JP2021513044A - エアコン室内機及びエアコン - Google Patents

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Abstract

本願はエアコン室内機及びエアコンを開示する。エアコン室内機は、フレーム及びフレームの後部と接続されているベースを含み、フレームの下部には開口が開設されている筐体と、ベースに取り付けられているとともに開口に露出している風路部品と、風路部品と連通する送風口が開設されている下パネルであって、下パネルの周縁が開口の縁部或いは風路部品と取り外し可能に接続されて、下パネルは送風口において風路部品とねじ接続されている下パネルとを含む。
【選択図】図3

Description

関連出願
本願は2018年12月29日に提出された、出願番号201822277388.6、発明名称「エアコン室内機及びエアコン」である中国特許出願の優先権を主張し、その全文を参考としてここに援用する。
本願は空気調節機器の技術分野に関し、特にエアコン室内機及び当該エアコン室内機が応用されるエアコンに関する。
従来の壁掛け式エアコンは通常、風路部品に直面する筐体を、取り外し不可能な構造に設定する。このような構造では、エアコンの使用時間が長くなり、風路の壁面と貫流ファンにほこりが沈積しやすい状況では、フレームを取り外さなければ、風路部品に対して拭き掃除をするスペースを作りにくい。それに、導風構造のモータに問題が起きた場合も、交換や修理は便利ではない。
本願の主な目的は、エアコン室内機の洗浄の利便性を向上させるためのエアコン室内機を提供することである。
上記目的を達成するために、本願が提供するエアコン室内機は、フレーム及び前記フレームの後部と接続されているベースを含み、前記フレームの下部には開口が開設されている筐体と、前記ベースに取り付けられているとともに前記開口に露出している風路部品と、前記風路部品と連通する送風口が開設されている下パネルであって、前記下パネルの周縁が前記開口の縁部或いは前記風路部品と取り外し可能に接続されて、前記下パネルは前記送風口において前記風路部品とねじ接続されている下パネルとを含む。
好ましくは、前記下パネルの前後方向における両側と前記開口の両側縁部或いは風路部品の縁部との接続は、何れもスナップフィット、摺動係合接続、挿入接続のうちの一種類、或いはそのうちの二種類のそれぞれ一つである。
好ましくは、前記下パネルの後側には挿入固定具を有し、前記開口の前記ベースの後側に近い縁部には挿入孔が設置されており、前記下パネルが前記開口を閉じた時、前記挿入固定具は前記挿入孔と挿嵌接続される。
好ましくは、前記下パネルの前側の内壁面には掛合孔が設けられており、前記フレーム或いは風路部品には対応するように留め具が設置されており、前記下パネルが前記開口を閉じた時、前記留め具は前記掛合孔内に掛合される。
好ましくは、前記下パネルの前側の内壁面には、間隔を置いて設置されている二つの係着板が突設されており、二つの前記係着板が囲んで前記掛合孔を形成し、前記フレーム或いは風路部品には間隔を置いて設置されている二つの支持台が突設されており、前記留め具は二つの前記支持台の先端に接続している。
好ましくは、各係着板は板状で平行に設置され、且つ二つの前記係着板の対向する表面上には何れも溝が凹設されていることにより、囲んで円形の前記掛合孔を形成する。
好ましくは、前記下パネルの前後方向における一方側と前記開口の一方側の縁部或いは風路部品の一方側の縁部とはねじ接続であり、前記下パネルの他方側と前記開口の他方側の縁部或いは風路部品の他方側の縁部とは挿入接続である。
好ましくは、前記下パネルの前側の内壁面にはロッキング固定具に穿設される第一ねじ孔が設けられ、前記フレームにはポストが突設され、前記ポストにはロッキング固定具に穿設される第二ねじ孔が開設されている。
好ましくは、前記下パネルの後側には挿入固定具を有し、前記開口の縁部には挿入孔が設けられ、前記挿入孔は前後方向に沿って延び、且つ前記挿入孔の開口は下側に向いており、前記挿入固定具は前記下パネルの内壁面から突設されて形成され、前記挿入固定具は後側へと傾いて設置され且つその端部は後側へ折り曲げられて、前記挿入固定具を前記挿入孔内に挿入することで、前記下パネルの上下方向における変位を制限する。
好ましくは、前記下パネルの前後方向に沿う中部と前記開口の前後方向における中部の一方には、係着孔或いは挿入留め具が設置され、他方には前記係着孔と嵌合する係止具或いは前記挿入留め具と嵌合する掛着孔が対応して設置されている。
好ましくは、前記下パネル前後方向における中部にはそれぞれ対向して設置されている二つの立板が突設されており、前記二つの立板の向かい合う表面が共に前記係着孔を形成し、前記開口の前後方向における中部には係止溝が設置されており、且つ当該係止溝の側壁にはロッド状の係止具が接続され、前記立板は前記係止溝内に插入して設置されており、前記係止具は前記係着孔内に係着されている。
好ましくは、前記下パネルの送風口の周縁にはロッキング固定具に穿設される複数の第一ねじ山孔が設けられ、前記風路部品上にはロッキング固定具に穿設される複数の第二ねじ山孔が設けられている。
好ましくは、前記下パネルの後側面は前記ベースに当接されているか、前記ベースの外壁面とは面一である。
好ましくは、前記エアコン室内機はさらに熱交換器を含み、前記熱交換器は前記筐体内に取り付けられ、前記熱交換器には冷媒管が接続され、前記ベースには前記開口と連通する脱着口が開設され、前記冷媒管のジョイントは前記脱着口と前記開口とにより露出できる。
好ましくは、前記下パネルには前記脱着口に対応するように退避孔が開設され、前記冷媒管上のジョイントは前記脱着口と退避孔とにより露出でき、前記退避孔の周縁には、前記退避孔と脱着口を開閉するために、蓋が取り外し可能に接続されている。
好ましくは、前記退避孔の外周縁には第一ロック構造が設置され、前記蓋の内側壁上には第二ロック構造が設置され、前記蓋は前記第一ロック構造と第二ロック構造との嵌合により、前記下パネルと取り外し可能に接続される。
好ましくは、前記エアコン室内機はさらに上パネルを含み、前記上パネルの一方側は前記フレームの上側に回動可能に接続され、他方側は前記下パネルと掛合接続されている。
好ましくは、前記フレームの前側には取付口が開設され、前記上パネルは前記取付口を覆い、及び/又は、前記上パネルの内側面には第一係合部が設置され、前記第一係合部は溝孔状を呈し、前記下パネルの外側壁には第二係合部が設置され、前記第二係合部は係着フック状を呈し、前記上パネルは前記第一係合部と前記第二係合部との係合接続嵌合によって前記下パネルと掛合接続される。
好ましくは、前記エアコン室内機はさらに導風組立品を含み、前記導風組立品は前記送風口の周縁に取り外し可能に接続され、或いは、前記導風組立品は前記フレームに取り付けられ、且つ前記送風口と対向するように設置されている。
本願はまたエアコン室内機を含むエアコンを提案する。前記エアコン室内機は、フレーム及び前記フレームの後部と接続されているベースを含み、前記フレームの下部には開口が開設されている筐体と、前記ベースに取り付けられているとともに前記開口に露出している風路部品と、前記風路部品と連通する送風口が開設されている下パネルであって、前記下パネルの周縁が前記開口の縁部或いは前記風路部品と取り外し可能に接続されて、前記下パネルは前記送風口において前記風路部品とねじ接続されている下パネルとを含む。
本願の技術案によれば、エアコン室内機の筐体の下部に開口を設けることで、風路部品は開口により外に露出され、当該開口には下パネルが取り外し可能に接続されており、下パネルを取り外すことで開口を開くことができる。これにより、風路部品を開口において露出させることで、容易かつ便利に風路部品の洗浄用に比較的大きいスペースを作って、脱着の効率を向上させることにより、洗浄の利便性を向上させる。同時に、下パネルの周縁は開口の縁部または風路部品と取り外し可能に接続されており、送風口において風路部品とねじ接続されている。これにより比較的密接な被覆を実現でき、下パネルの変形を防ぎ、取り付けの安定性を向上させ、風漏れを防止することにより、エアコン室内機の送風効果を改善できる。
本願実施例及び例示的技術の技術案をより明確に説明するため、以下では、実施例或いは例示的技術の説明に必要とされる添付図面を簡単に紹介する。下記説明における添付図面は本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかであって、当業者にとって、創造的な労働を行わないことを前提に、これらの添付図面が示す構造により他の添付図面を得ることができる。
本願のエアコン室内機の第一実施例の立体構造模式図である。 図1におけるエアコン室内機の上パネルが開放状態にある構造模式図である。 図1におけるエアコン室内機の上パネルと下パネルが開放状態にある構造模式図である。 図1におけるエアコン室内機の正面構造模式図である。 図4のA−A線に沿う断面図である。 図4のB−B線に沿う断面図である。 図4のC−C線に沿う断面図である。 図1におけるエアコン室内機の分解構造模式図である。 図1におけるエアコン室内機の下パネルの別の角度からの構造模式図である。 本願のエアコン室内機の第二実施例の下パネルを取り外した立体構造模式図である。 図10におけるエアコン室内機の断面図である。 図10におけるエアコン室内機の下パネルの構造模式図である。 本願のエアコン室内機の下パネルの別の実施例の分解構造模式図である。 本願のエアコン室内機の第二実施例の下パネルを開いた立体構造模式図である。 図14に示すエアコン室内機の分解図である。 図14に示すエアコン室内機の下パネルの構造模式図である。 図14に示すエアコン室内機の正面図である。 図17のD−D線に沿う断面図である。 図17のE−E線に沿う断面図である。
添付図面を参照して、実施例と組み合わせて本願目的の実現、機能特徴及び長所をさらに説明する。
以下では、本願実施例における添付図面と組み合わせ、本願実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本願の全ての実施例ではなく、本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかである。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わないことを前提に得られた全ての他の実施例は、本願の保護する範囲に属す。
本願実施例での全ての方向性指示は、ある特定の姿勢における各部品間の相対的位置関係、運動状況等を説明するためだけに設置され、もし当該特定の姿勢が変わる場合、当該方向性指示もそれ相当に変わることは説明すべきである。
本願において、別途明確な規定や限定がない限り、「接続」、「固定」などの用語は広義に理解されるべきである。例えば、「固定」は固定的な接続でもよく、取り外し可能な接続でもよく、或いは一体としてもよい。機械的な接続でもよく、電気的な接続でもよい。直接につながってもよく、中間にある媒介によって間接的につながってもよく、二つの素子内部の連通或いは二つの素子の相互作用関係であってもよい。当業者にとって、具体的な状況により上記用語の本願における具体的な意味を理解できる。
また、本願実施例において「第一」、「第二」等の説明は説明のために設置されるだけであって、その相対的重要性を提示又は暗示する、或いは提示される技術的特徴の数を暗示的に指定するように理解すべきではない。これにより、「第一」、「第二」に限定されている特徴は明示的或いは暗示的に少なくとも一つの当該特徴を含んでもよい。また、各実施例の技術案はお互いに組み合わせることができる。ただし、当業者が実現できることが前提でなければならない。技術案の組み合わせに矛盾が生じるか、実現できない場合には、このような技術案の組み合わせが存在しない、且つ本願が請求する保護範囲にないと理解すべきである。
本願ではエアコン室内機600を提案する。
本願の実施例において、図1から図14に示すように、当該エアコン室内機600は筐体100、風路部品300及び下パネル120を含み、前記筐体100はフレーム130とフレーム130の後部と接続されているベース110を含み、前記フレーム130の下部には開口130bが設けられており、風路部品300は前記ベース110に取り付けられているとともに前記開口130bに露出しており、前記下パネル120には前記風路部品と連通する送風口120aが設けられており、前記下パネル120の周縁は前記開口130bの縁部或いは風路部品300と取り外し可能に接続されて、前記下パネル120は前記送風口において前記風路部品300とねじ接続されている。
本実施例では、エアコン室内機600は筐体100を含み、筐体100は具体的に、ベース110とフレーム130を含み、フレーム130とベース110が囲んで取り付けチャンバーを形成し、取り付けチャンバー内には熱交換器200と風路部品300が取り付けられており、熱交換器200は囲むように風路部品300の上方に設置されている。ベース110のフレーム130から離れる表面には取り外し可能に壁掛け板(図示しない)が接続されて、エアコン室内機600は壁掛け板を通して壁上に取り付けられる。本願におけるフレーム130の頂壁には吸気口130aが設置されている。即ち、エアコン室内機600は頂部から吸気する。エアコン室内機600には取り付けチャンバーと連通する送風口120aが設けられており、外の空気は吸気口130a経由で進入し、熱交換器200における熱交換を経てから、風路部品300の駆動により送風口120aから吹き出される。本願における上下、左右及び前後方向について、エアコン室内機100が正常に壁に取り付けられている場合で、吸気口130aから送風口120aに向かう方向を上下方向、壁からフレーム130に向かう方向を前後方向、エアコン室内機100の長さ方向を左右方向とする。
フレーム130の下部には開口130bが設けられており、当該開口130bは風路部品300と対応できる。風路部品300はファン330、渦巻き形タン部、渦巻き形ケーシング310、渦巻き形ケーシング310に設置されているドレンパン及び導風組立品を含む。従って、下パネル120を開いた時、開口130bの内側に位置する風路部品300を外に露出させることが可能である。外から内まで順に導風組立品、渦巻き形タン部、ドレンパン、渦巻き形ケーシング310及びファン330である。本願の渦巻き形ケーシング310の構造は、ベース110と一体構造になってもいいし、渦巻き形ケーシング310とベース110とは別体構造であるが一体に取り付けて固定されてもよい。熱交換器200は少なくとも前方熱交換部210及び前方熱交換部210と協力して囲んで下に向かうフレア口を形成する後方熱交換部220を含み、後方熱交換部220は取り付けられる壁に近接しており、渦巻き形タン部は渦巻き形ケーシング310と協力して風路320を画成し、ファン330は風路320に位置し、風路320の入口は熱交換器200が形成したフレア口と接し、風路320の出口は送風口120bと接し、ファン330の駆動の下で、外の風は吸気口130aから進入して風路320を通り抜け、送風口120aを経て吹き出される。
本願の渦巻き形ケーシング310上のドレンパンは前ドレンパン311と後ドレンパン313に分けられる。前ドレンパン311は前方熱交換部210の熱交換過程において生成された凝縮水を繋ぐように設置され、後ドレンパン313は後方熱交換部220の熱交換過程において生成された凝縮水を繋ぐように設置されている。しかも、ドレンパンの左右両端の少なくとも一端にはドレンホースが設置されており、ドレンパンのドレンホースには凝縮水をエアコン室内機600から排出するように排水管が接続されている。ドレンホースは、排水管を脱着させる或いは修理する時により便利になるように、開口130bにも露出している。
その他に、エアコン室内機600は更に、熱交換器200の一端に設けられている電気制御ボックス400を含む。エアコン室内機600の導線接続を便利にするために、当該電気制御ボックス400も開口130bに露出している。これにより下パネル120を開いて管路の洗浄或いは接続を行う時、導線の接続も便利になり、更に取り付けの効率を向上させる。
本願の技術案によれば、エアコン室内機600の筐体100の下部に開口130bを設けることで、風路部品300は開口130bにより外に露出され、当該開口130b或いは風路部品の縁部に下パネル120が接続されており、下パネル120を取り外すことで開口130bを開くことができる。これにより、風路部品300を開口130bにおいて露出させることで、容易かつ便利に風路部品300の洗浄用に比較的大きいスペースを作って、脱着の効率を向上させることにより、洗浄の利便性を向上させる。同時に、下パネル120の周縁は開口130bの縁部または風路部品300と取り外し可能に接続されており、送風口120bにおいて風路部品300とねじ接続されている。これにより比較的密接な被覆を実現でき、下パネル120の変形を防ぎ、取り付けの安定性を向上させ、風漏れを防止することにより、エアコン室内機600の送風効果を改善できる。
図8と図10を参照されたい。好ましくは、前記導風組立品500は取り外し可能に前記送風口120aの周縁に接続されている。
或いは、前記導風組立品500は前記フレーム130に取り付けられ、且つ前記送風口120aと対向するように設置されている。
本実施例では、導風組立品500はルーバー組立品と導風板510を含む。ルーバー組立品は送風口120aからの風の前後方向におけるガイドを実現できる。導風板510は回動可能にフレーム130或いは下パネル120に接続されることにより、送風口120aからの風の上下方向におけるガイドを実現できる。両方が相まって送風効果を強化する。当該実施例において、ルーバー組立品はベース110上に取り付けられており、導風板510は送風口120aの周縁に取り外し可能に接続されている。同時に、導風板510の一方側には駆動モータが接続されており、下パネル120を回動により開いた時、導風板510と駆動モータに対して修理あるいは洗浄を行えると同時に、ルーバー構造に対する洗浄或いは修理を便利にし、更に洗浄の利便性を向上させる。
図8と図14を参照されたい。前記熱交換器200には冷媒管230が接続されている。前記ベース110には脱着口113が設けられており、前記下パネル120には前記脱着口113に対応するように退避孔126が設けられている。前記冷媒管230のジョイントは前記脱着口113と退避孔126で露出できる。前記退避孔126の周縁には、前記退避孔126と脱着口113を開閉するために、蓋150が取り外し可能に接続されている。
熱交換器200に接続されている冷媒管230でエアコン室内機600と室外機の間で循環する冷媒流路を形成する。エアコン室内機600の取り付け過程或いは日常メンテナンス過程において、管路を接続して洗浄等の操作を行う必要があり、例えば、エアコン室内機600はエアコン室外機と接続して冷媒管循環回路を形成する必要がある。本願では、ベース110の底部にボトムプレート111が設置されており、ボトムプレート111には取り付けチャンバーに連通する脱着口113が設けられている。対応するように、下パネル120には退避孔126が設けられており、冷媒管230上の冷媒管ジョイントと排水管は何れも脱着口113と退避孔126で露出することができる。退避孔126を開閉して、さらに脱着口113を開閉するために、退避孔126の周縁には更に蓋150が接続されている。脱着口113はエアコン室内機600の左右方向において細長く伸びると共に、脱着口113は少なくとも冷媒管230と排水管のジョイント部分を露出させられる必要がある。脱着口113のエアコン室内機600の前後方向における幅は、人の手或いは道具が直接挿入されて冷媒管230と排水管に対して脱着作業を行うのに適する必要がある。
具体的に、退避孔126の外周縁には第一ロック構造が設置され、対応するように、蓋150の内側壁上には対応する第二ロック構造が設置されている。第一ロック構造と第二ロック構造の嵌合を通して、蓋150は取り外し可能に下パネル120に接続されるようになる。ここでは限定しないが、第一ロック構造と第二ロック構造は係合、挿入接続、回動接続方式、磁気吸着等でもよい。
勿論、ベース110に脱着口113が設けられている時、当該脱着口113は開口130bと連通することで、冷媒管230のジョイントも開口130bにより露出する。下パネル120に退避孔126を設けないで、下パネル120の脱着で管路を脱着させる目標を実現することもできる。
図3を参照されたい。好ましくは、前記送風口120aの周縁には複数の第一ねじ山孔125が設けられており、前記風路部品300上には対応する複数の第二ねじ山孔314が設けられている。ロッキング固定具は前記下パネル120と前記風路部品300を接続するように、前記第一ねじ山孔125と第二ねじ山孔314内に穿設されている。
本実施例では、下パネル120とフレーム130との接続の安定性を増すために、送風口120aの下周縁には少なくとも一つの第一ねじ山孔125が設けられ、風路部品300のボトムプレート111上には対応する第二ねじ山孔314が設けられている。送風口120aの位置は下パネル120の左右方向における中部位置にあるため、第一ねじ山孔125と第二ねじ山孔314に穿設されるロッキング固定具を使用することで、下パネル120とフレーム130の中部における接続が増え、両者の接続の安定性が向上し、下パネル120の上下両側の両端における接続による中部の比較的大きい隙間の発生により、送風量と送風効果に影響することを避けると同時に、下パネル120の変形を防止できる。
図3から図8、及び図11から図13を参照されたい。上記構造に基づいて、本願の一実施例において、前記下パネル120の前後方向における両側と前記開口130bの前後方向における両側の縁部或いは風路部品300の両側縁部とはスナップフィット、摺動係合接続と挿入接続のうちの一種類或いはそのうちの二種類のそれぞれ一つである。
本実施例では、下パネル120の前後方向における両側は何れも係合、摺動係合或いは挿入接続方式で接続されている。スナップフィットはフックやボタンと孔の引掛け合い或いは係合であり、摺動係合接続もフックやボタンと孔の係合であり、フックやボタンの取り外し或いは取り付け時にはスライドする傾向があり、挿入接続方式は挿入板或いは挿入ロッドと孔の嵌合であり、直接締り嵌めで係止する。これらの接続方式が簡単且つスピーディで、下パネル120の脱着をより便利にする。ねじ接続を取り外した後で、力を加えて外へと回すと、下パネル120を取り外すことで、開口130bを露出できる。しかも両側とも係合或いは挿入接続の方式で接続することで、片側で反りが生じて封着が密着しない状況を避けることにより、下パネル120の取り付けをより安定させられる。その他に、ここでは限定しないが、下パネル120の両側とフレーム130或いは風路組立品300との取り外し可能な接続は摺動係合接続、磁気吸着或いはねじ山接続等でもよい。
具体的な一実施例において、前記下パネル120の前側の内壁面には掛合孔1221が設けられており、前記フレーム130或いは風路部品300には対応するように留め具3111が設置されている。前記下パネル120が前記開口130bを閉じた時、前記留め具3111は前記掛合孔1221内に掛合される。
本実施例では、下パネル120の前側は留め具3111と掛合孔1221の嵌合によりフレーム130或いは風路組立品300上に係止され、下パネル120の他方側を押すことでそれを係合でき、簡単で便利になり、脱着の利便性を向上させる。勿論、下パネル120とフレーム130或いは風路組立品300はさらに他の係合接続方式で、例えば、ラッチとスプリングキャッチ組立品の嵌合関係を通して、繰り返し押圧操作するだけでロックとロック解除の機能を実行でき、さらに時間と手間を省く。
具体的に、前記下パネル120の前側の内壁面には、間隔を置いて設置されている二つの係着板が突設されている。二つの前記係着板122が囲んで前記掛合孔1221を形成する。前記フレーム130或いは風路部品300には二つの間隔を置いて設置されている支持台3113が突設されている。前記留め具3111は二つの支持台3113の先端を接続している。一つの前記係着板122は二つの支持台3113の間に挿入され、もう一つの係着板122は前記留め具3111に押し付けられることにより、前記留め具3111を前記掛合孔1221内に係合させる。
本実施例では、留め具3111と掛合孔1221の係止の安定性を向上させるために、下パネル120には係着板122が突設されている。何れの係着板122も板状で平行に設置され、且つ二つの係着板122の対向する表面上には何れも溝が凹設されている。これにより囲んで円形の掛合孔1221を形成する。その他に、下パネル120は風路部品300の前ドレンパン311と接続されている。前ドレンパン311上には支持台3111が接続されている。二つの支持台3111も板状で平行に設置され、その平行する方向は二つの係着板122の平行する方向とは垂直である。これにより係着板122の両端は二つの支持台3113の間に係着され、下パネル120の左右方向に対して位置制限を行い、さらに下パネル120の取り付けの安定性を向上できる。これとともに、係着板122と支持台3113の設置により、下パネル120と前ドレンパン311の間で干渉を生じないようにでき、比較的よい被覆密封性を実現できる。
図5、図8、図11と図13を参照し、前記下パネル120の後側には挿入固定具121を有する。前記開口130bの前記ベース110の後側に近い縁部には挿入孔133が設置されている。前記下パネル120が前記開口130bを閉じた時、前記挿入固定具121は前記挿入孔133と挿嵌接続される。
本実施例では、下パネル120の後側とフレーム130を挿入接続することで、下パネル120を固定してから、下パネル120の前側を押圧することでスナップフィットを行うのを便利にできる。この接続方式では、使用者に比較的近い端を押圧するのは比較的便利であり、さらに下パネル120を脱着させる効率を向上させ、取り付けの習慣に比較的適する。具体的に、挿入孔133の開口は前側と下方に向いていることにより、挿入固定具121の挿入を便利にできる。また、挿入孔133は前後方向に沿って延び、挿入固定具121は細長い板状に設置されているため、挿入孔133内への挿入を便利にできる。挿入固定具121は下パネル120の内壁面から突設されている。挿入固定具121は後側へと傾き、その端部は後側へと階段状に折り曲げられて、これにより、下パネル120の他方側の掛合を便利にするように、挿入時に下パネル120とフレーム130の間に、ある角度を開く空間を保てる。当該構造でさらに脱着の利便性を向上させることにより、洗浄の利便性を向上できる。挿入固定具121を挿入孔133内に挿入することで、下パネル120の上下方向への変位を制限できる。その他に、挿入固定具121は別の実施例の構造でもよい。挿入孔133の開口は下方に向いており、前後方向に沿って延びる。挿入固定具121は下パネル120に突設され、挿入孔133と対応するように後側方向へ延び、その端部でフック状を呈し、挿入固定具121が挿入孔133に挿入された時、その端部は挿入孔133の縁部に引っかかることができる。この構造は比較的簡単で、脱着が便利である。勿論、下パネル120の前側が挿入接続で、後側が係合接続でもよい。
図14から図19を参照し、本願のさらに別の実施例において前記下パネル120の前後方向における一方側と前記開口130bの一方側の縁部或いは風路部品300の一方側の縁部とはねじ接続であり、前記下パネル120の他方側と前記開口130bの他方側の縁部或いは風路部品300の他方側の縁部とは挿入接続である。
本実施例では、下パネル120の前後方向の一方側をねじ接続、他方側を挿入接続にすることで、脱着の効率を保証すると同時に、下パネル120に対する取り付けの安定性を増し、接続の変形を避け、従って下パネル120の接続構造の使用時間を伸ばすことができる。
具体的に、前記下パネル120前側の内壁面にはロッキング固定具に穿設される第一ねじ孔129が設けられ、前記フレーム130にはポスト135が突設され、前記ポスト135にはロッキング固定具に穿設される第二ねじ孔1351が設けられている。
本実施例では、ポスト135の設置により、比較的長いねじで接続できる。これによりねじ接続の安定性を強化できる。第一ねじ孔と第二ねじ孔は通り孔でもよく、ねじ山孔でもよい。ポスト135の個数については、複数設置されており、エアコン室内機600の長さ方向に沿って均一に配置されている。対応するように、第一ねじ孔129も複数設置されている。これによりさらに下パネル120の取り付けの安定性を向上させる。
下パネル120の後側の挿入接続構造は上記実施例における挿入固定具121と挿入孔133を参考できる。挿入孔133の開口は下方に向いており、前後方向に沿って延びている。挿入固定具121は下パネル120の表面に突設され、挿入孔133と対応するように後側方向へ延びて、その端部でフック状を呈し、挿入固定具121が挿入孔133に挿入された時、その端部は挿入孔133の縁部に引っかかることができる。この構造は比較的簡単で、脱着が便利であり、接続構造が安定している。勿論、挿入接続構造は上記実施例における構造以外の構造でもよい。
上記二つの実施例に基づいて、好ましい実施例では、前記下パネル120の前後方向における中部と前記開口130bの前後方向における中部の一方には、係着孔123或いは挿入留め具127が設置され、他方には前記係着孔123と嵌合する係止具134或いは前記挿入留め具と嵌合する掛着孔137が設置されている。
本実施例では、下パネル120の前後方向の両側が何れもフレーム130と接続されているため、前後方向における中部の接続を加えるために、係着孔123と係止具134との係合接続を設置することにより、さらに下パネル120の接続安定性を向上させ、隙間による風路320組立品の送風への影響を避けられる。勿論、挿入留め具127と掛着孔138とが嵌合される構造、例えば循環ロッキング係合等でもよい。
具体的に、下パネル120の前後方向における中部にはそれぞれ対向して設置されている二つの立板が設けられている。前記二つの立板の向かい合う表面が共に前記係着孔123を形成する。前記開口130bの前後方向における中部には係止溝が設置されており、且つ当該係止溝の側壁にはロッド状の係止具134が接続されている。前記立板は前記係止溝内に插入して設置されており、前記係止具134は前記係着孔123内に係着されている。この構造の係合は僅かな押圧を加えるだけで実現でき、円柱形を呈する係止具124と嵌合の相手である円形の係着孔123も下パネル120を取り外す時により省力化でき、効率を向上できる。
或いは、対応する下パネル120の前後方向の両端の中部には挿入留め具127が設けられ、対応するフレーム130は開口130bの周縁に掛着孔137が設けられている。挿入留め具127は下パネル120の内表面に突設され、挿入留め具127は前側に向かって傾いて且つその端部は前へ折り曲げて設置されている。掛着孔137は前後方向に沿って延びて、下パネル120は開口130bを覆っている。挿入留め具127は掛着孔137内に挿入されて且つその端部は前記掛着孔137の前側のエッジに引っかかっている。
本実施例では、挿入留め具127は前側へ傾いて且つその端部は前へ折り曲げられるように設置されている。挿入留め具127は掛着孔137内に挿入されて、且つその端部は掛着孔137の前側のエッジに引っかかっていることにより、下パネル120の上下方向の自由端を制限できる。これと同時に、挿入留め具127と挿入固定具121の傾く方法は反対であり、下パネル120がフレーム130に係止されている時、挿入留め具127と挿入固定具121は互いに支える力を加えることにより、下パネル120の前後方向における移動を制限し、さらに下パネル120の構造安定性を向上させ、且つ下パネル120の左右方向の中部の接続安定性を強化できる。
その他に、上記の何れか一つの実施例に基づいて、構造安定性をさらに向上させるために、下パネル120の内側面にはさらに複数の係合構造が設けられている。下パネル120の全ての箇所の接続構造の安定性を保証すると同時に、下パネル120の変形の発生を防ぎ、エアコン室内機600の安定性を向上させるように、その中の係合構造は上記実施例のうちの一種類の構造或いは複数種類の構造の組み合わせを参照できる。
図2、図3と図7を参照し、前記エアコン室内機600はさらに上パネル140を含み、前記上パネル140の一方側は前記フレーム130の上側に回動可能に接続され、他方側は前記下パネル120と掛合接続されている。
本実施例では、フレーム130の前側には取付口が設けられ、当該上パネル140が取付口を覆うことにより、保護と装飾の効果を果たす。勿論、フィルタ組立品が設置されているエアコン室内機600はこの取付口を通して脱着を行える。脱着の実現を便利にするために、上パネル140とフレーム130との接続は回動接続であり、後ろから前へ向かう方向で開くことができる。上パネル140を取付口に覆い被せた時、上パネル140の他方側は下パネル120と掛合される。具体的な掛合方式については、係合、ロッキング係合、磁気吸着等でもよい。当該実施例において、上パネル140の内側面には第一係合部142が設置されており、当該第一係合部142は溝孔状を呈している。下パネル120の外側壁には第二係合部128が設置されており、第二係合部128は係着フック状を呈しいる。これにより、上パネル140を軽く押圧するだけで両者のロッキング固定を実現でき、簡単で便利である。勿論、上パネル140はフレーム130と掛合接続し、下パネル120の縁部とはただつなぎ合わせられるように設置されてもよい。
図1と図2を参照し、前記上パネル140の両端には前記フレーム30の外側壁を包む被覆縁部141が設置されている。前記下パネル120の両端には、前記フレーム130に向かう方向に折り返し縁部124が突設されている。前記下パネル120が前記開口130bを覆う時、前記折り返し縁部124の外壁面は前記被覆縁部141の外壁面とは面一になる。
或いは、前記下パネル120の両端面は前記フレーム130の外壁面とは面一になる。
本実施例では、下パネル120はフレーム130の開口130b全体を遮ることができる。当該開口130bはフレーム130の下側空間全体と前側空間の一部を含むので、下パネル120の後側面は直接ベース110の外壁面に当接されることにより、開口130bを完全に遮る役割を果たす。勿論、下パネル120の後側面もベース110の外壁面とは面一になることで、壁或いは壁掛け板に直接当接できる。下パネル120の左右方向の両端面はフレーム130の外壁面と面一でもいいし、フレーム130の外壁面を包むようにしてもよい。具体的に、下パネル120の左右方向の両端面には折り返し縁部124が設置され、当該折り返し縁部124は下パネル120の両端がフレーム130の方向へ折り曲げられて延びることにより形成されている。この折り返し縁部124の内壁面はフレーム130の外壁面に当接されて被覆構造を形成する。これにより、一方では被覆の密封性を向上でき、他方ではこの折り返し縁部124により、左右方向のズレによる回動の不具合を避けて、回動の安定性を実現できる。これに対応して、上パネル140の両端にも被覆縁部141が設置されている。この被覆縁部141も回動をガイドする効果を提供でき、密接に密封できる。上パネル140を取付口に覆い被せた時、被覆縁部141の外壁面と折り返し縁部124の外壁面とが面一になり、外観において比較的美しくし、さらに吻合接続の密着性を提供する。
本願は更に、エアコン室内機600及びエアコン室内機600と接続されている室外機を含むエアコンを提案した。当該エアコン室内機600の具体的な構造については、上記実施例を参照されたい。本エアコンは上記全ての実施例の全ての技術案を採用したので、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての有益効果を有し、ここでは逐一贅言しない。
以上に述べたことは本願の好ましい実施例に過ぎず、それによって本願の特許の範囲を制限するわけではない。本願の発明構想の下で、本願の明細書及び添付図面の内容を利用してなされた等価構造変換、或いは他の関連する技術分野への直接/間接的な応用は、何れも本願の特許の保護範囲に含まれる。
100 筐体
110 ベース
111 ボトムプレート
113 脱着口
120 下パネル
120a 送風口
121 挿入固定具
122 係着板
1221 掛合孔
123 係着孔
124 折り返し縁部
125 第一ねじ山孔
126 退避孔
127 挿入留め具
128 第二係合部
129 第一ねじ孔
130 フレーム
130a 吸気口
130b 開口
133 挿入孔
134 係止具
135 ポスト
1351 第二ねじ孔
137 掛着孔
140 上パネル
141 被覆縁部
142 第一係合部
150 蓋
200 熱交換器
210 前方熱交換部
220 後方熱交換部
230 冷媒管
300 風路部品
310 渦巻き形ケーシング
311 前ドレンパン
3111 留め具
3113 支持台
313 後ドレンパン
314 第二ねじ山孔
320 風路
330 ファン
400 電気制御ボックス
500 導風組立品
510 導風板
600 エアコン室内機

Claims (20)

  1. フレーム及び前記フレームの後部と接続されているベースを含み、前記フレームの下部には開口が開設されている筐体と、
    前記ベースに取り付けられているとともに前記開口に露出している風路部品と、
    前記風路部品と連通する送風口が開設されている下パネルであって、前記下パネルの周縁が前記開口の縁部或いは前記風路部品と取り外し可能に接続されて、前記下パネルは前記送風口において前記風路部品とねじ接続されている下パネルとを含む、
    エアコン室内機。
  2. 前記下パネルの前後方向における両側と前記開口の両側縁部或いは風路部品の縁部との接続は、何れもスナップフィット、摺動係合接続、挿入接続のうちの一種類或いはそのうちの二種類のそれぞれ一つである請求項1に記載のエアコン室内機。
  3. 前記下パネルの後側には挿入固定具を有し、前記開口の前記ベースの後側に近い縁部には挿入孔が設置されており、前記下パネルが前記開口を閉じた時、前記挿入固定具は前記挿入孔と挿嵌接続される請求項2に記載のエアコン室内機。
  4. 前記下パネルの前側の内壁面には掛合孔が設けられており、前記フレーム或いは風路部品には対応するように留め具が設置されており、前記下パネルが前記開口を閉じた時、前記留め具は前記掛合孔内に掛合される請求項3に記載のエアコン室内機。
  5. 前記下パネルの前側の内壁面には、間隔を置いて設置されている二つの係着板が突設されており、二つの前記係着板が囲んで前記掛合孔を形成し、前記フレーム或いは風路部品には間隔を置いて設置されている二つの支持台が突設されており、前記留め具は二つの前記支持台の先端に接続している請求項4に記載のエアコン室内機。
  6. 各係着板は板状で平行に設置され、且つ二つの前記係着板の対向する表面上には何れも溝が凹設されていることにより、囲んで円形の前記掛合孔を形成する請求項5に記載のエアコン室内機。
  7. 前記下パネルの前後方向における一方側と前記開口の一方側の縁部或いは風路部品の一方側の縁部とはねじ接続であり、前記下パネルの他方側と前記開口の他方側の縁部或いは風路部品の他方側の縁部とは挿入接続である請求項1に記載のエアコン室内機。
  8. 前記下パネルの前側の内壁面にはロッキング固定具に穿設される第一ねじ孔が設けられ、前記フレームにはポストが突設され、前記ポストにはロッキング固定具に穿設される第二ねじ孔が開設されている請求項7に記載のエアコン室内機。
  9. 前記下パネルの後側には挿入固定具を有し、前記開口の縁部には挿入孔が設けられ、前記挿入孔は前後方向に沿って延び、且つ前記挿入孔の開口は下側に向いており、前記挿入固定具は前記下パネルの内壁面から突設されて形成され、前記挿入固定具は後側へと傾いて設置され且つその端部は後側へ折り曲げられて、前記挿入固定具を前記挿入孔内に挿入することで、前記下パネルの上下方向における変位を制限する請求項7に記載のエアコン室内機。
  10. 前記下パネルの前後方向に沿う中部と前記開口の前後方向における中部の一方には、係着孔或いは挿入留め具が設置され、他方には前記係着孔と嵌合する係止具或いは前記挿入留め具と嵌合する掛着孔が対応して設置されている請求項1に記載のエアコン室内機。
  11. 前記下パネルの前後方向における中部にはそれぞれ対向して設置されている二つの立板が突設されており、前記二つの立板の向かい合う表面が共に前記係着孔を形成し、前記開口の前後方向における中部には係止溝が設置されており、且つ当該係止溝の側壁にはロッド状の係止具が接続され、前記立板は前記係止溝内に插入して設置されており、前記係止具は前記係着孔内に係着されている請求項10に記載のエアコン室内機。
  12. 前記下パネルの送風口の周縁にはロッキング固定具に穿設される複数の第一ねじ山孔が設けられ、前記風路部品上にはロッキング固定具に穿設される複数の第二ねじ山孔が設けられている請求項1に記載のエアコン室内機。
  13. 前記下パネルの後側面は前記ベースに当接されているか、前記ベースの外壁面とは面一である請求項1に記載のエアコン室内機。
  14. 前記エアコン室内機はさらに熱交換器を含み、前記熱交換器は前記筐体内に取り付けられ、前記熱交換器には冷媒管が接続され、前記ベースには前記開口と連通する脱着口が開設され、前記冷媒管のジョイントは前記脱着口と前記開口とにより露出できる請求項1に記載のエアコン室内機。
  15. 前記下パネルには前記脱着口に対応するように退避孔が開設され、前記冷媒管上のジョイントは前記脱着口と退避孔とにより露出でき、前記退避孔の周縁には、前記退避孔と脱着口を開閉するために、蓋が取り外し可能に接続されている請求項14に記載のエアコン室内機。
  16. 前記退避孔の外周縁には第一ロック構造が設置され、前記蓋の内側壁上には第二ロック構造が設置され、前記蓋は前記第一ロック構造と第二ロック構造との嵌合により、前記下パネルと取り外し可能に接続される請求項15に記載のエアコン室内機。
  17. 前記エアコン室内機はさらに上パネルを含み、前記上パネルの一方側は前記フレームの上側に回動可能に接続され、他方側は前記下パネルと掛合接続されている請求項1に記載のエアコン室内機。
  18. 前記フレームの前側には取付口が開設され、前記上パネルは前記取付口を覆い、
    及び/又は、前記上パネルの内側面には第一係合部が設置され、前記第一係合部は溝孔状を呈し、前記下パネルの外側壁には第二係合部が設置され、前記第二係合部は係着フック状を呈し、前記上パネルは前記第一係合部と前記第二係合部との係合接続嵌合によって前記下パネルと掛合接続される請求項17に記載のエアコン室内機。
  19. 前記エアコン室内機はさらに導風組立品を含み、前記導風組立品は前記送風口の周縁に取り外し可能に接続され、
    或いは、前記導風組立品は前記フレームに取り付けられ、且つ前記送風口と対向するように設置されている請求項1に記載のエアコン室内機。
  20. エアコン室内機を含むエアコンであって、前記エアコン室内機は、
    フレーム及び前記フレームの後部と接続されているベースを含み、前記フレームの下部には開口が開設されている筐体と、
    前記ベースに取り付けられているとともに前記開口に露出している風路部品と、
    前記風路部品と連通する送風口が開設されている下パネルであって、前記下パネルの周縁が前記開口の縁部或いは前記風路部品と取り外し可能に接続されて、前記下パネルは前記送風口において前記風路部品とねじ接続されている下パネルとを含む、
    エアコン。
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