6cと支柱6dの中に鋳
込まれている。この為、金網7は四角形状部7aといえ
ども、枠6cと支柱6dで囲まれる面積は分割されて小
さくなり、金網7の一部がベコベコすることは防止でき
た。また、細い支柱6dを使った時にモーター5aの振
動によって四角形状部7aのビビリが激しいときは、モ
ーター5aの背部と支柱6dとを密接してビビリ音を防
いでも良い。
【0023】また、上記構成において、支柱6dの形状
をコーナー縁6bから連続する対角線状に設けた時は、
支柱6dの中に金網7がバイアス状に鋳込まれるから、
支柱6dの強度が合成樹脂だけの時よりもアップするも
のであり、支柱6dの幅を適宜設定することによって、
固定具5bを用いないでも、直接支柱6dに固定ネジ1
1によって対流ファン5のモーター5aを固定して使用
できるようになり、従来の固定具5bの廃止と組み付け
工数の減少によって、安価に製造できるようになったも
のである。
【0024】ところで、バイアス状に金網7を鋳込んだ
合成樹脂製の支柱6dだけでモーター5aを固定するに
は、支柱6dの形状を幅広にする必要があり、これはコ
ンパクトな形状をねらうフィルターやファンカバーにと
って、空気の通過面積が減少することを示しており、好
ましいことではない。
【0025】この発明では取付枠6aから連続するコー
ナー縁6bと支柱6dの中に、縁部をプレス曲げによっ
て断面U形に形成した固定バー8を金網7と一緒に鋳込
んだものであり、支柱6dの幅をかなり細くしても強度
は充分あり、空気の通過面積が広くできた。この為、フ
ィルターで形成するファンカバーの全体形状をコンパク
トに形成しながら、直接支柱6dに固定ネジ11によっ
て対流ファン5のモーター5aが固定できるようにな
り、組み付け工数の減少によって安価に製造できるよう
になったものである。
【0026】12は取付枠6aに設けた枠体1への固定
用の係止片、13は取付枠6aに設けた枠体1への固定
用の取付孔であり、枠体1の背部に係止片12を係止さ
せながら、取付孔13を介してネジ固定するものであ
り、この作業によって取付枠6aが空気取入口2付近に
固定できるものである。勿論、四方に取付孔13を設け
て四ヶ所をネジ固定してもよい。この時、あらかじめ支
柱6dに対流ファン5のモーター5aが取付けてあれ
ば、取付枠6aの取付作業時に一緒に対流ファン5の取
付作業が完了するものであり、組付工数が大幅に削減で
きたものである。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、強度の
ほとんどない金網7からなるフィルターであっても、金
網7が取付枠6aとコーナー縁6b内に鋳込まれてお
り、金網7を変形させようとする力にコーナー縁6bが
対抗して変形を防止するもので、初めてフィルターにフ
ァンカバーの働きをさせることができたものである。
【0028】また、ファンカバーの働きをさせるフィル
ターは、メッシュの細かい金網7で構成できるから、ゴ
ミやホコリの捕集効果が充分あり、従来のようにファン
カバーの空気通過用の孔の大きさを細かくするよりも通
過流量が多くなり、大風量化のために対流ファン5の一
部もしくは全部を空気取入口2から突出して取付けた効
果が充分得られるものである。
【0029】また、金網を絞り加工によって箱形に形成
して合成樹脂に鋳込む時には、線材が湾曲しながら合成
樹脂製のコーナー縁に鋳込まれるから、金網に力がかか
ると露出する湾曲した線材が直線状になる余裕があるた
めに、大きく変形を許してファンカバーとしての働きが
できなくなる。
【0030】しかし、この発明では金網の角部を落とし
てから突部7bを折り曲げて箱形に形成しており、すべ
ての線材が直線状のままで合成樹脂に鋳込まれるもので
ある。この為、金網に力がかかると四角の網目が菱形に
変形する程度で大きく動かず、ファンカバーの働きを実
現できたものであり、この角を落とした金網7とコーナ
ー縁6bとの組合せが非常に重要な構成となっており、
金網7はフィルター効果の充分ある細い線材を使ったメ
ッシュの細かいものが使用できるようになったものであ
る。
【0031】また、フィルターがファンカバーとして機
能できても、金網7の四角形状部7aの面積が広いので
ベコベコして安っぽく見えるが、金網7の四角形状部7
aがモーター5aの背部と当接するように取付枠6aを
枠体1に取付けたり、支柱6dによって補強したりすれ
ば、金網7のベコベコが防止できて見栄えが非常に良く
なるものである。また、モーター5aの振動で金網7の
四角形状部7aや支柱6dがゆれてビビル時にも、金網
7の四角形状部7aや支柱6dをモーター5aの背部に
当接して固定すれば、ビビリ音が防止でき快適に使用で
きるようになった。
【0032】また、支柱6dがコーナー縁6bから連続
する対角線状に形成する時には、支柱6d内に金網7が
バイアス状に鋳込まれるから強度がアップするものであ
り、支柱6dに直接モーター5aが取付けできて、従来
の固定具が不要となり組付工数が減少して安価に製造で
きるようになった。
【0033】更に、コーナー縁6bから連続する対角線
状に支柱6dを形成する時には、この中に固定バー8を
金網7と一緒に鋳込めば、支柱6dの形状が細くともモ
ーター5aを支柱6dに取付けできる。この為、組付工
数が減少するだけでなく、フィルター部分の面積が広く
なって多量の風量を通過できるようになり、ゴミやホコ
リの清掃のサイクルを長くしても正常に暖房機が使用で
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を使用する暖房機の断面図であ
る。
【図2】本発明のフィルターを構成する部品である金網
の展開図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すフィルターの斜視図
である。
【図4】本発明の他の実施例を使用する暖房機の断面図
であり、対流ファンの固定具を使わない実施例である。
【図5】本発明の他の実施例を示す一部切欠き平面図で
あり、対流ファンの固定具を使わない実施例である。
【図6】図5とは異なる本発明の他の実施例を示す一部
切欠き平面図であり、対流ファンの固定具を使わない実
施例である。
【符号の説明】
1 枠体 2 空気取入口 3 温風吹出口 4 温風流路 5 対流ファン 5a モーター 6 ファンカバー 6a 取付枠 6b コーナー縁 6c 枠 6d 支柱 7 金網 7a 四角形状部 7b 突部 8 固定バー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−217757(JP,A) 特開 昭63−99454(JP,A) 特開 昭63−59326(JP,A) 特開 昭62−277118(JP,A) 特開 平7−198145(JP,A) 実開 平1−73657(JP,U) 実開 昭54−7843(JP,U) 実開 昭55−97196(JP,U) 実開 平4−95262(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 9/02 302 F24H 9/06 302

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体1の背面に室内空気取入口2を設
    け、かつ、枠体1の前面には温吹出口3を設け、空気取
    入口2から温風吹出口3に至る温風流路4を枠体1内に
    設け、枠体1の背面には温風流路4内へ送風する対流フ
    ァン5を取付け、該対流ファン5の一部または全部を空
    気取入口2から外部へ突出して取付け、突出した対流フ
    ァン5の背部と側部をおおう箱形のファンカバー6を対
    流ファン5の外側に位置させた暖房機において、 フィルターを構成する四角形の金網7は、角部を切り落
    として中央部の四角形状部7aと、四角形状部7aから
    四方へ張り出す突部7bとで形成し、該金網7の突部7
    bを折り曲げて、突部7bの端を合成樹脂製の取付枠6
    a内に鋳込み、かつ、折り曲げた突部7bは切り落とし
    た角部の相隣る突部7b同志を連接し、該突部7b同志
    の連接部は取付枠6aから連続して立ち上げたコーナー
    縁6b内に鋳込むと共に、金網7の突部7bの端を鋳込
    んだ取付枠6aを、空気取入口2の周りに固着したこと
    を特徴とする暖房機のファンカバー。
  2. 【請求項2】 フィルターを構成する金網7の四角形状
    部7aは空気取入口2に取付けた対流ファン5のモータ
    ー5aの背部と当接しながら、金網7の突部7bの端を
    鋳込んだ取付枠6aを空気取入口2の周りに固着した請
    求項1記載の暖房機のファンカバー。
  3. 【請求項3】 フィルターを構成する金網7の四角形状
    部7aと突部7bとの間の折曲部は、コーナー縁6bか
    ら連続する合成樹脂製の枠6cの中に鋳込むと共に、金
    網7の四角形状部7aは、コーナー縁6bもしくは枠6
    cから連続する十字状もしくは対角線状の支柱6dの中
    に鋳込んでなる請求項1記載の暖房機のファンカバー。
  4. 【請求項4】 フィルターを構成する金網7の四角形状
    部7aと突部7bとの間の折曲部は、コーナー縁6bか
    ら連続する合成樹脂製の枠6cの中に鋳込むと共に、金
    網7の四角形状部7aはコーナー縁6bから連続して対
    角線状に交差する支柱6dの中に鋳込み、対流ファン5
    のモーター5aは支柱6dの交差部付近に取付けた請求
    項1記載の暖房機のファンカバー。
  5. 【請求項5】 フィルターを構成する金網7の突部7b
    同志の連接部は、合成樹脂製の取付枠6aから連続して
    立ち上げたコーナー縁6b内に鋳込み、かつ、金網7の
    四角形状部7aはコーナー縁6bから連続して対角線状
    に交差する支柱6dの中に鋳込むと共に、該コーナー縁
    6bと支柱6dを形成する合成樹脂の中に固定バー8を
    鋳込み、合成樹脂に鋳込んだ固定バー8の端を空気取入
    口2の周りに固着し、かつ、対流ファン5のモーター5
    aは支柱6dに鋳込んだ固定バー8に取付けた請求項1
    記載の暖房機のファンカバー。
JP6162800A 1994-06-20 1994-06-20 暖房機のファンカバー Expired - Fee Related JP3003509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6162800A JP3003509B2 (ja) 1994-06-20 1994-06-20 暖房機のファンカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6162800A JP3003509B2 (ja) 1994-06-20 1994-06-20 暖房機のファンカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH085154A JPH085154A (ja) 1996-01-12
JP3003509B2 true JP3003509B2 (ja) 2000-01-31

Family

ID=15761460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6162800A Expired - Fee Related JP3003509B2 (ja) 1994-06-20 1994-06-20 暖房機のファンカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3003509B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5125840B2 (ja) * 2008-07-16 2013-01-23 パナソニック株式会社 集塵フィルターおよびそれを用いた電機掃除機
JP5441212B2 (ja) * 2009-12-22 2014-03-12 鹿島建設株式会社 データセンターにおける局部循環空調システム
JP2013245891A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Corona Corp 暖房装置
JP5680175B2 (ja) * 2013-12-17 2015-03-04 鹿島建設株式会社 データセンターにおける局部循環空調システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH085154A (ja) 1996-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3003509B2 (ja) 暖房機のファンカバー
JP3750298B2 (ja) 天井埋込形空気調和機
JP2001295785A (ja) 保護ネット付きクロスフローファン
JPS5914680Y2 (ja) 空気流通用グリル
JP3608238B2 (ja) 空気調和機の室内機
JPH0711518Y2 (ja) 通気孔構造
JP2603953Y2 (ja) 空気調和機の吸込グリル
CN220269667U (zh) 一种加湿暖风机
JP2998424B2 (ja) 燃焼装置の空気フィルター装置
JP3714144B2 (ja) 電子装置のファン取付構造
JP3041997B2 (ja) 多層円板ファン
JPH10220798A (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP3021726B2 (ja) エアーフィルターの取付装置
JP3987459B2 (ja) 床置型空気調和機
JPH0742018Y2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP3521375B2 (ja) 浴室換気乾燥機の空気吹出部構造
JP2598939B2 (ja) 温風暖房装置
JP3503394B2 (ja) 空気調和機
JPS622427Y2 (ja)
JP3855469B2 (ja) 天吊型空気調和機の箱体
KR200162897Y1 (ko) 공기조화기 케이싱의 장착구조
JPS6350578Y2 (ja)
JP2836309B2 (ja) エアフイルタ
JPH0544647Y2 (ja)
JPH087303Y2 (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees