JP2004225939A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】上下一体構造で成形された前面パネルをベースに前面側からねじ締め固定できるようにすると共に、この固定用のねじを前面飾り板で覆うようにしたシーリングウォール型の空気調和機を提供する。
【解決手段】ベース1と、同ベース1に取り付けられた熱交換器2および送風ファンと、前記ベース1の前部に装着され、上面に吸込口を備え、下面に吹出口6を備えた前面パネル7と、同前面パネル7に設けられたガイド部9を備えた凹陥状の固定部10と、前記ガイド部9に係脱可能に係止する係止部11を備えた前面飾り板12とからなり、この前面パネル12を、前記固定部10により前記ベース1に固定すると共に、前記前面飾り板12により、前記ガイド部9に前記係止部11を係止して前記固定部10を覆うようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】ベース1と、同ベース1に取り付けられた熱交換器2および送風ファンと、前記ベース1の前部に装着され、上面に吸込口を備え、下面に吹出口6を備えた前面パネル7と、同前面パネル7に設けられたガイド部9を備えた凹陥状の固定部10と、前記ガイド部9に係脱可能に係止する係止部11を備えた前面飾り板12とからなり、この前面パネル12を、前記固定部10により前記ベース1に固定すると共に、前記前面飾り板12により、前記ガイド部9に前記係止部11を係止して前記固定部10を覆うようにした。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所謂シーリングウォール型の空気調和機に係わり、より詳細には、上下一体構造で成形された前面パネルをベースに前面側からねじ締め固定できるようにすると共に、この固定用のねじを前面飾り板で覆うようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
高さ寸法を抑えた所謂シーリングウォール型の従来の空気調和機は、壁面に固着されたベースの前面上部に前面側から上部パネルを取付できるようにするとともに、同上部パネルに対し下部パネルを容易に着脱できるようにして、メンテナンス時の作業性を向上できるようにした壁掛け式の空気調和機を提供するため、上部パネルの前面部に設けられた挿通孔を挿通したねじを、ベースに連続形成された支持部に穿設されたねじ孔に螺着して、上部パネルをベースの前面側上部に取り付けるとともに、前後に延びる凸片およびこれに対応する凹溝からなる案内路により下部パネルを案内し、同下部パネル前端部の裏面に突設した係止爪を前記上部パネルのフランジに係止して、前記下部パネルを前記上部パネルに着脱可能に接合できるように構成されたものが開示されていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかしながら、前記ベースの前部に取り付けられる所謂前面パネルは、合成樹脂製の成形品でなる前記上部パネルと前記下部パネルとで構成されていることから、部品コストおよび組立工数や樹脂材料の使用量などの低減をはかる上で、これら上部パネルおよび下部パネルの金型が二分割されていることがネックになっているため、上下一体構造でなる前面パネルとして形成されると共に、該前面パネルを前記ベースに前面側からのねじ締めによって固定できるようにし、且つこの固定用のねじを前面飾り板で覆うようにすることが望まれていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−106879号公報(要約、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑み、上下一体構造で成形された前面パネルをベースに前面側からねじ締め固定できるようにすると共に、この固定用のねじを前面飾り板で覆うようにしたシーリングウォール型の空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、前部を開放したベースと、同ベースに取り付けられた熱交換器および送風ファンと、前記ベースの前部に装着され、上面に吸込グリルを有する吸込口を備え、下面に吹出口を備えた前面パネルと、同前面パネルに設けられたガイド部を備えた凹陥状の固定部と、前記ガイド部に係脱可能に係止する係止部を備えた前面飾り板とからなり、
前記前面パネルを、前記固定部により前記ベースに固定すると共に、前記前面飾り板により、前記ガイド部に前記係止部を係止して前記固定部を覆うようにしてなる構成となっている。
【0007】
また、前記固定部が、前記吹出口の上部に、同吹出口の左右幅と同一の幅寸法で形成されると共に、前記挿通孔および前記ねじ孔が夫々複数づつ設けられてなる構成となっている。
【0008】
また、前記ガイド部が、前記固定部に設けられたガイド溝および係止片とで構成される一方、前記係止部が、前記前面飾り板に設けられた前記ガイド溝に対応するガイドピンおよび前記係止片に対応する係止爪とで構成されてなり、前記ガイドピンを前記ガイド溝でガイドすると共に、前記係止爪を前記係止片に係脱可能に係止してなる構成となっている。
【0009】
また、前記ガイド溝および前記係止片と、これらに対応する前記ガイドピンおよび前記係止爪とが夫々複数づつ設けられてなる構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の前面飾り板が係止される状態を示す断面図であり、図2は本発明による空気調和機の前面飾り板が係止される状態を示す要部断面図であり、図3は本発明による空気調和機の前面飾り板が係止された状態を示す断面図であり、図4は本発明による空気調和機の前面飾り板が係止された状態を示す要部断面図であり、図5は前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を示す斜視図であり、図6は前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を覆う前面飾り板の斜視図であり、図7は前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を前面飾り板で覆った状態を示す斜視図である。
【0011】
本発明による空気調和機は、図で示すように、前部を開放したベース1に、吸込口5を備え前端が低くなるように傾斜させた上部パネル7aと、吹出口6を備え前部に行くにしたがって上方に湾曲するように形成された下部パネル7bとで構成されてなる前面パネル7が装着された構成になっている。
【0012】
上記構成により、上下寸法を小型化した所謂シーリングウォール型の空気調和機として、被空調室の天井面に近接させて吊下げ設置または壁掛け設置できるようになり、前記吸込口5から室内空気を効率よく吸い込めると共に、前記下部パネル7bを湾曲形成したことにより、吹出空気を、被空調室を臨ませて大きく形成できるようにした前記吹出口6から効率よく吹き出せるようになっている。
【0013】
前記吸込口5と前記吹出口6とを結ぶ空気通路には逆V字状に形成された熱交換器2と送風ファン3とが設けられ、前記吸込口5には吸込グリル4が着脱可能に装着された構成になっている。
【0014】
前記前面パネル7は、前記上部パネル7aと前記下部パネル7bとが一体成形されてなる構成であって、同下部パネル7bには、固定ねじを通すための挿通孔8とガイド部9とを備えると共に、横長状に形成された凹陥状の固定部10が設けられている。
【0015】
一方、前記ベース1には、前記挿通孔8に対応するねじ孔13を備えたボス部が設けられた構成になっており、前記固定部10に設けられた挿通孔8を通した固定用のねじを前記ベース1に設けられたねじ孔13に螺着して、前記前面パネル7が、前記ベース1に対して前面側からねじ締め固定される構成になっている。
【0016】
そして、前記前面パネル7が前記ベース1にねじ締め固定されたのち、前記固定部10が、同固定部10に着脱可能に装着される前面飾り板12によって覆われることにより、前記挿通孔8を通して前記ねじ孔13に螺着された前記固定用のねじが視認できないように隠蔽されるようになって、該個所の外観性を損ねてしまうということがなくなる。
【0017】
むしろ、前記前面飾り板12が、前記下部パネル7bの意匠性を高める上で効果的なアクセントになるように構成されており、そのため、図2および図4で示すように、前記固定部10および前記前面飾り板12の左右幅の寸法が、前記吹出口6の左右幅と同一の寸法になるように形成されている。
【0018】
また、前記挿通孔8が、前記吹出口6の左右幅と同一の寸法に形成された前記固定部10の左右位置に複数設けられる一方、前記ねじ孔13が、前記挿通孔8に対応して前記ベース1に複数設けられているので、同ベース1に対して、前記前面パネル7を正確にねじ締め固定できるようになっている。
【0019】
前記ガイド部9は、前記固定部10に設けられたガイド溝14および係止片15とで構成される一方、前記係止部11は、前記前面飾り板12に設けられた前記ガイド溝14に対応するガイドピン16および前記係止片15に対応する係止爪17とで構成されてなり、前記ガイドピン16を前記ガイド溝14でガイドすると共に、前記係止爪17を前記係止片15に係脱可能に係止してなる構成となっている。
【0020】
これにより、前記前面パネル7を前記ベース1にねじ締め固定したのち、前記固定部10を前記前面飾り板12によって覆う際、前記ガイドピン16を前記ガイド溝14でガイドすると共に、前記係止爪17を前記係止片15に係脱可能に係止することにより容易に、且つ正確に位置決めした状態で覆うことができる。
【0021】
なお、前記ガイド溝14および前記係止片15と、これらに対応する前記ガイドピン16および前記係止爪17とが夫々複数づつ設けられているので、前記前面飾り板12のガイドピン16を円滑にガイドしながら、図1および図2の矢印Aで示すように前記前面飾り板12を回動し、図4で示すように、前記係止爪17を前記係止片15に係脱可能に係止することにより、前記固定部10を正確に覆うことができるようになっている。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、上下一体構造で成形された前面パネルをベースに前面側からねじ締め固定できるようにすると共に、この固定用のねじを前面飾り板で覆うようにしたシーリングウォール型の空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の前面飾り板が係止される状態を示す断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の前面飾り板が係止される状態を示す要部断面図である。
【図3】本発明による空気調和機の前面飾り板が係止された状態を示す断面図である。
【図4】本発明による空気調和機の前面飾り板が係止された状態を示す要部断面図である。
【図5】前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を示す斜視図である。
【図6】前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を覆う前面飾り板の斜視図である。
【図7】前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を前面飾り板で覆った状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 熱交換器
3 送風ファン
4 吸込グリル
5 吸込口
6 吹出口
7 前面パネル
7a 上部パネル
7b 下部パネル
8 挿通孔
9 ガイド部
10 固定部
11 係止部
12 前面飾り板
13 ねじ孔
14 ガイド溝
15 係止片
16 ガイドピン
17 係止爪
【発明の属する技術分野】
本発明は、所謂シーリングウォール型の空気調和機に係わり、より詳細には、上下一体構造で成形された前面パネルをベースに前面側からねじ締め固定できるようにすると共に、この固定用のねじを前面飾り板で覆うようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
高さ寸法を抑えた所謂シーリングウォール型の従来の空気調和機は、壁面に固着されたベースの前面上部に前面側から上部パネルを取付できるようにするとともに、同上部パネルに対し下部パネルを容易に着脱できるようにして、メンテナンス時の作業性を向上できるようにした壁掛け式の空気調和機を提供するため、上部パネルの前面部に設けられた挿通孔を挿通したねじを、ベースに連続形成された支持部に穿設されたねじ孔に螺着して、上部パネルをベースの前面側上部に取り付けるとともに、前後に延びる凸片およびこれに対応する凹溝からなる案内路により下部パネルを案内し、同下部パネル前端部の裏面に突設した係止爪を前記上部パネルのフランジに係止して、前記下部パネルを前記上部パネルに着脱可能に接合できるように構成されたものが開示されていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかしながら、前記ベースの前部に取り付けられる所謂前面パネルは、合成樹脂製の成形品でなる前記上部パネルと前記下部パネルとで構成されていることから、部品コストおよび組立工数や樹脂材料の使用量などの低減をはかる上で、これら上部パネルおよび下部パネルの金型が二分割されていることがネックになっているため、上下一体構造でなる前面パネルとして形成されると共に、該前面パネルを前記ベースに前面側からのねじ締めによって固定できるようにし、且つこの固定用のねじを前面飾り板で覆うようにすることが望まれていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−106879号公報(要約、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑み、上下一体構造で成形された前面パネルをベースに前面側からねじ締め固定できるようにすると共に、この固定用のねじを前面飾り板で覆うようにしたシーリングウォール型の空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、前部を開放したベースと、同ベースに取り付けられた熱交換器および送風ファンと、前記ベースの前部に装着され、上面に吸込グリルを有する吸込口を備え、下面に吹出口を備えた前面パネルと、同前面パネルに設けられたガイド部を備えた凹陥状の固定部と、前記ガイド部に係脱可能に係止する係止部を備えた前面飾り板とからなり、
前記前面パネルを、前記固定部により前記ベースに固定すると共に、前記前面飾り板により、前記ガイド部に前記係止部を係止して前記固定部を覆うようにしてなる構成となっている。
【0007】
また、前記固定部が、前記吹出口の上部に、同吹出口の左右幅と同一の幅寸法で形成されると共に、前記挿通孔および前記ねじ孔が夫々複数づつ設けられてなる構成となっている。
【0008】
また、前記ガイド部が、前記固定部に設けられたガイド溝および係止片とで構成される一方、前記係止部が、前記前面飾り板に設けられた前記ガイド溝に対応するガイドピンおよび前記係止片に対応する係止爪とで構成されてなり、前記ガイドピンを前記ガイド溝でガイドすると共に、前記係止爪を前記係止片に係脱可能に係止してなる構成となっている。
【0009】
また、前記ガイド溝および前記係止片と、これらに対応する前記ガイドピンおよび前記係止爪とが夫々複数づつ設けられてなる構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の前面飾り板が係止される状態を示す断面図であり、図2は本発明による空気調和機の前面飾り板が係止される状態を示す要部断面図であり、図3は本発明による空気調和機の前面飾り板が係止された状態を示す断面図であり、図4は本発明による空気調和機の前面飾り板が係止された状態を示す要部断面図であり、図5は前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を示す斜視図であり、図6は前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を覆う前面飾り板の斜視図であり、図7は前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を前面飾り板で覆った状態を示す斜視図である。
【0011】
本発明による空気調和機は、図で示すように、前部を開放したベース1に、吸込口5を備え前端が低くなるように傾斜させた上部パネル7aと、吹出口6を備え前部に行くにしたがって上方に湾曲するように形成された下部パネル7bとで構成されてなる前面パネル7が装着された構成になっている。
【0012】
上記構成により、上下寸法を小型化した所謂シーリングウォール型の空気調和機として、被空調室の天井面に近接させて吊下げ設置または壁掛け設置できるようになり、前記吸込口5から室内空気を効率よく吸い込めると共に、前記下部パネル7bを湾曲形成したことにより、吹出空気を、被空調室を臨ませて大きく形成できるようにした前記吹出口6から効率よく吹き出せるようになっている。
【0013】
前記吸込口5と前記吹出口6とを結ぶ空気通路には逆V字状に形成された熱交換器2と送風ファン3とが設けられ、前記吸込口5には吸込グリル4が着脱可能に装着された構成になっている。
【0014】
前記前面パネル7は、前記上部パネル7aと前記下部パネル7bとが一体成形されてなる構成であって、同下部パネル7bには、固定ねじを通すための挿通孔8とガイド部9とを備えると共に、横長状に形成された凹陥状の固定部10が設けられている。
【0015】
一方、前記ベース1には、前記挿通孔8に対応するねじ孔13を備えたボス部が設けられた構成になっており、前記固定部10に設けられた挿通孔8を通した固定用のねじを前記ベース1に設けられたねじ孔13に螺着して、前記前面パネル7が、前記ベース1に対して前面側からねじ締め固定される構成になっている。
【0016】
そして、前記前面パネル7が前記ベース1にねじ締め固定されたのち、前記固定部10が、同固定部10に着脱可能に装着される前面飾り板12によって覆われることにより、前記挿通孔8を通して前記ねじ孔13に螺着された前記固定用のねじが視認できないように隠蔽されるようになって、該個所の外観性を損ねてしまうということがなくなる。
【0017】
むしろ、前記前面飾り板12が、前記下部パネル7bの意匠性を高める上で効果的なアクセントになるように構成されており、そのため、図2および図4で示すように、前記固定部10および前記前面飾り板12の左右幅の寸法が、前記吹出口6の左右幅と同一の寸法になるように形成されている。
【0018】
また、前記挿通孔8が、前記吹出口6の左右幅と同一の寸法に形成された前記固定部10の左右位置に複数設けられる一方、前記ねじ孔13が、前記挿通孔8に対応して前記ベース1に複数設けられているので、同ベース1に対して、前記前面パネル7を正確にねじ締め固定できるようになっている。
【0019】
前記ガイド部9は、前記固定部10に設けられたガイド溝14および係止片15とで構成される一方、前記係止部11は、前記前面飾り板12に設けられた前記ガイド溝14に対応するガイドピン16および前記係止片15に対応する係止爪17とで構成されてなり、前記ガイドピン16を前記ガイド溝14でガイドすると共に、前記係止爪17を前記係止片15に係脱可能に係止してなる構成となっている。
【0020】
これにより、前記前面パネル7を前記ベース1にねじ締め固定したのち、前記固定部10を前記前面飾り板12によって覆う際、前記ガイドピン16を前記ガイド溝14でガイドすると共に、前記係止爪17を前記係止片15に係脱可能に係止することにより容易に、且つ正確に位置決めした状態で覆うことができる。
【0021】
なお、前記ガイド溝14および前記係止片15と、これらに対応する前記ガイドピン16および前記係止爪17とが夫々複数づつ設けられているので、前記前面飾り板12のガイドピン16を円滑にガイドしながら、図1および図2の矢印Aで示すように前記前面飾り板12を回動し、図4で示すように、前記係止爪17を前記係止片15に係脱可能に係止することにより、前記固定部10を正確に覆うことができるようになっている。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、上下一体構造で成形された前面パネルをベースに前面側からねじ締め固定できるようにすると共に、この固定用のねじを前面飾り板で覆うようにしたシーリングウォール型の空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の前面飾り板が係止される状態を示す断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の前面飾り板が係止される状態を示す要部断面図である。
【図3】本発明による空気調和機の前面飾り板が係止された状態を示す断面図である。
【図4】本発明による空気調和機の前面飾り板が係止された状態を示す要部断面図である。
【図5】前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を示す斜視図である。
【図6】前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を覆う前面飾り板の斜視図である。
【図7】前面パネルに設けられた凹陥状の固定部を前面飾り板で覆った状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 熱交換器
3 送風ファン
4 吸込グリル
5 吸込口
6 吹出口
7 前面パネル
7a 上部パネル
7b 下部パネル
8 挿通孔
9 ガイド部
10 固定部
11 係止部
12 前面飾り板
13 ねじ孔
14 ガイド溝
15 係止片
16 ガイドピン
17 係止爪
Claims (4)
- 前部を開放したベースと、同ベースに取り付けられた熱交換器および送風ファンと、前記ベースの前部に装着され、上面に吸込グリルを有する吸込口を備え、下面に吹出口を備えた前面パネルと、同前面パネルに設けられたガイド部を備えた凹陥状の固定部と、前記ガイド部に係脱可能に係止する係止部を備えた前面飾り板とからなり、
前記前面パネルを、前記固定部により前記ベースに固定すると共に、前記前面飾り板により、前記ガイド部に前記係止部を係止して前記固定部を覆うようにしてなることを特徴とする空気調和機。 - 前記固定部が、前記吹出口の上部に、同吹出口の左右幅と同一の幅寸法で形成されると共に、前記挿通孔および前記ねじ孔が夫々複数づつ設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記ガイド部が、前記固定部に設けられたガイド溝および係止片とで構成される一方、前記係止部が、前記前面飾り板に設けられた前記ガイド溝に対応するガイドピンおよび前記係止片に対応する係止爪とで構成されてなり、前記ガイドピンを前記ガイド溝でガイドすると共に、前記係止爪を前記係止片に係脱可能に係止してなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記ガイド溝および前記係止片と、これらに対応する前記ガイドピンおよび前記係止爪とが夫々複数づつ設けられてなることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003011300A JP2004225939A (ja) | 2003-01-20 | 2003-01-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003011300A JP2004225939A (ja) | 2003-01-20 | 2003-01-20 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004225939A true JP2004225939A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=32900245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003011300A Pending JP2004225939A (ja) | 2003-01-20 | 2003-01-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004225939A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009063219A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Panasonic Corp | 空気調和機の室内ユニット |
JP2009097744A (ja) * | 2007-10-15 | 2009-05-07 | Panasonic Corp | 空気調和機の室内ユニット |
JP2010065956A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の装飾部品の取付構造 |
CN102374630A (zh) * | 2010-08-20 | 2012-03-14 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 空调器的室内机 |
CN113028514A (zh) * | 2017-01-25 | 2021-06-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种壁挂式空调室内机及空调器 |
-
2003
- 2003-01-20 JP JP2003011300A patent/JP2004225939A/ja active Pending
Cited By (7)
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CN113028514A (zh) * | 2017-01-25 | 2021-06-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种壁挂式空调室内机及空调器 |
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