JPH0742018Y2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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JPH0742018Y2
JPH0742018Y2 JP1987099249U JP9924987U JPH0742018Y2 JP H0742018 Y2 JPH0742018 Y2 JP H0742018Y2 JP 1987099249 U JP1987099249 U JP 1987099249U JP 9924987 U JP9924987 U JP 9924987U JP H0742018 Y2 JPH0742018 Y2 JP H0742018Y2
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JP
Japan
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indoor unit
diagonal
grill
rib
front panel
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JP1987099249U
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JPS645044U (ja
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光男 村野
一樹 鈴木
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は,室内ユニットと室外ユニットとの間を外部配
線や冷媒流通管等を接続してなる例えばスプリット形空
気調和機の室内ユニットに関する。
(従来の技術) 一般に,スプリット形空気調和機の室内ユニットとし
て,第8図〜第10図に示すように本体1の前部に室内側
熱交換器2が取付けられ,この室内側熱交換器2の後方
に配設された送風機3によって,前方から前面パネル4
に設けられた複数の斜めグリル5…,エアフィルタ6お
よび前記室内側熱交換器2を介して本体内に空気を吸込
み,室内側熱交換器2によって熱交換された例えば冷風
7を本体下部に設けられた送風グリル8から外部へ送風
する構成のものがある。この場合,本体の側部にはプリ
ント基板等の各種の電気部品が取付けられた取付板9や
前記送風機3を駆動するモータ10等が配設されている。
ところで,上述のような室内ユニットはその構造上,正
面の左右,すなわち第8図および第10図に示すa,b部分
においては,室内側熱交換器2の左右から突出する複数
の継手パイプ11…あるいは上記取付板9や前記送風機を
駆動するモータ10等が位置しているため,正面の左右部
分a,bからは空気は吸込まれない。したがって前面パネ
ル4のこれらの部分に対向する部分には前記斜めグリル
5…を必要としない。しかし,実際には室内ユニットの
デサインをシンプルなものにし,また,使用者に対して
高級感を与えるために上記斜めグリル5…は前面パネル
4の正面ほぼ全面に亘って左右に平行に設けられている
ものがある。そして,このような室内ユニットの複数の
斜めグリル5…の構造は次のようになっている。すなわ
ち,上記複数の斜めグリル5…は合成樹脂からなり,第
12図に示す金型20a,20bを図中の矢印方向に合致および
分離させることによって前面パネル4と一体に成形加工
される。そして,左右部分a,bにおける斜めグリル5…
は,第11図に示すように,各下端部12…と下方にとなり
あった各斜めグリル5…の上端部13…との間に平坦部14
…を設けることにより,各斜めグリル5…間に介在する
間隙を遮蔽して室内側熱交換器2の左右から突出する複
数の継手パイプ11…あるいは上記取付板9や前記送風機
3を駆動するモータ10等が外部から見えないようにして
いる。また,上記室内側熱交換器2に対向して外部から
空気を吸込む部分,すなわち,第8図および第10図に示
す中間部分15においては斜めグリルのみでは強度が不充
分であるので,第8図および第12図に示すように縦桟状
のリブ16が設けられている。このリブ16は各斜めグリル
5…の下端部17…と下方にとなりあった各斜めグリル5
…の上端部18…との間に平坦部19…を形成しており,か
つ,前面パネルの左右に亘って一定の間隔を置きながら
複数設けられている。
しかし,上述したような斜めグリル5…を有する室内ユ
ニットにおいては、室内の照明器具等の光線,あるいは
室外からの太陽光線などが前部上方から当たった場合,
前記左右部分a,bおよび前記縦桟状のリブ16が有する平
坦部19…においては,第11図および第12図に示すよう
に,入射光A0が上記両平坦部14,19で反射して反射光A1
となったあと各斜めグリル5…の下面21…に当たる。そ
して,この反射光A1は下面21…で再び反射して反射光A2
となり室内ユニットの前部下方に反射する。また,上記
両平坦部14,19以外の部分において反射した反射光は直
接に室内ユニットの前方へ反射する。このような場合斜
めグリル5…部分が茶色などの濃色であれば問題はない
が,最近は消費者の要望により白色系の淡色が用いられ
ることも多く,また,この場合にも上述したように室内
ユニットのデザインをシンプルなものにし,かつ,使用
者に対して高級感を与えるために室内ユニットの色彩を
同一色で統一することが一般的に行われる。そして,使
用者は斜めグリルの下面部分18…や縦桟状のリブ16と他
の部分との間に色のむらや影を感じることがあり,室内
ユニットの外観を損っていた。
(考案が解決しようとする問題点) 以上述べたように従来の空気調和機の室内ユニットにお
いては,外気を取入れることのできない本体正面の左右
部分に位置し,内部が外部から見えないように間隙を遮
蔽された斜めグリル部分や,この斜めグリルを支持する
縦桟状のリブに平坦部の平坦部を形成する構造であっ
た。そして,この平坦部に当たって反射した室内照明器
具の光線や太陽光線によって白色系統の淡色に全体を統
一された室内ユニットの前面に色のむらが生じ,また、
リブが設けられた部分に生じた影によってかえってリブ
が目立つなどの問題があった。
本考案は上記事情に着目してなされたもので,その目的
とするところは白色系統の淡色に全体を統一されても前
面に色のむらや影が生じて美観を損うことのなり空気調
和機の室内ユニットを提供することにある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段及び作用) 上記目的を達成するために本考案は,外気を取入れるこ
とのできない本体正面の左右部分に位置し,内部が外部
から見えないように間隙を遮蔽された斜めグリル部分の
各グリル間の間隙を開放したままとしたことにある。そ
して,上記斜めグリルの背面に別部材からなる遮蔽部を
設けて遮蔽したことにある。そして,このことによって
全体を淡色に統一された室内ユニットの前面に色のむら
や影が生じて美観を損うことがないことにある。
(実施例) 以下,本考案の各実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第7図に示すのは本考案の一実施例であり,図
中31は合成樹脂を一体成型加工してなる第1の前面パネ
ルである。この第1の前面パネル31は前面部31aとこの
前面部31aの周縁に設けた周縁部31bとから形成されてい
る。上記前面部31aには左右に幅a,bの遮蔽部32a,32bを
残して2つの開口部33a,33bが設けられ,また周縁部31b
の下部には開口部33cが設けられている。そして,開口
部33aおよび33bは空気の吸込口となり,開口部33cは熱
交換空気の吹出し口となり,後述するグリルと対向する
ようになっている。図中35は合成樹脂からなる第2のパ
ネルであり,その成型は第3図に示すように矢印方向に
合致,分離可能な金型35a,35bによって行われる。この
第2のパネル35は薄肉の長方形板状体で,長方形の長手
方向,すなわち横方向に複数の斜めグリル36…が平行
に,表面のほぼ全体に亘って設けられている。また,上
記第2のパネル35の相対的な大きさは以下のようであ
る。すなわち,長手方向は第1の前面パネル31の長手方
向と一致し,その他の方向は第1の前面パネル31よりも
短い。さらに,上記複数の斜めグリル36…は左右方向に
一定の間隔を置いて縦桟状に設けられたリブ37…に支持
されている。上記リブ37…の構造は,第4図および第5
図に示すように,傾斜した各グリル36…の下端部38(後
端)と上端部39(前端)とを隅肉部40を設けて接続して
おり,各斜めグリル36…の上面41においては上記リブ37
…の隅肉部40は突出せずほぼフラットである。隅肉部40
は斜めグリル36の後端に位置しているので、前方から見
た場合には、隅肉部40は斜めグリル36によって隠されて
いる。隅肉部40の端面40aは斜め上方を向いて窪むよう
に湾曲している。そして,このように形成された第2の
前面パネル35は,前記開口部33cの側を下方とした第1
の前面パネル31の前面部31aを対応させ、互いに設けら
れた係合部(図示しない)を係合させることにより嵌着
されている。このようにして前面パネル42が形成され
る。このとき前面パネル42の正面の左右部分a,bは第2
図に示すようになっている。すなわち,斜めグリル36…
の背面には第1の前面パネル31に設けた遮蔽部32a,32b
が対向している。
ここで,上述した第1の前面パネル31は室内ユニットの
前面に取付けられて室内ユニット本体を形成するが,室
内ユニット本体の内部に設置される室内側熱交換器2,送
風機3および吹出しグリル8などは従来の技術の項で述
べたものと同一であるのでその説明は省略する。
以上のように構成した前面パネル42の左右部分a,bにお
いては,第2図に示すように,室内照明器具によって発
せられた光線や太陽光線が前部上方から入射光B0となっ
て入射すると各斜めグリル36…の上面38と下面39との間
で常に後方への反射成分を有しながら,かつ,減衰しな
がら反射するので,外部から反射光が見えることはな
い。また,第1の前面パネル31の左右部分a,bによって
遮蔽部32a,32bを形成しているので,外部から基板9や
駆動モータ10,および室内側熱交換器2の左右から突出
する継手パイプ11が見えることもない。さらに上記斜め
グリル36…を支持するリブ37…においては,第4図およ
び第5図に示すように,前部上方から入射した入射光B0
は上記リブ37…の立面部41に当たって反射し,下方に位
置する斜めグリルの上面42に減衰しながら再び反射す
る。したがって,室内ユニット白色系の淡色で統一する
ために斜めグリル36…を淡色にしても色むらや影が生じ
ることがない。
また、グリル36の後端がリブ37に一体に接続されている
ので、グリル36とリブ37とを一体に成型できる。このた
め、グリル36の成型の後にリブ37を付設した場合に比べ
て、リブ36の成型時の強度を高めることができる。さら
に、リブ37には隅肉部40が残されているので、リブ37は
グリル36を高い強度で支持することができる。そして、
別部材を用いることなく、グリル36を成型と同時に補強
することができる。
そして、これらのことから、室内ユニットの美観の向上
とグリルの成型強度の確保とを両立できる。
さらに、遮蔽部32a,32bが第1の前面パネル31に一体成
型されているので、遮蔽のために別部材を追加した場合
に比べて、部品点数が少ない。さらに、前面パネルの成
型時に遮蔽部を同時に形成できるので、遮蔽部の組付け
の作業が必要なく、室内ユニットの組立が容易である。
なお,本実施例においては遮蔽部32a,32bを第1の前面
パネル31に一体に形成したが,本考案はこれに限られる
ものではなく,たとえば前面パネルと室内側熱交換器と
の間に設置されるエアフィルターの左右部分の網目を細
かくし,中間部分との境界に縦桟状のリブを設ければ,
細かい網目部分が遮蔽部となるとともに,上記リブによ
ってエアフィルターの枠組の強度を高めることができ
る。
さらに,第6図および第7図に示すように前記縦桟状の
リブ37の隅肉部40上に接続リブ43を増設すればリブ37の
強度が増して,より頑強に斜めグリルを支持できる。こ
の場合の接続リブ43幅W1は上記リブ37の幅W2に比べて小
さいので,室内照明器具や太陽からの光線によって前面
パネルに生じる色のむらや影を生じさせることはない。
〔考案の効果〕
以上説明したように,本考案は室内ユニットの前面に設
けられた斜めグリルの左右側部の間隙を別部材の遮蔽部
によって遮蔽したものである。こうすることによって,
これまで淡色の室内ユニットにおいて色むらや陰を生じ
る原因になっていた平坦部を取り除くことができるた
め,前面に色むらや陰を生じることのない室内ユニット
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す前面パネルの分解斜視
図,第2図は同じく左右部分の縦断側面図,第3図は同
じく成型加工の状態を示す縦断側面図,第4図および第
6図は同じくリブの縦断側面図,第5図および第7図は
同じくリブの正面図,第8図は一般の室内ユニットの斜
視図,第9図は同じく縦断側面図,第10図は同じく前面
パネルを取り除いた斜視図,第11図は同じく斜めグリル
の左右部分の縦断側面図,第12図は同じくリブ縦断側面
図,第13図は同じくリブの正面図である。 1…本体,2…室内側熱交換器,3……送風機,36…斜めグ
リル,37…リブ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内に室内側熱交換器、送風機を設置す
    るとともに上記本体の空気吸込口前面に対向してリブに
    よって支持される複数の斜めグリルを設けた空気調和機
    の室内ユニットにおいて、上記複数の斜めグリルの間隙
    の一部を背面から別部材の遮断部によって遮断し、上記
    斜めグリルの後端を上記リブに一体に接続し、上記リブ
    を、上記斜めグリルの後端に隅肉部を残し上記グリルの
    傾斜に沿って一部切欠したことを特徴とする空気調和機
    の室内ユニット。
  2. 【請求項2】遮蔽部は、前面パネルであることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の空気調和
    機の室内ユニット。
JP1987099249U 1987-06-30 1987-06-30 空気調和機の室内ユニット Expired - Lifetime JPH0742018Y2 (ja)

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JP1987099249U JPH0742018Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 空気調和機の室内ユニット

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JPS645044U JPS645044U (ja) 1989-01-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3432790B2 (ja) * 2000-08-10 2003-08-04 株式会社日立製作所 空気調和機
JP6032040B2 (ja) * 2013-02-13 2016-11-24 トヨタ自動車株式会社 空気吹出部構造

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JPS61141630U (ja) * 1985-02-20 1986-09-02

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