JP2000274725A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機

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JP2000274725A
JP2000274725A JP11075322A JP7532299A JP2000274725A JP 2000274725 A JP2000274725 A JP 2000274725A JP 11075322 A JP11075322 A JP 11075322A JP 7532299 A JP7532299 A JP 7532299A JP 2000274725 A JP2000274725 A JP 2000274725A
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JP
Japan
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locking
air conditioner
heat exchanger
locking member
air
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JP11075322A
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English (en)
Inventor
Tomomi Takahashi
知巳 高橋
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機としての性能を低下させることな
く、材料の無駄使いを無くすことのできる空気調和機の
室内機を提供することを目的としている。 【解決手段】 ケーシング9の送風ファン7より上方に
位置する背面側を切欠すると共に、室内熱交換器6の両
側に備える側板12に係止片13aを後部に形成した係
止部材13をそれぞれ取り付け、同係止片を前記切欠部
9aを通して据付板14の係止部14aに係止させるよ
うにしたので、従来必要であったケーシングの上部(9
a)が不要となり、その不要となった部分の材料が削減
されるとともに、係止片を室内熱交換器の側板とは別体
で形成した係止部材に設けたので、その材料に断熱材を
使用することが可能となり、空気調和機としての性能を
低下させることなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室内
機に係わり、とくに、壁に固定された据付板に係止する
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内機には、例えば図3に
示すようなものがある。この室内機は筐体21の上部に
形成された吸込口22と下部に形成された吹出口23と
を結ぶ空気通路24にエアフィルタ25と、室内熱交換
器26と、同室内熱交換器26により熱交換された空気
を前記吹出口23へ送出する送風ファン(クロスフロー
ファン)27が配置され、室内への風向は前記吹出口2
3に設けられた風向調節板28により調節されるように
なっている。前記室内熱交換器26は、その前面を空気
通路24の前方に傾斜させた上部熱交換器26aと、こ
の上部熱交換器26aの上部に連設して空気通路24の
後方に傾斜させた後部熱交換器26bと、前記上部熱交
換器26aの下部に連設してほぼ垂直に立設した下部熱
交換器26cとからなっている。空気通路24を形成す
るケーシング29には上部露受30、下部露受31など
と共に、図示されていないが室内熱交換器26を固定す
るためのボスその他が形成されており、背面上部には壁
面32に固定された据付板33に形成されている係止係
止部34に係止させる係止片35が設けられている。と
ころで、この種の室内機では上述したように、空気通路
24を構成するケーシング29の背面上部に係止片35
を設け、この係止片35を壁面32に固定された据付板
33の係止部34に係止させるようになっている。しか
し、後部熱交換器26bの後方に形成されている空隙部
は室内空気の流通経路に過ぎず、また、外観上も見えな
い位置にあるため、ケーシング29で囲む必要はなく、
この室内空気の流通経路を形成するケーシング29の背
面部の材料は無駄なものであった。
【0003】そこで、図4に示すように、前記後部熱交
換器26bの側板12を後方に延出し、その先端に係止
片15を形成するようにした技術が特開平8−2007
98で開示されている。この技術は、空気通路24を構
成するケーシング29の背面上部に係止片35を設ける
必要がないため、材料費は削減できるが、後部熱交換器
26bの側板12に設けた係止片15が据付板33の係
止部34に係止されるため、後部熱交換器26bの熱が
側板12から据付板33に伝導してしまうため、空気調
和機としての性能を劣化してしまうという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、空気調和機としての性能を低下させるこ
となく、材料の無駄使いを無くすことのできる空気調和
機の室内機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、筐体前面上部に形成した吸込口と、前面下
部に形成した吹出口とを結ぶ空気通路に、エアフィルタ
と、室内熱交換器と、同室内熱交換器により熱交換され
た空気を前記吹出口へ送出する送風ファンとを設けると
共に、前記吹出口に室内への風向を調節する風向調節板
を設け、前記空気通路を形成するケーシングの上方背面
側に係止片を設け、同係止片を壁面に固定された据付板
の係止部に係止させるようにしてなるものにおいて、前
記ケーシングの前記送風ファンより上方に位置する背面
側を切欠すると共に、室内熱交換器の両側に前記係止片
を後部に形成した係止部材を設け、同係止部材の後部係
止片を同切欠部を通して前記据付板の係止部に係止させ
るようにした空気調和機の室内機としている。
【0006】前記係止部材が、室内熱交換器の両側に備
える側板にそれぞれ取り付けられてなる空気調和機の室
内機としている。
【0007】前記係止部材の係止片に、前記据付板の係
止部に形成された位置決め部に対応して左右の位置決め
をする位置決めリブを設けた空気調和機の室内機として
いる。
【0008】前記係止部材に、前記室内熱交換器の両側
から後方に延びる延出部を設け、同延出部が前記吸込口
より吸い込まれた空気の通風路を形成してなる空気調和
機の室内機としている。
【0009】前記係止部材の上部に、前記吸込口を形成
する筐体に備える係止爪を係止する係止部を設けた空気
調和機の室内機としている。
【0010】前記筐体に備える係止爪を係止する係止部
が、前記係止片の上方に突出して凸条に形成されてなる
空気調和機の室内機としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以上のように、本発明の空気調和
機の室内機においては、ケーシングの送風ファンより上
方に位置する背面側を切欠すると共に、室内熱交換器の
両側に備える側板に係止片を後部に形成した係止部材を
それぞれ取り付け、同係止部材の後部係止片を前記切欠
部を通して据付板の係止部に係止させるようにしたの
で、従来必要であったケーシングの上部背面側が不要と
なり、その材料が削減されるとともに、係止片を室内熱
交換器の側板とは別体で形成した係止部材に設けたの
で、その材料に断熱材を使用することが可能となり、空
気調和機としての性能を低下させることなくなる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機の室内機を詳細に説明する。図1は本発明による空気
調和機の室内機の一実施例を示す用部側断面図、図2は
同用部拡大図である。図において、1は筐体、2は筐体
1の上部に設けた室内空気の吸込口、3は筐体1の下部
に設けた吹出口であり、この吸込口2の後方下部に係止
爪1aが設けられている。吸込口2と吹出口3を結ぶ空
気通路4には着脱自在なエアフィルタ5と、室内熱交換
器6と送風ファン(クロスフローファン)7が配置さ
れ、吹出口3には室内への風向を調節する風向調節板8
が設けられている。前記室内熱交換器6は、その前面を
空気通路4の前方に傾斜させた上部熱交換器6aと、こ
の上部熱交換器6aの上部に連設して空気通路4の後方
に傾斜させた後部熱交換器6bと、前記上部熱交換器6
aの下部に連設してほぼ垂直に立設した下部熱交換器6
cとからなっている。空気通路4を形成するケーシング
9には上部露受10、下部露受11などと共に、図示さ
れていないが室内熱交換器6を固定するためのボスその
他が形成されている。
【0013】前記送風ファン7より上方に位置するケー
シング9の背面側(図1の破線で示す部分)9aを切欠
して樹脂の使用量を減らす一方、後部熱交換器6bの左
右に設けられた側板12に、同側板12とは別体に樹脂
で形成され、その後部に先端を下方に略直角に折曲した
係止片13aを形成した係止部材13をネジ50で取付
け、同係止片13aを壁面32に固定されている据付板
14の係止部14aに係止するようにしている。この係
止片13aには前記据付板14の係止部14aに形成さ
れ、左右位置決め用に切欠した位置決め部14bに対応
する位置決めリブ13a1が形成されている。この係止
部材13の上部には上方に突出して凸条に形成した係止
部13bを設け、同係止部13bに前記筐体1の吸込口
2の後方下部に備える係止爪1aを係止するようにして
いる。また、この係止部材13には前記後部熱交換器6
bの両側から後方に延出される延出部13cを設け、同
延出部13cと前記据付板14とで前記吸込口2より吸
い込まれた空気を前記後部室内熱交換器6bに導く通風
路を形成するようにしている。以上のように構成したの
で、後部熱交換器6bの温度が据付板14に伝導され、
空気調和機の性能を低下させることなく、ケーシングに
使用する材料を減らすことができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機の室内機によれば、ケーシングの送風ファンより
上方に位置する背面側を切欠すると共に、室内熱交換器
の両側に備える側板に係止片を後部に形成した係止部材
をそれぞれ取り付け、同係止片を前記切欠部を通して据
付板の係止部に係止させるようにしたので、従来必要で
あったケーシングの上部が不要となり、その不要となっ
た部分の材料が削減されるとともに、係止片を室内熱交
換器の側板とは別体で形成した係止部材に設けたので、
その材料に断熱材を使用することが可能となり、空気調
和機としての性能を低下させることなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の室内機の一実施例を
示す要部側断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の室内機の一実施例を
示す要部拡大図である。
【図3】従来の空気調和機の室内機の一例を示す要部側
断面図である。
【図4】従来の空気調和機の室内機の他の例を示す要部
側断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 1a 係止爪 2 吸込口 3 吹出口 4 空気通路 5 エアフィルタ 6 室内熱交換機 6a 上部熱交換機 6b 後部熱交換機 6c 下部熱交換機 7 送風ファン(クロスフローファン) 8 風向調節板 9 ケーシング 10 上部露受 11 下部露受 12 側板 13 係止部材 13a 係止片 13a1 位置決めリブ 13b 係止部 13c 延出部 14 据付板 14a 係止部 14b 位置決め部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体前面上部に形成した吸込口と、前面
    下部に形成した吹出口とを結ぶ空気通路に、エアフィル
    タと、室内熱交換器と、同室内熱交換器により熱交換さ
    れた空気を前記吹出口へ送出する送風ファンとを設ける
    と共に、前記吹出口に室内への風向を調節する風向調節
    板を設け、前記空気通路を形成するケーシングの上方背
    面側に係止片を設け、同係止片を壁面に固定された据付
    板の係止部に係止させるようにしてなるものにおいて、 前記ケーシングの前記送風ファンより上方に位置する背
    面側を切欠すると共に、室内熱交換器の両側に前記係止
    片を後部に形成した係止部材を設け、同係止部材の後部
    係止片を同切欠部を通して前記据付板の係止部に係止さ
    せるようにしたことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 【請求項2】 前記係止部材が、室内熱交換器の両側に
    備える側板にそれぞれ取り付けられてなることを特徴と
    する請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 【請求項3】 前記係止部材の係止片に、前記据付板の
    係止部に形成された位置決め部に対応する位置決めリブ
    を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の空気調和機の室内機。
  4. 【請求項4】 前記係止部材に、前記室内熱交換器の両
    側から後方に延びる延出部を設け、同延出部が前記吸込
    口より吸い込まれた空気の通風路を形成するようにした
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調
    和機の室内機。
  5. 【請求項5】 前記係止部材の上部に、前記吸込口を形
    成する筐体に備える係止爪を係止する係止部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調和
    機の室内機。
  6. 【請求項6】 前記係止部が、前記係止部材の上方に突
    出して凸条に形成されてなることを特徴とする請求項5
    記載の空気調和機の室内機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003004292A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室内機
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CN109442717A (zh) * 2018-10-26 2019-03-08 珠海格力电器股份有限公司 一种进风面板、空调室内机和空调器

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