JPH08200798A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機Info
- Publication number
- JPH08200798A JPH08200798A JP7007600A JP760095A JPH08200798A JP H08200798 A JPH08200798 A JP H08200798A JP 7007600 A JP7007600 A JP 7007600A JP 760095 A JP760095 A JP 760095A JP H08200798 A JPH08200798 A JP H08200798A
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- JP
- Japan
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- heat exchanger
- air
- locking
- indoor
- air passage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機の室内熱交換器の側板を壁面に固
定された据付板に直接係止させることにより、室内機の
構成部品の無駄を無くす。 【構成】 筐体１内部の空気通路４を形成するケーシン
グ９の上部背面９ａを切欠して室内熱交換器６の側板１
２を後方に延出させ、その先端部に設けた係止片１５を
壁面１３に固定された据付板１４の係止部１６に直接係
止させる。
定された据付板に直接係止させることにより、室内機の
構成部品の無駄を無くす。 【構成】 筐体１内部の空気通路４を形成するケーシン
グ９の上部背面９ａを切欠して室内熱交換器６の側板１
２を後方に延出させ、その先端部に設けた係止片１５を
壁面１３に固定された据付板１４の係止部１６に直接係
止させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室内機の構
成に関する。
成に関する。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機の室内機としては例えば図３
に示すように構成されたものがある。この室内機では筐
体２１の上部に形成された吸込口２２と、下部に形成さ
れた吹出口２３とを結ぶ空気通路２４にエアーフィルタ
２５と、室内熱交換器２６と、送風ファン（クロスフロ
ーファン）２７が配置され、室内への風向は吹出口２３
に設けられた風向調節板２８により調節されるようにな
っている。室内熱交換器２６は、その前面を空気通路２
４の前方に傾斜させた上部熱交換器２６ａと、この上部
熱交換器２６ａの上部に連設して空気通路２４の後方に
傾斜させた後部熱交換器２６ｂと、上部熱交換器２６ａ
の下部に連設してほぼ垂直に立設した下部熱交換器２６
ｃとからなっている。空気通路２４を構成するケーシン
グ２９には上部露受３０、下部露受３１などとともに、
図示はされてないが室内熱交換器２６を固定するための
ボスその他が形成されており、背面上部には壁面３２に
固定された据付板３３に形成されている係止部３４に係
止させる係止片３５が設けられている。
に示すように構成されたものがある。この室内機では筐
体２１の上部に形成された吸込口２２と、下部に形成さ
れた吹出口２３とを結ぶ空気通路２４にエアーフィルタ
２５と、室内熱交換器２６と、送風ファン（クロスフロ
ーファン）２７が配置され、室内への風向は吹出口２３
に設けられた風向調節板２８により調節されるようにな
っている。室内熱交換器２６は、その前面を空気通路２
４の前方に傾斜させた上部熱交換器２６ａと、この上部
熱交換器２６ａの上部に連設して空気通路２４の後方に
傾斜させた後部熱交換器２６ｂと、上部熱交換器２６ａ
の下部に連設してほぼ垂直に立設した下部熱交換器２６
ｃとからなっている。空気通路２４を構成するケーシン
グ２９には上部露受３０、下部露受３１などとともに、
図示はされてないが室内熱交換器２６を固定するための
ボスその他が形成されており、背面上部には壁面３２に
固定された据付板３３に形成されている係止部３４に係
止させる係止片３５が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の室
内機では上述のように空気通路２４を構成するケーシン
グ２９の背面上部に係止片３５を設け、この係止片３５
を壁面３２に固定された据付板３３の係止部３４に係止
させるようになっているが、後部熱交換器２６ｂの後方
に形成されている空隙部は室内空気の流通経路に過ぎな
いため図３に示すような構造にこだわる必要性はなく、
このままでは材料（樹脂）の無駄使いとなっている。し
たがって、本発明においては、空気調和機としての性能
を低下させることなく、材料の無駄使い廃し、構成部品
をより簡素化した空気調和機の室内機を提供することを
目的としている。
内機では上述のように空気通路２４を構成するケーシン
グ２９の背面上部に係止片３５を設け、この係止片３５
を壁面３２に固定された据付板３３の係止部３４に係止
させるようになっているが、後部熱交換器２６ｂの後方
に形成されている空隙部は室内空気の流通経路に過ぎな
いため図３に示すような構造にこだわる必要性はなく、
このままでは材料（樹脂）の無駄使いとなっている。し
たがって、本発明においては、空気調和機としての性能
を低下させることなく、材料の無駄使い廃し、構成部品
をより簡素化した空気調和機の室内機を提供することを
目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、筐体上部の吸込口
と、同筐体下部の吹出口とを結ぶ空気通路に、エアーフ
ィルタと、室内熱交換器と、同室内熱交換器により熱交
換された空気を前記吹出口へ送出する送風ファンとを設
けるとともに、前記吹出口に室内への風向を調節する風
向調節板を設け、前記空気通路を形成するケーシングの
背面側に設けられた係止片を壁面に固定された据付板の
係止部に係止させるようにしてなるものにおいて、前記
ケーシングの前記送風ファンより上方に位置する背面側
を切欠するとともに、前記室内熱交換器を構成する側板
の上部を前記据付板に向けて延出させ、その先端部に前
記据付板の係止部に係止させる係止片を設けることにし
た。
決するためになされたものであり、筐体上部の吸込口
と、同筐体下部の吹出口とを結ぶ空気通路に、エアーフ
ィルタと、室内熱交換器と、同室内熱交換器により熱交
換された空気を前記吹出口へ送出する送風ファンとを設
けるとともに、前記吹出口に室内への風向を調節する風
向調節板を設け、前記空気通路を形成するケーシングの
背面側に設けられた係止片を壁面に固定された据付板の
係止部に係止させるようにしてなるものにおいて、前記
ケーシングの前記送風ファンより上方に位置する背面側
を切欠するとともに、前記室内熱交換器を構成する側板
の上部を前記据付板に向けて延出させ、その先端部に前
記据付板の係止部に係止させる係止片を設けることにし
た。
【０００５】
【作用】上記の構成であれば、据付板の係止部に係止さ
せる係止片を室内熱交換器の側板に一体に設け、ケーシ
ングの背面上部を切欠するようになっているので、ケー
シングに使用される樹脂の量を減らすことができる。
せる係止片を室内熱交換器の側板に一体に設け、ケーシ
ングの背面上部を切欠するようになっているので、ケー
シングに使用される樹脂の量を減らすことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図２に基づ
いて説明する。図１は室内機の内部構成を、図２は室内
熱交換器と据付板の関係を表したものである。図におい
て、１は筐体（室内機本体）、２は室内空気の吸込口、
３は室内に向けた吹出口である。吸込口２と吹出口３を
結ぶ空気通路４には着脱自在なエアーフィルタ５と、室
内熱交換器６と、送風ファン（クロスフローファン）７
が配置され、吹出口３には室内への風向を上下に調節す
る風向調節板８が設けられている。室内熱交換器６はそ
の前面を空気通路４の前方に傾斜させた上部熱交換器６
ａと、この上部熱交換器６ａの上部に連設して空気通路
４の後方に傾斜させた後部熱交換器６ｂと、上部熱交換
器換器６ａの下部に連設してほぼ垂直に立設した下部熱
交換器６ｃとからなっている。空気通路４を構成するケ
ーシング９には上部露受１０、下部露受１１などととも
に、図示はされてないが室内熱交換器６を固定するため
のボスその他が形成されている。
いて説明する。図１は室内機の内部構成を、図２は室内
熱交換器と据付板の関係を表したものである。図におい
て、１は筐体（室内機本体）、２は室内空気の吸込口、
３は室内に向けた吹出口である。吸込口２と吹出口３を
結ぶ空気通路４には着脱自在なエアーフィルタ５と、室
内熱交換器６と、送風ファン（クロスフローファン）７
が配置され、吹出口３には室内への風向を上下に調節す
る風向調節板８が設けられている。室内熱交換器６はそ
の前面を空気通路４の前方に傾斜させた上部熱交換器６
ａと、この上部熱交換器６ａの上部に連設して空気通路
４の後方に傾斜させた後部熱交換器６ｂと、上部熱交換
器換器６ａの下部に連設してほぼ垂直に立設した下部熱
交換器６ｃとからなっている。空気通路４を構成するケ
ーシング９には上部露受１０、下部露受１１などととも
に、図示はされてないが室内熱交換器６を固定するため
のボスその他が形成されている。
【０００７】ところで、本実施例の特徴とするところ
は、送風ファン７より上方に位置するケーシング９の背
面側（破線で示す部分）９ａを切欠して樹脂の使用量を
減らす一方、後部熱交換器６ｂの左右に設けられる側板
１２の後方上部を壁面１３に固定されている据付板１４
に向けて延出させ、その先端部をそれぞれ外向きにほぼ
直角に屈曲させて係止片１５とし、この係止片１５を据
付板１４に形成されている係止部（切起し片）１６に直
接係止させるようにしたことである。このような構成で
あれば、送風性能などに何ら悪影響を及ぼすことなく室
内機を据付板１３に係止させることができるとともに、
ケーシング９に使用する樹脂の量を減らすことができる
からである。
は、送風ファン７より上方に位置するケーシング９の背
面側（破線で示す部分）９ａを切欠して樹脂の使用量を
減らす一方、後部熱交換器６ｂの左右に設けられる側板
１２の後方上部を壁面１３に固定されている据付板１４
に向けて延出させ、その先端部をそれぞれ外向きにほぼ
直角に屈曲させて係止片１５とし、この係止片１５を据
付板１４に形成されている係止部（切起し片）１６に直
接係止させるようにしたことである。このような構成で
あれば、送風性能などに何ら悪影響を及ぼすことなく室
内機を据付板１３に係止させることができるとともに、
ケーシング９に使用する樹脂の量を減らすことができる
からである。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したような室内機であるなら
ば、大きな面積を占めていたケーシングの上部背面が要
らなくなり、樹脂の使用量が減るとともに、後部熱交換
器への空気の流れが良くなり、熱交換性能の向上、製品
の軽量化、生産性の向上等が期待できる。
ば、大きな面積を占めていたケーシングの上部背面が要
らなくなり、樹脂の使用量が減るとともに、後部熱交換
器への空気の流れが良くなり、熱交換性能の向上、製品
の軽量化、生産性の向上等が期待できる。
【図１】本発明の一実施例を示す室内機の内部構成図で
ある。
ある。
【図２】本発明の一実施例を示す要部斜視図である。
【図３】従来例を示す室内機の内部構成図である。
１ 筐体（室内機本体） ２ 吸込口 ３ 吹出口 ４ 空気通路 ５ エアーフィルタ ６ 室内熱交換器 ７ 送風ファン（クロスフローファン） ８ 風向調節板 ９ ケーシング １０ 上部露受 １１ 下部露受 １２ 側板 １３ 壁面 １４ 据付板 １５ 係止片 １６ 係止部（切起し片）
Claims (2)
- 【請求項１】 筐体上部の吸込口と、同筐体下部の吹出
口とを結ぶ空気通路に、エアーフィルタと、室内熱交換
器と、同室内熱交換器により熱交換された空気を前記吹
出口へ送出する送風ファンとを設けるとともに、前記吹
出口に室内への風向を調節する風向調節板を設け、前記
空気通路を形成するケーシングの背面側に設けられた係
止片を壁面に固定された据付板の係止部に係止させるよ
うにしてなるものにおいて、前記ケーシングの前記送風
ファンより上方に位置する背面側を切欠するとともに、
前記室内熱交換器を構成する側板の上部を前記据付板に
向けて延出させ、その先端部に前記据付板の係止部に係
止させる係止片を設けてなることを特徴とする空気調和
機の室内機。 - 【請求項２】 前記室内熱交換器が、前面を前記空気通
路の前方に傾斜させた上部熱交換器と、同上部熱交換器
の上部に連設し、前記空気通路の後方に傾斜させた後部
熱交換器と、前記上部熱交換器の下部に連設し、ほぼ垂
直に立設した下部熱交換器とからなるものにおいては、
前記係止片を前記後部熱交換器の側板に一体に設けてな
る請求項１記載の空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00760095A JP3608238B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00760095A JP3608238B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 空気調和機の室内機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200798A true JPH08200798A (ja) | 1996-08-06 |
| JP3608238B2 JP3608238B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=11670305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00760095A Expired - Fee Related JP3608238B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3608238B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002213767A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| JP2002276991A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-25 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| CN105444397A (zh) * | 2015-12-07 | 2016-03-30 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器及其室内机 |
| CN105890052A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-08-24 | 广东美的制冷设备有限公司 | 壁挂式空调室内机和壁挂式空调器 |
| CN105890051A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-08-24 | 广东美的制冷设备有限公司 | 壁挂式空调室内机和壁挂式空调器 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP00760095A patent/JP3608238B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002213767A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| JP2002276991A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-25 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| CN105444397A (zh) * | 2015-12-07 | 2016-03-30 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器及其室内机 |
| CN105890052A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-08-24 | 广东美的制冷设备有限公司 | 壁挂式空调室内机和壁挂式空调器 |
| CN105890051A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-08-24 | 广东美的制冷设备有限公司 | 壁挂式空调室内机和壁挂式空调器 |
| CN105890052B (zh) * | 2016-06-17 | 2019-03-08 | 广东美的制冷设备有限公司 | 壁挂式空调室内机和壁挂式空调器 |
| CN105890051B (zh) * | 2016-06-17 | 2019-03-08 | 广东美的制冷设备有限公司 | 壁挂式空调室内机和壁挂式空调器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3608238B2 (ja) | 2005-01-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040618 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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