JP3807088B2 - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井埋込型空気調和機に係わり、より詳細には、露受皿を中空状に形成して断熱性をもたせるとともに、該露受皿とガイド部材とベルマウスとを一体的に形成した構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の天井埋込型空気調和機は、例えば図12で示すように、天井面に埋め込まれた本体ケーシング1の下面1a中央に吸込口2を設け、下面1a周辺に吹出口3を設け、前記本体ケーシング1内に形成された前記吸込口2と前記吹出口3とを結ぶ空気通路5に、前記吸込口2に対向して上下方向の駆動軸を有した送風ファン4からなる送風機Mと熱交換器6とを設け、同熱交換器6の下部に露受皿7を設けるとともに、前記熱交換器6の下部と前記送風機Mとの間に、上面が流線形に形成されて、前記吸込口2からの吸込空気流を前記熱交換器6に向けてほぼ均一に導くガイド部材2bを設け、前記送風ファン4と前記吸込口2との間にベルマウス2aを設けてなる構成であった。
【0003】
前記露受皿7は、例えば実開平ー673616号公報で開示されているように、中空成形をすることによって断熱性能を高めて露付を防止するようにした技術が知られているが、この場合、天井埋込型空気調和機用として好適な前記露受皿7の形状や成形条件などにより、前記中空成形部の高さ寸法が不均一になりやすく、このため、断熱性能が安定しにくいという問題を有していた。
また、前記露受皿7は、複数の部品を接着することによって前記中空成形部を形成するような場合、該接着のための後加工が必要となって生産性が悪くなったり、前記中空成形部の機密性が不安定になるのに伴って断熱性能が安定しにくいという問題を有していた。
【0004】
更に、前記ガイド部材2bは、特開平2ー171520号公報で開示されているように、その上面の内周部が前記送風ファン4のシュラウド4aの下面の外周部とオーバーラップするように近接して配置されており、これによって、前記送風ファン4のシュラウド4a側の流れが前記ガイド部材2bの上面に付着するコアンダ効果が生じて風の流れが下方に引き付けられ、風の流れのシュラウド4aからの剥離域が有効に低減される効果を奏していたが、前記ガイド部材2bが別部材として設けられた構成であるため、そのための作業性が悪くなりコスト的にも不利となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、露受皿を中空状に形成して断熱性をもたせるとともに、該露受皿とガイド部材とベルマウスとを一体的に形成した天井埋込型空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、天井面に埋め込まれた本体ケーシングの下面中央に吸込口を設け、下面周辺に吹出口を設け、前記本体ケーシング内に形成された前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、前記吸込口に対向して上下方向の駆動軸を有した送風ファンからなる送風機と熱交換器とを設け、同熱交換器の下部に露受皿を設けるとともに、前記熱交換器の下部と前記送風機との間に、上面が流線形に形成されて、前記吸込口からの吸込空気流を前記熱交換器に向けてほぼ均一に導くガイド部材を設け、前記送風ファンと前記吸込口との間にベルマウスを設けてなる天井埋込型空気調和機において、
前記露受皿が、相対向する接合部を備えて上下に分割され、空隙部を形成して重設された上部露受皿と下部露受皿とで構成されるとともに、該下部露受皿と前記ガイド部材と前記ベルマウスとが一体的に形成された構成となっている。
【0007】
また、前記接合部が、上部を拡開した前記上部露受皿および前記下部露受皿の両側面からなり、これら上下の両側面を密接して前記空隙部を形成するようにした構成となっている。
【0008】
また、前記接合部を構成する上下の両側面を、ほぼ平行に形成した構成となっている。
【0009】
また、前記上部露受皿および前記下部露受皿を、ヒンジ部を介して回動可能に連結し、同ヒンジ部を中心に回動して前記上下の両側面を密接するようにした構成となっている。
【0010】
また、前記上部露受皿と前記下部露受皿と前記ヒンジ部とを、合成樹脂により薄肉状に一体成形した構成となっている。
【0011】
また、前記上部露受皿および前記下部露受皿に、前記上下の両側面を密接させた状態で保持する保持手段を設けた構成となっている。
【0012】
また、前記保持手段が、前記下部露受皿の上縁部に対応して、前記上部露受皿の少なくとも一側面上部に突設された第一係止爪からなる構成となっている。
【0013】
また、前記保持手段が、前記下部露受皿の少なくとも一側面に設けられた係止孔と、同係止孔に対応して前記上部露受皿に突設された第二係止爪からなる構成となっている。
【0014】
また、前記上部露受皿および前記下部露受皿に、前記空隙部の高さ寸法が不均一にならないように位置決めするための位置決め手段を設けた構成となっている。
【0015】
また、前記位置決め手段が、前記上部露受皿の両側底部に対応して、前記下部露受皿に設けられた水平面状の受け部からなる構成となっている。
【0016】
また、前記位置決め手段が、前記上部露受皿の底面に対向して、前記下部露受皿の底面上に立設したリブからなる構成となっている。
【0017】
また、前記上部露受皿の底面に筒状の排水部を垂下する一方、前記下部露受皿に、前記排水部の外形に嵌合する筒状の嵌合部を立設した構成となっている。
【0018】
また、前記排水部の外形部を先細状に形成する一方、これに対応する前記嵌合部の内径部を、前記排水部の外形とほぼ平行な形状に形成した構成となっている。
【0019】
また、前記排水部の排水孔を、先端部を拡開したテーパ状に形成する一方、該排水孔に嵌合する嵌合体と、同嵌合体の基端部に連続形成したフランジとからなる止水栓を設け、前記嵌合体を前記排水孔に嵌合するとともに、前記フランジを前記排水孔の周縁部に近接または当接するようにした構成となっている。
【0020】
また、前記止水栓が、弾性を有する部材からなる構成となっている。
【0021】
更に、前記止水栓の頭部近傍に、該箇所に弾性をもたせる切欠部を設けた構成となっている。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として説明する。
図1と、図2と、図3(A)および図3(B)と、図4(A)および図4(B)と、図5(A)および図5(B)と、図6(A)および図6(B)と、図7(A)および図7(B)と、図8(A)および図8(B)と、図9(A)および図9(B)と、図10(A)および図10(B)と、図11(A)および図11(B)とにおいて、1は天井埋込型空気調和機を構成して天井面に埋め込まれた本体ケーシング、2は同本体ケーシング1の下面1a中央に設けられた吸込口、3は下面1a周辺に設けられた吹出口、5は前記本体ケーシング1内で前記吸込口2と前記吹出口3とを通過するように形成された空気通路で、該空気通路5には、前記吸込口2に対向して上下方向の駆動軸を有したファンモータMおよび下部にシュラウド4aを備えた送風ファン4からなる送風機と、下部に後述する露受皿を備えた熱交換器6とが設けられ、前記送風ファン4と前記吸込口2との間にはベルマウス2aが設けられ、前記熱交換器6の下部と前記送風機との間に、上面が流線形に形成されて、前記吸込口2からの吸込空気流を前記熱交換器6に向けてほぼ均一に導くためのガイド部材2bが設けられた構成となっている。
【0023】
前記熱交換器6の下部に設けられた露受皿は、相対向する接合部を備えて上下に分割され、空隙部aを形成して重設された上部露受皿7'と下部露受皿7とで構成されるとともに、該下部露受皿7と前記ガイド部材2bと前記ベルマウス2aとが一体的に形成された構成となっており、
これによって、前記上部露受皿7'と前記下部露受皿7とで構成される露受皿は、機密性のよい前記空隙部aを形成できて断熱性能が安定し、露付を効果的に防止できるようになるとともに、上記に説明した従来技術のような接着のための後加工が不必要となり、作業性を向上できるとともにコスト的に有利な構造となる。
【0024】
また、前記上部露受皿7'と下部露受皿7とを接合するための接合部が、図3(A)および図3(B)で示すように、上部を拡開した前記上部露受皿7'および前記下部露受皿7の両側面7'b および7bからなり、これら上下の両側面7'b および7bを密接して前記空隙部aを形成するようにした構成となっており、
これによって、前記上部露受皿7'を前記下部露受皿7に上方から容易に、且つ正確に接合できるようになるとともに、上部を拡開した前記両側面7'b および7bを相互に密接することによって、機密性のよい前記空隙部aを正確に形成できるようにした構造となる。
【0025】
また、前記接合部を構成する上下の前記両側面7'b および7bをほぼ平行に形成したことにより、該両側面7'b および7bを正確に密接できて、より機密性のよい前記空隙部aを正確に形成できるようにした構成となっている。
【0026】
また、前記上部露受皿7'および前記下部露受皿7を、図4(A)および図4(B)で示すように、ヒンジ部8を介して回動可能に連結し、同ヒンジ部8を中心に回動して前記上下の両側面7'b および7bを密接するようにしたことにより、該両側面7'b および7bを更に容易に接合できるようにした構成となっている。
【0027】
また、前記上部露受皿7'と前記下部露受皿7と前記ヒンジ部8とを、合成樹脂により一体的に形成したことにより、寸法形状を正確に仕上げることができるとともに、コスト的に有利な構成となっている。
【0028】
また、前記ヒンジ部8を一体成形によって薄肉状に形成したことにより、該ヒンジ部8を中心に前記上部露受皿7'をより容易に回動して前記下部露受皿7に接合できるようにした構成となっている。
なお、前記下部露受皿7は、図5(A)および図5(B)で示すように、同下部露受皿7に設けられた取付用の挿通孔7cを挿通したねじを、前記本体ケーシング1に設けられたねじ孔(図示せず)に螺着して固定されるようにした構成となっている。
【0029】
また、前記上部露受皿7'および前記下部露受皿7に、前記上下の両側面7'b および7bを密接させた状態で保持するための後述する保持手段を設けたことにより、密接させた該上下の両側面7'b および7bが離脱してしまわないように、正確に保持できるようにした構成となっている。
【0030】
また、前記上下の両側面7'b および7bを保持するための保持手段が、第一の例として図6(A)および図6(B)で示すように、前記下部露受皿7の上縁部に対応して、前記上部露受皿7'の少なくとも一側面7b上部に突設された第一係止爪7dらなる構成となっており、
これによって、前記上部露受皿7'が前記下部露受皿7から擦れたり、または離脱したりしないように正確に保持できるようになって、前記空隙部aの高さ寸法を狂わせることがないようにした構造となる。
【0031】
また、前記上下の両側面7'b および7bを保持するための保持手段が、第二の例として図9(A)および図9(B)で示すように、前記下部露受皿7の少なくとも一側面7bに設けられた係止孔7gと、同係止孔7gに対応して前記上部露受皿7'に突設された第二係止爪7d' からなる構成となっており、
これによって、前記第一の例の場合と同様に、前記上部露受皿7'が前記下部露受皿7から擦れたり、または離脱したりしないように正確に保持できるようになって、前記空隙部aの高さ寸法を狂わせることがないようにした構造となる。
【0032】
また、前記上部露受皿7'および前記下部露受皿7に、前記空隙部aの高さ寸法が不均一にならないように位置決めするための後述する位置決め手段を設けたことにより、前記空隙部aの高さ寸法が不均一にならないように位置決めできるので、断熱性能を向上させて、前記上部露受皿7'および前記下部露受皿7からなる露受皿への露付を効果的に防止できるようにした構成となっている。
【0033】
また、前記空隙部aの高さ寸法が不均一にならないように位置決めする位置決め手段が、第一の例として図7(A)および図7(B)で示すように、前記上部露受皿7'の両側7'b 底部に対応して、前記下部露受皿7に設けられた水平面状の受け部7eからなる構成となっており、
これによって、前記上部露受皿7'の底部を前記受け部7eに当接させることにより、前記空隙部aの高さ寸法が不均一にならないように正確に位置決めできるようにした構造となる。
【0034】
また、前記空隙部aの高さ寸法が不均一にならないように位置決めする位置決め手段が、第二の例として図8(A)および図8(B)で示すように、前記上部露受皿7'の底面7'a に対向して、前記下部露受皿7の底面7a上に立設したリブ7fからなる構成となっており、
これによって、前記上部露受皿7'の底面7'a を前記リブ7fの上端の長手方向のわたって当接させることにより、前記空隙部aの高さ寸法が不均一にならないように、更に正確に位置決めできるようにした構造となる。
【0035】
また、図10(A)および図10(B)で示すように、前記上部露受皿7'の底面7'a に筒状の排水部9を垂下する一方、前記下部露受皿7に、前記排水部9の外形に嵌合する筒状の嵌合部10を立設した構成となっており、
これによって、前記上部露受皿7'および前記下部露受皿7からなる露受皿に排水路を形成できて、図示はしないが、該排水路にドレンホースを接続して前記熱交換器6から滴下した凝縮水を外部に排出できるようになる。
【0036】
また、前記排水部9の外形部を先細状に形成する一方、これに対応する前記嵌合部10の内径部を、前記排水部9の外形とほぼ平行な形状に形成したことにより、前記排水部9を前記嵌合部10に容易に、且つ正確に嵌合できるようにした構成となっている。
【0037】
また、図11(A)で示すように、前記排水部9の排水孔を、先端部を拡開したテーパ状に形成する一方、該排水孔に嵌合する嵌合体11a と、同嵌合体11a の基端部に連続形成したフランジ11b とからなる止水栓11を設け、前記嵌合体11a を前記排水孔に嵌合するとともに、前記フランジ11b を前記排水孔の周縁部に近接または当接するようにした構成となっており、
これによって、前記排水部9の排水孔に栓をしておきたい場合には、前記止水栓11により前記排水孔に正確に栓をすることができるとともに、該箇所の周縁を前記フランジ11b で覆って外観性を損ねないようにした構造となる。
【0038】
また、前記止水栓11が、弾性を有するゴムまたは合成樹脂などの部材からなる構成としたことにより、前記排水部9の排水孔に、より正確に栓をすることができるようになる。
【0039】
更に、図11(B)で示すように、前記止水栓11の頭部近傍に、該箇所に弾性をもたせる切欠部11c および11d を設けたことにより、前記止水栓11により効果的な弾性をもたせることができるようにした構成となっている。
なお、前記フランジ11b に延出片11e を連続形成することによって、前記止水栓11に更に効果的な弾性をもたせることができる。
【0040】
以上の構成により、図1と、図2と、図3(A)および図3(B)と、図4(A)および図4(B)と、図5(A)および図5(B)と、図6(A)および図6(B)と、図7(A)および図7(B)と、図8(A)および図8(B)と、図9(A)および図9(B)と、図10(A)および図10(B)と、図11(A)および図11(B)とで示すように、前記熱交換器6の下部に設けられた露受皿は、相対向する接合部を備えて上下に分割され、前記空隙部aを形成して重設された上部露受皿7'と下部露受皿7とで構成されるとともに、該下部露受皿7と前記ガイド部材2bと前記ベルマウス2aとが一体的に形成された構成となっているので、
前記上部露受皿7'と前記下部露受皿7とで構成される露受皿は、機密性のよい前記空隙部aを形成できて断熱性能が安定し、露付を効果的に防止できるようになるとともに、上記に説明した従来技術のような接着のための後加工が不必要となり、作業性を向上できるとともにコスト的に有利な構成でなる天井埋込型空気調和機となる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、露受皿を中空状に形成して断熱性をもたせるとともに、該露受皿とガイド部材とベルマウスとを一体的に形成した天井埋込型空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による天井埋込型空気調和機の断面図である。
【図2】本発明による天井埋込型空気調和機の底面図である。
【図3】本発明による天井埋込型空気調和機の要部説明図で、(A)は露受皿の分解斜視図であり、(B)は断面図である。
【図4】本発明による天井埋込型空気調和機の要部説明図で、(A)は露受皿の斜視図であり、(B)は断面図である。
【図5】本発明による天井埋込型空気調和機の要部説明図で、(A)は露受皿と本体ケーシングの斜視図であり、(B)は要部斜視図である。
【図6】本発明による天井埋込型空気調和機の保持手段の第一の例を示す断面図で、(A)は分解図であり、(B)は組立図である。
【図7】本発明による天井埋込型空気調和機の位置決め手段の第一の例を示す断面図で、(A)は分解図であり、(B)は組立図である。
【図8】本発明による天井埋込型空気調和機の位置決め手段の第二の例を示す断面図で、(A)は分解図であり、(B)は組立図である。
【図9】本発明による天井埋込型空気調和機の保持手段の第二の例を示す断面図で、(A)は分解図であり、(B)は組立図である。
【図10】本発明による天井埋込型空気調和機の要部説明図で、(A)は排水路の分解図であり、(B)は組立図である。
【図11】本発明による天井埋込型空気調和機の要部説明図で、(A)は排水路に栓をする分解図であり、(B)は組立図である。
【図12】従来例による天井埋込型空気調和機の断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング
1a 下面
2 吸込口
2a ベルマウス
2b ガイド部材
3 吹出口
4 送風ファン
4a シュラウド
5 空気通路
6 熱交換器
7' 上部露受皿
7'a 上部露受皿の底面
7'b 上部露受皿の側面
7 下部露受皿
7a 下部露受皿の底面
7b 下部露受皿の側面
7c 挿通孔
7d 第一係止爪
7d' 第二係止爪
7e 受け部
7f リブ
7g 係止孔
8 ヒンジ部
9 排水部
10 嵌合部
11 止水栓
11a 嵌合体
11b フランジ
11c ,11d 切欠部
11e 延出片
a 空隙部

Claims (16)

  1. 天井面に埋め込まれた本体ケーシングの下面中央に吸込口を設け、下面周辺に吹出口を設け、前記本体ケーシング内に形成された前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、前記吸込口に対向して上下方向の駆動軸を有した送風ファンからなる送風機と熱交換器とを設け、同熱交換器の下部に露受皿を設けるとともに、前記熱交換器の下部と前記送風機との間に、上面が流線形に形成されて、前記吸込口からの吸込空気流を前記熱交換器に向けてほぼ均一に導くガイド部材を設け、前記送風ファンと前記吸込口との間にベルマウスを設けてなる天井埋込型空気調和機において、
    前記露受皿が、相対向する接合部を備えて上下に分割され、空隙部を形成して重設された上部露受皿と下部露受皿とで構成されるとともに、該下部露受皿と前記ガイド部材と前記ベルマウスとが一体的に形成されてなることを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  2. 前記接合部が、上部を拡開した前記上部露受皿および前記下部露受皿の両側面からなり、これら上下の両側面を密接して前記空隙部を形成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の天井埋込型空気調和機。
  3. 前記接合部を構成する上下の両側面を、ほぼ平行に形成したことを特徴とする請求項2に記載の天井埋込型空気調和機。
  4. 前記上部露受皿および前記下部露受皿を、ヒンジ部を介して回動可能に連結し、同ヒンジ部を中心に回動して前記上下の両側面を密接するようにしたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の天井埋込型空気調和機。
  5. 前記上部露受皿と前記下部露受皿と前記ヒンジ部とを、合成樹脂により薄肉状に一体成形したことを特徴とする請求項4に記載の天井埋込型空気調和機。
  6. 前記上部露受皿および前記下部露受皿に、前記上下の両側面を密接させた状態で保持する保持手段を設けたことを特徴とする請求項2乃至請求項4に記載の天井埋込型空気調和機。
  7. 前記保持手段が、前記下部露受皿の上縁部に対応して、前記上部露受皿の少なくとも一側面上部に突設された第一係止爪からなることを特徴とする請求項6に記載の天井埋込型空気調和機。
  8. 前記保持手段が、前記下部露受皿の少なくとも一側面に設けられた係止孔と、同係止孔に対応して前記上部露受皿に突設された第二係止爪からなることを特徴とする請求項6に記載の天井埋込型空気調和機。
  9. 前記上部露受皿および前記下部露受皿に、前記空隙部の高さ寸法が不均一にならないように位置決めするための位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項2乃至請求項4または請求項6に記載の天井埋込型空気調和機。
  10. 前記位置決め手段が、前記上部露受皿の両側底部に対応して、前記下部露受皿に設けられた水平面状の受け部からなることを特徴とする請求項9に記載の天井埋込型空気調和機。
  11. 前記位置決め手段が、前記上部露受皿の底面に対向して、前記下部露受皿の底面上に立設したリブからなることを特徴とする請求項9に記載の天井埋込型空気調和機。
  12. 前記上部露受皿の底面に筒状の排水部を垂下する一方、前記下部露受皿に、前記排水部の外形に嵌合する筒状の嵌合部を立設したことを特徴とする請求項2に記載の天井埋込型空気調和機。
  13. 前記排水部の外形部を先細状に形成する一方、これに対応する前記嵌合部の内径部を、前記排水部の外形とほぼ平行な形状に形成したことを特徴とする請求項12に記載の天井埋込型空気調和機。
  14. 前記排水部の排水孔を、先端部を拡開したテーパ状に形成する一方、該排水孔に嵌合する嵌合体と、同嵌合体の基端部に連続形成したフランジとからなる止水栓を設け、前記嵌合体を前記排水孔に嵌合するとともに、前記フランジを前記排水孔の周縁部に近接または当接するようにしたことを特徴とする請求項13に記載の天井埋込型空気調和機。
  15. 前記止水栓が、弾性を有する部材からなることを特徴とする請求項14に記載の天井埋込型空気調和機。
  16. 前記止水栓の頭部近傍に、該箇所に弾性をもたせる切欠部を設けたことを特徴とする請求項14に記載の天井埋込型空気調和機。
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